JP2018196503A - カテーテル保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カテーテルを収容部材から取り出す際に可撓性を備える管状部にキンク等が生じることを防止できるカテーテル保持具を提供する。【解決手段】カテーテル保持具10は、第2被保持部430を保持する保持部140が一体的に設けられた収容部材100と、収容部材100の保持部140とは独立して第1被保持部420の固定および固定解除が可能である固定具200と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテル保持具に関する。
カテーテル等の長尺状の医療器具は、搬送時や使用前の準備段階においては、取り扱いを容易にし、保護を図るために、所定の容器内に収容される。また、カテーテルは、下記特許文献1に記載されているような保持具により、巻回した状態で容器内に収容されることがある。
国際公開第2011/033939号
カテーテルには、長尺かつ可撓性を備える管状部(シース等)と、各種のコネクタやハブ等のように比較的硬度が高い部分(硬質部)が備えられることがある。一般的に、容器や保持具からカテーテルを取り外す際、可撓性を備える管状部とコネクタやハブ等を取り外す順序は特に定められていない。このため、例えば、管状部の基端側に配置されたコネクタやハブ等の硬質部を固定した状態で、管状部の先端側に配置されたコネクタやハブ等の硬質部の固定を先に解除してしまうと、各硬質部の間で延在する管状部に撓み等の意図しない変形が生じ、管状部に対して不用意な力が掛かってしまうことがある。これにより、管状部にキンク等が発生してしまう可能性がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、カテーテルを収容部材から取り出す際に可撓性を備える管状部にキンク等が生じることを防止できるカテーテル保持具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するカテーテル保持具は、可撓性を備える第1管状部と、前記第1管状部の基端側に配置され、前記第1管状部よりも硬質な第1被保持部と、前記第1被保持部から基端側に延在する可撓性を備える第2管状部と、前記第2管状部の基端側に配置され、前記第2管状部よりも硬質な第2被保持部と、を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、前記カテーテルの前記第1管状部および/または前記第2管状部を収容する第1収容部と、前記第2被保持部を収容する第2収容部と、前記第2収容部に収容された状態の前記第2被保持部を保持する保持部と、を備える収容部材と、前記収容部材に前記カテーテルが収容された状態において、前記第1被保持部を固定する固定具と、を有し、前記保持部は、前記収容部材と一体的に設けられており、前記固定具は、前記収容部材の前記保持部とは独立して前記カテーテルの前記第1被保持部の固定および固定解除が可能である。
上記のカテーテル保持具は、収容部材からカテーテルの第1管状部、第2管状部、および第2被保持部を取り出す際、固定具によりカテーテルの第1被保持部が固定された状態に維持される。このため、使用者等により第1被保持部の固定を意図的に解除する作業が行われないと、第1管状部、第2管状部、および第2被保持部よりも先に第1被保持部の固定は解除され難くなる。したがって、使用者等は、特に意識することなく、収容部材から第1管状部、第2管状部、および第2被保持部を取り出す作業に続いて、第1被保持部の固定を解除する作業を行うことになる。これにより、収容部材からカテーテルを取り出す際に、第2管状部にキンク等が発生するのを防止できる。
実施形態に係るカテーテルセットを概略的に示す平面図である。 実施形態に係るカテーテルを示す図である。 図1に示す破線部3Aの拡大図である。 図1に示す破線部4Aの拡大図である。 図3に示す矢印5A−5Aに沿う収容部材の断面図である。 図3に示す矢印6A−6Aに沿う収容部材の断面図である。 図4に示す矢印7A−7Aに沿う収容部材の断面図であり、図7(A)は、第1収容部に第1管状部を収容した状態を示す断面図、図7(B)は、第1収容部に第1管状部とともに液体を収容した状態を示す断面図である。 図1に示す破線部8Aの拡大図である。 実施形態の比較例を説明するための図である。 変形例に係るカテーテルセットを概略的に示す平面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、実施形態に係るカテーテル保持具10を概略的に示す平面図、図2は、カテーテル保持具10による保持対象となる画像診断用カテーテル400を示す図、図3〜図8は、カテーテル保持具の各部の説明に供する図、図9は、比較例を説明するための図である。
図1および図2に示すように、本実施形態に係るカテーテル保持具10は、血管等の生体管腔の画像を取得するための画像診断用カテーテル400の保持に使用される器具である。カテーテル保持具10と当該カテーテル保持具10に保持された状態の画像診断用カテーテル400は、医療器具セット1を構成する。
図1に示すように、カテーテル保持具10は、画像診断用カテーテル400を収容する収容部材100と、所定の固定具200と、を有している。
収容部材100は、画像診断用カテーテル400の第1管状部410を巻回した状態で収容する第1収容部110と、画像診断用カテーテル400の第2被保持部430を収容する第2収容部120と、第2収容部120に収容された状態の第2被保持部430を保持する保持部140と、を有している。
固定具200は、収容部材100に画像診断用カテーテル400が収容された状態において、画像診断用カテーテル400の第1被保持部420を固定する。
収容部材100が備える保持部140は、収容部材100と一体的に設けられている。このため、医師等の使用者は、収容部材100から画像診断用カテーテル400を取り出す作業を行うことにより、保持部140による第2被保持部430の保持を解除できる。一方、固定具200は、収容部材100の保持部140とは独立して画像診断用カテーテル400の第1被保持部420を固定および固定解除するように構成している。したがって、収容部材100から画像診断用カテーテル400を取り出す作業とは別作業として固定具200による第1被保持部420の固定を解除しないと、固定具200による第1被保持部420の固定は良好に維持される。
図2を参照して、画像診断用カテーテル400について説明する。本実施形態では、画像診断用カテーテル400の一例として、いわゆるオーバー・ザ・ワイヤタイプで構成されたIVUS(超音波血管診断)用カテーテルについて説明する。なお、画像診断用カテーテル400の説明では、カテーテル保持具10の説明に必要な構成を主に説明し、構造上の詳細な説明は省略する。
画像診断用カテーテル400は、駆動シャフト461を挿通可能な画像用ルーメンを備える画像用シース411と、ガイドワイヤWが挿通可能なガイドワイヤルーメンを備えるとともに画像用シース411に並設されたガイドワイヤ用シース413と、ガイドワイヤルーメンに連通するガイドワイヤポート423が形成されたハブ部421と、外部駆動装置(図示省略)に対して機械的に固定されるコネクタ部(ユニットコネクタ)431と、コネクタ部431の基端側に配置され、外部駆動装置に対して接続される基端操作部433と、ハブ部421とコネクタ部431の間で延伸する湾曲可能な柔軟性を有する柔軟チューブ441と、を有している。
画像用シース411とガイドワイヤ用シース413は、一体的に融着(または接着)している。画像用シース411とガイドワイヤ用シース413は、例えば、所定の被覆部材415により外周を覆った状態で一体化することできる(図7(A)を参照)。
画像用シース411およびガイドワイヤ用シース413は、可撓性を有する材料で形成できる。具体的な材料は、特に限定されず、例えば、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリイミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を組合せたもの(ポリマーアロイ、ポリマーブレンド、積層体等)を挙げることができる。
コネクタ部431の先端側には、外管470が連結されている。外管470の内部には、内管(図示省略)が配置されている。外管470および内管は、駆動シャフト461のプルバック操作を可能にする二重管構造で構成されている。内管の内腔は、画像用シース411の画像用ルーメンに連通している。また、内管の内腔には、駆動シャフト461が挿通されている。
基端操作部433は、ポート451と、接続コネクタ(ジョイント)453と、を有している。また、基端操作部433には駆動シャフト461が保持されている。
ポート451は、画像用シース411の画像用ルーメンに連通している。ポート451には、プライミング液を供給するためのプライミング用のシリンジやYコネクタが接続可能である。
接続コネクタ453は、外部駆動装置が有する駆動側コネクタ(図示省略)に接続可能に構成されている。接続コネクタ453と駆動側コネクタとを接続することによって、画像診断用カテーテル400は、外部駆動装置と機械的および電気的に接続される。
駆動シャフト461の先端部には生体組織との間で超音波を送受信して画像情報を取得する振動子ユニット463を設けている。
駆動シャフト461の内部には、振動子ユニット463で検出された信号を伝送するための信号線が配置されている。血管等の生体管腔の診断画像を取得する際、駆動シャフト461に回転動力が伝達されると、駆動シャフト461とともに振動子ユニット463が回転する。これにより、血管等の生体管腔内の病変部を周方向にわたって観察することができる。
ハブ部421、コネクタ部431、基端操作部433の各々は、例えば、画像用シース411、ガイドワイヤ用シース413、柔軟チューブ441よりも硬質な材料によって形成できる。具体的な材料は、特に限定されず、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)のような各種樹脂を挙げることができる。
柔軟チューブ441は、先端部がハブ部421に連結されており、基端部が外管470に連結されている。柔軟チューブ441は、画像用シース411の画像用ルーメンと連通するルーメンを備えている。
柔軟チューブ441は湾曲可能な柔軟性を有する。これにより、柔軟チューブ441は、ハブ部421とコネクタ部431との間の距離や方向性を容易に調整できる。例えば、画像診断用カテーテル400を外部駆動装置に接続した状態においても、柔軟チューブ441を適宜伸長させることによって、術者と補助を行う他の術者との間の距離を調整することができ、手技中に互いに干渉することなく、円滑な処置を実施できる。
柔軟チューブ441は、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)や、前述した各シース411、413の材料として例示したものと同様の材料によって形成することができる。
柔軟チューブ441の軸方向に沿う長さは、特に限定されないが、例えば、10cm〜100cmに形成できる。
図1および図2を参照して、本実施形態に係るカテーテル保持具(収容部材100、固定具200)の使用例では、画像診断用カテーテル400の各部を次のように取り扱うことができる。
画像診断用カテーテル400の画像用シース411とガイドワイヤ用シース413は、収容部材100の第1収容部110に巻回した状態で収容する第1管状部410として取り扱うことができる。
画像診断用カテーテル400のハブ部421は、固定具200による固定対象となる第1被保持部420として取り扱うことができる。
画像診断用カテーテル400のコネクタ部431と基端操作部433は、収容部材100の保持部140による保持対象となる第2被保持部430として取り扱うことができる。
画像診断用カテーテル400の柔軟チューブ441は、収容部材100の第2収容部120に収容される第2管状部440として取り扱うことができる。
次に、カテーテル保持具10の各部の構成について説明する。
図3および図5に示すように、収容部材100の第2収容部120は、画像診断用カテーテル400の第2被保持部430(コネクタ部431)を収容可能な凹状の断面形状を有している。収容部材100の保持部140は、第2収容部120から第2被保持部430が離脱するのを防止する爪部141aを有している。
収容部材100の第2収容部120の断面形状は、例えば、湾曲した略U字形状に形成できる。また、保持部140が備える爪部141aは、例えば、第2収容部120の内側(第2収容部120の中心側)に突出する凸形状に形成できる。
保持部140の爪部141aの内側には、第2収容部120への第2被保持部430の収容および取り出しを可能にする開口部121が形成されている。開口部121の大きさ(図5に示す左右方向の寸法)は、例えば、第2被保持部430と同程度、または第2被保持部430よりも小さく形成できる。このように開口部121を形成することにより、第2被保持部430が第2収容部120から不用意に離脱するのを防止できる。
第2収容部120および爪部141aの断面形状は、図示するような形状に限定されることなく、適宜変更することが可能である。例えば、保持部140および第2収容部120は、第2収容部120に第2被保持部430が収容された状態において、第2被保持部430と密着することにより、第2被保持部430に所定の固定力を作用させるように構成してもよい。このように構成する場合、第2収容部120および保持部140が第2被保持部430に対して作用させる固定力は、固定具200が第1被保持部420(ハブ部421)に対して作用させる固定力よりも小さく形成することが好ましい。これにより、第2収容部120から第2被保持部430を取り外す際に、固定具200による第1被保持部420の固定が意図せずに解除されるのを防止できる。
第2被保持部430である基端操作部433を保持する保持部140(爪部141a)は、上述したコネクタ部431を保持する保持部140と同様に構成している。このため、説明を省略する。
図3および図6に示すように、収容部材100は、第2被保持部430(基端操作部433)の基端を覆った状態で保持する補助保持部150を有している。
図6に示すように、補助保持部150は、基端操作部433の基端側から先端側(図中の右側から左側)に向けて突出した爪部151aを有する。前述したように、画像診断用カテーテル400の基端操作部433には、外部駆動装置として機械的および電気的に接続される接続コネクタ453が配置されている。また、この接続コネクタ453は、基端操作部433の基端側に開口する開口部を介して外部駆動装置に接続される。補助保持部150は、基端操作部433の基端を覆うことにより、基端操作部433の内部に配置された接続コネクタ453を保護する。なお、補助保持部150は、保持部140と同様に、基端操作部433の基端に対して固定力を作用させるように構成することも可能である。
図4および図7(A)に示すように、収容部材100の第1収容部110は、画像診断用カテーテル400の第1管状部410(画像用シース411、ガイドワイヤ用シース413)を収容可能な凹状の断面形状を有している。
図1に示すように、本実施形態に係る収容部材100では、第1管状部410を収容する第1収容部110と第1管状部410以外の部位(第1被保持部420、第2管状部440、第2被保持部430等)を収容する第2収容部120は連続的に繋がるように形成されている。このため、第1収容部110と第2収容部120の間に明確な境界はない。例えば、第1収容部110と第2収容部120との境界を明確にするために、境界となる部分の凹部の高さ(凹部の底面の高さ位置)や断面形状を変更させることも可能である。なお、図1に示すように、第2収容部120には、第2管状部440(柔軟チューブ441)が第2収容部120内でばらつかないように、所定の仕切り部190を設けている。
図4および図7(A)に示すように、第1管状部410は、画像診断用カテーテル400の未使用の段階において、所定の保持部材113を使用して巻き回した状態に維持することができる。保持部材113は、例えば、第1管状部410を収容したホルダー部材300の外周面に嵌合する溝部113aが形成されたスナップフィット機構を備える部材で構成できる。保持部材113を使用することにより、第1管状部410の巻回された部分同士が重なったり、位置ずれしたりするのを防止できる。
第1収容部110の上部側には、第1収容部110から第1管状部410が脱落するのを防止する巻回保持部160を設けている。巻回保持部160は、第1収容部110の内側(第1収容部110の中心側)に突出する爪部161aを有している。また、第1収容部110の上部側には、第1収容部110に連通する開口部111を形成している。第1管状部410は、開口部111を介して第1収容部110内外へ移動させることができる。
爪部161aは、例えば、第1管状部410の巻回方向の外方側(図7(A)および図7(B)の右側)のみに形成することができる。このように爪部161aを形成することにより、開口部111を比較的大きく形成することが可能になるため、保持部材113により巻回した状態の第1管状部410を第1収容部110に出し入れし易くなる。
図1に示すように、巻回保持部160は、例えば、第1管状部410の安定的な保持を可能にするために、第1管状部410の巻回方向に沿う異なる位置に三つ配置することができる。ただし、巻回保持部160を設ける位置や個数等は特に限定されない。
図1および図7(A)に示すように、第1管状部410は、画像診断用カテーテル400の使用前の段階においては、巻回した状態で所定のホルダー部材(ホルダーチューブ)300に収容している。ホルダー部材300は、カテーテルの保持等に用いられる公知のものを利用できる。
図7(B)には、画像診断用カテーテル400を患者の生体管腔内に挿入した後、第1収容部110に液体f(例えば、生理食塩水等)とともに第1管状部410を収容した状態を示している。このように、第1収容部110は、液体を保持可能に構成されている。
例えば、画像診断用カテーテル400を生体管腔から一旦抜去した後、第1収容部110をバット(液体保持用の容器)として利用することにより、第1管状部410に血栓等が発生するのを防止できる。第1管状部410に血栓が発生するのを防止するためにホルダー部材300に第1管状部410を再度挿入する手間を省くことができるため、医師等の使用者の作業負担が軽減する。また、手技を行っている最中に、収容部材100を画像診断用カテーテル400専用のバットとして利用することができるため、ガイドワイヤやバルーンカテーテル等を浸漬させるためのバットとは独立して持ち運ぶことができるため、画像診断用カテーテル400を使用した手技の作業性を向上できる。また、第1収容部110には爪部161aが設けられているため、第1管状部410を一旦取り出した後、第1収容部110に再度収容させる場合においても、第1収容部110から第1管状部410が脱落するのを好適に防止できる。
なお、図7(B)中の矢印A1で示すように、第1管状部410は、保持部材113等により巻回した状態が維持されていないと、第1管状部410の弾性(可撓性)によって第1収容部110の外側へ広がるように変形する。この際、第1収容部110の上部側に形成された爪部161aは、第1管状部410が開口部111から飛び出すことを防止して、第1管状部410が第1収容部110内に収容された状態を安定的に保つことを可能にする。
第1収容部110および巻回保持部160は、例えば、第1管状部410やホルダー部材300に対して固定力を作用させるように構成することも可能である。このように構成する場合、例えば、第1収容部110の断面形状や巻回保持部160の断面形状を適宜変更して、第1管状部410やホルダー部材300と密着(圧接)するようにする。また、第1収容部110の底部は、液体を収容した際に底が抜けたり、収容部材100の形状が液体の重みで不用意に変形したりしないように、例えば、他の部分よりも肉厚に形成することができる。
図1および図7(A)に示すように、収容部材100は、画像診断用カテーテル400に付属する医療器具510、520を収容可能な第3収容部130を有している。第3収容部は、第1収容部110よりも収容部材100の内側(第1管状部410の巻回形状の中心側)に形成している。
第3収容部130に収容される医療器具は、例えば、シリンジ510や三方活栓520である。ただし、医療器具の種類や個数等は、特に限定されることはなく、例えば、医療用の針等を含んでもよい。
図1に示すように、第3収容部130には、シリンジ510や三方活栓520を固定するための医療器具固定部170を設けている。医療器具固定部170は、例えば、公知のスナップフィット機構により構成することができる。
図7(A)および図7(B)に示すように、第3収容部130は、所定の壁部131により区画されている。このため、例えば、第3収容部130を第1収容部110と同様に液体を保持するためのバットとして利用することも可能である。なお、第3収容部130の断面形状は、特に限定されず、適宜変更することが可能である。
収容部材100は、例えば、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート等の硬質の樹脂材料で形成できる。また、これらの材料を用いた真空成形やプレス成形等の製造方法で所望の形状に製造できる。
図1および図8に示すように、固定具200は、第1被保持部420に着脱可能に固定される第1固定部210と、ホルダー部材300に着脱可能に固定される第2固定部220と、第1固定部210と第2固定部220との間に延在する本体部230と、を有している。
固定具200の第1固定部210および第2固定部220は、例えば、公知のスナップフィット機構により構成することができる。ただし、各固定部210、220は固定力を生じさせることが可能なものであれば、その形状や構造等は特に限定されない。
固定具200は、例えば、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリメチルメタクリレート、ポリカーボネート等の硬質の樹脂材料、ガラス、セラミックスなどで形成できる。
ホルダー部材300の一端部には、ポート部材310を取り付けている。ポート部材310は、ホルダー部材300の内部にフラッシュ用の液体を供給するために使用できる。画像診断用カテーテル400は、各シース411、413の先端側からポート部材310を挿通して、ホルダー部材300に挿入している。
図1に示すように、収容部材100および固定具200は、画像診断用カテーテル400の未使用の状態(製品出荷時、搬送時等)において、樹脂製のフィルム(例えば、多孔質膜)180で覆うことができる。フィルム180は、収容部材100の各収容部110、120、130以外の部分に開封可能な封止部181を形成するように取り付けている。フィルム180は、例えば、封止部181を形成するように融着や接着で収容部材100に固定させることができる。また、図1に示すように、フィルム180は、手指等での把持が可能に構成され、フィルム180の取り外し(開封)の起点を形成する把持部183を有している。
医師等の使用者は、画像診断用カテーテル400の使用に際して、まずフィルム180を取り外す。フィルム180を取り外した段階では、画像診断用カテーテル400の各部は収容部材100の各収容部110、120に収容されているため、画像診断用カテーテル400が不用意に収容部材100から離脱するのを防止できる。
次に、使用者は、収容部材100に一体的に形成された保持部140による第2被保持部430(コネクタ部431、基端操作部433)の保持を解除する。また、使用者は、保持部140による保持を解除する作業に前後して、収容部材100に一体的に形成された巻回保持部160による第1管状部410(画像用シース411、ガイドワイヤ用シース413)の保持を解除する。使用者は、各保持部140、160による画像診断用カテーテル400の保持を解除した後、収容部材100から画像診断用カテーテル400を取り出す。
上記作業を行っている最中は、固定具200による第1被保持部420の固定が維持される。したがって、収容部材100による画像診断用カテーテル400の保持を解除する前に、使用者が意図的に第1被保持部420の固定を解除する作業を行わないと、固定具200による第1被保持部420の固定は解除されない。このため、使用者は、特に意識することなく、収容部材100による画像診断用カテーテル400の保持の解除、固定具200による第1被保持部420の固定の解除を順番に実施することになる。
例えば、画像診断用カテーテル400の第2被保持部430が収容部材100や他の固定具により固定された状態で、固定具200による第1被保持部420の固定が解除されると、図9に示すように、第1被保持部420と第2被保持部430との間で延在する柔軟チューブ441が大きく湾曲するように撓み、柔軟チューブ441にキンク等が発生する可能性がある。本実施形態に係るカテーテル保持具10は、第1被保持部420、第2被保持部430の順に保持および固定が解除されるように使用者の作業手順が順序付けられるため、柔軟チューブ441にキンク等が発生する可能性が大幅に低減される。
以上のように、本実施形態に係るカテーテル保持具10は、画像診断用カテーテル400の第1管状部410を巻回した状態で収容する第1収容部110と、画像診断用カテーテル400の第2被保持部430を収容する第2収容部120と、第2収容部120に収容された状態の第2被保持部430を保持する保持部140と、を備える収容部材100と、収容部材100に画像診断用カテーテル400が収容された状態において、画像診断用カテーテル400の第1被保持部420を固定する固定具200と、を有している。そして、保持部140は、収容部材100と一体的に設けられており、固定具200は、収容部材100の保持部140とは独立して画像診断用カテーテル400の第1被保持部420の固定および固定解除が可能である。
上記のように構成したカテーテル保持具10は、収容部材100から画像診断用カテーテル400の第1管状部410、第2管状部440、および第2被保持部430を取り出す際、固定具200により画像診断用カテーテル400の第1被保持部420が固定された状態に維持される。このため、第1被保持部420の固定を意図的に解除する作業が行わられないと、第1管状部410、第2管状部440、および第2被保持部430よりも先に第1被保持部420の固定が解除され難い。したがって、医師等の使用者は、特に意識することなく、収容部材100から第1管状部410、第2管状部440、および第2被保持部430を取り出す作業に続いて、第1被保持部420の固定を解除する作業を行うことになる。これにより、収容部材100から画像診断用カテーテル400を取り出す際に、第2管状部440にキンク等が発生するのを防止できる。
また、第1収容部110および第2収容部120は、画像診断用カテーテル400の各部を収容可能な凹状の断面形状を有しており、保持部140は、第2収容部120から第2被保持部430が離脱するのを防止する爪部141aを有する。
収容部材100は、上記のように構成されているため、第1収容部110および第2収容部120に画像診断用カテーテル400の各部を収容した状態において、画像診断用カテーテル400が収容部材100から不用意に離脱するのを防止できる。
また、収容部材100は、第2被保持部430の基端を覆った状態で保持する補助保持部150を有する。補助保持部150は、第2被保持部430の基端(例えば、基端操作部433の内部に配置された接続コネクタ453)を保護した状態で第2被保持部430を保持することができる。
また、収容部材100の第1収容部110は液体を収容可能に構成している。このため、画像診断用カテーテル400を使用した手技を行っている最中に、収容部材100をバットとして利用することができ、画像診断用カテーテル400を使用した手技の作業性を向上できる。
また、収容部材100は、画像診断用カテーテル400に付属する医療器具510、520を収容可能な第3収容部130を有している。第3収容部130は、第1収容部110よりも収容部材100の内側に形成されている。このため、第1収容部110の内側(内周側)に存在するスペースを有効活用することができ、医療器具510、520を追加的に保持するにも関わらず、収容部材100の占有する面積が増加するのを抑制できる。
また、カテーテル保持具10は、巻回した状態の第1管状部410を収容するホルダー部材300を有している。固定具200は、ホルダー部材300に対して着脱可能に構成されている。上記のように構成された固定具200は、ホルダー部材300と第1被保持部420を固定することにより、両者に位置ずれ等が生じるのを好適に防止できる。
また、第1管状部410は、画像診断用カテーテル400の駆動シャフト461を挿通可能な画像用ルーメンを備える画像用シース411と、ガイドワイヤWが挿通可能なガイドワイヤ用ルーメンを備えるとともに画像用シースに並設されたガイドワイヤ用シース413と、を有している。また、第1被保持部420は、ガイドワイヤ用ルーメンに連通するガイドワイヤポート423が形成されたハブ部421である。また、第2被保持部430は、外部駆動装置に対して機械的に固定されるコネクタ部431と、コネクタ部431の基端側に配置され、外部駆動装置に対して接続される基端操作部433と、を有している。また、第2管状部440は、ハブ部421とコネクタ部431の間に延伸する湾曲可能な柔軟性を有する柔軟チューブ441である。そして、収容部材100の保持部140は、コネクタ部431および基端操作部433を保持する。
カテーテル保持具10は、上記のような構成を備える画像診断用カテーテル400の柔軟チューブ441にキンク等が発生するのを防止し得るように、画像診断用カテーテル400の各部の保持の解除および固定の解除が順番に行われるように構成されている。
以上、実施形態を通じて本発明に係るカテーテル保持具を説明したが、本発明は実施形態で説明した構成のみに限定されることはなく、特許請求の範囲の記載に基づいて適宜変更することが可能である。
実施形態で説明した収容部材は、第2収容部に第2管状部(柔軟チューブ)を収容するように構成していたが、例えば、第2管状部の有効長が比較的長く形成される場合、第2管状部は第1管状部とともに第1収容部に巻回した状態で収容してもよい。また、収容部材の第1収容部は、例えば、第1管状部、第2管状部、もしくはその両方を巻回した状態で収容するように構成されていなくてもよい。つまり、第1収容部は、略直線状に延在した状態の第1管状部、第2管状部、もしくはその両方を収容するように構成することも可能である。
また、実施形態で説明した収容部材は、コネクタ部(第2被保持部)と基端操作部(第2被保持部)の二箇所でカテーテルを保持するように構成していたが、収容部材は少なくとも一箇所でカテーテルを保持するように構成されていればよい。
また、例えば、図10に示す変形例のように、カテーテル保持具10により保持されたカテーテル400は、所定の包装容器600に収容してもよい。包装容器600としては、例えば、医療器具等の包装に一般的に使用されるピール袋を用いることができる。包装容器600は、当該包装容器600の基材を構成する台紙601と、その上に取り付けられたフィルム部分603とにより所定の容積(形状)の袋状部分が区画されている。また、包装容器600は、当該包装容器600内部を滅菌された状態で保つために、フィルム部分603の上方側に形成された開口部605と、開口部605を封止する封止部607とが備えられている。台紙601は、例えば、包装容器600内にカテーテルを収容した状態で、エチレンオキサイドガス(EOG)滅菌の実施を可能にするガス透過性の不織布等で形成できる。
また、カテーテル保持具の保持対象となるカテーテルとして、柔軟チューブを備えるオーバーザワイヤ型の超音波画像診断用カテーテルを説明したが、カテーテルはこのようなもののみに限定されない。例えば、カテーテルは、柔軟チューブを備えないオーバーザワイヤ型の超音波画像診断用カテーテル、ラピッドエクスチェンジ型の超音波画像診断用カテーテル、光干渉断層診断用カテーテル、血管内超音波診断用カテーテルと光干渉断層診断用カテーテルの両方の機能を備えて各機能を切り替えてまたは同時に使用することが可能なデュアルタイプの画像診断用カテーテル、光学振動数領域画像化法を用いる画像診断用カテーテルなどに適用することも可能である。また、上記各カテーテル以外において、収容部材等から取り出す際などに湾曲チューブに相当する管状部(例えば、画像診断用カテーテルに備えられる外管や内管等)にキンク等が発生するといった課題が生じ得るカテーテルに広く適用することが可能である。
1 医療器具セット、
10 カテーテル保持具、
100 収容部材、
110 第1収容部、
120 第2収容部、
130 第3収容部、
140 保持部、
141a 爪部、
150 補助保持部、
151a 爪部、
160 巻回保持部、
161a 爪部、
170 医療器具固定部、
180 フィルム、
200 固定具、
300 ホルダー部材、
400 画像診断用カテーテル(カテーテル)、
410 第1管状部、
411 画像用シース、
413 ガイドワイヤ用シース、
420 第1被保持部、
421 ハブ部、
423 ガイドワイヤポート、
430 第2被保持部、
431 コネクタ部、
433 基端操作部、
440 第2管状部、
441 柔軟チューブ、
510、520 医療器具、
600 包装容器。

Claims (7)

  1. 可撓性を備える第1管状部と、前記第1管状部の基端側に配置され、前記第1管状部よりも硬質な第1被保持部と、前記第1被保持部から基端側に延在する可撓性を備える第2管状部と、前記第2管状部の基端側に配置され、前記第2管状部よりも硬質な第2被保持部と、を備えるカテーテルを保持するためのカテーテル保持具であって、
    前記カテーテルの前記第1管状部および/または前記第2管状部を収容する第1収容部と、前記第2被保持部を収容する第2収容部と、前記第2収容部に収容された状態の前記第2被保持部を保持する保持部と、を備える収容部材と、
    前記収容部材に前記カテーテルが収容された状態において、前記第1被保持部を固定する固定具と、を有し、
    前記保持部は、前記収容部材と一体的に設けられており、
    前記固定具は、前記収容部材の前記保持部とは独立して前記カテーテルの前記第1被保持部の固定および固定解除が可能である、カテーテル保持具。
  2. 前記第1収容部および前記第2収容部は、前記カテーテルの各部を収容可能な凹状の断面形状を有し、
    前記保持部は、前記第2収容部から前記第2被保持部が離脱するのを防止する爪部を有する、請求項1に記載のカテーテル保持具。
  3. 前記収容部材は、前記第2被保持部の基端を覆った状態で保持する補助保持部を有する、請求項1または請求項2に記載のカテーテル保持具。
  4. 前記第1収容部は液体を収容可能である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  5. 前記収容部材は、前記カテーテルに付属する医療器具を収容可能な第3収容部を有し、
    前記第3収容部は、前記第1収容部よりも前記収容部材の内側に形成されている、請求項1〜4のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  6. 前記第1管状部を収容するホルダー部材をさらに有し、
    前記固定具は、前記ホルダー部材に対して着脱可能に構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
  7. 前記カテーテルは、生体管腔の画像を取得するための画像診断用カテーテルであって、
    前記第1管状部は、駆動シャフトを挿通可能な画像用ルーメンを備える画像用シースと、ガイドワイヤが挿通可能なガイドワイヤ用ルーメンを備えるとともに前記画像用シースに並設されたガイドワイヤ用シースと、を有し、
    前記第1被保持部は、前記ガイドワイヤ用ルーメンに連通するガイドワイヤポートが形成されたハブ部であり、
    前記第2被保持部は、外部駆動装置に対して機械的に固定されるコネクタ部と、前記コネクタ部の基端側に配置され、前記外部駆動装置に対して接続される基端操作部と、を有し、
    前記第2管状部は、前記ハブ部と前記コネクタ部の間で延伸する湾曲可能な柔軟性を有する柔軟チューブであり、
    前記保持部は、前記コネクタ部および前記基端操作部の少なくとも一方を保持する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のカテーテル保持具。
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