JP2018189565A - 画像検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
互いに異なるN個(Nは4以上の整数)の点灯色の照明光を発生する複数の発光素子を有し、各点灯色の照明光を対象物に照射する照明部と、
前記対象物からの反射光を受光して前記対象物の分光画像を生成する撮像部と、
前記照明部と前記撮像部を制御する制御部と、
前記撮像部により取得されたN個の分光画像に基づく画像を表示する表示部と、
前記表示された画像に対して前景色を抽出するための前景領域の指定を受け付ける受付部と、
前記N個の点灯色のうち、前記N個の分光画像における前記前景色の分布と、前記前景色とは異なる背景色の分布との間の分離の程度が強調される三色を選択する選択部と、
前記選択部により選択された三色を座標軸とする三次元座標空間に前記前景色の分布と前記背景色の分布を描画し、前記表示部に表示させる描画部と、
前記前景色の分布または前記背景色の分布にしたがって前記N個の分光画像を合成して検査画像を生成する生成部と、
前記検査画像を用いて前記対象物を検査する検査部と
を有することを特徴とする。
図2(A)は照明装置3の斜視図である。図2(B)は照明装置3の上面図である。図2(C)は照明装置3の底面図である。図2(D)は照明装置3の側面図である。照明装置3の筐体は上ケース21と下ケース22を有している。下ケース22の下部には複数の光源(LEDなどの発光素子)のそれぞれが出力する光を拡散させる光拡散部材23が配置されている。図2(A)や図2(C)が示すように上ケース21や下ケース22と同様に光拡散部材23も円環状を成している。図2(B)や図2(D)が示すように上ケース21の上面にはコネクタ24が設けられている。コネクタ24には照明装置3に格納されている照明制御基板と画像処理装置5とが通信するためのケーブルが接続される。照明制御基板に実装される一部の機能は照明装置3の外部に照明コントローラとして設けられていてもよい。つまり、照明装置3と画像処理装置5との間には照明コントローラが介在してもよい。
図4は照明装置3の回路構成の一例を示している。この例では光源群を構成する四つの照明ブロックのうち一つの照明ブロックを示している。四つのLED33a〜LED33dは直列に接続されている。電圧が可変の可変電源41は照明制御基板40によって指定される電圧値(例:2V〜20V)の電圧を生成して出力する。可変定電流源42は、照明制御基板40によって指定される電流値(例:0A〜1A)となるように照明ブロックに流れる電流を調整する。このような電流制御方式を採用することでリニアリティの高い調光を実現しやすくなる。また、可変定電流源42は、可変定電流源42に印加されている電圧の値を検出して照明制御基板40にフィードバックし、過電圧から可変定電流源42を保護している。LED33a〜LED33dのそれぞれには並列にスイッチ43a〜スイッチ43dが接続されている。照明制御基板40の点灯制御部45はこれらのスイッチ43a〜スイッチ43dを個別に開閉させることで、LED33a〜LED33dのそれぞれを個別に点灯と非点灯とを切り替えることができる。このように、LED33a〜LED33dのそれぞれに並列にスイッチ43a〜スイッチ43dを接続することで、LED33a〜LED33dのいずれか一つを点灯させたり、すべてを点灯させたりするといった個別点灯が可能となる。これは様々な点灯パターンを実現するのに役立っている。なお、点灯制御部45は可変定電流源42とグランドとの間に挿入されたメインスイッチ43eのオン/オフを切り替えることで一つの照明ブロック単位での点灯制御を実行する。通信部44は点灯パターンを指示する制御信号や点灯の開始を指示するトリガー信号を画像処理装置5の照明制御部から受信し、点灯制御部45に渡す。点灯制御部45は、制御信号に対応する点灯パターンデータ47を記憶部46から読み出し、点灯パターンデータ47に従ってスイッチ43a〜スイッチ43dを制御する。なお、一つの照明ブロックが8つのLED33により構成される場合、8個のスイッチ43が設けられ、8個のスイッチ43は点灯制御部45によって制御される。8つのLED33は、たとえば、UVからIR2までの8つの波長に対応している。UVは紫外線波長の照明光により取得された分光画像を示している。Bは青波長の照明光により取得された分光画像を示している。Gは緑波長の照明光により取得された分光画像を示している。AMはアンバー波長の照明光により取得された分光画像を示している。ORはオレンジ波長の照明光により取得された分光画像を示している。Rは赤波長の照明光により取得された分光画像を示している。IR1、IR2はそれぞれ赤外波長の照明光により取得された分光画像を示している。ただし、IR1の波長はIR2の波長よりも短い。
図5は検査装置のブロック図である。この例では照明装置3、カメラ4および画像処理装置5がそれぞれ個別の筐体に収容されているが、これは一例に過ぎず、適宜に一体化されてもよい。照明装置3は、マルチスペクトルイメージングを実現する照明装置であるが、フォトメトリックステレオ法に従って検査対象物を照明する照明手段として利用されてもよい。照明装置3は光源群501とこれを制御する照明制御基板40を備えている。すでに図3に示したように、複数の発光素子で一つの照明ブロックが構成され、さらに複数の照明ブロックによって光源群501が構成されていてもよい。照明ブロックの数は一般的には四つであるが、三つ以上であればよい。これは3方向以上の照明方向からワーク2に照明光を照射できれば、フォトメトリックステレオ法により検査画像を生成できるからである。各照明ブロックにはそれぞれ波長が異なる照明光を出力する複数の発光素子(LED33)が設けられている。複数の発光素子には白色LEDが含まれていてもよい。白色LEDはマルチスペクトルイメージングには使用されず、他の検査画像を作成したり、ワーク2の移動補正用の画像を作成するために使用されたりする。図1や図3に示したように照明装置3の外形はリング状をしていてもよい。また、照明装置3は、それぞれ分離した複数の照明ユニットにより構成されていてもよい。照明制御基板40は、画像処理装置5から受信した制御コマンドに応じて光源群501の点灯タイミングや照明パターン(点灯パターン)を制御する。マルチスペクトルイメージングで分光画像を取得するには択一的に選択された波長の照明光をワーク2に照射するが、マルチスペクトルイメージング以外の手法が採用される場合は、複数の波長の照明光が同時に照射されてもよい。照明制御基板40は照明装置3に内蔵されているものとして説明するが、カメラ4に内蔵されていてもよいし、画像処理装置5に内蔵されていてもよいし、これらからは独立した筐体に収容されていてもよい。
マルチスペクトルイメージングでは点灯色(波長)の異なる照明光が一つずつ順番にワーク2に照射され、各波長ごとの画像(分光画像)が取得される。たとえば、8種類の点灯色の照明光が照射される場合、8個の画像(分光画像)が取得される。この場合に、一つの画素は8次元の要素から構成されることになる。一般的なRGB形式の画像がR,G,Bの三次元の要素から構成されていることと比較すると、一つの画素がより多くの情報を有していることを理解できよう。なお、四つの照明ブロックが存在する場合、四つの照明ブロックは同時に点灯する。つまり、同一の点灯色の照明光を出力する四つのLED33が同時に点灯するため、四つの方向から同一点灯色の照明光がワーク2に照射される。8種類の点灯色は、たとえば、紫外波長から近赤外波長までの8種類の狭帯域波長の点灯色であってもよい。狭帯域波長とは、白色LEDが発光する光の波長(広帯域波長)の幅と比較して狭い波長をいう。たとえば、青色LEDが発光する光の波長の幅は、白色LEDが発光する光の波長幅よりもずっと狭いため、青色LEDが発光する光の波長は狭帯域波長である。なお、画像検査の中には8個の分光画像のすべてを必要としない画像検査もありうる。この場合、必要な点灯色の照明光だけがワーク2に照射される。一般に、8個の分光画像がそのまま画像検査に利用されることは少なく、8個の分光画像から一個のグレー画像が作成され(カラー濃淡変換)、このグレー画像(カラー濃淡画像)が画像検査に利用される。カラー濃淡変換はカラーグレー変換と呼ばれることもある。たとえば、カラー濃淡画像に対してさらに二値化処理が実行されたり、エッジ検出処理が実行されたり、ブロブ処理が実行されたりして、ワーク2における特徴(例:ピン)の位置や寸法(長さや面積)、色がそれぞれ公差の範囲内に収まっているかが検査される。
カラー濃淡変換は、背景色と前景色とが分離された前景背景画像を作成するためにも使用される。たとえば、前景色がエビや貝であり、背景色が乾麺や乾燥ネギであったと仮定する。この場合に複数の前景色と複数の背景色とが登録されることになろう。また、エビや貝の数を画像検査によりカウントするには、エビや貝が背景から適切に分離されることが必要となる。
G(xi,yi)=g(db(xi,yi)−df(xi,yi))+Gmid ・・・(1)
ここでgは調整タブ720においてユーザにより調整されるゲインである。db(xi,yi)は背景距離画像Bimgにおける注目座標(xi,yi)における画素の値である。df(xi,yi)は前景距離画像Fimgにおける注目座標(xi,yi)における画素の値である。Gmidは中間階調である。たとえば、最大階調が255であれば、Gmidは128である。
図8は登録色の色分布を三次元表示する三次元UI800を示している。基準画像表示領域801はユーザにより表示された基準画像を表示する領域である。基準画像とは、ワーク2から取得された8個の分光画像を要素とするカラー画像である。つまり、一画素は8次元の要素からなるベクトルで表現される。色分割画像表示領域802は、基準画像を色分割して作成された色分割画像を表示する領域である。分布表示領域803は、一つ以上の登録色の分布を三次元表示する領域である。なお、分布表示領域803は、各登録色の分布を近似した楕円体804を表示してもよい。ポインタ805は、登録色を選択したり、分布を調整したりするためのUIである。前景色選択部806は、予めユーザにより登録された複数の登録色のうちから前景色となる登録色を選択するためのUIである。前景色選択部806には、前景色として選択された登録色を示す表示部や前景色の識別番号の表示部、色分割画像において登録色に代えて表示されるインデックス色の表示部などが含まれてもよい。背景色選択部807は、予めユーザにより登録された複数の登録色のうちから背景色となる登録色を選択するためのUIである。背景色選択部807には、背景色として選択された登録色を示す表示部や背景色の識別番号の表示部、色分割画像において登録色に代えて表示されるインデックス色の表示部などが含まれてもよい。UI管理部514は、背景色の自動選択をユーザにより指示されると、ユーザにより登録された前景色に対して色空間内での距離が近い他の登録色(前景色を除く)を背景色として選択してもよい。おすすめボタン808は、分布表示領域803における三つの座標軸を選択するためのUIを呼び出すためのボタンである。点灯色表示部809は、分布表示領域803に表示されたX軸、Y軸、Z軸に割り当てられた点灯色を表示するUIである。なお、点灯色表示部809はプルダウンメニューにより実現されてもよい。UI管理部514は、プルダウンメニューを通じて各座標軸に割り当てられている点灯色の変更または指定を受け付けてもよい。
色抽出とは、ワーク2の画像から前景色や背景色として選択可能な色を抽出して登録することをいう。この作業により抽出された色が登録色である。
図11は色抽出処理を含む画像検査を示すフローチャートである。S1101からS1107までの処理は設定モードにおいて実行され、S1108からS1110までの処理は運転モード(検査モード)において実行されうる。
図12は三次元座標空間を用いた登録色の調整処理を示している。ここではすでに一つ以上の登録色が色抽出UI1000を通じて登録されているものとする。
図1ないし図5を用いて説明したように、照明装置3は互いに異なるN個(Nは4以上の整数)の点灯色の照明光を発生する複数の発光素子を有し、各点灯色の照明光を対象物に照射する照明部の一例である。カメラ4は対象物からの反射光を受光して対象物の分光画像を生成する撮像部の一例である。プロセッサ510は照明部と撮像部を制御する制御部の一例である。表示部7は撮像部により取得されたN個の分光画像に基づく画像を表示する表示部の一例である。領域指定部516は表示された画像に対して前景色を抽出するための前景領域の指定を受け付ける受付部として機能してもよい。選択部565は、N個の点灯色のうち、N個の分光画像における前景色の分布と、前景色とは異なる背景色の分布との間の分離の程度が強調される三色を選択する選択部の一例である。分布描画部571は選択部565により選択された三色を座標軸とする三次元座標空間に前景色の分布と背景色の分布を描画し、表示部7に表示させる描画部の一例である。変換部564は、前景色の分布または背景色の分布にしたがってN個の分光画像を合成して検査画像を生成する生成部として機能する。検査部531は、変換部564により生成された検査画像を用いて対象物を検査する。このように本実施形態によれば、ユーザは、前景色や背景色などの登録色の分布が三次元空間に表示されるため、登録色を再度抽出したり、登録色の分布を調整したりする必要があるかどうかを視覚的に判断しやすくなろう。つまり、登録色の指定に関するユーザの負担が軽減され、画像検査の結果のばらつきも小さくなる。調整部519は、表示部7に表示された三次元座標空間における前景色の分布または背景色の分布の長軸または短軸の調整を受け付けてもよい。変換部564は、調整部519により長軸または短軸を調整された前景色の分布または背景色の分布にしたがってN個の分光画像を合成して検査画像を生成してもよい。これにより、ユーザは、三次元空間に表示された分布を見ることで調整が必要と判断すると、調整部519を通じて分布を調整できるようになる。
前景色や背景色など二つ以上の登録色についての評価値S2は次式により求めることが可能である。
ここでmax_eigen{ }は行列の固有値の最大値を求める関数である。Sbは次式により求められる。
ここでkは1からcまでの整数である。つまり、Σはkが1からcまでの値をとるときの総和を求める演算記号である。cはクラス(登録色または色グループ)の総数である。nkはk番目のクラスの色情報を抽出された領域に含まれている画素の数である。ukはk番目のクラスにおける平均画素ベクトルである。uは全クラスにおける平均画素ベクトルである。Swが次式により定義される。
ここでσkはk番目のクラスの分散共分散行列を示している。なお、各ベクトルを構成する要素は三つの点灯色に相当する要素だけである。
ここでScはk番目のクラスの分散共分散行列であり、次式により定義される。
ここでΣはkが1からnまでの値をとるときの総和を求める演算記号である。nは登録色の色情報を求める時に使用された画素の数である。vkは登録色の色情報を求める際に用いられた画素の画素ベクトルである。ここで説明された評価値の算出方法は一例に過ぎない。
Claims (9)
- 互いに異なるN個(Nは4以上の整数)の点灯色の照明光を発生する複数の発光素子を有し、各点灯色の照明光を対象物に照射する照明部と、
前記対象物からの反射光を受光して前記対象物の分光画像を生成する撮像部と、
前記照明部と前記撮像部を制御する制御部と、
前記撮像部により取得されたN個の分光画像に基づく画像を表示する表示部と、
前記表示された画像に対して前景色を抽出するための前景領域の指定を受け付ける受付部と、
前記N個の点灯色のうち、前記N個の分光画像における前記前景色の分布と、前記前景色とは異なる背景色の分布との間の分離の程度が強調される三色を選択する選択部と、
前記選択部により選択された三色を座標軸とする三次元座標空間に前記前景色の分布と前記背景色の分布を描画し、前記表示部に表示させる描画部と、
前記前景色の分布または前記背景色の分布にしたがって前記N個の分光画像を合成して検査画像を生成する生成部と、
前記検査画像を用いて前記対象物を検査する検査部と
を有することを特徴とする画像検査装置。 - 前記表示部に表示された前記三次元座標空間における前記前景色の分布または前記背景色の分布の長軸または短軸の調整を受け付ける調整部をさらに有し、
前記生成部は、前記調整部により長軸または短軸を調整された前記前景色の分布または前記背景色の分布にしたがって前記N個の分光画像を合成して検査画像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像検査装置。 - 前記選択部は、
複数の前景色のうちの一つと、複数の背景色のうちの一つとの組み合わせのうちで色空間における距離が最小となる前景色と背景色とを決定する前景背景決定部と、
前記前景背景決定部により決定された前景色の分布と背景色の分布との間の分離の程度が最大となる三つの点灯色の組み合わせを決定する点灯色決定部と
を有することを特徴とする請求項1または2に記載の画像検査装置。 - 前記分離の程度が最大となる組み合わせと、当該組み合わせとは異なる他の組み合わせとのうちいずれかの組み合わせの選択を受け付ける組み合わせ受付部をさらに有し、
前記描画部は、前記組み合わせ受付部により受け付けられた組み合わせによる三色を座標軸とする三次元座標空間に前記前景色の分布と前記背景色の分布を描画し、前記表示部に表示させることを特徴とする請求項3に記載の画像検査装置。 - 前記N個の分光画像に基づく画像をM個の色領域に分割する分割部をさらに有し、
前記表示部は、前記M個の色領域に分割された画像を表示し、
前記受付部は、前記M個の色領域に分割された画像に対して前記前景領域の指定を受け付けることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の画像検査装置。 - 前記受付部は、前記背景色を抽出するための背景領域の指定を受け付けることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の画像検査装置。
- 互いに異なるN個(Nは4以上の整数)の点灯色の照明光を発生する複数の発光素子を有し、各点灯色の照明光を対象物に照射する照明部と、
前記対象物からの反射光を受光して前記対象物の分光画像を生成する撮像部と、
前記照明部と前記撮像部を制御する制御部と、
前記撮像部により取得されたN個の分光画像に基づく画像を表示する表示部と、
前記N個の点灯色のうち、前記N個の分光画像における第一色グループに属する一つの色の分布と、第二色グループに属する一つの色の分布との間の分離の程度が強調される三色を選択する選択部と、
前記選択部により選択された三色を座標軸とする三次元座標空間に前記第一色グループに属する色の分布と、前記第二色グループに属する色の分布を描画し、前記表示部に表示させる描画部と、
前記第一色グループに属する色の分布または前記第二色グループに属する色の分布にしたがって前記N個の分光画像を合成して検査画像を生成する生成部と、
前記検査画像を用いて前記対象物を検査する検査部と
を有することを特徴とする画像検査装置。 - 前記選択部は、前記N個の点灯色のうち、前記N個の分光画像における前記第一色グループに属する一つの色の分布と、前記第二色グループに属する一つの色の分布と、第三色グループに属する一つの色の分布とのうち、色空間における色分布間の距離が最小となる、それぞれ異なる色グループに属する二つの色の組み合わせを決定し、決定された二つの色の分布間の分離の程度が強調される三色を選択することを特徴とする請求項7に記載の画像検査装置。
- 互いに異なるN個(Nは4以上の整数)の点灯色の照明光を発生する複数の発光素子を有し、各点灯色の照明光を対象物に照射する照明部と、
前記対象物からの反射光を受光して前記対象物の分光画像を生成する撮像部と、
前記照明部と前記撮像部を制御する制御部と、
前記撮像部により取得されたN個の分光画像に基づく画像を表示する表示部と、
前記N個の点灯色のうちから選択される三つの点灯色の組み合わせごとに所定の登録色について評価値を算出する算出部と、
前記算出部により求められた複数の組み合わせのうちで前記評価値が最大となった組み合わせに属する三つの点灯色を選択する選択部と、
前記選択部により選択された三色を座標軸とする三次元座標空間に第一色グループに属する色の分布と、第二色グループに属する色の分布を描画し、前記表示部に表示させる描画部と、
前記第一色グループに属する色の分布または前記第二色グループに属する色の分布にしたがって前記N個の分光画像を合成して検査画像を生成する生成部と、
前記検査画像を用いて前記対象物を検査する検査部と
を有することを特徴とする画像検査装置。
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