JP2018183422A - ハンガーパイプ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パイプを支柱に取り付けただけで固定することができるハンガーパイプ装置を提供する。
【解決手段】 複数のスリットを有する支柱9と、先端部にパイプ8の外径より大きい開口部と後端部にスリットに挿入される係合フックとを有するハンガーブラケット1と、開口部に取り付けられパイプ8を固定するパイプ用固定具3と、を備えるハンガーパイプ装置において、パイプ用固定具3は、ベースと、このベースから前記開口部側へ突出する当接部を有し、当接部は、パイプの移動方向に対して後端部から先端部に向かって開口部側へ突出するようにテーパー形状に形成され、左右一対のハンガーブラケット11のそれぞれの開口部にパイプ8を挿入し、それぞれのハンガーブラケット8の係合フックを支柱9のスリットに挿入し、ハンガーブラケット1を支柱9に固定すると共に、パイプ用固定具3の先端部側の当接部をパイプ8に当接させてパイプ8が固定される。
【選択図】 図13

Description

この発明は、ハンガーパイプ装置に関し、特に、ハンガーブラケットの開口部に挿入されたパイプを固定するハンガーパイプ装置に関するものである。
衣料品を陳列や収納する時などに、ハンガーパイプ装置を用いることが多い。このハンガーパイプ装置としては、一対の支柱のそれぞれに設けられた係合孔に、各ハンガーブラケットのフックを係合し、これらのハンガーブラケットの先端部に設けられた開口部にハンガー等を掛けるパイプが挿入されて、取り付けられたものが知られている。
ハンガーブラケットの開口部は、パイプを挿入するため、パイプの外形より少し大きく形成されている。このため、パイプを押すと、パイプがハンガーブラケットの開口部から移動する。そこで、この出願人は、パイプの固定を行うハンガーパイプ装置を提案している(特許文献1参照)。このハンガーパイプ装置を図14〜図19を参照して説明する。ハンガーパイプ装置は、先端部にパイプの外径より大きい開口部110を有するブラケット100と、開口部110に挿入されるパイプ108と、開口部110に取り付けられパイプ108を固定するパイプ用固定具130とを備える。
前記ハンガーブラケット100は、開口部110の後端部の中央側に、パイプ用固定具130が装着される切り欠き凹所114とこの凹所114から後端部側に離れて、パイプ用固定具130を取り付けるための円孔113が設けられている。そして、凹所114と円孔113とを繋ぐ切り欠き凹部112が設けられている。この開口部110に設けられた切り欠き凹部112は、ねじ体150のねじ部151は通過するが円筒部152は通過できない大きさに形成されている。
パイプ用固定具130は、固定具本体130a、ナット部104、ねじ体150とからなる。固定具本体130aは、ベース136から一対の爪部135、135が設けられ、この爪部135、135間の間隙は、ハンガーブラケット100がはめ込まれる溝部134として用いられる。ベース136の爪部135とは逆の面には、パイプ108と当接する一対の先端部133が設けられている。両爪部135には、ねじ体150が挿入される長孔131と、ナット部140の先端部又は及びねじ体150の頭部の挿入されるテーパー状の受け部132が長孔131に連接して爪部135の表面側まで設けられている。
ナット部104は、先端部が固定具本体130aの受け部132にはまり込むように受け部132のテーパーと同様のテーパー形状に形成されている。ねじ体150は、頭部に連接して円筒部152が設けられ、この円筒部152から先にねじ部151に設けられている。前述したように、ねじ部151は、切り欠き凹部112を通過する大きさに形成され、円筒部152はねじ部151より大径で切り欠き凹部112は通過できないが円孔113にははまり込む大きさになっている。また、円筒部152の長さは、爪部135の厚さと溝部134の幅を合計した長さと同等かそれよりも少し長く形成されている。ねじ部151の長さは、爪部135の厚さと溝部134の幅とナット部140にねじ込みナット部140が保持できる程度の長さを合計した長さに形成されている。
そして、固定具本体130aにねじ体150及びナット部104を取り付けた状態のパイプ用固定具130を用意し、図17に示すように、ねじ体150を緩め、ハンガーブラケット100の凹所114の切り欠き凹部112にねじ部151が臨む位置に配置する。図15に示すように、ねじ部151をブラケット100の切り欠き凹部112を通過させ、円孔113の位置でねじ部151をナット部104にねじ込み、円孔113に円筒部152を到達させて、ハンガーブラケット100にパイプ用固定具130を取り付ける。
次に、ハンガーブラケット100にパイプ用固定具3を装着した後、開口部10にパイプ108を固定する方法につき図18及び図19を参照して説明する。図18に示すように、ハンガーブラケット100の開口部110にパイプ108を挿入する。そして、円孔113の位置にねじ体150の円筒部152が挿入され、ナット部104をねじ込んでいくとナット部104はこの位置でハンガーブラケット100に近づいて移動することになる。図19に示すように、ナット部104が移動すると、ナット部104の先端がテーパー状の受け部132に当接する。受け部132にナット部104の先端が当接して進んでいくと固定具本体130aはハンガーブラケット100の先端部側にスライドして移動することになる。この移動により、開口部110に挿入されたパイプ108が固定される。
特開2015−81699号公報
上記した特許文献1に記載のハンガーパイプ装置は、パイプ108を固定するのに、ナット部104をねじ込む作業を要する。
この発明は、パイプを支柱に取り付けただけで固定することができる作業性が良好なハンガーパイプ装置を提供することにある。
この発明のハンガーパイプ装置は、複数のスリットを有する支柱と、先端部にパイプの外径より大きい開口部と後端部に前記スリットに挿入される係合フックとを有するハンガーブラケットと、前記開口部に取り付けられ前記パイプを固定するパイプ用固定具と、を備えるハンガーパイプ装置において、前記パイプ用固定具は、ベースと、このベースから前記開口部側へ突出する当接部を有し、前記当接部は、前記パイプの移動方向に対して後端部から先端部に向かって開口部側へ突出するようにテーパー形状に形成され、左右一対のハンガーブラケットのそれぞれの開口部にパイプを挿入し、それぞれのハンガーブラケットの係合フックを前記支柱のスリットに挿入し、前記ハンガーブラケットを前記支柱に固定すると共に、前記パイプ用固定具の先端部側の当接部を前記パイプに当接させて前記パイプが固定されることを特徴とする。
また、前記当接部は、前記ベースの上端部と下端部に前記ベースより突出して設ければよい。
また、前記ハンガーブラケットに、前記開口部の後端部側に設けられ、前記パイプ用固定具が装着される切り欠き凹所と、この凹所から後端部側に離れて設けられ、前記パイプ用固定具を取り付けるための円孔とを設け、前記パイプ用固定具は、ベースから前記ハンガーブラケットが挿入される間隙を有して立設する一対爪部と、前記円孔に臨む位置に設けられた取り付け孔とを設け、前記凹所から前記パイプ用固定具の爪部の間にハンガーブラケットを挿入し、前記取り付け孔と円孔の間を取り付けリベットで固定するように構成できる。
この発明は、ハンガーブラケットの開口部にパイプを挿入し、ハンガーブラケットの係合フックを支柱のスリットに差し込むだけで、ハンガーブラケットの固定と、ハンガーブラケットの開口部に挿入されたパイプの固定を同時に行えるので、作業性が格段に良くなる。
この発明の一実施形態に係り、円柱のパイプを保持するための右側用ハンガーブラケットにパイプ用固定具と抜け止め具を取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係り、円柱のパイプを保持するための左側用ハンガーブラケットにパイプ用固定具と抜け止め具を取り付けた状態を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係り、円柱のパイプを保持するための右側用ハンガーブラケットからパイプ用固定具、抜け止め具を取り外した状態を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に用いるパイプ用固定具の斜視図である。 この発明の一実施形態に用いるパイプ用固定具の斜視図である。 この発明の一実施形態に用いるパイプ用固定具の正面図である。 この発明の一実施形態に用いるパイプ用固定具の上面図である。 この発明の一実施形態に係り、円柱のパイプを保持するためのハンガーブラケットにパイプ用固定具を取り付けた状態を示す上面図である。 この発明の一実施形態に係り、円柱のパイプを保持するためのハンガーブラケットにパイプ用固定具を取り付けた状態を示す正面図である。 この発明の一実施形態に係り、パイプ用固定具を取り付けたハンガーブラケットにパイプを挿入した状態を示す上面図である。 この発明の一実施形態に係り、パイプ用固定具を取り付けたハンガーブラケットにパイプを固定した状態を示す上面図である。 この発明の一実施形態に係り、パイプを挿入したハンガーブラケットを支柱に固定した状態を示す斜視図である。 この発明の一実施形態に係り、パイプを挿入したハンガーブラケットを支柱に固定した状態を示す上面図である。 従来の円柱のパイプを保持するためのハンガーブラケットを示す斜視図である。 従来の円柱のパイプを保持するためのハンガーブラケットにパイプ用固定具と抜け止め具を取り付けた状態を示す斜視図である。 従来のパイプ用固定具の分解斜視図である。 従来のハンガーブラケットにパイプ用固定具を取り付ける状態を示す斜視図である。 従来のハンガーブラケットの開口部にパイプを挿入しパイプ用固定具でパイプを固定する状態を示す説明図であり、パイプを挿入した状態を示している。 従来のハンガーブラケットの開口部にパイプを挿入しパイプ用固定具でパイプを固定する状態を示す説明図であり、パイプを固定した状態を示している。
この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明の重複を避けるためにその説明は繰返さない。
この発明のハンガーパイプ装置は、図12に示すように、壁等に固定される支柱9に複数のスリット91が設けられ、このスリット91にハンガーブラケット1の後端部に設けられた係合フック11(図1、図2参照)を差し込んで装着される。そして、ハンガーブラケット1の開口部にパイプ8が挿入される。このハンガーブラケット1には、パイプ用固定具3が取り付けられ、ハンガーブラケット1の開口部10に挿入されたパイプ8を固定する。
さらに、このハンガーブラケット1には、抜け止め具7が装着され、スリット91とフック11との間に抜け止め具7の一部が入り込み、ハンガーブラケット1が支柱9より脱落することを防止している。この抜け止め具7は、突起71が出没自在に設けられ、支柱9のスリット91に係合フック11を差し込むときには、内部に入り込む。そして、係合フック11を係止した後は、突起71が突出し、係合フック11の上面とスリット91との間に突起71が入り込み、ブラケット1の脱落を防止する。
図1及び図2は、円柱のパイプを保持するためのハンガーブラケット1の一例を示している。図3は、ハンガーブラケット1からパイプ用固定具3を取り外した状態を示している。ハンガーブラケット1自体は、右側用も左側同じであり、後述するように、パイプ用固定具3の取り付け方向を異ならせて、右側用ハンガーブラケット1(図1参照)、左側ハンガーブラケット1(図2参照)として用いる。
ハンガーブラケット1は金属板製のものであり、後端部に支柱9(図12参照)のスリット91に対応した係合フック11が上下に一定間隔をおいて3か所に設けられた、いわゆる3爪のタイプである。なお、係合フック11が上下に一定間隔をおいて2か所に設けられた2爪のタイプ、係合フック11が1つの1爪のタイプなど、係合フック11を有するハンガーブラケット1にこの発明は適用することができる。
ハンガーブラケット1の先端部には、パイプの外径より少し大きく形成された円形の開口部10が設けられている。
図3に示すように、開口部10の後端部側の中央部には、挿入されたパイプを固定するためのパイプ用固定具3が装着される切り欠き凹所14とこの切り欠き凹所14から後端部側に離れて、パイプ用固定具3を取り付けるための円孔13が設けられている。
図1及び図2は、ハンガーブラケット1の切り欠き凹所14にパイプ用固定具3を装着して、取り付け用リベット4でハンガーブラケット1にパイプ用固定具3を取り付けた状態を示している。この実施形態は、取り付け用リベット4でパイプ用固定具3をリベット固定するので、パイプ用固定具3をリベット固定した後は、ハンガーブラケット1からパイプ用固定具3は外れることはない。
図4〜図7に示すように、パイプ用固定具3は、ベース30の一方の面からハンガーブラケット1が挿入される間隙を有して立設する爪部31a、31bが設けられる。この爪部31a、31b間の間隙は、ハンガーブラケット1がはめ込まれる溝部34として用いられる。この実施形態では、ハンガーブラケット1の厚さが3mmであるので、溝部34の幅は3mmより少し大きくしている。両爪部31a、31bには、取り付け用リベット4が挿入される孔32が設けられている。
ベース30の爪部31a、31bの反対側の面(以下、他方の面という。)には、パイプ8と当接する一対の当接部33が設けられている。この当接部33は、ベース30の上端部と下端部からベース30より突出して設けられている。
図7に示すように、このベース30の他方の面は、上下方向から見てパイプ8の移動方向に対して、後端部30aから先端部30bに向かって開口部10側へ突出するようにテーパー形状に形成されている。ベース30の他方の面に設けられた当接部33も同様に開口部10側へ突出するようにテーパー形状に形成されている。
爪部31bは、ベース30がパイプ8の移動方向に対して所定の長さを有して、当接部33が開口部10側へ突出するように形成しているので、溝部34からパイプ8の移動方向に対して長く形成されている。このため、図7に示すように、爪部31aは、上面から見て矩形形状であるのに対して、爪部31bは台形形状に形成されている。
図7に示すように、この実施形態では、ベース30のテーパー形状の角度αは、7.2°とし、その公差が±0.2°としている。テーパー形状の角度αは、7.0°〜7.4°の範囲に設定されている。この実施形態では、ベース30のパイプ8の移動方向の長さは15.3mmとしている。ベース30の溝部34が位置する箇所の長さaは、切り欠き凹所14の長さと同じ長さに形成している。孔32は、パイプ用固定具3の溝部34を切り欠き凹所14に挿入し、爪部31a、31bの間にハンガーブラケット1を嵌め込んだ時に、円孔13が臨む位置に形成している。
上記したパイプ用固定具3の爪部31a、31bをハンガーブラケット1の切り欠き凹所14の位置に合わせ、溝部34を切り欠き凹所14に挿入し、爪部31a、31bの孔32と円孔13とを合わせ、孔32から取り付け用リベット4を挿入し、リベット加工して、ハンガーブラケット1にパイプ用固定具3を固定する。
パイプ用固定具3は、対向するハンガーブラケット1側にパイプ用固定具3の当接部33が開口部10側に突出するように取り付けられている。即ち、図1、図2及び図13に示すように、左右のハンガーブラケット1、1では、パイプ用固定具3を取り付ける方向は逆になっている。
この実施形態では、図8に示すように、ハンガーブラケット1からベース30の先端部30bまでの長さbは9.7mmとしている。図8、図9に示すように、ハンガーブラケット1のパイプ用固定具3の後端部30a側の当接部33とパイプ8とは当接しない。そして、パイプ8をハンガーブラケット1に対して直交する角度にすると、パイプ用固定具3の先端部30a側の当接部33はパイプ8に食い込むように付勢されて当接し、パイプ8を固定することになる。
図10に示すように、パイプ用固定具3を取り付けた一方のハンガーブラケット1の開口部10にパイプ8を当接部33のテーパー角度に沿って挿入する。テーパー角度に沿って挿入することで、パイプ8はパイプ用固定具3の当接部33に沿ってスムーズに開口部10内に挿入される。そして、所定の位置までパイプ8をハンガーブラケット1の開口部10に挿入する。同様に、対向する他方のハンガーブラケット1の開口部10にパイプ8を当接部33のテーパー角度に沿って挿入する。このとき、パイプ用固定具3のベース30の先端部30b側からパイプ8を挿入することになるが、当接部33のテーパー角度に沿って挿入することで、スムーズに開口部10内に挿入される。そして、所定の位置までパイプ8をハンガーブラケット1の開口部10に挿入する。
この時、ハンガーブラケット1、1間の距離は、支柱9間の距離に合わせている。そして、図12及び図13に示すように、壁等に固定される支柱9に複数のスリット91にハンガーブラケット1の後端部に設けられた係合フック11を差し込む。図13に示すように、ハンガーブラケット1、1の係合フック11を支柱9のスリット91に差し込む際には、ハンガーブラケット1とパイプ8との角度は直交するようになる。ハンガーブラケット1とパイプ8が直交すると、図11に示すように、パイプ用固定具3の先端部30a側の当接部33はパイプ8に食い込むように当接して、パイプ8を固定する。
このように、この発明によれば、ハンガーブラケット1の開口部10にパイプ8を挿入し、ハンガーブラケット1の係合フック11を支柱9のスリット91に差し込むだけで、ハンガーブラケット1の固定と、ハンガーブラケット1の開口部10に挿入されたパイプ8の固定を同時に行え、作業性が良好になる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 :ハンガーブラケット
3 :パイプ用固定具
4 :取り付け用リベット
7 :抜け止め具
8 :パイプ
9 :支柱
10 :開口部
11 :係合フック
13 :円孔
14 :切り欠き凹所
30 :ベース
30a :後端部
30b :先端部
31a :爪部
31b :爪部
32 :孔
33 :当接部
34 :溝部
71 :突起
91 :スリット

Claims (3)

  1. 複数のスリットを有する支柱と、先端部にパイプの外径より大きい開口部と後端部に前記スリットに挿入される係合フックとを有するハンガーブラケットと、前記開口部に取り付けられ前記パイプを固定するパイプ用固定具と、を備えるハンガーパイプ装置において、
    前記パイプ用固定具は、ベースと、このベースから前記開口部側へ突出する当接部を有し、前記当接部は、前記パイプの移動方向に対して後端部から先端部に向かって開口部側へ突出するようにテーパー形状に形成され、
    左右一対のハンガーブラケットのそれぞれの開口部にパイプを挿入し、それぞれのハンガーブラケットの係合フックを前記支柱のスリットに挿入し、前記ハンガーブラケットを前記支柱に固定すると共に、前記パイプ用固定具の先端部側の当接部を前記パイプに当接させて前記パイプが固定されることを特徴とするハンガーパイプ装置。
  2. 前記当接部は、前記ベースの上端部と下端部に前記ベースより突出して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のハンガーパイプ装置。
  3. 前記ハンガーブラケットに、前記開口部の後端部側に設けられ、前記パイプ用固定具が装着される切り欠き凹所と、この凹所から後端部側に離れて設けられ、前記パイプ用固定具を取り付けるための円孔とを設け、
    前記パイプ用固定具は、ベースから前記ハンガーブラケットが挿入される間隙を有して立設する一対爪部と、前記円孔に臨む位置に設けられた取り付け孔とを設け、
    前記凹所から前記パイプ用固定具の爪部の間にハンガーブラケットを挿入し、前記取り付け孔と円孔の間を取り付けリベットで固定することを特徴とする請求項1又は2に記載のハンガーパイプ装置。
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