JP2018178626A - 削孔器具およびロッド - Google Patents

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【課題】ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる削孔器具およびロッドを提供する。【解決手段】削孔器具10は、掘削機40に取付可能となっており、掘削機40に取り付けられたときに当該掘削機40により打撃力および回転力が与えられるロッド30と、ロッド30に着脱自在に取り付けられる削孔ビット20とを備えており、ロッド30の一方の端部にはメートルネジの雄ネジ部分32が形成されているとともに、削孔ビット20にはロッド30のメートルネジの雄ネジ部分32と噛み合う雌ネジ部分28を有するスリーブ部26が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、溶鉱炉の出銑口に充填されている閉塞のための粘土状の耐火物等のマッドを削孔するための削孔器具およびこのような削孔器具のロッドに関する。
溶鉱炉の出銑口に充填されている閉塞のための粘土状の耐火物等のマッドを穿孔する際に、削孔ビットが中空ロッドの先端に着脱可能に取り付けられる削孔器具が従来から用いられている。より詳細に説明すると、このような削孔器具において中空ロッドの先端に削孔ビットを取り付けるとともに、中空ロッドの基端を掘削機に取り付けることにより、掘削機により打撃力および回転力が中空ロッドおよびこの中空ロッドの先端に設けられた削孔ビットに与えられるようになる。
このような削孔器具の中空ロッドの両端にはネジの雄ネジ部分が形成されている。一方、削孔ビットには、中空ロッドのネジの雄ネジ部分と噛み合う雌ネジ部分を有するスリーブ部が設けられている。このことにより、中空ロッドの先端に削孔ビットを着脱可能に取り付けることができるようになる。また、掘削機にも、中空ロッドのネジの雄ネジ部分と噛み合う雌ネジ部分を有するスリーブ部が設けられている。このことにより、中空ロッドの基端を掘削機に着脱自在に取り付けることができるようになる。ここで、従来では、中空ロッドの両端に形成されるネジの雄ネジ部分の形状は略同一となっていた。このことにより、削孔器具において中空ロッドの先端に削孔ビットを取り付けたり、中空ロッドの基端を掘削機に取り付けたりする際に、中空ロッドの向きを気にすることなく作業を行うことができるようになる。
また、従来では、中空ロッドの両端に形成されるネジは台形ネジ(Tネジともいう)またはロープネジ(丸ネジやRネジともいう)であった。このような台形ネジやロープネジは雄ネジ部分のネジ山間のピッチが大きく、少ない回転数で中空ロッドを削孔ビットや掘削機に着脱することができるため作業負荷を軽減することができるという利点がある。なお、特許文献1乃至4には、中空ロッドの端部に設けられるネジが台形ネジであるような技術が開示されている。また、特許文献5乃至8には、中空ロッドの端部に設けられるネジがロープネジであるような技術が開示されている。
特開2011−038270号公報 特開2011−038271号公報 特開2014−189990号公報 特開2014−189991号公報 特開平11−315688号公報 特開2006−241836号公報 特開2006−241837号公報 特開2013−060697号公報
しかしながら、中空ロッドの両端に形成されるネジが台形ネジやロープネジである場合には、中空ロッドに対して削孔ビットが緩みやすくなってしまうという問題がある。より詳細に説明すると、溶鉱炉の出銑口に充填されているマッドを削孔器具により削孔する際に中空ロッドや削孔ビットに振動が与えられたり中空ロッドが逆回転したりした場合に、台形ネジやロープネジは雄ネジ部分のネジ山間のピッチが大きいため、削孔ビットに対して中空ロッドが相対的に1回転したときに中空ロッドに対して削孔ビットが離間する方向に移動する距離が大きくなり、削孔動作中に削孔ビットが中空ロッドから外れてしまうおそれがある。削孔動作中に削孔ビットが中空ロッドから外れてしまうと、溶鉱炉の出銑口に取り残された削孔ビットに対して、酸素を吹き込んで溶かすという酸素開孔を行わなければならず、溶鉱炉の操業上、大きなタイムロスとなってしまう。また、中空ロッドの両端に形成されるネジが台形ネジやロープネジである場合には、削孔ビットのスリーブ部の肉厚を大きくしなければならず、スリーブ部の直径も大きくなってしまう。この場合には、削孔動作中にマッドから削られたくり粉の排出路面積が小さくなり、くり粉が効率良く排出されず削孔速度が低下してしまうという問題がある。また、溶鉱炉の出銑に用いられる削孔ビットは1回限りの消耗品(溶けてなくなる)であるが、中空ロッドの両端に台形ネジやロープネジを形成するのは加工が難しく、高価であるという問題がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、削孔ビットが着脱自在に取り付けられるロッドの一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されているため、ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる削孔器具およびロッドを提供することを目的とする。
本発明の削孔器具は、掘削機に取付可能となっており、前記掘削機に取り付けられたときに当該掘削機により打撃力および回転力が与えられるロッドと、前記ロッドに着脱自在に取り付けられる削孔ビットと、を備え、前記ロッドの一方の端部にはメートルネジの雄ネジ部分が形成されているとともに、前記削孔ビットには前記ロッドの前記メートルネジの前記雄ネジ部分と噛み合う雌ネジ部分を有するスリーブ部が設けられていることを特徴とする。
このような削孔器具によれば、削孔ビットが着脱自在に取り付けられるロッドの一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されているため、当該雄ネジ部分のネジ山間のピッチが比較的小さくなり、よって削孔ビットに対してロッドが相対的に1回転したときにロッドに対して削孔ビットが離間する方向に移動する距離が小さくなる。このため、ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる。
本発明の削孔器具においては、前記ロッドにおける前記メートルネジの前記雄ネジ部分が形成される側の端部とは反対側の端部には台形ネジの雄ネジ部分またはロープネジの雄ネジ部分が形成されていてもよい。
本発明の削孔器具においては、前記ロッドの一方の端部に形成される前記メートルネジの前記雄ネジ部分のネジ山の頂部分の角度は略60度であってもよい。
本発明の削孔器具においては、前記ロッドの一方の端部に形成される前記メートルネジは転造ネジであってもよい。
本発明のロッドは、削孔ビットに一方の端部が取付可能となっているとともに掘削機に他方の端部が取付可能となっており、前記掘削機に取り付けられたときに当該掘削機により打撃力および回転力が与えられるロッドであって、一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されていることを特徴とする。
このようなロッドによれば、削孔ビットが着脱自在に取り付けられる一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されているため、当該雄ネジ部分のネジ山間のピッチが比較的小さくなり、よって削孔ビットに対してロッドが相対的に1回転したときにロッドに対して削孔ビットが離間する方向に移動する距離が小さくなる。このため、ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる。
本発明のロッドにおいては、前記メートルネジの前記雄ネジ部分が形成される側の端部とは反対側の端部には台形ネジの雄ネジ部分またはロープネジの雄ネジ部分が形成されていてもよい。
本発明の削孔器具およびロッドによれば、ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる。
本発明の実施の形態による削孔器具の構成を示す側面図である。 図1に示す削孔器具における中空ロッドの一方の端部に設けられたメートルネジの雄ネジ部分および削孔ビットのスリーブ部に設けられた雌ネジ部分を示す断面図である。 図1に示す削孔器具における中空ロッドの他方の端部に設けられた台形ネジの雄ネジ部分を示す断面図である。 図1に示す削孔器具における中空ロッドの他方の端部に設けられたロープネジの雄ネジ部分を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は、本実施の形態に係る削孔器具を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による削孔器具の構成を示す側面図であり、図2は、図1に示す削孔器具における中空ロッドの一方の端部に設けられたメートルネジの雄ネジ部分および削孔ビットのスリーブ部に設けられた雌ネジ部分を示す断面図である。また、図3および図4は、図1に示す削孔器具における中空ロッドの他方の端部に設けられた台形ネジの雄ネジ部分やロープネジの雄ネジ部分を示す断面図である。
まず、本実施の形態による削孔器具10の構成の概略について図1を用いて説明する。図1に示すように、本実施の形態による削孔器具10は、削孔ビット20および中空ロッド30を備えており、中空ロッド30の一方の端部(具体的には、図1における右側の端部)には削孔ビット20が着脱自在に取り付けられるとともに当該中空ロッド30の他方の端部(具体的には、図1における左側の端部)を掘削機40に着脱自在に取り付けることができるようになっている。
図1に示すように、削孔ビット20の先端には複数の突起22が設けられている。各突起22は例えば先端に丸みのある円錐形状の超硬チップから形成されており、このような超硬チップから形成される各突起22は削孔ビット20の先端面に溶接または黄銅ろう付けにより取り付けられるようになっている。また、各突起22は超硬チップから形成される代わりに鉄製のものとなっていてもよい。この場合には、削孔ビット20および各突起22が一体的に成型されることにより継ぎ目がないよう構成されていてもよい。
また、削孔ビット20の内部には圧力空気または圧力水が通過する内部通路が形成されている。また、削孔ビット20の先端面には圧力空気または圧力水の噴出口23が設けられており、この噴出口23は内部通路に連通している。このことにより、掘削機40(後述)から中空ロッド30(後述)を介して削孔ビット20の内部通路に送られた圧力空気または圧力水が噴出口23から削孔ビット20の前方(すなわち、図1における右方向)に噴出するようになる。また、削孔ビット20の側面には複数のくり粉の排出溝が設けられており、この排出溝にも圧力空気または圧力水の噴出口24が設けられている。この噴出口24は上述した内部通路に連通しており、掘削機40(後述)から中空ロッド30(後述)を介して削孔ビット20の内部通路に送られた圧力空気または圧力水が噴出口24から削孔ビット20の側方(すなわち、図1における上方向や下方向)に噴出するようになる。
図1に示すように、中空ロッド30は棒状のものからなり、その一方の端部(具体的には、図1における右側の端部)にはメートルネジの雄ネジ部分32が形成されている。また、削孔ビット20には、中空ロッド30のメートルネジ(Mネジともいう)の雄ネジ部分32と噛み合う雌ネジ部分28を有するスリーブ部26が設けられている。このことにより、中空ロッド30の一方の端部に削孔ビット20を着脱自在に取り付けることができるようになる。なお、メートルネジ(Mネジ)とは、図2に示すように、雄ネジ部分32のネジ山32aの頂部分の角度が略60度であるようなネジのことをいう。また、中空ロッド30における、メートルネジの雄ネジ部分32が形成される側の端部とは反対側の端部(具体的には、図1における左側の端部)には台形ネジ(Tネジともいう)の雄ネジ部分34が形成されている。ここで、台形ネジとは、図3に示すように、雄ネジ部分34のネジ山の断面が台形形状であるようなネジのことをいう。なお、中空ロッド30における、メートルネジの雄ネジ部分32が形成される側の端部とは反対側の端部に、台形ネジの雄ネジ部分34を形成する代わりにロープネジ(丸ネジやRネジともいう)の雄ネジ部分36(図4参照)を形成してもよい。ここで、ロープネジとは、図4に示すように、雄ネジ部分36のネジ山の断面が半球形状に似た湾曲形状や波形状であるようなネジのことをいう。また、掘削機40には、中空ロッド30の台形ネジの雄ネジ部分34やロープネジの雄ネジ部分36と噛み合う雌ネジ部分42が形成された穴が設けられている。このことにより、中空ロッド30の他方の端部を掘削機40に着脱自在に取り付けることができるようになる。
また、本実施の形態では、中空ロッド30の一方の端部(具体的には、図1における右側の端部)に形成されるメートルネジは転造ネジである。ここで、転造ネジとは、円筒形状の鋼材をネジの形をした複数のロールで挟み込み、回転させながら押し付ける事によって変形させることによって作製されるネジのことをいう。このような転造ネジは、鋼材を切削せずにねじ山と谷の部分を塑性加工によって押し込むようにして加工するため、円筒形状の鋼材を削ることにより作製される切削ネジと比較して、破断強度が大きくなるという利点がある。
次に、このような削孔器具10を用いて溶鉱炉の出銑口に充填されているマッドを穿孔する動作について説明する。削孔器具10を用いて溶鉱炉の出銑口に充填されているマッドを穿孔するにあたり、まず、中空ロッド30の一方の端部(具体的には、メートルネジの雄ネジ部分32が形成されている側の端部)に削孔ビット20を取り付け、次に中空ロッド30の他方の端部(具体的には、台形ネジの雄ネジ部分34やロープネジの雄ネジ部分36が形成されている側の端部)を掘削機40に取り付ける。そして、削孔ビット20をマッドに押しつけながら、掘削機40により中空ロッド30や削孔ビット20に打撃と回転を加えることにより、削孔ビット20を回転させながら各突起22によりマッドを砕いて削孔する。この際に、削孔ビット20に形成された噴出口23、24から圧力空気または圧力水を噴出させるようにする。また、各突起22によりマッドから削られたくり粉(切削屑)は削孔ビット20の各排出溝を経て出銑口から排出される。このようにして、削孔ビット20により溶鉱炉の出銑口に充填されているマッドが穿孔されるようになる。
ここで、本実施の形態の削孔器具10では、中空ロッド30の一方の端部にはメートルネジの雄ネジ部分32が形成されているとともに、削孔ビット20には中空ロッド30のメートルネジの雄ネジ部分32と噛み合う雌ネジ部分28を有するスリーブ部26が設けられている。このように、削孔ビット20が着脱自在に取り付けられる中空ロッド30の一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分32が形成されているため、当該雄ネジ部分32のネジ山間のピッチが比較的小さくなり、よって削孔ビット20に対して中空ロッド30が相対的に1回転したときに中空ロッド30に対して削孔ビット20が離間する方向に移動する距離が小さくなる。このため、中空ロッド30に対して削孔ビット20を緩みにくくすることができる。
ここで、中空ロッド30における削孔ビット20が取り付けられる側の端部が台形ネジやロープネジであった場合には、台形ネジやロープネジは雄ネジ部分のネジ山間のピッチが大きいため、削孔ビット20に対して中空ロッド30が相対的に1回転したときに中空ロッド30に対して削孔ビット20が離間する方向に移動する距離が大きくなり、削孔動作中に削孔ビット20が中空ロッド30から外れてしまうおそれがある。削孔動作中に削孔ビット20が中空ロッド30から外れてしまうと、溶鉱炉の出銑口に取り残された削孔ビット20に対して、酸素を吹き込んで溶かすという酸素開孔を行わなければならず、溶鉱炉の操業上、大きなタイムロスとなってしまう。これに対し、本実施の形態では、削孔ビット20が着脱自在に取り付けられる中空ロッド30の一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分32が形成されているため、中空ロッド30に対して削孔ビット20が緩みにくくなり、よって削孔動作中に削孔ビット20が中空ロッド30から外れてしまう可能性を低減することができるようになる。また、中空ロッド30における削孔ビット20が取り付けられる側の端部が台形ネジやロープネジであった場合には、削孔ビット20のスリーブ部26の肉厚を大きくしなければならず、スリーブ部26の直径も大きくなってしまう。この場合には、削孔動作中にマッドから削られたくり粉の排出路面積が小さくなり、くり粉が効率良く排出されず削孔速度が低下してしまうという問題がある。これに対し、削孔ビット20が着脱自在に取り付けられる中空ロッド30の一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分32を形成した場合には、削孔ビット20のスリーブ部26の肉厚を比較的小さくすることができ、よって削孔動作中にマッドから削られたくり粉の排出路面積を大きくすることにより削孔速度を大きくすることができる。また、中空ロッド30における削孔ビット20が取り付けられる側の端部に台形ネジやロープネジを形成する場合と比較してメートルネジを形成する場合には当該端部の加工が容易となり、また安価となる。
また、本実施の形態の削孔器具10では、中空ロッド30におけるメートルネジの雄ネジ部分32が形成される側の端部とは反対側の端部には台形ネジの雄ネジ部分34またはロープネジの雄ネジ部分36が形成されている。このような台形ネジの雄ネジ部分34やロープネジの雄ネジ部分36ではネジ山間のピッチが大きく、少ない回転数で中空ロッド30を掘削機40に着脱することができるため中空ロッド30を掘削機40に着脱する際の作業負荷を軽減することができる。
なお、本実施の形態による削孔器具やロッドは、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
図1等に示す例では、中空ロッド30の一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分32を形成するとともに他方の端部に台形ネジの雄ネジ部分34またはロープネジの雄ネジ部分36を形成するような例が示されているが、本実施の形態はこのような態様に限定されることはない。本実施の形態における他の例として、中空ロッドの両方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されるようになっていてもよい。
また、削孔器具のロッドは中空のものに限定されることはない。削孔器具のロッドとして内部空間が設けられていないような棒状のものが用いられてもよい。この場合でも、棒状のロッドの一方の端部にはメートルネジの雄ネジ部分を形成するとともに、削孔ビットにはロッドのメートルネジの雄ネジ部分と噛み合う雌ネジ部分を有するスリーブ部を設けることにより、ロッドに対して削孔ビットを緩みにくくすることができる。また、この場合でも、棒状のロッドにおけるメートルネジの雄ネジ部分が形成される側の端部とは反対側の端部に台形ネジの雄ネジ部分またはロープネジの雄ネジ部分が形成されるようにする。このことにより、少ない回転数でロッドを掘削機に着脱することができるためロッドを掘削機に着脱する際の作業負荷を軽減することができる。
10 削孔器具
20 削孔ビット
22 突起
23、24 噴出口
26 スリーブ部
28 雌ネジ部分
30 中空ロッド
32 メートルネジの雄ネジ部分
32a ネジ山
34 台形ネジの雄ネジ部分
36 ロープネジの雄ネジ部分
40 掘削機
42 雌ネジ部分

Claims (6)

  1. 掘削機に取付可能となっており、前記掘削機に取り付けられたときに当該掘削機により打撃力および回転力が与えられるロッドと、
    前記ロッドに着脱自在に取り付けられる削孔ビットと、
    を備え、
    前記ロッドの一方の端部にはメートルネジの雄ネジ部分が形成されているとともに、前記削孔ビットには前記ロッドの前記メートルネジの前記雄ネジ部分と噛み合う雌ネジ部分を有するスリーブ部が設けられている、削孔器具。
  2. 前記ロッドにおける前記メートルネジの前記雄ネジ部分が形成される側の端部とは反対側の端部には台形ネジの雄ネジ部分またはロープネジの雄ネジ部分が形成されている、請求項1記載の削孔器具。
  3. 前記ロッドの一方の端部に形成される前記メートルネジの前記雄ネジ部分のネジ山の頂部分の角度は略60度である、請求項1または2記載の削孔器具。
  4. 前記ロッドの一方の端部に形成される前記メートルネジは転造ネジである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の削孔器具。
  5. 削孔ビットに一方の端部が取付可能となっているとともに掘削機に他方の端部が取付可能となっており、前記掘削機に取り付けられたときに当該掘削機により打撃力および回転力が与えられるロッドであって、
    一方の端部にメートルネジの雄ネジ部分が形成されている、ロッド。
  6. 前記メートルネジの前記雄ネジ部分が形成される側の端部とは反対側の端部には台形ネジの雄ネジ部分またはロープネジの雄ネジ部分が形成されている、請求項5記載のロッド。
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