JP2018198023A - トイレ監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】病院等の施設において、トイレで発生した異常事態を早期に検知することができ、当該異常事態に対して迅速に対処することができるトイレ監視システムを提供すること。【解決手段】トイレ監視システムは、防災センター10を有する施設のトイレに適用されるものであり、防災センター10に設けられた制御装置および警報装置14と、トイレの個室の扉に設置され、扉の鍵の開閉状態を示す信号を制御装置に出力する鍵センサ24と、を備え、制御装置が、扉の鍵の閉状態が所定時間継続した場合に、警報装置14を介して警報を発する。【選択図】図1
Description
本発明は、トイレ監視システムに関する。
従来、病院等の施設のトイレには、個室内や手洗い器付近に呼出ボタンが設置されており、トイレの利用者に何らかの異常事態が発生した場合、この呼出ボタンを押すことにより、看護師や警備員が駆け付ける運用がなされている。例えば特許文献1には、トイレ内に非常呼出ボタンを設置した呼出システムが開示されている。
しかしながら、特許文献1で開示された呼出システムでは、例えば利用者が、トイレ内で呼出ボタンを押すことなく転倒したり、あるいは意識を喪失したりした場合、このような事態を検知することができないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって病院等の施設において、トイレで発生した異常事態を早期に検知することができ、当該異常事態に対して迅速に対処することができるトイレ監視システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るトイレ監視システムは、防災センターを有する施設のトイレに適用されるトイレ監視システムであって、前記防災センターに設けられた制御装置および警報装置と、前記トイレの個室の扉に設置され、前記扉の鍵の開閉状態を示す信号を前記制御装置に出力する鍵センサと、を備え、前記制御装置は、前記扉の鍵の閉状態が所定時間継続した場合に、前記警報装置を介して警報を発することを特徴とする。
本発明によれば、トイレの個室の扉の開閉状態を常時把握することが可能であるため、トイレで発生した異常事態を早期に検知することができ、当該異常事態に対して迅速に対処することができる。
以下、本発明の実施形態に係るトイレ監視システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るトイレ監視システムは、病院等の施設のトイレに適用されるシステムであり、病院内に設けられた既設の呼出表示システムに組み込まれる形で設けられる。以下では、まず病院の呼出表示システムの説明をした上で、本実施形態に係るトイレ監視システムの説明を行う。
病院の呼出表示システムでは、図1に示すように、防災センター10に制御器11、サーバ12、モニタ13および警報装置14が、外来用トイレ20にトイレ用呼出ボタン21、廊下灯22および復旧ボタン23が、外来ブロック30にトイレ用呼出ボタン31、廊下灯32、復旧ボタン33および呼出表示器34が、外来患者用受付40に緊急呼出ボタン41およびアンテナ42が設けられている。なお、前記した「外来ブロック」とは、病院の中で外来患者が利用するエリアを指し、「外来患者用受付」には、例えば病院の総合受付、薬局受付、入院受付が含まれる。
また、防災センター10の制御器11と、外来用トイレ20の廊下灯22、外来ブロック30の呼出表示器34および外来患者用受付40のアンテナ42とは、信号線で接続されており、信号の入出力が可能となっている。なお、復旧ボタン23,33は、廊下灯22,32を消灯するためのボタンである。また、防災センター10に設けられた制御器11およびサーバ12は、本実施形態における制御装置として機能する。従って、以降の説明では、制御器11およびサーバ12をまとめて「制御装置」と表記する。
このような呼出表示システムでは、例えば外来用トイレ20の利用者に異常事態が発生し、当該利用者によってトイレ用呼出ボタン21が押されると、制御装置によって廊下灯22を点灯させ、周囲にいる人(例えば病院関係者や外来患者)に対して異常事態を報知する。また同時に、制御装置は、モニタ13を介して警告を表示したり、あるいは警報装置14を介して警報を発したりすることにより、防災センター10にいる警備員に対して異常事態を報知する。
また、呼出表示システムでは、例えば外来ブロック30のトイレの利用者に異常事態が発生し、当該利用者によってトイレ用呼出ボタン31が押されると、制御装置によって廊下灯22を点灯させ、周囲にいる人に対して異常事態を報知する。また同時に、制御装置は、例えば呼出表示器34を介して、周囲にいる人に対して異常事態を報知する。
さらに、呼出表示システムでは、外来患者用受付40で異常事態が発生し、無線式の緊急呼出ボタン41が押されると、アンテナ42を介して防災センター10の制御器11に呼出信号が出力される。これを受けて、制御装置は、モニタ13を介して警告を表示したり、あるいは警報装置14を介して警報を発したりすることにより、防災センター10にいる警備員に対して異常事態を報知する。
本実施の形態に係るトイレ監視システムは、上記のような呼出表示システムに組み込まれて運用される。トイレ監視システムは、具体的には、制御器11およびサーバ12からなる制御装置と、モニタ13と、警報装置14と、鍵センサ24と、から構成される。
鍵センサ24は、例えばマグネットセンサ等で構成されており、図2に示すように、外来用トイレ20に設けられた各個室の扉25に設置されている。この鍵センサ24は、防災センター10の制御器11と信号線で接続されており、扉25の鍵の開閉状態を示す信号を、制御器11に対して出力可能に構成されている。これにより、制御装置は、個室ごとの鍵の開閉状態を一括管理する。
制御装置は、外来用トイレ20の個室に入ったまま出てこない残留者がいる場合、防災センター10に異常事態を報知する。すなわち制御装置は、扉25の鍵の閉状態が所定時間継続している場合、モニタ13を介して警告を表示したり、あるいは警報装置14を介して警報を発したりすることにより、防災センター10の警備員に対して異常事態を報知する。なお、扉25の鍵の閉状態の継続時間は、状況に応じて任意の長さに設定することができる。
以上のような構成を備えるトイレ監視システムによれば、外来用トイレ20の個室の扉25の開閉状態を常時把握することが可能であるため、トイレ用呼出ボタン21が押されていない状況においても、外来用トイレ20の個室内で発生した異常事態を早期に検知することができ、当該異常事態に対して迅速に対処することができる。
以上、本発明に係るトイレ監視システムについて、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、図1および図2では、外来用トイレ20の個室の扉25に鍵センサ24を設置することにより、外来用トイレ20に本実施形態に係るトイレ監視システムを構築した例について説明したが、例えば外来ブロック30のトイレの個室の扉に鍵センサ24を設置することにより、トイレ監視システムを外来ブロック30まで拡大してもよい。
また、図1では、本実施形態に係るトイレ監視システムが病院に適用される例について説明したが、トイレ監視システムは、その他にも、老人ホームのトイレや公衆トイレ等にも適用可能である。
10 防災センター
11 制御器
12 サーバ
13 モニタ
14 警報装置
20 外来用トイレ
21 トイレ用呼出ボタン
22 廊下灯
23 復旧ボタン
24 鍵センサ
25 扉
30 外来ブロック
31 トイレ用呼出ボタン
32 廊下灯
33 復旧ボタン
34 呼出表示器
40 外来患者用受付
41 緊急呼出ボタン
42 アンテナ
11 制御器
12 サーバ
13 モニタ
14 警報装置
20 外来用トイレ
21 トイレ用呼出ボタン
22 廊下灯
23 復旧ボタン
24 鍵センサ
25 扉
30 外来ブロック
31 トイレ用呼出ボタン
32 廊下灯
33 復旧ボタン
34 呼出表示器
40 外来患者用受付
41 緊急呼出ボタン
42 アンテナ
Claims (1)
- 防災センターを有する施設のトイレに適用されるトイレ監視システムであって、
前記防災センターに設けられた制御装置および警報装置と、
前記トイレの個室の扉に設置され、前記扉の鍵の開閉状態を示す信号を前記制御装置に出力する鍵センサと、
を備え、
前記制御装置は、前記扉の鍵の閉状態が所定時間継続した場合に、前記警報装置を介して警報を発することを特徴とするトイレ監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017103277A JP2018198023A (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | トイレ監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017103277A JP2018198023A (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | トイレ監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018198023A true JP2018198023A (ja) | 2018-12-13 |
Family
ID=64663862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017103277A Pending JP2018198023A (ja) | 2017-05-25 | 2017-05-25 | トイレ監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018198023A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014213186A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 株式会社Nttファシリティーズ | トイレシステム |
JP2014214594A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 株式会社Nttファシリティーズ | トイレシステム |
-
2017
- 2017-05-25 JP JP2017103277A patent/JP2018198023A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014213186A (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-17 | 株式会社Nttファシリティーズ | トイレシステム |
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