JP2018191171A - 積層型導波装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送ビアホールを用いずとも、積層された2体の導波路構造の導波路を導体層の窓を介して結合できるようにする。【解決手段】積層型導波装置は、中途部が絞られ末端が短絡された第一導波路を有する第一導波路構造と、中途部が絞られ末端が短絡された第二導波路を有した第二導波路構造と、前記第一導波路構造の導体層のうち前記第一導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第一結合窓と、前記第二導波路構造の導体層のうち前記第二導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成されたに形成された第二結合窓と、前記第一導波路構造及び前記第二導波路構造の導体層同士を接合して、前記第一結合窓と前記第二結合窓を囲繞する導電性接合部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、積層型導波装置に関する。
従来のポスト壁導波路構造は、プリント回路基板の製造技術を利用して低コストで製造される。そのポスト壁導波路構造の誘電体基板の両面に導体層が形成され、配列された多数の導電性ポスト(ビアホール)が誘電体基板を貫通するように形成され、これら導電性ポストによって両側の導体層が導通している。導電性ポストの列が擬似的な導体壁として機能し、導電性ポストの列及び導体層によって囲われた領域が導波路として機能する。
特許文献1には、導波路の端部が短絡された2体のポスト壁導波路構造がこれらの間に誘電体層を挟んでスタックされてなる積層型導波路構造が開示されている(特許文献1の図8及び図9参照)。上層側のポスト壁導波路構造の下部導体層には穴が形成され、下層側のポスト壁導波路構造の上部導体層にも穴が形成され、これらの穴が誘電体層を介して対向する。そして、導電性の伝送用ビアホールがこれら穴を貫通している。伝送用ビアヒールが上下のポスト壁導波路構造の導体層や導電性ポストに接触しておらず、電気的に浮動状態である。それゆえ、上層側のポスト壁導波路構造の導波路と下層側のポスト壁導波路構造の導波路とが電磁界的に結合される。
特許第3464104号公報
ところが、伝送用ビアホールを上下のポスト壁導波路構造の導体層に対して非接触にして、その伝送用ビアホールを導体層の穴に貫通させるように形成することは非常に難しい。また、そのような伝送ビアホールを形成するのを省略すると、上層側のポスト壁導波路構造の導波路と下層側のポスト壁導波路構造の導波路とを広帯域に電磁界的に結合することができない。
そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、伝送ビアホールを用いずとも、積層された2体の導波路構造の導波路を導体層の窓(穴)を介して結合できるようにすることである。
上記目的を達成するための主たる発明は、第一誘電体と、前記第一誘電体を挟んで互いに対向した第一導体層及び第二導体層と、前記第一誘電体を貫通するとともに前記第一導体層及び前記第二導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列された2列の第一ポスト列と、前記第一導体層、前記第二導体層及び前記第一ポスト列によって囲まれた第一導波路と、を有し、前記第一導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第一導波路の末端が導体によって短絡された第一導波路構造と、第二誘電体と、前記第二誘電体を挟んで互いに対向した第三導体層及び第四導体層と、前記第二誘電体を貫通するとともに前記第三導体層及び前記第四導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列された2列の第二ポスト列と、前記第三導体層、前記第四導体層及び前記第二ポスト列によって囲まれた第二導波路と、を有し、前記第二導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第二導波路の末端がポスト列によって短絡され、前記第三導体層が前記第二導体層に対向するよう前記第一導波路構造に積み重ねられた第二導波路構造と、前記第二導体層のうち前記第一導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第一結合窓と、前記第三導体層のうち前記第二導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第二結合窓と、前記第二導体層と前記第三導体層を接合して、前記第一結合窓と前記第二結合窓を囲繞する導電性接合部と、を備える積層型導波装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、第一導波路構造の第一導波路を、第一結合窓、導電性接合部の内側及び第二結合窓を介して、第二導波路構造の第二導波路に電界的又は磁気的に結合することができる。
図1は、第一導波路構造と第二導波路構造を積層してなる積層型導波装置の斜視図である。 図2は、積層型導波装置の分解斜視図である。 図3は、第一導波路構造及び第二導波路構造の結合窓及びその周囲の断面図である。 図4は、変形例に係る積層型導波装置の斜視図である。 図5は、変形例に係る積層型導波装置の分解斜視図である。 図6は、周波数ごとの伝送損失を示したグラフである。 図7は、周波数ごとの伝送損失を示したグラフである。 図8は、銅の微粒子を添加したはんだ接合部のX線写真である。 図9は、銅の微粒子を添加していないはんだ接合部のX線写真である。 図10は、銅の微粒子を添加していないはんだ接合部のX線写真である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
第一誘電体と、前記第一誘電体を挟んで互いに対向した第一導体層及び第二導体層と、前記第一誘電体を貫通するとともに前記第一導体層及び前記第二導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列されてなる2列の第一ポスト列と、前記第一導体層、前記第二導体層及び前記第一ポスト列によって囲まれた第一導波路と、を有し、前記第一導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第一導波路の末端がポスト列によって短絡された第一導波路構造と、第二誘電体と、前記第二誘電体を挟んで互いに対向した第三導体層及び第四導体層と、前記第二誘電体を貫通するとともに前記第三導体層及び前記第四導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列されてなる2列の第二ポスト列と、前記第三導体層、前記第四導体層及び前記第二ポスト列によって囲まれた第二導波路と、を有し、前記第二導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第二導波路の末端がポスト列によって短絡され、前記第三導体層が前記第二導体層に対向するよう前記第一導波路構造に積層された第二導波路構造と、前記第二導体層のうち前記第一導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第一結合窓と、前記第三導体層のうち前記第二導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第二結合窓と、前記第二導体層と前記第三導体層を接合して、前記第一結合窓と前記第二結合窓を囲繞する導電性接合部と、を備える積層型導波装置が明らかとなる。
このような積層型導波装置であれば、第一導波路構造の第一導波路が、第一結合窓、導電性接合部の内側及び第二結合窓を介して、第二導波路構造の第二導波路に電界的又は磁気的に結合される。
前記導電性接合部が、はんだを有する。
これにより、第二導体層と第三導体層を容易に接合することができるとともに、導電性接合部による接合に要するコストが低い。
前記導電性接合部が、前記はんだを母材として前記はんだに分散した銅の微粒子を有する。
これにより、導電性接合部の形成時にはんだが第二導体層と第三導体層に濡れやすく、導電性接合部が良好に形成される。
前記銅の粒子の粒径が15〜25μmである。
前記導波路構造が、前記第二導体層を被覆するとともに、前記第一結合窓内において前記第一誘電体を被覆する第一誘電体膜と、前記第三導体層を被覆するとともに、前記第二結合窓内において前記第二誘電体を被覆する第二誘電体膜と、を更に備え、前記第一誘電体膜には前記第一結合窓を囲繞するよう枠状の溝が形成され、その溝を通じて前記導電性接合部が前記第二導体層に接合され、前記第二誘電体膜には前記第二結合窓を囲繞するよう枠状の溝が形成され、その溝を通じて前記導電性接合部が前記第三導体層に接合されている。
前記第一導波路及び前記第二導波路の短絡された部分の反対側端部が入出力端子であり、前記第一導波路構造及び前記第二導波路構造は前記第一導波路の入出力端子と前記第二導波路の入出力端子が同一の向き又は反対の向きとなるように積層されている。
第一導波路の入出力端子と第二導波路の入出力端子が同一の向きであれば、第一導波路を伝播した電磁波が第二導波路において反対向きに伝播する。第一導波路の入出力端子と第二導波路の入出力端子が反対の向きであれば、第一導波路を伝播した電磁波が第二導波路において同一の向きに伝播する。
===実施の形態===
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されている。そのため、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は積層型導波装置1の斜視図であり、図2は積層型導波装置1の分解斜視図である。図1及び図2には、方向を表す補助線としてX軸、Y軸及びZ軸を図示する。これらX軸、Y軸及びZ軸は互いに直交する。
積層型導波装置1は、ポスト壁型式の第一導波路構造10と、ポスト壁型式の第二導波路構造40と、第一導波路構造10と第二導波路構造40を接合する導電性接合部70と、を備える。まず、導波路構造10,40について説明する。ここで、ポスト壁型式とは、柱状又は筒状の導体ポストの集合(列)が擬似的な導体壁を成す型式をいう。擬似的な導体壁については後に詳述する。
第一導波路構造10は、第一誘電体基板11、第一導体層12、第二導体層13、ポスト列21〜25、導波路31及び誘導性窓32を備える。ここで、ポスト列21は複数の導体ポスト21Aの列である。ポスト列22〜25も同様である。ポスト列21〜25のピッチは何れも等しい。
第一誘電体基板11は、石英ガラスからなる矩形状の平板である。第一誘電体基板11の一方の面には第一導体層12が形成され、第一誘電体基板11の他方の面には第二導体層13が形成されている。第一導体層12と第二導体層13は、これらの間に第一誘電体基板11を挟んで互いに対向するとともに、互いに平行に設けられている。なお、図1及び図2において、第一誘電体基板11の両面がX軸及びY軸に対して平行であり、第一誘電体基板11の厚み方向がZ軸に対して平行である。
第一誘電体基板11の一方の面から他方の面に導体ポスト21A〜25Aが貫通しており、第一導体層12と第二導体層13がこれら導体ポスト21A〜25Aによって導通している。これら導体ポスト21A〜25Aはメタライズされたスルーホール又はビアホールである。
導体ポスト21Aは、等ピッチで直線状に配列されることによって、ポスト列21を成している。
導体ポスト22Aはポスト列21に対して平行な直線状に等ピッチで配列されることによって、ポスト列22を成している。ここで、ポスト列21,22の列方向はY軸に対して平行であり、Y軸の負方向を列前方とし、Y軸の正方向を列後方とする。
導体ポスト23Aは、ポスト列21の中途部からポスト列22に向かって延伸するよう等ピッチで直線状に配列されることによって、ポスト列23を成している。導体ポスト24Aは、ポスト列22の中途部からポスト列21に向かって延伸するよう等ピッチで直線状に配列されることによって、ポスト列24を成している。ポスト列23及びポスト列24の列方向は、ポスト列21及びポスト列22の列方向に対して直交する。更に、ポスト列23とポスト列24は一直線状に揃っており、ポスト列23とポスト列24との間の間隔は、ポスト列23,24のピッチよりも広い。
Y軸の正方向をポスト列21,22の列後方とした場合、導体ポスト25Aは、ポスト列21の末尾とポスト列22の末尾との間において、ポスト列21,22の直交方向に直線状に等ピッチで配列されている。これにより、導体ポスト25Aがポスト列25を成している。
ポスト列21は擬似的な導体壁として機能する。ポスト列22も同様である。ポスト列21,22による擬似的な導体壁と導体層12,13によって囲まれた領域が、電磁波を伝搬する方形導波管型式の導波路31を構成する。ここで、ポスト列21とポスト列22との間の間隔が導体ポスト21A,22Aの高さよりも長いので、ポストの列21,22による擬似的な導体壁が狭壁であり、導体層12,13が広壁である。
導波路31の一端は開放されており、その一端が積層型導波装置1の入力端子又は出力端子となる。
導波路31の他端は短絡されている。つまり、ポスト列21の末尾とポスト列22の末尾との間にポスト列25が設けられ、ポスト列25は擬似的な短絡壁として機能するので、導波路31の他端がポスト列25によって短絡されている。なお、導波路31がポスト列25によって短絡されているのではなく、導体層によって短絡されてもよい。つまり、ポスト列21,22が誘電体基板11の側端面まで配列されており、その側端面に導体層が形成されることによって、導波路31が短絡されていてもよい。
導波路31がポスト列23,24の列によって絞られ、ポスト列23,24は擬似的なアイリス壁として機能し、ポスト列23とポスト列24との間の部分が誘導性窓32として機能する。
第二導波路構造40は、第二誘電体基板41、第三導体層42、第四導体層43、ポスト列51〜55、導波路61及び誘導性窓62を備える。第二導波路構造40と第一導波路構造10が同一に構成され、第二導波路構造40の第二誘電体基板41、第三導体層42、第四導体層43、ポスト列51〜55、導波路61及び誘導性窓62は第一導波路構造10の第一誘電体基板11、第二導体層13、第一導体層12、ポスト列21〜25、導波路31及び誘導性窓32にそれぞれ対応する。そのため、第二導波路構造40においても、ポスト列51,52による擬似的な導体壁と導体層42,43とによって囲まれた領域が方形導波管型式の導波路61を構成し、その導波路61の一端は開放され、その導波路61の他端がポスト列55によって短絡され、導波路61がポスト列53,54の列によって絞られ、ポスト列53とポスト列54との間の部分が誘導性窓62として機能する。
導波路構造10,40は、導波路31,61の入出力端子が反対の向きになるように且つ短絡端も反対の向きとなるように積層されている。そして、第一導波路構造10のポスト列21,22と第二導波路構造40のポスト列51,52が互いに平行であり、第一導波路構造10のポスト列23〜25と第二導波路構造40のポスト列53〜55が互いに平行である。また、第一導波路構造10の第二導体層13と第二導波路構造40の第三導体層42が互いに対向している。その状態で、第一導波路構造10の第二導体層13と第二導波路構造40の第三導体層42は導電性接合部70によって接合されており、第一導波路構造10の導波路31と第二導波路構造40の導波路61は以下のようにして磁気的又は電界的に結合されている。
第一導波路構造10の第二導体層13には、第一結合窓73が形成されている。第一結合窓73は、ポスト列21とポスト列22との間の中間に配置されているとともに、ポスト列25とポスト列23,24との間に配置されている。そして、第一結合窓73はポスト列23,24よりもポスト列25に寄って配置されている。なお、第一結合窓73の位置は、ポスト列21〜25によって囲われた領域の内側であれば、他の位置であってもよい。
第一結合窓73は長方形状の開口であり、第一結合窓73の長辺がポスト列23〜25に対して平行であり、第一結合窓73の短辺がポスト列21,22に対して平行である。なお、第一結合窓73が正方形状の開口であってもよい。
第二導波路構造40の第三導体層42には、第二結合窓74が形成されている。第二結合窓74は、ポスト列51とポスト列52との間の中間に配置されているとともに、ポスト列55とポスト列53,54との間に配置されている。そして、第二結合窓74はポスト列53,54よりもポスト列55に寄って配置されている。なお、第二結合窓74の位置は、ポスト列51〜55によって囲われた領域の内側であれば、他の位置であってもよい。
第二結合窓74は第一結合窓73と同様に長方形状の開口であり、第二結合窓74の長辺がポスト列53〜55に対して平行であり、第二結合窓74の短辺がポスト列51,52に対して平行である。なお、第二結合窓74が正方形状の開口であってもよい。
導電性接合部70は、第一導波路構造10の第二導体層13と第二導波路構造40の第三導体層42との間に挟まれていて、第二導体層13及び第三導体層42に結合する。第二導体層13と第三導体層42は、導電性接合部70によって接合されることによって、導電性接合部70によって互いに導通する。
導電性接合部70は長方形枠状に形成されているので、その導電性接合部70の内側に結合開口71が形成されている。導電性接合部70は第一導波路構造10の第一結合窓73及び第二導波路構造40の第二結合窓74を囲繞し、結合窓73,74は結合開口71に内包されている。導電性接合部70の辺が結合窓73,74の辺に対してほぼ平行である。なお、結合窓73,74が結合開口71に内包されていれば、導電性接合部70が正方形枠状に形成されていてもよいし、円形枠状に形成されていてもよい。つまり、結合開口71の形状が円形状、正方形状又は長方形状の何れであっても、導波路31から導波路61に伝送される信号の周波数特性が適格である。
結合開口71において、これら結合窓73,74が互いに対向する。従って、導波路31は、第一結合窓73、結合開口71及び第二結合窓74を介して、導波路61に磁気的又は電界的に結合する。
導電性接合部70は、はんだ(例えば、SnAgCu系、SnZnBi系、SnCu系、SnAgInBi系又はSnZnAl系の鉛フリーはんだ)からなる母材と、その母材に分散した銅の球状微粒子とからなる。導電性接合部70の母材の組成の一例として、Sn-3.0Ag-0.5Cuを挙げるが、これに限るものではない。
ここで、導電性接合部70は、はんだの微粒子(例えば直径15〜25μmの粒径)と銅の球状の微粒子(例えば直径15〜25μmの粒径)との混合粉が加熱処理によって溶融して、それが固化して得られたものである。はんだと銅の混合粉が銅の融点よりも低い温度に加熱されると、銅の微粒子が溶融せず、はんだの微粒子が溶融するので、固化した導電性接合部70ははんだの母材に銅の微粒子が分散したものとなる。
図3に示すように、第一導波路構造10の第二導体層13は、導電性接合部70が形成されている領域を除いて誘電体膜75によって被覆されている。誘電体膜75には、第一結合窓73を囲繞するような枠状の溝75aが形成されていて、導電性接合部70がその溝75aを通じて第二導体層13に接合されている。誘電体膜75は第一結合窓73の内側にも形成されていて、第一結合窓73内において第一誘電体基板11の表面が誘電体膜75によって被覆されている。同様に、第二導波路構造40の第三導体層42が誘電体膜76によって被覆され、第二結合窓74を囲繞するとともに誘電体膜76に形成された枠状の溝76aを通じて導電性接合部70が第三導体層42に接合されている。
誘電体膜75,76は樹脂製のパッシベーションからなる。つまり、導電性接合部70によって第二導体層13と第三導体層42を接合する際に、溶融した導電性接合部70が誘電体膜75,76に濡れにくい。それゆえ、導電性接合部70及び結合開口71を設計通りの形状及び大きさに形成することができる。
<効果>
以上の実施の形態では、導波路31がポスト列23,24によって絞られていて、ポスト列23とポスト列24との間に誘導性窓32が形成されている。そのため、導波路31内を伝搬する電磁波は、ポスト列23,24により反射係数が小さい状態で誘導性窓32を通過し、ポスト列23,24とポスト列25の間の領域に取り込まれる。電磁波は結合窓73,結合開口71及び結合窓74を通過して、ポスト列53,54とポスト列55の間の領域に取り込まれる。電磁波は誘導性窓62を通過して、導波路61内を伝搬する。従って、導波路31と導波路61の結合性が高く、所定の周波数帯域の信号が導波路31から導波路61に伝送され、その周波数帯域が広い(後述の検証1参照)。同様に、広範な所定の周波数帯域の信号が導波路61から導波路31に伝送される。
導電性接合部70ははんだの微粒子と銅の微粒子との混合粉を原料としたものであるので、その原料コストが低い。また、従来からある製造設備(はんだ印刷機、リフロー機、実装機、ボンダーなど)を用いて第一導波路構造10と第二導波路構造40を導電性接合部70によって容易に接合することができるので、そのコストが低い。
導電性接合部70に銅の微粒子が分散していると、導電性接合部70の形成時にはんだが第二導体層13及び第三導体層42に濡れやすい。そのため、導電性接合部70が良好に形成される(後述の検証2参照)。
パッシベーションからなる誘電体膜75,76が結合窓73,74内に形成されているため、導電性接合部70の形成時にはんだが結合窓73,74内に濡れることがない。また、導電性接合部70を誘電体膜75,76の溝75a,76aの枠形状に正確に形成することができる。
導電性接合部70内の結合開口71が結合窓73,74を内包し、導電性接合部70が結合窓73,74を囲繞しつつ、第一導波路構造10の第二導体層13と第二導波路構造40の第三導体層42が導電性接合部70によって接合されている。導電性接合部70の厚みによって第二導体層13と第三導体層42が離間している。それゆえ、結合窓73,74の縁が重なり合う位置から結合窓73,74が面方向にずれて配置されていても、第一結合窓73が第三導体層42によって部分的に塞がれるということがない。第二結合窓74が第二導体層13によって部分的に塞がれるということもない。従って、結合窓73,74が面方向にずれて配置されていても、そのずれは積層型導波装置1によって伝送可能な周波数帯域に大きな影響を及ぼさない。つまり、第一結合窓73と第二結合窓74を精密に位置合わせをせずに第一導波路構造10と第二導波路構造40を導電性接合部70によって接合しても、伝送可能な周波数帯域が適切な積層型導波装置1を製造することができる。
<変形例>
以上、本発明を実施するための形態について説明したが、上記実施形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を上記実施形態に限定して解釈するものではない。また、本発明の趣旨を逸脱することなく、上記実施形態から変更或いは改良してもよく、本発明にはその等価物も含まれる。以下に、上記実施形態からの変更点について幾つか説明するが、以下に説明する幾つかの変更点を可能な限り組み合わせてもよい。
(1) 上記実施の形態では、導波路構造10,40は、導波路31,61の入出力端子が反対の向きになるように積層されている。それに対して、図4及び図5に示すように、導波路構造10,40は導波路31,61の入出力端子が同一の向きになるように積層されていてもよい。
(2) 上記実施形態では、導電性接合部70ははんだの母材及び銅の微粒子を有したはんだ接合部であったが、銅の微粒子を含まないはんだ接合部であってもよい。また、導電性接合部70ははんだ以外の導電性ペースト(例えば銀ペースト)が固化したものでもよい。また、導電性接合部70と第二導体層13との間に、メッキ法により成長した枠状の導電性凸部(例えば銅メッキ)が第三導体層42と一体となるように形成されていてもよい。また、導電性接合部70と第三導体層42との間に、メッキ法により成長した枠状の導電性凸部(例えば銅メッキ)が第二導体層13と一体となるように形成されていてもよい。
<検証1>
以下、シミュレーションにより導波路31と導波路61の結合性について検証する。以下の各シミュレーションにおける条件は表1の通りである。
図4及び図5に示す積層型導波装置1の導波路31の入出力端子から導波路61の入出力端子まで信号を伝送した場合の伝送損失をシミュレーションした。その結果を図6に示す。図6中の破線は、ポスト列23,24,53,54及び誘導性窓32,62が設けられていない場合のシミュレーション結果であり(比較例)、実線は、ポスト列23,24,53,54及び誘導性窓32,62が設けられている場合のシミュレーション結果である(実施例)。縦軸の伝送損失は、入力信号の強度を基準とした出力信号の強度をデシベル表現により表したものである。
図6の実線に示すように、この積層型導波装置1を通過する信号の減衰が小さく、50.80〜60.15 GHz の周波数帯域において信号の減衰が3 dB 以下であることが分かる。また、減衰が3 dB 以下となる周波数帯域の比帯域は約16.9 % であり、広帯域な信号伝送が可能である。
一方、図6の破線に示すように、ポスト列23,24,53,54及び誘導性窓32,62が設けられていない場合、この積層型導波装置1を通過する信号の減衰が大きく、広い周波数帯域で信号が5 dB 以上減衰する。
以上のことから、誘導性窓32,62が形成されることによって、所定の周波数帯域の信号が導波路31から導波路61に伝送され、その周波数帯域が広く、導波路31と導波路61の結合性が高いことが分かる。
図1及び図2に示す積層型導波装置1の導波路31の入出力端子から導波路61の入出力端子まで信号を伝送した場合の伝送損失をシミュレーションした。その結果を図7に示す。
図7に示すように、この積層型導波装置1を通過する信号の減衰が小さく、50.35 GHz 以上の周波数帯域において信号の減衰が3 dB 以下であり、広帯域な信号伝送が可能である。
<検証2>
導電性接合部70に銅の微粒子が分散していると、導電性接合部70が良好であることについて検証した。以下、詳細に説明する。
第一導波路構造10の第一誘電体基板11に相当するガラス布エポキシ基板(FR4からなる基板)を準備するとともに、第二導波路構造40の第二誘電体基板41に相当するガラス基板を準備した。ガラス布エポキシ基板は15.8mm四方の大きさであり、その厚みは約0.6mmである。ガラス基板は19.0mm四方の大きさであり、その厚みは約1.0mmである。
ガラス布エポキシ基板には矩形枠状の銅メッキ層(第一導波路構造10の第二導体層13に相当)を形成し、ガラス基板には矩形枠状の金フラッシュメッキ層(第二導波路構造40の第三導体層42に相当)を形成した。三種類のはんだペーストA〜C(表2参照)を準備し、銅メッキ層及び金フラッシュメッキ層にはんだペーストをオンコンタクト方式で印刷した。そして、銅メッキ層と金フラッシュメッキ層を対向させるようにガラス布エポキシ基板とガラス基板を重ねて、印刷したはんだをリフローすることによって、銅メッキ層と金フラッシュメッキ層をはんだにより接合した。銅メッキ層と金フラッシュメッキ層との間の固化したはんだが導電性接合部70に相当する。
はんだの固化後、はんだをX線により撮影して、そのはんだを観察した。はんだペーストAによって銅メッキ層と金フラッシュメッキ層を接合した場合のX線写真を図8に示す。はんだペーストBによって銅メッキ層と金フラッシュメッキ層を接合した場合のX線写真を図9に示す。はんだペーストCによって銅メッキ層と金フラッシュメッキ層を接合した場合のX線写真を図10に示す。
銅の微粒子が添加されたはんだペーストAの場合、はんだは16体のサンプルの全てにおいて良好であった(図8参照)。
銅の微粒子が添加されていないはんだペーストBの場合、はんだにボイドが形成されたサンプルがあった(図9参照)。さらに、はんだが枠状に形成されなかったサンプルが1体あった。
銅の微粒子が添加されていないはんだペーストCの場合、はんだにボイドが形成されたサンプルがあった(図10参照)。さらに、はんだが枠状に形成されなかったサンプルが2体あった。
以上のことから、銅の微粒子が分散した導電性接合部70の形成時にはんだが第二導体層13及び第三導体層42に濡れやすく、導電性接合部70が良好に形成されることが分かる。
10…第一導波路構造, 11…第一誘電体基板(第一誘電体), 12…第一導体層, 13…第二導体層, 21…ポスト列(第一ポスト列), 21A…導体ポスト, 22…ポスト列(第一ポスト列), 22A…導体ポスト, 40…第二導波路構造, 41…第二誘電体基板(第二誘電体), 42…第三導体層, 43…第四導体層, 51…ポスト列(第二ポスト列), 51A…導体ポスト, 52…ポスト列(第二ポスト列), 52A…導体ポスト, 70…導電性接合部, 73…第一結合窓, 74…第二結合窓, 75…第一誘電体膜, 76…第二誘電体膜,

Claims (6)

  1. 第一誘電体と、前記第一誘電体を挟んで互いに対向した第一導体層及び第二導体層と、前記第一誘電体を貫通するとともに前記第一導体層及び前記第二導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列されてなる2列の第一ポスト列と、前記第一導体層、前記第二導体層及び前記第一ポスト列によって囲まれた第一導波路と、を有し、前記第一導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第一導波路の末端がポスト列によって短絡された第一導波路構造と、
    第二誘電体と、前記第二誘電体を挟んで互いに対向した第三導体層及び第四導体層と、前記第二誘電体を貫通するとともに前記第三導体層及び前記第四導体層に接続された複数の導体ポストからなるポスト列が互いに平行に配列されてなる2列の第二ポスト列と、前記第三導体層、前記第四導体層及び前記第二ポスト列によって囲まれた第二導波路と、を有し、前記第二導波路の中途部がポスト列によって絞られ且つ前記第二導波路の末端がポスト列によって短絡され、前記第三導体層が前記第二導体層に対向するよう前記第一導波路構造に積層された第二導波路構造と、
    前記第二導体層のうち前記第一導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第一結合窓と、
    前記第三導体層のうち前記第二導波路の絞られた部分と短絡された部分の間の部位に形成された第二結合窓と、
    前記第二導体層と前記第三導体層を接合して、前記第一結合窓と前記第二結合窓を囲繞する導電性接合部と、を備える積層型導波装置。
  2. 前記導電性接合部が、はんだを有する
    請求項1に記載の積層型導波装置。
  3. 前記導電性接合部が、前記はんだを母材として前記はんだに分散した銅の粒子を有する
    請求項2に記載の積層型導波装置。
  4. 前記銅の粒子の粒径が15〜25μmである
    請求項3に記載の積層型導波装置。
  5. 前記第二導体層を被覆するとともに、前記第一結合窓内において前記第一誘電体を被覆する第一誘電体膜と、
    前記第三導体層を被覆するとともに、前記第二結合窓内において前記第二誘電体を被覆する第二誘電体膜と、を更に備え、
    前記第一誘電体膜には前記第一結合窓を囲繞するよう枠状の溝が形成され、その溝を通じて前記導電性接合部が前記第二導体層に接合され、
    前記第二誘電体膜には前記第二結合窓を囲繞するよう枠状の溝が形成され、その溝を通じて前記導電性接合部が前記第三導体層に接合されている
    請求項1から4の何れか一項に記載の積層型導波装置。
  6. 前記第一導波路及び前記第二導波路の短絡された部分の反対側端部が入出力端子であり、前記第一導波路構造及び前記第二導波路構造は前記第一導波路の入出力端子と前記第二導波路の入出力端子が同一の向き又は反対の向きとなるように積層されている
    請求項1から5の何れか一項に記載の積層型導波装置。
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