JP2018180878A - 現金自動取引装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】取引処理の結果を印刷する明細票発行のための消費材削減量を把握する技術を提供する。【解決手段】取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定部と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出部と、を備える。【選択図】図10
Description
本発明は、現金自動取引装置、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
近年、環境保護やコスト削減を目的として、ATM(Automated Teller machine、現金自動取引装置)の利用明細等の取引内容を出力する明細票を、利用者の選択により発行しないようにする取組みが行われている。例えば、不要な明細票の発行を防止する技術(例えば、特許文献1を参照)、サービスの利用料金や利用状況等の利用明細データを管理及び集計する手間を削減する技術(例えば、特許文献2を参照)が提案されている。
不要な明細票の発行を抑制しても、明細票発行の抑制による用紙等の消費材の削減量を把握しなければ、明細票発行数の減少によって削減されたコストは、顧客に還元されたり、環境保護のために使用されたりするなど有効に活用されることがない。
そこで、本発明は、取引処理の結果を印刷する明細票発行のための消費材削減量を把握する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では、取引処理の結果の印刷要否を設定し、印刷不要の場合に、明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出することにした。
詳細には、本発明は、現金自動取引装置であって、取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定部と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出部と、を備える。
上記の現金自動取引装置であれば、取引処理の結果の印刷要否が設定され、明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量から、印刷不要と設定された場合の消費材の削減量を把握することができる。消費材は、例えば、明細票を印刷するための用紙又はインクの少なくとも一方を含む。明細票の印刷要否は、現金自動取引装置において利用者が現金自動取引装置において取引を実行する場合に設定されてもよく、利用者ごと又は利用者の口座番号ごとに予め設定されていてもよい。明細票の印刷不要と設定された場合には、明細票を印刷した場合に使用される消費材の量が、削減された消費材の量となる。明細票を印刷をした場合に使用される消費材の量は、取引処理ごとに予め設定されるようにしてもよい。また、明細票を印刷をした場合に使用される消費材の量は、現金自動取引装置が備える検出装置によって計測されるようにしてもよい。
また、消費材の削減量は、前記明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量及び過去の取引処理のうち明細票の印刷不要と設定された取引処理の件数に基づいて算出されるものであってもよい。このような現金自動取引装置であれば、明細票が印刷されなかった取引処理の件数に応じて削減される消費材の使用量を算出するため、より正確な消費材の削減量を算出することができる。なお、明細票の印刷不要と設定された取引処理の件数は、これまでに環境団体等への寄付の対象となった取引処理の件数は含まないものとする。
また、削減量算出部は、算出された消費材の削減量を消費材の削減額に換算するものであってもよい。このような削減量算出部であれば、利用者に対して、明細票を発行しなかった場合の消費材の削減額を提示することができる。また、削減量算出部は、具体的な削減額を提示することで、利用者の環境保全に対する意識を啓発することができる。
また、現金自動取引装置は、算出された消費材の削減量に応じた金額を寄付金として送金する送金処理部をさらに備え、印刷要否設定部は、寄付金の送金先の設定を受け付けるものであってもよい。このような現金自動取引装置であれば、明細票を発行しない場合の消費材の削減量に応じて環境団体等に寄付することにより、環境保全に対する取り組みを促進することができる。
また、本発明は、情報処理装置であって、1以上の現金自動取引装置から、現金自動取引装置における取引処理の結果を明細票に印刷した場合に使用される消費材の削減量を含む消費材削減情報を受信する受信部と、消費材削減情報に基づいて決定された送金額を寄付金として送金する送金先の情報の設定を受け付ける送金先設定部と、送金額を送金先に送金する送金管理部と、を備えるものであってもよい。
上記の情報処理装置であれば、1以上の現金自動取引装置から、消費材の削減量を含む消費材削減情報を受信し、消費材の削減量に応じた金額を寄付することで、環境保全に対する取り組みを促進することができる。現金自動取引装置から受信する消費材削減情報は、例えば、消費材の削減量及び消費材の削減額の情報を含む。送金先の情報は、例えば、送金先の名称、送金先の口座番号の情報を含む。なお、送金先の情報は、現金自動取引装置から受信されるものであってもよい。
また、本発明は、システムの側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、1以上の現金自動取引装置と、サーバと、を含む情報処理システムであって、現金自動取引装置は、取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定部と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出部と、を備え、サーバは、1以上の現金自動取引装置から、消費材の削減量を含む消費材削減情報を受信する受信部と、消費材削減情報に基づいて決定された送金額を寄付金として送金する送金先の情報の設定を受け付けるか、又は送金先の情報を現金自動取引装置から受信する送金先設定部と、送金額を送金先に送金する送金管理部と、を備えるものであってもよい。
また、本発明は、方法の側面から捉えることもできる。例えば、本発明は、情報処理方法であって、取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定処理と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出処理と、を含むものであってもよい。
また、本発明は、コンピュータプログラムの側面から捉えることもできる。例えば、本
発明は、コンピュータに、取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定処理と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出処理と、を実行させる情報処理プログラムであってもよい。
発明は、コンピュータに、取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定処理と、明細票の印刷不要と設定された場合に、明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて消費材の削減量を算出する削減量算出処理と、を実行させる情報処理プログラムであってもよい。
本発明によれば、取引処理の結果を印刷する明細票発行のための消費材削減量を把握することができる。
以下、実施形態について説明する。以下に示す実施形態は、単なる例示であり、本開示の技術的範囲を以下の態様に限定するものではない。
<システム構成>
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成を例示する図である。実施形態に係る情報処理システム10は、複数のATM1とサーバ2とを備え、ネットワークNによって相互に接続される。ATM1は、金融機関の店舗内外に設置され、預入れ、引出し等の各種取引を実行する現金自動取引装置である。サーバ2は、金融機関に設置されるコンピュータであり、例えば、勘定系システム等の各種コンピュータが例示される。ネットワークNは、勘定系システムとATM1とを接続する専用線やインターネット等の通信網である。ATM1は、「現金自動取引装置」の一例である。サーバ2は、「情報処理装置」の一例である。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成を例示する図である。実施形態に係る情報処理システム10は、複数のATM1とサーバ2とを備え、ネットワークNによって相互に接続される。ATM1は、金融機関の店舗内外に設置され、預入れ、引出し等の各種取引を実行する現金自動取引装置である。サーバ2は、金融機関に設置されるコンピュータであり、例えば、勘定系システム等の各種コンピュータが例示される。ネットワークNは、勘定系システムとATM1とを接続する専用線やインターネット等の通信網である。ATM1は、「現金自動取引装置」の一例である。サーバ2は、「情報処理装置」の一例である。
(ハードウェア構成)
図2は、実施形態に係るATMのハードウェア構成を例示する図である。ATM1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、補助記憶装置14、通信インタフェース(通信IF)15、入力部16、及び出力部17を備えるコンピュータである。なお、ATM1は、CPU11等の汎用プロセッサの代わりに、専用プロセッサや専用回路等により実現されてもよい。
図2は、実施形態に係るATMのハードウェア構成を例示する図である。ATM1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、補助記憶装置14、通信インタフェース(通信IF)15、入力部16、及び出力部17を備えるコンピュータである。なお、ATM1は、CPU11等の汎用プロセッサの代わりに、専用プロセッサや専用回路等により実現されてもよい。
CPU11は、中央演算処理装置であり、RAM12等に展開された各種プログラムの命令及びデータを処理することで、RAM12、補助記憶装置14等を制御する。RAM12は、主記憶装置であり、CPU11によって制御され、各種命令やデータが書き込まれ、読み出される。ROM13は、読出し専用であり、主記憶装置としてBIOS(Ba
sic Input/Output System)やファームウェア等を記憶する。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、RAM12にロードされる各種プログラム等、永続性が求められる情報が書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等である。
sic Input/Output System)やファームウェア等を記憶する。補助記憶装置14は、不揮発性の記憶装置であり、RAM12にロードされる各種プログラム等、永続性が求められる情報が書き込まれ、読み出される。補助記憶装置14は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等である。
通信IF15は、ゲートウェイ等を介して世界規模の公衆パケット通信網であるインターネット、WAN(Wide Area Network)、その他の通信網に接続するためのインタフェースである。通信IF15は、例えばLocal Area Network(LAN)カードである。
入力部16は、例えば、タッチパネル等のポインティングデバイス、キーボード、操作ボタン等であり、操作入力を受け付ける。出力部17は、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、LCD)、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイ等の表示装置を含む。
図3は、実施形態に係るサーバのハードウェア構成を例示する図である。サーバ2は、CPU21、RAM22、ROM23、補助記憶装置24、通信IF25、入力部26、及び出力部27を備えるコンピュータである。サーバ2が備える各構成要素は、それぞれATM1が備えるCPU11、RAM12、ROM13、補助記憶装置14、通信IF15、入力部16、及び出力部17と同様であるため説明を省略する。
なお、ATM1の出力部17は、明細票を印刷するための印刷装置を含む。またATM1は、現金を出し入れする現金出し入れ機、磁気カードやICカードの読み取り機を備える。
(ATMの機能構成)
図4は、実施形態に係るATMの機能構成を例示する図である。ATM1は、補助記憶装置14に記憶されているプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、明細票発行管理データベースD11、印刷要否設定部F11、削減量算出部F12、及び送金処理部F13を備えるコンピュータとして機能する。
図4は、実施形態に係るATMの機能構成を例示する図である。ATM1は、補助記憶装置14に記憶されているプログラムが、RAM12に読み出され、CPU11によって実行されることで、明細票発行管理データベースD11、印刷要否設定部F11、削減量算出部F12、及び送金処理部F13を備えるコンピュータとして機能する。
なお、本実施形態において、ATM1の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU11によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。
(ATMのデータベース)
明細票発行管理データベースD11は、明細票の印刷要否を管理したり用紙の削減量を算出したりするための各種情報を格納するデータベースである。明細票発行管理データベースD11は、CPU11によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置14に記憶されるデータを管理することで構築される。明細票発行管理データベースD11は、例えば、リレーショナルデータベースである。明細票発行管理データベースD11は、明細票発行履歴テーブル、及び用紙管理テーブルを有する。
明細票発行管理データベースD11は、明細票の印刷要否を管理したり用紙の削減量を算出したりするための各種情報を格納するデータベースである。明細票発行管理データベースD11は、CPU11によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置14に記憶されるデータを管理することで構築される。明細票発行管理データベースD11は、例えば、リレーショナルデータベースである。明細票発行管理データベースD11は、明細票発行履歴テーブル、及び用紙管理テーブルを有する。
図6は、明細票発行履歴テーブルの一例を示す図である。明細票発行管理データベースD11の明細票発行履歴テーブルは、明細票の発行及び未発行の件数を計数するために用
いられる。明細票発行履歴テーブルに格納されるレコード1件は、1回の取引処理の情報を示す。明細票発行履歴テーブルのレコードは、図6の例では、取引日時、取引種別、口座番号、明細票印刷及び寄付のフィールドを有する。
いられる。明細票発行履歴テーブルに格納されるレコード1件は、1回の取引処理の情報を示す。明細票発行履歴テーブルのレコードは、図6の例では、取引日時、取引種別、口座番号、明細票印刷及び寄付のフィールドを有する。
取引日時は、利用者が取引の実行を開始した日時である。取引種別は、ATM1において利用者が実行した取引の種別である。取引種別は、例えば、預入れ、引出し、振込み、残高照会、通帳記入、定期預入れである。口座番号は、各種取引を実行する利用者が保有する口座の口座番号である。口座を開設していない利用者による振込み取引等の場合は、口座番号フィールドには値は格納されず、1回の振込み取引における明細票の印刷要否が設定され、印刷不要の場合には、1回分の用紙削減量が算出されればよい。
明細票印刷は、明細票の印刷要否である。明細票の印刷要否は、取引情報の入力画面で設定されるようにしてもよく、口座番号ごと又は利用者ごとに予め設定しておくことも可能である。明細票の印刷要否を、口座番号ごと又は利用者ごとに予め設定しておく場合、明細票の印刷要否の情報は、明細票発行管理データベースD11に記憶させておくことができる。また、明細票の印刷要否の情報は、例えば、利用者が保有するキャッシュカードに記憶させたり、口座情報を管理する勘定系システムに記憶させたりしてもよい。
寄付は、明細票の印刷が不要と設定された場合に、明細票を発行しなかったことによる用紙の削減量に応じた寄付金が、いずれかの寄付先に送金されたか否かを示す。利用者に対して明細票が未発行の件数を提示する場合、寄付金が送金済みの件数を除いた件数が提示されればよい。
図7は、用紙管理テーブルの一例を示す図である。明細票発行管理データベースD11の用紙管理テーブルは、明細票の印刷1件当たりの用紙の使用量等の用紙に関する情報を管理するために用いられる。用紙管理テーブルは、図7の例では、1件当たりの用紙使用量、削減額換算率、用紙補充回数のフィールドを有する。
1件当たりの用紙使用量は、明細票を1件印刷するために使用される用紙の量である。用紙がロール紙である場合には、例えば、“10cm”のように、使用されるロール紙の長さによって使用量が表されても良い。また、1件当たりの用紙使用量は、取引種別ごとに個別のフィールドで管理されてもよい。例えば、取引種別が“引出し”の場合の1件当たりの用紙使用量は10cm、取引種別が“振込み”の場合の1件当たりの用紙使用量は20cmのように、取引種別に応じて異なる値を設定して管理することも可能である。また、1件当たりの用紙使用量は、ATM1が備える用紙使用量の検出装置によって計測された使用量が、用紙管理テーブルに格納されるようにすることも可能である。1件当たりの用紙使用量は、「明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量」の一例である。
削減額換算率は、用紙の単位使用量当たりの削減額である。図7の例は、用紙の使用量1cmあたり0.1円削減されることを示す。用紙の削減額は、用紙の使用量及び削減額換算率に基づいて算出することができる。用紙補充回数は、所定期間において用紙を補充した回数である。例えば、所定期間における用紙補充回数及び取引件数に基づいて、1件当たりの用紙の使用量及び削減額換算率は、実測値に基づく値に補正することができる。
(ATMのデータベース以外の機能)
印刷要否設定部F11は、明細票の印刷要否を設定する。明細票の印刷要否は、取引情報の入力画面又は入力された取引情報の確認画面で、取引処理ごとに設定されるようにしてもよい。また、明細票の印刷要否は、口座番号ごとに予め設定し、印刷不要と設定された口座番号に対しては、明細票の印刷が抑制されるようにしてもよい。さらに、明細票の印刷要否は、利用者ごとに予め設定しておくことも可能である。口座番号ごと又は利用者
ごとの明細票の印刷要否の情報は、例えば、利用者が保有するキャッシュカードに記憶させたり、明細票発行管理データベースD11に格納したりすることができる。
印刷要否設定部F11は、明細票の印刷要否を設定する。明細票の印刷要否は、取引情報の入力画面又は入力された取引情報の確認画面で、取引処理ごとに設定されるようにしてもよい。また、明細票の印刷要否は、口座番号ごとに予め設定し、印刷不要と設定された口座番号に対しては、明細票の印刷が抑制されるようにしてもよい。さらに、明細票の印刷要否は、利用者ごとに予め設定しておくことも可能である。口座番号ごと又は利用者
ごとの明細票の印刷要否の情報は、例えば、利用者が保有するキャッシュカードに記憶させたり、明細票発行管理データベースD11に格納したりすることができる。
削減量算出部F12は、明細票の印刷が不要と設定された取引処理において、明細票を印刷した場合の用紙の使用量を用紙管理テーブルから取得する。削減量算出部F12は、取得した用紙の使用量を用紙の削減量とすることができる。削減量算出部F12は、過去の取引処理のうち、明細票の印刷不要と設定された取引処理の件数が、複数ある場合には、印刷不要と設定された取引処理の件数に1件当たりの用紙の使用量を乗算した値を用紙の削減量とすることができる。
送金処理部F13は、削減量算出部F12で算出された用紙の削減量に応じた金額を、寄付金として寄付先に送金する。用紙の削減量は、用紙管理テーブルの削減額換算率フィールドの値を用いて、用紙の削減額に換算されてもよい。寄付金の送金先は、引出し等の取引情報を入力する画面において、予め登録された寄付先の候補の一覧から利用者に選択させてもよい。予め登録された寄付先の情報は、例えば、サーバ2から取得することができる。
(サーバの機能構成)
図5は、実施形態に係るサーバの機能構成を例示する図である。サーバ2は、補助記憶装置24に記憶されているプログラムが、RAM22に読み出され、CPU21によって実行されることで、寄付先情報データベースD21、受信部F21、送金先設定部F22、及び送金管理部F23を備えるコンピュータとして機能する。
図5は、実施形態に係るサーバの機能構成を例示する図である。サーバ2は、補助記憶装置24に記憶されているプログラムが、RAM22に読み出され、CPU21によって実行されることで、寄付先情報データベースD21、受信部F21、送金先設定部F22、及び送金管理部F23を備えるコンピュータとして機能する。
なお、本実施形態において、サーバ2の備える各機能は、汎用プロセッサであるCPU21によって実行されるが、これらの機能の一部又は全部は、1又は複数の専用プロセッサ、ハードウェアの演算回路等によって実行されてもよい。ここで、ハードウェアの演算回路とは、例えば、論理ゲートを組み合わせた加算回路、乗算回路、フリップフロップ等をいう。
(サーバのデータベース)
寄付先情報データベースD21は、用紙削減量に応じた金額の寄付金の寄付先を管理するための各種情報を格納するデータベースである。寄付先情報データベースD21は、CPU21によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置24に記憶されるデータを管理することで構築される。寄付先情報データベースD21は、例えば、リレーショナルデータベースである。寄付先情報データベースD21は、寄付先テーブルを有する。
寄付先情報データベースD21は、用紙削減量に応じた金額の寄付金の寄付先を管理するための各種情報を格納するデータベースである。寄付先情報データベースD21は、CPU21によって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、補助記憶装置24に記憶されるデータを管理することで構築される。寄付先情報データベースD21は、例えば、リレーショナルデータベースである。寄付先情報データベースD21は、寄付先テーブルを有する。
図8は、寄付先テーブルの一例を示す図である。寄付先情報データベースD21の寄付先テーブルは、寄付先を管理するために用いられる。寄付先テーブルに格納されるレコード1件は、利用者の口座番号に紐づけられた単一の寄付先の情報を示す。寄付先テーブルのレコードは、図8の例では、口座番号、寄付先、送金割合及び送金先口座番号のフィールドを有する。なお、図8の例は、口座番号ごとに寄付先が設定される例を示すが、寄付先は、利用者ごとに設定されてもよく、金融機関の支店ごと、金融機関全体で設定されるようにしてもよい。
口座番号は、利用者の口座番号である。利用者は、当該口座番号に対する引出し等の取引に対し、口座番号ごとに寄付先を設定することができる。寄付先は、用紙の削減量に応じた金額を寄付する対象として利用者が選択した寄付先である。なお、寄付先は、寄付先情報データベースD21に予め記憶された寄付先のリスト(図示なし)から選択されるようにしてもよい。寄付先のリストは、寄付金を受け付ける口座の口座番号の情報も含む。
送金割合は、用紙の削減額のうち、当該寄付先に割り当てる金額の割合である。送金割合は、利用者が寄付先を複数選択する場合に設定されるようにしてもよい。送金先口座番号は、寄付先が寄付金を受け付ける口座の口座番号である。送金先口座番号の情報は、寄付先情報データベースD21に予め記憶された寄付先のリストから取得することができる。
送金割合は、用紙の削減額のうち、当該寄付先に割り当てる金額の割合である。送金割合は、利用者が寄付先を複数選択する場合に設定されるようにしてもよい。送金先口座番号は、寄付先が寄付金を受け付ける口座の口座番号である。送金先口座番号の情報は、寄付先情報データベースD21に予め記憶された寄付先のリストから取得することができる。
(サーバのデータベース以外の機能)
受信部F21は、1以上のATM1から明細票の用紙の削減量を含む用紙削減情報を受信する。用紙削減情報は、用紙の削減量の他、用紙の換算額の情報を含んでもよい。用紙削減情報は、「消費材削減情報」の一例である。
受信部F21は、1以上のATM1から明細票の用紙の削減量を含む用紙削減情報を受信する。用紙削減情報は、用紙の削減量の他、用紙の換算額の情報を含んでもよい。用紙削減情報は、「消費材削減情報」の一例である。
送金先設定部F22は、受信部F21が受信した用紙削減情報に基づいて決定された送金額の寄付金を送金する送金先の情報を設定する。送金先の情報は、送金先ごとの送金割合の情報を含んでもよい。送金先の情報は、1以上のATM1における用紙の削減額の合計に対して、サーバ2で設定することが可能である。また、送金先の情報は、ATM1ごとの用紙の削減額に対して、サーバ2で設定されてもよい。さらに、送金先の情報は、各ATM1において利用者が口座ごとに指定した送金先の情報を、各ATM1から受信して設定されるようにしてもよい。
送金管理部F23は、送金先設定部F22で設定された送金先の情報に基づいて、寄付先ごとに送金額を算出し、送金先への送金を実行する。
<処理の流れ>
図9は、明細票の印刷要否を設定する取引処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、例えば、利用者がATM1において取引開始の操作をすることを契機に開始する。
図9は、明細票の印刷要否を設定する取引処理の流れを例示するフローチャートである。この処理の流れは、例えば、利用者がATM1において取引開始の操作をすることを契機に開始する。
まず、ステップS101では、印刷要否設定部F11は、利用者から取引処理に関する取引情報の入力を受け付ける。ステップS102では、印刷要否設定部F11は、利用者から明細票の印刷要否の設定を受け付ける。
図10は、取引情報の入力とともに明細票の印刷要否を設定する画面を例示する図である。図10は、取引情報として引出し取引の情報を入力するお引出し入力画面を例示する。お引出し入力画面は、利用者が、利用者の所有する口座から現金を引き出すための情報を入力する画面である。また、お引出し入力画面は、利用明細票を発行するか否か、即ち、明細票の印刷要否の設定も受け付ける。なお、明細票の印刷要否は、取引情報を入力する画面に限られず、取引処理の実行前の取引内容の確認画面で設定されてもよく、取引処理の実行後に明細票の印刷要否を設定する画面が表示されるようにしてもよい。
図10のお引出し入力画面には、お引出し金額の入力欄A11、明細票の印刷要否を設定するチェックボックスA12、寄付金に関する情報欄A13、寄付をするか否かの設定欄A14、寄付先の選択欄A15、寄付先詳細設定画面へのリンクA16、及び実行ボタンA17が示されている。
お引出し金額の入力欄A11は、利用者が利用者の口座から引出す金額を入力するための欄である。チェックボックスA12は、明細票の印刷要否を設定するための欄で、チェックされた場合に、明細票を印刷しないように設定される。寄付金に関する情報欄A13には、明細票を印刷しなかった場合の1件当たりの寄付金額A131、利用者が明細票を印刷しなかった取引の件数A132、未発行の取引件数に基づいて算出される用紙の削減額A133が表示される。明細票を印刷しなかった場合の1件当たりの寄付金額A131に示される値は、例えば、用紙管理テーブルの1件当たりの用紙使用量及び削減額換算率
フィールドの値に基づいて、10cm×0.1(円/cm)=1円のように算出することができる。利用者が明細票を印刷しなかった取引の件数A132は、明細票発行管理データベースD11の明細票発行履歴テーブルから、取引対象の口座番号に紐づくレコードのうち、明細票が発行されておらず寄付の送金もされていない取引のレコードの件数を表示する。未発行の取引件数に基づいて算出される用紙の削減額A133は、利用者が明細票を印刷しなかった取引の件数A132に1件当たりの寄付金額A131を乗じた額を表示する。
フィールドの値に基づいて、10cm×0.1(円/cm)=1円のように算出することができる。利用者が明細票を印刷しなかった取引の件数A132は、明細票発行管理データベースD11の明細票発行履歴テーブルから、取引対象の口座番号に紐づくレコードのうち、明細票が発行されておらず寄付の送金もされていない取引のレコードの件数を表示する。未発行の取引件数に基づいて算出される用紙の削減額A133は、利用者が明細票を印刷しなかった取引の件数A132に1件当たりの寄付金額A131を乗じた額を表示する。
寄付をするか否かの設定欄A14は、用紙の削減額A133に表示される金額を、寄付金として送金するか否かを設定するための欄である。寄付先の選択欄A15は、寄付をするか否かの設定欄A14において、「寄付する」が選択された場合に、寄付先を選択するための欄である。選択される寄付先のリストは、サーバ2の寄付先情報データベースD21に予め記憶された寄付先のリストから取得することができる。また、選択される寄付先のリストは、ATM1の明細票発行管理データベースD11に、サーバ2の寄付先情報データベースD21と同様の寄付先のリストを格納し、明細票発行管理データベースD11から取得されるようにしてもよい。寄付先詳細設定画面へのリンクA16は、図11に示す寄付先の詳細を設定するための画面を表示させるためのリンクである。
実行ボタンA17は、お引出し入力画面に入力された取引情報に基づいて引出し取引を実行し、明細票の印刷要否に応じて、明細票を印刷したり、取引の実行及び寄付金の送金をサーバ2に依頼したりするための操作ボタンである。実行ボタンA17が押下されると、処理はステップS103に進む。
ステップS103では、印刷要否設定部F11は、図10のお引出し入力画面で入力された取引情報をサーバ2に送信し、取引の実行を依頼する。
ステップS104では、印刷要否設定部F11は、明細票の印刷要否を判定する。明細票の印刷不要と判定された場合(S104;NO)、処理はステップS105へ進む。明細票の印刷不要と判定されなかった場合(S104;YES)、処理はステップS109に進む。
ステップS105では、削減量算出部F12は、明細票未発行の件数として、明細票発行管理データベースD11の明細票発行履歴テーブルから、取引対象の口座番号に紐づくレコードのうち、明細票を発行しなかった取引のレコードの件数を取得する。この場合、既に寄付の対象となり、寄付フィールドに“送金済”と設定されているレコードは除かれる。
ステップS106では、削減量算出部F12は、ステップS105で取得した明細票未発行の件数に基づいて、明細票を印刷しなかったことによる用紙の削減量を算出する。用紙の削減量は、例えば、明細票発行管理データベースD11の用紙管理テーブルで定義される1件当たりの用紙使用量に明細票未発行の件数を乗算して算出することができる。削減量算出部F12は、用紙管理テーブルで定義される削減額換算率を用いて、用紙の削減量を用紙の削減額に換算してもよい。
図10のお引出し入力画面の寄付金に関する情報欄A13に示される情報は、ステップS105及びステップS106において求められる。したがって、お引出し入力画面のような取引情報を入力する画面で寄付金に関する情報を表示する場合は、ステップS105及びステップS106の処理は、ステップS102よりも前に実行されてもよい。
ステップS107では、送金処理部F13は、寄付先が設定されているか否かを判定す
る。寄付先が設定されていると判定された場合(S107;YES)、処理はステップS108に進む。寄付先が設定されていないと判定された場合(S107;NO)、図9に示す処理は終了する。なお、寄付先は、図10に示す画面の寄付先の選択欄A15において設定されるか、又は寄付先詳細設定画面へのリンクA16の押下によって表示される図11の寄付先詳細設定画面において設定することができる。
る。寄付先が設定されていると判定された場合(S107;YES)、処理はステップS108に進む。寄付先が設定されていないと判定された場合(S107;NO)、図9に示す処理は終了する。なお、寄付先は、図10に示す画面の寄付先の選択欄A15において設定されるか、又は寄付先詳細設定画面へのリンクA16の押下によって表示される図11の寄付先詳細設定画面において設定することができる。
図11は、寄付先詳細設定画面を例示する図である。寄付先詳細設定画面は、寄付先を複数設定し、それぞれに寄付する額の割合を設定するための画面である。図11の寄付先詳細設定画面には、寄付先1から寄付先3の入力欄A21からA23、各寄付先に対する送金割合の入力欄A24からA26、及び登録ボタンA27が示されている。
寄付先1から寄付先3の入力欄A21からA23は、用紙の削減額の寄付先を選択入力するための欄である。寄付先1から寄付先3の入力欄A21からA23には、入力の際に予め登録された寄付先の候補が一覧表示され、利用者は一覧表示された寄付先の一覧から、設定対象の寄付先を選択入力することができる。図11の例では3つの寄付先の入力が可能であるが、設定される寄付先の数に制限はない。また、寄付先詳細設定画面は、利用者が、送金先の口座番号とともに寄付先を登録するための欄を設け、新たな寄付先の登録を受け付けるようにすることも可能である。
送金割合の入力欄A24からA26は、用紙の削減額のうち、対応する寄付先に寄付する額の割合を入力するための欄である。各寄付先には、用紙の削減額のうち、送金割合に応じた額が送金される。
登録ボタンA27は、寄付先及び送金割合の情報を、寄付先テーブルに登録することをサーバ2に依頼するための操作ボタンである。
ステップS108では、送金処理部F13は、寄付先詳細設定画面の登録ボタンA27の押下により、寄付先テーブルに登録された寄付先及び送金割合の情報に基づいて、用紙の削減額を寄付先に送金することをサーバ2に依頼し、図9に示す処理は終了する。
ステップS109では、印刷要否設定部F11は、利用者からの明細票の印刷をする旨の設定を受けて、ステップS103でサーバ2に依頼した取引の実行結果を、明細票に印刷し、図9に示す処理は終了する。
<実施形態の作用効果>
以上説明した本実施形態では、ATM1は、図10のお引出し入力画面において「ご利用明細票を発行しない」が選択されると、明細票を発行せず、明細票を印刷した場合に使用される用紙の使用量に基づいて、用紙の削減量を算出することができる。ATM1は、過去の取引処理において、明細票を印刷しなかった件数を計数することで、用紙の削減量をより正確に把握することができる。また、ATM1は、用紙の削減量を削減額に換算し、利用者に提示することで、利用者の環境保全に対する意識を啓発することができる。さらに、ATM1は、用紙の削減額を利用者が設定した寄付先に送金することで、環境保全に対する取り組みが促進される。
以上説明した本実施形態では、ATM1は、図10のお引出し入力画面において「ご利用明細票を発行しない」が選択されると、明細票を発行せず、明細票を印刷した場合に使用される用紙の使用量に基づいて、用紙の削減量を算出することができる。ATM1は、過去の取引処理において、明細票を印刷しなかった件数を計数することで、用紙の削減量をより正確に把握することができる。また、ATM1は、用紙の削減量を削減額に換算し、利用者に提示することで、利用者の環境保全に対する意識を啓発することができる。さらに、ATM1は、用紙の削減額を利用者が設定した寄付先に送金することで、環境保全に対する取り組みが促進される。
本実施形態において、サーバ2は、サーバ2に接続される1以上のATM1から、用紙の削減量を含む用紙削減情報を受信する。用紙削減情報は、明細票を印刷しなかった取引件数の情報を含んでもよい。サーバ2は、明細票を印刷しなかった取引件数に基づいて、用紙の削減量及び用紙の削減額を算出することができる。
また、ATM1は、ATM1で実行された取引の履歴データが記憶されたジャーナル情
報に、用紙の削減量、明細票を印刷しなかった取引件数、用紙の削減量から算出された用紙の削減額等の情報を記憶させてもよい。サーバ2は、ジャーナル情報を取得することで、用紙の削減額を取得したり、用紙の削減量から用紙の削減額を算出したりすることができる。
報に、用紙の削減量、明細票を印刷しなかった取引件数、用紙の削減量から算出された用紙の削減額等の情報を記憶させてもよい。サーバ2は、ジャーナル情報を取得することで、用紙の削減額を取得したり、用紙の削減量から用紙の削減額を算出したりすることができる。
なお、本実施形態において、消費材は、明細票を印刷するための用紙であるものとして説明したが、消費材は用紙に限られず、明細票の印刷に使用されるインク等の消費材やこれらの組み合わせであってもよい。
1・・現金自動取引装置:2・・サーバ:11,21・・CPU:12,22・・RAM:13,23・・ROM:14,24・・補助記憶装置:15,25・・通信インタフェース:16,26・・入力部:17,27・・出力部:N・・ネットワーク
Claims (9)
- 取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定部と、
前記明細票の印刷不要と設定された場合に、前記明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量に基づいて前記消費材の削減量を算出する削減量算出部と、を備える、
現金自動取引装置。 - 前記消費材は、前記明細票を印刷するための用紙である、
請求項1に記載の現金自動取引装置。 - 前記消費材の削減量は、前記明細票を印刷した場合に使用される消費材の使用量及び過去の取引処理のうち前記明細票の印刷不要と設定された取引処理の件数に基づいて算出される、
請求項1または2に記載の現金自動取引装置。 - 前記削減量算出部は、前記算出された前記消費材の削減量を前記消費材の削減額に換算する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の現金自動取引装置。 - 前記算出された前記消費材の削減量に応じた金額を寄付金として送金する送金処理部をさらに備え、
前記印刷要否設定部は、前記寄付金の送金先の設定を受け付ける、
請求項1から4のいずれか一項に記載の現金自動取引装置。 - 1以上の現金自動取引装置から、前記現金自動取引装置における取引処理の結果を明細票に印刷した場合に使用される消費材の削減量を含む消費材削減情報を受信する受信部と、
前記消費材削減情報に基づいて決定された送金額を寄付金として送金する送金先の情報の設定を受け付ける送金先設定部と、
前記送金額を前記送金先に送金する送金管理部と、を備える、
情報処理装置。 - 1以上の現金自動取引装置と、サーバと、を含む情報処理システムであって、
前記現金自動取引装置は、
取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定部と、
前記明細票の印刷不要と設定された場合に、前記明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて前記消費材の削減量を算出する削減量算出部と、を備え、
前記サーバは、
1以上の現金自動取引装置から、前記消費材の削減量を含む消費材削減情報を受信する受信部と、
前記消費材削減情報に基づいて決定された送金額を寄付金として送金する送金先の情報の設定を受け付けるか、又は前記送金先の情報を前記現金自動取引装置から受信する送金先設定部と、
前記送金額を前記送金先に送金する送金管理部と、を備える、
情報処理システム。 - 取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定処理と、
前記明細票の印刷不要と設定された場合に、前記明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて前記消費材の削減量を算出する削減量算出処理と、を含む、
情報処理方法。 - コンピュータに、
取引処理の結果を明細票に印刷するか否かの印刷要否を設定する印刷要否設定処理と、
前記明細票の印刷不要と設定された場合に、前記明細票を印刷するために使用される消費材の使用量に基づいて前記消費材の削減量を算出する削減量算出処理と、を実行させる、
情報処理プログラム。
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