JP2018176838A - 農用車輪 - Google Patents

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Koichi Nakajima
幸一 中島
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Abstract

【課題】適切な車輪の質量及びコストを維持した上で、耐久性が向上された農用車輪の提供。【解決手段】この農用車輪22は、この農用車輪22の中心に位置するハブ24、このハブ24と接合された補強板26、このハブ24からこの補強板26の表面上を通りこの補強板26の端を越えてこの車輪22の半径方向外側に延びるスポーク28及びこのスポーク28の外側の端と接合された環状のリム30を備えている。上記補強板26は、主部とこの主部から外向きに突出した突起部とを備えている。上記スポーク28と上記突起部とが接合されている。好ましくは、上記補強板26は、中間部をさらに備えている。上記中間部は上記主部と上記突起部との間に位置しており、これによりこの突起部は中間部を介して主部から外向きに突出している。【選択図】図1

Description

本発明は、農用車輪に関する。
田植機、管理機等の農用機械には、農用車輪が用いられる。図4は、従来の農用車輪の一例が示された一部切り欠き側面図である。この農用車輪2は、ハブ4、補強板6、スポーク8、リム10及び弾性輪体12を備える。スポーク8は、ハブ4から補強板6の表面上を通過して、リム10まで至っている。スポーク8は、ハブ4、補強板6及びリム10と溶接で接合されている。スポーク8、ハブ4、補強板6及びリム10は、鉄車を構成する。弾性輪体12は、リム10の周りを覆っている。弾性輪体12は、半径方向に突出した多数のラグ14を備える。弾性輪体12は、架橋ゴムからなる。
農用車輪は、泥土中や大きな凹凸のある路面を走行する。農用車輪には、縦方向だけでなく横方向からも大きな荷重が負荷されることがある。農用車輪には、これらの負荷に耐えうる耐久性が求められている。農用車輪の耐久性を向上させるための検討が、特開2010−274681公報及び特開2012−131394公報に開示されている。
特開2010−274681公報 特開2012−131394公報
農用車輪2では、車輪2に横方向の荷重が負荷されたとき、スポーク8の、補強板6の端に位置する部分において、応力の集中が起こる。特に、スポーク8の剛性と補強板6の剛性とに差がある場合に、この応力の集中が起こり易い。この応力の集中によるスポーク8の塑性変形を防止することが求められる。スポーク8の変形を抑えるために、スポーク8の剛性を上げることが考えられる。これは、車輪2の質量及びコストを増やす要因となりうる。スポーク8の変形を抑えるために、補強板6の剛性を下げることが考えられる。これにより、スポーク8の補強板6の端に位置する部分における応力は小さくできるが、これはスポーク8の根元で応力を大きくする。
本発明の目的は、適切な車輪の質量及びコストを維持した上で、耐久性が向上された農用車輪の提供にある。
本発明に係る農用車輪は、この農用車輪の中心に位置するハブ、このハブと接合された補強板、このハブからこの補強板の表面上を通りこの補強板の端を越えてこの車輪の半径方向外側に延びるスポーク及びこのスポークの外側の端と接合された環状のリムを備えている。上記補強板は、主部とこの主部から外向きに突出した突起部とを備えている。上記スポークと上記突起部とが接合されている。
好ましくは、上記突起部の幅は、この車輪の半径方向外側に向けて徐々に狭くなっている。
好ましくは、上記突起部は、その先端部分が外向きに凸な丸みを帯びた形状を呈している。
好ましくは、上記突起部の高さH1の、上記スポークの外径Bに対する比(H1/B)は、30%以上300%以下である。
好ましくは、上記突起部の根本でのこの突起部の幅W1の、上記スポークの外径Bに対する比(W1/B)は、50%以上200%以下である。
好ましくは、上記補強板は、中間部をさらに備えている。上記中間部は上記主部と上記突起部との間に位置しており、これによりこの突起部は中間部を介して主部から外向きに突出している。
好ましくは、上記中間部の根本でのこの中間部の幅W2の、上記突起部の根本でのこの突起部の幅W1に対する比(W2/W1)は、150%以上300%以下である。
この農用車輪では、補強板は、主部とこの主部から外向きに突出した突起部とを備えている。上記補強板の端において、スポークと突起部とが接合されている。横力に対する車輪の強度は、スポークと補強板とが接する部分と接しない部分とで異なる。この突起部は、スポークが補強板と接する部分と接しない部分との境界(すなわち、補強板の端)において、この強度が急に変化することを抑制する。これは、補強板の端におけるスポークへの応力の集中を緩和する。この農用車輪では、応力の集中によるスポークの変形が抑えられる。この農用車輪は、耐久性に優れる。この農用車輪では、スポークの変形を抑えるために、スポークの剛性を上げる必要はない。この農用車輪は、適切な重量及びコストが維持されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る農用車輪が示された一部切り欠き側面図である。 図2は、図1の農用車輪の一部が示された拡大図である。 図3は、本発明の他の実施形態に係る農用車輪の一部が示された拡大図である。 図4は、従来の農用車輪が示された一部切り欠き側面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1は、本発明の一実施形態に係る農用車輪22が示された一部切り欠き側面図である。図1において、紙面に対して垂直方向が車輪22の軸方向である。両矢印Rは、この車輪22の回転方向を表している。この車輪22は、ハブ24、補強板26、スポーク28、リム30及び弾性輪体32を備えている。ハブ24、補強板26、スポーク28及びリム30は、鉄車を構成する。図において、一点鎖線Lは、スポーク28の中心線である。
ハブ24は、この農用車輪22の中心に位置している。ハブ24の中央には、孔34が設けられている。この孔に、車軸が通される。これにより、この農用車輪22は、農用機械に装着される。ハブ24は金属よりなる。ハブ24の材質としては、スチール、ステンレススチール及びアルミニウム合金が例示される。
補強板26は、ハブ24と溶接で接合されている。補強板26の中央に、ハブ24が取り付けられている。補強板26は金属よりなる。補強板26の材質としては、スチール、ステンレススチール及びアルミニウム合金が例示される。なお、補強板26とハブ24とが、リベット止め、ボルト止め等の方法で連結されてもよい。
スポーク28は、ハブ24から放射状に延びる。スポーク28は、補強板26の表面上を通り、補強板26の端を越えて半径方向外側に延びている。この実施形態では、農用車輪22は3本のスポーク28を備える。農用車輪22が、4本以上のスポーク28を備えてもよい。車輪22の軽量化の観点から、このスポーク28は金属製のパイプからなる。スポーク28の材質としては、スチール、ステンレススチール及びアルミニウム合金が例示される。スポーク28は、その根本において、ハブ24と溶接で接合されている。スポーク28は、少なくとも補強板26の端において、補強板26と溶接で接合されている。なお、リベット止め、ボルト止め等の方法で、このスポーク28とハブ24及び補強板26とが連結されてもよい。
リム30は、環状を呈している。リム30は、スポーク28の端と溶接で接合されている。車輪22の軽量化の観点から、このリム30は金属製のパイプからなる。リム30の材質としては、スチール、ステンレススチール及びアルミニウム合金が例示される。
弾性輪体32は、リム30を覆っている。この弾性輪体32は、リム30に焼き付けられている。弾性輪体32は架橋ゴムからなる。この弾性輪体32は、半径方向外向きに突出するラグ33を備えている。ラグ33は、泥土にめり込む。ラグは、農用車輪22のトラクション性能に寄与する。
図2は、図1の農用車輪22において、スポーク28と補強板26の端とが交差する部分を拡大した図である。図1及び図2に示されるように、補強板26は、主部36と突起部38とを備えている。この実施形態では、主部36の輪郭は円形を呈している。主部36の輪郭は、円形でなくてもよい。突起部38は、主部36から外向きに突出している。突起部38の一部又は全部は、スポーク28と接合されている。これに加えて、主部36の一部又は全部がスポーク28と接合されていてもよい。
以下、本発明による作用効果が説明される。
この農用車輪22では、補強板26は、主部36とこの主部36から外向きに突出した突起部38とを備えている。上記補強板26の端において、スポーク28と突起部38とが接合されている。横力に対する車輪22の強度は、スポーク28と補強板26とが接する部分と接しない部分とで異なる。この突起部38は、スポーク28が補強板26と接する部分と接しない部分との境界(すなわち、補強板26の端)において、この強度が急に変化することを抑制する。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。この農用車輪22では、スポーク28の変形を抑えるために、スポーク28の剛性を上げる必要はない。この農用車輪22は、適切な重量及びコストが維持されている。
突起部38の幅は、半径方向外側に向けて徐々に狭くなっているのが好ましい。突起部38の形状をこのようにすることで、この突起部38は、補強板26の端での強度の急な変化を効果的に防止する。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。
図2に示されるように、この車輪22を側面から見たとき、突起部38はその先端部分が外向きに凸な丸みを帯びた形状を呈しているのが好ましい。突起部38の形状としては、円弧状又は上辺が外向きに凸な丸みを帯びた台形状が例示される。突起部38の形状をこのようにすることで、この突起部38は、補強板26の端での強度の急な変化を効果的に防止する。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。さらに、突起部38の形状をこのようにすることで、補強板26がスポーク28を傷つけることが防止される。
突起部38は、これと接合されたスポーク28の中心線Lに対して対称な形状を呈していることが好ましい。このようにすることで、この突起部38は、中心線Lの両側においてバランスよくスポーク28に負荷される応力を低減するする。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。
図2において、符号W1は、突起部38の一方の根本と他方の根本との距離を表す。これは、突起部38の根本における突起部38の幅である。幅W1の幅Bに対する比(W1/B)は、200%以下が好ましい。比(W1/B)を200%以下とすることで、この突起部38は、補強板26の端での強度の急な変化を効果的に防止する。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。この観点から、比(W1/B)は150%以下がより好ましい。比(W1/B)は、50%以上が好ましい。比(W1/B)を50%以上とすることで、この突起部38は、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和するのに十分な大きさを有する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。この観点から、比(W1/B)は70%以上がより好ましい。
図2において、符号M1は、突起部38の一方の根本と他方の根本とを結ぶ直線を表す。両矢印H1は突起部38の高さ表す。これは、突起部38の外側端と直線M1との距離である。高さH1の幅Bに対する比(H1/B)は、300%以下が好ましい。比(H1/B)を300%以下とすることで、この突起部38は、補強板26の端での強度の急な変化を効果的に防止する。これは、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。この観点から、比(H1/B)は250%以下がより好ましい。比(H1/B)は、30%以上が好ましい。比(H1/B)を30%以上とすることで、この突起部38は、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を緩和するのに十分な大きさを有する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。この観点から、比(H1/B)は50%以上がより好ましい。
前述のとおり、スポーク28は、突起部38の一部又は全体と溶接で接合されている。スポーク28と突起部38とは、突起部38の端から高さH1の半分以上の長さに渡って溶接されているのが好ましい。このようにすることで、この突起部38は、補強板26の端におけるスポーク28への応力の集中を効果的に緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク28の変形が抑えられている。この農用車輪22は、耐久性に優れる。
図3は、本発明の他の実施形態における、スポーク40と補強板42の端とが交差する部分を拡大した図である。この補強板42は、主部44と突起部46と中間部48とを備えている。中間部48は主部44と突起部46との間に位置している。中間部48は、主部44から外向きに突出している。突起部46は、中間部48から外向きに突出している。すなわち、突起部46は、中間部48を介して主部44から外向きに突出している。この実施形態の突起部46は、図2の突起部46と同じである。
図3の実施形態の突起部46は、補強板42の端での強度の急な変化を効果的に防止する。これは、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和する。この農用車輪22では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。この農用車輪では、スポーク40の変形を抑えるために、スポーク40の剛性を上げる必要はない。この農用車輪は、適切な重量及びコストが維持されている。
図3の実施形態の補強板42は、中間部48をさらに備える。スポーク40からの力が補強板42に負荷されたとき、この中間部48の全体が撓みうる。これによりこの中間部48は、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を効果的に緩和する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。
中間部48は、中心線Lに対して対称な形状を呈していることが好ましい。このようにすることで、この中間部48は、中心線Lの両側においてバランスよくスポーク40に負荷される応力を低減する。これは、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。
図3において、符号W2は、中間部48の一方の根本と他方の根本との距離を表す。これは、中間部48の根本における中間部48の幅である。符号W1は前述のとおり、突起部46の幅を表す。幅W2の幅W1に対する比(W2/W1)は、300%以下が好ましい。比(W2/W1)を300%以下とすることで、スポーク40からの力が補強板42に負荷されたとき、この中間部48の全体は効果的に撓みうる。これは、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。この観点から、比(W2/W1)は250%以下がより好ましい。比(W2/W1)は、150%以上が好ましい。比(W2/W1)を150%以上とすることで、この中間部48は、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和するのに十分な大きさを有する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。この観点から、比(W2/W1)は170%以上がより好ましい。
図3において、符号M2は、中間部48の一方の根本と他方の根本とを結ぶ直線を表す。符号M1は、突起部46の一方の根本と他方の根本とを結ぶ直線を表す。両矢印H2は中間部48の根本から突起部46の根本までの高さ表す。高さH2は、中心線Lに沿って計測された、直線M2と直線M1との距離である。高さH2の幅Bに対する比(H2/B)は、300%以下が好ましい。比(H2/B)を300%以下とすることで、スポーク40からの力が補強板42に負荷されたとき、この中間部48の全体は効果的に撓みうる。これは、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。この観点から比(H2/B)は、250%以下がより好ましい。比(H2/B)は、50%以上が好ましい。比(H2/B)を50%以上とすることで、この中間部48は、補強板42の端におけるスポーク40への応力の集中を緩和するのに十分な大きさを有する。この農用車輪では、応力の集中によるスポーク40の変形が抑えられている。この農用車輪は、耐久性に優れる。この観点から、比(H2/B)は70%以上がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例]
図3に示された補強板を備える農用車輪の鉄車に対して、補強板の端においてスポークに負荷される応力を、有限要素法(FEM)で計算した。この計算において、この鉄車のリムの外径は700mmとされ、リムのパイプの断面径は27.2mmとされた。この補強板の主部の形状は、円形とされた。この主部の直径は220mm、補強板の厚みは2.3mmとされた。パイプ状のスポークの外径Bは27.2mmとされ、このスポークの肉厚は2.3mmとされた。突起部の形状は、中心線Lに対して対称な円弧とされた。比(W1/B)は110%とされ、比(H1/B)は50%とされた。比(W2/W1)は230%とされ、比(H2/B)は50%とされた。ハブが固定された状態で、リムとスポークが接合された位置において、リムに4020Nの横方向の力が負荷された。このときのこのスポークに負荷される応力が、FEMにより得られた。
[比較例]
補強板が突起部及び中間部を有しないことの他は実施例と同様にして、スポークに負荷される応力を、FEMで計算した。
[応力の比較]
実施例と比較例との場合において、補強板の端においてスポークに負荷される応力が比較された。その結果、実施例での応力は、比較例での応力の70%であった。
実施例の農用車輪では、比較例の農用車輪に比べて、補強板の端においてスポークに負荷される応力が低減されている。この結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された農用車輪は、様々な農用機械に適用されうる。
2、22・・・農用車輪
4、24・・・ハブ
6、26、42・・・補強板
8、28、40・・・スポーク
10、30・・・リム
12、32・・・弾性輪体
14、33・・・ラグ
34・・・孔
36、44・・・主部
38、46・・・突起部
48・・・中間部

Claims (7)

  1. その農用車輪の中心に位置するハブ、このハブと接合された補強板、このハブからこの補強板の表面上を通りこの補強板の端を越えてこの車輪の半径方向外側に延びるスポーク及びこのスポークの外側の端と接合された環状のリムを備えており、
    上記補強板が主部とこの主部から外向きに突出した突起部とを備えており、
    上記スポークと上記突起部とが接合されている農用車輪。
  2. 上記突起部の幅が、この車輪の半径方向外側に向けて徐々に狭くなっている請求項1に記載の農用車輪。
  3. 上記突起部は、その先端部分が外向きに凸な丸みを帯びた形状を呈している請求項1又は2に記載の農用車輪。
  4. 上記突起部の高さH1の、上記スポークの外径Bに対する比(H1/B)が、30%以上300%以下である請求項1から3のいずれかに記載の農用車輪。
  5. 上記突起部の根本でのこの突起部の幅W1の、上記スポークの外径Bに対する比(W1/B)が、50%以上200%以下である請求項1から4のいずれかに記載の農用車輪。
  6. 上記補強板が、中間部をさらに備えており、
    上記中間部が上記主部と上記突起部との間に位置しており、これによりこの突起部が中間部を介して主部から外向きに突出している請求項1から5のいずれかに記載の農用車輪。
  7. 上記中間部の根本でのこの中間部の幅W2の、上記突起部の根本でのこの突起部の幅W1に対する比(W2/W1)が、150%以上300%以下である請求項6に記載の農用車輪。
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