JP2018192181A - 履物用の中敷体およびそれを備えた履物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歩行における接地状態における足裏の3次元形状に沿う機能と足が空中に維持された状態の足裏の立体的な3次元形状に沿う機能の両方が奏される中敷体を提供する。【解決手段】 中敷体100は、上面110の形状が足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられており、底面120の形状が、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられている。例えば、再現される領域を土踏まずから踵にかけた形状や、拇指球から小指球が当接する箇所から踵にかけた形状とすることができる。中底体200の上面210の形状も足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の表面に沿う形状に仕上げる。中底体200の硬度は土踏まずから踵にかけた3次元立体形状は体重をかけても維持されるものとし、拇指球から小指球が当接する箇所は屈曲自在な硬度に仕上げる。【選択図】 図3

Description

本発明は、履物、例えば、ハイヒール、パンプス、サンダルなどの女性用靴、紳士靴、運動靴など多様な履物内部の中底体やその上に装着する中敷体およびそれらを装着した履物に関する。
靴の使用において良く指摘される問題の一つに靴内部の形状と、実際の足の足裏形状とのギャップがある。足は歩行の過程で、通常は踵から接地し、足首の関節を曲げて前方向に体重移動しながら体重が足先に移っていき、やがて拇指球から小指球と中足骨との関節を屈曲させながら前に進んでゆく。最後につま先で蹴り出して前方へ歩を進める。この運動を左右繰り返しながら歩行してゆく。ここで、靴内部は一般には平坦で硬く、実際の足の足裏の立体的形状とは一致しないため、ギャップがあり、それが歩行に伴う足裏のずれ、歪み、疲れにつながり、酷い場合には、外反母趾や偏平足という足のトラブルにつながることもあり得る。一方、靴全体が柔らかすぎる場合、足の接地から足指や足底の関節の屈曲までがしっかりとサポートされず、不安定感が増してしまい、やはり歩行中に大きなストレスを感じて疲れてしまう。
従来技術において、平坦な靴内部の構造を変え、少しでも歩行に伴う足裏のずれ、歪み、疲れをとることを目的として開発された中敷体を備えた靴に関する技術が幾つか知られている。
特許公報1(特開2002−209605号公報)に開示された靴は、図12に示すように、中敷の上面を足裏の指や踵の形状や凹凸に対して立体的に合致する形状としたものである。この特許公報1は、個人差がある場合にも対応するため、個人個人の足型を取って転写する技術が開示されており、インソールの芯となるべき中底板の上面及び裏面にポリエチレン樹脂フィルムを貼着した状態で一度靴を履き、体重加重によって透明フィルム板を通して靴内部の踏み痕を中底板に転写した後に、踏み痕によって示された輪郭に沿って不要部分をカットして切除したり、上面に被覆材を貼着したり、クッション性を有する仕上げ材を貼着したりして、インソール全体を完成させるという手段が開示されている。出来上がりが図12の下段に示す図のようであると開示されている。
次に、特許文献2(特開平11−46805号公報)に開示された靴では、図13に示すように、熱可塑性樹脂シート11で足型の概形を取り、母指球部3、五指球部4を含むつま先側の領域21を例えばハサミ等を用いて切除し、足の土踏まずから踵の3次元形状を写し取った足型とし、その土踏まずから踵の足型に対して、足裏の全体形状に対応した形状の中敷シート23を熱可塑性樹脂製シート11のシート表側25に両面接着テープ等を用いて着脱自在に接着して中敷体を完成させることが開示されている。
特開平03−236801号公報 特開2001−61509号公報
しかし、上記従来の足裏の3次元形状に沿った中敷体には以下の問題があった。
第1の問題は、歩行における接地状態における足裏の3次元形状のみを捉えており、歩行における足が空中に維持された状態の足裏の立体的な3次元形状は全く考慮されていない点である。
歩行において、足裏の骨と筋肉はリズミカルに動いており、実際の生身の足裏は固定的な1つの形ではなく、形状が変化する。足が空中に維持された状態では、足裏の圧力がなくなり、中足骨全体が上昇し、いわゆる拇指球から小指球までの関節も伸び、筋肉も弛緩し、踵裏の筋肉や皮も緩んで丸みを帯びる。その足が空中にある状態から足が接地した状態となると、足裏に圧力がかかり、中足骨がアーチ状に維持されつつも拇指球から小指球までの関節に負荷がかかり、筋肉も収縮し、踵裏の筋肉や皮も圧力で変形する。この歩行の過程で中足骨のアーチ、いわゆる土踏まずのアーチがバネの役割を果たして歩行の力がリズミカルに得られる。
このように、生身の足の足裏は、歩行における接地状態における足裏の3次元形状と同様に、歩行における足が空中に維持された状態における足裏の3次元形状も重要である。上記従来の特許文献1、特許文献2とも、接地した状態の足の足裏の型取りをし、その形状となるように中敷の表面を3次元形状に加工しているが、歩行における足が空中に維持された状態における足裏の3次元形状については何らの加工も施されていない。
第2の問題は、中敷体の表面は3次元立体形状となるよう工夫されているが、底面側は平面であり、中敷体がクッション材として柔らかいために体重で押圧されて変形した後は、平面状の硬い中底または靴底に押し付けられてしまうので、中敷体が柔らかいクッション材として機能してしまった後は、体重を受け止める面が平面であり、本来の足裏の形状は立体的な3次元形状であるところが、平面によってのみサポートされているという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、歩行における接地状態における足裏の3次元形状に沿う機能と、従来技術では不十分であった足が空中に維持された状態の足裏の立体的な3次元形状に沿う機能の両方が奏される中敷体を提供することを目的とする。
また、中敷体が柔らかいクッション材として機能した後に、中底体が体重を受け止めつつ歩行における接地状態における足裏の3次元形状に沿う機能を発揮できる履物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の履物の中底体は、足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に上面が仕上げられており、前記足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に底面が仕上げられていることを特徴とするものである。
従来技術において、中敷体の上面形状を、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状に沿わせるものがあるが、中敷体のクッション性という機能を考えれば、本来は本発明のように中敷の表面形状は足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状に沿わせるべきである。また、従来技術において、中敷体の底面形状はおおむね平面状のものであったが、中敷体のクッション性という機能を考えれば、本来は本発明のように中敷の裏面形状は足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状に沿わせるべきである。本発明の中敷体ではそのように歩行前後における空中に維持された状態でも接地された状態でも足裏形状に理想的に沿うものとなっており、中敷体の機能を正しく発揮せしめることができる。
ここで、上記した足裏付近の3次元立体形状の表面としては、少なくとも、土踏まずから踵にかけた3次元立体形状であるものとする。歩行の前後において、土踏まずから踵にかけた部分の3次元立体形状のサポートが重要だからである。
もちろん、その領域を拡張し、拇指球から小指球が当接する箇所から踵にかけた領域としてその3次元立体形状に沿わせることも好ましい。
中敷体の素材としては、スポンジ材、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、綿塊のいずれかまたはそれらの組み合わせとすることができる。適度なクッション性を発揮することができるからである。
上記本発明の中敷体では、底面形状が、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状としているが、さらに下方にある中底体との連携があればより理想的な歩行時の足裏のサポートとなる。
そこで、本発明の履物は、上記した本発明の中敷体に加え、中底体の上面に中敷体の底面を沿わせて両者を積層するよう装着したものである。
ここで、中底体の上面形状自体を、中敷体の底面形状と一致させる。つまり、中底体の底面形状の上面が、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられており、かつ、中底体に体重をかけた際にも、中底体の上面において、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状が維持されるものとする。
このように体重が掛かっても維持される中底体の上面形状自体が、本発明の中敷体の底面形状、つまり、足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられていれば、足を接地した状態で立体的な3次元形状にて支持される。上記した従来技術では体重が掛かれば最終的には平面状の中底体や靴底により支持されていた足裏が、真の意味において3次元的立体形状で支えられる。
つまり、本発明の履物は、足を空中に維持した際には、中敷体の上面が空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿い、足を接地した際には、中敷体が変形し、中敷体の底面および中底体の上面が、接地した足の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿うものとなり、歩行のいずれの状態でも足裏の3次元的立体形状に沿って支持できるものとなる。
例えば、中底体の素材としては、人体に無害で、弾力性、屈曲性、適度な硬度があるものであれば採用できるが、例えば、硬度を調整したポリエチレンテレフタレート、天然ゴム、塩化ビニル、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ウレタンゴム素材のいずれかまたはその組み合わせ素材を採用することができる。硬度の調整は、添加する可塑剤の量、成形時の温度、添加する熱硬化性素材の量などで調整可能である。
一方、中底体つま先から拇指球から小指球が当接する箇所では屈曲しやすい硬度として柔軟性を確保して、屈曲変化に追従できるものとする必要がある。なぜならば、歩行の前後において、足の拇指球から小指球と中足骨骨頭はその下方にある拇指球から小指球と関節を形成しており、歩行において、中足骨骨頭と拇指球から小指球までの関節において大きく屈曲するため、中底体も拇指球から小指球までが当接する箇所において大きく屈曲しやすい物性とする必要がある。
そこで、中底体において、拇指球から小指球が当接する箇所を含む前方部分と、前方部分から一体に踵の当接箇所までつながる後方部分とし、後方部分の素材の硬度よりも前方部分の素材の硬度が小さく調整されており、拇指球から小指球に当接する立体的形状の箇所を包含する前方部分は屈曲しやすく、後方部分は立体的形状を保ちやすい構造とすることが好ましい。
本発明にかかる履物の中敷体によれば、中敷体の上面形状は、足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状に沿うことができ、また、中敷体の裏面形状は足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状に沿うことができ、本発明の中敷体ではそのように歩行前後における空中に維持された状態でも接地された状態でも足裏形状に理想的に沿うものとなっており、中敷体の機能を正しく発揮せしめることができる。
また、本発明にかかる履物によれば、足を空中に維持した際には、中敷体の上面が空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿い、足を接地した際には、中敷体が変形し、中敷体の底面および中底体の上面が、接地した足の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿うものとなり、歩行のいずれの状態でも足裏の3次元的立体形状に沿って支持できるものとなる。
本発明の実施例1にかかる履物用の中敷体100の構造を簡単に示す図である。 本発明の実施例1にかかる履物用の中敷体100に合う中底体200の構造を簡単に示す図である。 中底体200の上面210に中敷体100の底面120を沿わせて両者を積層した様子を示す図である。 歩行時の足裏に沿う中敷体100および中底体200の積層体の変形の様子を示した図である。 実際に試作した中敷体の試作模型を示した図(その1)である。 実際に試作した中敷体の試作模型を示した図(その2)である。 実際に試作した中底体の試作模型を示した図(その1)である。 実際に試作した中底体の試作模型を示した図(その2)である。 本発明の実施例2にかかる履物用の中敷体100の構造を簡単に示す図である。 本発明の実施例2にかかる履物用の中敷体100に合う中底体200の構造を簡単に示す図である。 実施例2の構成において、歩行時の足裏に沿う中敷体100および中底体200の積層体の変形の様子を示した図である。 従来技術(特開平03−236801号公報)の開示内容を示す図である。 従来技術(特開2001−61509号公報)の開示内容を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の履物の中敷体およびそれを含んだ履物の実施例を説明する。ただし、本発明の範囲は以下の実施例に示した具体的な用途、形状、個数などには限定されないことは言うまでもない。
ここでは、婦人靴への適用を例として説明するが、紳士靴や運動靴であっても同様に適用することができる。
本発明の履物用の中敷体の基本構成と、それに合う中底体の基本構成について説明する。
図1は、本発明の実施例1にかかる履物用の中敷体100の構造を簡単に示す図である。
図2は、本発明の実施例1にかかる履物用の中敷体100に合う中底体200の構造を簡単に示す図である。
なお、図1および図2では、足裏の3次元立体形状に沿う曲面を描画することは難しいので、おおむね、ざっくりと描画されているものと理解されたい。実際の上面、側面、底面は、連続一体的に滑らかに起伏をもって形成されている。
なお、上記構成は、上面の表面や底面の表面に何も他の部材を貼付していないが、不織布を貼付したり、シール材を貼付したりすることは可能であり、本発明でもそれら他の素材を貼付しても良い。
図1に示すように、履物用の中敷体100は、3次元立体形状の上面110と、3次元立体形状の底面120を備えた構造となっている。
図1の例では足裏の3次元立体形状に沿う3次元立体的形状の曲面が作り込まれている領域が土踏まずから踵にかけた領域である例である。婦人靴の例となっている。図1(a)は上面図、図1(b)は底面図、図1(c)は斜視図となっている。
履物用の中敷体100は、屈曲性に富み、屈曲を繰り返しても割れたり裂けたりしない柔軟性がある素材で形成する。人の歩行の際の足先の屈曲の圧力で適度に追随して屈曲できる程度のクッション性があれば良い。
例えば、スポンジ材、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、綿塊等などがあり得る。ここでは発泡ウレタンとする。
中敷体100の上面110の3次元立体形状は、“足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状”の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられている。ここでは、空中に維持した足の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状の表面に沿うように上面の3次元立体形状110が仕上げられている。
ここで、利用者の足裏の形状は個人差があるが、利用者の足裏は多少の個人差があっても、中敷体100にはクッション性、弾力性があるので、ここでは、一般平均的な空中に維持した状態の足の足裏の3次元立体的形状に沿うものとして製作したものとする。もし、オーダーメード仕様とする場合には足を空中に維持した状態で足裏の3次元立体形状を測り取って中敷体100の上面の3次元立体形状110を作り込むことも可能である。
中敷体100の底面の3次元立体形状120は、“足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状”の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に仕上げられている。ここでは、接地した足の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状の表面に沿うように底面の3次元立体形状の120が仕上げられている。
ここで、利用者の足裏の形状は個人差があるが、利用者の足裏は多少の個人差があっても、中敷体100にはクッション性、弾力性があるので、ここでは、一般平均的な接地した足の足裏の3次元立体的形状に沿うものとして製作したものとする。もし、オーダーメード仕様とする場合には足を接地した状態の足裏の3次元立体形状を測り取って中敷体100の底面の3次元立体形状120を作り込むことも可能である。
なお、中敷体100は、上面から底面まで全体が3次元立体形状をなしているので、その製作にあたっては、モールド金型を用意し、発泡ウレタン樹脂をモールド成形することで機械的に一体成型にて製作することができる。つまり、モールド金型の内部の上面を、一般平均的な空中に維持した状態の足の足裏の3次元立体的形状に沿う面となるよう作り込み、モールド金型の内部の底面を、一般平均的な接地した足の足裏の3次元立体的形状に沿う面となるよう作り込んだものをあらかじめ用意しておき、そのモールド金型を用いて、射出成形または押し出し成形にて発泡ウレタン樹脂を流し込んで機械的に製造することができる。
発泡ウレタン樹脂は適度な弾力性、柔軟性、クッション性が得られるよう、添加する可塑剤の量や、成形時の温度、添加する熱硬化性素材の量などで調整することが好ましい。
次に、中敷体100において作り込まれる足裏に沿った3次元立体形状の領域について説明する。
中敷体100の上面の3次元立体形状110、底面の3次元立体形状120として、足裏形状の3次元立体形状に沿わせる領域としては、足裏全体でも良いが、足の歩行を支える上で重要なパーツに特化しても良い。
図1に示した例では、土踏まずから踵にかけた領域について、足裏の3次元立体形状に沿わせて作り込んだものとなっている。つま先から拇指球から小指球が当接する箇所は、足裏の3次元立体形状に沿わせた形までは再現されておらず、つま先は略平坦形状、拇指球から小指球が当接する箇所は衝撃を和らげるための盛り上げ形状となっている。
次に、中底体200について説明する。
図2は、本発明の実施例1にかかる中底体200の構造を簡単に示す図である。
中底体200は、上記した中敷体100の底面120の3次元立体形状に沿う上面の3次元立体形状210を備えたものとなっている。
中底体200の上面210の3次元立体形状は、“足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状”の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状、ここでは、足を接地した際の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に仕上げられている。つまり、上記した中敷体100の底面120の3次元立体形状と同じものとなっている。
なお、つま先部分から拇指球から小指球が当接する箇所についても中敷体100の底面120の3次元立体形状に沿う上面210の3次元立体形状となっている。
そのため、中底体200の上面210に中敷体100の底面120を沿わせて両者を積層するよう装着せしめることができる。
図3は、中底体200の上面210に中敷体100の底面120を沿わせて両者を積層した様子を示す図である。
図3に示すように、積層体は上面側が中敷体100の上面110であるので、上面は、“空中に維持した足裏”の土踏まずから踵までの3次元立体形状に沿う曲面となっている。下層側には中底体200があるので、その上面210は“接地した足裏”の土踏まずから踵までの3次元立体形状に沿う曲面となるよう3次元的になめらかに形成されているので、積層体を踏みしめた状態では中敷体100が中底体200の上面に沿うように変形して“接地した足裏” の拇指球から小指球のライン〜踵までの3次元立体形状に沿う曲面となる。
ここで、中底体200の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状の領域部分の硬度は、中底体100の硬度よりも大きく調整されており、足を接地して中底体200に体重をかけた際にも、中底体200の土踏まずから踵にかけた領域の上面において3次元立体形状210が維持されるものとする。図2の例では、分かりやすいように両者はハッチングで色分けされている。
このように、中底体200が体重をかけた際にも足を接地した際の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状が維持されるものとすれば、クッション性に優れた中敷体100の変形の範囲が制限され、足を空中に維持した際には、中敷体100の上面110が、空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状に沿い、足を接地した際には、中敷体100が変形し、中敷体100の底面120が、中底体200の上面210、つまり接地した足の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に沿うものとなる。
一方、中底体200のつま先から拇指球から小指球が当接する箇所では屈曲しやすい硬度として柔軟性を確保して、屈曲変化に追従できるものとする必要がある。
歩行の前後において、足の拇指球から小指球と中足骨骨頭はその下方にある拇指球から小指球と関節を形成しており、歩行において、中足骨骨頭と拇指球から小指球までの関節において大きく屈曲する。つまり、拇指球から小指球までの関節を大きく屈曲させながら体重を前に進めてゆく。そのため、中底体200も拇指球から小指球までが当接する箇所において大きく屈曲しやすい物性とする必要がある。
そこで、拇指球から小指球に当接する立体的形状の箇所を屈曲しやすい比較的柔らかい硬度に調整する。一方、拇指球から小指球までが当接する箇所以降の部分は、中足骨の足裏(土踏まず)から踵が当接する箇所であり、当該箇所の立体的形状は足や体重をしっかりサポートするため、ある程度の硬度を保つ必要がある。つまり、前方部分は屈曲しやすく柔軟性に富むものであるが、後方部分は、弾力性は有していても容易に屈曲したり変形したりしない程度の硬度を保つものであり、両者の物性が異なるように仕上げることが好ましい。
硬度の調整は、それら上記の主素材に添加する可塑剤の量、成形時の温度、添加する熱硬化性素材の量などで調整可能である。適度な硬度に調整すれば、前方部分110として所望の弾力性、屈曲性などが得られ、拇指球から小指球が当接する箇所の中底として適度な硬度と柔軟性を奏するものとすることができる。
このように、前方部分と後方部分で物性の異なるものと作り込むことができる。
また、全体として前方部分の厚みが薄く、後方部分の厚みよりも薄くなるよう調整することで同様の効果が得られやすくなる。柔軟性や屈曲性は厚みが薄い方が優れているので前方部分の厚みを薄くし、足や体重をしっかりサポートする構造的強度は厚みが厚い方が優れているので後方部分の厚みを厚くする工夫である。
図4は、歩行時の足裏に沿う中敷体100および中底体200の積層体の変形の様子を示した図である。
歩行中、足を空中に維持している場合には、図4(a)に示すように、中敷体の上面110が、空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状の表面に沿っていることが分かる。
歩行中、足を接地した場合には、図4(b)に示しように、クッション性があり柔らかい中敷体100は押圧されて変形するが、中底体200の上面210で支持されるため、接地した足の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に沿いしっかりと足や体重をサポートしやくなっていることが分かる。このように、歩行のたびに図4(a)と図4(b)の状態が繰り返される。
図5から図8は、実際に試作した模型を示した図である。
図5および図6は中敷体100の試作模型、図7および図8は中底体200の試作模型となっている。
図5および図6に示すように、中敷体100は、中敷体100の上面110が、足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状が、空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状に沿うような凹凸のある3次元立体形状となっている。中敷体100の底面120は、足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状が、接地した足の足裏付近の3次元立体形状に沿うような凹凸のある3次元立体形状となっている。
図7および図8に示す中底体200の模型では、中底体200の上面210は、足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状が、接地した足の足裏付近の3次元立体形状に沿うような凹凸のある3次元立体形状となっている。
なお、前方部分と後方部分の違いを示すために、異なる色を付して製作しているため、はっきりと境界が見えるものとなっているが、実際の前方部分と後方部分は、同じ色彩で連続一体的に形成すれば、一見すると両者の境目が分からない場合もあり得る。
図7および図8に示すように、中底体200は二色成形によって前方部分の成形素材と後方部分の成形素材が異なり、後方部分の素材の硬度よりも前方部分の素材の硬度が小さく調整されており、全体が連続一体的に足裏形状に沿う滑らかな凹凸を備えた立体的形状の一体成形構造体でありながら、拇指球から小指球に当接する立体的形状の箇所において屈曲しやすく、中足骨から踵が当接する立体的形状の箇所は硬度を保ちやすい構造となっている。
本発明の履物は、上記に示した中敷体100および中底体200を含むものとして提供できる。履物として必要な他の部材、例えば、靴底、ヒール、実施例1に示した中敷体100、中敷、アッパーなどを組み上げて製造すれば良い。
実施例2は、中敷体100において、足裏の3次元立体形状に沿う3次元立体的形状の曲面が作り込まれている領域が拇指球から小指球が当接する箇所から踵にかけた領域である例である。婦人靴の例となっている。
図9は、本発明の実施例2にかかる履物用の中敷体100の構造を簡単に示す図である。
図10は、本発明の実施例2にかかる履物用の中敷体100に合う中底体200の構造を簡単に示す図である。
図9に示すように、履物用の中敷体100は、上面の3次元立体形状110、底面の3次元立体形状120を備えた構造となっている。
なお、図9および図10では、足裏の3次元立体形状に沿う曲面を描画することは難しいので、おおむね、ざっくりと描画されているものと理解されたい。実際の上面、側面、底面は、連続一体的に滑らかに起伏をもって形成されている。
実施例2では、中敷体100において作り込まれる足裏に沿った3次元立体形状の領域が拡張されており、拇指球から小指球が当接する箇所から踵にかけた領域について、足裏の3次元立体形状に沿わせて作り込んだものとなっている。つま先が当接する箇所は、足裏の3次元立体形状に沿わせた形(指裏の形)までは再現されておらず、つま先は略平坦形状となっている。
中敷体100の底面の3次元立体形状120は実施例1と同様のものとなっている。
このように、中敷体100の上面の3次元立体形状110の領域が拡張されている点を除けば、実施例1のものと同様で良いので、素材や物性などの点についてのここでの説明は適宜省略する。
中底体200については、実施例1に示したものと同様のものとなっている。
中底体200は、上記した中敷体100の底面120の3次元立体形状に沿う上面の3次元立体形状210を備えたものとなっている。
中底体200の上面210の3次元立体形状は、“足を接地した際”の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に仕上げられている。つまり、上記した中敷体100の底面120の3次元立体形状と同じものとなっている。
そのため、中底体200の上面210に中敷体100の底面120を沿わせて両者を積層するよう装着せしめることができる。
図10は、実施例2にかかる中底体200の上面210に中敷体100の底面120を沿わせて両者を積層した様子を示す図である。
図10に示すように、積層体は上面側が中敷体100の上面110であるので、上面は、“空中に維持した足裏”の拇指球から小指球のライン〜踵までの3次元立体形状に沿う曲面となっている。下層側には中底体200があるので、その上面210は“接地した足裏”の拇指球から小指球のライン〜踵までの3次元立体形状に沿う曲面となるよう3次元的になめらかに形成されているので、積層体を踏みしめた状態では中敷体100が中底体200の上面に沿うように変形して“接地した足裏” の拇指球から小指球のライン〜踵までの3次元立体形状に沿う曲面となる。
なお、中底体200の硬度についても実施例1と同様であり、中底体200の硬度は中敷体100の硬度よりも大きく調整されており、土踏まずから踵にかけた3次元立体形状の領域の硬度は足を接地して中底体200に体重をかけた際にも、中底体200の上面において、上面の3次元立体形状210が維持されるものとする。
このように、中底体200が体重をかけた際にも足を接地した際の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状が維持されるものとすれば、クッション性に優れた中敷体100の変形の範囲が制限され、足を空中に維持した際には、中敷体100の上面110が、空中に維持した足の前記足裏付近の3次元立体形状に沿い、足を接地した際には、中敷体100が変形し、中敷体100の底面120が、中底体200の上面210、つまり接地した足の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に沿うものとなる。
一方、中底体200のつま先から拇指球から小指球が当接する箇所では、実施例1と同様、屈曲しやすい硬度として柔軟性を確保して、屈曲変化に追従できるものとする必要がある。
図11は、実施例2の構成において、歩行時の足裏に沿う中敷体100および中底体200の積層体の変形の様子を示した図である。
歩行中、足を空中に維持している場合には、図11(a)に示すように、中敷体の上面110が、空中に維持した足の足裏付近の3次元立体形状の表面に沿っていることが分かる。
歩行中、足を接地した場合には、図11(b)に示しように、クッション性があり柔らかい中敷体100は押圧されて変形するが、中底体200の上面210で支持されるため、接地した足の足裏付近の土踏まずから踵にかけた3次元立体形状に沿いしっかりと足や体重をサポートしやくなっていることが分かる。このように、歩行のたびに図11(a)と図11(b)の状態が繰り返される。
本発明の履物は、上記に示した中敷体100および中底体200を含むものとして提供できる。履物として必要な他の部材、例えば、靴底、ヒール、実施例1に示した中敷体100、中敷、アッパーなどを組み上げて製造すれば良い。
以上、本発明の履物用の中底体、中敷体、それらを適用した履物の構成例における好ましい実施例を図示して説明してきたが、本発明の技術的範囲を逸脱することなく種々の変更が可能であることは理解されるであろう。
本発明の履物用の中敷体100、中底体200、履物300は、靴に対して広く適用することができる。例えば、ハイヒール、パンプス、サンダルなどの女性用靴、紳士靴、運動靴など多様な靴に適用可能である。
100 中底体
110 上面
120 底面
200 中底体
210 上面
220 底面

Claims (7)

  1. 足を空中に維持した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に上面が仕上げられており、前記足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に底面が仕上げられている履物用の中敷体。
  2. 前記足裏付近の3次元立体形状が、土踏まずから踵にかけた3次元立体形状であることを特徴とする請求項1に記載の履物用の中敷体。
  3. 前記足裏付近の3次元立体形状が、拇指球から小指球が当接する箇所から踵にかけた3次元立体形状であることを特徴とする請求項1に記載の履物用の中敷体。
  4. 素材が、スポンジ材、発泡ポリエチレン、発泡ウレタン、綿塊のいずれかまたはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の履物用の中敷体。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の中敷体と、
    前記足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う3次元立体形状に上面が仕上げられている履物用の中底体を備え、
    前記中底体の硬度を、前記足を接地して前記中底体に体重をかけた際にも、前記中底体の前記上面において、前記足を接地した際の足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿う前記3次元立体形状が維持されるものとし、
    前記中底体の前記上面に前記中敷体の前記底面を沿わせて両者を積層するよう装着せしめた、中敷体を備えた履物。
  6. 前記足を空中に維持した際に、前記中敷体の前記上面が、空中に維持した前記足の前記足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿い、
    前記足を接地した際に、前記中敷体が変形し、前記中敷体の底面および前記中底体の上面が、接地した前記足の前記足裏付近の3次元立体形状の少なくとも一部の表面に沿うものである、請求項5に記載の中敷体を備えた履物。
  7. 前記中底体において、拇指球から小指球が当接する箇所を含む前方部分と、前記前方部分から一体に踵の当接箇所までつながる後方部分とし、前記後方部分の素材の硬度よりも前記前方部分の素材の硬度が小さく調整されており、前記拇指球から小指球に当接する前記立体的形状の箇所を包含する前方部分は屈曲しやすく、前記後方部分は前記立体的形状を保ちやすい構造であることを特徴とする請求項6に記載の中敷体を備えた履物。
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