JP2018191092A - 再送信システム、送信装置、および、受信装置 - Google Patents

再送信システム、送信装置、および、受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ること。【解決手段】送信装置(HE装置20)は、放送信号を受信装置に向けて送信する放送送信手段と、放送信号の周波数特性を示す特性情報を受信装置から受信する情報受信手段と、情報受信手段によって受信された特性情報に基づいて、放送送信手段が送信する放送信号の周波数特性を調整する調整手段と、を有し、受信装置(ONU60−1〜60−n)は、送信装置から放送信号を受信する放送受信手段と、放送受信手段によって受信した放送信号の周波数特性を検出する検出手段と、検出手段によって検出された周波数特性を特性情報として送信装置の情報受信手段に対して送信する情報送信手段と、を有する、ことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、再送信システム、送信装置、および、受信装置に関するものである。
広帯域信号を、伝送路を介して伝送する場合、伝送路の周波数特性によって、特性がフラットでなくなり、受信側で信号を正しく再生できない場合がある。
特許文献1では、受信装置において、複数の中間バンドパスフィルタが、中間周波信号を各々が異なる通過帯域で濾過して出力し、レベル検出部は、各中間バンドパスフィルタの出力レベルを各々検出して記憶するとともに、検出した出力レベルをDSPに出力し、切替器がDSPの制御により、レベル検出部の出力を選択して切り換え、A/D変換器がレベル検出部から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する技術が開示されている。
特開平11−017575号公報
ところで、前述した技術では、受信装置が通過帯域毎のフィルタ、A/D変換器、DSP、および、FFT等を有する必要があることから、受信装置の製造コストが増加するという問題点がある。
本発明は、以上の点を鑑みてなされたものであり、受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能な放送システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムにおいて、前記送信装置は、前記放送信号を前記受信装置に向けて送信する放送送信手段と、前記放送信号の周波数特性を示す特性情報を前記受信装置から受信する情報受信手段と、前記情報受信手段によって受信された前記特性情報に基づいて、前記放送送信手段が送信する前記放送信号の前記周波数特性を調整する調整手段と、を有し、前記受信装置は、前記送信装置から前記放送信号を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段によって受信した前記放送信号の前記周波数特性を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記周波数特性を前記特性情報として前記送信装置の前記情報受信手段に対して送信する情報送信手段と、を有する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
また、本発明は、前記送信装置は、前記放送信号をデジタル信号に変換する第1変換手段と、前記デジタル信号をアナログ信号に変換する第2変換手段とを有し、前記調整手段は、前記第1変換手段によって得られる前記デジタル信号に対して、フィルタ処理を施すことで前記周波数特性を調整した後、前記第2変換手段に供給することを特徴とする。
このような構成によれば、デジタル信号処理により、構成を簡略化することができる。
また、本発明は、前記検出手段は、前記放送信号を複数の帯域に分割した場合のそれぞれの帯域の信号レベルを検出して前記特性情報を生成し、前記調整手段は、前記特性情報が示すそれぞれの帯域の信号レベルを参照し、各帯域の信号レベルが等しくなるように調整する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、帯域毎に調整することで、放送信号の周波数特性を効率良く調整することができる。
また、本発明は、前記調整手段は、複数の帯域を同時に処理するフィルタ処理によって、前記各帯域の信号レベルが等しくなるように調整することを特徴とする。
このような構成によれば、フィルタの構成をより簡易化することができる。
また、本発明は、前記送信装置は、前記第1変換手段に入力される前記放送信号を低い周波数に変換する周波数変換手段を有し、前記第2変換手段は、前記調整手段から出力される前記デジタル信号を元の周波数に周波数変換する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、放送信号を低い周波数に変換することで、動作周波数の遅い回路を用いることができる。
また、本発明は、前記送信装置は、前記第1変換手段を2つ備え、前記放送信号を直交復調して2つの前記第1変換手段に供給する直交復調手段を有することを特徴とする。
このような構成によれば、直交復調により、サンプリング周波数を低減することができる。
また、本発明は、前記送信装置は、複数の前記放送信号を入力し、所望の前記放送信号を選択して前記調整手段に供給する選択手段を有することを特徴とする。
このような構成によれば、所望の放送信号のみを選択するとこで、伝送帯域を低減することができる。
また、本発明は、前記受信装置を複数有し、前記調整手段は、複数の前記受信装置から送信された前記特性情報に基づいて前記周波数特性を調整する、ことを特徴とする。
このような構成によれば、複数の受信装置からの特性情報を参照することで、周波数特性をより広帯域に調整することができる。
また、本発明は、前記調整手段は、前記複数の前記受信装置から送信された前記特性情報の最大値および最小値に基づいて前記周波数特性を調整することを特徴とする。
このような構成によれば、例えば、最大値および最小値が所定の範囲内に収まるように調整することで、信号レベルを適正に保つことができる。
また、本発明は、前記情報送信手段は前記情報受信手段に対して、前記放送信号が伝送される伝送媒体と同じ前記伝送媒体を介して上り信号として前記特性情報を送信することを特徴とする。
このような構成によれば、特性情報を上り信号として送信することでシステムの構成を簡易化することができる。
また、本発明は、前記情報送信手段は前記情報受信手段に対して、電話回線を介して前記特性情報を送信することを特徴とする。
このような構成によれば、放送信号を伝送する伝送媒体に不具合が生じた場合であっても特性情報を送信することができる。
また、本発明は、放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムの前記送信装置において、前記放送信号を前記受信装置に向けて送信する放送送信手段と、前記放送信号の周波数特性を示す特性情報を前記受信装置から受信する情報受信手段と、前記情報受信手段によって受信された前記特性情報に基づいて、前記放送送信手段が送信する前記放送信号の前記周波数特性を調整する調整手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
また、本発明は、放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムの前記受信装置において、前記送信装置から前記放送信号を受信する放送受信手段と、前記放送受信手段によって受信した前記放送信号の前記周波数特性を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された前記周波数特性を前記特性情報として前記送信装置の前記情報受信手段に対して送信する情報送信手段と、を有することを特徴とする。
このような構成によれば、受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
本発明によれば、受信装置の製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能な再送信システム、送信装置、および、受信装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る再送信システムの構成例を示す図である。 図1に示すHE装置の詳細な構成例を示す図である。 図2に示すDSPの詳細な構成例を示す図である。 図1に示すONUの詳細な構成例を示す図である。 第1実施形態の動作を説明するための図である。 第1実施形態の動作を説明するための図である。 第1実施形態の動作を説明するための図である。 第1実施形態の動作を説明するための図である。 図2に示すHE装置において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 図3に示すONUにおいて実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る再送信システムの構成例を示す図である。 図11に示す帰還部の詳細な構成例を示す図である。 図11に示すONUの詳細な構成例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係るHE装置の構成例を示す図である。 本発明の第4実施形態に係るHE装置の構成例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係るHE装置の構成例を示す図である。
次に、本発明の実施形態について説明する。
(A)本発明の第1実施形態の構成の説明
図1は、本発明の第1実施形態の構成例を示す図である。図1に示す構成例では、再送信システム1は、アンテナ10、パラボラアンテナ11、CATV(Cable Television)入力部12、HE(Head End)装置20、光伝送路50,52−1〜52−n(n≧1)、分岐部51、ONU(Optical Network Unit)60−1〜60−n、電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3、分配部71−1〜71−n、および、テレビジョン受像機80−1〜80−m(m≧1)を有している。なお、図1では、図面を簡略化するために、分配部71−2〜71−nよりも後段の構成は省略している。
ここで、アンテナ10は、例えば、470〜710MHz帯の地上デジタル放送を受信し、HE装置20に供給する。パラボラアンテナ11は、例えば、1.0〜3.2GHz帯の衛星放送を受信し、HE装置20に供給する。CATV入力部12は、例えば、70〜770MHz帯のCATV放送を受信し、HE装置20に供給する。なお、これらの周波数帯は一例であって、これ以外の周波数帯の放送信号を用いるようにしてもよい。
HE装置20は、例えば、集合住宅の管理室等に配置され、アンテナ10、パラボラアンテナ11、CATV入力部12から供給される放送信号を合成し、光信号に変換してONU60−1〜60−nに送信する。なお、HE装置20の詳細は、図2および図3を参照して後述する。
光伝送路50,52−1〜52−nは、HE装置20から出力される光信号(下り信号)をONU60−1〜60−nに供給するとともに、ONU60−1〜60−nにおいて検出された特性情報(詳細は後述する)を光信号(上り信号)としてHE装置20に供給する。
分岐部51は、光伝送路50から供給される光信号を分波して光伝送路52−1〜52−nに送出するとともに、光伝送路52−1〜52−nから供給される光信号を合波して光伝送路50に送出する。
ONU60−1〜60−nは、例えば、集合住宅の各階、または、各棟に配置され、HE装置20から伝送される光信号を電気信号に変換し、電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3を介してテレビジョン受像機80−1〜80−mに供給する。
電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3は、例えば、同軸ケーブルによって構成され、サービス需用者宅のテレビジョン受像機80−1〜80−mに放送信号を供給する。
分配部71−1〜71−nは、ONU60−1〜60−nから出力される電気信号を分配してテレビジョン受像機80−1〜80−mに供給する。
テレビジョン受像機80−1〜80−mは、需用者宅に配置され、電気伝送路72−1〜72−3を介して伝送される電気信号を再生して映像または音声を出力する。
図2は、図1に示すHE装置20の構成例を示す図である。図2に示すように、HE装置20は、BPF(Band Pass Filter)21,22、加算器23、AGC(Automatic Gain Control)24、乗算器25、ローカル信号発生部26、BPF27、AGC28、ADC(Analog to Digital Converter)29、制御部30、DSP(Digital Signal Processor)31、通信部32、DAC(Digital to Analog Converter)33、O/E(Optical/Electrical)34、E/O(Electrical/Optical)35、および、WDM(Wavelength Division Multiplexing)36を有している。
ここで、BPF21は、アンテナ10から供給される信号から、例えば、470〜710MHz帯の地上デジタル放送信号を通過させ、それ以外の帯域を減衰して出力する。BPF22は、パラボラアンテナ11から供給される信号から、例えば、1.0〜3.2GHz帯の衛星放送信号を通過させ、それ以外の帯域を減衰して出力する。
加算器23は、BPF21から供給される地上デジタル放送信号、BPF22から供給される衛星放送信号、および、CATV入力部12から供給されるCATV放送信号を加算して出力する。
AGC24は、制御部30によってゲインが制御され、加算器23から供給される放送信号を所定のゲインで増幅(または減衰)して出力する。
乗算器25は、ローカル信号発生部26から供給されるローカル信号によって、AGC24から出力される放送信号を周波数変換(低いまたは高い周波数帯に変換)して出力する。ローカル信号発生部26は、放送信号を周波数変換するためのローカル信号を発生して出力する。
BPF27は、乗算器25から出力される信号に含まれる放送信号を通過し、それ以外の信号を減衰して出力する。
AGC28は、制御部30によってゲインが制御され、BPF27から供給される放送信号を所定のゲインで増幅(または減衰)して出力する。
ADC29は、AGC28から出力されるアナログ信号を対応するデジタル信号に変換して出力する。
制御部30は、AGC28から出力される信号を参照してAGC24,28を制御するとともに、通信部32から供給される信号を参照してDSP31を制御する。
DSP31は、制御部30によって制御され、ADC29から供給されるデジタル信号に対してフィルタ処理を施して出力する。
通信部32は、O/E34から供給される特性情報を受信して復調し、制御部30に供給する。
DAC33は、DSP31から供給されるデジタル信号を対応する放送信号に変換して出力する。
O/E34は、WDM36から供給される光信号を電気信号に変換して特性情報を復調し、通信部32に供給する。
E/O35は、DAC33から供給されるアナログ信号を対応する光信号に変換してWDM36に供給する。
WDM36は、E/O35から供給される光信号(下り信号)を光伝送路50に対して送出するとともに、光伝送路50を伝送される光信号(上り信号)を分離して、O/E34に供給する。なお、下り信号と上り信号は、波長が異なっているので、これらを同じ光伝送路50で伝送することができる。
図3は、図2に示すDSP31の構成例を示す図である。図3に示すように、DSP31は、遅延器91−1〜91−N(N>1)、係数倍器92−0〜92−N、および、加算器93を有している。
ここで、遅延器91−1〜91−Nは、前段から供給されるデジタル信号を所定の時間遅延して出力する。
係数倍器92−0〜92−Nは、制御部30によって、その係数が制御され、ADC29および遅延器91−1〜91−Nから出力されるデジタル信号に対して所定の係数を乗算して出力する。
加算器93は、係数倍器92−0〜92−Nから出力されるデジタル信号を加算して出力する。
図4は、図1に示すONU60−1〜60−nの構成例を示す図である。なお、ONU60−1〜60−nは同様の構成とされるので、以下ではこれらをONU60として説明する。
ONU60は、WDM61、E/O62、O/E63、通信部64、高周波回路65、および、制御部66を有している。
ここで、WDM61は、E/O62から供給される光信号(上り信号)を光伝送路50に対して送出するとともに、光伝送路50を伝送される光信号(下り信号)を分離して、O/E63に供給する。
E/O62は、通信部64から供給される電気信号を光信号に変換してWDM61に供給する。
O/E63は、WDM61から供給される光信号を電気信号に変換して高周波回路65に供給する。
通信部64は、制御部66から供給される特性情報を変調してE/O62に供給する。
高周波回路65は、例えば、分配器または増幅器等によって構成され、O/E63から出力される高周波信号を分配または増幅して出力する。
制御部66は、高周波回路65から出力される放送信号の周波数特性を検出し、特性情報として通信部64に供給する。
(B)本発明の第1実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第1実施形態の動作について説明する。図2において、アンテナ10によって受信された地上デジタル放送信号は、BPF21によって放送信号以外の信号が減衰され、加算器23に供給される。また、パラボラアンテナ11によって受信された衛星放送信号は、BPF22によって放送信号以外の信号が減衰され、加算器23に供給される。加算器23は、BPF21から供給される地上デジタル放送信号、BPF22から供給される衛星放送信号、CATV入力部12から供給されるCATV信号を加算して合成し、AGC24に供給する。
AGC24は、後述するように制御部30によって制御され、加算器23から供給される放送信号を所定のゲインで増幅して出力する。乗算器25は、ローカル信号発生部26から供給されるローカル信号により、放送信号を周波数変換し、ADC29によってデジタル信号に変換可能な周波数帯の信号に変換して出力する。BPF27は、乗算器25から出力される信号のうち、周波数変換された放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。AGC28は、後述するように制御部30によって制御され、加算器23から供給される放送信号を所定のゲインで増幅して出力する。
制御部30は、AGC28から供給される放送信号の信号レベルを検出し、検出した信号レベルに基づいてAGC24,28を制御する。
図5は、AGC28から出力される信号の一例を示している。図5の例では、横軸は周波数を示し、縦軸は信号レベルを示している。この図5の例では、信号の平均レベルは、0dBよりも低いレベルとなっている。
制御部30は、図5に示す信号の平均レベルを算出し、算出した平均レベルが所定のレベル(例えば、0dB)になるように、AGC24,28のゲインを設定する。
図6は、制御部30によってAGC24,28のゲインが設定された場合に、AGC28から出力される放送信号の信号レベルを示す図である。この図6の例では、信号の平均レベルが0dBになるように調整されている。
以上の動作によって、信号レベルが調整された放送信号は、ADC29によってデジタル信号に変換され、DSP31に供給される。
DSP31は、図3に示すようなデジタルフィルタ(マルチバンドフィルタ)を構成する。図3に示すデジタルフィルタの伝達関数H(Z)は、係数倍器92−0〜92−Nの係数をa,a,a,・・・,aとすると、以下の式(1)によって表すことができる。ここで、ZはZ変換を示す。
H(Z)=a+a−1+a−2+a−3+・・・+a−N ・・・(1)
制御部30は、通信部32から供給される特性情報を参照し、ONU側における放送信号の周波数特性がフラットになるように、式(1)のa,a,a,・・・,aを調整する。なお、式(1)を調整する動作の詳細については後述する。
DSP31によってフィルタ処理が施されたデジタル放送信号は、DAC33に供給され、そこでアップコンバートされ、高周波信号に変換される。E/O35は、DAC33から供給される放送信号を、例えば、波長が1550nmの光信号に変換し、光伝送路50に送出する。
光伝送路50に送出された光信号は、分岐部51および光伝送路52−1〜52−nを経由して、ONU60−1〜60−nに供給される。なお、ONU60−1〜60−nの動作は同様であるので、以下では、これらをONU60として説明する。
ONU60は、HE装置20から送信された光信号をWDM61によって分岐してO/E63に供給する。O/E63は、WDM61から供給される光信号を電気信号に変換して、高周波回路65に供給する。
高周波回路65は、O/E63から出力される電気信号を分配または増幅して出力する。
高周波回路65から出力される信号は、電気伝送路70−1,72−1〜72−3および分配部71−1〜71−nを介してテレビジョン受像機80−1〜80−mに供給される。この結果、需用者は、テレビジョン受像機80−1〜80−mによって放送信号(地上デジタル放送、衛星放送、および、CATV放送)を視聴することができる。
ところで、ONU60の制御部66は、電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3を伝送される電気信号の周波数特性を検出する。例えば、制御部66は、電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3を伝送される電気信号の周波数特性として、図6に示すような特性を検出する。このようにして制御部66によって検出された周波数特性は、例えば、それぞれの周波数帯とその信号レベルを示す情報(特性情報)に変換される。一例として、図6の例では、低い方から第1番目の周波数帯の信号レベルは0dBであり、第2番目の周波数帯の信号レベルは−2dBであり、第3番目の周波数帯の信号レベルは+5Bであり、・・・、といった情報に変換される。
通信部64は、以上のような特性情報に対して所定の変調処理を施し、E/O62に供給する。E/O62は、通信部64から供給される電気信号を、例えば、波長が1350nmの光信号に変換し、WDM61を介してHE装置20に対して送信する。
HE装置20では、このような特性情報を含む光信号を受信し、WDM36を介してO/E34に供給する。O/E34は、特性情報を含む光信号を電気信号に変換し、通信部32に供給する。
通信部32は、O/E34から供給される電気信号を復調し、特性情報を抽出して制御部30に供給する。制御部30は、特性情報に基づいて、DSP31の係数倍器92−0〜92−Nを設定する。より詳細には、特性情報に示される信号の特性が図6である場合、これをフラットにするための図7に示す特性になるようにDSP31の係数倍器92−0〜92−Nを設定する。すなわち、図6に示す信号の特性では、低い方から第1番目の周波数帯の信号レベルは約0dBであるので図7に示す特性では約0dBに設定され、第2番目の周波数帯の信号レベルは約−2dBであるので図7に示す特性では約+2dBに設定され、第3番目の周波数帯の信号レベルは+5Bであるので−5dBに設定され、・・・、となる。
以上の動作によって、DSP31の係数倍器92−0〜92−Nが設定されると、DSP31はマルチバンドフィルタとして動作し、テレビジョン受像機80−1〜80−mによって受信される放送信号が、図8に示すように、フラットな特性となるように、周波数特性を調整する(プリディストーションを施す)。
このようにしてDSP31によってプリディストーションが施された放送信号はDAC33によってアナログ信号に変換され、E/O35によって光信号に変換された後、WDM36から送信される。
ONU60では、図7に示すようなプリディストーションが施された放送信号をWDM61が受信し、O/E63によって電気信号に変換され、高周波回路65によって分配または増幅された後、テレビジョン受像機80−1〜80−mに供給される。この結果、テレビジョン受像機80−1〜80−mには、図8に示すフラットな特性を有する放送信号が供給されることから、テレビジョン受像機80−1〜80−mは放送信号を正常に再生することができる。
つぎに、図9および図10を参照して、第1実施形態において実行される処理の一例について説明する。図9は、HE装置20において実行される処理の一例を説明するためのフローチャートである。図9に示すフローチャートが開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS10では、制御部30は、再送信システムが新たに設置されて、電源が投入された際の初回の処理であるか否かを判定し、初回の処理であると判定した場合(ステップS10:Y)にはステップS11に進み、それ以外の場合(ステップS10:N)には処理を終了する。なお、設置後の電源投入時を初回の処理とするのではなく、例えば、システムをリセットするためのリセットボタンが操作された場合を初回の処理と判定するようにしてもよい。
ステップS11では、制御部30は、AGC28の出力信号を参照し、放送信号の平均信号レベルを検出する。その結果、例えば、図5に示す放送信号の平均信号レベルが検出される。
ステップS12では、制御部30は、ステップS11で検出した平均信号レベルに基づいて、AGC24,28を設定する。例えば、図5に示す放送信号の場合には、AGC28から出力される放送信号の平均信号レベルが0dBになるように、AGC24,28のゲインを設定する。
ステップS13では、制御部30は、全てのONU60−1〜60−nに対して、特性情報を送信するように要求する。例えば、制御部30は、DSP31から出力される信号に対して、特性情報を送信するように要求する制御信号を重畳させることで、ONU60−1〜60−nに対して、特性情報を送信するように要求することができる。
ステップS14では、制御部30は、ONU60−1〜60−nから全ての特性情報を受信したか否かを判定し、全て受信したと判定した場合(ステップS14:Y)にはステップS15に進み、それ以外の場合(ステップS14:N)には同様の処理を繰り返す。この結果、全てのONU60−1〜60−nから図6に示すような放送信号の周波数特性を示す特性情報を受信する。なお、光伝送路50,52−1〜52−nおよび電気伝送路70−1〜70−n,72−1〜72−3の特性が異なることから、ONU60−1〜60−nから送信される特性情報は、一般的にはそれぞれ異なっている。
ステップS15では、制御部30は、ステップS14で受信した全ての特性情報の帯域毎の最大値を取得する。例えば、全ての特性情報において、第1番目の周波数帯の信号レベルの中から、最大の信号レベルを示すものを特定し、その値を第1番目の周波数帯の最大値とする。同様にして、第2番目の周波数等でも、最大の信号レベルをそれぞれ特定する。
ステップS16では、制御部30は、ステップS14で受信した全ての特性情報の帯域毎の最小値を取得する。例えば、全ての特性情報において、第1番目の周波数帯の信号レベルの中から、最小の信号レベルを示すものを特定し、その値を第1番目の周波数帯の最小値とする。同様にして、第2番目の周波数等でも、最小の信号レベルをそれぞれ特定する。
ステップS17では、制御部30は、全帯域の最大値が閾値Th1以下であるか否かを判定し、閾値Th1以下である場合(ステップS17:Y)にはステップS18に進み、それ以外の場合(ステップS17:N)にはステップS19に進む。例えば、全ての周波数帯を+2dB以下に収める場合、第1番目の周数帯の最大値が+1dBであり、第2番目の周波数帯の最大値が+1.5dBであり、第3番目の最大値が0dBであり、それ以外の周波数帯も最大値が2dB以下である場合には、Yと判定してステップS18に進む。
ステップS18では、制御部30は、全帯域の最小値が閾値Th2(<Th1)以上であるか否かを判定し、閾値Th2以上である場合(ステップS18:Y)には処理を終了し、それ以外の場合(ステップS18:N)にはステップS19に進む。例えば、全ての周波数帯を−2dB以上に収める場合、第1番目の周数帯の最小値が−1.5dBであり、第2番目の周波数帯の最大値が+0.5dBであり、第3番目の最大値が−1dBであり、それ以外の周波数帯も最小値が−2dB以上である場合には、Yと判定して処理を終了する。
ステップS19では、制御部30は、ステップS15およびステップS16において特定した最大値および最小値に基づいて、図3に示すデジタルフィルタを構成する係数倍器92−0〜92−Nの値を計算する。すなわち、制御部30は、ONU60−1〜60−nの全てによって受信される放送信号の全帯域の信号レベルが所定の範囲内(例えば、プラスマイナス2dB)に収まるように、DSP31のマルチバンドフィルタとしての特性を算出する。例えば、図7に示す特性を有するように、DSP31のマルチバンドフィルタとしての特性を算出する。なお、初回の処理では、所定の範囲を狭く設定し(例えば、例えば、プラスマイナス1dBに設定し)、2回目以降の処理では、範囲を広く設定する(例えば、例えば、プラスマイナス1dBに設定する)ようにしてもよい。
ステップS20では、制御部30は、ステップS19で算出した特性に基づいて、DSP31の係数倍器92−1〜92−Nの特性を設定する。なお、DSP31だけではゲインを十分に確保できない場合には、AGC24,28のゲインも併せて調整するようにしてもよい。
つぎに、図10を参照して、図4に示すONU60において実行される処理の一例について説明する。図10に示す処理が開始されると、以下のステップが実行される。
ステップS30では、制御部66は、HE装置20から特性情報の送信要求があったか否かを判定し、送信要求があったと判定した場合(ステップS30:Y)にはステップS31に進み、それ以外の場合(ステップS30:N)には処理を終了する。例えば、HE装置20から供給される下り信号に送信要求を示す制御信号(ステップS13の処理による信号)が重畳されている場合にはYと判定してステップS31に進む。
ステップS31では、制御部66は、帯域毎に信号レベルを検出する。例えば、図6に示す第1番目の周波数帯、第2番目の周波数帯、第3番目の周波数帯、・・・のそれぞれについて信号レベルを検出する。
ステップS32では、制御部66は、帯域毎に信号レベルを特性情報に変換する。例えば、帯域を特定する情報と、その帯域の信号レベルを示し情報とを対応付けすることで、これらを特性情報に変換する。
ステップS33では、制御部66は、ステップS32で生成した特性情報を通信部64およびE/O62を介してHE装置20に送信する。この結果、HE装置20では、ステップS14の処理によって、この特性情報を受信する。
以上に説明したように、本発明の第1実施形態によれば、ONU60−1〜60−nにおいて検出した特性情報をHE装置20にフィードバックして、DSP31のマルチバンドフィルタの特性を調整するようにしたので、ONU60−1〜60−nの製造コストの増加を抑制しつつ、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
また、以上の第1実施形態では、マルチバンドフィルタを用いて特性を設定するようにしたので、帯域を複数に分割して、それぞれの帯域毎にフィルタ処理を実行する場合に比較すると、フィルタの構成を簡略化することができる。
(C)本発明の第2実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。図11〜図13は本発明の第2実施形態の構成例を示す図である。まず、図11は、第2実施形態に係る再送信システムの構成例を示す図である。なお、図11において、図1と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図11では、図1と比較すると、分配部71−1とテレビジョン受像機80−1〜80−3の間に帰還部100−1〜100−3が配置されている。なお、図11では、図面を簡略化するために、分配部71−2〜71−nよりも後段の構成を省略しており、これらの後段にも帰還部とテレビジョン受像機とが配置されている。
帰還部100−1〜100−3は、例えば、集合住宅の需用者宅毎に配置され、需用者が電気伝送路72−1〜72−3を介して実際に受信している放送信号に対応する特性情報を生成してONU60−1〜60−nに供給する。
図12は、帰還部100−1〜100−3の構成例を示す図である。なお、帰還部100−1〜100−3は同様の構成とされているので、以下ではこれらを帰還部100として説明する。
帰還部100は、重畳部101、通信部102、および、制御部103を有している。重畳部101は、ONU60から伝送される放送信号(下り信号)を通過させるとともに、通信部102から供給される特性情報を含む信号(上り信号)をONU60に伝送する。なお、通信部102から供給される信号の周波数帯は、放送信号とは異なる周波数帯に設定されているので、これらが干渉することはない。
通信部102は、制御部103から供給される特性情報に対して変調処理を施し、重畳部101に供給する。制御部103は、重畳部101から出力される放送信号の帯域毎の信号レベルを検出し、検出した信号レベルと帯域を特定する情報を関連づけた特性情報を生成して、通信部102に供給する。
図13は、図11に示すONU60−1〜60−nの構成例を示す図である。なお、図13において、図4と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。
図13では、図4と比較すると、制御部66の前段に通信部67が追加されている。これ以外の構成は、図4と同様である。
通信部67は、図12に示す帰還部100の通信部102から電気伝送路72−1〜72−3を介して伝送される電気信号を受信して復調し、特性情報を取得して制御部66に供給する。
(D)本発明の第2実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第2実施形態の動作について説明する。なお、第2実施形態では、特性情報を帰還部100が検出してONU60に供給する点が異なっている。以下では、相違点を中心にして動作を説明する。
帰還部100の制御部103は、重畳部101から出力され、テレビジョン受像機80に供給される放送信号の帯域毎の信号レベルを検出し、特性情報を生成する。例えば、放送信号が図6に示すような特性を有する場合、各帯域の信号レベルを検出し、帯域を特定するための情報と対応付けして、特性情報を生成する。このようにして生成された特性情報は、通信部102に供給される。
通信部102は、制御部103から供給された特性情報に対して変調処理を施し、重畳部101に供給する。重畳部101は、通信部102から供給された信号を、ONU60に対して送信する。
ONU60の通信部67は、帰還部100から供給された信号を受信して復調することで、特性情報を取得し、制御部66に供給する。
制御部66は、通信部67から供給された信号に含まれている特性情報を抽出し、通信部64に供給する。通信部64は、特性情報を変調してE/O62に供給する。
E/O62は、WDM61を介して、特性情報を含む光信号をHE装置20に対して送信する。HE装置20では、前述した場合と同様の処理により、マルチバンドフィルタの特性を算出し、算出した特性を実現するための係数を係数倍器92−0〜92−Nに設定する。
以上に説明したように、第2実施形態では、帰還部100をテレビジョン受像機80の近くに配置することで、最終的に使用される形態の放送信号の周波数特性を得ることができる。これにより、マルチバンドフィルタの特性を、より理想的なものに設定することができる。
(E)本発明の第3実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第3実施形態について説明する。図14は、本発明の第3実施形態に係るHE装置20の構成例を示す図である。なお、図14において、図2と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図14では、図2と比較すると、AGC24の後段がI,Qの2系統の構成とされている。また、SW38とサブセンタ39とが追加されている。
ここで、AGC24の後段には、乗算器25−1,25−2、LPF27−1,27−2、AGC28−1,28−2、ADC29−1,29−2、および、遅延器37が配置されている。乗算器25−1は、ローカル信号発生部36から供給されるローカル信号とAGC24から出力される信号を乗算して出力する。LPF27−1は、乗算器25−1から供給される放送信号を通過し、それ以外の信号を減衰して出力する。AGC28−1は、LPF27−1から供給される信号を制御部30の制御に応じて増幅してADC29−1に供給する。ADC29−1は、LPF27−1から供給される放送信号をデジタル信号に変換して出力する。遅延器37は、ローカル信号発生部26から供給されるローカル信号の位相を90°遅延して乗算器25−2に供給する。乗算器25−2は、遅延器37から供給されるローカル信号とAGC24から出力される信号を乗算して出力する。LPF27−2は、乗算器25−2から供給される放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。AGC28−2は、LPF27−2から供給される信号を制御部30の制御に応じて増幅してADC29−2に供給する。ADC29−2は、LPF27−2から供給される放送信号をデジタル信号に変換して出力する。DSP31は、ADC29−1,29−2から供給される直交復調されたデジタル信号を入力し、フィルタ処理を施して出力する。
なお、SW38は、AGC24からDAC33までの間のいずれかの回路が故障した場合に、加算器23の出力信号をE/O35に供給するためのスイッチである。SW38は、制御部30によって制御されるようにすることができる。
サブセンタ39は、例えば、地上デジタル放送、衛星放送、または、CATV放送以外の放送信号を出力し、WDM36に供給する。
(F)本発明の第3実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第3実施形態の動作について説明する。第3実施形態では、加算器23から出力される地上デジタル放送信号、衛星放送信号、および、CATV放送信号が合成された信号は、乗算器25−1と乗算器25−2に供給される。乗算器25−1は、加算器23から出力される信号と、ローカル信号発生部36から供給されるローカル信号とを乗算することによって周波数変換し、LPF27−1に出力する。LPF27−1は、乗算器25−1から出力される放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。AGC28−1は、LPF27−1から出力される信号を制御部30の制御に応じて増幅して出力する。ADC29−1は、AGC28−1から出力される信号をデジタル信号に変換してDSP31に供給する。
乗算器25−2は、加算器23から出力される信号と、遅延器37から供給されるローカル信号とを乗算することによって周波数変換し、LPF27−2に出力する。LPF27−2は、乗算器25−2から出力される放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。AGC28−2は、LPF27−2から出力される信号を制御部30の制御に応じて増幅して出力する。ADC29−2は、AGC28−2から出力される信号をデジタル信号に変換してDSP31に供給する。なお、AGC28−1,28−2は、同じゲインになるように制御部30によって制御されているので、ADC29−1,29−2に出力される信号の振幅は同じとなる。
ここで、遅延器37から供給されるローカル信号は、ローカル信号発生部36から供給されるローカル信号に比較して位相が90°遅れているので、ADC29−1,29−2からDSP31に入力される信号は、直交復調された信号となる。DSP31は、ADC29−1,29−2から供給される信号に対して、制御部30の制御に応じた周波数特性のフィルタ処理を施すことで、プリディストーションを実行する。また、DSP31は、フィルタ処理を施した信号を直交復調することにより元の放送信号を得る。これにより、テレビジョン受像機80−1〜80−mでは、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
以上に説明したように、本発明の第4実施形態によれば、伝送路等の特性に応じたプリティストーションを施すことにより、テレビジョン受像機80−1〜80−mでは、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。また、第4実施形態では、直交復調した後にAD変換するようにしたので、ADC29−1,29−2の動作周波数を図2に比較して1/2に低減することができる。
(G)本発明の第4実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第4実施形態について説明する。図15は、本発明の第4実施形態に係るHE装置20の構成例を示す図である。なお、図15において、図2と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図15では、図2と比較すると、加算器23の前段にSW(Switch)40、BPF41−1〜41−3、および、SW42が追加されている。また、SW38とサブセンタ39とが追加されている。これ以外の構成は、図2の場合と同様である。
ここで、SW40は、制御部30によって制御され、アンテナ10から出力される地上デジタル放送信号、パラボラアンテナ11から出力される衛星放送信号、および、CATV放送信号のいずれか1つを選択するとともに、BPF41−1〜41−3のいずれかを選択して供給する。BPF41−1〜41−3は、SW40から供給される放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。具体的には、BPF41−1は、地上デジタル放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。BPF41−2は、衛星放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。BPF41−3は、CATV放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰して出力する。SW42は、制御部30によって制御され、BPF41−1〜41−3のいずれか1つを選択してAGC24に出力信号を供給する。
(H)本発明の第4実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第4実施形態の動作について説明する。図15に示す第4実施形態では、SW40は、地上デジタル放送信号、衛星放送信号、および、CATV放送信号のいずれかを選択し、後段のBPF41−1〜41−3にそれぞれ供給する。また、SW42はSW40が選択しているBPF41−1〜41−3を選択する。例えば、地上デジタル放送信号を選択する場合には、SW40はアンテナ10の出力を選択するとともにBPF41−1を選択し、SW42はBPF41−1を選択する。この結果、アンテナ10から出力される地上デジタル放送信号は、SW40を介してBPF41−1に供給される。BPF41−1は、SW40から供給される信号から、地上デジタル放送信号を通過させ、それ以外を減衰して出力する。SW42は、BPF41−1から出力される地上デジタル放送信号を入力し、AGC24に供給する。
また、衛星放送信号を選択する場合には、SW40はパラボラアンテナ11の出力を選択するとともにBPF41−2を選択し、SW42はBPF41−2を選択する。この結果、パラボラアンテナ11から出力される衛星放送信号は、SW40を介してBPF41−2に供給される。BPF41−2は、SW40から供給される信号から、衛星放送信号を通過させ、それ以外を減衰して出力する。SW42は、BPF41−2から出力される衛星放送信号を入力し、AGC24に供給する。
さらに、CATV放送信号を選択する場合には、SW40はCATV12を選択するとともにBPF41−3を選択し、SW42はBPF41−3を選択する。この結果、CATV放送信号は、SW40を介してBPF41−3に供給される。BPF41−3は、SW40から供給される信号から、衛星放送信号を通過させ、それ以外を減衰して出力する。SW42は、BPF41−3から出力される衛星放送信号を入力し、AGC24に供給する。
AGC24以降の動作は、第1実施形態の場合と同様であり、DSP31は、SW40,42によって選択された放送信号の周波数特性がフラットになるようにプリディストーションを施した後、送信する。
以上に説明したように、本発明の第4実施形態によれば、伝送路等の特性に応じたプリティストーションを施すことにより、テレビジョン受像機80−1〜80−mでは、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。また、第4実施形態では、伝送する放送信号をSW40,42によって選択することにより、周波数帯を狭めることで、DSP31の処理を軽減することができる。
なお、図15に示す第4実施形態では、SW40,42によって地上デジタル放送信号、衛星放送信号、または、CATV放送信号のいずれかを選択するようにしたが、これらの2つ以上の放送信号を選択するようにしてもよい。また、地上デジタル放送信号、衛星放送信号、および、CATV放送信号を合成し、合成されたこれらの放送信号から所望の帯域を抽出するようにしてもよい。
また、図15に示す第4実施形態では、ローカル信号は固定の周波数としたが、例えば、SW40,42によって選択される放送信号の種類に応じた周波数のローカル信号をローカル信号発生部26が制御部30の制御に応じて出力するようにしてもよい。
(I)本発明の第5実施形態の構成の説明
つぎに、本発明の第5実施形態について説明する。図16は、本発明の第5実施形態に係るHE装置20の構成例を示す図である。なお、図16において、図2と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略する。図16では、図2と比較すると、乗算器25およびローカル信号発生部26が除外されている。また、SW38とサブセンタ39とが追加されている。これ以外の構成は、図2の場合と同様である。
(J)本発明の第5実施形態の動作の説明
つぎに、本発明の第5実施形態の動作について説明する。第5実施形態では、AGC24から出力される放送信号は、ローカル信号による周波数変換を受けずに、BPF27に供給される。BPF27は、放送信号を通過させ、それ以外の信号を減衰してAGC28に供給する。DSP31は、制御部30の制御に応じて、フィルタリング処理を実行することで、放送信号に対してプリディストーションを施す。なお、第5実施形態では、DAC33は、DSP31から供給される信号を、周波数変換を行わずにアナログ信号に変換して出力する。なお、DAC33以降の動作は、図2の場合と同様である。
以上に説明したように、第5実施形態では、制御部30の制御に応じた周波数特性のフィルタ処理を直交復調した信号に対して施すことで、プリディストーションを実行するようにしたので、テレビジョン受像機80−1〜80−mでは、フラットな特性の受信信号を得ることが可能となる。
また、第5実施形態では、周波数変換を実行しないようにしたので、周波数変換に関する構成を省略することで、回路規模を縮小することができる。
(K)変形実施形態の説明
以上の実施形態は一例であって、本発明が上述したような場合のみに限定されるものでないことはいうまでもない。例えば、特性情報は、ONU60から光信号でHE装置20に送信するようにしたが、例えば、これ以外の手段でHE装置20に送信するようにしてもよい。例えば、ONU60とHE装置20の間、または、帰還部100とHE装置20の間を電話回線によって接続し、ONU60または帰還部100から電話回線を介してHE装置20に対して特性情報を送信するようにしてもよい。なお、電話回線は、有線の回線であってもよいし、無線の回線(例えば、携帯電話回線)であってもよい。あるいは、電話回線に代えて、無線または有線の通信網(例えば、インターネットまたはLAN(Local Area Network))を用いるようにしてもよい。また、特性情報を記憶媒体に記憶させ、この記憶媒体をHE装置20に対して接続することで、特性情報を伝送するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、HE装置20とONU60の間は光伝送路50,52−1〜52−nによって接続するようにしたが、これらの間を同軸ケーブル等の電気伝送路で接続するようにしてもよい。あるいは、無線通信によって接続するようにしてもよい。なお、HE装置20とONU60の間を電気伝送路で接続する場合、特性情報は、ONU60または帰還部100からHE装置20に電気信号として伝送することができる。また、HE装置20とONU60の間を無線通信によって接続する場合、無線信号としてONU60または帰還部100からHE装置20に特性情報を伝送することができる。
また、DSP31は、図3に示すFIR(Finite Impulse Response)回路として動作するようにしたが、IIR(Infinite Impulse Response)回路として動作するようにしてもよい。また、以上の各実施形態では、DSP31がマルチバンドフィルタとして動作する場合を例に挙げて説明したが、複数の帯域フィルタが並列に動作するように構成してもよい。
また、以上の各実施形態では、図5に示すように、放送信号に含まれているチャンネルに対応して帯域を設定し、それぞれの帯域の信号レベルを設定するようにしたが、チャンネルとは無関係に帯域を設定し、信号レベルを調整するようにしてもよい。例えば、伝送路の影響によって、中域が減衰し、低域と高域はあまり減衰しない場合がある。そのような場合には、チャンネルとは無関係に中域の信号レベルを増加するように設定することができる。
また、以上の各実施形態では、特性情報に基づいて、DSP31の特性を直ちに変更するようにしたが、複数回分の特性情報を受信し、これらの特性情報の平均値に基づいてDSP31の特性を変更するようにしてもよい。そのような構成によれば、誤検出による誤動作の発生を抑制することができる。
また、図9に示すフローチャートにおいて、初回の検出時には、高い精度(例えば、プラスマイナス1dB程度の精度)で設定しておき、2回目以降は低い精度(例えば、プラスマイナス5dB程度の精度)で設定するようにしてもよい。そのような構成によれば、頻繁にDSP31の設定が変更されることで、特性が不安定になる事態を回避することができる。
また、図1または図11における光伝送路50以降の構成(光伝送路、分配部、ONU、および、電気伝送路)を模擬系としてHE装置20の近傍に配置し、この模擬系の特性情報も取得するようにしてもよい。そのような構成によれば、例えば、模擬系の特性情報も同様に変化している場合には、経年変化として判定することができる。また、模擬系以外の特性が急激に変化した場合には、装置の故障と判定することができる。
また、図9および図10に示すフローチャートの実行頻度については説明していないが、例えば、視聴者が少ない時間帯(例えば、深夜)に1日1回の頻度で図9および図10のフローチャートを実行するようにしてもよい。もちろん、1週間、1ヶ月、数ヶ月、または、1年に1回の頻度で図9および図10に示すフローチャートを実行するようにしてもよい。
また、降雨または降雪が生じている場合には、地上デジタル放送信号または衛星放送信号の高域特性が劣化することが知られている。このため、高域特性が劣化している場合には、降雨または降雪が生じているとして、DSP31の特性の変更を保留するようにしてもよい。そのような構成によれば、DSP31の特性が頻繁に変更されることを防止できる。もちろん、降雨または降雪による特性劣化に対応してDSP31の特性を変更するようにしてもよい。
また、図1および図11に示す構成例では、地上デジタル放送信号、衛星放送信号、および、CATV放送信号を混合して再送信するようにしたが、これらのいずれか1つ以上を混合したり、あるいは、これら以外の放送信号を混合するようにしたりしてもよい。
また、特性情報としては、各帯域の信号レベルを用いるようにしたが、帯域毎ではなく、所定の周波数毎(例えば、数MHz単位)で信号レベルを検出して用いるようにしてもよい。また、変化が生じやすい周波数帯を中心に信号レベルを検出するようにしてもよい。また、DSP31の特性の設定の容易さに着目して周波数帯を設定するようにしてもよい。
また、特性情報としては、信号レベルを用いるようにしたが、これ以外にも、例えば、チャンネル毎のMER(Modulation Error Ratio)またはBER(Bit Error Rate)等の情報を用いるようにしてもよい。
また、帰還部100については、テレビジョン受像機80や、図示しないSTB(Set Top Box)に内蔵するようにしてもよい。そのような構成によれば、需用者が実際に再生している放送信号から特性情報を生成することができる。
また、以上の各実施形態では、全てのONU60または帰還部100が特性情報を送信するようにしたが、例えば、一部のONU60が特性情報を送信するようにしたり、一部のテレビジョン受像機80に帰還部100を備えたりするようにしてもよい。そのような構成によれば、伝送特性が劣化しやすい、例えば、HE装置20から離れた場所にあるONU60やテレビジョン受像機80に対して優先的に特性情報を送信するようにしてもよい。
また、以上の各実施形態では、特性情報の最大値と最小値を特定し、最小値と最大値に基づいてDSP31の特性を設定するようにしたが、例えば、特性情報の平均値に基づいてDSP31の特性を設定するようにしたり、統計処理によって標準偏差等を求め、各ONU80または帰還部100のばらつきが最小になるようにDSP31の特性を設定するようにしたりしてもよい。
また、図9および図10に示すフローチャートは一例であって、図9および図10に示す処理の順序や、処理内容のみに本発明が限定されないことはいうまでもない。
また、以上の各実施形態では、制御部30によってHE装置20の各部を制御するようにしたが、DSP31に制御機能を持たせて、DSP31がHE装置20の各部を制御するようにしてもよい。
10 アンテナ
11 パラボラアンテナ
12 CATV入力部
20 HE装置
21,22,27 BPF
23 加算器
24,28 AGC
25 乗算器
26 ローカル信号発生部
29 ADC
30 制御部
31 DSP
32 通信部
33 DAC
34 E/O
35 O/E
36 WDM
37 遅延器
38 SW
39 サブセンタ
40,42 SW
41−1〜41−3 BPF
50,52−1〜52−n 光伝送路
51 分岐部
60−1〜60−n ONU
61 WDM
62 E/O
63 O/E
64 通信部
65 高周波回路
66 制御部
67 通信部
70−1〜70−n,72−1〜72−3 電気伝送路
71−1〜71−n 分配部
80−1〜80−m テレビジョン受像機
91−1〜91−N 遅延器
92−0〜92−N 係数倍器
93 加算器
100−1〜100−3 帰還部
101 重畳部
102 通信部
103 制御部

Claims (13)

  1. 放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムにおいて、
    前記送信装置は、
    前記放送信号を前記受信装置に向けて送信する放送送信手段と、
    前記放送信号の周波数特性を示す特性情報を前記受信装置から受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段によって受信された前記特性情報に基づいて、前記放送送信手段が送信する前記放送信号の前記周波数特性を調整する調整手段と、を有し、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から前記放送信号を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信手段によって受信した前記放送信号の前記周波数特性を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記周波数特性を前記特性情報として前記送信装置の前記情報受信手段に対して送信する情報送信手段と、を有する、
    ことを特徴とする再送信システム。
  2. 前記送信装置は、前記放送信号をデジタル信号に変換する第1変換手段と、前記デジタル信号をアナログ信号に変換する第2変換手段とを有し、
    前記調整手段は、前記第1変換手段によって得られる前記デジタル信号に対して、フィルタ処理を施すことで前記周波数特性を調整した後、前記第2変換手段に供給することを特徴とする請求項1に記載の再送信システム。
  3. 前記検出手段は、前記放送信号を複数の帯域に分割した場合のそれぞれの帯域の信号レベルを検出して前記特性情報を生成し、
    前記調整手段は、前記特性情報が示すそれぞれの帯域の信号レベルを参照し、各帯域の信号レベルが等しくなるように調整する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の再送信システム。
  4. 前記調整手段は、複数の帯域を同時に処理するフィルタ処理によって、前記各帯域の信号レベルが等しくなるように調整することを特徴とする請求項3に記載の再送信システム。
  5. 前記送信装置は、前記第1変換手段に入力される前記放送信号を低い周波数に変換する周波数変換手段を有し、
    前記第2変換手段は、前記調整手段から出力される前記デジタル信号を元の周波数に周波数変換する、
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の再送信システム。
  6. 前記送信装置は、前記第1変換手段を2つ備え、
    前記放送信号を直交復調して2つの前記第1変換手段に供給する直交復調手段を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の再送信システム。
  7. 前記送信装置は、複数の前記放送信号を入力し、所望の前記放送信号を選択して前記調整手段に供給する選択手段を有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の再送信システム。
  8. 前記受信装置を複数有し、
    前記調整手段は、複数の前記受信装置から送信された前記特性情報に基づいて前記周波数特性を調整する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の再送信システム。
  9. 前記調整手段は、複数の前記受信装置から送信された前記特性情報の最大値および最小値に基づいて前記周波数特性を調整することを特徴とする請求項5に記載の再送信システム。
  10. 前記情報送信手段は前記情報受信手段に対して、前記放送信号が伝送される伝送媒体と同じ前記伝送媒体を介して上り信号として前記特性情報を送信することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の再送信システム。
  11. 前記情報送信手段は前記情報受信手段に対して、電話回線を介して前記特性情報を送信することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の再送信システム。
  12. 放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムの前記送信装置において、
    前記放送信号を前記受信装置に向けて送信する放送送信手段と、
    前記放送信号の周波数特性を示す特性情報を前記受信装置から受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段によって受信された前記特性情報に基づいて、前記放送送信手段が送信する前記放送信号の前記周波数特性を調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする送信装置。
  13. 放送信号を再送信する送信装置と、前記送信装置によって送信された前記放送信号を受信する受信装置とを有する再送信システムの前記受信装置において、
    前記送信装置から前記放送信号を受信する放送受信手段と、
    前記放送受信手段によって受信した前記放送信号の周波数特性を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記周波数特性を特性情報として前記送信装置の情報受信手段に対して送信する情報送信手段と、
    を有することを特徴とする受信装置。
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