JP2018192630A - 熱転写用積層シート及びそれを用いた印刷体の製造方法 - Google Patents

熱転写用積層シート及びそれを用いた印刷体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】廃棄性を確保しながら、複雑な離型処理を行わずに剥離させやすい熱転写シートを提供する。【解決手段】紙である紙層11と、接着剤であるバインダー層12と、セロファンであるセロファン層13と、が積層された熱転写用積層シートを用い、セロファン層13の表面に熱転写インキ層15を印刷して熱転写する。【選択図】図2

Description

この発明は、熱転写により対象に印刷するシートと、それにより印刷した印刷体に関する。
耐熱性のあるシートにインキ層を設け、そのインキ層側を対象に当てて熱を掛け、印刷内容を対象の表面に移す転写を行う熱転写シートが、様々な用途に用いられている。
ただし、熱転写の際には必ず加熱する必要があり、プラスチックフィルムやバインダーが加熱体に付着してしまう場合がある。
例えば特許文献1には、サーマルヘッドによる印字に用いる感熱転写シートが記載されている。プラスチックフィルムの基材の一方の面に、転写インキ層を設け、他方の面に離型剤や滑剤を含んだ熱可塑性樹脂バインダーによる保護層を設けたものである。基材のプラスチックがサーマルヘッドに融着しないように、離型剤や滑剤を添加した数μmの保護層を形成している。
また別の形態として、インキ層を印刷した基材であるプラスチックフィルムとは反対側の面に、粘着剤層と離型紙を設け、熱転写時には離型紙を剥がしてインキ層を対象に残す方式もある(例えば特許文献2[0020])。
特公平4−59156号公報 特開2002−11969号公報
しかしながら、基材にポリエチレンテレフタレート(PET)のようなプラスチックフィルムを用いた場合、基材自体が加熱時に熱収縮を起こしてしまい、印刷したデザインが歪んでしまうことがある。一般に用いられる厚さ8〜25μm程度のPETフィルムでは深刻な問題となる。このため、熱収縮しにくいように厚さ100μm程度の厚手のPETフィルムを用いなければならず、取り扱いやコスト面で問題があった。
別の手法としては、平滑性の高い厚紙の表面に無機系の目止材を塗工し、その表面に離型剤をコーティングしたものを用いることで、厚紙により熱収縮を抑えることが考えられる。しかし、目止材を塗工した厚紙は紙としての廃棄性に問題があった。
そこでこの発明は、紙としての廃棄性とセロファンによる平滑性を確保しながら、印刷の際にかかる手間を省き、かつ剥離させやすい熱転写シートを提供することを目的とする。
この発明は、紙とセロファンとを接着させ、セロファンの表面に転写インキ層を塗工可能にした熱転写用積層シートにより、上記の課題を解決したのである。
セロファンの分子間距離は数nmと非常に小さいため、分子間に固形物が侵入し難い性質を有するため剥離性に優れ、また親水基を持っているため疎水性の樹脂に対して特に剥離性に優れており、目止材や剥離剤、滑剤などを添加しなくても、それ自体の剥離性によって、加熱して対象に転写した転写インキ層から剥がすことができる。
この発明に係る熱転写用積層シートを用いて、セロファン層の表面に転写すべき内容をホットメルトバインダー含有インキまたはウレタン系樹脂などにより鏡像印刷してその表層にホットメルト樹脂層を設けた転写インキ層を形成し、転写インキ層側の面を転写すべき対象に当て、紙層の表面から上記熱転写用積層シートを加熱して、転写インキ層を上記対象に転写し、セロファン層の剥離性によって転写インキ層からセロファン層を剥離させて転写インキ層のみが上記対象の表面に表示された印刷体を得る、印刷体の製造方法が実施できる。
また、セロファンはそれ自体の剥離性だけで上記の手順を実行可能であるが、さらにセロファンの製造工程で一般に用いることがある柔軟剤の含有量を調整することで、その剥離性を希望の程度に制御することができ、熱転写の作業現場に適した剥離性に調整することができる。
この発明にかかる熱転写用積層シートを用いると、セロファン層自体の剥離性が優れているため、転写インキ層を印刷する前に別途離型処理を行う必要がなく、そのまま印刷可能であり、転写用のシートを製造し、また、印刷体を製造する際の手順を簡略化できる。
また、収縮しにくい紙とセロファンが基材となっているため、加熱時に印刷された内容が歪む可能性を十分に抑制することができる。さらに、剥がした後のシートは紙とセロファンを接着させたものであり、セロファンがセルロースからなるため、廃棄する際に紙ゴミとして簡便に廃棄することができる。一方で、紙もセロファンも材料の入手が容易に可能であり、製造自体も簡便に可能である。
この発明にかかる積層シートの例を示す断面図 熱転写インキ層を塗工した積層シートの例を示す断面図 この発明にかかる製造方法により熱転写する際の積層シートと対象との関係を示す断面図 熱転写積層シートを剥がし、熱転写した印刷体の断面図
以下、この発明について詳細に説明する。この発明は、熱転写に用いる熱転写用積層シート、及びそれを用いた印刷体の製造方法である。
この発明にかかる熱転写用積層シート10の断面図を図1に示す。この熱転写用積層シート10は、紙層11とバインダー層12とセロファン層13とが順に積層された積層シートである。
紙層11には紙を用いることができる。強度と耐熱収縮性の点から、ある程度の厚みがあることが望ましい。このため、坪量50g/m以上あると好ましく、70g/m以上であるとより好ましい。一方、厚すぎると熱伝達が悪くなり、対象に転写インキ層がきれいに転写できなかったり、重量の点からもハンドリングが悪くなるため好ましくなくなる。このため、坪量250g/m以下であると好ましく、200g/m以下であるとより好ましい。
上記の紙の構成はセルロースを主成分とするものであれば特に限定されない。必要とされる強度により適宜添加剤を添加してもよい。ただし、廃棄性の点からは、次のバインダー層12を形成する場合以外は特に塗工剤などを塗工しない方が望ましい。また、紙層11に用いる上記紙の表面に予めカレンダー処理することで、後述する熱転写インキ層15のセロファン層13側の表面がより平滑になり、最終的に得られる印刷体の表面に光沢を与えることができる。
なお、この紙層11に用いる上記紙に予めエンボス加工などにより凹凸を設けておくと、後述する熱転写インキ層15のセロファン層13側に、凸と凹が逆転した形状を形成することができる。これにより、最終的に得られる印刷体の表面に印刷された内容に凹凸を付けることができる。
バインダー層12は、接着剤を用いて、紙層11とセロファン層13とを接着させた接着剤の層である。具体的には、上記紙と後述のセロファンとの一方に接着剤を塗工して塗工した面に他方を貼り付けることで形成してもよいし、上記紙と上記セロファンの間に熱可塑性樹脂を押し出して加圧することで形成してもよい。上記接着剤としては、アクリル系、EVA系、ウレタン系、澱粉糊などが挙がられる。また、塗工方法としては、ドライラミネート、ノンソルベントラミネート、ウェットラミネート、押し出しラミネートなどが挙げられる。具体的な熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレンを使用することができ、特に低密度ポリエチレン(LDPE)を使用すると好ましい。ただし、加熱時にバインダー層12が剥がれてはならないため上記セロファンにアンカー剤を塗工することが好ましい。また、融点が100度以下であるホットメルト接着剤は使用できない。
セロファン層13には、セロファン自体が剥離性に優れるため、一般的なセロファンを用いることができる。
また、上記セロファンに柔軟剤を含有させると、セロファンが割れにくくなり、強度が向上する。さらに、剥離性を向上させるために、上記セロファンに含有させる柔軟剤の含有率を適切に調整すると好ましい。柔軟剤の含有率は、1質量%以上であると好ましく、5質量%以上であるとより好ましい。柔軟剤が極端に少ないと強度の点から問題を起こす可能性がある。一方で、40質量%以下であると好ましく、30質量%以下であるとより好ましい。多すぎると熱転写インキ層15に移行して、本来の硬度が変わる可能性がある。上記の範囲で必要な剥離性に合うように調整するとよい。なお、柔軟剤を含有させるにあたっては、上記セロファンシートの製造にあたり、ビスコースを再生させた後、最終水洗の後に柔軟浴槽を通過させることで含有させることができる。また、柔軟浴槽の柔軟剤濃度を変えることで、柔軟剤含有率を任意に変えることができる。柔軟剤として利用可能な組成物としては、例えば、グリセリンやトリエチレングリコールなどが挙げられる。
上記のセロファンのシートの厚みは特に限定されない。セロファン自体の熱収縮性がPETに比べて著しく小さいため、薄手のものであっても利用可能である。中でも坪量20g/m以上70g/m以下程度のものが好適に利用できる。薄すぎると強度面に問題があり、紙層11とセロファン層13とを接着させる際、切断する可能性が高くなる。また、厚すぎるとセロファンを製造する過程でビスコースの再生ならびに後処理工程で時間を要するため、コスト面で不利である。
熱転写により対象に印刷表示を転写するにあたっては、熱転写用積層シート10のセロファン層13の表面に、熱転写すべき内容をホットメルトバインダー含有インキまたはウレタン系樹脂などにより鏡像印刷してその表層にホットメルト樹脂層を設けた熱転写インキ層15を設けた印刷済みの熱転写用積層シート20を用いる。この印刷済みの熱転写用積層シート20の断面図を図2に示す。上記ホットメルト樹脂層は、熱を掛けることで熱転写しようとする対象に接着する性質を有する。用いるホットメルトの種類は特に限定されないが、後述する熱転写の際に溶融できる軟化点を有するものである必要がある。例えばポリウレタン系、EVA系、ゴム系、ポリアミド系などを用いることができる。
上記の印刷済みの熱転写用積層シート20を用い、鏡像印刷された印刷内容を、印刷すべき対象21に熱転写し、熱転写用積層シート10に対応する部分を剥離することで、印刷体30が得られる。熱転写する際の構成例を図3の断面図に、剥離する際の構成例を図4の断面図に示す。熱転写の際には、印刷済みの熱転写用積層シート20を、対象21に熱転写インキ層15を向けて当て、紙層11側から加熱する。熱源25としてはアイロンなどの加熱した金属体を紙層11に直接当てることが望ましい。加熱する際の温度は、上記ホットメルト含有インキが接着できる温度であり、かつインキの印刷形態が変化しない範囲で調整する。また、バインダー層12が軟化しない温度である必要がある。バインダー層12の熱可塑性樹脂が軟化してしまうと、セロファン層13と紙層11とが一部剥離してしまう可能性があるからである。
熱転写する対象21としては、ある程度の大きさのある面がある物体であればよい。平滑であることが望ましいが、布地のような表面でも十分に熱転写可能である。具体的には、布帛、皮、人工皮革、樹脂成型体、金属など、ホットメルトで接着されるものであれば特に限定されない。
上記のホットメルト含有インキ及びバインダー層12の構成にもよるが、基本的な加熱温度は、100℃以上が好ましく、120℃以上がより好ましい。一方で、180℃以下が好ましく、150℃以下がより好ましい。なお、加熱時間は特に限定されず、熱転写インキ層15が十分に対象21に接着すればよい。
適切な温度及び時間で加熱した後、熱源25を離し、元の熱転写用積層シート10である部分を対象21から剥がす。このとき、セロファン層13が有する剥離性が十分に発揮されることで、熱転写インキ層15とセロファン層13との間の剥離が好適に進行する。剥離し終えると対象21の表面に熱転写された熱転写インキ層15が鏡像を逆転させた模様として表示された印刷体が得られる。
次にこの発明を、実施例を挙げて具体的に示す。
(実施例1)
12質量%のグリセリンを含む30g/mのセロファン(レンゴー(株)製)に、接着剤となる二液硬化型ウレタン樹脂(三井化学(株)製:タケネートA-242A、タケラックA-244B)1.5g/mをノンソルベントコーターを用いて塗工してバインダー層とし、その塗工面に160g/mのライナー用原紙(レンゴー(株)製)を貼り合せて熱転写用積層シートを得た。そして、セロファン面に40g/mのポリウレタン系樹脂(大日本インキ化学工業(株)製:CRISVON S-125)を塗工して熱転写インキ層を設け、その熱転写インキ層をポリエステル製生地に当て、紙層側から130℃で3秒間加熱圧着した後、室温で冷却後、15mm幅の熱転写用積層シートとポリエステル製生地をテンシロン万能試験機((株)エー・アンド・デイ製 RTG−1210)で100mm/minの速度で180℃方向に引張り、剥離強度測定と熱転写インキ層の転写状態を目視で観察した。
(実施例2)
実施例1において、160g/mのライナー用原紙の代わりに65g/mのコピー用紙(レンゴー(株)製)を用い、1質量%のグリセリンを含む20g/mのセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例3)
実施例1において、160g/mのライナー用原紙の代わりに230g/mのライナー用原紙(レンゴー(株)製)を用い、40質量%のグリセリンを含む60g/mのセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例4)
実施例1において、二液硬化型ウレタン樹脂1.5g/mの代わりに押し出しコーターでポリエチレン(住友化学(株)製:スミカセンL705)を20g/mとなるように押出してセロファンとライナー用原紙を貼り合せ、ポリウレタン系熱転写インキの代わりにEVA系熱転写インキ(Art Deco Heat Transfer Materials(株)製:ADg-GLPV0)を用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例5)
実施例1において、12質量%のグリセリンを含む30g/mのセロファンの代わりにグリセリン無添加のセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例6)
実施例1の160g/mのライナー用原紙の代わりに40g/mの薄葉印刷紙を用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例7)
実施例1の160g/mのライナー用原紙の代わりに280g/mの白板紙を用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例8)
実施例1の12質量%のグリセリンを含む30g/mのセロファンの代わりに、45質量%のグリセリンを含むセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例9)
実施例1の30g/mのセロファンの代わりに17g/mのセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(実施例10)
実施例1の30g/mのセロファンの代わりに75g/mのセロファンを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(比較例1)
実施例1において、160g/mのライナー用原紙の代わりに34g/mのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いた以外は、実施例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(比較例2)
実施例1の熱転写用積層シートの代わりに136g/mのポリエチレンテレフタレートフィルムを用いてそれを熱転写用積層シートとした。
(比較例3)
比較例1の34g/mのポリエチレンテレフタレートフィルムの代わりに90g/mの二軸延伸ポリプロピレンフィルムを用いた以外は、比較例1と同様にして熱転写用積層シートを得た。
(比較例4)
比較例2のポリウレタン系熱転写インキの代わりにEVA系熱転写インキを用いた以外は、比較例2と同様にして熱転写用積層シートを得た。
<評価方法:剥離性>
それぞれの例について、JISK6854に従って、剥離強度を測定した。その結果を表1に示す。それぞれの値が10 gf/15mm未満であるものを◎、10gf/15mm以上13 gf/15mm未満であるものを○、13gf/15mm以上15gf/15mm未満であるものを△、15 gf/15mm以上を×とした。
<評価方法:収縮>
それぞれの例について30cm角とした試験片を130℃の環境下に10秒間放置し、そのときの収縮した値を100cmに換算した値が、1mm以下であるものを◎、1mmを超えて3mm以下であるものを○、3mmを超えて5mm以下であるものを△、5mmを超えるものを×とした。その評価結果を表1に示す。
<評価方法:ハンドリング>
それぞれの例の熱転写用積層シートを用いて、実際に熱転写した印刷体を複数個製造した。それぞれの例の熱転写の際にシートを取り扱うにあたって、シワ、折れ、カーニングなどの不具合について、注意が不要であるものを◎、注意がほとんど不要であるものを○、注意して取り扱えば熱転写できるものを△、熱転写困難又は不可能であるものを×とした。
Figure 2018192630
10 熱転写用積層シート
11 紙層
12 バインダー層
13 セロファン層
15 熱転写インキ層
20 印刷済みの熱転写用積層シート
21 対象
25 熱源
30 印刷体

Claims (4)

  1. 紙である紙層と、接着剤であるバインダー層と、セロファンであるセロファン層と、が順に積層された熱転写用積層シート。
  2. 上記セロファンが1質量%以上40質量%以下の柔軟剤を有する請求項1に記載の熱転写用積層シート。
  3. 請求項1又は2に記載の熱転写用積層シートを有し、上記セロファン層の表面に、ホットメルトバインダー含有インキまたは非熱溶融樹脂の表層にホットメルト樹脂層を設けた熱転写インキ層を有する、印刷済みの熱転写用積層シート。
  4. 請求項1又は2に記載の熱転写用積層シートを用い、
    上記セロファン層の表面に、ホットメルトバインダー含有インキまたは非熱溶融樹脂の表層にホットメルト樹脂層を設けた熱転写インキ層を鏡像印刷して印刷済みの熱転写用積層シートを製造し、
    この印刷済みの熱転写用積層シートを、転写すべき対象に上記熱転写インキ層側から当て、
    上記紙層側から上記の印刷済みの熱転写用積層シートを加熱して、上記熱転写インキ層を上記対象に接着させ、
    上記熱転写インキ層と上記セロファン層との間で上記熱転写用積層シートを剥がし、上記対象の表面に上記熱転写インキ層を表示させた印刷体を得る、
    印刷体の製造方法。
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