JP2018197078A - 操舵支援装置、操舵支援方法及びプログラム - Google Patents

操舵支援装置、操舵支援方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自動車の操舵支援において、支援効果を確保しつつ、ドライバの違和感を低減する。【解決手段】操舵支援装置10は、自車両の目標軌道に応じた目標操舵角θ*を算出する目標操舵角算出部23と、前記自車両の操舵角θと前記目標操舵角との差の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクを算出する操舵支援トルク算出部24と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、操舵支援装置、操舵支援方法及びプログラムに関する。
ドライバが自ら運転し、演算装置が算出した操舵トルクでドライバの操舵を支援する協調運転に関する技術として、以下の技術が知られている。
例えば、特許文献1には、走行中の車の前方道路の車線状態を知る第1の手段と、自車の道路車線に対する現在の位置関係を知る第2の手段と、第1、第2の手段の出力から前方道路車線に対する自車の位置関係を維持するために必要な操舵量を算出する第3の手段と、現在の操舵量を検出する第4の手段と、第3の手段が算出した操舵量と第4の手段が検出した操舵量との差分が少なくなるように操向装置を駆動する第1の駆動手段とからなる車両の操舵角補正装置が記載されている。
また、非特許文献1には、算出されたステアリングホイールの目標操舵角と実際の操舵角との差に応じてステアリングホイールに操舵支援トルクを発生させることが記載されている。
特開平9−128699号公報
BMW Heading control J.P. Pauwelussen: " Vehicle performance" -1999 - Technology & Engineering
上記の特許文献1及び非特許文献1に記載の技術は、いずれも、いわゆる「自動運転」を行う場合の計算と同様の計算を行って、自動車の目標軌道を走行するための目標操舵角を計算するものである。従って、例えば、システムが算出した目標軌道が車線中央である場合、自動車が車線中央を走行するように操舵支援トルクがステアリングホイールに加えられる。上記の特許文献1及び非特許文献1に記載の技術は、主に高速道路を走行することを前提としており、一般道路の交差点での右左折等については記されていない。しかしながら、そのコンセプトに従えば、交差点での右左折でも、システムによって算出された目標軌道を追従させるように操舵支援トルクがステアリングホイールに加えられるものと考えられる。
しかしながら、人間の運転には個人差があり、また同一ドライバでも目標とする走行軌道にはばらつきが生じる。従って、システムによって算出された目標軌道と、ドライバが定めた目標軌道とが完全に一致することはない。従来の協調運転システムにおいては、演算装置によって算出された目標軌道にドライバを誘導するように操舵支援トルクが発生する。ドライバは、この操舵支援トルクを感じながら、システムが「適切」と決めた目標軌道を追従するように誘導され操舵を行うことになる。
発明者らの実験によって、操舵支援トルクが大きければ、ドライバはシステムが定めた目標軌道に確実に誘導され、走行軌道にばらつきが生じないことが確認されている。一方、操舵支援トルクが小さいと、目標軌道からのばらつきは大きくなり、支援効果は低減する。しかし、交通状況によっては、システムが「適切」と定めた目標軌道が、ドライバにとっては適切とはいえない場合がある。例えば、対面通行の片側一車線の道路において、大型トラックが対向車線を絶え間なく走行しているような状況では、ドライバは、車線中央よりもやや左側を走行したいと感じる。システムが「適切」と定めた目標軌道が車線中央である場合、ドライバが車線左寄りを走行しようとすると、定常的に操舵支援トルクがステアリングホイールに付加され、ドライバは、これに抗って操舵を行うことになるので、車両を直進状態に維持することが困難となる。
また、交差点を右折する場合において、対向車がいる場合には、対向車が交差点に進入する前に、交差点内側をショートカットして走行する場合もある。このように、ドライバの目標軌道は交通環境によって変化するものと考えられるが、システムが交通環境に応じて目標軌道を変更しない限り、ドライバは、操舵支援トルクに抗って操舵を行うことになり、違和感を伴う。
また、従来の操舵支援技術によれば、左右のカーブが連続する道路を走行する場合には、操舵支援トルクが大きいと、カーブ出口でハンドルが中央へ戻ろうとするいわゆるセルフアライニングトルクも操舵支援トルクによって補償されるので、ドライバは、手放しに近い状態で運転可能となる。このような場合には、ドライバは「自動運転」と勘違いし、システムを過信し、システムに運転を依存してしまうおそれがある。
また、仮にシステムが定めた目標軌道と、ドライバが定めた目標軌道とが一致した場合でも、自動車の横変位は操舵角の二階積分で発生するため、同じ軌道を走行するためのハンドル操作方法は無限に存在する。従って、システムが定めた目標操舵角と、ドライバの操舵角とを一致させることは困難である。特に、システムとドライバとの間で操舵角速度まで一致させることは困難である。従って、システムが定めた目標軌道にドライバを誘導するように定常的に操舵支援トルクを発生させる従来の操舵支援技術によれば、ドライバが違和感を覚えることが多かった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、自動車の操舵支援において、支援効果を確保しつつ、ドライバの違和感を低減することを目的とする。
本発明に係る操舵支援装置は、自車両の目標軌道に応じた目標操舵角を算出する目標操舵角算出部と、前記自車両の操舵角と前記目標操舵角との差の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクを算出する操舵支援トルク算出部と、を含む。
前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率が大きくなる程、大きくなるように前記操舵支援トルクを算出してもよい。この場合、前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率の増加に対して前記操舵支援トルクの大きさを飽和させてもよい。また、前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率が所定値よりも大きい場合に、前記操舵支援トルクの大きさを前記時間変化率の増加に伴って小さくしてもよい。
前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率がゼロの場合に、前記操舵支援トルクの大きさをゼロとしてもよい。
本発明に係る操舵支援装置は、前記自車両の前方を撮影し、画像データを生成するカメラと、前記画像データに基づいて、前記自車両の姿勢を算出する姿勢検出部と、前記姿勢算出部によって算出された前記自車両の姿勢に基づいて前記目標軌道を算出する目標軌道算出部と、前記自車両の操舵角を検出する操舵角センサと、前記操舵支援トルク算出部によって算出された大きさの操舵支援トルクを発生させるモータと、を更に含み得る。
本発明に係る操舵支援装置は、操舵トルクを検出するトルクセンサを更に含み得る。この場合、前記操舵支援トルク算出部は、前記トルクセンサによって検出された操舵トルクの大きさが所定値を超えた場合に、前記操舵支援トルクの大きさをゼロとしてもよい。
本発明に係るプログラムは、コンピュータを、上記の操舵支援装置における前記操舵支援トルク算出部として機能させるためのプログラムである。
本発明に係る操舵支援方法は、自車両の操舵角を検出するステップと、自車両の目標軌道に応じた目標操舵角を算出するステップと、前記操舵角と前記目標操舵角との差の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクを算出するステップと、を含む。前記時間変化率が大きくなる程、大きくなるように前記操舵支援トルクを算出してもよい。
本発明によれば、自動車の操舵支援において、支援効果を確保しつつ、ドライバの違和感を低減することが可能となる。
本発明の実施形態に係るステアリングシステムの構成の一例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る操舵支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る操舵支援トルク算出部によって実施される処理を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る操舵支援トルク算出部におけるゲインの周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態に係る操舵支援トルク算出部における位相の周波数特性を示す図である。 本発明の実施形態に係るコンピュータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る操舵支援装置において実施される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る操舵支援装置の動作の一例を時間領域で示したグラフである。 比較例に係る操舵支援トルク制御の一例を時間領域で示したグラフである。 本発明の他の実施形態に係る操舵支援装置の動作の一例を時間領域で示したグラフである。 本発明の他の実施形態に係る操舵支援トルク算出部におけるゲインの周波数特性を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る操舵支援トルク算出部における位相の周波数特性を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る操舵支援装置の構成を示すブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る操舵支援装置において実施される処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るステアリングシステムの構成の一例を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与し、重複する説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10(図2参照)が適用される、電動パワーステアリング機構を備えたステアリングシステム100の構成の一例を模式的に示す図である。ステアリングシステム100は、ステアリングホイール101、ステアリングシャフト102、ラックアンドピニオン式ステアリングギア103、サイドロッド104、ナックルアーム105、操舵角センサ110、トルクセンサ120、モータ130及びギア131、132を含んで構成されている。ステアリングホイール101の回転は、ステアリングシャフト102、ラックアンドピニオン式ステアリングギア103を介してサイドロッド104の並進運動に変換され、更に、ナックルアーム105によってタイヤ140の回転に変換される。ステアリングホイール101の回転は、例えば20分の1程度に減速されてタイヤ140の回転に変換される。
操舵角センサ110は、ステアリングシャフト102上に設けられており、ステアリングホイール101の回転角度、すなわち操舵角θを検出し、検出した操舵角θの大きさを示す操舵角検出信号を出力する。
トルクセンサ120は、ステアリングシャフト102上に設けられており、ステアリングシャフト102に生じる操舵トルクを検出し、検出した操舵トルクの大きさを示す操舵トルク検出信号を出力する。
モータ130は、トルクセンサ120から出力される操舵トルク検出信号に基づいて、ドライバによって印加される操舵トルクを減少させる方向に補助トルクを発生させる。すなわち、モータ130は、パワーステアリング機能を実現するための補助トルク発生手段として機能する。モータ130が発生させた補助トルクは、ギア131、132を介してステアリングシャフト102に伝達される。
本実施形態において、モータ130は、パワーステアリング機能を実現するための補助トルク発生手段として機能するだけでなく、自車両を目標軌道に誘導する協調運転を実現するための操舵支援トルク発生手段としても機能する。モータ130は、パワーステアリング機能を実現するための補助トルクとは独立に、協調運転を実現するための操舵支援トルクを発生させる。
図2は、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10の構成を示すブロック図である。操舵支援装置10は、カメラ11、操舵角センサ110、モータ130、モータ駆動回路135、姿勢算出部21、目標軌道算出部22、目標操舵角算出部23、操舵支援トルク算出部24を含んで構成されている。
カメラ11は、例えば、自動車のルームミラーの上部に取り付けられており、自車両の前方を継続的に撮影し、自車両の前方の路面を含む前方画像の画像データを生成する。
姿勢算出部21は、カメラ11から供給される画像データから、例えば、路面上の白線のエッジを検出することで、自車両が走行している車線を特定すると共に、当該車線に対する自車両の姿勢(位置及び向き)を算出する。なお、道路地図及び高精度GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いて自車両の姿勢を算出してもよい。車線に対する自車両の姿勢(位置及び向き)を算出する技術は公知であり、例えば、本発明者による下記の論文に関連する記載がある。
古性裕之,毛利宏,自動車線追従走行の検討 第2報:曲線部走行時の制御について,自動車技術会論文集,Vol.30,No.2,pp.105-111(1999)
目標軌道算出部22は、自車両が走行すべき目標軌道を算出する。目標軌道算出部22は、例えば、姿勢算出部21によって特定された車線の中央を走行する軌道を、自車両の目標軌道として定めてもよい。
目標操舵角算出部23は、目標軌道算出部22によって算出された目標軌道を追従するための操舵角を目標操舵角θとして算出する。なお、目標軌道を追従する目標操舵角を算出する技術は公知であり、例えば、本発明者による下記の論文に関連する記載がある。下記の論文には、ある時間経過後に前方の目標地点に到達するために必要な目標ヨーレイトを算出し、それを実現するように操舵する方法が記載されている。
古性裕之,風間恵介, 孕石泰丈,毛利宏“複数の前方注視点を用いた車線追従制御側の提案-定常旋回における定常偏差除去と減衰性向上が可能な車線追従制御則-”,自動車技術会論文集,Vol.45, No.2 (2014.3), pp.315-321
操舵支援トルク算出部24は、操舵角センサ110から出力される操舵角検出信号によって示される自車両の実際の操舵角θと、目標操舵角算出部23によって算出された目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率に基づいて、操舵支援トルクTを算出する。より具体的には、操舵支援トルク算出部24は、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθの時間変化率が大きくなる程、大きい値の操舵支援トルクTを算出する。操舵支援トルク算出部24によって算出された操舵支援トルクTの大きさを示すトルク指令値は、モータ駆動回路135に供給される。
モータ駆動回路135は、操舵支援トルク算出部24から供給されるトルク指令値に基づいて、モータ130を駆動する。モータ130は、モータ駆動回路135による制御の下で、操舵支援トルク算出部24によって算出された大きさの操舵支援トルクを発生させる。モータ130は、パワーステアリング機能を実現するための補助トルクとは独立に、操舵支援トルクを発生させる。
図3は、操舵支援トルク算出部24によって実施される操舵支援トルク算出処理を模式的に示す図である。操舵支援トルク算出部24は、操舵角θ及び目標操舵角θを制御入力とし、伝達関数Gを用いた演算処理を行うことで、操舵支援トルクTを算出する。具体的な伝達関数として、下記の(1)式を例示することができる。

(1)式において、Kは定常ゲイン、sはラプラス演算子、τは遅れ時定数、τは進み時定数であり、τ>τである。なお、定常ゲインKは操舵角に対して非線形であってもよい。
図4A及び図4Bは、それぞれ、(1)式に示す伝達関数の周波数応答を示すグラフであり、図4Aは、ゲイン(Δθが1°の場合に発生する操舵支援トルク)の周波数特性、図4Bは、位相の周波数特性である。図4Aに示すように、Δθ(=θ−θ)の周波数が高くなる程、ゲインは大きくなっている。すなわち、操舵支援トルク算出部24は、Δθの時間変化率が大きくなる程、大きい値の操舵支援トルクTを算出する。また、操舵支援トルク算出部24は、Δθの周波数変化に対して、操舵支援トルクTの大きさを飽和させる。すなわち、操舵支援トルクTには上限値が設定されており、Δθの時間変化率の増加に対して操舵支援トルクTの大きさが上限値を超えないように制御される。
操舵支援装置10を構成する姿勢算出部21、目標軌道算出部22、目標操舵角算出部23及び操舵支援トルク算出部24は、例えば、図5に示すコンピュータ200によって構成することができる。コンピュータ200は、バス210を介して相互に接続されたCPU(Central Processing Unit)201、主記憶装置202、補助記憶装置203、入出力部(I/O)204を含んで構成されている。カメラ11、操舵角センサ110及びモータ駆動回路135(図2参照)は、入出力部(I/O)204に接続される。
補助記憶装置203は、Hard Disk Drive(HDD)、solid state drive(SSD)、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置によって構成されている。補助記憶装置203には、コンピュータ200を、姿勢算出部21、目標軌道算出部22、目標操舵角算出部23及び操舵支援トルク算出部24としてそれぞれ機能させるための、姿勢算出プログラム211、目標軌道算出プログラム212、目標操舵角算出プログラム213及び操舵支援トルク算出プログラム214が記憶されている。
CPU201は、姿勢算出プログラム211、目標軌道算出プログラム212、目標操舵角算出プログラム213及び操舵支援トルク算出プログラム214を順次補助記憶装置203から読み出して主記憶装置202に展開し、上記の各プログラムが有する各処理を実行することで、姿勢算出部21、目標軌道算出部22、目標操舵角算出部23及び操舵支援トルク算出部24として機能する。なお、上記の各プログラムにより実現される機能は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の半導体集積回路によって実現することも可能である。
以下、操舵支援装置10の動作について説明する。図6は、操舵支援装置10において実施される処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1において、姿勢算出部21は、カメラ11から出力される前方画像の画像データを取得する。
ステップS2において、姿勢算出部21は、取得した画像データによって示される画像から、路面上の白線のエッジを検出することで、自車両が走行している車線を特定すると共に、車線に対する自車両の姿勢(位置及び向き)を算出する。
ステップS3において、目標軌道算出部22は、自車両が走行すべき目標軌道を算出する。目標軌道算出部22は、例えば、姿勢算出部21によって特定された車線の中央を走行する軌道を、自車両の目標軌道として定める。
ステップS4において、目標操舵角算出部23は、姿勢算出部21によって算出された自車両の姿勢(車線に対する自車両の位置及び向き)を加味して、目標軌道算出部22によって算出された目標軌道を追従するための操舵角を目標操舵角θとして算出する。
ステップS5において、操舵支援トルク算出部24は、操舵角センサ110から出力される操舵角検出信号によって示される操舵角θを取得する。
ステップS6において、操舵支援トルク算出部24は、取得した操舵角θと、目標操舵角算出部23によって算出された目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクTを算出する。具体的には、操舵支援トルク算出部24は、操舵角θ及び目標操舵角θを制御入力とし、(1)式に例示した演算処理を行うことで、操舵支援トルクTを算出する。操舵支援トルク算出部24によって算出された操舵支援トルクTの大きさを示すトルク指令値は、モータ駆動回路135に供給される。
ステップS7において、モータ駆動回路135は、操舵支援トルク算出部24によって算出された大きさの操舵支援トルクを発生させるべくモータ130を駆動する。これにより、ステアリングシャフト102及びステアリングホイール101を介して操舵支援トルクがドライバに伝達され、ドライバは目標軌道に導かれる。
図7は、操舵支援装置10の動作の一例を時間領域で示したグラフである。図7には、目標操舵角θが、1秒間に0°から1.0°に立ち上がり、その後、1.0°に維持される場合(定常旋回状態)が例示されている。目標操舵角θが変化する過渡状態においては、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率が大きくなる。本実施形態に係る操舵支援装置10によれば、Δθの時間変化率が大きくなる程(Δθの周波数が高くなる程)、大きい値の操舵支援トルクTが発生するので、目標操舵角θが変化する過渡状態において、比較的大きい操舵支援トルクTが発生する。ドライバは、比較的大きい操舵支援トルクTによって誘導されるように操舵を行う。これにより、実際の操舵角θが、目標操舵角θを追従するように変化する。
図7に示す例では、目標操舵角θが1°に向けて変化しているのに対して、ドライバの操舵角θは、目標操舵角θよりも大きい1.1°に向けて変化している。本実施形態に係る操舵支援装置10によれば、操舵角θが、目標操舵角θを上回るタイミングで、比較的大きな負方向の操舵支援トルクTが発生する。これにより、適切なタイミングでステアリングホイールの切り戻しをドライバに促すことができる。
また、本実施形態に係る操舵支援装置10によれば、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率が略ゼロとなる定常状態において、操舵支援トルクTは、(1)式における定常ゲインKに応じた一定値に維持される。この定常状態において発生する操舵支援トルクは、ドライバが違和感として感じない程度の大きさになるように定常ゲインKの値が設定されている。
ここで、従来の操舵支援技術によれば、以下の2つの原因によって、ドライバが違和感を覚えるものとなっていた。
第1の原因は、ドライバの目標軌道とシステムが算出する目標軌道とが異なることである。例えば、システムが算出する目標軌道が車線中央であるのに対して、ドライバは車線左寄りを走行したい場合がある。このような場合、従来の操舵支援技術によれば、車両の軌道を目標軌道に誘導するべく定常的に操舵支援トルクが発生することとなり、車両が直進状態であっても、ドライバは、ステアリングホイールに左回りのトルクを加え続けなければならない。
第2の原因は、ドライバの操舵角θとシステムが算出する目標操舵角θとが異なることである。例えば、ドライバとシステムとで運転の仕方が異なると、ドライバは違和感を覚える。車両の横変位は操舵角の二階積分で発生するため、同じ軌道を走行するためのハンドル操作方法は無限に存在する。従って、システムが定めた目標操舵角θと、ドライバの操舵角θとを一致させることは困難である。特に、システムとドライバとの間で操舵角速度まで一致させることは困難である。従って、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率が大きい高周波領域において操舵支援トルクが過大となると、ドライバの違和感が顕著となる。
本発明の実施形態に係る操舵支援装置10では、上記の第1の原因によるドライバの違和感を低減させるために、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率に応じて操舵支援トルクTの大きさを定めている。具体的には、Δθの時間変化率が大きくなる程、大きい値の操舵支援トルクTを発生させている。すなわち、操舵支援装置10は、図4Aに示すように、Δθの時間変化率が大きい高周波領域において、比較的大きい値の操舵支援トルクTを発生させ、Δθの時間変化率が小さい低周波領域において、比較的小さい値の操舵支援トルクTを発生させる。これにより、図7に示すように、目標操舵角θが変化する過渡状態において、比較的大きい値の操舵支援トルクTが発生するので、効果的な操舵支援を行うことができる。一方、Δθの時間変化率が小さくなる定常状態においては、操舵支援トルクTは小さい値に抑制されるので、ドライバの違和感を低減することができる。
本発明の実施形態に係る操舵支援装置10によれば、例えば、システムが算出する目標軌道が車線中央であり、ドライバの目標軌道が車線左寄りである場合に、定常状態において発生する操舵支援トルクTは、(1)式中の定常ゲインKに応じて定まる比較的小さい値に抑制される。これにより、ドライバの目標軌道と、システムが算出する目標軌道とが一致しない場合でも、車両を直進状態に保つためにドライバがステアリングホイールに加え続けなげればならない操舵トルクを小さくすることができ、ドライバの違和感を低減することができる。なお、後述するように、定常状態において発生する操舵支援トルクTをゼロとして、車両を直進状態に保つためにドライバがステアリングホイールに加え続けなげればならない操舵トルクをゼロとしてもよい。
このように、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10によれば、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率に応じて操舵支援トルクTが定まるので、操舵支援効果を確保しつつドライバの目標軌道とシステムが算出する目標軌道とが異なることに起因するドライバの違和感を低減させることができる。
また、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10では、上記の第2の原因によるドライバの違和感を低減させるために、Δθ(=θ−θ)の周波数変化に対して操舵支援トルクTの大きさを飽和させる。すなわち、操舵支援トルクTに上限値を設け、Δθの時間変化率の増加に対して操舵支援トルクTの大きさが上記の上限値を超えないように制御している。システムが定めた目標操舵角θと、ドライバの操舵角θとを一致させることは困難であり、Δθの高周波領域における操舵支援トルクTが過大となると、ドライバの違和感は顕著となる。Δθの時間変化率の増加に対して操舵支援トルクTを飽和させることで、ドライバの操舵角θとシステムが算出する目標操舵角θとが異なることに起因するドライバの違和感を低減させることができる。
また、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10によれば、目標操舵角θが変化する過渡状態において顕著な操舵支援トルクTが発生する一方、定常状態において操舵支援トルクTの大きさが抑制されるので、ドライバがシステムを過信してシステムに運転を依存してしまうリスクを低減することができる。
ここで、比較例として、操舵支援トルクTの大きさを、単純に操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)に比例させる場合について考える。この場合、伝達関数は、下記の(2)式で示される。
図8は、(2)式に示す伝達関数を用いた比較例に係る操舵支援トルク制御の一例を、時間領域で示したグラフである。操舵支援トルクTをΔθ(=θ−θ)に単純に比例させた場合、Δθが1°の場合に発生する操舵支援トルクTの大きさは、全周波数領域において、一定となる。従って、図8に示すように、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθが存在する限り、差分Δθに比例した大きさの操舵支援トルクTが発生する。比較例に係る制御によれば、十分な操舵支援効果を得るために(2)式におけるKを大きくすると、定常状態における操舵支援トルクTも大きくなり、ドライバの違和感が顕著となる。一方、ドライバの違和感を低減するために(2)式におけるKを小さくすると、十分な操舵支援効果が得られない。比較例に係る制御によれば、操舵支援効果を確保しつつドライバの違和感を低減することが困難である。また、操舵角θが、目標操舵角θを上回るタイミングで発生する負方向の操舵支援トルクTは、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10と比較して小さくなるので、ステアリングホイールの切り戻しをドライバに促す効果が低減する。
一方、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10によれば、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率が大きくなる高周波領域において顕著な操舵支援トルクTが発生し、Δθの時間変化率が小さくなる低周波領域において操舵支援トルクTの大きさが抑制されるので、操舵支援効果を確保しつつ、ドライバの違和感を低減させることができる。
[第2の実施形態]
操舵支援トルク算出部24は、下記の(3)式によって示される伝達関数を用いた演算処理を行って操舵支援トルクTを算出してもよい。(3)式において、Kは定常ゲイン、sはラプラス演算子、τは遅れ時定数、τは進み時定数であり、τ>τである。なお、定常ゲインKは操舵角に対して非線形であってもよい。
図9は、(3)式に示す伝達関数を用いて操舵支援トルクを発生させる場合の操舵支援装置10の動作の一例を時間領域で示したグラフである。図9には、目標操舵角θが、1秒間に0°から1.0°に立ち上がり、その後、1.0°に維持される場合(定常旋回状態)が例示されている。(3)式に示す伝達関数を用いた場合、操舵角θと目標操舵角θとの差分Δθ(=θ−θ)の時間変化率がゼロとなる定常状態において、操舵支援トルクTがゼロとなる。これにより、例えば、ドライバの目標軌道とシステムが算出する目標軌道とが一致しない場合に、車両を直進状態に保つためにドライバがステアリングホイールに加え続けなげればならないトルクをゼロとすることができる。これにより、ドライバの違和感を抑制する効果を促進させることができる。
[第3の実施形態]
操舵支援トルク算出部24は、下記の(4)式によって示される伝達関数を用いた演算処理を行って操舵支援トルクTを算出してもよい。

(4)式において、Kは定常ゲイン、sはラプラス演算子、τ及びτは遅れ時定数、τは進み時定数であり、τ>τ>τである。なお、定常ゲインKは操舵角に対して非線形にしてもよい。
図10A及び図10Bは、(4)式に示す伝達関数の周波数応答を示すグラフであり、図10Aは、ゲイン(Δθが1°の場合に発生する操舵支援トルク)の周波数特性、図10Bは、位相の周波数特性である。図10Aに示すように、Δθ(=θ−θ)の周波数が、ある一定値に達するまでの周波数帯において、周波数が高くなる程ゲインが大きくなっている。すなわち、本実施形態に係る操舵支援トルク算出部24は、ある一定値に達するまでの周波数帯において、Δθの時間変化率が大きくなる程、大きい値の操舵支援トルクTを算出する。また、本実施形態に係る操舵支援トルク算出部24は、Δθの周波数がある一定値を超える高周波領域において、周波数の増加に伴ってゲインを低下させる。すなわち、操舵支援トルク算出部24は、Δθの時間変化率が所定値よりも大きい場合に、操舵支援トルクTの大きさを、Δθの時間変化率の増加に伴って小さくする。これにより、ドライバの操舵角θとシステムが算出する目標操舵角θとが異なることに起因するドライバの違和感を低減させる効果を促進させることができる。
[第4の実施形態]
図11は、本発明の第4の実施形態に係る操舵支援装置10Aの構成を示すブロック図である。操舵支援装置10Aは、トルクセンサ120によって検出された操舵トルクを更に用いて操舵支援トルクTの制御を行う。
図12は、操舵支援装置10Aにおいて実施される処理の流れを示すフローチャートである。第4の実施形態に係る操舵支援装置10Aによれば、上記した第1の実施形態に係る操舵支援装置10において実施されるステップS1〜S7までの処理(図6参照)に加え、以下に説明するステップS8〜S10の処理が更に実施される。以下において、ステップS8〜ステップS10の処理について説明し、ステップS1〜S7については説明を省略する。
ステップS8において、操舵支援トルク算出部24は、トルクセンサ120から出力される操舵トルク検出信号によって示される操舵トルクtqを取得する。
ステップS9において、操舵支援トルク算出部24は、取得した操舵トルクtqの大きさが、所定の上限値tqmaxよりも大であるか否かを判定する。操舵支援トルク算出部24は、取得した操舵トルクtqの大きさが、上限値tqmaxよりも大であると判定した場合、処理をステップS10に移行する。例えばドライバが、操舵支援トルクTに抗って操舵を行っている場合において、この抗う操舵力が過大となった場合に、操舵トルクtqの大きさが上限値tqmaxよりも大となることが想定される。
ステップS10において、操舵支援トルク算出部24は、操舵支援トルクTの大きさをゼロとする。これにより、モータ130は操舵支援トルクの発生を停止させる。
一方、操舵支援トルク算出部24は、ステップS9の判定処理において、操舵トルクtqの大きさが、所定の上限値tqmaxよりも大ではないと判定した場合、処理をステップS7に戻す。これにより、ステップS6において算出された操舵支援トルクTによるモータ駆動が継続される。
本実施形態に係る操舵支援装置10Aによれば、操舵支援装置10Aによる操舵干渉が過大となった場合に、協調運転のための操舵支援トルクTの発生を停止させることができる。これにより、ドライバの違和感を低減させる効果を更に促進させることができる。
[第5の実施形態]
図13は、ステアバイワイヤ技術を適用したステアリングシステム100Aの構成の一例を模式的に示す図である。ステアリングシステム100Aは、ステアリングホイール101と、タイヤ140との間に機械的な結合部分を有さない点が、電動パワーステアリング機構を備えたステアリングシステム100(図1参照)と異なる。
ステアリングシステム100Aは、操舵力発生用モータ151及び転舵用モータ152を備える。ステアリングシステム100Aでは、通常走行において、コントローラ(図示せず)によって、ドライバの操舵角に応じて前輪舵角が発生するように転舵用モータ152が制御される。また、路面反力は、操舵力発生用モータ151で人工的に生成されて、ドライバに伝えられる。
ステアリングシステム100Aに、本発明の実施形態に係る操舵支援装置10または10Aを適用する場合、操舵力発生用モータ151を操舵支援トルク発生手段として用いることが可能である。
10、10A 操舵支援装置
11 カメラ
21 姿勢算出部
22 目標軌道算出部
23 目標操舵角算出部
24 操舵支援トルク算出部
100、100A ステアリングシステム
101 ステアリングホイール
102 ステアリングシャフト
103 ラックアンドピニオン式ステアリングギア
104 サイドロッド
105 ナックルアーム
110 操舵角センサ
120 トルクセンサ
130 モータ
135 モータ駆動回路
140 タイヤ
151 操舵力発生用モータ
152 転舵用モータ
200 コンピュータ
202 主記憶装置
203 補助記憶装置

Claims (10)

  1. 自車両の目標軌道に応じた目標操舵角を算出する目標操舵角算出部と、
    前記自車両の操舵角と前記目標操舵角との差の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクを算出する操舵支援トルク算出部と、
    を含む操舵支援装置。
  2. 前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率が大きくなる程、大きくなるように前記操舵支援トルクを算出する
    請求項1に記載の操舵支援装置。
  3. 前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率の増加に対して前記操舵支援トルクの大きさを飽和させる
    請求項2に記載の操舵支援装置。
  4. 前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率が所定値よりも大きい場合に、前記操舵支援トルクの大きさを前記時間変化率の増加に伴って小さくする
    請求項2に記載の操舵支援装置。
  5. 前記操舵支援トルク算出部は、前記時間変化率がゼロの場合に、前記操舵支援トルクの大きさをゼロとする
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の操舵支援装置。
  6. 前記自車両の前方を撮影し、画像データを生成するカメラと、
    前記画像データに基づいて、前記自車両の姿勢を算出する姿勢算出部と、
    前記姿勢算出部によって算出された前記自車両の姿勢に基づいて前記目標軌道を算出する目標軌道算出部と、
    前記自車両の操舵角を検出する操舵角センサと、
    前記操舵支援トルク算出部によって算出された大きさの操舵支援トルクを発生させるモータと、
    を更に含む請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の操舵支援装置。
  7. 操舵トルクを検出するトルクセンサを更に含み、
    前記操舵支援トルク算出部は、前記トルクセンサによって検出された操舵トルクの大きさが所定値を超えた場合に、前記操舵支援トルクの大きさをゼロとする
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の操舵支援装置。
  8. コンピュータを、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の操舵支援装置における前記操舵支援トルク算出部として機能させるためのプログラム。
  9. 自車両の操舵角を検出するステップと、
    自車両の目標軌道に応じた目標操舵角を算出するステップと、
    前記操舵角と前記目標操舵角との差の時間変化率に応じた大きさの操舵支援トルクを算出するステップと、
    を含む操舵支援方法。
  10. 前記時間変化率が大きくなる程、大きくなるように前記操舵支援トルクを算出する
    請求項9に記載の操舵支援方法。
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