JP2018173769A - 情報提供装置及び情報提供方法 - Google Patents

Abstract

【課題】求人企業からユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示する、情報提供装置及び情報提供方法を提供する。【解決手段】情報提供装置１００は、所定のユーザが利用する端末と通信し、複数の求人企業の各々から所定のユーザに対して送信されたメッセージを取得する取得部１２と、取得部で取得された所定のユーザに対して送信されたメッセージを、求人企業ごとにまとめて一覧表示する画面を端末に表示させる情報を、端末に出力する出力部１３と、を有する。画面には、同一の求人企業から所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合、複数のメッセージのうち少なくともいずれか一つのメッセージの一部を表示する。【選択図】図２

Description

本発明は、情報提供装置及び情報提供方法に関する。

現在、求職者に対して企業に関する各種の情報提供を行うことで、求職者と企業とのマッチングを支援する就職情報サイトが複数運営されている。なお、このような就職情報サイトに関する従来技術として、例えば特許文献１に記載の技術が知られている。

特開２００７−１４０９４５号公報

例えば学生向けの就職情報サイトでは、企業に対し、各学生が本サイトを利用する際に登録した属性（例えば、出身学校、希望の職種等）に基づき、共通の属性を持つ学生を指定してメッセージを一斉送信する機能が提供されている。送信されたメッセージは、各学生が本サイトにログインすることで表示される個人ページにおいて、企業から自分宛に送信されたメッセージとして一覧表示される。

ここで、多くの求人募集を得たい企業は、興味のある属性の学生向けに何度もメッセージを送信することが考えられる。このような企業が多く存在すると、各学生の個人ページには多くの企業から大量のメッセージが入り乱れて表示されることになってしまい、メッセージの視認性が低下してしまうという問題が生じることが考えられる。なお、このような問題は、学生向けの就職情報サイトに限らず、転職者向けや特定の業種向けの就職情報サイトでも同様に生じ得る。

そこで、本発明は、企業から所定のユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示することが可能な技術を提供することを目的とする。

本発明の一態様に係る情報提供装置は、所定のユーザが利用する端末と通信する情報提供装置であって、複数の企業の各々から所定のユーザに対して送信されたメッセージを取得する取得部と、取得部で取得された所定のユーザに対して送信されたメッセージを、企業ごとにまとめて一覧表示する画面を端末に表示させる情報を、端末に出力する出力部と、を有し、画面には、同一の企業から所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合、複数のメッセージのうち少なくともいずれか一つのメッセージの一部を表示する。この態様によれば、企業から共通の属性を有するユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示することが可能になる。

また、上記態様において、いずれか一つのメッセージは、複数のメッセージのうち最新のメッセージであるようにしてもよい。この態様によれば、企業から複数のメッセージを受信した場合であっても、ユーザは、企業から最新のメッセージを迅速に参照することが可能になる。

また、上記態様において、画面には、同一の企業から所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合に、同一の企業から所定のユーザに対して送信されたメッセージの件数に関する情報を表示するようにしてもよい。この態様によれば、企業から複数のメッセージを受信した場合であっても、ユーザは、企業から送信されたメッセージ件数を把握することが可能になる。また、メッセージ件数を表示することで、ユーザは、自分に対する各企業からのアピールの度合いを把握することができ、メッセージ件数が多い企業に対してエントリーを行う等の求職活動に生かすことが可能になる。

また、上記態様において、メッセージは、共通の属性を有する１以上のユーザの集団に対して送信されたメッセージを含むようにしてもよい。この態様によれば、企業から共通の属性を有するユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示することが可能になる。

また、上記態様において、画面には、所定のユーザに対して送信されたメッセージを送信した企業の名称と業種とを表示するようにしてもよい。この態様によれば、ユーザは、メッセージを送信した各企業の企業名や業種等をまとめて確認することができ、自分に興味を抱いている企業の内容を容易に把握することが可能になる。

また、上記態様において、画面に表示される、所定のユーザに対して送信されたメッセージは、複数の企業の各々から所定のユーザに対してメッセージが送信された送信日、又は、複数の企業の各々から所定のユーザに対して送信されたメッセージの件数、に基づいて決定される企業の順に表示されるようにしてもよい。この態様によれば、ユーザは、送信日が新しい順等に企業ごとに並べられたメッセージを参照することができ、メッセージの視認性をより高めることが可能になる。

上記態様において、画面に表示される、所定のユーザに対して送信されたメッセージは、所定のレコメンドアルゴリズムに基づきユーザごとに決定される企業順に表示されるようにしてもよい。この態様によれば、ユーザは、自身向けにレコメンドされる企業順にメッセージを参照することが可能になる。

上記態様において、画面には、興味のある企業として所定のユーザにより予め指定された企業から送信されたメッセージのみを表示するようにしてもよい。この態様によれば、ユーザは、自身が興味のある企業に関するメッセージのみを参照することができ、メッセージの視認性をより高めることが可能になる。

本発明の一態様に係る情報提供方法は、所定のユーザが利用する端末と通信する情報提供装置に実行させる情報提供方法であって、複数の企業の各々から所定のユーザに対して送信されたメッセージを取得するステップと、取得された所定のユーザに対して送信されたメッセージを、企業ごとにまとめて一覧表示する画面を端末に表示させる情報を、端末に出力するステップと、を有し、画面には、同一の企業から所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合、複数のメッセージのうち少なくともいずれか一つのメッセージの一部を表示する。この態様によれば、企業から共通の属性を有するユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示することが可能になる。

本発明によれば、企業から所定のユーザに対して送信されるメッセージを整理して表示することが可能な技術を提供することができる。

本実施形態に係る就職情報提供システムのシステム構成例を示す図である。 本実施形態に係る情報提供サーバ１００の機能ブロック構成の一例を示す図である。 学生情報ＤＢ、企業情報ＤＢ及びダイレクトメールＤＢの一例を示す図である。 学生ごとのＤＭ一覧画面の一例を示す図である。

添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。

＜システム構成＞
図１は、本実施形態に係る就職情報提供システムのシステム構成例を示す図である。本実施形態に係る就職情報提供システムは、情報提供サーバ１００と、企業が情報提供サーバ１００にアクセスするために利用する企業側端末２００と、学生（ユーザ）が情報提供サーバ１００にアクセスするために利用するユーザ端末３００とを含む。図１には、企業側端末２００及びユーザ端末３００が１つずつ図示されているが、本就職情報提供システムには、複数の企業側端末２００及びユーザ端末３００が含まれていてもよい。

以下の説明において、本就職情報提供システムは、学生向けの就職情報サイトを提供する前提で説明するが、本実施形態が学生向けの就職情報サイトを提供する場合に限定されることを意図しているのではない。本実施形態に係る就職情報提供システムは、学生向けに限らず、転職者向けや特定の業種向けの就職情報サイトを提供する場合にも適用することができる。すなわち、ユーザには、求人募集に応募する学生、インターンシップへの申し込みを行う学生、及び求職者等、本就職情報提供システムを利用するあらゆるユーザを含む。また、企業とは、求人企業（現在求人を行っている企業及び今後求人を行う予定である企業を含む）、及びインターンシップへの申し込みを受け付けている企業等、本就職情報提供システムを利用するあらゆる企業を含む。

情報提供サーバ１００は、学生に対して企業に関する各種の情報提供を行う就職情報サイトを提供するサーバである。本就職情報サイトを利用する学生は、最初に、自分の氏名、住所及び連絡先等を入力することで利用登録を行う。利用登録が完了した後、学生は、自身に割り当てられたユーザＩＤ及びパスワードを用いて本就職情報サイトにログインすることで、学生ごとの専用ページ（マイページ）を利用することができる。マイページでは、学生自身の属性（例えば、在学中の学校、就職を希望する地域や業種等）を登録する機能、Ｗｅｂメール機能、希望の企業にエントリーする機能等が提供されている。例えば、Ｗｅｂメール機能を利用することで、学生は企業との間で直接連絡を行うことができる。

また、本就職情報サイトでは、企業に対し、各学生が自ら登録した属性及び／又は就職情報サイトでの行動履歴に関する属性に基づき、共通の属性を持つ学生の集団（セグメント）を指定して、メッセージを一斉送信する機能が提供されている。就職情報サイトでの行動履歴に関する属性とは、例えば、各学生が就職情報サイトにおいて閲覧したページの履歴（閲覧履歴）、各学生がエントリーした企業、各学生が説明会の予約を行った企業等である。

以下の説明において、企業から共通の属性を持つ学生の集団を指定して送信するメッセージを、「特定セグメント向けＤＭ（Direct mail）」と言う。特定セグメント向けＤＭには、メッセージの件名及び本文（メッセージの内容）が含まれる。各企業は、特定セグメント向けＤＭを利用することで、例えば、大学Ａに通っている学生であり、かつ自社の業種に興味を持っている学生といった特定のセグメントの学生に対して、求人情報やインターンシップの案内を送信するといった募集活動を行うことができる。また、他の例として、各企業は、就職情報サイトに掲載されている各社の紹介ページのうち自社の紹介ページを最も多く閲覧した学生や、自社の説明会に予約を行った学生向けに所定の案内を送信することもできる。各企業から送信された特定セグメント向けＤＭは、各学生のマイページで提供されるＷｅｂメール参照画面において、企業から自分宛に送信されたＷｅｂメールとして一覧表示される。

また、本実施形態では、各学生のマイページにおいて、特定セグメント向けＤＭを企業ごとにまとめて一覧表示する画面（以下、「ＤＭ一覧画面」と言う。）を提供することで、特定セグメント向けＤＭを学生が見やすいように整理して表示する。また、ＤＭ一覧画面には、同一の企業から所定の学生に対して送信された特定セグメント向けＤＭが複数存在する場合、複数の特定セグメント向けＤＭのうち少なくともいずれか一つの特定セグメント向けＤＭの一部（例えば件名のみ等）が表示される。

企業側端末２００及びユーザ端末３００は、有線又は無線ネットワークを通じて情報提供サーバ１００と相互に通信可能である。企業側端末２００及びユーザ端末３００としては、パーソナルコンピュータ（ＰＣ）、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話機、ノートＰＣ、携帯情報端末（ＰＤＡ）、家庭用ゲーム機器など、通信機能を備えたあらゆる端末を用いることができる。

＜機能ブロック構成＞
図２は、本実施形態に係る情報提供サーバ１００の機能ブロック構成の一例を示す図である。情報提供サーバ１００は、受付部１１と、取得部１２と、出力部１３と、記憶部１４とを有する。記憶部１４には、学生の属性等を管理する学生情報ＤＢ（Database）と、企業に関する情報を管理する企業情報ＤＢと、各学生向けに送信された特定セグメント向けＤＭを管理するダイレクトメールＤＢとが格納される。

受付部１１と、取得部１２と、出力部１３とは、情報提供サーバ１００のメモリに記憶されたプログラムが、ＣＰＵに実行させる処理により実現することができる。また、当該プログラムは、記憶媒体に格納することができる。また、記憶部１４は、情報提供サーバ１００が備えるメモリ又は情報提供サーバ１００と通信ネットワークで接続された記憶装置等により実現することができる。

受付部１１は、企業側端末２００から、特定セグメント向けＤＭの送信を受け付ける機能を有する。受付部１１は、企業側端末２００に対して特定セグメント向けＤＭの送信を受け付けるＷｅｂ画面を提供するようにしてもよい。企業のユーザは、当該Ｗｅｂ画面において、送信対象とする学生の属性、メッセージの内容及び送信日時等を設定することで、特定セグメント向けＤＭの送信を情報提供サーバ１００に依頼することができる。受付部１１で受け付けた特定セグメント向けＤＭは、設定された送信日時になった時点でダイレクトメールＤＢに格納され、各学生のマイページから参照可能になる。

取得部１２は、ダイレクトメールＤＢに格納された各学生向けの特定セグメント向けＤＭのうち、所定の学生（ＤＭ一覧画面の参照を所望している学生）向けの特定セグメント向けＤＭを検索して取得する機能を有する。

出力部１３は、就職情報サイトをユーザ端末３００の画面に表示させる情報を生成してユーザ端末３００に出力する機能を有する。就職情報サイトをユーザ端末３００の画面に表示させる情報とは、ユーザ端末３００が備えるＷｅｂブラウザ上に就職情報サイトを表示させるためのｈｔｍｌデータ、又は、ユーザ端末３００にインストールされたアプリケーションであって就職情報サイトの表示に特化されたアプリケーションが画面を生成するために用いるデータ等である。また、出力部１３は、取得部１２で取得された所定の学生向けの特定セグメント向けＤＭ、企業情報ＤＢに格納されている各種の情報を用いて、ＤＭ一覧画面を所定の学生が利用するユーザ端末３００に表示させる情報を生成し、生成した情報を当該ユーザ端末３００に出力する機能を有する。

出力部１３は、就職情報サイトにアクセスするアプリケーションの種別に基づき、出力する情報を切り替えるようにしてもよい。例えばユーザ端末３００にインストールされたＷｅｂブラウザが就職情報サイトにアクセスしている場合、出力部１３はＷｅｂサーバとして動作することでｈｔｍｌデータを出力し、ユーザ端末３００にインストールされたアプリケーション（就職情報サイトの表示に特化されたアプリケーション）が就職情報サイトにアクセスしている場合、当該アプリケーションが認識可能なプロトコルに従った情報を出力するようにしてもよい。

記憶部１４には、学生情報ＤＢと、企業情報ＤＢと、ダイレクトメールＤＢとが格納される。図３（ａ）は、学生情報ＤＢの一例である。学生情報ＤＢには、各学生が就職情報サイトにログインする際に用いるユーザＩＤ及びパスワードを格納する「ユーザＩＤ」及び「パスワード」カラムと、各学生が登録した各種の属性を格納する「属性」カラムと、各学生が興味のある企業として指定した企業の企業ＩＤを格納する「気になる企業」カラムとを含む。「属性」には、具体的には、在学中の学校、就職を希望する地域、就職を希望する業種などが格納される。

図３（ｂ）は、企業情報ＤＢの一例である。企業情報ＤＢには、就職情報サイトを利用する企業を一意に識別するＩＤを格納する「企業ＩＤ」カラムと、企業の会社名を格納する「企業名」カラムと、企業の本社所在地を格納する「本社場所」カラムと、企業の業種を格納する「業種」カラムとを含む。図３（ｃ）は、ダイレクトメールＤＢの一例である。ダイレクトメールＤＢは、特定セグメント向けＤＭの送信先である学生のユーザＩＤを格納する「ユーザＩＤ」カラムと、特定セグメント向けＤＭの送信元である企業の企業ＩＤを格納する「企業ＩＤ」カラムと、送信日時を格納する「送信日時」カラムと、特定セグメント向けＤＭの件名を格納する「件名」カラムと、特定セグメント向けＤＭの本文を格納する「本文」カラムとを含む。

＜画面表示例＞
図４は、学生ごとのＤＭ一覧画面の一例を示す図である。図４を用いて、ＤＭ一覧画面の具体例について説明する。学生ごとのＤＭ一覧画面には、企業別表示エリア１００１が企業ごとに並べて表示される。企業別表示エリア１００１には、企業の企業名を表示するエリア１０１１と、本社場所を表示するエリア１０１２と、業種を表示するエリア１０１３と、画像を表示するエリア１０１４と、特定セグメント向けＤＭを表示するＤＭ表示エリア１０１５とを含む。エリア１０１１、エリア１０１２及びエリア１０１３には、それぞれ、企業情報ＤＢの「企業名」、「本社場所」及び「業種」に格納されているデータが表示される。エリア１０１４に表示される画像は、企業のイメージを示す画像として企業により登録された画像が表示される。

また、ＤＭ一覧画面には、ＤＭ一覧画面に表示される企業を、学生が“気になる企業”として指定した企業に絞って表示するためのチェックボックス１００２が含まれる。学生は、チェックボックス１００２をクリックすることで、ＤＭ一覧画面に表示される企業を、自分が気になる企業”として指定した企業に限定することができる。なお、学生が“気になる企業”として指定した企業については、エリア１０１１に表示される企業名の前に、“気になる企業”として指定されていることを示すアイコンを表示するようにしてもよい。図４の例では、当該アイコンの一例として星マークが表示されている。

ＤＭ表示エリア１０１５には、企業から学生に向けて送信された特定セグメント向けＤＭの件名（件名に代えて（又は加えて）本文を表示するようにしてもよい）が表示される。なお、同一の企業から同一の学生に対して送信された特定セグメント向けＤＭ（より具体的には同一の企業から同一の学生を含むセグメントに対して送信された特定セグメント向けＤＭを意図しており、以下の説明でも同様）が複数存在する場合、ＤＭ表示エリア１０１５には、これらの複数の特定セグメント向けＤＭのうちいずれか一つの特定セグメント向けＤＭの件名のみが表示される。いずれか一つの特定セグメント向けＤＭとは、例えば、複数の特定セグメント向けＤＭのうち最新（送信日時が最も新しい）の特定セグメント向けＤＭであってもよい。ＤＭ表示エリア１０１５には、ＤＭ表示エリア１０１５に件名が表示される特定セグメント向けＤＭの送信日（送信日時でもよい）が表示されるようにしてもよい。

また、ＤＭ表示エリア１０１５に、複数の特定セグメント向けＤＭのうちいずれか一つの特定セグメント向けＤＭを表示する場合、ＤＭ表示エリア１０１５に、同一の企業から同一の学生に対して送信された複数の特定セグメント向けＤＭの件数（学生が同一の企業から受信した特定セグメント向けＤＭの件数と称してもよい）を表示するようにしてもよい。例えば図４の例では、Ａ株式会社におけるＤＭ表示エリア１０１５には、“他９９＋件”と表示されている。これは、学生ＡがＡ株式会社から受信した複数の特定セグメント向けＤＭのうち、ＤＭ表示エリア１０１５に表示されていない特定セグメント向けＤＭが１００件以上存在することを意味している。なお、ＤＭ表示エリア１０１５に表示される件数がクリック（又は押下）された場合、他の特定セグメント向けＤＭを一覧表示する画面に遷移するようにしてもよい。

ある学生に向けて複数の企業から特定セグメント向けＤＭが送信された場合、その学生のＤＭ一覧画面には、複数の企業別表示エリア１００１が並べて表示される。この場合、企業別表示エリア１００１の並び順は、例えば、「特定セグメント向けＤＭが送信された送信日が新しい順（特定セグメント向けＤＭを受信した受信日が新しい順と称してもよい）」に上から表示されるようにしてもよい。例えば、Ａ株式会社から学生Ａに向けて送信した特定セグメント向けＤＭのうち最新のＤＭの送信日が２０１７／２／４であり、Ｂ株式会社から学生Ａに向けて送信した特定セグメント向けＤＭのうち最新のＤＭの送信日が２０１７／２／５である場合、Ｂ株式会社に対応する企業別表示エリア１００１が、Ａ株式会社に対応する企業別表示エリア１００１よりも上に表示されるようにしてもよい。

また、他の方法として、企業別表示エリア１００１の並び順は、例えば、「特定セグメント向けＤＭの受信件数が多い順」に上から表示されるようにしてもよい。ここで、「特定セグメント向けＤＭの受信件数」とは、ある企業から所定の学生に対して送信された特定セグメント向けＤＭの件数（ある企業から送信された特定セグメント向けＤＭを所定の学生が受信した受信件数）である。例えば、企業ＡからセグメントＸ（東京在住の学生）に向けに１つの特定セグメント向けＤＭを一斉送信し、企業ＡからセグメントＹ（希望業種がメーカである学生）向けに１つの特定セグメント向けＤＭを一斉送信したと仮定する。この場合、東京在住かつ希望業種がメーカである学生Ａは企業Ａから２通の特定セグメント向けＤＭを受信し、東京在住かつ希望業種がサービス業である学生Ｂは企業Ａから１通の特定セグメント向けＤＭを受信することになる。

また、企業別表示エリア１００１の並び順は、まず、「特定セグメント向けＤＭが送信された送信日が新しい順」に基づいて決定され、同一順位の企業が複数存在する場合、同一順位である企業間での企業別表示エリア１００１の並び順は、「特定セグメント向けＤＭの受信件数が多い順」に基づいて決定されるようにしてもよい。若しくは、その逆であってもよい。

また、他の方法として、企業別表示エリア１００１の並び順は、所定のレコメンドアルゴリズムに基づき学生ごとに決定される企業順になるようにしてもよい。所定のレコメンドアルゴリズムとは、例えば、学生の属性及び“気になる企業”に基づき、その学生に相応しい企業を推定するアルゴリズム等であり、本実施形態ではどのようなレコメンドアルゴリズムが用いられてもよい。

また、上述した並び順で表示される企業別表示エリア１００１は、学生により指定された検索条件（例えば、企業の本社場所や業種等）に合致する企業に限定されて表示されるようにしてもよい。例えば、上述した並び順によれば「企業Ｄ、企業Ｃ、企業Ｂ、企業Ａ」の順に企業別表示エリア１００１が並ぶ場合において、学生により指定された検索条件に合致する企業が「企業Ａ、企業Ｄ」である場合、「企業Ｄ、企業Ａ」の順に企業別表示エリア１００１が表示されるようにしてもよい。

企業別表示エリア１００１には、更に、その企業にエントリーすることが可能なエントリーボタンを設けるようにしてもよい。企業別表示エリア１００１にエントリーボタンを設けることで、学生はその企業に容易にエントリーを行うことが可能になると共に、企業は、学生からのエントリーを受ける可能性を高めることが可能になる。

以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。

１１…受付部、１２…取得部、１３…出力部、１４…記憶部、１００…情報提供サーバ、２００…企業側端末、３００…ユーザ端末

Claims (10)

1. 所定のユーザが利用する端末と通信する情報提供装置であって、
   複数の企業の各々から、前記所定のユーザに対して送信されたメッセージを取得する取得部と、
   前記取得部で取得された前記所定のユーザに対して送信されたメッセージを、企業ごとにまとめて一覧表示する画面を前記端末に表示させる情報を、前記端末に出力する出力部と、
   を有し、
   前記画面には、同一の企業から前記所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合、複数のメッセージのうち少なくともいずれか一つのメッセージの一部を表示する、
   情報提供装置。
2. 前記いずれか一つのメッセージは、前記複数のメッセージのうち最新のメッセージである、
   請求項１に記載の情報提供装置。
3. 前記画面には、同一の企業から前記所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合に、同一の企業から前記所定のユーザに対して送信されたメッセージの件数に関する情報を表示する、
   請求項１又は２に記載の情報提供装置。
4. 前記画面には、前記所定のユーザに対して送信されたメッセージを送信した企業の名称と業種とを表示する、
   請求項１から３のいずれか一項に記載の情報提供装置。
5. 前記メッセージは、共通の属性を有する１以上のユーザの集団に対して送信されたメッセージを含む、
   請求項１から４のいずれか一項に記載の情報提供装置。
6. 前記画面に表示される、前記所定のユーザに対して送信されたメッセージは、前記複数の企業の各々から前記所定のユーザに対してメッセージが送信された送信日、又は、前記複数の企業の各々から前記所定のユーザに対して送信されたメッセージの件数、に基づいて決定される企業順に表示される、
   請求項１から５のいずれか一項に記載の情報提供装置。
7. 前記画面に表示される、前記所定のユーザに対して送信されたメッセージは、所定のレコメンドアルゴリズムに基づきユーザごとに決定される企業順に表示される、
   請求項１から５のいずれか一項に記載の情報提供装置。
8. 前記画面において企業順に表示される前記所定のユーザに対して送信されたメッセージは、前記所定のユーザにより指定された検索条件に合致する企業に限定して表示される、
   請求項６又は７のいずれか一項に記載の情報提供装置。
9. 前記画面には、興味のある企業として前記所定のユーザにより予め指定された企業から送信されたメッセージのみを表示する、
   請求項１から８のいずれか一項に記載の情報提供装置。
10. 所定のユーザが利用する端末と通信する情報提供装置に実行させる情報提供方法であって、
    複数の企業の各々から、前記所定のユーザに対して送信されたメッセージを取得するステップと、
    取得された前記所定のユーザに対して送信されたメッセージを、企業ごとにまとめて一覧表示する画面を前記端末に表示させる情報を、前記端末に出力するステップと、
    を有し、
    前記画面には、同一の企業から前記所定のユーザに対して送信されたメッセージが複数存在する場合、複数のメッセージのうち少なくともいずれか一つのメッセージの一部を表示する、
    情報提供方法。