JP2018178888A - ファンシュラウド - Google Patents

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英一 信川
Hidekazu Nobukawa
英一 信川
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Abstract

【課題】 ファンシュラウドが、シュラウド本体に設けた主リング部と、その主リング部に接続される副リング体とからなるものにおいて、副リング体をシュラウド本体に容易に取付けられると共に、その取付け状態を確固に保持できるものの提供。
【解決手段】 シュラウド本体3の取付縁部5にガイド溝6を設け、そのガイド溝6に副リング体4の幅方向の端縁が挿入されると共に、ガイド溝6の側壁にダボ9を突設し、副リング体4の係止孔10をダボ9に係止させる。さらに、副リング体4の周方向の端部に嵌着部8を設け、それをシュラウド本体3の係止フック部12に係止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主として自動車の熱交換器に取付けられるファンシュラウドに関する。
自動車の熱交換器には、そのコアに対向してファンシュラウドが配置され、送風性能を向上させている。そのファンシュラウドは、一例として図7,図8に示す如く、円形の導風口1aの周縁にリング部を立ち上げたものである。その一例として、リング部が半径方向に二分割され、シュラウド本体3a側に主リング部2aが一体に突出され、その対向側に副リング体4aがシュラウド本体3aに着脱自在に取付けられたものが知られている。この副リング体4aの周方向の両端には、フランジ21aが導風口1aの半径方向外側に形成され、そこにビス孔が設けられている。さらに副リング体4aには、周方向に等間隔に離間してフック20が突設されている。
そして、各フック20に整合する位置で、シュラウド本体3aの導風口1aの縁に矩形孔19が開口され、図8(B)の如く、その副リング体4aの各フック20をシュラウド本体3aの矩形孔19に係止すると共に、副リング体4aのフランジ21aをシュラウド本体3aの主リング部2aのフランジ21aに当接し、ビス17a及びナット18a(図7)を介して、主リング部2aと副リング体4aとの間を締結していた。
従来の図7及び図8に記載の二分割型のファンシュラウドは、シュラウド本体3aと副リング体4aとの締結に、ビス17a及びナット18aを用いていた。そのため、副リング体4aの着脱が面倒である欠点があった。さらには、副リング体4aの固定は部分的であり十分でないため、導風に伴い副リング体4aが振動して騒音を発するおそれがあった。
そこで、本発明は取付けが容易であると共に、導風に伴う振動のない安定したファンシュラウドを提供すること課題とする。
請求項1に記載の本発明は、熱交換器に対向して配置され、円形の導風口(1)を有すると共に、その導風口(1)の周方向の一部に一体に、導風口(1)の軸線方向に平行に突出する主リング部(2)を有するシュラウド本体(3)と、そのシュラウド本体(3)の導風口(1)に周方向に取り付けられる副リング体(4)と、を有するファンシュラウドであって、
そのシュラウド本体(3)の導風口(1)には、前記主リング部(2)の前記軸方向の高さより低い取付縁部(5)が形成され、
その取付縁部(5)には、ガイド溝(6)が導風口の周方向に形成され、そのガイド溝(6)に副リング体(4)の前記軸方向の端縁が挿入され、そのガイド溝(6)の側壁には抜け止め用のダボ(9)が突設され、
副リング体(4)には、前記ダボ(9)に嵌合する係止孔(10)が設けられると共に、副リング体(4)の周方向の端部には前記軸線方向の一方側へ鈎形に形成された嵌着部(8)を有し、
シュラウド本体(3)の前記主リング部(2)の周方向の端部には、前記嵌着部(8)が係止される係止フック部(12)を有し、
前記ダボ(9)の位置の近傍で、前記ガイド溝(6)の導風口(1)の半径方向の外側の側壁に、開放された欠切部(16)を有し、その欠切部(16)に前記ダボ(9)が露出され、その欠切部(16)の位置で副リング体(4)が半径方向に弾性変形できるようにしたことを特徴とするファンシュラウドである。
請求項2に記載の本発明は、副リング体(4)を略半周円状に形成し、副リング体(4)の嵌着部(8)の軸線方向の他方側隅部をR形状(11)に形成し、副リング体(4)の前記嵌着部(8)が前記係止フック部(12)に係止されたとき、嵌着部(8)の端縁と、係止フック部(12)の端縁との間に隙間(15)が形成される請求項1に記載のファンシュラウドである。
請求項3に記載の本発明は、副リング体(4)には、1以上の補強リブ(13)が前記軸線方向に一体に形成され、その補強リブ(13)の端部が、前記ガイド溝(6)に設けた嵌着孔(14)に嵌着される請求項1又は請求項2のいずれかに記載のファンシュラウドである。
請求項1に記載の本発明は、シュラウド本体3の取付縁部5にガイド溝6を設けて、そのガイド溝6に副リング体4の幅方向の端縁が直接挿入されるため、副リング体4の装着が容易で且つ、副リング体4をガイド溝6に確実に固定できる。さらに、そのガイド溝6の側壁に抜け止め用のダボ9を突設し、それに副リング体4の係止孔10を係止させたので、副リング体4の移動を阻止できる。また、副リング体4の周方向の端部に嵌着部8を設け、シュラウド本体3の係止フック部12に係止されるようにしたので、副リング体4の端部を確実に抜け止めできる。
これらにより、副リング体4の取付に際し、ボルト等の別体の固定具が不要となり、その取付作業性が向上するとともに、副リング体4は強固に固定され、そのビビリ音による騒音も防止される。
そして、ダボ9の位置の近傍に、欠切部16を形成して、その欠切部16に前記ダボ9を露出して、その位置で副リング体4を半径方向に弾性変形できるようにしたようにしたから、ダボ9に係止孔10を容易に嵌着できると共に、係止された状態を安定して保持できる。
請求項2に記載の発明は、シュラウド本体3の主リング部2および、副リング体4を略半周円状に形成し、副リング体4の嵌着部8の軸線方向の他方側隅部を、R形状(11)に形成にし、さらに、嵌着部8の端縁と係止フック部12の端縁との間に隙間(15)を形成したので、係止フック部12に嵌着部8が干渉することなく、嵌着部8を係止フック部12に容易に係止できる。
請求項3に記載の発明は、副リング体4に補強リブ13を軸線方向に一体に形成し、その補強リブ13をシュラウド本体3の嵌着孔14に嵌着したので、副リング体4の剛性が向上するとともに、その周方向の固定がより強固となるので、導風による振動をより確実に防止できる。
本発明のファンシュラウドの分解斜視図。 同組立て状態を示す斜視図。 その副リング体4と主リング部2との取付け説明図。 同取付け手順を示す説明図および取付後の各断面図。 その副リング体4をガイド溝6に嵌着する説明図。 その副リング体4の係止孔10とダボ9との取付け説明図。 従来型ファンシュラウドの分解斜視図。 同組立て状態を示す斜視図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
本発明のファンシュラウドは、図1及び図2に示す如く、シュラウド本体3と副リング体4とからなる。シュラウド本体3は、浅い漏斗状に形成された平面方形の外周を有し、その中央部付近に円形の導風口1が開口する。そして、導風口1の孔縁部にシュラウド本体3に一体に主リング部2が導風口1の軸線方向に立ち上げられている。その主リング部2は、導風口1の半周に渡って形成され、その両端に厚肉部22を有する。
また、主リング部2の存在しない導風口1の縁部には、半周に渡って高さの低い取付縁部5が形成され、その取付縁部5にガイド溝6が設けられている。そのガイド溝6は図3に示す如く、内側の内側壁部7の高さが高く、外側の側壁高さが低い。そのガイド溝6には、図3(A)(B)の如く、副リング体4の高さ方向の縁部が嵌着される。
また、ガイド溝6の外側の側壁は、図6に示す如く、その一部に欠切部16が形成され、その位置で内側壁部7にダボ9が一体に突設されている。また、そのダボ9に嵌合する位置で、副リング体4に係止孔10が設けられている。そして、副リング体4をガイド溝6に嵌着したとき、この欠切部16を介してダボ9を係止孔10に嵌入することができる。このとき副リング体4は、欠切部16の位置において外側に、僅かに弾性変形することができ、それにより、ダボ9に係止孔10を容易に嵌入できる。
次に、副リング体4の外周には、等間隔に高さ方向に、補強リブ13が一体に形成されている。そして、補強リブ13の位置で取付縁部5の外側の側壁に縦溝状の嵌着孔14が設けられ、補強リブ13の端部がその嵌着孔14に嵌着される。
次に、図3、図4に示す如く、副リング体4の周方向の両端には、軸線方向に向けられた鉤型の嵌着部8が形成されている。そして、その嵌着部8の外周に整合する形状の係止フック部12が、主リング部2の端部に設けた厚肉部22内に形成されている。
なお、その厚肉部22の端部には、さらに図1に示す如く、スリット5aが形成され、そのスリット5aはガイド溝6に連続する。
なお、副リング体4の高さ方向の下端隅部は、図4に示す、R形状11が形成されている。
即ち、嵌着部8の反対側の隅部は円弧状のR形状11が形成されている。
次に、副リング体4の嵌着部8を主リング部2の係止フック部12に嵌着する手順について述べる。
先ず、図4(A)の如く、副リング体4の両端を、主リング部2に対して傾斜させた状態で、そのR形状11をガイド溝6の溝底に接触させ、副リング体4をR形状11の周りに回転させ、図4(B)(C)の如く、嵌着部8を係止フック部12に嵌着させる。このとき、図4(C)の状態において、R形状11の先端と係止フック部12の先端との間には隙間15が形成される。この隙間15の存在により、副リング体4の嵌着部8が係止フック部12に干渉することなく、円滑に嵌入する。そして図4(C)において各断面D−D,E−E,F−Fは、同図の図4(D)(E)(F)のようになる。
本発明は、主として自動車の熱交換器に取付けられるファンシュラウドに利用できる。
1 導風口
1a 導風口
2 主リング部
2a 主リング部
3 シュラウド本体
3a シュラウド本体
4 副リング体
4a 副リング体
5 取付縁部
5a スリット
6 ガイド溝
7 内側壁部
8 嵌着部
9 ダボ
10 係止孔
11 R形状
12 係止フック部
13 補強リブ
14 嵌着孔
15 隙間
16 欠切部
17 ビス
17a ビス
18 ナット
18a ナット
19 矩形孔
20 フック
21 フランジ
21a フランジ
22 厚肉部

Claims (3)

  1. 熱交換器に対向して配置され、円形の導風口(1)を有すると共に、その導風口(1)の周方向の一部に一体に、導風口(1)の軸線方向に平行に突出する主リング部(2)を有するシュラウド本体(3)と、そのシュラウド本体(3)の導風口(1)に周方向に取り付けられる副リング体(4)と、を有するファンシュラウドであって、
    そのシュラウド本体(3)の導風口(1)には、前記主リング部(2)の前記軸方向の高さより低い取付縁部(5)が形成され、
    その取付縁部(5)には、ガイド溝(6)が導風口の周方向に形成され、そのガイド溝(6)に副リング体(4)の前記軸方向の端縁が挿入され、そのガイド溝(6)の側壁には抜け止め用のダボ(9)が突設され、
    副リング体(4)には、前記ダボ(9)に嵌合する係止孔(10)が設けられると共に、副リング体(4)の周方向の端部には前記軸線方向の一方側へ鈎形に形成された嵌着部(8)を有し、
    シュラウド本体(3)の前記主リング部(2)の周方向の端部には、前記嵌着部(8)が係止される係止フック部(12)を有し、
    前記ダボ(9)の位置の近傍で、前記ガイド溝(6)の導風口(1)の半径方向の外側の側壁に、開放された欠切部(16)を有し、その欠切部(16)に前記ダボ(9)が露出され、その欠切部(16)の位置で副リング体(4)が半径方向に弾性変形できるようにしたことを特徴とするファンシュラウド。
  2. 副リング体(4)を略半周円状に形成し、副リング体(4)の嵌着部(8)の軸線方向の他方側隅部をR形状(11)に形成し、副リング体(4)の前記嵌着部(8)が前記係止フック部(12)に係止されたとき、嵌着部(8)の端縁と、係止フック部(12)の端縁との間に隙間(15)が形成される請求項1に記載のファンシュラウド。
  3. 副リング体(4)には、1以上の補強リブ(13)が前記軸線方向に一体に形成され、その補強リブ(13)の端部が、前記ガイド溝(6)に設けた嵌着孔(14)に嵌着される請求項1又は請求項2のいずれかに記載のファンシュラウド。

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