JP2018190299A - 推定プログラム、推定装置、及び推定方法 - Google Patents

推定プログラム、推定装置、及び推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】在庫量の増加を回避することができる推定プログラム、推定装置、及び推定方法を提供する。【解決手段】コンピュータに、在庫量の分布を表す在庫関数を、在庫がある場合の該在庫の維持コストと在庫がない場合の機会損失に基づく損失コストとを含む総コストの分布を表すコスト関数へと変換し、上記コスト関数を正規分布の関数に近似し、上記近似させたコスト関数に基づいて上記総コストが最小化する入荷量を算出する、処理を実行させる。【選択図】図2

Description

本発明は、推定プログラム、推定装置、及び推定方法に関する。
従来より、過去の売上量などから将来の需要を予測する需要予測の技術が知られている。需要予測は不確定性を有するため、在庫切れで販売機会を失う損失(機会損失)が発生する可能性がある。機会損失が発生した場合、需要があってもその分は供給できずに、需要量に相当する損失コスト(機会損失コスト)が増加する。そこで、在庫切れによる機会損失のリスクを回避する安全在庫という発注計画決定方法がある。この安全在庫は、需要予測を多く見積もることにより機会損失コストを無くす方法である。例えば正規分布で表現される需要予測分布の平均+3σ分を多く見積もって各時刻に発注する。
特開2009−208933号公報 特開2016−91217号公報
しかしながら、従来の推定方法(例えば安全在庫など)は、需要予測を多く見積もるだけであるため、在庫量が必要以上に増加してしまう恐れがある。すなわち機会損失コストとのバランスは考慮されないため、発注量が在庫量を増加させる側に一方的に片寄り、結果としてコストを小さく抑えることができないことになる。
一つの側面では、在庫量の増加を回避することができる推定プログラム、推定装置、及び推定方法を提供することを目的とする。
第1の案では、推定プログラムは、コンピュータに、在庫量の分布を表す在庫関数を、在庫がある場合の該在庫の維持コストと在庫がない場合の機会損失に基づく損失コストとを含む総コストの分布を表すコスト関数へと変換し、上記コスト関数を正規分布の関数に近似し、上記近似させたコスト関数に基づいて上記総コストが最小化する入荷量を算出する、処理を実行させる。
本発明の一の実施態様によれば、在庫量の増加を回避することができるという効果を奏する。
図1は、システム構成の一例を説明する図である。 図2は、発注計画決定装置の全体構成の一例を示す図である。 図3は、商品情報のデータ構造の一例を示す図である。 図4は、販売実績情報のデータ構造の一例を示す図である。 図5は、商品発注をかける店舗の、商品の入荷量と、在庫量と、需要量との関係を示す図である。 図6は、変換部の機能のアルゴリズムの説明図である。 図7は、正規化処理部の機能のアルゴリズムの説明図である。 図8は、発注計画決定処理の処理フローの一例を示す図である。 図9は、最適化部によるステップS6の処理の一例を示す図である。 図10は、モンテカルロ法により発注計画を求めた場合と本実施例により発注計画を求めた場合の比較例を示す図である。 図11は、汎用コンピュータの模式的な構成の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる推定プログラム、推定装置、及び推定方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。以下の実施例では、発注計画の推定に適用した例を示す。なお、この実施例に発明を限定するものではない。
[システム構成]
最初に、実施例1に係る発注計画決定装置を用いて商品の発注を行うシステムの一例を説明する。図1は、システム構成の一例を説明する図である。図1に示すように、システム1は、発注計画決定装置10と、受注システム11とを有する。発注計画決定装置10と受注システム11は、ネットワーク12を介して通信可能に接続され、各種の情報を交換することが可能とされている。かかるネットワーク12の一態様としては、有線または無線を問わず、携帯電話などの移動体通信、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。
受注システム11は、商品の受注を受け付けるシステムである。例えば、受注システム11は、1台または複数台のサーバコンピュータ上で動作するシステムである。受注システム11は、商品の原価などが設定されたマスタデータや、商品の在庫量を管理する管理テーブルなどを記憶する。受注システム11は、店舗のPOS(Point of sale)システム等から、商品の入荷情報や売上情報などがアップロードされるなどして、商品の在庫量を管理する。売上情報は、商品の売価や販売数(購買数)などを含む情報である。受注システム11は、発注計画決定装置10により決定された各商品の発注量を示す発注計画を受け付け、商品の供給元に発注データを送信する。
発注計画決定装置10は、商品の発注計画を決定する装置である。例えば、発注計画決定装置10は、各商品の所定期間における最適な発注量を決定し、各商品の所定期間の発注計画を出力する。発注計画決定装置10は、例えば、パーソナルコンピュータやサーバコンピュータなどである。発注計画決定装置10は、1台のコンピュータとして実装してもよいし、複数台のコンピュータにより実装してもよい。なお、本実施例では、発注計画決定装置10を1台のコンピュータとして実装した場合の例を示す。
[発注計画決定装置の構成]
実施例1に係る発注計画決定装置10について説明する。図2は、発注計画決定装置の全体構成の一例を示す図である。図2に示すように、発注計画決定装置10は、通信部20と、操作部21と、表示部22と、記憶部23と、制御部24とを有する。なお、発注計画決定装置10は、上記の機器以外の他の機器を有していてもよい。
通信部20は、ネットワーク12を介して他の装置と通信を行うためのインタフェースである。通信部20としては、LANカードなどのネットワークインタフェースカードを採用できる。本実施例において、通信部20は、受注システム11と通信し、受注システム11との間で商品の発注計画に関する各種情報を送受信する。
操作部21は、操作の入力を受け付けるマウスやキーボードなどの入力デバイスである。操作部21は、受け付けた操作情報を制御部24に出力する。本実施例において、操作部21は、発注計画を決定するための各種の入力を受け付ける。
表示部22は、各種情報を表示する表示デバイスである。表示部22としては、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)などの表示デバイスが挙げられる。本実施例において、表示部22は、発注計画を決定する発注計画決定画面などを表示する。発注計画決定画面は、例えば、需要予測処理の実行ボタンや、発注対象の商品を指定する商品コード一覧のリストボックスや、最適化問題の条件を設定する設定ボックスや、発注計画決定処理の実行ボタンなどを有する。
記憶部23は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの補助記憶装置である。なお、記憶部23は、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などの半導体メモリであってもよい。
記憶部23は、OS(Operating System)や各種プログラムを記憶する。各種プログラムには、発注計画の決定に用いるプログラム(以下において「発注計画決定プログラム」と表記する場合がある)などが含まれる。さらに、記憶部23は、各種データを記憶する。例えば、記憶部23は、発注計画決定プログラムが用いる関係式情報33や、商品情報30や、販売実績情報31や、発注計画データ32などを記憶する。
関係式情報33は、発注計画の決定に用いる関係式を示す情報である。商品情報30は、各商品の商品管理情報、例えば商品コードや、在庫量や、原価などである。販売実績情報31は、各商品の過去の販売実績を示す情報である。発注計画データ32は、発注計画決定処理により決定された商品の発注計画を示す情報である。ここで、商品情報30および販売実績情報31のデータ構造について説明する。
図3は、商品情報のデータ構造の一例を示す図である。商品情報30は、設定ID(identification)、設定項目、設定の各項目を有する。設定IDの項目は、設定項目を識別する識別番号を記憶する領域である。設定項目の項目は、設定項目の項目名を記憶する領域である。設定の項目は、設定項目に関する設定内容を記憶する領域である。なお、商品情報30に記憶される情報は、例えば後述する収集部41により入力される。
図3の例では、設定ID「1」について、設定項目として商品コードが設定され、設定の内容として商品コードの「001」が設定されている。設定ID「2」については、設定項目として当該商品の原価が設定され、設定の内容として原価の「90」円が設定されている。設定ID「3」については、設定項目として当該商品のその時点(「現在」として示す)の在庫量が設定され、設定の内容として在庫量を示す「100」個が設定されている。設定ID「4」については、設定項目として当該商品の1つ当たりの在庫維持コストが設定され、設定の内容として在庫維持コストの具体的な数字である「5」円が設定されている。
設定ID「4」の在庫維持コストについては、受注システム11などが管理しているものをセットする。受注システム11などが管理していない場合には、ユーザ(管理者)が発注計画決定装置10において入力する。
図4は、販売実績情報のデータ構造の一例を示す図である。販売実績情報31は、商品コード、商品名、販売日、販売価格(売価)、販売数の各項目を有する。商品コードの項目は、商品の商品コードを記憶する領域である。商品名の項目は、商品の商品名を記憶する領域である。販売日の項目は、販売された日付を記憶する領域である。販売価格の項目は、商品を販売した価格を記憶する領域である。販売数の項目は、商品の販売数を記憶する領域である。図4において、例えば商品コード「001」の商品は、商品名が「商品A」であり、販売日が「2014/1/20」であり、そのときの販売価格が「120(円)」であり、販売数が「100(個)」であることを示す。なお、販売実績情報31に記憶される情報は、例えば後述する収集部41により入力される。
ここで、図2の説明に戻り、制御部24の構成について説明する。制御部24は、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有するコンピュータ構成のデバイスであり、発注計画決定装置10全体を制御する。
[機能構成]
制御部24は、CPUがROMの固定プログラムを実行し、続いて記憶部23のOSや各種のプログラムをRAMにロードして実行することにより、各種の機能を実現する。本実施例において、上記CPUは、主に、受付部40と、収集部41と、予測部42と、処理部43と、出力部44として機能を実現する。
受付部40は、操作部21からの入力情報を受け付ける。例えば、受付部40は、発注計画決定画面に対してのユーザ(管理者等)の入力情報を受け付ける。発注計画決定画面への入力情報には、需要予測処理の実行命令や、発注対象の商品の商品コードや、最適化問題の条件の設定値や、発注計画決定処理の実行命令などが含まれる。
収集部41は、通信部20を制御して各種情報の収集を行い、収集した情報を記憶部23に記憶させる。例えば、収集部41は、各種情報として、受注システム11から各商品のマスタデータの情報や入荷情報や売上情報などを収集する。収集部41は、収集した各種情報をそれぞれ商品情報30と販売実績情報31とに分けて記憶させる。なお、各種情報の収集先は受注システム11に限定されるものではなく、図示しない外部のサーバなどのその他のシステムであっても良い。また、商品情報30と販売実績情報31の情報とを管理者が操作部21を介して更新してもよい。また、商品情報30と販売実績情報31とを可搬型記憶媒体を介して取得してもよい。
予測部42は、需要予測処理を行う。具体的に、予測部42は、商品情報30と販売実績情報31とを読み取り、ARIMAモデル(autoregressive integrated moving average model)などによる時系列分析を行って、発注対象の商品の需要を予測する。なお、需要の予測方法は、これに限定されず、その他の方法を用いてもよい。例えば、サポートベクタマシンなどにより過去の需要を学習して需要量を予測してもよい。
処理部43は、予測部42の需要予測処理の結果を最適化する処理を行う。具体的に、処理部43は、変換部(第1の処理部)431と、正規化処理部(第2の処理部)432と、最適化部(第3の処理部)433とを有する。なお、変換部431は第1の処理部の一例であり、正規化処理部432は第2の処理部の一例であり、最適化部433は第3の処理部の一例である。
変換部431は、商品の在庫の分布を示す確率密度関数(在庫関数)を総コストの分布を示す確率密度関数(コスト関数)へ変換する。なお、商品の在庫の分布を示す確率密度関数は在庫関数の一例であり、総コストの分布を示す確率密度関数はコスト関数の一例である。
ここで、「総コストの分布」は、「在庫維持コスト」の分布と「機会損失コスト」の分布とを集計したものである。「在庫維持コスト」は、商品の在庫がある場合に発生する保管コスト等の在庫維持のためのコストである。「機会損失コスト」は、在庫がない場合に発生する販売機会の損失コスト、例えば販売価格等により定量的に示した損失コストである。
正規化処理部432は、変換部431が変換したコスト関数を正規分布の既知の確率密度関数、一例として需要予測の確率密度関数(以下において「需要予測関数」と表記する場合がある。)に近似させる。
最適化部433は、コスト関数を近似させることにより得られた近似関数に基づいて、総コストが最小化する発注量を算出する。
出力部44は、各種の出力を行う。例えば、出力部44は、発注計画決定画面情報に設定値をセットし、その発注計画決定画面を表示部22に出力する。また、出力部44は、決定した発注計画データ32を通信部20に出力して受注システム11へ送信する。
[発注計画決定プログラム]
続いて、発注計画決定プログラムのアルゴリズムについて説明する。先ず、前提とする関係式情報33(図2参照)について説明し、それから、変換部431、正規化処理部432、最適化部433の順に各機能のアルゴリズムについて説明する。
図5は、商品発注をかける店舗における商品の入荷量と、在庫量と、需要量との関係を示す図である。図5に示す入荷量x[k]は、店舗Qに入荷予定の商品の入荷量(入荷量分布)を表す。在庫量I[k]は、店舗Qにおける当該商品の在庫量(在庫量分布)を表す。需要予測量ξ[k]は、当該商品の需要予測量(需要予測量分布)を表す。ここで、kは、k〜k+Hの変数である。kは需要の予測対象期間の開始日を指し、Hは、その開始日からの期間(一例として日数とする)を指す。これらの関係を基に、次の関係式を設定する。
I[k]=I[k−1]+x[k]−ξ[k] (1)
式1は、k日の在庫量I[k]は、k−1日の在庫量I[k−1]にk日の入荷量x[k]を加え、k日の需要予測量ξ[k]を差し引いたものになるという関係を示している。
なお、需要予測量ξ[k]は、平均μと共分散ΣとのH次元正規分布(N(μ、Σ))で表せる。この関係を次に示す。
(ξ[k]、ξ[k+1]、・・・、ξ[k+H])〜N(μ、Σ) (2)
この関係から、変換部431と正規化処理部432とにおいて式(1)を正規分布の関数で表すことを考える。
次に、変換部431の機能のアルゴリズムについて説明する。図6は、変換部431の機能のアルゴリズムの説明図である。図6には、k日における、発注商品の在庫量(在庫量分布)と、当該在庫量に基づくコスト(コスト分布)との関係の一例を確率密度のグラフで示している。
図6(a)に示す在庫量分布g1は、k日における仮定の在庫量分布を表している。横軸は確率変数の在庫量Iであり、縦軸が確率である。例えばk日の既知の需要予測量から式1により求まる入荷量を更に増加させたときの仮定の在庫量分布である。本実施例では、図6に示すように在庫量分布g1が正規分布になると仮定する。I=0は在庫量が0となる点である。図6には、その点を、一例として確率が0となる位置(二つのうち、在庫量が少ない方)の近傍に示している。
図6(b)に示すコスト分布g2は、在庫維持コスト(在庫維持コスト分布g21)と機会損失コスト(機会損失コスト分布g22)とを集計した総コストを示す分布である。横軸は確率変数のコストCであり、縦軸が確率である。
図6(b)において、在庫量がある場合とは、在庫量がI>0の範囲、すなわち在庫量が0より大きい場合であり、在庫量がない場合とは、在庫量がI≦0の範囲、すなわち在庫量が0以下である場合である。在庫維持コスト分布g21は、在庫量分布g1(図6(a))の、在庫がある範囲を示す在庫量I>0の範囲を、在庫量を示す分布から在庫維持コストを示す分布に変換したものである。機会損失コスト分布g22は、在庫量分布g1(図6(a))の、在庫がない範囲を示す在庫量I≦0の範囲を、在庫量を示す分布から機会損失コストを示す分布に変換したものである。なお、機会損失コスト分布g22がコストC≧0に表されているのは、コストCが、コストC≧0で負が存在しないためである。
商品1つ当たりの在庫維持コストと機会損失コストの値は異なる。このため、在庫量I>0の範囲と在庫量I≦0の範囲とで在庫量をコストに変換するコスト係数に異なる値が使用される。コスト分布g2では、機会損失コストが集計されたコストCの範囲で確率が高まり、図6の囲み線Aで指示する非正規部分が発生する。
k日のコスト(コスト分布)をC[k]とし、上述した関係を式に示すと次のように表せる。
C[k]=ic×I[k](I[k]>0),
C[k]=−cl×I[k](I[k]≦0)
ic:在庫維持コストのコスト係数(円/個)
cl:機会損失コストのコスト係数(円/個) (3)
次に、正規化処理部432の機能のアルゴリズムについて説明する。先ず、機会損失コストのコスト係数clが在庫維持コストのコスト係数icよりも大きいと仮定する。つまり商品1つ当たりの売価(販売価格)が保管コストよりも高いと仮定する。
この仮定の下に、k日の総コストを最小値化するという条件で入荷量の計算を行った場合、在庫維持コストよりも機会損失コストの方の最小値化が優先される傾向になることが考えられる。従って、図6(a)に例示するように、在庫量分布g1の在庫量I=0となる点が確率0よりも少し大きい値をとる位置になり、図6(b)に示すように、コスト分布g2の非正規部分(囲み線Aで示す部分)はコストC=0の近傍に生じる。この場合に、機会損失コストによる総コストへの影響が最小化することになるので、コスト分布g2を正規分布に変換して、正規分布として取り扱うことが可能になる。
図7は、正規化処理部432の機能のアルゴリズムの説明図である。図7は、コスト分布g2(図6(b))に対し、コスト分布g2を正規分布に近似させたもの(近似分布)を重ねて示したものである。
本実施例では、予測部42の需要予測量分布が既知の正規分布であるため、これにコスト分布g2を近似させる。近似は、一次モーメントマッチング法により需要予測量分布と確率変数の平均が一致するように行う。
図7に示す近似分布g3の平均C1は、在庫維持コスト分布g21の平均C2からコストCの負の方向にずれている。これは、近似分布g3として近似されたコスト分布g2に、機会損失コスト分布g22を集計した非正規部分(囲み線Aで示す部分)が含まれるためである。つまり、コスト分布g2の平均は在庫維持コスト分布g21の平均C2からコストCの負の方向の平均C1にずれることになる。これにより、コスト分布g2の平均C1に需要予測分布の平均を一致させて近似した近似分布g3は平均C1の分布になる。
このように、コスト分布g2を既知の正規分布へ近似することにより、総コストの分布を正規分布と見做して取り扱うようにする。
日〜k+H日までの各日のコスト分布が既知の需要予測分布に近似されることを示す関係式を次に示す。
C[k]+・・・+C[k+H]〜y[k]×ξ[k]+・・・+y[k+H]×ξ[k+H] (4)
なお、y[k]、・・・、y[k+H]は、重み係数である。
式(4)は、k日からk+H日までの各日の総コスト(コスト分布)の和を、k日からk+H日までの各日の需要予測量ξ[k]の線形和に近似させることを意味している。
式(4)のC[k]+・・・+C[k+H]の近似計算は、次のようにして行う。k日の在庫量(在庫分布)であるI[k]の平均値をIm[k]とし、k日の需要予測量(需要予測分布)であるξ[k]の平均値をm[k](既知)とすると、 式(1)から、
Im[k]=Im[k−1]+x[k]−m[k] (5)
となる。
ここで、式(5)に示すk日の入荷量x[k]は、その他の項が平均値や、既知の平均値であることから、分布ではなく値として決定される。
ここで、
Cm[k]=ic×Im[k](Im[k]>0),−cl×Im[k](Im[k]≦0)とすると、k日からk+H日の期間のコスト分布の平均c=C(k〜k+H)=Cm[k]+・・・+Cm[K+H]で表せる。
従って、式(4)をまとめると、
c≒yμ (6)
ここで、
y=(y[k]、・・・、y[k+H])
μ:(ξ[k]、・・・、ξ[k+H])
ただし、ξ[k]、・・・、ξ[k+H]は、それぞれ、平均値(既知)である。
また、左辺のコスト分布の分散は、右辺のy「k」×ξ[k]+・・・+y[k+H]×ξ[k+H]の分散yΣyで近似できる。 (7)
従って、次の最適化問題に定式化することが可能になり、その解を解くことにより入荷計画(x[k]、・・・、x[k+H])が求まる。
次に、最適化部433の機能のアルゴリズムについて説明する。最適化部433は、式(1)〜式(7)の関係式により、式(1)に示す在庫量I[k]を最小化する最適化問題に定式化し、式(1)に示す入荷量x[k]を解く。最適化問題の一例を次に示す。
(最適化問題)
M1×c+(1−M1)×yΣy+M2×||c−μy||
(条件)
x[k]≧0、・・・、x「k+H」≧0
y「k」≧0、・・・、y「k+H」≧0
c=E{C[K]+・・・+C[K+H]}
(M1、M2:重みパタメータ)
ここで、M1×cはコスト平均を小さくする項(コスト平均項)で、(1−M1)×yΣyはコストの変動を少なくする項(コスト分散項)で、M2×||c−μy||は近似の精度を上げる項(近似誤差項)である。
ここでは、コスト平均項の他に、コスト分散項と近似誤差項とを設けているが、コスト平均項だけを設けても良いし、コスト平均項と、その他の2つの項の内の何れか一方の項のみを設けても良い。
最適化部433は、最適化問題において、各種のパラメータを動かし、それぞれのコスト平均と、コスト分散と、近似誤差と、入荷計画(x[k]、・・・、x[k+H])とを保存する。そして、例えばコスト平均のみを最小化する場合であれば、コスト平均が最小化する入荷計画を解として決定する。
[処理の流れ]
次に、発注計画決定装置10における発注計画決定処理の処理手順について説明する。制御部24は、CPUが発注計画決定プログラムを含む各種のプログラムを実行することにより、各種の機能部(図2参照)を実現し、次に示す処理フローで発注計画を決定する。
なお、当該処理フローにおいて、制御部24では、出力部44が表示部22に発注計画決定画面を適宜出力し、受付部40が操作部21からの入力情報を受け付けるなどして、ユーザと対話しながら発注計画が決定されるものとする。操作部21からの入力情報には、発注計画決定画面の各種の操作子の操作に基づいて発された情報、例えば需要予測の実行命令や、発注商品の商品コードや、最適化問題の条件や、発注計画決定処理の実行命令などが含まれる。
図8は、発注計画決定処理の処理フローの一例を示す図である。先ず、収集部41は、発注対象の商品に関する情報を収集する(S1)。例えば、収集部41は、受注システム11から各商品の原価や、現在の在庫量や、在庫維持コストなどを収集し、これらの収集した情報を商品情報30に格納する。また、収集部41は、受注システム11から各商品の過去の販売実績(売価や販売数など)を収集し、それらの収集した情報を販売実績情報31に格納する。在庫維持コストが得られない場合には、発注計画決定画面で在庫維持コストの入力を受け付け、入力された値を商品情報30の該当商品の在庫維持コストの欄に設定内容として格納する。
予測部42は、k日〜k+H日の需要予測値を取得する(S2)。例えば、予測部42は、商品情報30と販売実績情報31とから需要予測のパラメータ値を読み取り、発注対象の商品のk日〜k+H日の既知の需要予測処理を行う。そして、その処理結果として、予測部42は、k日〜k+H日の需要予測値を取得する。なお、予測部42は、他のシステムから需要予測値を取得しても良い。
処理部43は、記憶部23の関係式情報33を読み込み、入荷量と、在庫量と、需要量との関係式(1)を定義する(S3)。
変換部431は、在庫関数を正規関数と仮定し、在庫関数をコスト関数へと変換する(S4)。
正規化処理部432は、変換部431が変換したコスト関数を正規分布である既知の需要予測関数に近似させて近似関数を得る(S5)。
最適化部433は、正規化処理部432が得た近似関数を使って商品の入荷計画(k日〜k+H日の商品の入荷量)を解く(S6)。
出力部44は、最適化部433が解いた入荷計画を受注システム11に出力する(S7)。
図9は、最適化部433によるステップS6の処理の一例を示す図である。図9に示すように、最適化部433は、先ず、正規化処理部432で得られた近似関数を関係式(1)に適用し、少なくともコスト平均項を有する最適化問題の式(例えば式7)に定式化する(S6−1)。
続いて、最適化部433は、各種パラメータの値をずらしながら、それぞれの入荷計画を算出する(S6−2)。最適化部433は、各入荷計画と、各入荷計画を算出した際のコスト平均を発注計画データ32に格納する。
続いて、最適化部433は、発注計画データ32から最適化問題の条件に該当する入荷計画を決定する(S6−3)。ここでは、コスト平均の項(コスト平均項)が最小となることを条件とし、全ての入荷計画の中からコスト平均が最小となる入荷計画を比較により抽出する。
その後は、出力部44が、最適化部433が解いた値(上記抽出した入荷計画)を受注システム11に出力する(S7)。
なお、ここでは、コスト平均項が最小化する入荷計画を求める例を示したが、これに限らない。式(7)の例では、コスト平均項以外に、コスト分散項や近似誤差項を設けている。その場合は、コスト分散項が最小化し、その上でコスト平均項が最小化する入荷計画を求めても良い。また、この他、近似誤差項が最小化し、その上でコスト平均項が最小化する入荷計画を求めても良い。その他、コスト平均項が最小化し、その上でコスト分散項や近似誤差項が最小化する入荷計画を求めても良い。コスト平均項、コスト分散項、及び近似誤差項の最小化の順番は、それ以外に適宜決定しても良い。
図10は、モンテカルロ法により発注計画を求めた場合と本実施例により発注計画を求めた場合の比較例を示す図である。図10に示す棒グラフには、モンテカルロ法により最適化した場合の総コスト分布G1を示している。また、本実施例のものとして、正規分布へ近似したところまでの総コスト分布G2と、最適化後の総コスト分布G3とを示している。これらは、ic=500(円)、cl=5000(円)とした場合の7日間分の総コスト分布の一例である。棒グラフから、総コスト分布G2から総コスト分布G3になることにより、本実施例でも総コスト分布G1に似た分布になることが読み取れる。
図10には、更に、棒グラフから読み取れる結果を表で示している。表中に示すようにモンテカルロ法ではサンプルを1000本使用しているが、本実施例では、サンプルを1本しか使用していない。しかしながら、本実施例では、モンテカルロ法の結果から約2.8%の誤差内という近い結果が得られている。
本実施例では、処理部43が、変換部431、正規化処理部432、及び最適化部433として機能する例を示したが、この限りではない。予め一部の機能部が行った処理の結果までを関係式情報33として記憶部23に記憶させておき、処理部43に当該関係式情報を記憶部23から読み込み、受付部40が受け付けた入力情報に従って最適化問題を解いても良い。例えば、予め最適化問題の定式を記憶部23に記憶させておき、処理部43に最適化問題の定式を記憶部23から読み込み、受付部40が受け付けた入力情報に従って最適化問題を解く。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてもよい。例えば、発注計画決定装置10の構成は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、受付部40、収集部41、予測部42、処理部43、および出力部44の各処理部が適宜統合されてもよい。また、各処理部の処理が適宜複数の処理部の処理に分離されてもよい。
また、制御部24として、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用してもよい。
また、上記した発注計画決定プログラムについては、必ずしも最初からHDDに記憶させることを要しない。
例えば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬型の記録媒体」にプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
また、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される他のサーバなどにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータがサーバなどからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
図11は、汎用コンピュータの模式的な構成の一例を示す図である。図11に示す汎用コンピュータ100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、操作部105、表示部106、記録ドライブ107と、通信部108とが、バス109を介して接続されている。
記録ドライブ107は、可搬型の記録媒体110から、記録媒体110に収録されている発注計画決定プログラムを読み取る。
CPU101が記録ドライブ107が記録媒体110から読み取った発注計画決定プログラムを実行することにより、汎用コンピュータ100が発注計画決定装置として動作することができる。
[効果]
上述したように、本実施例にかかる発注計画決定装置は、在庫維持コストだけでなく機会損失コストの影響を含めて発注計画を決定する。このため、在庫量の増加を回避することができる。特に、在庫がない状態を回避しつつ在庫量の増加を回避することができる。
また、機会損失コストを含む総コストの分布を正規分布に近似するため、発注計画を最適化問題の解として決定することができる。このため、モンテカルロ法のように多数のサンプルを必要とせずとも1つのサンプルで発注計画を精度よく決定することが可能になる。
10 発注計画決定装置
20 通信部
21 操作部
22 表示部
23 記憶部
24 制御部
33 関係式情報
30 商品情報
31 販売実績情報
32 発注計画データ
40 受付部
41 収集部
42 予測部
43 処理部
44 出力部
431 変換部(第1の処理部)
432 正規化処理部(第2の処理部)
433 最適化部(第3の処理部)

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    在庫量の分布を表す在庫関数を、在庫がある場合の該在庫の維持コストと在庫がない場合の機会損失に基づく損失コストとを含む総コストの分布を表すコスト関数へと変換し、
    前記コスト関数を正規分布の関数に近似し、
    前記近似させたコスト関数に基づいて前記総コストが最小化する入荷量を算出する、
    処理を実行させることを特徴とする推定プログラム。
  2. 前記在庫関数の前記在庫量が正の範囲で前記維持コストのコスト係数を乗算し、前記在庫量の0及び負の範囲で前記損失コストのコスト係数を乗算する処理をさらに実行させ、
    前記コスト関数へと変換する処理は、乗算後の前記維持コストと前記損失コストとの集計結果となる前記総コストの分布を表すコスト関数へと変換する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の推定プログラム。
  3. 前記損失コストは、前記維持コストよりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の推定プログラム。
  4. 前記近似させる処理は、正規分布で示される需要予測の関数に該正規分布の平均値と前記総コストの分布の平均値とが一致するように近似させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の推定プログラム。
  5. 前記入荷量を算出する処理は、前記総コストの平均を示すコスト平均項と、前記総コストの分散を示すコスト分散項とを有する、最適化問題の定式を生成し、前記定式から前記総コストの平均及び前記コストの分散の各値が小さくなる前記入荷量を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の推定プログラム。
  6. 前記入荷量を算出する処理は、前記総コストの平均を示すコスト平均項、前記総コストの分散を示すコスト分散項、及び前記コスト関数と前記正規関数との平均値の差を示す近似誤差項とを有する、最適化問題の定式を生成し、前記定式から前記総コストの平均、前記総コストの分散、及び前記コスト関数と前記正規関数との平均値の差の各値を小さくする前記入荷量を算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の推定プログラム。
  7. 在庫量の分布を表す在庫関数を、在庫がある場合の該在庫の維持コストと在庫がない場合の機会損失に基づく損失コストとを含む総コストの分布を表すコスト関数へと変換する第1の処理部と、
    前記コスト関数を正規分布の関数に近似する第2の処理部と、
    前記近似させたコスト関数に基づいて前記総コストが最小化する入荷量を算出する第3の処理部と、
    を有することを特徴とする推定装置。
  8. コンピュータが、
    在庫量の分布を表す在庫関数を、在庫がある場合の該在庫の維持コストと在庫がない場合の機会損失に基づく損失コストとを含む総コストの分布を表すコスト関数へと変換し、
    前記コスト関数を正規分布の関数に近似し、
    前記近似させたコスト関数に基づいて前記総コストが最小化する入荷量を算出する、
    処理を実行することを特徴とする推定方法。
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