JP2018196340A - 個体識別用タグ - Google Patents

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Abstract

【課題】軽くてヒナの負担が少なく、光学的に認識し易い位置に容易に個体識別情報ラベルを取り付けることができる個体識別用タグを提供する。【解決手段】個体識別情報が表示され、動物に取り付けられる個体識別用タグ1であって、第一曲面板11と第一平面板12が、第二曲面板21と第二平面板22がそれぞれ連続する形で形成され、第一曲面板と第二曲面板はヒンジ3で連結され、第一平面板の先端にはロック部13が、第二平面板の先端には針部23がそれぞれ設けられ、針部は第二平面板の内周面から下方に向かって垂設する形に突出し、先端26は略三角形状に尖り、先端近傍に鋸歯状の嵌合部27を有し、抜け防止枝28が針部上方の側面から斜め上方に突出し、ロック部は、針部の先端が挿入されるスリット19の内部に鋸歯状の段部17を有し、ヒンジを回動させて先端をスリットに挿入したときに空間部2が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、家畜の誕生、成育、食肉処理まで、生産段階から最終消費まで追跡が可能な流通の基本であるトレーサビリティを構築するにあたって、個々の生体に対し、個体識別番号等を付けて、追跡可能な機構を構築する為の個体識別用タグで、特に鳥類の個体識別用タグに関するものである。
家畜の誕生、成育、食肉処理まで、生産段階から最終消費まで追跡が可能なように、個々の生体に付与する個体識別番号等が用いられている。これは、問題が発生した場合に、いち早く該当する食肉を使用した商品を特定し、市場から排除するなどの処置を可能にするなど、近年重要な管理手法として、世界的に導入されて来ている。
しかし、末端に行くほど細分化されて流通する食料品の場合は、パック詰め状態にまで追跡すると、人的にも設備的にも膨大なコストを発生させることから、なかなか導入が進まない問題があった。
他方では消費者の食物に対する関心が高まり、消費者が産地や生産者等によるブランドによって購入するかどうかを選ぶスタイルも生まれて来た。特に海外からの輸入食料では、牛の狂牛病を発生させたBSEを始め、遺伝子操作によって生産される穀物や、ポストハーベスト農薬など食の安全性に対する懸念という問題もあり、食品の流通にまで消費者が関心を寄せる傾向は高まっており、各種食品のトレーサビリティの重要性は、多方面で認識され始めている。
ところで、個体識別番号は、上記のように多種類並びに多数の家畜に対して付ける必要があるので、より複雑となって番号の桁数も大きくなり、今後、ますますその複雑さは上昇していくとみられる。個体が生きた家畜であることもあり、複雑になった個体識別番号を確認する作業は容易ではなく、多くの労力が掛かる問題があった。
上記問題に対して、特許文献1では、アンテナとデータキャリアを備えたタグを用いている。具体的には、光学的に読み取るのではなく、印刷技術と集積回路技術を使用して、少し離れた位置から個体識別番号等の情報を電磁的手段により読み取り、かつ加筆可能な管理機構を構築可能なタグを用いた、牛や豚などの家畜管理用耳標を提案している。
この家畜管理用耳標のように、先端が尖った針を刺す耳標は、牛や豚のような大きな家畜では耳に刺しても大きな問題にはならないが、鶏の様に小さな家畜では刺し難く、かつ、抜け易い(と共に、個体を捕まえるのに労力が掛かる)などの問題があった。
また、特許文献2では、識別表示部の両端に鳥の脚を挿入する挿入孔を有する一対の平板状の取付部を連設した識別表示具を提案している。この識別表示具は、両端の取付部が折り曲げられコの字状に取り付けられることから、識別表示部が平坦にならず読み取りにくい。かつ、脚につけていることから、汚れて誤って読み取ることが多いと共に、個体を捕まえて表示部を読み取り側に向けて固定しなければならず、手間が掛かり、短時間で識別し難いなどの問題があった。
また特に鶏などの鳥類の場合、これまでは数桁の英数字からなる識別表示をした足環を用いるのが一般的であった。しかし近年の情報量の増加に伴い、少なくともQRコード(登録商標)程度の情報量を付与する必要があるのに対し、現状の足環では平面部が少ないことから、必然的に大きな足環が必要になっていた。一方で足環が大きくなると取り付けられた鳥の負担が増えると共に、外れやすくなる、また小さなヒナには取り付けにくい、
などの問題があった。また足環は取り付ける位置の関係上汚れやすいため、QRコード(登録商標)のような情報量の多いものは読み取り不良となりやすく、また回転してしまうため読み取り装置に読み取りたい部位を向けるのが非常に面倒であるという問題があった。
また足環以外でQRコード(登録商標)のような情報を記録したシートをヒナに取り付ける他の手段として、輪ゴムにより羽に装着することも行われていたが、輪ゴムはヒナが成長して大きくなると羽を締め付けて血流を阻害し、壊死に至ることがあり、それを避けるためにゆるくすると抜けてしまうという問題があり、ヒナの段階から成長後まで装着し続けられる好適な手段が無かった。
特開平6−327370号公報 特開2007−181446号公報
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、鶏のヒナなどのような小動物にも使用可能で、個体識別情報を印刷した個体識別情報ラベル(以下、単にラベルということがある)を容易に装着できると共に、ラベルを装着する部分とタグを動物に固定する部分が一体で取り付け易く、軽く、安価で、被識別表示動物にとって負担が少なく、かつ、汚れ難く、光学的に認識し易い位置に取り付けることができる個体識別用タグを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明は、
個体識別情報が表示され、動物に取り付けられるタグであって、
第一曲面板と第一平面板、第二曲面板と第二平面板がそれぞれ連続する形で形成され、前記第一曲面板と前記第二曲面板は互いの内周面どうしが対向する形に回動自在なヒンジで連結され、
前記第一平面板の先端にはロック部が、前記第二平面板の先端には針部がそれぞれ設けられ、
前記針部は、前記第二平面板の内周面から下方に向かって垂設する形に突出して形成され、その先端は略三角形状に尖り、前記先端近傍に鋸歯状の嵌合部を有し、抜け防止枝が針部上方の側面から第二平面板に向かう形で斜め上方に突出して設けられ、
前記ロック部は、前記針部の先端が挿入されるスリットと、前記スリットの内部に前記嵌合部と嵌合する鋸歯状の段部を有し、
前記ヒンジを介して回動させて前記針部の先端を前記ロック部のスリットに挿入したときに前記第一曲面板と前記第一平面板と前記第二曲面板と前記第二平面板と前記針部で囲まれた空間部が形成されることを特徴とする個体識別用タグである。
また、請求項2の発明は、
個体識別情報が表示されたラベルが前記第一平面板または前記第二平面板に貼り付けて装着されていることを特徴とする請求項1に記載の個体識別用タグである。
また、請求項3の発明は、
個体識別情報が表示されたラベルが貫通口を有し、前記貫通口に前記針部と前記抜け防止枝が貫通して装着されていることを特徴とする請求項1に記載の個体識別用タグである。
また、請求項4の発明は、
前記針部が翼膜を貫通して鳥の羽翼に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の個体識別用タグである。
本発明の個体識別用タグは、バーコードやQRコード(登録商標)などの個体識別情報を印刷などにより表示したラベルを装着したとき、個体識別情報を機械で読み取り易い部位に装着できる。また第一曲面板と第二曲面板がヒンジで連結されて一体なので、バラバラにならず、作業性が高く、製造が容易である。特にこの個体識別用タグは、鳥の羽根をロック部と針部の間の隙間に挟んで、翼膜に針部を突刺して針部をロック部に挿入して嵌合することで、片手で容易に、確実に取り付けられ、作業性が高い。また、鋸歯状の嵌合構造を有しているので、針部先端がロック部から外れにくい。また小型軽量であり、ヒナの負担が少なく、成長を阻害する虞がない。
本発明の個体識別用タグの3面図である。 本発明の個体識別用タグの斜視図である。 本発明の個体識別用タグを嵌合させた状態の側面図である。 本発明の個体識別用タグに個体識別情報ラベルを装着した模式図である。 本発明の個体識別用タグをヒナの翼膜に貫通させる様子の模式図である。 本発明の個体識別用タグをヒナの羽翼に装着した状態の模式図である。
以下、本発明について、図を用いて説明する。なお本発明は以下の実施形態に限定して解釈されるものではない。なお本明細書において、個体識別用タグの本体と、該本体に個体識別情報をラベル等で表示した個体識別用タグを、特に区別せず個体識別用タグと呼称することがある。
図1および図2は、本発明の個体識別用タグの一実施形態の外観図で、図1は針部とロック部が嵌合していない未使用状態を示す3面図、図2は斜視図である。なお図1において、図1(a)は側面、図1(b)は矢印B、図1(c)は矢印Cの方向から、それぞれ見た図である。本発明の個体識別用タグ1は、第一曲面板11と第一平面板12が連続すると共に、ロック部13が第一平面板12に設けられ、第二曲面板21と第二平面板22が連続すると共に、第二平面板22から針部23が突出して設けられてなり、第一曲面板11と第二曲面板21は互いの内周面14、24が対向する形に、薄肉に形成された回動自在なヒンジ3を介して連結されている。
第一平面板12は、第一曲面板11と、ヒンジ3と反対側の端部で連続し、第一曲面板11の外周面15に連続する側の面が平面状であり、バーコードやQRコード(登録商標)などの個体識別情報を印刷などにより記録したラベルを貼り付けることができる。また、第一曲面板11に連続する端部と反対側の端部側にロック部13が設けられている。
ロック部13は、図1(a)、図2で示すように、第一平面板12から内周面14側に突出した支板16と、第一平面板12の端部から曲線状に伸びるアーム18で連結された段部17の間にスリット19を有し、スリット19は後述するように針部23が挿嵌される部位となっている。また段部17は支板16に面する側に鋸歯状の凹凸構造が設けられており、またアーム18を撓ませることでスリット19が広がる方向に動かすことができる。
第二平面板22は、第二曲面板21と、ヒンジ3と反対側の端部で連続し、第二曲面板
21の外周面25に連続する側の面が平面状であり、バーコードやQRコード(登録商標)などの個体識別情報を印刷などにより記録したラベルを貼り付けることができる。また、第二曲面板21に連続する端部と反対側の端部近傍に針部23が突出して設けられている。
針部23は第二平面板22の内周面24側の面から下方に向かって垂設する形で平板状に突出し、先端26が図1(a)、図2で示すように略三角形状に尖り、先端26近傍に嵌合部27を有している。嵌合部27には、鋸歯状の凹凸構造が前述の段部17の鋸歯状の凹凸構造と嵌合する面側および向きに設けられている。スリット19に挿入された針部23の先端26は、鋸歯状の嵌合部27が段部17の鋸歯状の斜面を乗り越えて段部17と係合して抜けなくなると共に、先端26は第一平面板12により止められるため反対側から抜け出てしまうことが無く、尖った先端26が鳥を傷つけたり、取付け作業者を傷つけたりすることがない。鋸歯状の嵌合部27が段部17の鋸歯状の斜面を乗り越える際には、アーム18が撓んでスリット19の幅が若干広がるため、大きな抵抗無く乗り越えさせることができる。
針部23は、本発明の個体識別用タグ1を鳥などの動物に取り付ける際に、例えば鳥の羽翼の翼膜に骨をまたぐ形で突き刺して貫通させ、先端26をスリット19に挿入して嵌合部27と段部17を嵌合させることでタグを固定する部分である。針部23は、板状でありかつ先端26が略三角状に尖っているため鳥の羽翼に突き刺す時に曲がり難く、かつ、抵抗が少なく、スムースに突き刺しやすくなっている。針部23を突き刺しやすくすることは、対象の鳥に対し、損傷が少なく、成長するのに問題を発生させない為に重要な要件である。
また針部23には個体識別表示シートを装着した際に、抜け落ちるのを防止するための抜け防止枝28が針部23の側面から第二平面板22に向かって斜めに突出して設けられている。
本発明の個体識別用タグ1は、図3に示すように第二曲面板21と第二平面板22を、ヒンジ3を中心に回動させて針部23をロック部13に嵌合させた状態としたとき、第一曲面板11と第一平面板12と第二曲面板21と第二平面板22と針部23で囲まれた一定の空間部2が形成される。この空間部2は、鳥の羽翼の前縁にある骨部を挟みこんで保持する空隙となる。また本発明の個体識別用タグ1はプラスチック材料の射出成型などにより製造できるが、未使用の状態において、図1、図2などの示すように第一平面板12と第二平面板22のなす角度が鋭角となって、針部23の先端26がロック部13に近接した状態となるように成型される。これにより、鳥などの動物に取り付ける際、第一平面板12と第二平面板22を片手の指で挟んで保持しながら針部23をロック部13に容易に押し込むことができるため、作業性が良い。
図4は、本発明の個体識別用タグ1に個体識別情報を表示したラベルを取り付けた様子を示す例で、図4(a)は前述のように第二平面板22に、バーコードやQRコード(登録商標)などの個体識別情報を印刷などにより記録して表示したラベル30をシール層31で貼り付けた態様であり、ラベル30は第一平面板12に貼り付けても良い。図4(b)は、識別表示のQRコード(登録商標)などを印刷し、貫通孔33を設けたラベル32を本発明の個体識別用タグ1の針部23で貫通させ、さらに抜け防止枝28を通過させて装着した態様を示したものである。図4(a)、図4(b)のいずれの態様としても使用することができる。また抜け防止枝28を設けたことにより、個体識別用タグ1を動物に取り付ける作業を行う際、図4(c)に示すように、個体識別用タグ1の針部23にラベル32を差し込んで抜け防止枝28を通過させた状態ではラベル32が針部23から脱落する虞がなく、片手で保持して作業が行えるため、作業性が大きく向上する。
このように、個体識別情報をあらかじめラベルに印刷したものを装着するようにすることで、高精度の印刷コードにも対応できると共に、生産性を向上できる。またそれぞれのラベルは、紙、プラスチックシートなど種々の素材から適宜選択して用いることができ、特に限定されるものではないが、強度、耐久性、印刷適性、コストなどからポリエチレンテレフタレートシートが好適である。なお個体識別情報の表示は上記の手段に限られるものではなく、個体識別用タグ1の表面に直接情報を印刷したり、個体ごとにタグの色を変えたりするなど、表示する情報量や個体数に応じ種々の手法を選択して良い。
生まれたてなどの小さなヒナの場合、羽翼も小さいので、大きな個体識別用タグで羽翼全体を挟むように取り付けると、挟んだタグの隙間を羽翼が通り抜けて移動してしまいやすい。タグが羽翼を通過してしまうことで、識別情報を読み取る際、タグが羽毛等に隠れてしまって正常に識別番号を読み取れないだけではなく、ヒナの成長に伴い羽翼が大きくなることを阻害し、最悪の場合、壊死する恐れもあった。そのため生まれたてのヒナにタグを取り付ける場合、図5(a)に示すように、羽翼の前縁にある骨部41が空間部2に挟み込まれるように羽翼の翼膜40を針部23とロック部13で挟み込んで、図5(b)のように針部23を翼膜40に貫通させて個体識別用タグ1を装着するのが好適である。骨部41は成長すると直径が10mm程度まで太くなる可能性があるため、本発明の個体識別用タグ1には、図3のように針部23をロック部13に嵌合した状態において、空間部2を少なくとも直径10mmの円が収納できるような大きさZとなるように形成することで、ヒナが成長しても羽翼(特に骨部41)が締め付けられることなく空間部2に収納でき、より好ましい。
図6はヒナ200の羽翼210に個体識別情報ラベル110を針部に貫通させて取り付けた本発明の個体識別用タグ100を取り付けた態様を示す模式図である。本発明の個体識別用タグ100を羽翼210に取り付けるには、上下を挟む指2本でも、前述のように翼膜と呼ばれる薄い皮膜に針部を容易に貫通させて固定できる。必要な力より大きな力で針部を押し込んでも、針部先端は第一平面板で止まるため外部に突出することもなく、針部先端が指に刺さって、怪我をすることもない。また、羽翼に取り付けると、体の高い位置に取り付けられるため汚れにくいので、読み取りにくくなることも無い。かつ、鳥を一羽毎に捕まえなくても、単に並べて、同じ方向に向けさせれば、効率よくQRコード(登録商標)などの情報を読むことができるので、効率が良く、短時間で確認ができる。
本発明の個体識別用タグは、単に一つの射出成型金型を使用して、効率的に生産できる。射出成形する基材としては、ポリプロピレンやエチレン・プロピレン共重合体、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレンなどのオレフィン系樹脂や、ポリメチルメタアクリレートなどが使用できる。またその大きさは特に限定するものではないが、ヒナに取り付けるためには小型・軽量であることが好ましく、また針部先端をロック部に挿入するのにある程度の強度が必要なため、図1(c)に示す幅Xが10mm以下、図1(a)に示す厚みYは3mm以下とすると好ましい。
本発明の個体識別用タグは以上のようなもので、個体識別情報を表示したラベルを平面板に貼り付けるか、または針部を貫通させて取付けることで、見やすい位置に取り付けられるため、バーコードやQRコード(登録商標)などを個体識別情報として記録した場合、個体識別情報を機械で読み取り易い。また、全体の形状がヒンジで一体なので、生産性が高い。特に、本発明の個体識別用タグは、ヒンジで一体になっていて、バラバラにならず、汚れにくい鳥の羽翼を受け部と針部の間に指で挟んで、針部を翼膜に貫通させてロック部に押し込んで挿嵌するだけで確実に取り付けられ、作業性が高い。
また、抜け止めの嵌合する構造を有しているので、針部先端がロック部から外れにくく、かつ、作業者が傷つきにくい。
さらに、羽翼に取り付けると、QRコード(登録商標)など安価で多量の情報を、手間無く短時間で読み取ることができる。
1、100・・・個体識別用タグ
2・・・空間部
3・・・ヒンジ
110・・・個体識別情報ラベル
11・・・第一曲面板
12・・・第一平面板
13・・・ロック部
14、24・・・内周面
15、25・・・外周面
16・・・支板
17・・・段部
18・・・アーム
19・・・スリット
21・・・第二曲面板
22・・・第二平面板
23・・・針部
26・・・先端
27・・・嵌合部
28・・・抜け防止枝
30、32・・・ラベル
40・・・翼膜
41・・・骨部
200・・・ヒナ
210・・・羽翼

Claims (4)

  1. 個体識別情報が表示され、動物に取り付けられるタグであって、
    第一曲面板と第一平面板、第二曲面板と第二平面板がそれぞれ連続する形で形成され、前記第一曲面板と前記第二曲面板は互いの内周面どうしが対向する形に回動自在なヒンジで連結され、
    前記第一平面板の先端にはロック部が、前記第二平面板の先端には針部がそれぞれ設けられ、
    前記針部は、前記第二平面板の内周面から下方に向かって垂設する形に突出して形成され、その先端は略三角形状に尖り、前記先端近傍に鋸歯状の嵌合部を有し、抜け防止枝が針部上方の側面から第二平面板に向かう形で斜め上方に突出して設けられ、
    前記ロック部は、前記針部の先端が挿入されるスリットと、前記スリットの内部に前記嵌合部と嵌合する鋸歯状の段部を有し、
    前記ヒンジを介して回動させて前記針部の先端を前記ロック部のスリットに挿入したときに前記第一曲面板と前記第一平面板と前記第二曲面板と前記第二平面板と前記針部で囲まれた空間部が形成されることを特徴とする個体識別用タグ。
  2. 個体識別情報が表示されたラベルが前記第一平面板または前記第二平面板に貼り付けて装着されていることを特徴とする請求項1に記載の個体識別用タグ。
  3. 個体識別情報が表示されたラベルが貫通口を有し、前記貫通口に前記針部と前記抜け防止枝が貫通して装着されていることを特徴とする請求項1に記載の個体識別用タグ。
  4. 前記針部が翼膜を貫通して鳥の羽翼に取り付けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の個体識別用タグ。
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CN110278886A (zh) * 2019-07-22 2019-09-27 杭州沃朴物联科技有限公司 一种防脱落结构及装有该结构的防脱落管理装置
CN114158492A (zh) * 2022-01-14 2022-03-11 青岛贝威智能科技有限公司 一种焊接方式制作的电子足环

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