JP2018177434A - エレベーター用巻上機 - Google Patents

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悠人 樋野
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Abstract

【課題】アウターロータ式エレベーター用巻上機を小型化しても、ロータ部とシーブを容易に分割可能なアウターロータ式エレベーター用巻上機を提供する。
【解決手段】アウターロータ式エレベーター用巻上機において、基体1、ロータ部5と、主索が巻き掛けられるシーブ4を有し、シーブ4はボルト貫通穴を有し、ロータ部5はボルト取付け穴5dを有し、かつ、ボルト取付け穴5dの内周側にシーブと接する段付部5bを有し、シーブ4のボルト貫通穴と回転部のボルト取付け穴5dとがボルト14によって固定されることで、シーブ4とロータ部5とが固定される
【選択図】図1

Description

本発明は、エレベーター用巻上機に関する。
エレベーター用巻上機において、支持台に固定された基体と、支持台に固定された支持枠と、ロータ部とシーブが別体となって構成されている回転部が基体と支持枠に支持されている両持ち支持構造巻上機が特許文献1に記載されている。
国際公開第2005/068338号パンフレット
エレベーターの回転部の大きさは、エレベーターのかご及び釣合おもりの重量に応じて変化させるのが望ましい。即ち、かご及び釣合おもりの重量が大きければシーブを駆動させるためのモータの動力は大きくなる。アウターロータ式巻上機は、モータ回転子が、対向するモータ固定子よりも回転軸から離れた位置に搭載されているため、インナーロータ式巻上機に比べて小さいモータで大きな動力を得ることができる。また、エレベーターのリニューアルにおいて、既設の巻上機を新しい巻上機に交換する時には、巻上機が小さいほど取替え作業が容易となる。そのため、前記特許文献1のように回転部を、シーブとロータ部とに分割する構造が採用されてきた。
しかし、巻上機を小型化するとき、特許文献1に記載された巻上機では、ロータ部とシーブを別体としたとき、ロータ部とシーブを薄くすると、ロータ部とシーブのかかり代が小さくなり固定できなくなる問題があった。
アウターロータ式エレベーター用巻上機において、基体、ロータ部と、主索が巻き掛けられるシーブを有し、前記シーブはボルト貫通穴を有し、前記ロータ部はボルト取付穴を有し、かつ、ボルト取付け穴の内周側に前記シーブと接する段付部を有し、前記シーブのボルト貫通穴と前記ロータ部のボルト取付け穴とがボルトによって固定されることで、前記シーブと前記ロータ部とが固定されることによって達成される。
本発明によれば、巻上機を小型化しても容易に分割可能なアウターロータ式エレベーター用巻上機を提供することができる。
前記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の第1の実施形態に係るアウターロータ式エレベーター用巻上機の断面図。 本発明の第1の実施形態に係るアウターロータ式エレベーター用巻上機の正面図。 この発明のエレベーター用巻上機が適用されるエレベーター装置の斜視図。
以下、実施例を用いて説明する。
以下本発明の一実施例を図1、図2、図3に沿って説明する。
図3は、本発明が適用されたエレベーター装置の全体構成の一例を示す斜視図である。図3において、昇降路101の上部に実施例1に示した巻上機106が配置されている。巻上機106にはシーブ4が配置されている。シーブ4には、主索107が巻き掛けられている。主索107の一端部にはかごが吊り下げられている。即ち、かご104および釣合おもり105は1:1ローピング方式により吊り下げられている。主索107の他端部には釣合おもり105が吊り下げられている。昇降路101内には、一対のかご側ガイドレール103と、一対の釣合おもり側ガイドレール102が設置されている。かご104は、かご側ガイドレール103に沿って昇降路101内を昇降される。釣合おもり105は釣合おもり側ガイドレール102に沿って昇降路101内を昇降される。図3のエレベーター装置では、シーブ4が回転することによってかご104および釣合おもり105が昇降される。
図1は、本発明の一実施形態に係るエレベーター用巻上機の断面図である。図2は本発明の第1の実施形態に係るエレベーター用巻上機の正面図である。
図2において、支持枠6は支持台2に固定されている。回転部3はシーブ4とロータ部5から構成される。シーブ4は支持枠側軸11を介して支持枠6に支持されている。ロータ部5は、図2の背面の基体1に支持されている。基体1は支持台2に固定されている。制動機15は背面に備えられた支持腕を介して、背面にある基体1に固定されている。制動機15は支持腕を介して基体1に固定されている。回転部3は、制動機15によってロータ部5を介して回転を制動される。尚、制動機15は支持枠6に固定され、シーブ4を介して回転部3の回転を制動する構成でもよい。
図1において、基体1は外側円筒部1aと内側円筒部1bを有している。内側円筒部には主軸10が支持されている。尚、基体1は、外側円筒部1aと内側円筒部1bと主軸10が一体に構成されてもよい。
ロータ部5は、主軸10を中心として回転可能になっている。ロータ部5は、内周面に軸受12が取付けられた軸受取付部5aと、軸受取付部5aの外周部の段付部5bと、外側円筒部1aから主軸寄りに配置された円筒部5cと、段付部5bの外周部に配置されたボルト取付け穴5dを有している。シーブ4の外周面には、主索107を巻き掛けるための複数の主索溝が設けられている。シーブ4はボルト貫通穴を有している。
シーブ4のボルト貫通穴とボルト取付け穴5dはボルト14によって固定されている。前記の固定構造では、段付部5bを設け、かつボルトによる固定方式とすることで、回転部3の軸方向の幅を薄くすることができる。即ち、ボルト14を締めることで、段付部5bとシーブ4が締め付けられ、段付部5bとシーブ4がインローに嵌め合う。シーブ4の内周面と段付部5bが隙間なくはまり合う形となるため、段付部5bとシーブ4の掛かり代を小さくすることができる。さらに、シーブ4にジャッキボルトを設けることで、シーブ4とロータ部5の分割を容易に行うことができる。
円筒部5cの内周面にはモータ回転子8が固定されている。外側円筒部1aには、電機子8と対向するモータ固定子9が固定されている。回転部3は、回転子8とモータ固定子9とを有するモータ7の駆動力によって回転される。
主軸10には、軸受12を介してロータ部5が支持されている。軸受12としては、例えば複列円錐ころ軸受や、軸方向に2個並列に配置した円錐ころ軸受が用いられる。即ち、軸受12は、回転部3をロータ部5とシーブ4に分割または固定したときにおいて、回転部3の倒れを生じさせない構造となっている。そのため、シーブ4とロータ部5の分割または組立において、モータ回転子8とモータ固定子のギャップを一定に保持することができる。また、軸受12の軸方向の中心は、シーブ4の軸方向の幅内に設置されている。そのため、軸受にかかる負荷を均一化することができる。即ち、軸受にかかる負荷に偏りがあった場合に比べて軸受を長寿命化することができる。
シーブ4は内周面に支持枠側軸11が取付けられている。尚、シーブ4と支持枠側軸11は一体に構成されてもよい。支持枠側軸11は軸受13を介して支持枠6に支持されている。即ち、シーブ4はロータ部5を介して基体1に支持されてると同時に、支持枠6に支持されている。
本実施例では下記の特徴を有する。
第一に、回転部3をロータ部5とシーブ4に分割することができ、かつロータ部5とシーブ4との固定を、インロー構造とボルトによる固定方式としたことで、回転部3を薄くすることができる。本構造は、例えばエレベーター用巻上機のリニューアル工事において、搬入作業を容易にすることができる。エレベーター用巻上機のリニューアル工事では、工事物件ごとに巻上機106の搬入口の各寸法に制限があるため、巻上機106は小型であることが望ましい。しかし、エレベーターの昇降速度やかご104の積載容量が大きくなるに従って、主索107の本数が増えることでシーブ4の外周面の溝数が増え、モータの動力が大きくなる。即ち、シーブやモータが大型化し、さらにモータを支える基体が大型化するため、巻上機全体が大きくなる。このような背景から、巻上機106を容易に分割可能な構造とすることで、搬入を容易にすることができる。さらに、シーブ4にジャッキボルトを設けることで、シーブ4とロータ部5の分割を容易に行うことができる。このような構造は巻上機106の交換作業を容易にすることができる。例えば、シーブ4の主索溝の摩耗によって交換を行う場合、シーブ4とロータ部5が一体となっている構造では巻上機全体を交換する必要があった。本構造では、シーブ4をロータ部5から取り外すことで、シーブ4のみを交換することが可能である。即ち、交換に伴う作業の負担を減らすことができ、またジャッキボルトによってシーブ4の交換も容易である。
第二に、ロータ部5を支持する軸受12の軸方向の中心をシーブ4の軸方向の幅内に配置することによって軸受12にかかる負荷を均一化し、軸受12を長寿命化することができる。また、負荷に偏りがある場合、軸受12の寿命を長くするために、軸受12の直径方向の厚みを大きくする必要があった。本構造では、軸受12の負荷を均一化可能な構造とすることで、軸受12を長寿命化することができる。さらに、軸受12の直径方向の厚みを小さくすることで、軸受12を小型化することも可能である。
上記の例では、回転体3が基体1と支持枠6によって支持された両持ち支持構造としたが、回転体3が基体1によって支持された片持ち支持構造としてもよい。片持ち支持構造では、両持ち支持構造に比べ、支持枠6を有さないため巻上機全体の軸方向の幅を小さくすることができる。
さらに、この発明の巻上機は図3に示したエレベーター装置以外のエレベーター装置に適用することもできる。例えば、巻上機4は昇降路101の内部に設置してもよい。また、ローピング方式は1:1でなく、2:1ローピングでもよい。
1・・・基体、2・・・支持台、3・・・回転部、4・・・シーブ、5・・・ロータ部、6・・・支持枠、7・・・モータ、8・・・モータ回転子、9・・・モータ固定子、10、11・・・軸、
12、13・・・軸受、14・・・ボルト、15・・・制動機、101・・・昇降路、102・・・釣合おもり側ガイドレール、103・・・かご側ガイドレール、104・・・かご、105・・・釣合おもり、106・・・巻上機、107・・・主索

Claims (7)

  1. アウターロータ式エレベーター用巻上機において、基体、ロータ部と、主索が巻き掛けられるシーブを有し、前記シーブはボルト貫通穴を有し、前記ロータ部はボルト取付け穴を有し、かつ、ロータ部にはボルト取付け穴の内周側に前記シーブと嵌め合う段付部を有し、前記シーブのボルト貫通穴と前記ロータ部のボルト取付け穴とがボルトによって固定されているアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  2. 前記ロータ部を支持する軸受を備え、前記軸受の軸方向の中心が、前記シーブの軸方向の幅内に設置されている請求項1記載のアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  3. 前記軸受は複列円錐ころ軸受である請求項2記載のアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  4. 前記軸受は軸方向に並列する2個の円錐ころ軸受である請求項2記載のアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  5. 前記シーブにジャッキボルトをさらに設け、前記シーブと前記ロータ部をジャッキボルトを用いて取外し可能である請求項1記載のアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  6. 前記シーブを支持する支持枠をさらに設けた請求項1記載のアウターロータ式エレベーター用巻上機。
  7. エレベーター用巻上機の組立方法であって、基体、ロータ部と、主索が巻き掛けられるシーブを有し、前記シーブはボルト貫通穴を有し、前記ロータ部はボルト取付け穴を有し、かつ、ロータ部にはボルト取付け穴の内周側に前記シーブと嵌め合う段付部を有するエレベーター用巻上機において、前記ボルト貫通穴とボルト取付け穴をボルトで固定することで、前記段付部と前記シーブがはまりあい、前記シーブが前記ロータ部に固定されることを特徴とするエレベーター用巻上機の組立方法。
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