JP2018182884A - モータ制御装置および制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つのADコンバータを用いて3相ブラシレスモータの各相の電流値を計測可能にする。【解決手段】3相ブラシレスモータの各相にパルス電圧を印加して電流を流すモータ制御装置は、パルス電圧を3相ブラシレスモータの相ごとに位相をずらして発生させる発生部と、パルス電圧が印加される3相ブラシレスモータの各相のコイルに流れる電流を所定のサンプリング周期で1相ずつ切り替えて検出する検出部とを備え、発生部が発生する各相のパルス電圧の位相ずれ量と検出部のサンプリング周期との関係は、検出部が前記3相ブラシレスモータの各相について電流を検出することができるように設定されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、3相ブラシレスモータのためのモータ制御装置およびその制御方法に関する。
3相ブラシレスモータは、ブラシ磨耗がないため耐久性が高く、広く用いられている。一般的な3相ブラシレスモータは、3つの相コイルに3相交流電流を流すことで回転トルクを発生する。また、近年の3相ブラシレスモータでは、正弦波を使用して正弦波電流駆動制御をすることで静音性や駆動効率の向上を実現している。さらに、3相正弦波電流の振幅と位相を精密に制御するベクトル制御が一般的になりつつある。ベクトル制御では、各相の指令電圧に基づきインバータのスイッチング素子をオン・オフ操作するパルス幅変調(以降、PWM駆動)によって3相ブラシレスモータが駆動される。このようなベクトル制御では、3相それぞれに流れる電流を正確に検知することが必要である。
3相ブラシレスモータの各相に流れる電流を検知するために、各相に電流センサを設けることが行われている。しかしながら、電流センサは高価であるため、組み込み型のモータ制御装置には向いていない。そのため、特許文献1では、インバータの各スイッチング素子に直列接続されたシャント抵抗を用いて、その両端にかかる電圧から3相に流れる電流を推測する手法が提案されている。
特開2008−48504号公報
特許文献1では、3相の各相に流れる電流を、相ごとに設けられたシャント抵抗の電圧値から取得する。しかしながら、特許文献1では、相ごとに設けられたシャント抵抗に係る電圧値を測定し、デジタル値に変換するADコンバータが相ごとに設けられている。すなわち、高価なADコンバータを3つ必要としており、コストダウンの余地がある。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、1つのADコンバータを用いて3相ブラシレスモータの各相の電流値を計測可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一態様によるモータ制御装置は以下の構成を備える。すなわち、
3相ブラシレスモータの各相にパルス電圧を印加して電流を流すモータ制御装置であって、
前記パルス電圧を前記3相ブラシレスモータの相ごとに位相をずらして発生させる発生手段と、
前記パルス電圧が印加される前記3相ブラシレスモータの各相のコイルに流れる電流を所定のサンプリング周期で1相ずつ切り替えて検出する検出手段と、を備え、
前記発生手段が発生する各相のパルス電圧の位相ずれ量と前記サンプリング周期との関係は、前記検出手段が前記3相ブラシレスモータの各相について電流を検出することができるように設定されている。
本発明によれば、1つのADコンバータを用いて3相ブラシレスモータの各相の電流値をより確実に計測することが可能になる。
第1実施形態のモータ制御装置のブロック図。 各相の電流検出のためのシャント抵抗を含むスイッチング部のブロック図。 第1実施形態のPWM出力および電流検出の挙動を示したタイミング図。 第1実施形態のPWM出力および電流検出の挙動を示したタイミング図。 第2実施形態のPWM出力および電流検出の挙動を示したタイミング図 第2実施形態のPWM出力および電流検出の挙動を示したタイミング図。 PWM制御部102の構成例を示すブロック図。 一般的なサンプリング周期とキャリア信号の位相差の関係を示す図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に関わる本発明を限定するものではなく、また、以下の実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るモータ制御装置の処理ブロックを示している。モータ制御装置は、3相ブラシレスモータ100の各相に印加するパルス電圧を制御する。モータ制御装置は、PI制御部101、PWM制御部102、スイッチング部103、推定部104、シーケンス制御部105、電流検出部106を有する。
電流検出部106は、3相ブラシレスモータ100の各相のコイルに流れる電流(コイル電流)を、所定のサンプリング周期で1相ずつ切り替えて検出する。電流を検出する相およびタイミングは、シーケンス制御部105から出力される検出開始信号(conv_start)および相選択信号(ch_sel)により制御される。推定部104は、電流検出部106によって検出したコイル電流からモータの位置(電気角)や速度を推定する。PI制御部101は、推定部104が推定したモータ位置と速度をもとに比例積分制御を行い、各相に対する指令値を生成し、出力する。
PWM制御部102は、相ごとのカウンタを備え、これらカウンタを周期的にカウントアップ・ダウンさせることにより相ごとのPWMキャリア信号を生成する。また、PWM制御部102は、PI制御部101からの指令値とPWMキャリア信号(カウント値)を比較することにより、3相ブラシレスモータの各コイル端に印加するためのPWM出力信号(パルス電圧ともいう)を生成する。PWM制御部102は、相ごとのカウンタをずらすことにより、3相ブラシレスモータ100の相ごとに位相がずれたパルス電圧を発生させる。また、PWM制御部102は、回転制御周期の開始を通知するトリガ信号(trg)をシーケンス制御部105に出力する。シーケンス制御部105は、PWM制御部102から入力されるトリガ信号(trg)をもとに、電流検出を実行するタイミングを示す検出開始信号(conv_start)と、電流検出の対象となる相の選択を示す相選択信号とを出力する(ch_sel)。スイッチング部103は、PWM制御部102からのPWM出力信号に従って3相ブラシレスモータ100の各相コイルに流れる電流をオン・オフすることにより、3相ブラシレスモータ100を駆動する。なお、本実施形態では、3相ブラシレスモータは位相の早い順に第1相、第2相、第3相とし、電流検出部106はこの順に電流を検出する。以下、第1相、第2相、第3相をU相、V相、W相と記載する。
図2は、スイッチング部103と電流検出部106の詳細を示すブロック図である。スイッチング部103は、U相H側のFET201と、U相L側のFET204と、V相H側のFET202と、V相L側のFET205と、W相H側のFET203と、W相L側のFET206によるブリッジ構成となっている。また、各相のL側のFET204〜206とGNDとの間にはシャント抵抗210〜212が直列に接続されている。各相のH側のFET201〜203は、対応する相のPWM出力信号がHighの場合にオンになり、各相のL側のFET204〜206は対応する相のPWM出力信号がLowの場合にオンになる。したがって、本ブリッジ構成では、例えばU相の場合、FET201がオンするのと同時にFET204がオフになり、FET201をオフするのと同時にFET204がオンになる。FET204がオンになるとシャント抵抗210に電流Iuが流れる。同様に、V相の場合は、FET202をオフするのと同時にFET205をオンするとシャント抵抗211に電流Ivが流れる。W相の場合は、FET203をオフするのと同時にFET206をオンするとシャント抵抗212に電流Iwが流れる。
電流検出部106は、シャント抵抗とGND間の電圧をA/Dコンバータにより検知し、検知した電圧値をシャント抵抗値で除算して電流値を算出する。A/Dコンバータは外付けのICでもよいし、マイコンやASIC等の内部に組み込まれているIPやマクロであってもよい。実施形態では、A/Dコンバータは1つとし、チャネルを切り替えながら時分割で使用する構成とする。すなわち、チャネル0でシャント抵抗210の両端にかかる電圧を検知し、チャネル1でシャント抵抗211の両端にかかる電圧を検知し、チャネル2でシャント抵抗212の両端にかかる電圧を検知している。
A/Dコンバータは、シーケンス制御部105が出力する検出開始信号(conv_start)を受けると、シーケンス制御部105が出力する相選択信号(ch_sel)により選択したチャネルの電圧値の検出を開始する。なお、本実施形態では電流検出部106としてシャント抵抗の電圧値をA/Dコンバータで検知する方法を用いているがこれに限られるものではなく、各相の電流を順次に検知できる構成であればよい。
上述のように、実施形態では、3つのシャント抵抗210〜212に対して1つのADコンバータを用いて、U相→V相→W相と順番にチャネルを切替えて電流値を検知する。PWM駆動パターンによっては、ある相においてスイッチング素子のオン時間が非常に短くなる場合が存在する。このような場合、この相の電流を検知する順番が最後になってしまうと、スイッチング素子がオンしている時間内に電流検知が完了できないといったケースが起こり得る。たとえば、図8において、1つのPWMキャリア信号に基づいてU相、V相、W相のPWM出力信号が図示のように生成された場合を考える。この場合、W相のスイッチング素子のオン時間が短く、U相→V相→W相の順にサンプリング周期tadcで電流値を検知していくと、W相のスイッチング素子がオンしている時間内に電流検知を完了できなくなる。即ち、間違った電流値(スイッチング素子がオンしていない時の電流値)が計測されてしまう、といったケースが発生する。あるいは、こういったケースが生じないように、すなわちPWM駆動パターンを制限する(最小のパルス幅を所定幅以上にする)必要がある。なお、サンプリング周期tadcとは、電流検出部106(ADコンバータ)が3相ブラシレスモータ100の1相分の電流検出を開始してから次の相の電流検出を開始するまでに要する時間である。より具体的には、サンプリング周期は、たとえば、ADコンバータによるサンプリング時間とチャネルの切り替えに要する時間の合計で決定される。あるいは、たとえば、AD変換されたデータを推定部104へ転送するのに要するデータ転送時間で決定される。
本実施形態では、PWM駆動パターンの制限を解消もしくは低減しながら、3相の電流値を確実に測定することを可能にするために、各相のPWM出力信号の位相をずらす。その位相ずれ量は、電流検出部106が各相の電流値検出に要する時間間隔(サンプリング周期)との関係に基づいて決定される。より具体的には、PWM制御部102が発生する3相ブラシレスモータの各相のパルス電圧の位相ずれ量と電流検出部106のサンプリング周期との関係が、電流検出部106が3相ブラシレスモータの各相について電流を検出することができるように設定される。さらに、詳細には、位相ずれ量は、PWM制御部102が発生する各相の最小パルス幅のパルス電圧に応じた各相の電流を電流検出部106が検出できるように設定されることが好ましい。第1実施形態では、PWM制御部102が、U,V,Wの相ごとに位相がADCのサンプリング周期分(tadc)ずれたPWMキャリア信号(三角波)を生成し、U,V,Wの相ごとに位相のずれたPWM出力信号(u、v、w、x、y、z)を発生する。すなわち、PWM制御部102が発生するPWM出力信号(パルス電圧)の位相ずれ量は、電流検出部106が3相ブラシレスモータ100の1相分の電流検出を開始してから次の相の電流検出を開始するまでに要する時間と一致している。
図7(a)は、位相のずれたPWM出力信号を発生するPWM制御部102の構成例を示すブロック図である。三角波生成器121は、U相、V相、W相の各相のPWMキャリアを生成し、比較器122に提供する。比較器122は、PI制御部101からの各相のための指令値と、三角波生成器121からの対応するPWMキャリアとを比較し、PWM出力信号(u、v、w、x、y、z)を出力する。より具体的には、三角波生成器121は、3相ブラシレスモータ100の相ごとの3つのカウンタを有し、周期的にカウントアップ・ダウンさせることにより相ごとのPWMキャリア信号(三角波)を生成する。比較器122は、これら3つのカウンタのカウント値とPI制御部101からの指令値との比較により相ごとのパルス電圧を生成する。したがって、パルス電圧の位相ずれ量は、三角波生成器121の3つのカウンタのカウント値のずれ量により決まる。また、トリガ生成部123は、U相のPWMキャリア信号を生成するためのカウンタの値に基づいてトリガ信号(trg)を生成し、出力する。
図3は、PWM制御部102内で生成されるPWM出力信号と電流検出部106のサンプリング動作を説明するタイミングチャートである。301u、301v、301wはPWM制御部102において、U相・V相・W相それぞれのPWM出力信号を生成するためのPWMキャリア信号である。PWMキャリア信号は回転制御周期(tpwm:例えば100μs)毎にカウントアップ・ダウンを繰り返す。
u-vはU相用のPWMキャリア信号301uとV相用のPWMキャリア信号301vとの位相差(すなわち各パルスの中心の位相差)である。また、tv-wはV相用のPWMキャリア信号301vとW相用のPWMキャリア信号301wの位相差である。第1実施形態では、三角波生成器121は、電流検出部106が電流値を計測し転送する周期tadcに対してこれらPWMキャリア信号の位相差が同じになるように、すなわち、tu-v=tv-w=tadcとなるよう制御する。
302u、302v、302wはU相・V相・W相それぞれのPWM出力信号である。比較器122は、これらのPWM出力信号を、PI制御部101からの各相の指令値と、対応する相のPWMキャリア信号とを比較することにより生成する。なお、PWM出力信号302uはFET204を、PWM出力信号302vはFET205を、PWM出力信号302wはFET206を駆動する波形である。各PWM出力信号がLレベルの時に対応するFET204、FET205、FET206がそれぞれオンしていることを意味している。
トリガ信号(trg)は、PWM制御部102(トリガ生成部123)により、回転制御周期毎の開始タイミングで発行される。ただし、トリガ信号の生成はこれに限られるものではない。たとえば、PWM制御部102でトリガ信号を生成する構成ではなく、不図示のタイマモジュールがトリガ信号を発行し、それをもとにPWM制御部102がPWMキャリア信号を生成し、シーケンス制御部105が検出開始信号、相選択信号を生成する構成でも良い。
シーケンス制御部105はトリガ信号(trg)を受信すると、所定の時間(ttrg−u)待つ。このとき、PWM出力信号が変化してから電流値が安定するまでの待ち時間をtstableとすると、所定の待ち時間ttrg−uは数式1で表すことができる。
[数式1]
trg−u= 回転制御周期÷2 − (PWM最小パルス幅÷2) + tstable
シーケンス制御部105はトリガ信号(trg)を受信してから所定の待ち時間ttrg−uだけ待った後、相選択信号(ch_sel)でU相を選択し、検出開始信号(conv_start)を電流検出部106に対して発行する。電流検出部106はconv_start信号を受けると、ch_selで選択された相(ここではU相)の電流値を取得する。
シーケンス制御部105は、U相選択の状態でconv_start信号を発行してからtu-v(=tadc)後にch_selでV相を選択してconv_startを発行する。これにより、電流検出部106は、V相の電流値を取得する。さらに、V相選択の状態でconv_start信号を発行してからtv−w(=tadc)後にch_selでW相を選択してconv_startを発行する。これにより、電流検出部106は、W相の電流値を取得する。以上により、U相・V相・W相の電流値が逐次取得される。
上記制御をすることにより、各PWMキャリア信号の頂点のタイミングと電流検出部106で各相の電流値を検出するタイミングとの関係を一定にすることができる。したがって、各相の電流値を、各相のPWMキャリア信号の頂点のタイミングの近傍で取得することができ、各相の電流値をより確実に測定することができる。
図3の時間領域311にける詳細なタイミングチャートを図4(a)に示す。図4(a)に示されるように、W相のスイッチング素子(FET206)のON時間が最小の場合であっても、スイッチング素子がONの期間(PWM出力信号がLowの間)に電流検出部106によるW相の電流値の取得が完了する。また、図3の時間領域312における詳細なタイミングチャートを図4(b)に示す。図4(b)に示されるようにU相のスイッチング素子(FET204)のON時間が最小のときも、スイッチング素子がONの期間に電流検出部106によるU相の電流値取得が完了することがわかる。また、本実施形態では、ttrg−uのタイミングでU相の電流値が検出され、その後、各相に印加されるパルス電圧の位相ずれ量と等しいサンプリング周期tadcで各相の電流値が検出される。結果、PWM制御部102が発生する各相の最小パルス幅から、パルス電圧の印加のためにスイッチング素子が要する安定化時間を差し引いた期間において、電流検出部106が各相の電流を検出することができる。したがって、時間の経過とともにU相・V相が最小パルス幅となる時間帯が存在しても、確実に各相の電流値を検出することができる。
以上により、3つのシャント抵抗210〜212に対して1つのADコンバータでチャネルを切替えて電流値を逐次検知する場合においても、スイッチング素子のON時間が非常に短い相の電流値でも確実に時間内に検知することが可能となる。なお、上記実施形態では電流値からモータ位置・速度を推測するセンサレスベクトル制御に適用する例を示したが、センサを用いてベクトル制御する場合にも同様に適用できる。この場合、電流検出結果はPI制御部101において電流制御のみに用いられる事になる。
また、各相のPWMキャリア信号は各相のカウンタにより生成されるものとして説明したが、各相個別に持たず共通のカウンタから生成しても構わない。また、1つのPWMキャリア信号を生成し、遅延回路を用いてPWMキャリア信号を遅延させる構成でもよい。この場合、PWM制御部102は、たとえば、1つのカウンタと、そのカウント値を遅延させる遅延部を有し、遅延部により3相ブラシレスモータの相ごとのPWMキャリア信号(カウント値)を生成するようにする。各相に印加されるパルス電圧の位相ずれ量は、遅延部の遅延時間により制御される。この場合のより具体的な構成例を図7(b)に示す。図7(b)において、三角波生成器121aは1つのカウンタによりPWMキャリア信号(カウント値)を生成する。このPWMキャリア信号は、U相用のPWMキャリア信号となる。遅延器124aは、三角波生成器121aが生成したPWMキャリア信号をtadcだけ遅延して、V相用のPWMキャリア信号を生成する。また、遅延器124bは、三角波生成器121aが生成したPWMキャリア信号をtadc×2だけ遅延して、V相用のPWMキャリア信号を生成する。
また、PWM制御部102は、1つのPWMキャリア(カウンタのカウント値)と相ごとの指令値との比較により相ごとのパルス電圧を生成し、生成されたパルス電圧を相ごとに異なる遅延量で遅延するようにしてもよい。この場合も、パルス電圧の位相ずれ量は、遅延部の遅延時間により制御される。この場合のより具体的な構成例を図7(c)に示す。図7(c)では、共通のPWMキャリア信号(カウント値)を用いて生成されたPWM出力信号(パルス電圧)を遅延する構成が示されている。三角波生成器121aは1つのPWMキャリア信号を出力し、比較器122aは、このキャリア信号とPI制御部101からの指令値と比較し、U相、V相、W相用のPWM出力信号を生成する。ただし、ここで生成される各相のPWM出力信号は、1つのPWMキャリア信号から生成されているため、位相がずれていない。そこで、遅延器124c、124dにより各相のPWM出力信号をずらす。すなわち、遅延器124cは比較器122aが生成したV相用のPWM出力信号をtadcだけ遅延する。また、遅延器124dは比較器122aが生成したW相用のPWM出力信号をtadc×2だけ遅延する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、3つのシャント抵抗に対して1つのADコンバータでチャネルを切替えて電流値を逐次検知する場合において、スイッチング素子のON時間が非常に短い相の電流値でも時間内に検知することが可能となる。これにより、従来よりも高い周波数でのPWM駆動、即ち、従来よりも速い回転数でモータを駆動することが可能となり、駆動効率の良いベクトル制御および信頼性の高いモータ制御装置を提供することができる。
<第2実施形態>
第1実施形態では、PWMキャリア信号の位相ずれ量(tu-v、tv-w)がサンプリング周期tadcと等しくなるように構成したが、これに限られるものではない。すなわち、PWMキャリア信号(あるいはパルス電圧)の位相ずれ量は、電流検出部106のサンプリング周期と必ずしも一致している必要はない。電流値をサンプリングするタイミングと、サンプリング対象の相のPWM出力信号がLowとなるタイミングが一致すれば、各相の電流値を検出することができる。
図5は電流検出部106のサンプリング周期tadcがPWMキャリア信号の位相ずれ量(tu-v、tv-w)より大きい場合を示した図である。図5のtsamplingは、ADコンバータが1相あたりの電流検出に必要なサンプリング時間を示す。図5(a)はU相用PWM出力信号が最小パルス幅となるときのU相の電流値取得タイミングを示している。一般に、tstable<PWM最小パルス幅/2であるため、U相の電流値取得開始はPWMキャリア信号の頂点より前、つまりPWM出力信号のLow区間の中心より前となる。
図5(b)はV相用PWM出力信号が最小パルス幅となるタイミングのV相の電流値取得タイミングを示している。U相のサンプリング開始タイミング(ttrg-u)からサンプリング周期tadcの経過後にV相の電流値取得が開始される。図5(c)はW相用PWM出力信号が最小パルス幅となるタイミングのW相の電流値取得タイミングを示している。V相のサンプリング開始タイミングからさらにサンプリング周期tadcの経過後にW相の電流値取得が開始される。
上記のように、PWM出力がLowの間に電流値を取得することで、PWMの位相ずれと電流値取得の周期であるサンプリング周期が完全には一致せず、サンプリング周期の方が長い場合でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。ただし、最初に電流が検出されるU相の電流検出の開始から最後に電流が検出されるW相の電流検出の完了までの時間が、U相の前記最小パルス幅における安定化時間の経過後からW相の最小パルス幅におけるパルス電圧の立下りまでの時間に納まる必要がある。すなわち、U相用のPWMキャリア信号からW相用のPWMキャリア信号までの間の位相ずれ量とPWM最小パルス幅を加えた時間A内に、安定化時間とU相のサンプリング開始からW相のサンプリング完了までの時間Bが含まれるようにする。時間Aは、「tu−v+tv−w+PWM最小パルス幅」のように表される。また、時間Bは、「tstable+tadc×2+tsampling」のように表される。したがって、サンプリング周期tadc(tadc>tu−v)は、以下の数式2の条件を満たす必要がある。
[数式2]
(tstable+tadc×2+tsampling)<(tu−v+tv−w+PWM最小パルス幅)
また、図6は電流検出部106のサンプリング周期tadcがPWMキャリア信号の位相差(tu-v、tv-w)より小さい場合を示した図である。図6(a)はU相用PWM出力信号が最小パルス幅となるときのU相の電流値取得タイミングを示している。サンプリング周期tadcがPWMキャリア信号の位相差より小さい場合、図6(c)で示されるようにW相の電流値取得タイミングを基準としてV相、U相の電流値取得タイミングが決定される。図6(a)の例では、U相の電流値取得開始タイミングがPWMキャリア信号の頂点より後、つまりPWMがLow区間の中心より後となっており、且つ、PWM出力信号のLow区間内にサンプリングが終了している。
図6(b)はV相用PWM出力信号が最小パルス幅となるタイミングのV相の電流値取得タイミングを示す。U相と同様、PWMがLowの区間内にサンプリングを開始・終了させるタイミングとなっている。図6(c)はW相用のPWM出力信号が最小パルス幅となる場合のW相の電流取得タイミングである。W相用PWM出力信号がLowになった後安定するまで待ち(tstable)、その後電流値の取得を開始してPWM出力信号がLowの間に取得を完了する。このタイミングを実現するため、実施形態では、トリガ信号(trg)の受信後の、ttrg−u+(tu−v+tv−w)−tadc×2の時点をU相の電流値取得開始タイミングとする。このように、PWM出力がLowの間に電流値を取得することで、PWMの位相ずれと電流値取得の周期が完全に一定せず、電流値取得の周期が短い場合でも第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、この場合、最初に電流が検出されるU相の電流検出の終了から最後に電流が検出されるW相の電流検出の開始までの時間が、U相の最小パルス幅の終了からW相の最小パルス幅における安定化時間が経過するまでの時間よりも長いことが必要である。すなわち、U相の電流値のサンプリングを終えた時点からW相の電流値のサンプリングを開始するまでの時間Cが、U相のPWM最小パルスの終了からW相のPWM最小パルスの開始に安定化時間を加えた時間Dよりも大きいことが必要である。時間Cは「tadc×2 −tsampling」、時間Dは、「tu−v+tv−w − PWM最小パルス幅 +tstable」となる。よって、サンプリング周期tadc(tadc<tu−v)は、以下の数式3の条件を満たす必要がある。
[数式3]
(tadc×2 −tsampling)>(tu−v+tv−w − PWM最小パルス幅 +tstable
なお、PWM制御部102が出力するPWMデューティ値の上限(PWM最小パルス幅)は、上記位相ずらし量tu-v=tv-wを基に決定しても良い。
100:3相ブラシレスモータ、101:PI制御部、102:PWM制御部、103:スイッチング部、104:推定部、105:シーケンス制御部、106:電流検出部、201〜206:FET、210〜212:シャント抵抗

Claims (11)

  1. 3相ブラシレスモータの各相にパルス電圧を印加して電流を流すモータ制御装置であって、
    前記パルス電圧を前記3相ブラシレスモータの相ごとに位相をずらして発生させる発生手段と、
    前記パルス電圧が印加される前記3相ブラシレスモータの各相のコイルに流れる電流を所定のサンプリング周期で1相ずつ切り替えて検出する検出手段と、を備え、
    前記発生手段が発生する各相のパルス電圧の位相ずれ量と前記サンプリング周期との関係は、前記検出手段が前記3相ブラシレスモータの各相について電流を検出することができるように設定されていることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記位相ずれ量は、前記発生手段が発生する各相の最小パルス幅のパルス電圧に応じた各相の電流を前記検出手段が検出できるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 前記位相ずれ量は、前記発生手段が発生する各相の最小パルス幅から、パルス電圧の印加のためにスイッチング素子が要する安定化時間を差し引いた期間に、各相の電流を前記検出手段が検出できるように設定されていることを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
  4. 前記発生手段が発生する前記パルス電圧の前記位相ずれ量は、前記検出手段が1相分の電流検出を開始してから次の相の電流検出を開始するまでに要する時間と一致することを特徴とする、請求項3に記載のモータ制御装置。
  5. 前記3相ブラシレスモータのうち最初に電流が検出される第1相における前記電流検出の開始が、前記第1相の最小パルス幅のパルス電圧の印加の開始から前記安定化時間の経過後であることを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
  6. 前記発生手段が発生する前記パルス電圧の前記位相ずれ量は、前記検出手段が1相分の電流検出を開始してから次の相の電流検出を開始するまでに要する時間よりも短く、
    最初に電流が検出される第1相における前記電流検出の開始から最後に電流が検出される第3相における前記電流検出の完了までの時間が、前記第1相の前記最小パルス幅における前記安定化時間の経過後から前記第3相の最小パルス幅におけるパルス電圧の立下りまでの時間に納まることを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  7. 前記発生手段が発生する前記パルス電圧の前記位相ずれ量は、前記検出手段が1相分の電流検出を開始してから次の相の電流検出を開始するまでに要する時間よりも長く、
    最初に電流が検出される第1相における前記電流検出の終了から最後に電流が検出される第3相における前記電流検出の開始までの時間が、前記第1相の前記最小パルス幅の終了から前記第3相の最小パルス幅における前記安定化時間が経過するまでの時間よりも長いことを特徴とする請求項3に記載のモータ制御装置。
  8. 前記発生手段は前記3相ブラシレスモータの相ごとカウンタを有し、前記カウンタの相ごとのカウント値と相ごとの指令値との比較により相ごとの前記パルス電圧を生成し、前記パルス電圧の前記位相ずれ量を、前記カウンタのカウント値のずれ量により制御することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  9. 前記発生手段はカウンタと、前記カウンタのカウント値を遅延させる遅延手段とを有し、前記遅延手段により前記3相ブラシレスモータの相ごとのカウント値を生成し、前記相ごとのカウント値と相ごとの指令値との比較により相ごとの前記パルス電圧を生成し、前記パルス電圧の前記位相ずれ量を、前記遅延手段の遅延時間により制御することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  10. 前記発生手段は、カウンタのカウント値と相ごとの指令値との比較により相ごとのパルス電圧を生成し、生成されたパルス電圧を相ごとに異なる遅延量で遅延する遅延手段を有し、前記パルス電圧の前記位相ずれ量を、前記遅延手段の遅延時間により制御することを特徴とすることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  11. 3相ブラシレスモータの各相にパルス電圧を印加して電流を流すモータ制御装置の制御方法であって、
    前記パルス電圧を前記3相ブラシレスモータの相ごとに位相をずらして発生させる発生工程と、
    前記パルス電圧が印加される前記3相ブラシレスモータの各相のコイルに流れる電流を所定のサンプリング周期で1相ずつ切り替えて検出する検出工程と、を有し、
    前記発生工程で発生する各相のパルス電圧の位相ずれ量と前記サンプリング周期との関係が、前記検出工程が前記3相ブラシレスモータの各相について電流を検出することができるように設定されていることを特徴とするモータ制御装置の制御方法。
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