JP2018184206A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器体の口部を開放するのに特殊な操作を必要とし、且つその操作に要する力を小さくできる容器を提供する。【解決手段】容器1は、内容物Cの収容空間Sに通じる筒状の口部2aを有する容器体2と、口部2aに第1のねじ部6を介して着脱可能に装着された内キャップ3と、容器体2に保持され、内キャップ3の外側に配置された壁部材4と、壁部材4に着脱可能に装着された外キャップ5とを備え、外キャップ5は、外キャップ5を壁部材4から離脱させて反転させ、第1のねじ部6と逆ねじの第2のねじ部8を介して、内キャップ3に着脱可能に装着することで、内キャップ3を口部2aから離脱させることが可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、容器に関する。
例えばチャイルドプルーフ機能を有する容器のように、キャップを回転させるといった普通の操作では容器体の口部を開放できないように構成された容器が知られている。例えば、特許文献1に記載される容器は、キャップをキャップ本体と外装体とで構成し、外装体を押し下げつつ回転させるという特殊な操作で口部を開放できるように構成されている。
特開2009−202906号公報
しかし、特許文献1に記載されるような容器では、口部を開放する操作の際に、キャップを回転させる力に加えて、キャップを押し下げる力も必要となる。しかし、より小さい力で操作できれば、例えば女性や老人などにとって、都合が良い。
本開示は、このような点に鑑み、容器体の口部を開放するのに特殊な操作を必要とし、且つその操作に要する力を小さくできる容器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様としての容器は、
内容物の収容空間に通じる筒状の口部を有する容器体と、
前記口部に第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内キャップと、
前記容器体に保持され、前記内キャップの外側に配置された壁部材と、
前記壁部材に着脱可能に装着された外キャップとを備え、
前記外キャップは、該外キャップを前記壁部材から離脱させて反転させ、前記第1のねじ部と逆ねじの第2のねじ部を介して、前記内キャップに着脱可能に装着することで、前記内キャップを前記口部から離脱させることが可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記内キャップは、前記口部に前記第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内筒壁と、該内筒壁の上端を閉塞する内天壁とを有し、
前記外キャップは、前記壁部材に着脱可能に装着された外筒壁と、該外筒壁の上端を閉塞する外天壁とを有し、
前記外天壁は、前記第2のねじ部を介して、前記内天壁に着脱可能に装着することが可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記内天壁の上面には、凹状をなす装着凹部が設けられており、
前記外天壁の上面には、凸状をなす装着凸部が設けられており、
前記装着凸部は、前記第2のねじ部を介して、前記装着凹部に着脱可能に装着することが可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記内キャップは、前記口部に前記第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内筒壁と、該内筒壁の上端を閉塞する内天壁とを有し、
前記外キャップは、前記壁部材に着脱可能に装着された外筒壁と、該外筒壁の上端を閉塞する外天壁とを有し、
前記外天壁は、前記第2のねじ部を介して、前記内筒壁に着脱可能に装着することが可能である。
本発明の1つの実施形態として、
前記壁部材は、前記外キャップを装着不能な非装着部と、該非装着部に片持ち支持され、外キャップが着脱可能に装着された少なくとも1つの弾性片とからなり、
前記少なくとも1つの弾性片の各々は、前記内キャップを前記口部から離脱させることで前記内キャップからの押圧力が除去されて内側に弾性変形し、再び前記内キャップを前記口部に装着するまでは前記外キャップを装着不能とするように構成されている。
本発明の1つの実施形態として、前記少なくとも1つの弾性片の各々は、その下端部分で前記非装着部に片持ち支持されている。
本発明の1つの実施形態として、
前記少なくとも1つの弾性片の各々は、その自由端側部分から内側に突出すると共に前記内キャップと当接した当接凸部を有し、
前記当接凸部の上面は、該当接凸部の基端側から先端側に向かうにつれて前記口部の先端側から基端側に向かうように傾斜している。
本発明の1つの実施形態として、前記外キャップは、第3のねじ部又は嵌合部を介して、前記壁部材に着脱可能に装着されている。
本発明の1つの実施形態として、前記容器体は、前記口部に連なると共に該口部より拡径した胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とをさらに有する。
本開示によれば、容器体の口部を開放するのに特殊な操作を必要とし、且つその操作に要する力を小さくできる容器を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る容器を初期状態で示す縦断面図である。 図1に示す容器を、外キャップを壁部材から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す容器を、外キャップを内キャップに装着した状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す容器を、内キャップを口部から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 図1に示す容器を、容器体から内容物を取り出している状態で示す縦断面図である。 本発明の第2実施形態に係る容器を初期状態で示す縦断面図である。 図6に示す容器を、外キャップを壁部材から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 図6に示す容器を、外キャップを内キャップに装着した状態で示す一部断面側面図である。 図6に示す容器を、内キャップを口部から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 本発明の第3実施形態に係る容器を初期状態で示す縦断面図である。 図10に示す容器を、外キャップを壁部材から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 図10に示す容器を、外キャップを内キャップに装着した状態で示す一部断面側面図である。 図10に示す容器を、内キャップを口部から離脱させた状態で示す一部断面側面図である。 (a)は、図10に示す容器を、内キャップを口部から離脱させると共に外キャップを壁部材の外側に配置した状態で示す縦断面図である。(b)は、(a)に示す壁部材の上面図である。 図10に示す容器について、口部に内キャップを装着するときの状態を示す縦断面図である。 (a)は、図10に示す容器について、口部に内キャップを装着した状態を示す縦断面図である。(b)は、(a)に示す壁部材の上面図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る容器について詳細に例示説明する。本明細書において、上方とは、口部から視て口部の先端側(例えば、図1における上方)を意味し、下方とは、口部から視て口部の基端側(例えば、図1における下方)を意味する。
まず、図1〜図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る容器1Aについて詳細に例示説明する。図1に示すように、本実施形態に係る容器1Aは、容器体2と、内キャップ3と、壁部材4と、外キャップ5とを備えている。図1に示す初期状態では、内キャップ3が容器体2の口部2aに装着されると共に外キャップ5が壁部材4に装着されている。以下、この初期状態を基準にして、容器1Aの構成を説明する。
容器体2は、図1に示すように、内容物Cの収容空間Sに通じる筒状(本実施形態では円筒状)の口部2aを有している。本実施形態では、容器体2は、口部2aに連なると共に口部2aより拡径した胴部2bと、胴部2bの下端を閉塞する底部2cとをさらに有している。容器体2は、このような口部2a、胴部2b及び底部2cからなるボトル状をなすものに限られず、例えばカップ状をなしていてもよい。本実施形態では、容器体2は、合成樹脂製のブロー成形品である。しかし、材料及び成形方法は、これに限られない。
内キャップ3は、図1に示すように、口部2aに第1のねじ部6を介して着脱可能に装着されている。本実施形態では、内キャップ3は、口部2aに第1のねじ部6を介して着脱可能に装着された(本実施形態では円筒状の)内筒壁3aと、内筒壁3aの上端を閉塞する内天壁3bとを有している。第1のねじ部6は、口部2aの外周面に設けられた第1の雄ねじ6aと、内筒壁3aの内周面に設けられた第1の雌ねじ6bとからなっている。本実施形態では、内キャップ3は、合成樹脂製の射出成形品である。しかし、材料及び成形方法は、これに限られない。
壁部材4は、図1に示すように、容器体2に保持され、内キャップ3の外側に配置されている。本実施形態では、壁部材4は、筒状(本実施形態では円筒状)の周壁4aと、周壁4aにおける下部から(径方向)内側に突出する係止凸部4bとを有している。係止凸部4bは、口部2aにおける基端側部分に設けられた係止凹部2d内に配置されている。係止凸部4bは、係止凹部2dと係合することで、壁部材4が口部2aから離脱するのを阻止することができる。係止凸部4bは、係止凹部2dと係合することで、壁部材4が口部2aに対して回転するのを阻止することができる。係止凸部4bは、周方向に間隔を空けて配置された複数の凸部4cからなっており、係止凹部2dは、周方向に間隔を空けて配置された複数の凹部2eからなっている。各凸部4cは、当該凸部4cの基端側から先端側に向かうにつれて口部2aの基端側から先端側に向かうように傾斜した板状をなしている。したがって、各凸部4cは、壁部材4を口部2aに装着するときに、凹部2eの上端部分を、上方から下方に向けて乗り越えるように弾性変形することができる。周壁4aは、内キャップ3の内筒壁3aと対向するように配置されている。本実施形態では、壁部材4は、合成樹脂製の射出成形品である。しかし、材料及び成形方法は、これに限られない。
外キャップ5は、図1に示すように、壁部材4に着脱可能に装着されている。本実施形態では、外キャップは、第3のねじ部7を介して、壁部材4に着脱可能に装着されている。しかし、外キャップは、第3のねじ部7の代わりに嵌合部を介して、壁部材4に着脱可能に装着された構成としてもよい。この場合、壁部材4を口部2aに対して回転できるように構成してもよい。本実施形態では、外キャップ5は、壁部材4に第3のねじ部7を介して着脱可能に装着された(本実施形態では円筒状の)外筒壁5aと、外筒壁5aの上端を閉塞する外天壁5bとを有している。第3のねじ部7は、壁部材4の周壁4aの外周面に設けられた第3の雄ねじ7aと、外筒壁5aの内周面に設けられた第3の雌ねじ7bとからなっている。
外キャップ5は、図2に示すように外キャップ5を壁部材4から離脱させて、図3に示すように、反転させ、第1のねじ部6と逆ねじの第2のねじ部8を介して、内キャップ3に着脱可能に装着することで、図4に示すように、内キャップ3を口部2aから離脱させることが可能である。このように、第2のねじ部8は第1のねじ部6と逆ねじに構成されているので、反転させた外キャップ5を一方向に回転させるだけで、外キャップ5を内キャップ3に螺着して内キャップ3を口部2aから螺脱させることができる。本実施形態では、第1のねじ部6は右ねじ、第2のねじ部8は左ねじとしているが、第1のねじ部6を左ねじ、第2のねじ部8を右ねじとしてもよい。内キャップ3を口部2aから離脱させた後は、図5に示すように、容器体2を傾倒させて内容物Cを取り出すことができる。外キャップ5及び内キャップ3は、第2のねじ部8で結合しているので、どちらか一方を無くしてしまうおそれがない。内容物Cを取り出した後は、逆の手順で初期状態に戻すことができる。
本実施形態では、図3に示すように、外キャップ5の外天壁5bは、第2のねじ部8を介して、内天壁3bに着脱可能に装着することが可能である。図1に示すように、内天壁3bの上面には、凹状をなす装着凹部3cが設けられており、外天壁5bの上面には、凸状をなす装着凸部5cが設けられている。装着凸部5cは、図3に示すように、第2のねじ部8を介して、装着凹部3cに着脱可能に装着することが可能である。第2のねじ部8は、装着凸部5cの外周面に設けられた第2の雄ねじ8aと、装着凹部3cの内周面に設けられた第2の雌ねじ8bとからなっている。装着凹部3cと装着凸部5cとの配置を逆転させて、内天壁3bの上面に装着凸部5cを設け、外天壁5bの上面に装着凹部3cを設けた構成としてもよい。本実施形態では、第1のねじ部6と第2のねじ部8とは同軸となっている(すなわち、共通の中心軸線Oを有している)。第3のねじ部7は、第1のねじ部6と同軸となっている。本実施形態では、外キャップ5は、合成樹脂製の射出成形品である。しかし、材料及び成形方法は、これに限られない。
本実施形態に係る容器1Aによれば、外キャップ5を壁部材4から離脱させるだけでは、図2に示すように、内キャップ3が(径方向)外側から壁部材4に囲まれているので、内キャップ3を口部2aから取り外すことができない。口部2aを開放するためには、外キャップ5を、反転させ、第2のねじ部8を介して内キャップ3に装着し、内キャップ3と共に口部2aから離脱させるという特殊な操作が必要となる。したがって、本実施形態に係る容器1Aによれば、チャイルドプルーフ機能を得ることができる。また、上記操作は、内キャップ3より外キャップ5が大径となることによって、小さな力で行うことができる。
次に、図6〜図9を参照して、本発明の第2実施形態に係る容器1Bについて詳細に例示説明する。図6〜図9に示すように、本実施形態に係る容器1Bは、第2のねじ部9の構成が異なる他は、第1実施形態に係る容器1Aの場合と同様の構成となっている。図6に示す初期状態では、内キャップ10が容器体2の口部2aに装着されると共に外キャップ11が壁部材12に装着されている。以下、この初期状態を基準にして、容器1Bの構成を説明する。
本実施形態では、図6に示すように、第2のねじ部9は、内キャップ10の内筒壁10aの外周面に設けられた第2の雄ねじ9aと、外キャップ11の外天壁11aの上面に設けられた凹部11bの内周面に設けられた第2の雌ねじ9bとからなっている。したがって、外天壁11aは、第2のねじ部9を介して、内筒壁10aに着脱可能に装着することが可能である。本実施形態では、壁部材12は、内筒壁10aに設けた第2の雄ねじ9aを露出させるために、第1実施形態の場合よりも上下方向の幅が小さく構成されている。
本実施形態に係る容器1Bによれば、第1実施形態の場合と同様の効果を得ることができる。本実施形態においても、第1実施形態の場合と同様に、容器体2の形状や、外キャップ11を壁部材12に装着するための構成など、種々の変更が可能である。
次に、図10〜図16を参照して、本発明の第3実施形態に係る容器1Cについて詳細に例示説明する。図10〜図14に示すように、本実施形態に係る容器1Cは、壁部材13の構成と、外キャップ14を壁部材13に装着するための構成とが異なる他は、第2実施形態に係る容器1Bの場合と同様の構成となっている。図10に示す初期状態では、内キャップ10が容器体2の口部2aに装着されると共に外キャップ14が壁部材13に装着されている。以下、この初期状態を基準にして、容器1Cの構成を説明する。
本実施形態では、壁部材13は、図10に示すように、外キャップ14を装着不能な非装着部13aと、該非装着部13aに片持ち支持され、外キャップ14が着脱可能に装着された少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の弾性片13bとからなっている。弾性片13bは1つ、又は3つ以上設けてもよい。本実施形態では、2つの弾性片13bは、互いに対向するように配置されている。本実施形態では、外キャップ14は、嵌合部15を介して、各弾性片13bに着脱可能に装着されている。嵌合部15は、外キャップ14の外筒壁14aの内周面に設けられた周方向に亘って延在する凸部15aと、各弾性片13bの外周面に設けられた周方向に亘って延在する凸部15bとからなっている。嵌合部15は、このような形状の凸部15a及び凸部15bからなるものに限られず、他の形状の凸部及び凸部からなってもよいし、凸部及び凹部からなってもよい。外キャップ14は、嵌合部15の代わりにねじ部を介して、各弾性片13bに着脱可能に装着された構成としてもよい。
本実施形態では、各弾性片13bは、図13に示すように、内キャップ10を口部2aから離脱させることで内キャップ10からの押圧力が除去されて(径方向)内側に弾性変形し、図14に示すように、再び内キャップ10を口部2aに装着するまでは外キャップ14を装着不能とするように構成されている。図14において、各弾性片13bの凸部15bは外筒壁14aの凸部15aより(径方向)内側に位置しているため、各弾性片13bの凸部15bと外筒壁14aの凸部15aとは互いに嵌合することができない。
本実施形態では、各弾性片13bは、図10に示すように、その下端部分で非装着部13aに片持ち支持されている。下端部分に代えて、上端部分又は側端部分で片持ち支持する構成としてもよい。
本実施形態では、各弾性片13bは、図10に示すように、その自由端側部分から(径方向)内側に突出すると共に内キャップ10と当接した当接凸部13cを有している。当接凸部13cの上面は、当接凸部13cの基端側から先端側に向かうにつれて口部2aの先端側から基端側に向かうように傾斜している。したがって、図15に示すように、内キャップ10を口部2aに装着するときに、内キャップ10の内筒壁10aの下端が、各弾性片13bの当接凸部13cの上面に当接し、内キャップ10の下降に伴ってスムーズに各弾性片13bを(径方向)外側に押して変形させ、図16に示すような、外キャップ14を装着可能な状態にすることができる。
壁部材13の非装着部13aは、図16(b)に示すように、2つの弾性片13bと共に全体として筒状(本実施形態では円筒状)をなす包囲壁13dと、包囲壁13dにおける下部から(径方向)内側に突出する係止凸部13eとを有している。係止凸部13eは、第1実施形態における係止凸部4bと同様(ただし、係止凸部13eを構成する複数の凸部13fは、弾性片13bに対して周方向にずれた位置のみに設けられている)の構成となっている。本実施形態では、係止凸部13eは、第1実施形態の場合と同様に、口部2aと係合することで、壁部材13が口部2aに対して回転するのを阻止するように構成されている。しかし、壁部材13を口部2aに対して回転できるように構成してもよい。本実施形態では、壁部材13は、合成樹脂製の射出成形品である。しかし、材料及び成形方法は、これに限られない。
本実施形態に係る容器1Cによれば、内キャップ10を口部2aに装着しない限り、図14に示すように、外キャップ14を壁部材13に装着することができない。このため、内キャップ10を口部2aに装着し忘れることがない。したがって、本実施形態に係る容器1Cによれば、第2実施形態の場合と同様の効果を得ることができる上に、より確実なチャイルドプルーフ機能を得ることができる。本実施形態においても、第2実施形態の場合と同様に、容器体2の形状など、種々の変更が可能である。外キャップ14の外天壁14b(図10参照)を、第1実施形態の場合と同様に、第2のねじ部(図示省略)を介して内天壁10bに着脱可能に装着した構成としてもよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、前述したところは本発明の実施形態の一例を示したにすぎず、発明の要旨を逸脱しない限り、種々の変更を加えてよいことは言うまでもない。
1A、1B、1C 容器
2 容器体
2a 口部
2b 胴部
2c 底部
2d 係止凹部
2e 凹部
3 内キャップ
3a 内筒壁
3b 内天壁
3c 装着凹部
4 壁部材
4a 周壁
4b 係止凸部
4c 凸部
5 外キャップ
5a 外筒壁
5b 外天壁
5c 装着凸部
6 第1のねじ部
6a 第1の雄ねじ
6b 第1の雌ねじ
7 第3のねじ部
7a 第3の雄ねじ
7b 第3の雌ねじ
8 第2のねじ部
8a 第2の雄ねじ
8b 第2の雌ねじ
9 第2のねじ部
9a 第2の雄ねじ
9b 第2の雌ねじ
10 内キャップ
10a 内筒壁
10b 内天壁
11 外キャップ
11a 外天壁
11b 凹部
12 壁部材
13 壁部材
13a 非装着部
13b 弾性片
13c 当接凸部
13d 包囲壁
13e 係止凸部
13f 凸部
14 外キャップ
14a 外筒壁
14b 外天壁
15 嵌合部
15a 凸部
15b 凸部
C 内容物
S 収容空間
O 中心軸線

Claims (9)

  1. 内容物の収容空間に通じる筒状の口部を有する容器体と、
    前記口部に第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内キャップと、
    前記容器体に保持され、前記内キャップの外側に配置された壁部材と、
    前記壁部材に着脱可能に装着された外キャップとを備え、
    前記外キャップは、該外キャップを前記壁部材から離脱させて反転させ、前記第1のねじ部と逆ねじの第2のねじ部を介して、前記内キャップに着脱可能に装着することで、前記内キャップを前記口部から離脱させることが可能である、容器。
  2. 前記内キャップは、前記口部に前記第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内筒壁と、該内筒壁の上端を閉塞する内天壁とを有し、
    前記外キャップは、前記壁部材に着脱可能に装着された外筒壁と、該外筒壁の上端を閉塞する外天壁とを有し、
    前記外天壁は、前記第2のねじ部を介して、前記内天壁に着脱可能に装着することが可能である、請求項1に記載の容器。
  3. 前記内天壁の上面には、凹状をなす装着凹部が設けられており、
    前記外天壁の上面には、凸状をなす装着凸部が設けられており、
    前記装着凸部は、前記第2のねじ部を介して、前記装着凹部に着脱可能に装着することが可能である、請求項2に記載の容器。
  4. 前記内キャップは、前記口部に前記第1のねじ部を介して着脱可能に装着された内筒壁と、該内筒壁の上端を閉塞する内天壁とを有し、
    前記外キャップは、前記壁部材に着脱可能に装着された外筒壁と、該外筒壁の上端を閉塞する外天壁とを有し、
    前記外天壁は、前記第2のねじ部を介して、前記内筒壁に着脱可能に装着することが可能である、請求項1に記載の容器。
  5. 前記壁部材は、前記外キャップを装着不能な非装着部と、該非装着部に片持ち支持され、外キャップが着脱可能に装着された少なくとも1つの弾性片とからなり、
    前記少なくとも1つの弾性片の各々は、前記内キャップを前記口部から離脱させることで前記内キャップからの押圧力が除去されて内側に弾性変形し、再び前記内キャップを前記口部に装着するまでは前記外キャップを装着不能とするように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の容器。
  6. 前記少なくとも1つの弾性片の各々は、その下端部分で前記非装着部に片持ち支持されている、請求項5に記載の容器。
  7. 前記少なくとも1つの弾性片の各々は、その自由端側部分から内側に突出すると共に前記内キャップと当接した当接凸部を有し、
    前記当接凸部の上面は、該当接凸部の基端側から先端側に向かうにつれて前記口部の先端側から基端側に向かうように傾斜している、請求項5又は6に記載の容器。
  8. 前記外キャップは、第3のねじ部又は嵌合部を介して、前記壁部材に着脱可能に装着されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の容器。
  9. 前記容器体は、前記口部に連なると共に該口部より拡径した胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とをさらに有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の容器。
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