JPH09233451A - 双方向通信機能を有したディジタルサービス受信装置ならびにディジタルサービスシステム - Google Patents

双方向通信機能を有したディジタルサービス受信装置ならびにディジタルサービスシステム

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JPH09233451A
JPH09233451A JP8040932A JP4093296A JPH09233451A JP H09233451 A JPH09233451 A JP H09233451A JP 8040932 A JP8040932 A JP 8040932A JP 4093296 A JP4093296 A JP 4093296A JP H09233451 A JPH09233451 A JP H09233451A
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JP
Japan
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digital service
digital
communication function
receiving device
receiver
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Application number
JP8040932A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Noda
勉 野田
Takatoshi Shirosugi
孝敏 城杉
Moriyoshi Akiyama
守慶 秋山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ディジタルサービス供給を安定に受けることの
できるディジタルサービス受信装置ならびにディジタル
サービス供給状況に応じた妥当な料金徴収などのできる
ディジタルサービスシステムを提供することにある。 【解決手段】ディジタルサービス受信装置にディジタル
信号の受信状態を監視する受信状態監視手段と、受信状
態監視手段からの受信状態をヘッドエンド設備に通信す
る上り通信手段と、ヘッドエンド設備にディジタルサー
ビス受信装置の上り通信手段から送り出された情報を受
けて集中管理あるいは解析することで伝送路や複数の双
方向増幅手段の異状箇所あるいはディジタルサービス受
信装置の異状状態を発見提示する異状状態提示手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルサービ
ス受信装置ならびにディジタルサービスシステムに係
り、特にケーブルテレビジョンシステムにおける双方向
通信機能を有したディジタルサービス受信装置ならびに
ディジタルサービスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】米国では、情報スーパーハイウェー構想
により全米に光ケーブルを用いたネットワークを用い、
多チャンネルのサービスの他、家庭からも多くの情報を
送信することが可能な双方向形のサービスへ向け様々な
技術開発が行なわれている。
【0003】ケーブルテレビシステムにおける双方向サ
ービスや制御については,1994年4月に(株)コロ
ナ社より発行された(社)日本電子機械工業会編「ケー
ブルテレビ技術入門」の166頁から188頁の「伝送
路監視と加入者管理」の章や290頁から296頁の
「新しいケーブルテレビ技術」の「ケーブルテレビの高
度利用」の節に記載されている。その内容では、伝送路
監視としては伝送路故障箇所の特定と検査などについて
記載されており、加入者管理としては受信チャンネルの
制限、緊急放送への受信機切り替えなどについて記載さ
れている。また今後のケーブルテレビの高度利用として
の双方向サービスとして、ペイパービュー、視聴率調
査、水道の自動検針、在宅医療、ホームセキュリティな
どが記載されている。
【0004】このようにケーブルテレビの今後の利用に
おいて、様々なサービスの工夫がなされている。一方、
ディジタル伝送技術などの発展に伴い、現在のアナログ
信号であるNTSC映像の伝送チャンネルの1チャンネ
ルに、複数のディジタルデータが伝送でき、ディジタル
化された映像サービスやホームショッピングのカタログ
などのサービスが可能となろうとしている。ケーブルテ
レビのディジタル伝送方式について、1995年9月2
1日に発表されたテレビジョン学会技術報告(vol.
19,No.42)の19頁から24頁に「電気通信技
術審議会暫定方式デジタル有線テレビジョン放送伝送実
験」示されている。この報告によれば、エムペグ2(M
PEG2)と呼ばれる技術によってディジタル圧縮され
た画像などがトランスポートストリームに多重化され、
リードソロモン誤り訂正符号の付加などの信号処理がさ
れ、64カム(64QAM)と呼ばれるディジタル変調
技術によって変調されて伝送される。この方式によりN
TSC映像の伝送チャンネルの1チャンネルで伝送でき
るデータの伝送レートは1秒あたり29メガビットであ
り、ディジタル圧縮された動画像サービスの伝送レート
は1秒あたり6メガビット程度でディジタル圧縮された
音声サービスの伝送レートは1秒あたり0.3メガビッ
トで程度であるため、NTSC映像の伝送チャンネルの
1チャンネルで4チャンネルの動画像と音声サービスが
可能である。さらに、ホームショッピングのカタログの
ように静止画像に近いサービスでは伝送レートが少なく
なるのでさらに多くのサービスが多重伝送できる。この
ようにディジタル技術の進歩によって、サービスの情報
が増大できる反面、ディジタル伝送では伝送路の状態が
劣化すると受信された画像や音声が急激に性能が劣化す
る特徴を有している。本報告でも示されているように、
誤り訂正された後の要求されるビット誤り率は約10の
10乗分の1程度であるが、その値が伝送路の雑音が1
dB増加すると約10の6乗分の1程度に劣化する。そ
のため、ディジタル伝送では伝送路の状態を管理するこ
とが重要な課題となる。
【0005】上記したような技術の発展やサービスの多
様化に際して、家庭内に設置されるディジタルサービス
受信装置の機能が複雑化、高度化されとともに、サービ
スを伝送するケーブルテレビシステムにおける伝送路の
性能向上と保守、監視の重要性が高まってくる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記技術においては、
複雑化、高度化されたディジタルサービス受信装置の機
能やディジタル化されたサービスを伝送するケーブルテ
レビシステムにおける伝送路の監視や保守の具体的な方
法については述べられていない。
【0007】本発明の目的は、ディジタルサービス供給
を安定に受けることのできるディジタルサービス受信装
置ならびにディジタルサービス供給状況に応じた妥当な
料金徴収などのできるディジタルサービスシステムを提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明では、ディジタルサービス受信装置にお
いて、ディジタル信号の受信状態を監視する受信状態監
視手段と、受信状態監視手段からの受信状態をセンタ設
備に通信する上り通信手段とを備える。また、上記した
ディジタルサービスシステムの目的を達成するために、
本発明のディジタルサービスシステムでは、ディジタル
サービス受信装置にディジタル信号の受信状態を監視す
る受信状態監視手段と受信状態監視手段からの受信状態
をセンタ設備に通信する上り通信手段とを、ヘッドエン
ド設備あるいはセンタ設備にディジタルサービス受信装
置の上り通信手段から送り出された情報を受けて集中管
理あるいは解析することで伝送路や複数の双方向増幅手
段の異状箇所あるいはディジタルサービス受信装置の異
状状態を発見提示する異状状態提示手段を備える。
【0009】受信状態監視手段は、複雑化、高度化され
たディジタルサービス受信装置の状況を監視でき、上り
通信手段は、サービスを提供するヘッドエンド設備ある
いはセンタ設備に伝送することができ、その状況に応じ
てセンタ設備からのディジタルサービス供給状態を変更
したり、ディジタルサービス供給価格を変更したりでき
るので、安定にディジタルサービスの供給を受けるとい
うディジタルサービス受信装置ならびにディジタルサー
ビスシステムの目的を達成できる。また、異状状態提示
手段は、ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備におい
て、ディジタルサービス受信装置の上り通信手段から送
り出された情報を受けて集中管理あるいは解析すること
で伝送路や複数の双方向増幅手段の異状箇所あるいはデ
ィジタルサービス受信装置の異状状態を発見提示できる
ので、その状況に応じて伝送路や複数の双方向増幅手段
の異状箇所を修理したり、ヘッドエンド設備あるいはセ
ンタ設備からのディジタルサービス供給状態を変更した
り、ディジタルサービス供給価格を変更したりできるの
で、安定にディジタルサービスの供給を受けるというデ
ィジタルサービス受信装置ならびにディジタルサービス
システムの目的を達成できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を用
いて説明する。図1は本発明の実施例としてのディジタ
ルサービスシステムとそれを構成するヘッドエンド装置
ならびにディジタルサービス受信装置を示すブロック図
である。
【0011】図1において、100はヘッドエンド装
置、101は第1のディジタル映像音声サービス、10
2は第Nのディジタル映像音声サービス、103はショ
ッピングメニュー画サービス、104は各種のサービス
多重化機器、105は誤り訂正符号付加機器、106は
ディジタル変調機器、107は通信信号受信機器、10
8は異常状態提示機器、109は双方向伝送路、110
は双方向増幅機器、111は双方向分岐増幅機器、11
2、113は双方向増幅機器分岐端子、114はタップ
オフ、115はタップオフ分岐端子、116はディジタ
ルサービス受信装置、117はディジタル復調波形等化
機器、118は誤り訂正機器、119は多重化サービス
復号機器、120は第iのディジタル映像音声サービス
復調機器、121はショッピングサービス復調機器、1
22は上り通信機器、123は受信状態監視機器であ
る。
【0012】ヘッドエンド装置(あるいはセンタ設備と
も呼ばれる)100から、第1のディジタル映像音声サ
ービス101から第Nのディジタル映像音声サービス1
02やショッピングメニュー画103などの各種サービ
スをサービス多重化機器104により多重化し、誤り訂
正符号付加機器105によりリードソロモン符号などの
誤り訂正符号を付加した後、ディジタル変調機器106
によりディジタル変調して同軸ケーブルや光ファイバー
ケーブルなどの双方向伝送路109、双方向増幅機器1
10、双方向分岐増幅機器111およびタップオフ11
4を介し、双方向増幅機器分岐端子112、113ある
いはタップオフ分岐端子115を経由してディジタルサ
ービス受信装置116に各種サービスを配送する。その
配送された信号は、ディジタルサービス受信装置116
のディジタル復調波形等化機器117によってディジタ
ル復調されて、サービス多重化機器104により多重化
されたサービスの信号を受信復号する。ディジタル復調
波形等化機器117の波形等化は双方向伝送路109や
双方向増幅機器110などで生じる反射などの影響を保
証するものであり、ディジタル変調された信号を安定に
受信するための一技術である。更にディジタル復調波形
等化機器117の受信復号された信号を誤り訂正機器1
18によって、誤り訂正することで受信したディジタル
変調された信号の誤り率を低減する。その誤り訂正され
た信号から多重化サービス復号機器119によって多重
化されたサービスの一部を選択し、第iのディジタル映
像音声復調機器120によって第iのディジタル映像音
声サービスのディジタル映像およびディジタル音声を復
調する。また、ショッピングサービス復調機器121に
よっては、ショッピングサービスのメニュー画の表示や
音声ガイドなどのショッピングサービス復調を行う。な
お、第1から第N番目のディジタル映像音声サービスの
内から第iのディジタル映像音声サービスを選択するあ
るいはショッピングサービスを選択するのはユーザの選
択による。以上の説明は、ディジタルサービスシステム
とそれを構成するヘッドエンド装置ならびにディジタル
サービス受信装置の一例を示したものである。
【0013】本ディジタルサービスシステムでは、ある
周波数帯域でディジタル変調して行なっているため、双
方向伝送路109、双方向増幅機器110、双方向分岐
増幅機器111およびタップオフ114の状況によって
は、ある周波数帯域では反射による影響が大きいとか、
ある周波数帯域には混信妨害があるとか、ある地域では
雑音が多いとか、伝送路の伝送品質が周波数や場所など
によって異なる場合がある。そのため、本実施例では、
以上のこれに加えて、ディジタルサービスシステムとそ
れを構成するヘッドエンド装置100ならびにディジタ
ルサービス受信装置116に、通信信号受信機器10
7、異常状態提示機器108、上り通信機器122およ
び受信状態監視機器123を設けることで、上り通信機
器122と受信状態監視機器123によってヘッドエン
ド装置100の通信信号受信機器107を介して異常状
態提示機器108にディジタルサービス受信装置116
の受信状態を伝送することができる。即ち、受信状態監
視機器123によって、ディジタル復調波形等化機器1
17を監視することで受信された信号(ある周波数帯域
で伝送されている)の信号レベル、雑音レベルあるいは
波形等化の状況などによって受信状態を把握でき、誤り
訂正機器118を監視することで誤り訂正の状況から受
信状態を把握できる。これら受信状態を把握すること
で、受信しているディジタルサービスの品質を知ること
ができる。例えば、信号レベルや雑音レベルを知ること
で、誤り訂正をした後の受信しているディジタルサービ
スの誤り率を推測できるので、ディジタルサービスの復
調画質や音質の良否の程度を知ることができる。なお、
信号レベルは、ディジタル復調波形等化機器117に内
蔵されている受信信号を増幅する自動利得制御増幅機器
の制御電圧を監視することなどで可能であり、雑音レベ
ルは、ディジタル復調波形等化機器117に内蔵されて
いるディジタル復調機器の復調信号の時間的変動や波形
等化機器の波形等化制御係数の時間的変動を監視するこ
となどで可能である。また、波形等化機器を構成してい
るフィルタのタップ係数を知ることで、双方向伝送路1
09などで生じている反射の遅延時間や反射量を推測で
きるので、ディジタルサービスの復調画質や音質の良否
の程度を知ることができる。さらに、誤り訂正機器11
8では、エムペグ−トランスポートストリームと呼ばれ
る(MPEG−TSと記されている)多重化されたスト
リーム信号の同期信号を基準にしてリードソロモン誤り
訂正符号の誤り訂正などを行っているので、誤り訂正機
器118では、この誤り訂正の処理において、同期信号
が捕らえたかどうか、訂正後の誤り率が何の程度なのか
を把握できる。そのため、誤り訂正機器118を監視す
ることで、誤り訂正の状況を把握でき、ディジタルサー
ビス受信装置116の受信しているディジタルサービス
の品質の良否を推測することができる。これらの受信状
態を、上り通信機器122によって、双方向伝送路10
9、双方向増幅機器110、双方向分岐増幅機器11
1、タップオフ114などを介してヘッドエンド装置1
00に送信し、ヘッドエンド装置100の通信信号受信
機器107で受信し、異常状態提示機器108に伝送す
ることができる。異常状態提示機器108では、ディジ
タルサービス受信装置116の受信状態を把握すること
で、提供しているディジタルサービスの品質を知ること
ができるので、ヘッドエンド設備100から伝送周波数
帯域の変更などディジタルサービス供給状態の変更をし
たり、ディジタルサービス供給価格の変更をすることが
できる。ディジタルサービス供給価格の変更とは、受信
状態の雑音レベルが大きい場合あるいは誤り訂正後の誤
り率が基準以下の場合でディジタルサービスの品質が十
分でない場合には、その状態の続く時間については本来
のサービス供給価格の半分にし、さらに状態が悪くディ
ジタルサービスの品質が非常に悪い状態が続く時間につ
いてはサービス供給価格を無料にするなどの方法であ
る。なお、前述した多重化されたストリーム信号の同期
信号が誤り訂正機器118で検出できない場合の状態で
はディジタルサービスは全く供給できないので無料とす
ることが適切である。
【0014】また、異常状態提示機器108で、各所に
あるディジタルサービス受信装置の受信状態を集中管理
して解析することで、双方向伝送路109、双方向増幅
機器110、双方向分岐増幅機器111あるいはタップ
オフ114などの状況を把握できるので、双方向伝送路
や双方向増幅機器の異常箇所を特定することもできる。
【0015】本実施例によれば、受信状態監視機器12
3と上り通信機器122によって、ディジタルサービス
受信装置116の状況を監視でき、その受信状況をサー
ビス提供しているヘッドエンド装置100に伝送するこ
とができるので、その状況に応じてヘッドエンド設備1
00からのディジタルサービス供給状態を変更したり、
ディジタルサービス供給価格を変更したりできるので、
安定にディジタルサービスの供給を受けることができる
ディジタルサービス受信装置116を提供できる効果や
安定にディジタルサービスを供給できるディジタルサー
ビスシステムを提供できる効果がある。また、異状状態
提示機器108によって、ディジタルサービス受信装置
116の上り通信機器122から送り出された情報を受
けて集中管理あるいは解析することで、双方向伝送路1
09、双方向増幅機器110、双方向分岐増幅機器11
1あるいはタップオフ114などの伝送路や複数の双方
向増幅機器の異状箇所あるいはディジタルサービス受信
装置116の異状状態を発見提示でき、その状況に応じ
て伝送路や複数の双方向増幅機器の異状箇所を修理でき
るので、安定なディジタルサービスの供給ができるディ
ジタルサービスシステムを提供できる効果もある。
【0016】図2は本発明の説明のためのディジタルサ
ービスシステムの周波数スペクトル図である。
【0017】図2において、201は上り回線周波数帯
域、202は下り回線周波数帯域、203、204は上
り通信機器122からの一信号例、205、206、2
07はディジタル変調機器106からのディジタルサー
ビスの一信号例、208、209、210はアナログ変
調機器からのアナログサービスの一信号例である。
【0018】一般的な双方向伝送路として、同軸ケーブ
ル伝送路があるが、その場合の周波数の一例を図2に示
す。上り回線周波数帯域201は上り通信機器122か
らの一信号例203や上り通信機器122からの一信号
例204で占められている。この上り回線周波数帯域は
ディジタルサービス受信装置116からヘッドエンド装
置100への情報通信のため、数kHzから1MHz程
度の帯域の信号が用いられる。一方、下り回線周波数帯
域202はヘッドエンド装置100のディジタル変調機
器106からのディジタルサービスの一信号例205、
206、207やアナログ変調機器(図1では省略して
いる)からのアナログサービスの一信号例208、20
9、210で占められている。この下り回線周波数帯域
は、NTSCなどのアナログ信号や64QAMなどのデ
ィジタル信号が6MHzの帯域幅で伝送されている。デ
ィジタル信号の帯域幅については従来の技術で示したテ
レビジョン学会の報告に述べられている。
【0019】また、双方向伝送路が光ファイバーケーブ
ル伝送路の場合は、光の波長多重や上下双方向の2ファ
イバーケーブルを用いるなどの方法で双方向性を得るこ
とができる。
【0020】本周波数スペクトル図で示すように、NT
SCなどのアナログ信号にディジタル信号を加えたディ
ジタルサービスシステムにおいても、図1で示したディ
ジタルサービス受信装置116でディジタルサービスを
受けながら、受信状態監視機器123と上り通信機器1
22によって、ディジタルサービス受信装置116の状
況を監視でき、その受信状況をサービス提供しているヘ
ッドエンド装置100に伝送することができる。
【0021】なお、上記実施例では各種サービスとして
複数のディジタル映像音声とショッピングを例にとって
説明したが、各種インフォメーションサービスやその他
のサービスでも同様に実現できる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、受信状態監視手段と上
り通信手段によって、ディジタルサービス受信装置の状
況を監視でき、その受信状況をサービス提供しているヘ
ッドエンド設備あるいはセンタ設備に伝送することがで
きるので、その状況に応じてヘッドエンド設備あるいは
センタ設備からのディジタルサービス供給状態を変更し
たり、ディジタルサービス供給価格を変更したりできる
ので、安定にディジタルサービスの供給を受けることが
できるディジタルサービス受信装置を提供できる効果や
安定にディジタルサービスを供給できるディジタルサー
ビスシステムを提供できる効果がある。また、異状状態
提示手段によって、ディジタルサービス受信装置の上り
通信手段から送り出された情報を受けて集中管理あるい
は解析することで伝送路や複数の双方向増幅手段の異状
箇所あるいはディジタルサービス受信装置の異状状態を
発見提示でき、その状況に応じて伝送路や複数の双方向
増幅手段の異状箇所を修理できるので、安定なディジタ
ルサービスの供給ができるディジタルサービスシステム
を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すディジタルサービスシス
テムとそれを構成するヘッドエンド装置ならびにディジ
タルサービス受信装置を示すブロック図である。
【図2】本発明の説明のためのディジタルサービスシス
テムの周波数スペクトル図である。
【符号の説明】
100…ヘッドエンド装置、101…第1のディジタル
映像音声サービス、102…第Nのディジタル映像音声
サービス、103…ショッピングメニュー画サービス、
104…各種のサービス多重化機器、105…誤り訂正
符号付加機器、106…ディジタル変調機器、107…
通信信号受信機器、108…異常状態提示機器、109
…双方向伝送路、110…双方向増幅機器、111…双
方向分岐増幅機器、112、113…双方向増幅機器分
岐端子、114…タップオフ、115…タップオフ分岐
端子、116…ディジタルサービス受信装置、117…
ディジタル復調波形等化機器、118…誤り訂正機器、
119…多重化サービス復号機器、120…第iのディ
ジタル映像音声サービス復調機器、121…ショッピン
グサービス復調機器、122…上り通信機器、123…
受信状態監視機器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 守慶 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マルチメディアシステム開 発本部内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備から
    送出されたディジタル化映像信号などのディジタルデー
    タや受信装置制御のための付加情報などから成るディジ
    タル信号を受信するディジタルサービス受信装置におい
    て、受信されたディジタル信号の受信状態から前記ディ
    ジタルサービス受信装置の受信状態を監視する受信状態
    監視手段と、前記受信状態監視手段からの受信機の状態
    を情報として前記センタ設備に通信する上り通信手段と
    を設けたことを特徴とする双方向通信機能を有したディ
    ジタルサービス受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の双方向通信機能を有したデ
    ィジタルサービス受信装置において、前記受信状態監視
    手段で受信機の状態として得られ、前記上り通信手段で
    前記センタ設備に通信する情報として、受信されたディ
    ジタル信号の誤り率あるいは前記誤り率に関する誤り率
    情報としたことを特徴とする双方向通信機能を有したデ
    ィジタルサービス受信装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の双方向通信機能を有したデ
    ィジタルサービス受信装置において、前記受信状態監視
    手段で受信機の状態として得られ、前記上り通信手段で
    前記センタ設備に通信する情報として、前記ディジタル
    サービス受信装置の自動利得制御手段の制御電圧あるい
    は前記制御電圧に関する利得制御情報としたことを特徴
    とする双方向通信機能を有したディジタルサービス受信
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の双方向通信機能を有したデ
    ィジタルサービス受信装置において、前記受信状態監視
    手段で受信機の状態として得られ、前記上り通信手段で
    前記センタ設備に通信する情報として、前記ディジタル
    サービス受信装置の復調前あるいは復調後の信号対雑音
    比あるいは前記信号対雑音比に関連する信号対雑音比情
    報としたことを特徴とする双方向通信機能を有したディ
    ジタルサービス受信装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の双方向通信機能を有したデ
    ィジタルサービス受信装置において、前記受信状態監視
    手段で受信機の状態として得られ、前記上り通信手段で
    前記センタ設備に通信する情報として、前記ディジタル
    サービス受信装置の波形等化手段の制御係数あるいは前
    記制御係数に関する前記制御係数の最大値や総和値など
    の波形等化制御係数情報としたことを特徴とする双方向
    通信機能を有したディジタルサービス受信装置。
  6. 【請求項6】ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備、前
    記ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備から複数の双方
    向増幅手段ならびに伝送路を介して、ディジタル化され
    た映像信号などのディジタルデータや受信装置制御のた
    めの付加情報などから成るディジタル信号をディジタル
    サービス受信装置に伝送することでディジタルサービス
    する双方向通信機能を有したディジタルサービスシステ
    ムにおいて、受信されたディジタル信号の受信状態から
    前記ディジタルサービス受信装置の受信状態を監視する
    受信状態監視手段と、前記受信状態監視手段からの受信
    機の状態を情報として前記センタ設備に通信する上り通
    信手段と、前記ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備に
    前記通信手段から送り出された情報を受けて集中管理あ
    るいは解析することで、伝送路や複数の双方向増幅手段
    の異状箇所あるいはディジタルサービス受信装置の異状
    状態を発見提示する異状状態提示手段とを設けたことを
    特徴とする双方向通信機能を有したディジタルサービス
    システム。
  7. 【請求項7】ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備、前
    記ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備から複数の双方
    向増幅手段ならびに伝送路を介して、ディジタル化され
    た映像信号などのディジタルデータや受信装置制御のた
    めの付加情報などから成るディジタル信号をディジタル
    サービス受信装置に伝送することでディジタルサービス
    する双方向通信機能を有したディジタルサービスシステ
    ムにおいて、受信されたディジタル信号の受信状態から
    前記ディジタルサービス受信装置の受信状態を監視する
    受信状態監視手段と、前記受信状態監視手段からの受信
    機の状態を情報として前記センタ設備に通信する上り通
    信手段と、前記ヘッドエンド設備あるいはセンタ設備に
    前記通信手段から送り出された情報を受けて管理あるい
    は解析することで、前記ディジタルサービスの利用料金
    を可変とする可変利用料金管理手段とを設けたことを特
    徴とする双方向通信機能を有したディジタルサービスシ
    ステム。
  8. 【請求項8】請求項6あるいは請求項7記載の双方向通
    信機能を有したディジタルサービスシステムにおいて、
    前記受信状態監視手段で受信機の状態として得られ、前
    記上り通信手段で前記センタ設備に通信する情報とし
    て、受信されたディジタル信号の誤り率あるいは前記誤
    り率に関する誤り率情報としたことを特徴とする双方向
    通信機能を有したディジタルサービスシステム。
  9. 【請求項9】請求項6あるいは請求項7記載の双方向通
    信機能を有したディジタルサービスシステムにおいて、
    前記受信状態監視手段で受信機の状態として得られ、前
    記上り通信手段で前記センタ設備に通信する情報とし
    て、前記ディジタルサービス受信装置の自動利得制御手
    段の制御電圧あるいは前記制御電圧に関する利得制御情
    報としたことを特徴とする双方向通信機能を有したディ
    ジタルサービスシステム。
  10. 【請求項10】請求項6あるいは請求項7記載の双方向
    通信機能を有したディジタルサービスシステムにおい
    て、前記受信状態監視手段で受信機の状態として得ら
    れ、前記上り通信手段で前記センタ設備に通信する情報
    として、前記ディジタルサービス受信装置の復調前ある
    いは復調後の信号対雑音比あるいは前記信号対雑音比に
    関連する信号対雑音比情報としたことを特徴とする双方
    向通信機能を有したディジタルサービスシステム。
  11. 【請求項11】請求項6あるいは請求項7記載の双方向
    通信機能を有したディジタルサービスシステムにおい
    て、前記受信状態監視手段で受信機の状態として得ら
    れ、前記上り通信手段で前記センタ設備に通信する情報
    として、前記ディジタルサービス受信装置の波形等化手
    段の制御係数あるいは前記制御係数に関する前記制御係
    数の最大値や総和値などの波形等化制御係数情報とした
    ことを特徴とする双方向通信機能を有したディジタルサ
    ービスシステム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136441A (ja) * 2010-02-17 2010-06-17 Fujitsu Ltd 情報配信システム及び情報配信装置及び端末装置
JP2012110019A (ja) * 2012-01-17 2012-06-07 Fujitsu Ltd Catvシステム及びそこで用いられるcatvセンタ装置及び加入者端末装置
JP2018191092A (ja) * 2017-04-28 2018-11-29 ミハル通信株式会社 再送信システム、送信装置、および、受信装置

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