JP2018178550A - パーティションにおける仕切板の連結構造、ジョイント材 - Google Patents

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Abstract

【課題】仕切板同士が連結される部分における外観を良好なものにできるーティションにおける仕切板の連結構造を提供することができる。【解決手段】板状をなし空間を仕切る一方の仕切板及び他方の仕切板を、ジョイント材を介して連結するようにしたパーティションにおける仕切板の連結構造である。ジョイント材は、前記一方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する内面を有した第一ベースと、この第一ベースの一側端部から前記一方の仕切板に沿うように連設された第二ベースとを備えてなり、前記第二ベースが、前記一方の仕切板の反対側を向き前記他方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する外接続面を備えているものとした。【選択図】図2

Description

本発明は、オフィス等の空間を仕切るためのパーティションに関する。
会議室や執務室等を構築し得るパーティションにおいては、空間を仕切るための二枚のガラス板の端縁同士を連結するために、目地具を介在させている(例えば、特許文献1を参照)。
従来の目地具は、直交する位置関係をなす二枚のガラス板の端縁同士を連結する場合、左右方向の幅寸法がガラス板の厚み寸法と略同じか又はそれよりも若干長い寸法に設定されていた。換言すれば、従来のこの種の目地具は、横断面視において略正方形の形状をなしていた。
ところが、このようなものであると、目地具をどの方向から見ても、ガラス板の厚み寸法と略同じか又はそれより若干長い寸法の外形が視認されてしまうものとなり、外観を損ねる一因となっていた。
なお、以上の事情は、ガラス板を適用したパーティションに限られるものではなく、種々の仕切板の端部同士を連結する場合においても同様である。
特開2008−144578号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、仕切板同士が連結される部分における外観を良好なものにできるパーティションにおける仕切板の連結構造を提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に記載の発明は、板状をなし空間を仕切る一方の仕切板及び他方の仕切板を、ジョイント材を介して連結するようにしたパーティションにおける仕切板の連結構造であって、前記ジョイント材が、前記一方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する内面を有した第一ベースと、この第一ベースの一側端部から前記一方の仕切板に沿うように連設された第二ベースとを備えてなり、前記第二ベースが、前記一方の仕切板の反対側を向き前記他方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する外接続面を備えているパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項2に記載の発明は、前記第二ベースが、前記一方の仕切板側を向く内添接面を備えており、この内添接面が接着手段を介在させることなく前記一方の仕切板の表面に添接する請求項1記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項3に記載の発明は、前記第一ベースにおける他側端部に前記一方の仕切板側に向かって突出する突部が形成されている請求項1又は2記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項4に記載の発明は、前記第二ベースにおける両側端部に前記他方の仕切板側に向かって突出する突部が形成されている請求項1、2又は3記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項5に記載の発明は、前記ジョイント材が、横断面視において略L字状をなしている請求項1、2、3又は4記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項6に記載の発明は、前記一方の仕切板が、前記他方の仕切板に対して略直交する姿勢を採るものであり、前記他方の仕切板における長手方向に沿った仮想延長線上に前記一方の仕切板の側端部が位置するように、前記一方の仕切板及び他方の仕切板の位置関係が設定されている請求項1、2、3、4又は5記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項7に記載の発明は、前記一方の仕切板及び前記他方の仕切板が合わせガラスである請求項1、2、3、4、5又は6記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項8に記載の発明は、前記一方の仕切板が所定の間隔をあけて略平行に二枚配設されており、前記他方の仕切板が所定の間隔をあけて略平行に二枚配設されている請求項1記載のパーティションにおける仕切板の連結構造である。
請求項9に記載の発明は、板状をなし空間を仕切る一方の仕切板及び他方の仕切板を連結するジョイント材であって、前記ジョイント材が、前記一方の仕切板の端面と接着手段を介して接続する内面を有した第一ベースと、この第一ベースの一側端部から前記一方の仕切板に沿うように連設された第二ベースとを備えてなり、前記第二ベースが、前記一方の仕切板の反対側を向き前記他方の仕切板の端面と接着手段を介して接続する外接続面を備えているジョイント材である。
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、仕切板同士が連結される部分における外観を良好なものにできるパーティションにおける仕切板の連結構造を提供することができる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における部分拡大斜視図。 図2におけるX矢視図。 図2におけるY矢視図。 同実施形態における部分拡大横断面図。 同実施形態における分解斜視図。 他の実施形態を示す部分拡大横断面図。 他の実施形態を示す部分拡大横断面図。 他の実施形態を示す部分拡大横断面図。 他の実施形態を示す部分拡大横断面図。 他の実施形態を示す部分拡大横断面図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜6を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、オフィスにおいて執務室や会議室等の仕切られた空間を形成し得るパーティションPに適用したものである。
パーティションPは、板状をなし空間を仕切る一方の仕切板Aと、板状をなし空間を仕切る他方の仕切板Bと、これら一方の仕切板Aの側端部と他方の仕切板Bの側端部との間に介設されたジョイント材Jとを備えたものである。そして、パーティションPは、床面Fに対して起立する一方の仕切板Aの側端部が接着手段である両面テープTを介してジョイント材Jに接続しており、床面Fに対して起立する他方の仕切板Bの側端部が接着手段である両面テープTを介してジョイント材Jに接続している。
換言すれば、この実施形態に示されたパーティションPにおける仕切板の連結構造は、板状をなし空間を仕切る一方の仕切板A及び他方の仕切板Bを、ジョイント材Jを介して連結するようにしたものである。
以下、パーティションP、及び、パーティションPにおける仕切板の連結構造について説明する。
一方の仕切板Aは、合わせガラスである。すなわち、一方の仕切板Aは、図2、図5、及び、図6に示すように、略同じ厚みに形成された二枚のガラス板材aを有している。そして、これら二枚のガラス板材a同士が、接着材料である接着フィルムfを介して接着されており、一方の仕切板Aとして一体化されている。一方の仕切板Aは、全体として矩形板状をなしている。この実施形態では、図1に示すように、一方の仕切板Aの上下寸法は、設置される場所における床面Fと天井面Cとの間の寸法よりも若干短い寸法に設定されている。一方の仕切板Aにおける下端縁はベース材Dを介して床面Fに支持されており、一方の仕切板Aにおける上端縁はベース材Eを介して天井面Cに保持されている。一方の仕切板Aの側端縁には糸面加工が施されている。換言すれば、一方の仕切板Aの側端縁には、対をなす糸面mが形成されている。
他方の仕切板Bは、上述した一方の仕切板Aと同一の構成を有したものである。つまり、他方の仕切板Bは、合わせガラスである。すなわち、他方の仕切板Bは、図2、図5、及び、図6に示すように、略同じ厚みに形成された二枚のガラス板材bを有している。そして、これら二枚のガラス板材b同士が、接着材料である接着フィルムfを介して接着されており、他方の仕切板Bとして一体化されている。他方の仕切板Bは、全体として矩形板状をなしている。この実施形態では、図1に示すように、他方の仕切板Bの上下寸法は、設置される場所における床面Fと天井面Cとの間の寸法よりも若干短い寸法に設定されている。他方の仕切板Bにおける下端縁はベース材Dを介して床面Fに支持されており、他方の仕切板Bにおける上端縁はベース材Eを介して天井面Cに保持されている。他方の仕切板Bの側端縁には糸面加工が施されている。換言すれば、他方の仕切板Bの側端縁には、対をなす糸面mが形成されている。
なお、一方の仕切板Aや他方の仕切板Bは、透明なものであってもよいし、透明でないものであってもよい。材質も適宜のものを適用することができる。なお、「透明」とは、狭義の無色透明だけでなく有色透明をも含む概念である。
ジョイント材Jは、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bを連結するものである。ジョイント材Jは、図5に示すように、横断面視において略L字状をなしている。
ジョイント材Jは、図2、図5、及び、図6に示すように、一方の仕切板Aの端面eaと接着手段である両面テープTを介して接続する内面11を有した第一ベース1と、この第一ベース1の一側端部から一方の仕切板Aに沿うように連設された第二ベース2とを備えてなるものである。ジョイント材Jは、金属製のもの又は合成樹脂製のものであり、第一ベース1と第二ベース2は一体に形成されている。
第一ベース1は、一方の仕切板Aの端面eaに沿うように上下方向に延びてなる板状のものである。第一ベース1の内面11は、両面テープTが止着しやすい平らな形態をなっている。第一ベース1の外面12は、第一ベース1の内面11と略平行に設定されている。第一ベース1の外面12は、外部に露出する露出面を構成している。第一ベース1における他側端部には、一方の仕切板A側に向かって突出する突部1tが形成されている。この突部1tは、両面テープTを外部から見えにくくする役割を担うだけでなく、第一ベース1における内面11の適切な位置に両面テープTを貼り設けるための目印としての役割も担っている。また、突部1tは、一方の仕切板Aの側端部の破損を抑制する役割も担っている。
第二ベース2は、第一ベース1における他方の仕切板B寄りに位置する一側端部から一方の仕切板Aにおける水平の長手方向に沿うように設けられている。第二ベース2は、他方の仕切板Bの端面ebに沿うように上下方向に延びてなる板状のものである。第二ベース2は一方の仕切板A側を向く内添接面21を備えている。第二ベース2は、内添接面21の反対側を向く外接続面22を備えている。内添接面21と外接続面22とは略平行に設定されている。
第二ベース2の内添接面21は、両面テープTを介在させることなく一方の仕切板Aの表面である内表面a1に添接するように設定されている。このように構成した理由は、一方の仕切板Aが透明な場合に例えば両面テープ等を介在させて当該一方の仕切板Aの内表面a1と第二ベース2の内添接面21とを接続すると、両面テープ等と一方の仕切板Aとの間に気泡が入り込み、外観を損ねてしまうことがあるため、かかる不具合を回避するためである。
第二ベース2の外接続面22は、一方の仕切板Aの反対側を向き他方の仕切板Bの端面と接着手段である両面テープTを介して接続するものである。第二ベース2の外接続面22は、両面テープTが止着しやすい平らな形態をなしている。
第二ベース2における両側端部には、他方の仕切板B側に向かって突出する突部2tが形成されている。この突部2tは、両面テープTを外部から見えにくくする役割を担うだけでなく、第二ベース2における外接続面22の適切な位置に両面テープTを貼り設けるための目印としての役割も担っている。また、突部2tは、他方の仕切板Bの側端部の破損を抑制する役割も担っている。
以上に述べたパーティションP、及び、パーティションPの連結構造においては、一方の仕切板Aが、他方の仕切板Bに対して略直交する姿勢を採るものとなっている。さらに、図2、及び、図5に示すように、他方の仕切板Bにおける水平の長手方向に沿った仮想延長線k(他方の仕切板Bにおける中心線の仮想延長線k)上に一方の仕切板Aの側端部が位置するように、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bの位置関係が設定されている。換言すれば、この実施形態におけるパーティションP、及び、パーティションPの連結構造においては、一方の仕切板Aと他方の仕切板Bとがいわゆる勝ち負けの関係をなすように配設されている。
以上説明したように、本実施形態に係るパーティションPにおける仕切板の連結構造は、板状をなし空間を仕切る一方の仕切板A及び他方の仕切板Bを、ジョイント材Jを介して連結するようにしたものである。そして、ジョイント材Jが、一方の仕切板Aの端面eaに接着手段である両面テープTを介して接続する内面11を有した第一ベース1と、この第一ベース1の一側端部から一方の仕切板Aに沿うように連設された第二ベース2とを備えてなり、第二ベース2が、一方の仕切板Aの反対側を向き他方の仕切板Bの端面ebに接着手段である両面テープTを介して接続する外接続面22を備えている。このため、仕切板同士すなわち、一方の仕切板A及び他方の仕切板B同士が連結される部分であるコーナー部分Gの外観を良好なものにできるパーティションPにおける仕切板の連結構造を提供することができるものとなる。
つまり、ジョイント材Jが、第一ベース1と第二ベース2とによって構成されたものであり、横断面視においてL字状ないしくの字状をなしている。このため、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bによって形成されたコーナー部分Gを特定の方向から見た場合(この実施形態では、図2におけるX方向から見た場合)には、視認され得るジョイント材Jは極めて限られたものとなる(図3を参照)。その結果、特定の方向から見た場合には、見る者によって視認され得るほとんどの領域が、一方の仕切板Aによって占められるものとなるため外観を良好なものとすることができるものとなる。
第二ベース2が、一方の仕切板A側を向く内添接面21を備えており、この内添接面21が接着手段である両面テープTを介在させることなく一方の仕切板Aの表面である内表面a1に添接するようになっている。このため、一方の仕切板Aがジョイント材Jに好適に位置決めされるものとなるだけでなく、一方の仕切板Aの内表面a1と第二ベース2の内添接面21とを例えば両面テープを介在させて接着した場合に発生し得る気泡の問題をなくすことができる。
つまり、一方の仕切板Aと第二ベース2とを直接的に添接させている。このようなものであれば、例えば一方の仕切板Aが透明な場合であっても、使用者が一方の仕切板Aの外表面b2側から一方の仕切板Aの内表面b1側のジョイント材Jを透視したときに、気泡が視認されることがないため、外観を良好なものとすることができる。
第一ベース1における他側端部に一方の仕切板A側に向かって突出する突部1tが形成されている。このため、突部1tが、第一ベース1の内面11に貼り付けられた両面テープTを外部から見えにくくする隠し機能を担うものとなる。また、突部1tが、第一ベース1における内面11に隣接しているため、第一ベース1の内面11に両面テープTを適切に貼るための目印機能を担うものとなる。さらに、突部1tが、一方の仕切板Aの側端部に何らかの部材等が衝突し、破損する事態を好適に抑制し得るものとなっている。
第二ベース2における両側端部に他方の仕切板B側に向かって突出する突部2tが形成されている。このため、突部2tが、第二ベースの外接続面22に貼り付けられた両面テープTを外部から見えにくくする隠し機能を担うものとなる。また、突部2tが、第二ベース2における外接続面22に隣接しているため、第二ベース2の外接続面22に両面テープTを適切に貼るための目印機能を担うものとなる。さらに、突部2tが、他方の仕切板Bの側端部に何らかの部材等が衝突し、破損する事態を好適に抑制し得るものとなっている。
ジョイント材Jが、横断面視において略L字状をなしている。このため、一方の仕切板A及び他方の仕切板B同士が連結される部分における外観を良好なものにし得る好適な形態をなしたジョイント材Jを提供することができるものとなる。
一方の仕切板Aが、他方の仕切板Bに対して略直交する姿勢を採るものであり、他方の仕切板Bにおける長手方向に沿った仮想延長線k上に一方の仕切板Aの側端部が交わって位置するように、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bの位置関係が設定されている。このため、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bの位置関係(いわゆる勝ち負けの関係)による構造的特徴を利用したジョイント材Jを提供することができるものとなる。
一方の仕切板A及び他方の仕切板Bが合わせガラスである。このため、耐火性に優れるとともに好適な外観を形成し得る一方の仕切板A及び他方の仕切板Bを提供し得るものとなる。なお、一方の仕切板A及び他方の仕切板Bが合わせガラスの場合に、接着フィルムfの線が不可避的に表出してしまうことになる端面ea、ebも、ジョイント材Jの第一ベース1及び第二ベース2に両面テープTを介して接着するものとなるため、外部から視認されることはない。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
パーティションは、床面と天井面との間の略全域を隔てる形態のものに限られるものではない。つまり、パーティションは、床面と天井面との間の一部に設けられたものであってもよい。
ジョイント材は、上述した実施形態に示されるものに限定されるものでない。例えば、図7〜9に示すように、ジョイント材Jの側端縁や角部の形状は適宜のものを適用することができるのはもちろんのことである。
なお、図7に示す例は、ジョイント材Jの側端縁及び角部を、R加工によって滑らかな曲面n1を有する形態にしたものである。図8に示す例は、ジョイント材の側端縁及び角部を、C面加工(面取り)によって斜め面n2を有する形態にしたものである。図9に示す例は、ジョイント材の側端縁及び角部を、角張らせた形態にしたものである。
ジョイント材は、一方の仕切板と他方の仕切板とを直交する位置関係で連結させるものには限られない。また、ジョイント材の材質は、適宜のものを適用することができるのはもちろんのことである。
接着手段は、両面テープに限られるものでなく、例えば、液状やゲル状をなす接着剤等であってもよい。
なお、接着手段が両面テープである場合には、その厚み寸法は適宜のものを採用することができる。例えば、図10に示す例は、上述した実施形態に示したものよりも厚み寸法が大きく設定された両面テープTを利用したものである。このようなものであれば、一方及び他方の仕切板A、Bに寸法誤差があった場合でも、両面テープTが適切に当該寸法誤差を吸収し得るものとなる。
また、いわゆる二重構造を形成するために、ジョイント材の第一ベース及び第二ベースのそれぞれに二枚の仕切板を接続するように構成してもよい。
ここで、図11に示すものは、ジョイント材Jの第一ベース1に接続された一方の仕切板Aが所定の間隔spをあけて略平行に二枚配設されているとともに、ジョイント材Jの第二ベース2に接続された他方の仕切板Bが所定の間隔spをあけて略平行に二枚配設されているものを示している。このようなものであれば、一方及び他方の仕切板A、Bの二重構造を好適に実現し得るものとなる。
一方及び他方の仕切板は、ガラス板(合わせガラスを含む)に限られるものではない。例えば、一方及び他方の仕切板は、合成樹脂製のものであってもよい。
一方及び他方の仕切板は、透明なものに限られるものではなく、不透明なものであってもよい。なお、「透明」は、無色透明に限られるものではなく、有色透明を含んだ概念である。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
P…パーティション
A…一方の仕切板
B…他方の仕切板
J…ジョイント材
1…第一ベース
2…第二ベース
T…両面テープ(接着手段)

Claims (9)

  1. 板状をなし空間を仕切る一方の仕切板及び他方の仕切板を、ジョイント材を介して連結するようにしたパーティションにおける仕切板の連結構造であって、
    前記ジョイント材が、前記一方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する内面を有した第一ベースと、この第一ベースの一側端部から前記一方の仕切板に沿うように連設された第二ベースとを備えてなり、
    前記第二ベースが、前記一方の仕切板の反対側を向き前記他方の仕切板の端面に接着手段を介して接続する外接続面を備えているパーティションにおける仕切板の連結構造。
  2. 前記第二ベースが、前記一方の仕切板側を向く内添接面を備えており、この内添接面が接着手段を介在させることなく前記一方の仕切板の表面に添接する請求項1記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  3. 前記第一ベースにおける他側端部に前記一方の仕切板側に向かって突出する突部が形成されている請求項1又は2記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  4. 前記第二ベースにおける両側端部に前記他方の仕切板側に向かって突出する突部が形成されている請求項1、2又は3記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  5. 前記ジョイント材が、横断面視において略L字状をなしている請求項1、2、3又は4記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  6. 前記一方の仕切板が、前記他方の仕切板に対して略直交する姿勢を採るものであり、前記他方の仕切板における長手方向に沿った仮想延長線上に前記一方の仕切板の側端部が位置するように、前記一方の仕切板及び他方の仕切板の位置関係が設定されている請求項1、2、3、4又は5記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  7. 前記一方の仕切板及び前記他方の仕切板が合わせガラスである請求項1、2、3、4、5又は6記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  8. 前記一方の仕切板が所定の間隔をあけて略平行に二枚配設されており、
    前記他方の仕切板が所定の間隔をあけて略平行に二枚配設されている請求項1記載のパーティションにおける仕切板の連結構造。
  9. 板状をなし空間を仕切る一方の仕切板及び他方の仕切板を連結するジョイント材であって、
    前記ジョイント材が、前記一方の仕切板の端面と接着手段を介して接続する内面を有した第一ベースと、この第一ベースの一側端部から前記一方の仕切板に沿うように連設された第二ベースとを備えてなり、
    前記第二ベースが、前記一方の仕切板の反対側を向き前記他方の仕切板の端面と接着手段を介して接続する外接続面を備えているジョイント材。
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