JP2018177592A - Cigs太陽電池 - Google Patents

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公彦 佐山
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Abstract

【課題】CIGS太陽電池を構成するガラス基板が高い化学強化特性(CS、DOL)を示し、かつ、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層への優れたアルカリ拡散能を有することにより、CIGS太陽電池の発電効率が向上することができ、さらに、CIGS太陽電池の製造過程で上記のアルカリ拡散能を調節することができるCIGS太陽電池の提供。【解決手段】ガラス基板上に、少なくとも、下部電極、CIGS化合物を含む光電変換層、および、上部電極がこの順に形成されたCIGS太陽電池であって、前記ガラス基板は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al2O3を0.5〜8%、MgOを0〜10%、CaOを1〜15%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを7〜20%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe2O3を0.005〜0.25%含有し、前記下部電極が形成される側の主面に化学強化処理が施されていることを特徴とするCIGS太陽電池。【選択図】なし

Description

本発明は、CIGS太陽電池に関する。
化合物太陽電池では、ガラス基板上に光電変換層として半導体の膜が形成される。太陽電池に用いられる半導体として、カルコパイライト結晶構造を持つ11−13族、11−16族化合物半導体や立方晶系あるいは六方晶系の12−16族化合物半導体は、可視から近赤外の波長範囲の光に対して大きな吸収係数を有している。そのために、高効率薄膜太陽電池の材料として期待されている。代表的な例としてCu(In,Ga)Se2(以下、CIGS化合物と称することがある。)が挙げられる。
このような太陽電池用ガラス基板として、アルカリ金属、特にナトリウム(Na)やカリウム(K)を含むガラス基板を用いることで、太陽電池の電池効率を向上できることが知られている。ガラス基板にCIGS化合物を含む層(以下、CIGS層を記載する。)等の光電変換層が形成される場合、ガラス基板が光電変換層の形成工程で加熱処理されることで、ガラス基板に含まれるアルカリ金属原子がガラス基板表面から光電変換層に拡散していく。これによって、光電変換層の欠陥密度が低下し、キャリア濃度が高まり、結果として電池効率を向上できる(特許文献1)。
環境負荷低減の観点から、太陽電池製造時の省エネルギー化が望まれており、光電変換層の形成工程で加熱処理の低温プロセス化が求められている。また、太陽電池基板への低コスト化の要求は年々高まってきており、中でも太陽電池パネルの重量の大部分を占めるガラス基板を安価に提供することが求められている。
低温プロセスにおいて光電変換層へアルカリ金属拡散が容易に起こり、安価なガラスの例としては、建築用ガラスなどに広く用いられるソーダライムガラスが知られているが、
電池効率という点ではまだ充分とは言えない。
一方、太陽電池の薄型化・軽量化にともない、太陽電池用ガラス基板に強化処理を施すことが増えている。太陽電池用ガラス基板の強化処理としては風冷強化処理と化学強化処理とが代表的であるが、近年の太陽電池の薄型化により、太陽電池用ガラス基板の強化処理に化学強化処理が用いられるようになってきている。
化学強化処理は、ガラス表面に含まれるアルカリ金属イオンをより半径の大きい一価の陽イオンで置換することにより、ガラス表面に圧縮応力層を形成する技術である。化学強化は、リチウムイオン(Li+)をナトリウムイオン(Na+)で置換することにより、あるいはナトリウムイオンをカリウムイオン(K+)で置換することにより、実施されることが多い。
ソーダライムガラスに化学強化処理を施して、ガラス表面に圧縮応力層を形成することは可能であるが、それにより形成された表面圧縮応力値(CS)や圧縮応力層深さ(DOL)は、太陽電池用ガラス基板としては必ずしも充分ではなかった(特許文献2)。
さらに、製造するCIGS太陽電池の要求特性に応じて、アルカリ金属原子の含有量が異なるガラス基板を製造することはコスト面から現実的ではない。
そのため、製造するCIGS太陽電池の要求特性に応じて、ガラス基板表面から光電変換層へのアルカリ金属原子の拡散量と拡散するアルカリ金属元素の比率を、CIGS太陽電池の製造過程で調節できることが望ましい。
特開2017−14039号公報 特許5779296号明細書
本発明は、CIGS太陽電池を構成するガラス基板が高い化学強化特性(CS、DOL)を示し、かつ、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層への優れたアルカリ拡散能を有することにより、CIGS太陽電池の電池効率が向上することができ、さらに、CIGS太陽電池の製造過程で上記のアルカリ金属原子の拡散量と拡散するアルカリ金属元素の比率を調節することができるCIGS太陽電池を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本願発明は、ガラス基板上に、少なくとも、下部電極、CIGS化合物を含む光電変換層、および、上部電極がこの順に形成されたCIGS太陽電池であって、前記ガラス基板は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al23を0.5〜8%、MgOを0〜10%、CaOを1〜15%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを7〜20%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe23を0.005〜0.25%含有し、少なくとも前記下部電極が形成される側の主面に化学強化処理が施されていることを特徴とするCIGS太陽電池を提供する。
本発明のCIGS太陽電池において、前記ガラス基板は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al23を3〜8%、MgOを3〜10%、CaOを1〜10%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを10〜18%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe23を0.005〜0.25%含有し、粘度が102dPa・sとなる温度(T2)が1510℃以下であり、かつR2O/Al23(式中、R2OはNa2O+K2Oである)が2.4以上4.6以下であり、MgO/CaOが0.65以下となることが好ましい。
本発明のCIGS太陽電池において、前記ガラス基板の板厚が0.05〜2.0mmであることが好ましい。
本発明のCIGS太陽電池は、CIGS化合物を含む光電変換層の形成時にガラス基板温度を400℃以上に加熱する加熱処理が施されており、該加熱処理実施後において、ガラス基板の前記下部電極が形成された側の主面から深さ100nmの領域におけるAl3+含有量が0.5〜4.0at%、Mg2+含有量が0〜5.0at%、Ca2+含有量が0.5〜5.0at%、Na+含有量が0.5〜8.0at%、K+含有量が0〜8.0at%であることが好ましい。
本発明のCIGS太陽電池は、CIGS太陽電池を構成するガラス基板が高い化学強化特性を示し、かつ、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層への優れたアルカリ拡散能を有することにより、CIGS太陽電池の電池効率が向上することができ、さらに、CIGS太陽電池の製造過程で上記のアルカリ拡散能を調節することができる。
図1は、本発明のCIGS太陽電池の一実施形態を示した断面図である。 図2は、実施例におけるアルカリ拡散評価(Na/Zn)の結果を示したグラフである。 図3は、実施例におけるアルカリ拡散評価(K/Zn)の結果を示したグラフである。 図4は、実施例におけるアルカリ拡散評価((Na+K)/Zn)の結果を示したグラフである。 図5は、実施例におけるプロセス前のXPS測定結果である。 図6は、図5中、四角で囲った部分の拡大図である。 図7は、実施例におけるプロセス後のXPS測定結果である。 図8は、図7中、四角で囲った部分の拡大図である。 図9は、実施例におけるプロセス実施前後のCSを比較したグラフである。 図10は、実施例におけるプロセス実施前後のDOLを比較したグラフである。
以下、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本発明のCIGS太陽電池の一実施形態を示した断面図である。
図1は、本発明のCIGS太陽電池の一実施形態を示す断面図である。図1に示すCIGS太陽電池10では、絶縁性支持基板としてのガラス基板20上に、下部電極30、CIGS化合物を含む光電変換層40、バッファ層50、透明導電膜60、および上部電極70がこの順に形成されている。但し、本発明のCIGS太陽電池において、ガラス基板20、下部電極30、CIGS化合物を含む光電変換層40、および上部電極70が必須の構成であり、バッファ層50および透明導電膜60は任意の構成である。
以下、本発明のCIGS太陽電池の個々の構成について説明する。
(ガラス基板20)
ガラス基板20は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al23を0.5〜8%、MgOを0〜10%、CaOを1〜15%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを7〜20%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe23を0.005〜0.25%含有する。
ガラス基板を上記組成に限定する理由は以下のとおりである。
SiO2:ガラスの骨格を形成する成分であり、60質量%(以下単に%と記載する)未満ではガラスの耐熱性及び化学的耐久性が低下し、平均線膨張係数(CTE)が増大するおそれがある。好ましくは65%以上であり、より好ましくは67%以上である。
しかし、75%超ではガラスの高温粘度が上昇し、溶解性が悪化する問題が生じるおそれがある。好ましくは73%以下であり、より好ましくは71%以下である。
Al23:ガラス転移温度を上げ、耐候性、耐熱性及び化学的耐久性を向上し、ヤング率を上げる成分である。さらに、光電変換層形成時に、ガラス内部でのアルカリ拡散を促進する働きも有する。また、化学強化処理の際にイオン交換性能を向上させ、化学強化処理後のCSを大きくするために有効な成分である。その含有量が0.5%未満だとガラス転移温度が低下するおそれがある。また平均熱膨張係数が増大するおそれがある。好ましくは2%以上であり、より好ましくは2.5%以上であり、さらに好ましくは3.5%以上であり、特に好ましくは4%以上である。
しかし、8%超では、ガラスの高温粘度が上昇し、溶解性が悪くなるおそれがある。また、失透温度が上昇し、成形性が悪くなるおそれがある。さらに、ガラス基板から光電変換層へ拡散するアルカリ成分をトラップし、アルカリ拡散量が低下するおそれがある。好ましくは7%以下であり、より好ましくは6%以下である。
MgO:ガラスを安定化させ、溶解性を向上させ、かつこれを添加することでアルカリ金属の含有量を低下させてCTEの上昇を抑制することのできる成分であり、また、化学強化処理後のCSを大きくするために有効な成分であるため10%以下含有できる。好ましくは3%以上であり、より好ましくは3.5%以上である。
しかし、10%超ではCTEが増大するおそれがある。また失透温度が上昇するおそれがある。好ましくは8%以下であり、より好ましくは6%以下である。
CaO:ガラスを安定化させる成分であり、MgOの存在による失透を防止し、かつCTEの上昇を抑制しながら溶解性を向上する効果を有する。その含有量が1%未満だと、失透温度が上昇、あるいはガラスの高温粘度が上昇して溶解性が悪くなるおそれがある。好ましくは3%以上であり、より好ましくは5%以上である。
しかし、15%超ではガラスのCTEが増大するおそれがある。好ましくは10%以下、より好ましくは9%以下である。
SrO:ガラスの粘性および失透温度を下げるために有効な成分である。しかし、MgO、CaOに比べて原料コストが高く、ガラスの比重を上げるため、含有する場合であっても3%以下である。3%以下とすることで、溶解性が良好になり、CTEおよび密度が必要以上に上昇することを抑制できる。しかしながら、コストの観点から、ガラス基板にSrOは実質的に含有されないことが一層好ましい。
BaO:SrOと同じく、ガラスの粘性および失透温度を下げるために有効な成分である。しかし、MgO、CaOに比べて原料コストが高く、ガラスの比重を上げるため、含有する場合であっても3%以下である。3%以下とすることで、溶解性が良好になり、CTEおよび密度が必要以上に上昇することを抑制できる。しかしながら、コストの観点から、ガラス基板にBaOは実質的に含有されないことが一層好ましい。
Na2O:Na2Oは、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層に拡散することにより、CIGS太陽電池の電池効率向上に寄与する。また、ガラス溶解温度での粘性を下げ、溶解しやすくする効果があり、また、化学強化処理時にイオン交換により圧縮応力層を形成させる成分であるので7〜20%含有できる。含有量が7%未満ではCIGS層へのNa拡散量が不十分となり、発電効率も不十分となるおそれがある。含有量が10%以上であると好ましく、含有量が12%以上であるとより好ましい。
しかし、Na2O含有量が20%を超えるとガラス転移温度が低下し、CTEが大きくなり、または化学的耐久性が劣化する。さらに耐候性が悪化するおそれがある。含有量が18%以下であると好ましく、含有量が16%以下であるとより好ましい。
2O:Na2Oと同様の効果があるため、8%以下含有できる。しかし、8%超では発電効率が低下、すなわちNaの拡散が阻害され、また、ガラス転移温度が低下し、CTEが大きくなるおそれがある。4%以下であるのが好ましく、2%以下であるのがより好ましく、1%以下であることが特に好ましい。K2Oはイオン交換しやすくする成分であるため、0.05%以上が好ましく、0.1%以上であることがより好ましい。
ZrO2:ガラスの化学的耐久性を向上させ、CIGS太陽電池の電池効率を上昇させる効果があり、化学強化処理時にイオン交換による表面圧縮応力CSを大きくするために有効な成分であるので3%以下含有させることができる。
しかし、3%超含有すると、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際にアルカリ拡散量が低下し、またCTEが大きくなるおそれがある。2%以下が好ましく、1%以下であることがより好ましい。
上記の効果を奏するためには、0.05%以上であるのが好ましく、0.1%以上であるのがより好ましい
Fe23:ガラスの溶解を促進するために必要な成分である。その含有量が0.005%未満だとガラス溶解時の熱線吸収が起こりにくく溶解窯の敷温度が上昇し、均質なガラスが得にくくなる。好ましくは0.01%以上であり、より好ましくは0.03%以上、特に好ましくは0.05%以上である。
しかし、0.25%超だと着色が強すぎるおそれがある。好ましくは0.15%以下であり、より好ましくは0.12%以下、特に好ましくは0.10%以下である。
ガラス基板は、粘度が102dPa・sとなる温度(T2)が1510℃以下であることが溶解温度をあまり上げずに均質なガラスが得られる、ガラス溶解時に燃料を多く使用しない、溶解窯の耐熱煉瓦の腐食を抑えることができる、などの理由から好ましく、T2が1490℃以下であることがより好ましい。
ガラス基板は、R2O/Al23(式中、R2OはNa2O+K2Oである)が2.4以上4.6以下であることが好ましい。R2O/Al23が2.4以上であると、ガラスの溶解温度を高くせずに化学強化によって高い圧縮応力を得やすくなる。R2O/Al23が2.6以上であることが好ましく、2.8以上であることがより好ましい。R2O/Al23が4.6以下であると、ガラスの平均熱膨張係数を大きくせずに化学強化によって高い圧縮応力を得やすくなる。R2O/Al23が4.2以下であることが好ましく、4.0以下であることがより好ましい。
ガラス基板は、MgO/CaOが0.65以下であることが好ましい。MgO/CaOが0.65以下であると、ガラスの粘性を上げずに失透粘性を下げることができる。MgO/CaOが0.62以下であることが好ましく、0.59以下であることがより好ましい。
この他、ガラス基板は、ガラスの溶解の清澄剤として、塩化物、フッ化物などを適宜含有してもよい。また、発明の効果を失わない範囲で、その他の成分を含有してもよい。そのような成分を含有する場合、それら成分の含有量の合計は5%以下であることが好ましく、より好ましくは3%以下、典型的には1%以下である。以下、上記その他成分について例示的に説明する。 TiO2は必須ではないが、天然原料中に多く存在し、黄色の着色源となることが知られている。TiO2を含有する場合は、0.2%以下であることが好ましい。
SO3は必須ではないが、ガラスの溶解の清澄剤として知られている。SO3を含有する場合は、0.3%以下であることが好ましい。
ZnOはガラスの高温での溶解性を向上するために、たとえば2%まで含有してもよい。しかし、フロート法で製造する場合には、フロートバスで還元され製品欠点となるので実質的に含有しないことが好ましい。
23は高温での溶解性またはガラス強度の向上のために、1%未満の範囲で含有してもよい。一般的には、Na2OまたはK2Oのアルカリ成分とB23を同時に含有すると揮散が激しくなり、煉瓦を著しく浸食するので、B23は実質的に含有しないことが好ましい。
25はガラスの失透性またはガラス強度の向上のために、1%未満の範囲で含有してもよい。一般的には、P25は揮散する成分であり煉瓦を著しく浸食し、またフロートバスで揮散した成分が凝集して欠点となるため、P25は実質的に含有しないことが好ましい。
Li2Oは歪点を低くして応力緩和を起こりやすくし、その結果安定した表面圧縮応力層を得られなくする成分であるので含有しないことが好ましく、含有する場合であってもその含有量は1%未満であることが好ましく、より好ましくは0.05%以下、特に好ましくは0.01%未満である。
ガラス基板は、下部電極が形成される側の主面に化学強化処理が施されている。図1に示すCIGS太陽電池10では、ガラス基板20の下部電極30が形成されている側の主面に、化学強化処理により圧縮応力層22が形成されている。
ガラス基板が上記組成であることにより、以下に示すように化学強化特性が良好である。
ガラス基板は化学強化処理が施された側の主面におけるDOLが6μm以上であることが、CIGS太陽電池の支持基板として好ましく、8μm以上であることがより好ましい。
DOLは、市販の表面応力計により評価することができる。
なお、後述する実施例に示すように、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の実施前後を比較した場合、加熱処理の実施後はDOLが増加している。
ガラス基板は化学強化処理が施された側の主面におけるCSが、200MPa以上であることが、CIGS太陽電池の支持基板として好ましく、500MPa以上であることがより好ましく、600MPa以上であることがより好ましい。
CSは、市販の表面応力計により評価することができる。
なお、後述する実施例に示すように、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の実施前後を比較した場合、加熱処理の実施後はCSが減少しているが、CIGS太陽電池の使用上十分な値を示している。
化学強化処理は、例えば、ガラス基板を400℃程度に予熱し、溶融塩内でガラス基板の主面のNaと溶融塩内のKとをイオン交換することで達成される。
また、特定の塩を含む溶融塩内でイオン交換した後に、酸処理およびアルカリ処理を行うことで、さらに高強度のガラス基板としてもよい。
イオン交換処理を行うための溶融塩としては、例えば、硝酸カリウム(KNO3)等のアルカリ硝酸塩、硫酸カリウム(K2SO4)等のアルカリ硫酸塩、および塩化カリウム(KCl)等のアルカリ塩化物塩などが挙げられる。これらの溶融塩は単独で用いてもよいし、複数種を組み合わせて用いてもよい。また、化学強化特性を調整するために、その他の塩を混ぜてもよい。
ガラス基板のCSの調整は、たとえばイオン交換に用いる溶融硝酸カリウム塩中のNa濃度、強化時間および溶融塩温度を調整することにより可能である。より高いCSを得るためには、たとえば、溶融塩の温度を上げればよい。
DOLの調整は、イオン交換に用いる溶融硝酸カリウム塩中のNa濃度、強化時間および溶融塩温度を調整することにより可能である。より高いDOLを得るためには、たとえば、溶融塩の温度を上げればよい。
ガラス基板は化学強化特性が良好であるため、板厚を小さくすることができる。ガラス基板は板厚が0.05mm以上が好ましい。板厚が0.05mm未満だと耐荷重が小さすぎてハンドリングで割れやすくなる。より好ましくは0.12mm以上、さらに好ましくは0.15mm以上、特に好ましくは0.20mm以上である。ガラス基板の板厚は2.0mm以下であることが好ましい。2.0mm超だとフレキシブル性に乏しく、曲げたときに割れやすくなる。より好ましくは1.3mm以下、さらに好ましくは0.8mm以下、特に好ましくは0.30mm以下である。
ガラス基板の板厚以外の寸法は特に限定されず、作製するCIGS太陽電池の寸法に応じて適宜選択することができる。なお、一般的な太陽電池用ガラス基板の寸法は、900〜2000mm×500〜1000mmのサイズである。
下部電極が形成される側の主面(近傍)は、化学強化処理時のイオン交換により、ガラス基板の内部とは異なる組成分布を示す。具体的には、化学強化処理時のイオン交換により、ガラス基板の内部に比べて、Naの含有量が少なく、Kの含有量が多い組成分布を示す。そのため、化学強化処理を施していないガラス基板を用いた場合に比べて、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層へのアルカリ拡散量、特にKの拡散量を増加させることができる。
しかも、強化時間等の化学強化処理の実施条件を調節することにより、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層へのアルカリ拡散量、および、NaとKとのアルカリ拡散量比を調節することができる。
(下部電極30)
下部電極30は、シート抵抗が低いことが求められ、例えば、Mo、Ti、Al、Ni、Au、W又はCr等で構成される。また、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層へのアルカリ拡散量を増加させるため、下部電極は柱状構造をなしていることが好ましい。そのため、Moで構成されることが好ましい。
下部電極30の厚さは、100〜1000nmが好ましい。下部電極の膜厚が過度に厚くなると、ガラス基板20との密着性が低下するおそれがある。また下部電極30の膜厚が過度に薄くなると、電気抵抗が増大する傾向がある。下部電極30の形成方法は、特に限定されず、例えば、スパッタリング法、蒸着法、気相成膜法(PVD、CVD)等が例示できる。下部電極30をMoで構成する場合は、スパッタリング法で形成することが好ましい。
(CIGS層40)
CIGS層40は、CIGS化合物を含む光電変換層である。CIGS化合物の組成
としては、例えば、Cu(In1-XGax)Se2である。ここで、xは、InとGaの組成比を示すもので0<x<1である。
CIGS層40は、CIGS化合物を単独で含有できるが、その他にCdTe系化合物、CIS系化合物、シリコン系化合物、CZTS系化合物等を含んでもよい。
CIGS結晶のXRDパターンを見ると、ピークとして主に(112)、(220)または(204)、(312)または(116)の3つが観測されるが、この中で(220)または(204)方向に優先配向されたCIGS太陽電池は高い電池効率を有するため好ましい。
Cuのモル%をInとGaのモル%の合量で除した値、Cu/(In+Ga)が0.8〜1.0の範囲であることが電池効率が良好となるため好ましい。
CIGS層40の形成方法の一例を以下に示す。
CIGS層40の形成では、まず、下部電極30上に、スパッタリング装置を用いて、CuGa合金ターゲットでCuGa合金層を成膜し、続いてInターゲットを使用してIn層を成膜することで、In−CuGaのプリカーサ膜を成膜する。成膜温度は特に制限されないが通常室温で成膜できる。
プリカーサ膜の組成は、蛍光X線分析法による測定において、Cu/(Ga+In)比(原子比)が0.7〜0.95、Ga/(Ga+In)比(原子比)が0.1〜0.5となることが好ましい。CuGa合金層及びIn層の膜厚を調整することで、この組成を達成できる。
次いで、プリカーサ膜を、RTA(Rapid Thermal Annealing)装置を用いて加熱処理する。
加熱処理では、第1段階として、セレン化水素混合雰囲気において200〜700℃で1〜120分保持し、CuとInとGaとを、Seと反応させる。セレン化水素混合雰囲気は、アルゴンや窒素などの不活性ガス中にセレン化水素を1〜20体積%で含むことが好ましい。
その後、第2段階として、セレン化水素混合雰囲気を硫化水素混合雰囲気に置換し、さらに400〜700℃で1〜120分保持し、CIGS結晶を成長させることで、CIGS層を形成する。硫化水素混合雰囲気は、アルゴンや窒素などの不活性ガス中に硫化水素
を1〜30体積%で含むことが好ましい。
上記の加熱処理によれば、CIGS層中のGaが、特開平10−135498号公報に記載するような特定の濃度勾配を示し発電効率が向上する。
また、ガラス基板温度を550℃以上に加熱した際に、ガラス基板表面からCIGS層へのアルカリが拡散することにより、光電変換層としてのCIGS層の欠陥密度が低下し、キャリア濃度が高まり、結果としてCIGS太陽電池の電池効率が向上する。
CIGS層は以下に示す多段蒸着法で形成してもよい。多段蒸着法では、まず、第1段階目として、基板温度を400℃程度として、Ga、In、及びSeを同時に蒸着させる。次に、第2段階目として、基板温度を550℃以上として、Cu及びSeを蒸着させる。さらに、第3段階目として、基板温度を550℃以上として、再度、Ga、In、及びSeを同時に蒸着させる。この場合もガラス基板温度を550℃以上に加熱する処理を伴うため、ガラス基板表面からCIGS層へのアルカリが拡散することにより、電池効率を向上できる。
CIGS層40の厚さは、1〜5μmであることが好ましい。
(バッファ層50)
バッファ層50は、例えば、半導体層を形成するCdやZnを含む化合物で構成される。Cdを含む化合物としては、CdS等があり、Znを含む化合物としては、ZnO、ZnS、ZnMgO等が例示される。バッファ層50は、複数の半導体層で構成されてもよい。この場合、CIGS層40に近い側にある第1の層は、前述のような、CdS又はZnを含む化合物によって構成され、CIGS層40から遠い側にある第2の層は、ZnO又はZnOを含む材料等で構成される。第1の層をCdSで構成した場合、CIGS層の表面にCdが拡散してn型化し、CIGS層とバッファ層との界面でのバンドオフセットを整合させる。第2の層をZnOで構成した場合、リーク電流が低減される。
バッファ層50の膜厚は、特に限定されないが、50〜300nmが好ましい。
バッファ層50の形成は、通常の形成方法、例えばスパッタリング法により行えばよい。その他の形成方法として例えば、蒸着法、気相成膜法(PVD、CVD)等が例示できる。
(透明導電層60)
透明導電層60は、高透過性(低赤外線吸収性)とシート抵抗値が低いことが求められ、例えばZnO、又はITOのような材料等で構成される。又は、これらの材料にAl等のIII族元素をドープしたもの、たとえば、ZnOにAlをドープしたAZOであってもよい。また、透明導電層60は、複数の層を積層させて構成してもよい。透明導電層60の厚さ(複数層の場合は全厚)は、特に限定されるものではないが、100〜3000nmが好ましい。
透明導電層60の形成は、通常の形成方法、例えば、スパッタリング法により行えばよい。その他の形成方法として例えば、蒸着法、気相成膜法(PVD、CVD)等が例示できる。
(上部電極70)
上部電極70は、例えば、Ni、Cr、Al、及びAgから選ばれる1種以上の金属で構成されることが好ましい。
上部電極70の形成は、通常の形成方法、例えば、加熱蒸着法により行えばよい。
以下、実施例を用いて本発明をさらに説明する。
ガラス原料を適宜調製し、加熱・溶融した後、脱泡、攪拌等により均質化し、フロート法により成形してガラス基板(49.5mm×49.5mm×0.717mm(ガラス1)、0.736mm(ガラス2))を得た。ガラス基板の組成(質量%)を表1に示す。表1中、ガラス1、ガラス2は実施例のガラス基板である。ガラス3は比較例のガラス基板である。ガラス融液の粘性が102dPa・sに相当する温度(T2)(単位:℃)は、回転粘度計を用いて測定した。
ガラス基板の一方の主面をKNO3の溶融塩(濃度100%)を用いて425℃で化学強化処理を行った。ガラス1とガラス3は強化時間を6時間、ガラス2は強化時間を2時間、6時間、24時間の3通りとした。
なお、比較のため、ガラス1〜3について、化学強化処理を行わない未処理のサンプルも準備した。
化学強化処理後のガラス基板、および未処理のガラス基板を用いて以下の評価を実施した。
<アルカリ拡散評価>
ガラス基板の化学強化処理を施した側の主面(未処理のガラス基板は一方の主面)上に、一般的な搬送型スパッタリング装置を用いて、Mo膜(膜厚500nm)、および、AZO膜(Al23ドープZnO膜)(膜厚150nm)をこの順に成膜した。Mo膜、AZO膜の成膜条件は以下に示す通り。
Mo膜:背圧1.0×10-6torr、Ar流量30sccm、成膜パワー800W、成膜圧力1.0×10-3torr、室温条件にて膜厚490nmのMo膜の成膜を行った。
AZO膜:上記のMo膜上に背圧1.0×10-6torr、Ar流量100sccm、成膜パワー300W、成膜圧力4.0×10-3torr、室温条件にて膜厚150nmのAZO膜の成膜を行った。
熱処理炉にて、窒素雰囲気中、500℃30分アニールした後、SIMS(二次イオン質量分析)装置にて、以下の手順でアルカリ拡散量を測定した。
SIMS測定にて、AZO膜中の23Naと64Znの積分強度を測定し、両者の比(Na/Zn)をNa拡散量とした。
また、AZO膜中の39Kと64Znの積分強度を測定し、両者の比(K/Zn)をK拡散量とした。
上記の手順で得られたNa拡散量(Na/Zn)とK拡散量(K/Zn)の和をアルカリ拡散量((Na+K)/Zn)とした。
各試料について、3サンプルで測定を行いその平均値を求めた。結果を図2〜4に示した。図2はNa拡散量(Na/Zn)を示したグラフ、図3はK拡散量(K/Zn)を示したグラフ、図4はアルカリ拡散量((Na+K)/Zn)を示したグラフである。図2〜3中、未処理のガラス基板の結果を破線で示した。
強化時間が同一の場合、ガラス1,2は、ガラス3に比べてNa拡散量(Na/Zn)より少ないが、K拡散量(K/Zn)は多く、両者の和であるアルカリ拡散量((Na+K)/Zn)も多い。この結果から、CIGS層を形成する際に実施される加熱処理の際に、ガラス基板表面からCIGS層への優れたアルカリ拡散能を有することが確認できる。
ガラス2について、強化時間が異なるサンプルを比較すると、強化時間が長いほど、Na拡散量(Na/Zn)は少なくなるが、K拡散量(K/Zn)は多くなり、両者の和であるアルカリ拡散量((Na+K)/Zn)も多くなる。この結果から、強化時間等の化学強化処理条件を調節することにより、上記のアルカリ拡散能を調節することができることが確認できる。
また、ガラス2については、SIMSにて、化学強化処理を施した主面から深さ100nmの組成、具体的には、Al、Mg、Ca、Na、Kの含有量(at%)を、熱処理炉でのプロセス(窒素雰囲気中、500℃30分間のアニール)の前後でX線光電分光法(XPS)を用いて測定した。図5はプロセス前の測定結果であり、図6は図5中、四角で囲った部分の拡大図である。図7はプロセス後の測定結果であり、図8は図7中、四角で囲った部分の拡大図である。熱処理炉でのプロセス前の測定値はAl 2.36at%、Mg 2.11at%、Ca 3.19at%、Na 0.62at%、K 8.07at%、熱処理炉でのプロセス後の測定値はAl 2.10at%、Mg 2.37at%、Ca 3.30at%、Na 3.31at%、K 5.63at%であった。
<CS、DOL測定>
化学強化処理後のガラス基板の応力を測定して、熱処理炉でのプロセス前のCS、DOLを求めた。また、熱処理炉でのプロセス後のガラス基板の応力を測定して、プロセス後のCS、DOLを求めた。結果を下記表と図5、6に示す。図5は熱処理炉でのプロセス前後のCSを示したグラフ、図6は熱処理炉でのプロセス前後のDOLを示したグラフである。ガラス1,2のCS、DOLは熱処理炉でのプロセス前後のいずれもガラス3に比べて低いが、CIGS太陽電池の使用上十分な値を示している。
10 CIGS太陽電池
20 ガラス基板
22 圧縮応力層
30 下部電極
40 CIGS化合物を含む光電変換層(CIGS層)
50 バッファ層
60 透明導電層
70 上部電極

Claims (4)

  1. ガラス基板上に、少なくとも、下部電極、CIGS化合物を含む光電変換層、および、上部電極がこの順に形成されたCIGS太陽電池であって、前記ガラス基板は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al23を0.5〜8%、MgOを0〜10%、CaOを1〜15%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを7〜20%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe23を0.005〜0.25%含有し、少なくとも前記下部電極が形成される側の主面に化学強化処理が施されていることを特徴とするCIGS太陽電池。
  2. 前記ガラス基板は、酸化物基準の質量百分率表示で、SiO2を60〜75%、Al23を3〜8%、MgOを3〜10%、CaOを1〜10%、SrOを0〜3%、BaOを0〜3%、Na2Oを10〜18%、K2Oを0〜8%、ZrO2を0〜3%、Fe23を0.005〜0.25%含有し、粘度が102dPa・sとなる温度(T2)が1510℃以下であり、かつR2O/Al23(式中、R2OはNa2O+K2Oである)が2.4以上4.6以下であり、MgO/CaOが0.65以下となる、請求項1に記載のCIGS太陽電池。
  3. 前記ガラス基板の板厚が0.05〜2.0mmである、請求項1または2に記載のCIGS太陽電池。
  4. CIGS化合物を含む光電変換層の形成時にガラス基板温度を400℃以上に加熱する加熱処理が施されており、該加熱処理実施後において、ガラス基板の前記下部電極が形成された側の主面から深さ100nmの領域におけるAl3+含有量がAl3+含有量が0.5〜4.0at%、Mg2+含有量が0〜5.0at%、Ca2+含有量が0.5〜5.0at%、Na+含有量が0.5〜8.0at%、K+含有量が0〜8.0at%である、請求項1〜3のいずれかに記載のCIGS太陽電池。
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