JP2018187531A - フィレットシール成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】規格に対応した形状となるようにフィレットシールを容易に成形できるフィレットシール成形装置を提供する。【解決手段】配管12の外周に着脱可能に設けられて配管12の周方向に沿って回転可能な保持体110と、保持体110のブラケット115に対して固定されて、フィレットシール1の、配管12の径方向外寄りの配管12の軸方向の盛り付け位置と配管12の径方向外側の盛り付け位置とを規定位置に位置付けるようにフィレットシール1を取り均す固定ヘラ120と、保持体110のブラケット115に対して連結ピン140を介して揺動可能に取り付けられて、フィレットシール1の、配管12の径方向内寄りの配管12の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるようにフィレットシール1を取り均す揺動ヘラ130と、揺動ヘラ130の先端側を保持体110の径方向内側へ向かう方向へ付勢する輪ゴム150とを備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、平坦な基材を貫通する軸体に設けられている角形のフランジ体と当該基材との間をシールするように盛り付けられたフィレットシールを成形するフィレットシール成形装置に関する。
例えば、航空機の配管取付作業の際には、航空機の構造部材を貫通する配管を当該構造部材に固定する六角ナットと当該構造部材との間をシールするように高粘性のフィレットシールを盛り付けて、規格に対応したサイズの形状となるように作業員がヘラ等を用いてフィレットシールを均して成形している。
特開2012−210564号公報
前述したような航空機の配管取付部に作業者が高粘性のフィレットシールをヘラ等で均しながら成形すると、作業者の熟練度合で作業時間や外観品質に大きな差を生じてしまっていた。
このような問題は、上述したような航空機の配管取付部だけでなく、平坦な基材を貫通する軸体に設けられている角形のフランジ体と当該基材との間をシールするように盛り付けられたフィレットシールを成形する場合であれば、上述した場合と同様にして生じ得ることである。
このようなことから、本発明は、規格に対応したサイズの形状となるようにフィレットシールを容易に成形することができるフィレットシール成形装置を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するための、第一番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、平坦な基材を貫通する軸体に設けられている角形のフランジ体と当該基材との間をシールするように盛り付けられたフィレットシールを成形するフィレットシール成形装置であって、前記軸体の外周に着脱可能に設けられて当該軸体の周方向に沿って回転可能な保持体と、前記保持体に対して基端側を固定されるように設けられて、前記基材と前記フランジ体との間に盛り付けられた前記フィレットシールの、前記軸体の径方向外寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置と当該軸体の径方向外側の盛り付け位置とを規定位置に位置付けるように当該フィレットシールを先端側で取り均す固定ヘラと、前記保持体の軸心方向と直交する方向に沿った方向の軸回りで揺動できるように当該保持体に対して基端側を取り付けられて、前記基材と前記フランジ体との間に盛り付けられた前記フィレットシールの、前記軸体の径方向内寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように当該フィレットシールを先端側で取り均す揺動ヘラと、前記揺動ヘラの先端側を前記保持体の径方向内側へ向かう方向へ付勢する付勢部材とを備えていることを特徴とする。
また、第二番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第一番目の発明において、前記固定ヘラが、前記保持体に対して基端側を固定されるように設けられて当該保持体の軸心方向に沿って長手方向を向けた本体と、前記本体の先端側の、前記保持体の径方向外側に基端側を固定されて、当該本体の長手方向に沿って当該本体の一方面から突出するように配向された外ヘラと、前記本体の先端側の、前記外ヘラよりも前記保持体の径方向内側に基端側を固定されて、当該本体の長手方向と交差する方向に沿って当該本体の一方面から突出するように配向された内ヘラとを備えていることを特徴とする。
また、第三番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第二番目の発明において、前記固定ヘラの前記外ヘラの基端と先端との間の長さが、前記内ヘラの基端と先端との間の長さよりも、長くなっていることを特徴とする。
また、第四番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第一番目から第三番目の発明のいずれかにおいて、前記揺動ヘラの、前記保持体の径方向の長さを基端側よりも先端側ほど小さくするように、前記揺動ヘラの先端寄りの、前記保持体の径方向両側面が傾斜していることを特徴とする。
また、第五番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第四番目の発明において、前記揺動ヘラの先端側の、前記保持体の径方向内側に切欠き部が形成されていることを特徴とする。
また、第六番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記保持体が、円柱状の本体を備え、前記本体の一端側に同軸をなして形成されて前記軸体の周方向に沿って回転できるように当該軸体に着脱可能に差し込まれる差込穴と、前記本体の他端側の軸心上に形成された角形状をなす係合孔とを有していることを特徴とする。
また、第六番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記保持体が、一端側に同軸をなして形成されて前記軸体に着脱可能に嵌合する嵌合穴を有する円柱状の本体と、前記本体の他端側に同軸をなして回転軸を連結されて渦巻ばねの復元力を当該回転軸に動力として出力するゼンマイ仕掛けのギアボックスとを備えていることを特徴とする。
また、第六番目の発明に係るフィレットシール成形装置は、第一番目から第五番目の発明のいずれかにおいて、前記保持体が、円柱状の本体を備え、前記本体の一端側に同軸をなして形成されて前記軸体の周方向に沿って回転できるように当該軸体に着脱可能に差し込まれる差込穴と、前記本体の前記差込穴と外部とを連通させるように当該本体の周面及び他端側に形成されて当該差込穴に対して前記軸体を着脱可能に通過させる切欠き溝とを有していることを特徴とする。
本発明に係るフィレットシール成形装置は、保持体を軸体の外周に装着して当該軸体の周方向に沿って回転させると、固定ヘラが、フィレットシールの、軸体の径方向外寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置と軸体の径方向外側の盛り付け位置とを規定位置に位置付けるように当該フレットシールを先端側で取り均すと共に、揺動ヘラが、フィレットシールの、軸体の径方向内寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように当該フィレットシールを先端側で取り均す。
このとき、付勢部材が、揺動ヘラの先端側を保持体の径方向内側へ向かう方向へ付勢していることから、揺動ヘラをフランジ体の周縁に常に当接させて当該フランジ体の周縁形状に沿って移動させることができるので、角形状をなすフランジ体の周縁、すなわち、軸体の径方向内寄りのフィレットシールであっても、軸体の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように取り均して成形することが確実にできる。
したがって、本発明に係るフィレットシール成形装置によれば、規格に対応したサイズの形状となるようにフィレットシールを容易に成形することができる。
本発明に係るフィレットシール成形装置の第一番目の実施形態の外観図である。 Aが図1の保持体の正面図、Bが図1の保持体の平面図、Cが図1の保持体の外観図である。 Aが図1の固定ヘラの正面図、Bが図1の固定ヘラの平面図、Cが図1の固定ヘラの外観図である。 Aが図1の揺動ヘラの正面図、Bが図1の揺動ヘラの平面図、Cが図1の揺動ヘラの外観図である。 航空機の配管取付部の要部の概略構造図である。 図1のフィレットシール成形装置を図5の配管取付部に装着した状態の説明図である。 図5の配管取付部にフィレットシールを盛り付けた状態の説明図である。 図1のフィレットシール成形装置でフィレットシールを均した状態の説明図である。 本発明に係るフィレットシール成形装置の第二番目の実施形態の正面図である。 Aが図9の要部の正面図、Bが図9の要部の平面図である。 本発明に係るフィレットシール成形装置の第三番目の実施形態の正面図である。 Aが図11の保持体の正面図、Bが図11の保持体の平面図である。 図11のフィレットシール成形装置を配管取付部に装着した状態の説明図である。
本発明に係るフィレットシール成形装置の実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は図面に基づいて説明する以下の実施形態のみに限定されるものではない。
〈第一番目の実施形態〉
本発明に係るフィレットシール成形装置の第一番目の実施形態を図1〜8に基づいて説明する。
図1,2に示すように、円柱状をなす保持体110の本体111の一端側(図1,2A,2C中、下端側)には、配管の端部外周に同軸をなして着脱可能に差し込まれる差込穴112が形成されている。前記本体111の内部中央部分には、配管の端部内側に同軸をなして着脱可能に差し込まれる差込突起113が形成されている。前記本体111の他端側(図1,2A,2C中、上端側)の軸心上には、ラチェットレンチ等の工具の先端部と着脱可能に係合する角形状をなす係合孔114が形成されている。前記本体111の外周面上には、平板状をなすブラケット115の一端側(図1,2中、左端側)が軸方向に沿って一体的に取り付けられている。
つまり、前記本体111の前記差込穴112を配管の端部外周に差し込んだ後、当該本体111の前記係合孔114に工具の先端部を係合させて回転させることにより、当該本体111を配管の周方向に沿って回転させることができるようになっているのである。
図1,3に示すように、前記保持体110の前記ブラケット115の一方面側(図1中、紙面手前側)には、当該保持体110の前記本体111の軸方向に沿って長手方向を向けた板状をなす固定ヘラ120の本体121が、先端側を上記保持体110の上記本体111の一端側(図1中、下端側)へ向けるようにして、言い換えれば、基端側を上記保持体110の上記本体111の他端側(図1中、上端側)へ向けるようにして取り付けられている。
前記固定ヘラ120の前記本体121の先端側(図1,3中、下端側)の、前記保持体110の前記本体111の径方向外側の端部側(図1,3A,3C中、右端側)には、板状をなす外ヘラ122の基端側(図3B中、左端側)が当該本体121の長手方向(図1,3中、上下方向)に沿って一体的に取り付けられており、当該外ヘラ122は、当該本体121の一方面(図3B中、右方面)から突出するようにして配設されている。
前記固定ヘラ120の前記本体121の先端寄り(図1,3中、下端寄り)の、前記外ヘラ122よりも前記保持体110の前記本体111の径方向内側には、板状をなす内ヘラ123の基端側(図3B中、左端側)が当該本体121の長手方向(図1,3中、上下方向)と交差する方向に沿って一体的に設けられており、当該内ヘラ123は、当該本体121の一方面(図3B中、右方面)から突出するように配設されると共に、上記外ヘラ122側(図1,3A,3C中、右側)ほど上記本体121の基端側(図1,3中、上端側)へ位置するように、上記本体121に対して傾斜配向されている。
前記固定ヘラ120の前記本体121の先端部(図1,3中、下端部)は、基端部(図1,3中、上端側)との間の長さを前記外ヘラ122側(図1,3A,3C中、右側)ほど長くするように、円弧面121aが形成されている。前記固定ヘラ120の前記本体121の基端側(図1,3A,3C中、上端側)の、前記保持体110の前記本体111の径方向外側(図1,3A,3C中、右側)の端部には、係合溝121bが形成されている。
前記外ヘラ122の、前記本体121の先端側(図1,3中、下端側)の端部は、先端側(図3B中、右端側)ほど長手方向(図1,3中、上下方向)の長さを短くするように、テーパ面122aが形成されている。前記外ヘラ111は、基端(図3B中、左端)と先端(図3B中、右端)との間の長さが、前記内ヘラ123の基端(図3B中、左端)と先端(図3B中、右端)との間の長さよりも長くなるように設定されている。
前記内ヘラ123の、前記本体121の基端側(図1,3中、上端側)の面と当該本体121の先端側(図1,3中、下端側)の面とは、当該内ヘラ123の先端側(図3B中、右端側)よりも当該内ヘラ123の基端側(図3B中、左端側)ほど間隔を離すように、円弧面123aがそれぞれ形成されている。
図1,4に示すように、前記固定ヘラ120の前記本体121の一方面側(図1中、紙面手前側)には、板状をなす揺動ヘラ130の本体131が、先端側を当該固定ヘラ120の当該本体121の先端側(図1中、下端側)へ向けるようにして、言い換えれば、基端側を当該固定ヘラ120の当該本体121の他端側(図1中、上端側)へ向けるようにして配向されており、当該本体131は、前記保持体110の前記本体111の軸方向と直交する方向に沿った軸回りで揺動できるように上記保持体110の前記ブラケット115に対して上記固定ヘラ120の上記本体121を貫通する連結ピン140を介して中程を支持されると共に、当該固定ヘラ120の当該本体121の長手方向(図1中、上下方向)に沿って長手方向(図1中、上下方向)を向けたときに、その先端(図1中、下端)が前記内ヘラ123と干渉しないように設定されている。
前記揺動ヘラ130の前記本体131の先端側(図1,4中、下端側)の、前記保持体110の前記本体111の径方向内側(図1,4A,4C中、左端側)には、切欠き部131cが形成されている。前記本体131の中程よりも先端側(図1,4中、下端側)の、前記保持体110の前記本体111の径方向両側(図1,4A,4C中、左右方向両側)の端面には、当該径方向(図1,4A,4C中、左右方向)の長さを基端側(図1,4中、上端側)よりも先端側(図1,4中、下端側)ほど小さくするように、テーパ面131aが形成されている。
前記揺動ヘラ130の前記本体131の基端側(図1,4A,4C中、上端側)の、前記保持体110の前記本体111の径方向内側(図1,4A,4C中、左側)の端部には、係合溝131bが形成されており、当該係合溝131bと前記固定ヘラ120の前記本体121の前記係合溝121bとの間に付勢部材である輪ゴム150を掛け回すことにより、前記連結ピン140を中心に当該揺動ヘラ130の当該本体131の先端側(図1,4A,4C中、下端側)を前記保持体110の前記本体111の径方向内側(図1中、左側)へ向けて付勢することができるようになっている。
他方、航空機の配管取付部は、例えば、図5に示すように、航空機の構造部材11を配管12が貫通し、当該配管12にワッシャ14を介して六角ナット13を締め付けることにより、当該構造部材11に当該配管12を固定した構造となっている。
このような本実施形態に係る配管取付部10においては、前記構造部材11及び前記ワッシャ14が基材をなし、前記配管12が軸体をなし、前記六角ナット13が角形のフランジ体をなしている。
そして、本実施形態に係るフィレットシール成形装置100は、図6に示すように、配管取付部10の配管12の端部に前記保持体110が差し込まれ、前記本体111の前記差込穴112に当該配管12の外周が差し込まれると共に、前記差込突起113が当該配管12の内部に差し込まれることにより、当該本体111が当該配管12に対して同軸をなして周方向に安定して回転可能に支持されると共に、前記固定ヘラ120の前記外ヘラ122の端部(図6中、下端部)が構造部材11の表面に当接し、前記揺動ヘラ130の前記本体131の前記切欠き部131cの前記テーパ面131aが六角ナット13の外縁に常に当接するように配管取付部10に装着される。
次に、上述したようにして配管取付部10に装着された本実施形態に係るフィレットシール成形装置100を使用してフィレットシールを成形する方法を説明する。
まず、図7に示すように、配管取付部10の構造部材11と六角ナット13との間にフレットシール1を作業員がヘラ等で盛り付ける。次に、配管取付部10の配管12の端部に上述したようにフィレットシール成形装置100を装着する。そして、前記保持体110の前記本体111の前記係合孔114にラチェットレンチ等の工具の先端部を係合させて回転させることにより、当該本体111を配管12の周方向に沿って回転させる。
これに伴い、前記固定ヘラ120の前記外ヘラ122が、フィレットシール1の、前記配管12の径方向外側の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように取り均して成形すると共に、前記本体121の前記円弧面121a部分及び前記内ヘラ123が、フィレットシール1の、前記配管12の径方向外寄りの当該配管12の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように取り均して成形し、さらに、前記揺動ヘラ130の前記本体131の先端が、フィレットシール1の、前記配管12の径方向内寄りの当該配管12の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように取り均して成形する。
このとき、前記輪ゴム150によって、前記揺動ヘラ130の前記本体131の前記切欠き部131cを六角ナット13の周縁に常に当接させるように当該本体131が付勢されることから、当該本体131を六角ナット13の周縁形状に沿って移動させることができるので、角形状をなす当該ナット13の周縁、すなわち、前記配管12の径方向内寄りのフィレットシール1であっても、当該配管12の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように取り均して成形することが確実にできる。
さらに、前記揺動ヘラ130の前記本体131の中程よりも先端側が前記テーパ面131aとなっているので、当該本体131が前記連結ピン140を中心にして揺動し易くなり、六角ナット13の周縁に追従して移動し易くなる。
このように均されることにより生じた余剰のフィレットシール1は、前記固定ヘラ120の前記外ヘラ122の、前記保持体110の前記本体111の径方向内側面(図6中、左側面)と、前記内ヘラ123の、前記保持体110の前記本体111の軸方向他端側面(図6中、上側面)とで囲まれるエリアに集積される。
このとき、前記固定ヘラ120の前記内ヘラ123が前述したように傾斜配向されていることから、余剰のフィレットシール1が上記エリアに集積し易くなる。
また、前記固定ヘラ120の前記外ヘラ122の基端と先端との間の長さが、前記内ヘラ123の基端と先端との間の長さよりも長くなるように設定されていることから、余剰のフィレットシール1が上記エリアに集積し易いのはもちろんのこと、当該エリア外に漏出してしまうことを大きく抑制することができる。
そして、規定回数回転させた後、余剰のフィレットシール1を上記エリア内に保持したまま前記保持体110を配管12の端部から抜き取ることにより、配管取付部10の構造部材11と六角ナット13との間にフィレットシール1が規定形状に均されて成形される(図8参照)。
したがって、本実施形態に係るフィレットシール成形装置100によれば、規格に対応したサイズの形状となるようにフィレットシール1を容易に成形することができる。
〈第二番目の実施形態〉
本発明に係るフィレットシール成形装置の第二番目の実施形態を図9,10に基づいて説明する。なお、前述した実施形態の場合と同様な部分については、前述した実施形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態の説明と重複する説明を省略する。
図9,10に示すように、円柱状をなす保持体210の本体211の一端側(図9,10A中、下端側)には、前記配管取付部10の前記配管12の端部外周に同軸をなして着脱可能に嵌合する嵌合穴212が形成されている。前記本体211の内部中央部分には、配管の端部内側に同軸をなして着脱可能に嵌号する嵌合突起213が形成されている。前記本体211の他端側(図9,10A中、上端側)には、内装した渦巻ばねの復元力を動力として出力するゼンマイ仕掛けのギアボックス214の回転軸214aが同軸をなして連結されている。
前記ギアボックス214の外周面上には、平板状をなすブラケット215の一端側(図9,10中、左端側)が前記回転軸214aの軸方向に沿って一体的に取り付けられている。前記ブラケット215には、前記固定ヘラ120及び前記揺動ヘラ130が前述した実施形態と同様にして設けられている。
このような本実施形態に係るフィレットシール成形装置200においては、前記保持体210の前記ギアボックス214内の前記渦巻ばねを巻いた後、前記配管取付部10の前記配管12の端部に前記保持体210の前記本体111を差し込んで、前記嵌合穴212を当該配管12の外周に嵌合すると共に、前記嵌合突起213を当該配管12の内部に嵌合することにより、当該本体211を当該配管12の同軸上に固定することにより当該配管取付部10に装着したら、上記ギアボックス214内の上記渦巻ばねの拘束を解除し、当該渦巻ばねの復元力を前記回転軸214aに付与する。
これにより、前記ギアボックス214が前記回転軸214aを中心にして回転し、前記ブラケット215を介して前記ヘラ120,130が前述した実施形態の場合と同様にして前記配管取付部10の前記配管12を中心にして旋回移動し、前述した実施形態の場合と同様にしてフィレットシール1を規定形状に均して成形する。
つまり、前述した実施形態では、作業者が人力により前記ヘラ120,130を旋回移動させるようにしたが、本実施形態においては、前記ギアボックス214の前記渦巻ばねの復元力により前記ヘラ120,130を旋回移動させるようにしたのである。
このため、本実施形態に係るフィレットシール成形装置200では、ラチェットレンチ等の工具を利用しにくい配管取付部10であっても、フィレットシール1を規定形状に均して成形することが容易にできる。
したがって、本実施形態によれば、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができるのはもちろんのこと、周囲に障害物等が存在する狭隘部等に位置する配管取付部10であっても容易に適用することができる。
〈第三番目の実施形態〉
本発明に係るフィレットシール成形装置の第三番目の実施形態を図11〜13に基づいて説明する。なお、前述した実施形態の場合と同様な部分については、前述した実施形態の説明で用いた符号と同様な符号を用いることにより、前述した実施形態の説明と重複する説明を省略する。
図11〜13に示すように、円柱状をなす保持体310の本体311の一端側(図11,12A,13中、下端側)には、配管取付部30の配管12の端部に螺合して連結された六角ナット35の外周に同軸をなして着脱可能に差し込まれる円形状の差込穴312が形成されている。
前記本体311の周面には、前記六角ナット35を先端に取り付けられている配管36を着脱可能に通過させるように当該配管36の外径サイズに対応して切り欠かれて前記差込穴312と外部とを連通させる切欠き溝313が軸方向に沿って形成されている。前記本体311の他端側(図11,12A,13中、上端側)には、前記配管36を着脱可能に通過させるように当該配管36の外径サイズに対応して切り欠かれて前記差込穴312と外部とを連通させる切欠き溝314が軸心位置と前記切欠き溝313との間を連絡するように径方向に沿って形成されている。
前記本体311の外周面上には、平板状をなすブラケット315の一端側(図11〜13中、左端側)が軸方向に沿って一体的に取り付けられている。前記ブラケット315には、前記固定ヘラ120及び前記揺動ヘラ130が前述した実施形態と同様にして設けられている。
なお、本実施形態に係る配管取付部30においては、前記構造部材11及び前記ワッシャ14が基材をなし、前記配管12,36及び前記六角ナット35が軸体をなし、前記六角ナット13が角形のフランジ体をなしている。
このような本実施形態に係るフィレットシール成形装置300においては、前記保持体310の前記本体311の前記切欠き溝313,314を配管取付部30の前記配管36に差し込むことにより当該配管36と同軸をなして当該本体311を取り付けた後、当該本体311の前記差込穴312を前記六角ナット35の外周に差し込むように、当該本体311を当該配管36の軸方向に沿ってスライド移動させる。
そして、前記保持体310の前記本体311を前記六角ナット35の外周回りで回転させることにより、前記ブラケット315を介して前記ヘラ120,130を前述した実施形態の場合と同様にして旋回移動させて、フィレットシール1を規定形状に均して成形することができる。
つまり、前述した実施形態は、配管12の端部が開放されている配管取付部10に適用するものであったが、本実施形態は、配管12の端部に六角ナット35を介して配管36が接続されている配管取付部30に適用するものなのである。
したがって、本実施形態に係るフィレットシール成形装置300によれば、配管12の端部が開放されていない、配管36を配管12に既に接続している配管取付部30に対しても、フィレットシール1を規定形状に均して成形することが容易にでき、前述した実施形態の場合と同様な作用効果を得ることができる。
〈他の実施形態〉
なお、前述した実施形態においては、前記輪ゴム150を付勢部材として適用した場合について説明したが、他の実施形態として、例えば、引張コイルばねを付勢部材として適用することも可能であり、揺動ヘラの先端側を保持体の径方向内側へ向かう方向へ付勢するものであれば、前述した実施形態の場合と同様にして適用することができる。
また、前述した実施形態においては、航空機の構造部材11を配管12が貫通し、当該配管12にワッシャ14を介して六角ナット13を締め付けることにより、当該構造部材11に当該配管12を固定した構造をなす配管取付部10や、上記配管12の端部に六角ナット35を介して配管36を接続した配管取付部30において、上記構造部材11と上記六角ナット16との間をシールするように盛り付けられたフィレットシール1を成形する場合について説明したが、本発明はこれに限らず、平坦な基材を貫通する軸体に設けられている角形のフランジ体と当該基材との間をシールするように盛り付けられたフィレットシールを成形する場合であれば、前述した実施形態の場合と同様にして適用することができる。
本発明に係るフィレットシール成形装置は、規格に対応したサイズの形状となるようにフィレットシールを容易に成形することができるので、航空機産業を始めとする各種産業において、極めて有益に利用することができる。
1 フィレットシール
10 配管取付部
11 構造部材
12 配管
13 六角ナット
14 ワッシャ
30 配管取付部
35 六角ナット
36 配管
100 フィレットシール成形装置
110 保持体
111 本体
112 差込穴
113 差込突起
114 係合孔
115 ブラケット
120 固定ヘラ
121 本体
121a 円弧面
121b 係合溝
122 外ヘラ
122a テーパ面
123 内ヘラ
123a 円弧面
130 揺動ヘラ
131 本体
131a テーパ面
131b 係合溝
131c 切欠き部
140 連結ピン
150 輪ゴム
200 フィレットシール成形装置
210 保持体
211 本体
212 嵌合穴
213 嵌合突起
214 ギヤボックス
214a 回転軸
215 ブラケット
300 フィレットシール成形装置
310 保持体
311 本体
312 差込穴
313,314 切欠き溝
315 ブラケット

Claims (8)

  1. 平坦な基材を貫通する軸体に設けられている角形のフランジ体と当該基材との間をシールするように盛り付けられたフィレットシールを成形するフィレットシール成形装置であって、
    前記軸体の外周に着脱可能に設けられて当該軸体の周方向に沿って回転可能な保持体と、
    前記保持体に対して基端側を固定されるように設けられて、前記基材と前記フランジ体との間に盛り付けられた前記フィレットシールの、前記軸体の径方向外寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置と当該軸体の径方向外側の盛り付け位置とを規定位置に位置付けるように当該フィレットシールを先端側で取り均す固定ヘラと、
    前記保持体の軸心方向と直交する方向に沿った方向の軸回りで揺動できるように当該保持体に対して基端側を取り付けられて、前記基材と前記フランジ体との間に盛り付けられた前記フィレットシールの、前記軸体の径方向内寄りの当該軸体の軸方向の盛り付け位置を規定位置に位置付けるように当該フィレットシールを先端側で取り均す揺動ヘラと、
    前記揺動ヘラの先端側を前記保持体の径方向内側へ向かう方向へ付勢する付勢部材と
    を備えていることを特徴とするフィレットシール成形装置。
  2. 請求項1に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記固定ヘラが、
    前記保持体に対して基端側を固定されるように設けられて当該保持体の軸心方向に沿って長手方向を向けた本体と、
    前記本体の先端側の、前記保持体の径方向外側に基端側を固定されて、当該本体の長手方向に沿って当該本体の一方面から突出するように配向された外ヘラと、
    前記本体の先端側の、前記外ヘラよりも前記保持体の径方向内側に基端側を固定されて、当該本体の長手方向と交差する方向に沿って当該本体の一方面から突出するように配向された内ヘラと
    を備えていることを特徴とするフィレットシール成形装置。
  3. 請求項2に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記固定ヘラの前記外ヘラの基端と先端との間の長さが、前記内ヘラの基端と先端との間の長さよりも、長くなっている
    ことを特徴とするフィレットシール成形装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記揺動ヘラの、前記保持体の径方向の長さを基端側よりも先端側ほど小さくするように、前記揺動ヘラの先端寄りの、前記保持体の径方向両側面が傾斜している
    ことを特徴とするフィレットシール成形装置。
  5. 請求項4に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記揺動ヘラの先端側の、前記保持体の径方向内側に切欠き部が形成されている
    ことを特徴とするフィレットシール成形装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記保持体が、
    円柱状の本体を備え、
    前記本体の一端側に同軸をなして形成されて前記軸体の周方向に沿って回転できるように当該軸体に着脱可能に差し込まれる差込穴と、
    前記本体の他端側の軸心上に形成された角形状をなす係合孔と
    を有していることを特徴とするフィレットシール成形装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記保持体が、
    一端側に同軸をなして形成されて前記軸体に着脱可能に嵌合する嵌合穴を有する円柱状の本体と、
    前記本体の他端側に同軸をなして回転軸を連結されて渦巻ばねの復元力を当該回転軸に動力として出力するゼンマイ仕掛けのギアボックスと
    を備えていることを特徴とするフィレットシール成形装置。
  8. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のフィレットシール成形装置において、
    前記保持体が、
    円柱状の本体を備え、
    前記本体の一端側に同軸をなして形成されて前記軸体の周方向に沿って回転できるように当該軸体に着脱可能に差し込まれる差込穴と、
    前記本体の前記差込穴と外部とを連通させるように当該本体の周面及び他端側に形成されて当該差込穴に対して前記軸体を着脱可能に通過させる切欠き溝と
    を有していることを特徴とするフィレットシール成形装置。
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