JP2018189844A - 光ビーム整形装置 - Google Patents

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小林 茂
Shigeru Kobayashi
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Abstract

【課題】光ビームを整形して等角度分布の光を出射する光ビーム整形装置を提供する。【解決手段】光ビーム整形装置30は、集光光学系31と、拡散板32と、光ファイバ33を備えている。光ファイバ33は、入射端331と出射端332とを有する。拡散板32は、光ファイバ33の入射端331(または光ファイバ33の途中位置)に配置される。集光光学系31は、光源40からの光を集光し拡散板32を介して光ファイバ33に入射させる。そして、この光ファイバ33は、その出射端332から、等角度分布のプロファイルを持った光を出射する。【選択図】図2

Description

本発明は、光ビームを整形して出射する光ビーム整形装置に関する。
例えば遠視野像測定装置のキャリブレーション用として、所定の偏向角度以内のどの偏向角度であっても同じ光強度の光が必要となる。
図1は、遠視野像測定装置のキャリブレーションに用いられる既存の光学系を示した模式図である。
ここには、遠視野像測定装置の入力光学系10とキャリブレーション光学系20が示されている。
キャリブレーション光学系20は、ターンテーブル21と反射鏡22を備えていて、入射してきたコリメータビーム28を反射鏡22で反射させ、その反射コリメータビーム29をレンズ面11から遠視野像測定装置の入力光学系10に入射させる。このキャリブレーション光学系20によれば、入力光学系10の光軸12からの偏角θによらず、一定強度のコリメータビーム29を入射光学系10に入射させることができる。
このキャリブレーション光学系20の場合、遠視野像測定装置のキャリブレーションにあたり、偏角θを厳密に測定しながら遠視野像測定装置内のカメラ(不図示)の結像位置情報を得る。遠視野像測定装置のキャリブレーションを完了させるためには、この作業を多数回繰り返すという複雑なプロセスを経る必要があるという問題点がある。また、遠視野像測定装置のばらつきや人的要因によるばらつきを試験する国際ロビンテストを実施することを考える。この場合、この図1に示したような特殊なキャリブレーション法を導入することは出来ず、これも問題点の1つとなっている。
これらの問題点を解決するには、上記の偏角θによらず一定の光強度プロファイルを持った光ビーム、すなわち等角度分布の光ビームを出射する装置が必要となる。
ここで、特許文献1には、ガウス分布の光強度プロファイルを持った光ビームを整形して均一分布の光強度プロファイルに近づいた光ビームを生成するする光空間伝送装置が開示されている。しかしながら、この特許文献1に開示された光空間伝送装置の場合、光ビームのプロファイルがガウス分布よりは均一分布に近づいてはいるものの、上記のキャリブレーションに必要な等角度分布とは程遠い程度にしか整形されていない。
特開平11−14935号公報
本発明は、上記事情に鑑み、光ビームを整形して等角度分布の光を出射する光ビーム整形装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の光ビーム整形装置は、入射端と出射端とを有する導光体と、導光体の入射端または導光体の途中位置に配置された拡散板と、光源からの光を集光して導光体に入射させる集光光学系とを備え、導光体が、出射端から等角度分布の光を出射することを特徴とする。
導光体の入射端または導光体の途中位置に拡散板を配置して、拡散板を配置しないときの最大入射角以上の光を含む光を導光体に伝搬させる。こうすることにより、導光体の出射端から出射される光のプロファイルを等角度分布とすることができる。
ここで、本発明の光ビーム整形装置において、上記導光体が、ステップインデックス型マルチモード光ファイバであることが好ましい。
また、本発明の光ビーム整形装置において、上記拡散板が、60°以上の拡散角度を有する拡散板であること、また、上記集光光学系が、0.4以上の開口数を有する光学系であることが好ましい。
これらの条件下では、一層高精度な等角度分布の光強度プロファイルを持った光を出射させることができる。
以上の本発明によれば、光ビームを整形して等角度分布の光を出射する光ビーム整形装置を提供することができる。
遠視野像測定装置のキャリブレーションに用いられる既存の光学系を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の光ビーム整形装置を示した模式図である。 図2に示す光ビーム整形装置を構成する光整形モジュールを示した模式図である。 本発明の第2実施形態の光ビーム整形装置を示した模式図である。 図4に示す光ビーム整形装置を構成する光整形モジュールを示した模式図である。 図2に示した第1実施形態の光ビーム整形装置からの出射光のプロファイルを示した実験例を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態の光ビーム整形装置を示した模式図である。
この図2の右側には、図1にも示した遠視野像測定装置の入力光学系10も示されている。
この図2に示す光ビーム整形装置30は、集光光学系31と、拡散板32と、光ファイバ33とを備えている。ここで、光ファイバ33は、本発明にいう導光体の一例である。
この光ファイバ33は、入射端331と出射端332とを有し、本実施形態では長さ1.2mのものが採用されている。本実施形態では、光ファイバ33として、ステップインデックス型マルチモード光ファイバが採用されている。
拡散板32は、本実施形態では、光ファイバ33の入射端331に配置されている。この拡散板32としては、大きな拡散角度を有する拡散板が望ましい。本実施形態では、拡散角度60°の拡散板が採用されている。
また、集光光学系31は、光源40からの出射光を集光し拡散板32を介して光ファイバ33に、その入射端331から入射させる役割を担っている。この集光光学系31の開口数(NA)は、0.4以上であることが好ましく、ここでは開口数0.6の集光光学系が採用されている。
この光ビーム整形装置30において、光ファイバ33への入射光のプロファイルは、図2(a)に示すようなガウス分布であるが、光ファイバ33からの出射光のプロファイルは、図2(b)に示すような等角度分布となっている。
図3は、図2に示す光ビーム整形装置を構成する光整形モジュールを示した模式図である。
図2にも示した拡散板32と光ファイバ33は、一体の光整形モジュール30Aとして構成される。この光整形モジュール30Aに上記のNAの収束光を入射すると、出射端332から、図2(b)に示したような等角度分布のプロファイルを持った光が出射される。
図4は、本発明の第2実施形態の光ビーム整形装置を示した模式図である。ここでは、図2に示した第1実施形態の光ビーム整形装置30との相違点を中心に説明する。
この図4に示すビーム整形装置50は、集光光学系51と、拡散板52と、光ファイバ53と、光コネクタ54とを備えている。ここで、光ファイバ53は、本発明にいう導光体の一例であって、入射端531と出射端532とを有する。本実施形態では、光ファイバ53として、図2に示した第1実施形態の場合と同様、ステップインデックス型マルチモード光ファイバが採用されている。また、拡散板52も、図2に示した第1実施形態における拡散板32と同様、拡散角度60°の拡散板が採用されている。
ここで、この第2実施形態の場合、拡散板52は、光コネクタ54内に配置されている。すなわち、拡散板52は、光ファイバ53の途中位置に配置されている。このため、集光光学系51は、光源40からの光を光ファイバ53の入射端531から光ファイバ53に効率よく入射させることができればよく、大きなNAを有している必要はない。
この図4に示す第2実施形態の場合も、拡散板52への入射側の光は、図4(a)に示すようなガウス分布のプロファイルの光であるが、光ファイバ53からの出射光のプロファイルは、図4(b)に示すような等角度分布のプロファイルとなっている。
図5は、図4に示す光ビーム整形装置を構成する光整形モジュールを示した模式図である。
図4に示した拡散板52と光ファイバ53は、一体の光整形モジュール50Aとして構成される。この光整形モジュール50Aの入射端531から光を入射すると、出射端532から、図4(b)に示したような等角度分布のプロファイルを持った光が出射される。
図6は、図2に示した第1実施形態の光ビーム整形装置からの出射光のプロファイルの実験例を示した図である。
図2を参照して説明した光ビーム整形装置30によれば、この図6に示したような、高精度な等角度分布のプロファイルを持った光ビームが出射される。図4を参照して説明したタイプの光ビーム整形装置50の場合も同様である。
10 遠視野像測定装置の入力光学系
11 入力光学系のレンズ面
20 キャリブレーション光学系
21 ターンテーブル
22 反射鏡
28 コリメータビーム
29 反射コリメータビーム
30,50 光ビーム整形装置
30A,50A 光整形モジュール
31、51 集光光学系
32,52 拡散板
33,53 光ファイバ
331,531 入射端
332,532 出射端
40 光源

Claims (4)

  1. 入射端と出射端とを有する導光体と、該導光体の入射端または該導光体の途中位置に配置された拡散板と、光源からの光を集光して該導光体に入射させる集光光学系とを備え、該導光体が、該出射端から等角度分布の光を出射することを特徴とする光ビーム整形装置。
  2. 前記導光体が、ステップインデックス型マルチモード光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の光ビーム整形装置。
  3. 前記拡散板が、60°以上の拡散角度を有する拡散板であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ビーム整形装置。
  4. 前記集光光学系が、0.4以上の開口数を有する光学系であることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載の光ビーム整形装置。
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