JP2018192950A - クロスメンバの配索構造 - Google Patents

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Takahiro Kawai
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Abstract

【課題】配索の作業性を向上させることができるクロスメンバの配索構造を提供する。【解決手段】車両の前後方向FRに延在する一対のサイドレール2と、一対のサイドレール2の間に架け渡されたクロスメンバ3とを備えた車両において、配索構造1では、クロスメンバ3の上面に取付けられたブラケット5により、車両の配管6がクロスメンバ3の上方で車両の前後方向FR及び左右方向LRのいずれかに延在するように配索されるため、車両の上方からの配管6の固定、締結等の作業がより容易になり、配索の作業性を向上させることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、クロスメンバの配索構造に関する。
車両の前後方向に延在する一対のサイドレールと、一対のサイドレールの間に架け渡されたクロスメンバとを備えた車両において、クロスメンバの周辺に車両の配管を配索する配索構造が提案されている。例えば、特許文献1には、クロスメンバの前面に固定された支持部材により、パワーステアリングユニットへ供給されたオイルをオイルタンクへ回収する回収管を支持する配索構造が開示されている。支持部材は、その管挿通部に回収管が挿通された状態で回収管を支持する。
特開2008‐265392号公報
ところで、上記のような配索構造では、車両の上方からの配管の固定、締結等の作業は必ずしも容易ではなく、配索の作業性には改善の余地がある。
そこで本発明は、配索の作業性を向上させることができるクロスメンバの配索構造を提供することを目的とする。
本発明は、車両の前後方向に延在する一対のサイドレールと、一対のサイドレールの間に架け渡されたクロスメンバと、クロスメンバの上面に取付けられ、車両の配管をクロスメンバの上方で車両の前後方向及び左右方向のいずれかに延在するように配索するブラケットとを備えたクロスメンバの配索構造である。
この構成によれば、車両の前後方向に延在する一対のサイドレールと、一対のサイドレールの間に架け渡されたクロスメンバとを備えた車両において、クロスメンバの上面に取付けられたブラケットにより、車両の配管がクロスメンバの上方で車両の前後方向及び左右方向のいずれかに延在するように配索されるため、車両の上方からの配管の固定、締結等の作業がより容易になり、配索の作業性を向上させることができる。
この場合、ブラケットは、配管をブラケットに固定するための結束紐が通る切欠部を有することが好適である。
この構成によれば、ブラケットは配管をブラケットに固定するための結束紐が通る切欠部を有するため、配管を部材に挿通させる場合に比べて、結束紐によって、より容易に配管をブラケットに固定することができる。また、切欠部があるため、結束紐によって配管をブラケットに固定する際の作業性をより向上させることができる。
この場合、ブラケットは、車両の配線が通る配線固定用孔部を有することが好適である。
この構成によれば、ブラケットは車両の配線が通る配線固定用孔部を有するため、例えば、配管と一緒に配索することが不可能な配線の配索の作業の際に、配管をブラケットに固定するための結束紐が通る切欠部を配線の配索用の物と誤認し、誤った配索をすることを防止することができる。
また、ブラケットは、ブラケットの配管と接触する部位の端部に曲面を含む曲面エッジ部を有することが好適である。
この構成によれば、ブラケットは、ブラケットの配管と接触する部位の端部に曲面を含む曲面エッジ部を有するため、ブラケットと配管とが接触する部位において配管に傷が生じることを防止することができる。
本発明のクロスメンバの配索構造によれば、配索の作業性を向上させることができる。
実施形態に係るクロスメンバの配索構造を示す平面図である。 実施形態に係るクロスメンバの配索構造を示す斜視図である。 図2のサイドレール、クロスメンバ及び連結部材の詳細を示す斜視図である。 図1のブラケットの詳細を示す平面図である。 図1のクロスメンバの配索構造において、別方向への配索がなされる例を示す平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係るクロスメンバの配索構造について詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態のクロスメンバの配索構造1は、車両の前後方向FRに延在する一対のサイドレール2と、一対のサイドレール2の間に架け渡されたクロスメンバ3とを備えたトラック等の大型車両において適用される。クロスメンバ3の車両の左右方向LRの両端部は、連結部材4によりサイドレール2に連結されている。
図3に示すように、クロスメンバ3は、日本工業規格JISG3192に規定されているような一対の溝形鋼10,11が、その溝が開口した側を車両の前後方向FRにおいて互いに対向する側とは反対側に向けつつ組み合わされることにより形成されている。連結部材4は、上部連結部材7と下部連結部材8とが上下方向に組み合わされることにより形成されている。
連結部材4の上部連結部材7と下部連結部材8との間に、クロスメンバ3の溝形鋼10,11が挟み込まれ、ボルト21により連結部材4とクロスメンバ3とが連結されている。サイドレール2は、日本工業規格JISG3192に規定されているような溝形鋼である。サイドレール2の溝形鋼の溝の中に連結部材4の上部連結部材7と下部連結部材8とが収容され、ボルト22によりサイドレール2と連結部材4とが連結されている。このような構造により、クロスメンバ3の上面はサイドレール2の上面よりも低い位置に配置される。
図1、図2及び図4に示すように、本実施形態の配索構造1は、クロスメンバ3の上面に取付けられたブラケット5を備えている。ブラケット5は、車両の空気圧系統、油圧系統、燃料系統等の配管6をクロスメンバ3の上方で車両の前後方向FR及び左右方向LRのいずれかに延在するように配索する。図1及び図2の例では、配管6は、クロスメンバ3の上方を車両の前後方向FRに跨いで延在するように配索されている。
図4に示すように、ブラケット5は、鋼板等の板材から形成され、長方形状の基部12と、長方形状の基部12の4つの角部のそれぞれから車両の前後方向FRに突出した4つの支持部14,15,16,17とを有する。基部12は取付孔部13を含む。取付孔部13とクロスメンバ3の溝形鋼10,11とに図2に示されるボルト23が挿通されることにより、クロスメンバ3の上面にブラケット5が取付けられる。
ブラケット5の支持部14,15,16,17のそれぞれは、配管6をブラケットに固定するための図2に示され結束バンドとも呼ばれる結束紐9が通る切欠部18を有する。また、ブラケット5は、ブラケット5の配管と接触する部位の支持部14,15,16,17のそれぞれの端部に曲面を含む曲面エッジ部20を有する。曲面エッジ部20は、ブラケット5の鋼板等の板材の先端が下方に折り曲げられることにより形成されている。また、ブラケット5の車両の左右方向LRの一対の支持部14,15は、車両の配線が通る配線固定用孔部19を有する。
本実施形態の配索構造1において、配管6が配索される際には、車両の上方からの作業により、ブラケット5の支持部14,15,16,17に配管6を沿わせ、結束紐9を切欠部18に通しつつ結束紐9により配管6を支持部14,15,16,17に固定することにより、配管6の配索が終了する。必要に応じて、配管6と一緒に配索することが不可能な配線が配線固定用孔部19を通されて配索される。
上記のように、クロスメンバ3の上面はサイドレール2の上面よりも低い位置に配置されるため、クロスメンバ3の上面に取付けられたブラケット5もサイドレール2の上面よりも低い位置に配置される。そのため、ブラケット5に配索された配管6や配線は、サイドレール2の上面よりも低い位置を通って配索される。
なお、図5の配索方向Dのように、配管6が、一方のサイドレール2において車両の前後方向FRに配索され、クロスメンバ3の上方においてブラケット5により車両の左右方向LRに配索され、他方のサイドレール2において車両の前後方向FRに配索されてもよい。
本実施形態によれば、車両の前後方向FRに延在する一対のサイドレール2と、一対のサイドレール2の間に架け渡されたクロスメンバ3とを備えた車両において、配索構造1では、クロスメンバ3の上面に取付けられたブラケット5により、車両の配管6がクロスメンバ3の上方で車両の前後方向FR及び左右方向LRのいずれかに延在するように配索されるため、車両の上方からの配管6の固定、締結等の作業がより容易になり、配索の作業性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット5は配管6をブラケット5に固定するための結束紐9が通る切欠部18を有するため、配管6を部材に挿通させる場合に比べて、結束紐9によって、より容易に配管6をブラケット5に固定することができる。また、切欠部18があるため、結束紐9によって配管6をブラケット5に固定する際の作業性をより向上させることができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット5は車両の配線が通る配線固定用孔部19を有するため、例えば、配管6と一緒に配索することが不可能な配線の配索の作業の際に、配管をブラケット5に固定するための結束紐9が通る切欠部18を配線の配索用の物と誤認し、誤った配索をすることを防止することができる。
また、本実施形態によれば、ブラケット5は、ブラケット5の配管6と接触する部位の端部に曲面を含む曲面エッジ部20を有するため、ブラケット5と配管6とが接触する部位において配管6に傷が生じることを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく様々な形態で実施される。
1…配索構造、2…サイドレール、3…クロスメンバ、4…連結部材、5…ブラケット、6…配管、7…上部連結部材、8…下部連結部材、9…結束紐、10,11…溝形鋼、12…基部、13…取付孔部、14,15,16,17…支持部、18…切欠部、19…配線固定用孔部、20…曲面エッジ部、21,22,23…ボルト、FR…前後方向、LR…左右方向、D…配索方向。

Claims (4)

  1. 車両の前後方向に延在する一対のサイドレールと、
    一対の前記サイドレールの間に架け渡されたクロスメンバと、
    前記クロスメンバの上面に取付けられ、前記車両の配管を前記クロスメンバの上方で前記車両の前後方向及び左右方向のいずれかに延在するように配索するブラケットと、
    を備えたクロスメンバの配索構造。
  2. 前記ブラケットは、前記配管を前記ブラケットに固定するための結束紐が通る切欠部を有する、請求項1に記載のクロスメンバの配索構造。
  3. 前記ブラケットは、前記車両の配線が通る配線固定用孔部を有する、請求項2に記載のクロスメンバの配索構造。
  4. 前記ブラケットは、前記ブラケットの前記配管と接触する部位の端部に曲面を含む曲面エッジ部を有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載のクロスメンバの配索構造。
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WO2023152817A1 (ja) * 2022-02-09 2023-08-17 三菱自動車工業株式会社 フレーム車両の後部構造

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