JP2018176253A - Uプレス装置およびuプレス方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リンク機構により鋼板をU成形するUプレス装置であって、鋼板S表面を上部から押圧することが可能なパンチ2と、パンチ2の押圧により下方に移動可能なサドル4と、サドル4の上下方向の移動により、上下方向に直交する方向に互いの距離が変化する、対向する1対のブレーキガータ7a、7bと、ブレーキガータ7a、7b夫々の対向面上端部に設けられ、ブレーキガータ7a、7bと共に直交する方向に互いの距離が変化し、鋼板Sを支持することが可能な対向する1対のブレーキロール8a、8bと、ブレーキガータ7a、7bとは独立に、サドルの移動方向に直交する方向にブレーキロール8a、8b夫々の互いの距離を調整自在な対向する1対のロール間距離調整部10と、を備えるUプレス装置1。
【選択図】図3
Description
鋼板表面を上部から押圧することが可能なパンチと、
前記パンチの押圧により下方に移動可能なサドルと、
前記サドルの上下方向の移動により、前記上下方向に直交する方向に互いの距離が変化する、1対のブレーキガータと、
前記ブレーキガータ夫々の対向面上端部に設けられ、前記ブレーキガータと共に前記サドルの移動方向に直交する方向に互いの距離が変化し、鋼板を支持することが可能な対向する1対のブレーキロールと、
前記ブレーキガータとは独立に、前記サドルの移動方向に直交する方向に前記ブレーキロール夫々の互いの距離を調整自在な対向する1対のロール間距離調整部と、
を備えることを特徴とするUプレス装置。
[2]前記ロール間距離調整部による前記ブレーキロールの移動により生じる前記ブレーキガータと前記ブレーキロールとの間隙に、1または複数のスペーサを挿入可能なスペーサ駆動部を備えることを特徴とする前記[1]に記載のUプレス装置。
[3]前記[1]または[2]に記載のUプレス装置を用いるUプレス方法であり、
パンチで鋼板を押圧するとともに1対のブレーキガータ間の距離を小さくしつつ、1回目のUプレスを行う第1プレス工程と、
1対のブレーキロール間の距離を調整した後に、パンチで鋼板を押圧するとともに1対のブレーキガータ間の距離を小さくしつつ、2回目のUプレスを行う第2プレス工程と、
を含むことを特徴とするUプレス方法。
本発明のUプレス装置1は、UOE鋼管を製造する際に用いる装置である。図1は、UOE鋼管の製造方法を説明するためのフロー図である。また、図2は、Uプレス装置1を説明するための概念図である。
ロール間距離調整部10(図2中では、図示せず)は、ブレーキガータ7a、7bとは独立に、サドル4の移動方向に直交する方向(Y軸正負方向)にブレーキロール8a、8b夫々の互いの距離を調整することができる。
パンチ2は、Z軸正負方向(図中符号f1の方向)に移動することができる。パンチ2は、鋼板S表面を上部からZ軸負方向に向けて押圧する。パンチ2により、鋼板SをU型に成形するため、パンチ2は鋼板Sと接する領域は曲面を有していることが好ましい。例えば、パンチ2は、鋼板Sの長手方向に直交する断面がU字型を有する。より具体的には、例えば、パンチ2の先端部は、鋼板長手方向に直交する断面が先端部に円弧を有することができる。また、パンチ2は、上部に連結されたシリンダ3によりZ軸正負方向に移動させることができる。シリンダ3は、(X軸正負方向)に複数設けられていてよい。
サドル4は、Z軸正負方向(図中符号f2の方向)に移動することができる。
パンチ2の押圧により鋼板Sが下方(Z軸負方向側)に押されその鋼板Sの下側の面、すなわち鋼板Sに対してパンチ2と反対側の面がサドル4に接触し、その後サドル4は下方に移動する。また、サドル4は、下部に連結されたシリンダ等の駆動により下方および上方に移動可能である。後述するように、サドル4の下方への移動により、Y軸正負方向においてブレーキガータ7a、7b間の距離を短くすることができれば、サドル4とブレーキガータ7a、7bとを連結する機構は特に限定されないが、たとえば、サドル4に、長手方向の両端に連結点を有するリンクアーム5a、5bのそれぞれ一つの連結点が連結されている構成を用いることができる。そして、サドル4の下方向への移動により、リンクアーム5a、5bは、サドル4との連結点を支点として動作し、リンクアーム5a、5bの連結点のうちサドル4に連結されていない方の連結点同士が互いに近づくようにして移動する。
ブレーキガータ7a、7b夫々は、サドル4を中心に両側に対向して配置される。ブレーキガータ7a、7bは、前述したように、サドル4の上下方向の移動により、上記サドル4の移動方向に直交する方向(Y軸正負方向、図中符号f3の方向)に移動し、互いの距離が変化する。より具体的には、サドル4が下方向へ移動すると、互いの距離が小さくなる。ここで、サドル4の下方向への移動前に、ブレーキガータ7a、7bは、リンクアーム5と連結された幅方向位置調整スクリュー6a、6bの回転(図中、符号f4の方向)により、互いの距離が予め調整される。なお、幅方向位置調整スクリュー6a、6bの夫々に、幅方向位置調整ナットを設けておき、モータ(図示せず)により回転し、ブレーキガータ7a、7b間の距離を調整することができる。
ブレーキロール8a、8bは、ブレーキガータ7a、7bの夫々の対向面上端部に設けられ、ブレーキガータ7a、7bと共に上記サドル4の移動方向に直交する方向に移動し、互いの距離を変化させながら、鋼板Sを支持することが可能である。また、特に限定されないが、ブレーキロール8a、8bは、夫々、ブレーキロール保持部9a、9bにより保持され、ブレーキロール保持部9a、9bを介してブレーキガータ7a、7b(より具体的には、後述のロール間距離調整部10a、10b)に連結される構造とすることが可能である。
本発明のUプレス装置1は、図3(b)に示すように、スペーサ12を移動させるスペーサ駆動部11を有していてよい。
次に、本発明のUプレス装置1を用いたUプレス方法について説明する。本発明のUプレス方法では、パンチ2で鋼板Sを押圧するとともに1対のブレーキガータ7a、7b間の距離を小さくしつつ、1回目のUプレスを行う第1プレス工程と、1対のブレーキロール8a、8b間の距離を調整した後に、パンチ2で鋼板Sを押圧するとともに1対のブレーキガータ7a、7b間の距離を小さくしつつ、2回目のUプレスを行う第2プレス工程と、を含む。
図8は、本発明のUプレス装置1を用いたUプレス方法を説明するための図であり、主に第1プレス工程を説明するための図である。
図9は、本発明のUプレス装置1を用いたUプレス方法を説明するための図であり、主に、前述した第1プレス工程の後に実行される第2プレス工程を説明するための図である。
2 パンチ
3 シリンダ(主シリンダ)
4 サドル
5 リンクアーム
6a、6b 幅方向位置調整スクリュー
7、7a、7b ブレーキガータ
8、8a、8b ブレーキロール
9、9a、9b ブレーキロール保持部
10、10a、10b ロール間距離調整部
11 スペーサ駆動部
11A 第1部材
11B 第2部材
12、13 スペーサ
41 リトラクトシリンダ
50 Cプレス装置
60 Oプレス装置
Claims (3)
- リンク機構により鋼板をU成形するUプレス装置であって、
鋼板表面を上部から押圧することが可能なパンチと、
前記パンチの押圧により下方に移動可能なサドルと、
前記サドルの上下方向の移動により、前記上下方向に直交する方向に互いの距離が変化する、対向する1対のブレーキガータと、
前記ブレーキガータ夫々の対向面上端部に設けられ、前記ブレーキガータと共に前記サドルの移動方向に直交する方向に互いの距離が変化し、鋼板を支持することが可能な対向する1対のブレーキロールと、
前記ブレーキガータとは独立に、前記サドルの移動方向に直交する方向に前記ブレーキロール夫々の互いの距離を調整自在な対向する1対のロール間距離調整部と、
を備えることを特徴とするUプレス装置。 - 前記ロール間距離調整部による前記ブレーキロールの移動により生じる前記ブレーキガータと前記ブレーキロールとの間隙に、1または複数のスペーサを挿入可能なスペーサ駆動部を備えることを特徴とする請求項1に記載のUプレス装置。
- 請求項1または2に記載のUプレス装置を用いるUプレス方法であり、
パンチで鋼板を押圧するとともに1対のブレーキガータ間の距離を小さくしつつ、1回目のUプレスを行う第1プレス工程と、
1対のブレーキロール間の距離を調整した後に、パンチで鋼板を押圧するとともに1対のブレーキガータ間の距離を小さくしつつ、2回目のUプレスを行う第2プレス工程と、
を含むことを特徴とするUプレス方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017083263A JP2018176253A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | Uプレス装置およびuプレス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017083263A JP2018176253A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | Uプレス装置およびuプレス方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018176253A true JP2018176253A (ja) | 2018-11-15 |
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ID=64280646
Family Applications (1)
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JP2017083263A Pending JP2018176253A (ja) | 2017-04-20 | 2017-04-20 | Uプレス装置およびuプレス方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018176253A (ja) |
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2017
- 2017-04-20 JP JP2017083263A patent/JP2018176253A/ja active Pending
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