JP2018197072A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトの面内剪断剛性の確保と軽量化の両立を図ることができる空気入りタイヤを得る。【解決手段】空気入りタイヤ10は、一方のビード部20から他方のビード部20に跨るカーカス16を含んで構成され、カーカス16の外側部が第1のゴム材料で構成されたサイドゴム層24で被覆されたタイヤケース25と、タイヤケース25のタイヤ径方向外側に配置される第2のゴム材料からなるトレッド36と、タイヤケース25とトレッド36との間に配置され、第1のゴム材料、及び第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂32で被覆された補強コード30が螺旋状に巻回されていると共に、タイヤ幅方向に隣接する一方の補強コード30の樹脂32と他方の補強コード30の樹脂32とが溶着されている単層のベルト26とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、螺旋状に巻回したコードを含んで構成されたベルトを備えた空気入りタイヤに関する。
自動車に装着する空気入りタイヤとしては、カーカスのタイヤ径方向外側にタイヤ周方向に対して傾斜したコードを含んで構成された2枚以上の傾斜ベルトプライと、傾斜ベルトプライのタイヤ径方向外側に配置された補強層等を備えた複数層からなるベルトを備えた構造が一般的である(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2013−244930号公報 特開2013−220741号公報
特許文献1、2の空気入りタイヤは、2枚以上の傾斜ベルトプライと、補強層を備えているため、カーカスのクラウン部の補強として必要な面内剪断剛性等を確保することは可能であるが、プライや補強層の層数が多いためタイヤの軽量化は困難となっている。
近年では、空気入りタイヤの軽量化等のニーズが高まっており、それに対応した空気入りタイヤが要望されている。
本発明は上記事実を考慮し、ベルトの面内剪断剛性の確保と軽量化の両立を図った空気入りタイヤの提供を目的とする。
請求項1に記載の空気入りタイヤは、一方のビード部から他方のビード部に跨るカーカスを含んで構成され、少なくとも前記カーカスのタイヤ幅方向の外側部が第1のゴム材料で被覆されたタイヤケースと、前記タイヤケースのタイヤ径方向外側に配置され第2のゴム材料からなるトレッドと、前記タイヤケースと前記トレッドとの間に配置され、コードを前記第1のゴム材料及び前記第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂で被覆して構成された樹脂被覆コードが螺旋状に巻回されていると共に、タイヤ幅方向断面で見てタイヤ幅方向に隣接する一方の前記樹脂被覆コードの前記樹脂と他方の前記樹脂被覆コードの前記樹脂とが一体的に接合されている単層のベルトと、を有する。
請求項1に記載の空気入りタイヤのベルトは、樹脂で被覆されたコードが螺旋状に巻回されていると共に、タイヤ幅方向に隣接する一方のコードを被覆した樹脂と他方のコードを被覆した樹脂とが一体的に接合された構成である。
また、ベルトは、カーカスの外側部を被覆する第1のゴム材料、及びトレッドを構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂がタイヤ幅方向に連続しているので、コード間にゴムが配置されたベルトに比較して高い面内剪断剛性を得ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記樹脂被覆コードは、前記カーカス側の内周面と、前記トレッド側の外周面とがベルト幅方向に変位している。
請求項2に記載の空気入りタイヤの樹脂被覆コードは、カーカス側の内周面と、トレッド側の外周面とがベルト幅方向に変位しており、カーカス側の内周面と、トレッド側の外周面とがベルト幅方向に変位していない樹脂被覆コード、言い換えれば、断面形状が矩形の樹脂被覆コードに比較して、樹脂被覆コードのタイヤ幅方向端の側面の長さを長く取ることが出来る。
このため、樹脂被覆コードを螺旋状に巻回したときに、ベルト幅方向の一方側の樹脂被覆コードのタイヤ幅方向側の側面と、他方側の樹脂被覆コードのタイヤ幅方向側の側面との接触面積、言い換えれば、接合による接合面積を増やすことができ、ベルト幅方向の一方側の樹脂被覆コードと他方側の樹脂被覆コードとの接合強度を高めることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、繊維またはコードを含んで構成され前記ベルトの端部を覆うレイヤーが設けられている。
ベルトは、コードを、トレッドを構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂で被覆した構成であるため、第2のゴム材料よりも剛性が高く、ベルトのタイヤ幅方向の端部と第2のゴム材料との間の剛性の差である剛性段差が大きくなるが、請求項3に記載の空気入りタイヤでは、ベルトの端部を繊維またはコードを含んで構成されるレイヤーで覆うことで、ベルトと第2のゴム材料との剛性段差を効果的に緩和させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ベルトのタイヤ径方向内周面には、前記第1のゴム材料、及び前記第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂からなる樹脂層が配置され、前記樹脂層は、前記コードを被覆した前記樹脂と一体的に接合されている。
請求項4に記載の空気入りタイヤでは、ベルトのタイヤ径方向内周面に、第1のゴム材料、及び第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂からなる樹脂層が、コードを被覆した樹脂と一体的に形成されているため、ベルトの面内剪断剛性を更に向上することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記ベルトのタイヤ幅方向に沿って計測した幅が、前記トレッドの接地幅の75%以上に設定されている。
請求項5に記載の空気入りタイヤでは、ベルトのタイヤ幅方向に沿って計測した幅を、トレッドの接地幅の75%以上に設定したので、ベルトがカーカスの外周部を拘束している幅を広くとることができる。ベルトでカーカスの外周部を拘束することで、空気入りタイヤをタイヤ軸線に沿った断面で見たときのトレッドの接地面を平坦にすることができ、ベルトのタイヤ幅方向に沿って計測した幅を、トレッドの接地幅の75%以上に設定することで、タイヤ幅方向に平坦とされたトレッドの接地面をタイヤ幅方向に十分に確保することができる。空気入りタイヤをタイヤ軸線に沿った断面で見たときのトレッドの接地面を平坦にすることで、トレッドの接地面が円弧形状とされた空気入りタイヤと比較して接地時のトレッドの変形が抑えられ、空気入りタイヤの転がり抵抗を低減することができる。
以上説明したように本発明の空気入りタイヤによれば、ベルトの面内剪断剛性の確保と軽量化の両立を図ることができる、という優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤを示すタイヤ回転軸に沿った断面図である。 第1の実施形態に係る空気入りタイヤのショルダー付近を示す拡大断面図である。 ベルト成形ドラムに樹脂被覆コードを巻き付ける工程を示す断面斜視図である。 第2の実施形態に係る空気入りタイヤのショルダー付近を示す拡大断面図である。 第3の実施形態に係る空気入りタイヤのショルダー付近を示す拡大断面図である。 第3の実施形態の変形例に係る空気入りタイヤのショルダー付近を示す拡大断面図である。 (A)〜(D)は、他の実施形態に係る樹脂被覆コードを示す断面図である。
[第1の実施形態]
図1、及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤ10について説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10は、例えば、乗用車に用いられる所謂ラジアルタイヤであり、ビードコア12が埋設された一対のビード部20を備え、一方のビード部20と他方のビード部20との間に、1枚のカーカスプライ14からなるカーカス16が跨っている。なお、図1は、空気入りタイヤ10の空気充填前の自然状態の形状を示している。
カーカスプライ14は、空気入りタイヤ10のラジアル方向に延びる複数本のコード(図示せず)をコーティングゴム(図示せず)で被覆して形成されている。即ち、本実施形態の空気入りタイヤ10は、所謂ラジアルタイヤである。カーカスプライ14のコードの材料は、例えば、PETであるが、従来公知の他の材料であっても良い。
カーカスプライ14は、タイヤ幅方向の端部分がビードコア12をタイヤ径方向外側に折り返されている。カーカスプライ14は、一方のビードコア12から他方のビードコア12に跨る部分が本体部14Aと呼ばれ、ビードコア12から折り返されている部分が折り返し部14Bと呼ばれる。
カーカスプライ14の本体部14Aと折返し部14Bとの間には、ビードコア12からタイヤ径方向外側に向けて厚さが漸減するビードフィラー18が配置されている。なお、空気入りタイヤ10において、ビードフィラー18のタイヤ径方向外側端18Aからタイヤ径方向内側の部分がビード部20とされている。
カーカス16のタイヤ内側にはゴムからなるインナーライナー22が配置されており、カーカス16のタイヤ幅方向外側には、第1のゴム材料からなるサイドゴム層24が配置されている。
なお、本実施形態では、ビードコア12、カーカス16、ビードフィラー18、インナーライナー22、及びサイドゴム層24によってタイヤケース25が構成されている。タイヤケース25は、言い換えれば、空気入りタイヤ10の骨格を成すタイヤ骨格部材のことである。
(ベルト)
カーカス16のクラウン部の外側、言い換えればカーカス16のタイヤ径方向外側には、ベルト26が配置されており、ベルト26はカーカス16の外周面に密着している。ベルト26は、複数本(本実施形態では2本)の補強コード30を樹脂32で被覆した樹脂被覆コード34に巻回することで形成されている。なお、ベルト26の製法方法は後述する。
ベルト26の補強コード30は、カーカスプライ14のコードよりも太く、かつ、強力(引張強度)が大きいものを用いることが好ましい。ベルト26の補強コード30は、金属繊維や有機繊維等のモノフィラメント(単線)、又はこれらの繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)で構成することができる。本実施形態の補強コード30は、スチールコードである。補強コード30としては、例えば、直径が0.225mmの“1×5”のスチールコードを用いることができるが、従来公知の他の構造のスチールコードを用いることもできる。
補強コード30を被覆する樹脂32には、サイドゴム層24を構成するゴム、及び後述するトレッド36を構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率の高い樹脂材料が用いられている。補強コード30を被覆する樹脂32としては、弾性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)、及び熱硬化性樹脂等を用いることができる。走行時の弾性と製造時の成形性を考慮すると、熱可塑性エラストマーを用いることが望ましい。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)等が挙げられる。
また、熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。さらに、熱可塑性樹脂材料としては、例えば、ISO75−2又はASTM D648に規定されている荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78°C以上、JIS K7113に規定される引張降伏強さが10MPa以上、同じくJIS K7113に規定される引張破壊伸び(JIS K7113)が50%以上、JIS K7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130°C以上であるものを用いることができる。
補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率(JIS K7113:1995に規定される)は、50MPa以上が好ましい。また、補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率の上限は、1000MPa以下とすることが好ましい。なお、補強コード30を被覆する樹脂32の引張弾性率は、200〜500MPaの範囲内が特に好ましい。
図1に示すように、本実施形態のベルト26の厚さ寸法tは、補強コード30の直径寸法よりも大きくすることが好ましい、言い換えれば、補強コード30が完全に樹脂32に埋設されていることが好ましい。ベルト26の厚さ寸法tは、空気入りタイヤ10が乗用車用の場合、具体的には、0.70mm以上とすることが好ましい。
ベルト26のタイヤ径方向外側には、第2のゴム材料からなるトレッド36が配置されている。トレッド36に用いる第2のゴム材料は、従来一般公知のものが用いられる。トレッド36には、排水用の溝37が形成されている。また、トレッド36のパターンも従来一般公知のものが用いられる。
タイヤ軸方向に沿って計測するベルト26の幅BWは、タイヤ軸方向に沿って計測するトレッド36の接地幅TWに対して75%以上とすることが好ましい。なお、ベルト26の幅BWの上限は、接地幅TWに対して110%とすることが好ましい。
ここで、トレッド36の接地幅TWとは、空気入りタイヤ10をJATMA YEAR BOOK(2016年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、静止した状態で水平な平板に対して回転軸が平行となるように配置し、最大の負荷能力に対応する質量を加えたときのものである。なお、使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
また、ベルト26の面内剪断剛性は、ゴム被覆で形成されたベルト以上であることが好ましい。
(空気入りタイヤの製造方法)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の製造方法の一例を説明する。
まず、公知のタイヤ成形ドラム(不図示)の外周に、ゴム材料からなるインナーライナー22、ビードコア12、ゴム材料からなるビードフィラー18、コードをゴム材料で被覆したカーカスプライ14、及びサイドゴム層24からなる未加硫のタイヤケース25を形成する。ここまでの製造方法は、従来通りである。
また、ベルト26は、2本の補強コード30を被覆用の樹脂32で被覆した樹脂被覆コード34(図2において、2点鎖線で図示。)を螺旋状に巻回して形成する。この樹脂被覆コード34の断面形状は矩形(横幅の長方形)である。
以下に、ベルト26の製造工程の一例を図3にしたがって説明する。
まず、ベルト成形ドラム40の近傍にコード供給装置42、加熱装置50、押付ローラ60、及び冷却ローラ70を移動可能に配置する。
コード供給装置42は、補強コード30を被覆用の樹脂32で被覆した樹脂被覆コード34を巻き付けたリール43と、このリール43から巻き出された樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周に案内するためのガイド部材44とを含んで構成されている。このガイド部材44は、筒状とされ、内部を樹脂被覆コード34が通過するようになっている。また、ガイド部材44の口部46からは、ベルト成形ドラム40の外周面に向かって樹脂被覆コード34が送り出される。
加熱装置50は、熱風を樹脂被覆コード34に吹き当てて、吹き当てた部分を加熱し溶融させるものである。なお、本実施形態では、電熱線(不図示)で加熱した空気をファン(不図示)で発生させた気流で吹出し口52から吹き出し、この吹き出した熱風を樹脂被覆コード34に吹き当てるようになっている。なお、加熱装置50の構成は、上記構成に限定されず、熱可塑性樹脂を加熱溶融できれば、どのような構成であってもよい。例えば、樹脂被覆コード34の側面に熱鏝を接触させて側面を加熱溶融させてもよく、輻射熱で加熱溶融させてもよく、赤外線を照射して加熱溶融させてもよい。
押付ローラ60は、後述する樹脂被覆コード34を ベルト成形ドラム40外周面に押し付けるものであり、押付力Fを調整できるようになっている。また、押付ローラ60のローラ表面には、溶融状態の樹脂材料の付着を防ぐための加工が施されている。そして、押付ローラ60は、回転自在となっており、樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周に押し付けている状態では、ベルト成形ドラム40の回転方向(矢印A方向)に対して従動回転するようになっている。
また、冷却ローラ70は、押付ローラ60よりもベルト成形ドラム40の回転方向下流側に配置され、樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周面に押し付けつつ、樹脂被覆コード34を冷却するものである。この冷却ローラ70は、押付ローラ60と同様に、押付力を調整でき、かつ、ローラ表面に溶融状態の樹脂材料の付着を防ぐための加工が施されている。さらに、冷却ローラ70は、押付ローラ60と同様に、回転自在となっており、樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周面に押し付けている状態では、ベルト成形ドラム40の回転方向(矢印A方向)に対して従動回転するようになっている。また、冷却ローラ70は、ローラ内部を液体(例えば、水など)が流通するようになっており、この液体の熱交換によりローラ表面に接触した部材(本実施形態では、樹脂被覆コード34)などを冷却することができる。なお、溶融状態の樹脂材料を自然冷却させる場合には、冷却ローラ70を省略してもよい。
次に、ベルト成形ドラム40を矢印A方向に回転させると共にコード供給装置42の口部46から樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周面に向けて送り出す。
そして、加熱装置50の吹出し口52から樹脂被覆コード34に向かって熱風を吹き出して加熱し樹脂32の表面を溶融させながら、樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40に付着させつつ、樹脂被覆コード34を押付ローラ60でベルト成形ドラム40の外周面に押し付ける。この押付ローラ60によって樹脂被覆コード34は、側部がタイヤ軸方向に膨出するように変形(押し潰しによる変形)して、樹脂32のタイヤ軸方向に隣接する側面同士が接触して溶着する。
その後、樹脂32の溶融部分は、冷却ローラ70に接触して固化され、隣接する樹脂被覆コード34同士の溶着が完了する。
このようにして、樹脂被覆コード34をベルト成形ドラム40の外周面に螺旋状に巻き付けると共に該外周面に押し付けていくことで、ベルト成形ドラム40の外周面にベルト26が形成される。なお、樹脂被覆コード34を螺旋状に巻き付けるには、コード供給装置42の口部46の位置を、タイヤケース17の回転に伴ってタイヤ軸方向に移動させたり、タイヤケース17をタイヤ軸方向に移動させたりすればよい。
次に、樹脂32が固化したベルト26をベルト成形ドラムから取り外し、タイヤ成形ドラムのタイヤケースの径方向外側に配置し、タイヤケースを拡張してタイヤケースの外周面、言い換えればカーカス16の外周面をベルト26の内周面に圧着する。
最後に、ベルト26の外周面に、一般の空気入りタイヤと同様に未加硫のトレッド36を貼り付け、生タイヤが完成する。
このようにして製造された生タイヤは、一般の空気入りタイヤと同様に加硫成形モールドで加硫成形され、空気入りタイヤ10が完成する。
(作用、効果)
次に、本実施形態の空気入りタイヤ10の作用、効果を説明する。
本実施形態の空気入りタイヤ10では、カーカス16のクラウン部が、螺旋状に巻回された補強コード30が樹脂32で被覆されたベルト26で補強されているため、従来タイヤの2枚以上のベルトプライから構成された複数層からなるベルトに比較して軽量となり、製造も簡単になる。
本実施形態のベルト26は、補強コード30を被覆している樹脂32の引張弾性率が50MPa以上とされ、厚みも0.7mm以上確保されているので、ベルト26のタイヤ幅方向の面内剪断剛性を十分に確保することができる。
ベルト26の面内剪断剛性が確保されることで、空気入りタイヤ10にスリップ角を付与した場合の横力を十分に発生させることができ、操縦安定性を確保することができ、また、応答性も向上させることができる。
また、ベルト26の面外曲げ剛性が確保されることで、空気入りタイヤ10に大きな横力が入力した際、トレッド36のバックリング(トレッド36の表面が波打って、一部が路面から離間する現象)を抑制することができる。
さらに、本実施形態の空気入りタイヤ10では、面内剪断剛性が高いベルト26を用いており、ベルト26の幅BWをトレッド36の接地幅TWの75%以上としているので、ショルダー39付近の剛性を高めることができる。
本実施形態の空気入りタイヤ10では、ベルト26が1層構造であるため、従来の2枚以上のベルトプライで構成した場合に比較して、ベルト26の厚みを薄くでき、その分トレッド36の厚みを厚くすることができ、かつ溝37の深さを深くすることができる。これにより、空気入りタイヤ10の寿命を延ばすことも可能となる。
空気入りタイヤ10におけるベルト26は、補強コード30が螺旋状に巻回され、周上で補強コード30がタイヤ径方向に重なる部分が無く、タイヤ周方向に厚さが均一となっているので、空気入りタイヤ10はユニフォミティーに優れたものとなる。
ベルト26の厚みt、言い換えれば樹脂32の厚みが0.7mm未満になると、樹脂32中に埋設する補強コード30を太くしてタガ効果を得ることができなくなる虞がある。
また、ベルト26の幅BWがトレッド36の接地幅TWに対して75%未満となると、ベルト26のタガ効果が不十分となったり、ショルダー39付近の騒音の発生を抑制することが困難になる虞がある。一方、ベルト26の幅BWがトレッド36の接地幅TWに対して100%を超えると、タガ効果としては頭打ち状態となり、ベルト26が必要以上となり、空気入りタイヤ10の重量増加を招く。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態に係る空気入りタイヤ10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10では、ベルト26のタイヤ幅方向の端部26A付近が、帯状のレイヤー38でタイヤ径方向外側から覆われている。レイヤー38は、少なくともベルト26におけるタイヤ幅方向最外側の補強コード30をタイヤ径方向外側から覆うことが好ましく、本実施形態では、タイヤ幅方向最外側から2番目の補強コード30までがレイヤー38で覆われている。また、レイヤー38は、ベルト26の端部26Aをタイヤ幅方向外側から覆うと共に、ベルト26の端部26Aからカーカス16の外周面に沿ってタイヤ幅方向外側に延び、カーカス16の外周面の一部を覆っている。なお、レイヤー38は、ベルト26、及びカーカス16に接合されている。
レイヤー38としては、例えば、複数本のコード(不図示)を平行に並べてゴムでコーティングしたものを用いることができる。レイヤー38に用いるコードとしては、例えば、有機繊維コード、スチールコードを挙げることができる。レイヤー38にスチールコードを用いる場合、ベルト26に用いるコードよりも曲げ剛性の低いもの、言い換えれば、ベルト26に用いるコードよりも細いものを用いる。なお、レイヤー38は、コードの代わりに、繊維等からなる織物、または不織布を用いてもよい。また、レイヤー38は、コード、織物、あるいは不織布を樹脂で被覆したものを用いてもよい。
更に、レイヤー38は、ゴム材料または樹脂材料のみで構成されていてもよい。この場合、レイヤー38を構成するゴム材料または樹脂材料は、補強コード30を被覆する樹脂32とサイドゴム層24を構成するゴム材料及びトレッド36を構成する第2のゴム材料との中間の引張弾性率を有するものを用いる。
剛性分布をタイヤ幅方向に見て、補強コード30が埋設されたベルト26とゴムのみからなるトレッド36との間では、剛性段差が大きい、言い換えれば、剛性の差が大きい。ベルト26の端部26A付近等、剛性が大きく変化する部位では、応力が集中し易い。本実施形態の空気入りタイヤ10では、ベルト26の端部26Aをレイヤー38で覆うことで、タイヤ幅方向に見て、ベルト26の端部26Aからトレッド36にかけて剛性を徐々に変化させることができ、ベルト端26A付近の応力の集中を抑制することができる。
なお、本実施形態では、レイヤー38でベルト26の端部26A付近のみを覆ったが、必要に応じて、幅広に形成した少なくとも1枚のレイヤー38でベルト26の全体をタイヤ径方向外側から覆うようにしてもよい。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態に係る空気入りタイヤ10を説明する。なお、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は省略する。
図5に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ10では、ベルト26とカーカス16との間に、樹脂材料のみからなる樹脂層33が設けられており、樹脂層33を構成する樹脂材料とベルト26の樹脂32とは溶着により接合されて一体化している。
本実施形態のベルト26の製造にあたっては、ベルト成形ドラムの外周に、円筒状の樹脂層33を配置し、樹脂層33の外周面に樹脂32の表面を溶融した樹脂被覆コード34を螺旋状に巻回することで、樹脂層33と樹脂被覆コード34の樹脂32とを例えば、溶着により接合して一体化することができる。
本実施形態の空気入りタイヤ10では、ベルト26に樹脂層33が一体化しており、樹脂部分が厚くなっているので、ベルト26の面内剪断剛性を更に高くすることができる。また、第1の実施形態のベルト26では、互いに隣接する樹脂被覆コード34が、側面同士のみが溶着で接合されている構成であったが、第2の実施形態のベルト26では、互いに隣接する樹脂被覆コード34が、側面同士のみならず、樹脂層33を介しても溶着で接合されているので、高い接合強度が得られる。
樹脂層33を構成する樹脂材料として、ベルト26の樹脂32と同じ樹脂材料を用いることができるが、樹脂層33はベルト26の樹脂32と溶着できればよく、場合によっては樹脂32とは同種の樹脂材料で硬さの異なるものを用いたり、樹脂32とは異なる種類の樹脂材料を用いてもよい。
なお、図6に示すように、樹脂層33の幅は、樹脂被覆コード34を螺旋状に巻回したベルト26の幅よりも広くなる突出部33Aを形成してもよい。この構成により、高剛性な樹脂被覆コード34からなるベルト26の端部に、ベルト26より剛性を下げた樹脂のみの部位が形成されることになり、剛性段差を緩和し易くなる。なお、ベルト26の端部26A、及び樹脂層33の突出部33Aを、例えば2層のレイヤー38で覆ってもよい。
本実施形態の樹脂層33は、インジェクション成形したものを用いたが、押出し成形した樹脂円筒を所定の長さに切断して用いてもよく、樹脂円筒として形成できればその製法は問わない。
本実施形態では、円筒状の樹脂層33の外周面に樹脂被覆コード34を螺旋状に巻回するので、ベルト成形ドラムの外周面に樹脂被覆コード34を直接巻回する場合に比較して、幅の決められた巻回する目標があるため、樹脂被覆コード34を巻回し易い。
また、本実施形態では、ユニフォミティーに優れた円筒状のベルト26を容易に形成することができる。
ちなみに、本実施形態の空気入りタイヤ10のベルト26は、樹脂層33が一体化しているので、第1の実施形態の空気入りタイヤ10のベルト26に比較して、面外曲げ剛性を高くすることができ、空気入りタイヤ10の縦ばね定数を高くすることができる。言い換えれば、樹脂層33の無いベルト26を有する第1の実施形態の空気入りタイヤ10は、第2の実施形態の空気入りタイヤ10よりも縦ばね定数を低下させて乗り心地を向上させやすい。
[その他の実施形態]
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
上記実施形態のベルト26は、タイヤ軸方向に一定径、一定厚さで形成されていた、言い換えれば、タイヤ軸線に沿った断面で見たときに一直線状であったが、これに限らず、タイヤ幅方向中央部の外径をタイヤ幅方向両端部の外径よりも大径とし、タイヤ軸線に沿った断面で見たときに、タイヤ幅方向中央部がタイヤ径方向外側へ凸となる円弧状であってもよい。
上記実施形態では、ベルト26を製造する際に用いた樹脂被覆コード34が、2本の補強コード30を樹脂32で被覆したものであったが、樹脂被覆コード34は1本の補強コード30を樹脂32で被覆したものであってもよく、3本以上の補強コード30を樹脂32で被覆したものであってもよい。
上記実施形態の樹脂被覆コード34は断面形状が矩形であり、図2に示すように、カーカス16側(図面下方側)の内周面34Aと、トレッド36側(図面上方側)の外周面34Bとが、ベルト幅方向に変位していないが、樹脂被覆コード34は断面形状は矩形に限らず、図7(A)、図7(B) 図7(C)、図7(D)に示すように、カーカス側(図面下方側)の内周面34Aと、トレッド側(図面上方側)の外周面34Bとが、ベルト幅方向に変位していてもよい。
図7(A)に示す樹脂被覆コード34は、断面形状が平行四辺形とされ、側面が一定角度で傾斜しており、図7(B)に示す樹脂被覆コード34は、側面が傾斜していると共に、中間部で段部が形成されており、図7(C)に示す樹脂被覆コード34は、側面が円弧形状とされており、図7(D)に示す樹脂被覆コード34は、側面が逆S字形状に波打っている形状とされている。
図7(A)〜(D)に示す樹脂被覆コード34は、いずれも図2に示す矩形断面の樹脂被覆コード34に比較して、断面で見たときの側面の長さが長くなっている、言い換えれば、ベルト幅方向に隣接する一方の樹脂被覆コード34と他方の樹脂被覆コード34との接合面積(溶着面積)が、図2に示すベルト26に比較して長くなっており、接合強度を高めることができる。
本実施形態のベルト26は、一般的な空気入りタイヤに限らず、サイド部を補強ゴムで補強したランフラットタイヤに用いることもできる。
上記実施形態のベルト26では、ベルト幅方向に隣接する樹脂被覆コード34のタイヤ幅方向の側面同士が溶着により接合されていたが、接着剤を用いて接合されていてもよい。また、第3の実施形態では、樹脂層33とベルト26の樹脂32とが溶着により接合されていたが、接着剤を用いて接合されていてもよい。
10…空気入りタイヤ、16…カーカス、20…ビード部、24…サイドゴム層(第1のゴム材料)、25…タイヤケース、26…ベルト、30…補強コード、32…樹脂、34…樹脂被覆コード、34A…内周面、34B…外周面、36…トレッド(第2のゴム材料)、38…レイヤー、33…樹脂層、BW…ベルトの幅、TW…接地幅

Claims (5)

  1. 一方のビード部から他方のビード部に跨るカーカスを含んで構成され、少なくとも前記カーカスのタイヤ幅方向の外側部が第1のゴム材料で被覆されたタイヤケースと、
    前記タイヤケースのタイヤ径方向外側に配置され第2のゴム材料からなるトレッドと、
    前記タイヤケースと前記トレッドとの間に配置され、コードを前記第1のゴム材料及び前記第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂で被覆して構成された樹脂被覆コードが螺旋状に巻回されていると共に、タイヤ幅方向断面で見てタイヤ幅方向に隣接する一方の前記樹脂被覆コードの前記樹脂と他方の前記樹脂被覆コードの前記樹脂とが一体的に接合されている単層のベルトと、
    を有する空気入りタイヤ。
  2. 前記樹脂被覆コードは、前記カーカス側の内周面と、前記トレッド側の外周面とがベルト幅方向に変位している、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 繊維またはコードを含んで構成され前記ベルトの端部を覆うレイヤーが設けられている、請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ベルトのタイヤ径方向内周面には、前記第1のゴム材料、及び前記第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂からなる樹脂層が配置され、
    前記樹脂層は、前記コードを被覆した前記樹脂と一体的に接合されている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ベルトのタイヤ幅方向に沿って計測した幅が、前記トレッドの接地幅の75%以上に設定されている、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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