JP2018173245A - 廃棄物処理プラント及び廃棄物処理プラントの起動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラント及びその起動方法を提供することを目的とする。【解決手段】廃棄物発電プラント1であって、廃棄物を燃焼させる焼却炉3と、燃料を燃焼させて駆動力を発生するガスエンジン6と、ガスエンジン6から排出される排ガスを廃棄物発電プラント1の外部へ導くガスエンジン用燃焼排ガス管30と、排ガスを焼却炉3へ導く排ガス導入管31と、焼却炉3を起動する際に、ガスエンジン6から排出される排ガスの少なくとも一部を排ガス導入管31へ供給するよう調整する導入調整弁30aと、を備える廃棄物発電プラント1を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、廃棄物を燃焼させる焼却炉を備える廃棄物処理プラント及びその起動方法に関する。
従来、廃棄物であるごみを燃焼させるごみ焼却ストーカ炉が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1は、ダイオキシン対策を考慮して炉内温度を850℃まで上昇させた後にごみの燃焼を開始させるものである。特許文献1においては、ごみ焼却ストーカ炉の起動時に、炉内に設けた助燃バーナを着火するとともに直火式空気加熱器で加熱した空気をストーカ炉の下部から供給して炉内温度を上昇させるものである。
特開平11−190511号公報
しかしながら、特許文献1は、ごみ焼却ストーカ炉の炉内温度の上昇にのみ利用される直火式空気加熱器を必要とする。また、ごみ焼却ストーカ炉の炉内温度を上昇させるために、直火式空気加熱器のバーナで燃料が消費される。そのため、助燃焼バーナのみで炉内温度を上昇させる場合に比べてごみ焼却ストーカ炉を備えるプラントの製造コストおよび運用コストが増大する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラント及びその起動方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントは、廃棄物を燃焼させる焼却炉と、燃料を燃焼させて駆動力を発生する内燃機関と、前記内燃機関から排出される排ガスを前記廃棄物処理プラントの外部へ導く排出流路と、前記排ガスを前記焼却炉へ導く導入流路と、前記焼却炉を起動する際に、前記内燃機関から排出される前記排ガスの少なくとも一部を前記導入流路へ供給するよう調整する調整部と、を備える。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントによれば、焼却炉を起動する際に、内燃機関から排出される排ガスの少なくとも一部が導入流路から焼却炉へ導かれる。そのため、内燃機関で駆動力を発生するために用いられた燃料の排ガスの熱を利用して焼却炉の温度を上昇させることができる。内燃機関で発生する駆動力は、例えば、発電機を駆動して電力を得るために利用することができる。そのため、焼却炉の温度を上昇させるためにのみ利用される別途の機器を設置することや、その機器を動作させるための燃料が不要となる。よって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラントを提供することができる。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントは、前記内燃機関から伝達される前記駆動力により発電する内燃機関発電機を備えていてもよい。
このようにすることで、内燃機関発電機を駆動して電力を得るために利用される内燃機関からの排ガスの熱を利用して、焼却炉の温度を上昇させることができる。そのため、焼却炉の温度を上昇させるためにのみ利用される別途の機器を設置することや、その機器を動作させるための燃料が不要となる。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントにおいて、前記焼却炉は、該焼却炉の内部の温度を計測する温度計測部と、起動用燃料を燃焼させる起動用バーナと、を有し、前記温度計測部が計測する温度が所定時間に渡って第1所定温度に維持した後に、前記起動用バーナが着火するよう制御する制御部を更に備える構成であってもよい。
上記構成の廃棄物処理プラントによれば、所定時間と第1所定温度を焼却炉の内部で大きな温度差が生じずかつ十分に加熱された状態となるように設定することにより、焼却炉の内部を適切な温度状態とすることができる。また、その適切な温度状態において起動用バーナを着火することにより、焼却炉の起動までに必要となる起動用燃料の消費量を少なくすることができる。
上記構成の廃棄物処理プラントにおいて、前記制御部は、前記温度計測部が計測する温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度に到達した場合に、前記廃棄物の投入を開始させ、前記起動用バーナを停止させるよう制御してもよい。
第2所定温度として焼却炉で廃棄物の焼却を開始するのに適切な温度(例えば、600℃)を設定することにより、起動用バーナによる起動用燃料の消費量を、焼却炉を起動するために必要な最小限の量とすることができる。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントにおいて、前記内燃機関は、前記廃棄物から生成されたメタン含有バイオガスによって駆動するガスエンジンであってもよい。
前記廃棄物から生成されたメタン含有バイオガスを内燃機関であるガスエンジンの燃料として用いることができるため、内燃機関の燃料として廃棄物以外の別途の燃料を用いる必要がない。よって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく、廃棄物のみを用いて焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラントを提供することができる。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントにおいて、前記焼却炉は、前記廃棄物を燃焼させて蒸気を生成し、前記焼却炉が生成した前記蒸気によって駆動される蒸気タービンと、前記蒸気タービンから伝達される駆動力により発電するタービン発電機と、を備えていてもよい。
このようにすることで、廃棄物の燃焼により発生した熱により蒸気を生成し、蒸気のエネルギーをタービン発電機で電力として回収することができる。
本発明の一態様に係る起動方法は、廃棄物を燃焼させる焼却炉と、燃料により駆動する内燃機関と、を備える廃棄物処理プラントの起動方法であって、前記内燃機関から排出される排ガスの少なくとも一部を前記焼却炉へ導く工程を備える。
本発明の一態様に係る廃棄物処理プラントの起動方法によれば、内燃機関から排出される排ガスの少なくとも一部が焼却炉へ導かれる。そのため、内燃機関で駆動力を発生するために用いられた燃料の排ガスの熱を利用して焼却炉の温度を上昇させることができる。内燃機関で発生する駆動力は、例えば、発電機を駆動して電力を得るために利用することができる。そのため、焼却炉の温度を上昇させるためにのみ利用される別途の機器を設置することや、その機器を動作させるための燃料が不要となる。よって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラントの起動方法を提供することができる。
本発明によれば、製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉を起動することができる廃棄物処理プラント及びその起動方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る廃棄物発電プラントを示す概略構成図である。 図1に示す焼却炉の概略断面図である。 制御装置が焼却炉を起動する動作を示すフローチャートである。 焼却炉の炉内温度および焼却炉に供給される二次空気の空気量の時間変化を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る廃棄物発電プラント(廃棄物処理プラント)1について、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る廃棄物発電プラント1は、図1に示すように、廃棄物を燃焼して生成された燃焼ガスによって蒸気を生成する焼却炉3と、焼却炉3からの蒸気によって駆動される蒸気タービン4と、廃棄物からメタン含有バイオガスを生成するメタン発酵槽5と、メタン発酵槽5からのメタン含有バイオガスを燃焼させて駆動力を発生するガスエンジン(内燃機関)6と、廃棄物発電プラント1の全体を制御する制御装置50と、を備えている。
ここで、廃棄物とは、例えば、家庭ごみであり、紙やプラスチック等からなる固形ごみと、葉や枝等のバイオマスからなる厨芥ごみとを含む。廃棄物は、焼却炉3で燃焼させる固形ごみと、メタン発酵槽5へ供給される厨芥ごみに分別される。
焼却炉3で廃棄物(固形ごみ)を燃焼させる際に焼却炉3の内部の温度が低温であるとダイオキシンが発生する可能性が高くなる。そのため、本実施形態では、焼却炉3の内部の温度が所定温度(例えば、600℃)に到達した後に、焼却炉3への廃棄物の投入を開始する。
また、廃棄物発電プラント1は、第1発電機(タービン発電機)7及び第2発電機(内燃機関発電機)8によって発電を行っている。第1発電機7の回転軸は、蒸気タービン4の回転軸に接続されている。第1発電機7は、蒸気タービン4から伝達される駆動力により発電する。また、第2発電機8の回転軸は、ガスエンジン6の回転軸に接続されている。第2発電機8は、ガスエンジン6から伝達される駆動力により発電する。
第1発電機7により発電された電力は、例えば、電力系統(図示略)へ供給される。第2発電機8により発電された電力は、例えば、廃棄物発電プラント1の各設備の動力として利用される。
焼却炉3は、ごみピット14に貯蔵される廃棄物を分別して廃棄物供給路12から供給される固形の廃棄物を、燃焼空気導入管13から導入される燃焼用空気により燃焼させる。
焼却炉3は、例えば図2に示すストーカ式焼却炉であり、廃棄物Dを受け入れる投入ホッパ3Aと、投入ホッパ3Aに投入された廃棄物Dを炉内に供給するフィーダ3Iと、フィーダ3Iから供給された廃棄物Dを移送するストーカ3Bと、ストーカ3Bの下方から一次空気を供給する一次空気供給部3Cと、ストーカ3Bが移送する廃棄物Dを燃焼する焼却炉本体3Dと、焼却炉本体3Dから排出される燃焼排ガスによって水蒸気を生成するボイラ3Eと、焼却炉本体3Dへ二次空気を供給する二次空気供給部3Fと、焼却炉3を起動する際に用いられる起動用バーナ3Gと、焼却炉本体3Dの炉内温度を計測する温度センサ(温度計測部)3Hと、を備える。
フィーダ3Iは、板状の部材を水平方向に移動させることにより、板状の部材に積載される廃棄物Dをストーカ3Bへ供給する。
焼却炉本体3Dの下方には、二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbが配置されている。二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbは、二次空気供給部3Fから供給される二次空気を焼却炉本体3Dへ投入する。二次空気供給部3Fは、押込送風機3Faが送風する二次空気を、二次空気流量調整弁3Fbにより調整された流量で二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbに供給する。二次空気供給部3Fは、焼却炉3の通常運転時において、大気中の空気を二次空気として焼却炉本体3Dに供給するものである。
本実施形態の二次空気供給部3Fには、排ガス導入管31から導かれる排ガスが導入される導入口(図示略)が設けられている。二次空気供給部3Fは、後述するように、焼却炉3を起動する際に、排ガス導入管31から導かれる排ガスを二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbに供給する。これにより、焼却炉3を起動する際に、ガスエンジン6からの高温(例えば、400℃)の排ガスを焼却炉3へ供給し、焼却炉本体3Dの内部の温度を上昇させることができる。
本実施形態では、焼却炉3に供給される廃棄物は焼却処理する固形の廃棄物である。分別されたメタン発酵処理される廃棄物は、廃棄物供給路15を介してメタン発酵槽5に供給される。
焼却炉本体3D内で生成された燃焼ガスは、ボイラ3E内に設置された複数の伝熱管(図示略)内を流れる給水と熱交換を行う。伝熱管内を流れる給水と熱交換を終えた燃焼ガスは、燃焼排ガスとしてボイラ3Eから排出される。図1に示すように、ボイラ3Eから排出された燃焼排ガスは、燃焼排ガス管17内を流通し、濾過式集塵機18において必要な処理を施した後に、ファン19を介して煙突20から大気へ排気される。
ボイラ3E内に設置される伝熱管は、ボイラ3Eの壁部近傍で複数回に亘って折り返される構造をしている。伝熱管の内部には給水が流通する。伝熱管の上流側端部は蒸気供給管21に連通し、下流側端部は給水供給管22に連通している。伝熱管内を流れる給水と、ボイラ3E内を流れる燃焼ガスとが熱交換を行うことで、蒸気が生成される。
図1に示すように、ボイラ3Eで生成された蒸気は、蒸気供給管21内を流通して蒸気タービン4に導入される。蒸気タービン4に導入された蒸気は、蒸気タービン4を回転させる。蒸気タービン4の回転軸には、第1発電機7の回転軸が接続されていて、蒸気タービン4が回転することで、第1発電機7が駆動し、発電する。なお、蒸気タービン4に導入された蒸気の一部は、抽気蒸気管23を介して後述する給水加熱器26に供給される。
蒸気タービン4を回転させた蒸気は、復水器24において凝縮し水になる。復水器24で生成された水は、給水供給管22内を流通し、焼却炉3のボイラ3E内に設けられた伝熱管に給水として供給される。給水供給管22には、給水加熱器26が設けられている。給水加熱器26では、蒸気タービン4から抽気された蒸気の一部によって、復水器24から供給される給水が加熱される。なお、給水加熱器26で給水を加熱した後の水または蒸気は、排出管27を介して復水器24に戻される。
分別されたメタン発酵処理される廃棄物は、廃棄物供給路15を介してメタン発酵槽5に供給される。メタン発酵槽5では、メタン発酵処理される廃棄物からメタン含有バイオガスを生成する。生成されたメタン含有バイオガスは、バイオガス供給管28を介してガスエンジン6に供給される。また、メタン含有バイオガスを生成した際に生じる汚泥は、メタン発酵槽5から排出され、汚泥排出管29内を流通し、汚泥回収部(図示省略)にて回収される。
ガスエンジン6は、バイオガス供給管28から供給されたメタン含有バイオガスを空気供給装置(図示略)から供給される空気とともに燃焼させて駆動する。ガスエンジン6では駆動するピストン(図示略)をクランクシャフト(図示略)によって回転運動に変換する。ガスエンジン6の回転軸には、第2発電機8の回転軸が接続されていて、ガスエンジン6が駆動することで第2発電機8が駆動し、発電する。
本実施形態の廃棄物発電プラント1は、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスを廃棄物発電プラント1の外部へ導くガスエンジン用燃焼排ガス管(排出流路)30を備える。ガスエンジン6から排出された燃焼排ガスは、ガスエンジン用燃焼排ガス管30を流通し、煙突20から大気中へ排気される。
本実施形態の廃棄物発電プラント1は、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスを焼却炉3へ導く排ガス導入管(導入流路)31を備える。ガスエンジン6から排出された燃焼排ガスは、排ガス導入管31を流通し、焼却炉3の二次空気供給部3Fへ導かれる。
ガスエンジン用燃焼排ガス管30には、廃棄物発電プラント1の外部へ排出する燃焼排ガスの流量を調整する排出調整弁(調整部)30aが設けられている。また、排ガス導入管31には、焼却炉3へ導入する燃焼排ガスの流量を調整する導入調整弁(調整部)31aが設けられている。排出調整弁30aおよび導入調整弁31aは、制御装置50からの制御指令に応じて弁開度を調整する機能を備える。
ここで、制御装置50は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体等から構成されている。そして、各種機能を実現するための一連の処理は、一例として、プログラムの形式で記憶媒体等に記憶されており、このプログラムをCPUがRAM等に読み出して、情報の加工・演算処理を実行することにより、各種機能が実現される。
また、ガスエンジン用燃焼排ガス管30には、排ガス排熱回収装置(例えば、有機ランキンサイクル)16が設けられている。排ガス排熱回収装置16では、ガスエンジン用燃焼排ガス管30内を流通する燃焼排ガスと、排ガス排熱回収装置16内を流通する作動流体とが熱交換することで、燃焼排ガスの熱を回収している。
次に、本実施形態の廃棄物発電プラント1が焼却炉3を起動する動作について、図3および図4を参照して説明する。
前述したように、焼却炉3で廃棄物(固形ごみ)を燃焼させる際に、焼却炉3の内部の温度が低温であるとダイオキシンが発生する可能性が高くなる。そのため、本実施形態では、焼却炉3の内部の温度が所定温度(例えば、600℃)に到達した後に、焼却炉3への廃棄物の投入を開始する。
以下、焼却炉3の内部の温度を所定温度まで上昇させて焼却炉3を起動させる動作について説明する。図3に示す各ステップにおける処理は、制御装置50からの制御指令に基づいて廃棄物発電プラント1の各部が実行するものである。
図4は、温度センサ3Hが計測する焼却炉本体3Dの炉内温度の時間変化を実線で示し、二次空気供給部3Fが二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbへ供給する二次空気の流量の時間変化を破線で示した図である。
図4に示すように、焼却炉3の起動を開始する前の停止状態(時間が0の状態)において、温度センサ3Hが計測する焼却炉3の炉内温度は、大気中の空気と略同等の温度(例えば、20℃〜40℃)となっている。
焼却炉3の停止状態において、起動用バーナ3Gは着火していない。一方、ガスエンジン6は、メタン含有バイオガスを空気とともに燃焼させて駆動している。また、制御装置50は、排出調整弁30aが開状態となり、導入調整弁31aが閉状態となるようにこれらの弁を制御している。そのため、焼却炉3の停止状態においては、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスの全量が、ガスエンジン用燃焼排ガス管30を介して廃棄物発電プラント1の外部へ排出される。
ここで、焼却炉3を起動する動作について説明する。
ステップS301において、制御装置50は、閉状態から開状態へ切り替えるよう導入調整弁31aへ制御指令を出力する。導入調整弁31aは、制御装置50からの制御指令に応答して閉状態から開状態へ切り替える。導入調整弁31aは、開状態とすることにより、焼却炉3を起動する際に、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスの一部を排ガス導入管31へ供給するよう調整する。
なお、制御装置50は、導入調整弁31aを開状態とする際に、排出調整弁30aの開度を任意の開度に調整する。制御装置50は、例えば、排出調整弁30aを閉状態とすることにより、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスの全量を排ガス導入管31へ供給する。また、制御装置50は、排出調整弁30aを開状態に維持することにより、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスがガスエンジン用燃焼排ガス管30と排ガス導入管31の双方に導かれるようにする。焼却炉3の炉内温度は、ガスエンジン6から排出される高温(例えば、400℃)の燃焼排ガスの熱により、徐々に上昇する。
ステップS302において、制御装置50は、押込送風機3Faが送風する風量を調整することにより、二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbへ供給する二次空気の空気量を調整する。ここで、制御装置50は、図4に示すように、温度センサ3Hが計測する炉内温度に応じて二次空気の空気量を調整する。具体的に、制御装置50は、焼却炉3の停止状態(時刻0)から時刻Time1に至るまで、焼却炉3へ供給される二次空気の空気量が漸次減少するように調整する。焼却炉3へ供給される二次空気の空気量を漸次減少させているのは、排ガス導入管31から導入される高温(例えば、400℃)の燃焼排ガスにより、焼却炉3の内部の温度を急激に上昇させないためである。二次空気は常温(例えば、20℃〜40℃)であるため、焼却炉3へ供給される二次空気の空気量が多いほど、焼却炉3へ供給される二次空気と燃焼排ガスの混合ガスの温度が低くなる。
ステップS303において、制御装置50は、温度センサ3Hが計測する炉内温度がTemp1(第1所定温度;例えば、400℃)に到達したかどうかを判定し、YESであればステップS304へ処理を進め、NOであればステップS302を再び実行する。
ステップS304において、制御装置50は、焼却炉3へ供給される二次空気の空気量が一定となるように押込送風機3Faが送風する風量を調整する。二次空気の空気量を一定としているのは、排ガス導入管31からの燃焼排ガスにより焼却炉3へ導入される熱量を一定とするためである。制御装置50は、時刻Time1から時刻Time2に至るまで一定の割合で供給される燃焼排ガスの熱により、焼却炉本体3Dの全体が燃焼排ガスの温度であるTemp1(例えば、400℃)となるように制御する。
焼却炉本体3Dの全体が燃焼排ガスの温度であるTemp1となるようにしているのは、焼却炉本体3Dの炉壁を保護する耐火材(図示略)の温度が場所によらずに略一定となるようにするためである。耐火材は、その場所により温度差が大きくなると破損する可能性がある。そのため、耐火材の温度が場所によらずに略一定となるようにして、廃棄物の燃焼を開始する通常運転時における耐火材の破損を防止している。
ここで、図4においては、時刻Time1から時刻Time2に至るまで炉内温度がTemp1で一定となっている。これは、図4に示す炉内温度が、温度センサ3Hが計測する温度であるためである。温度センサ3HがTemp1で一定であっても、時刻Time1の時点においては、焼却炉本体3Dの内部は場所によって温度差がある。時刻Time1から時刻Time2まで温度センサ3Hが計測する温度がTemp1となる状態を維持することにより、焼却炉本体3Dの全体が燃焼排ガスの温度であるTemp1(例えば、400℃)となる。
ステップS305において、制御装置50は、温度センサ3Hが計測する炉内温度がTemp1に到達してから一定時間が経過したかどうかを判定し、時刻Time1から一定時間(例えば、0から24時間)が経過した時刻Time2となった場合にステップS306へ処理を進める。すなわち、制御装置50は、温度センサ3Hが計測する炉内温度が時刻Time1から時刻Time2までの一定時間に渡ってTemp1に維持した後に、ステップS306へ処理を進める。
ここで、「Temp1に維持した」とは、温度センサ3Hが計測する炉内温度が常にTemp1の値そのものに維持したことに限らないものとする。例えば、温度センサ3Hが計測する炉内温度が、Temp1に対して予め設定した温度幅(例えば、上下10℃の温度幅)の範囲内の温度である場合に、「Temp1に維持した」と判断してもよい。
ステップS306において、制御装置50は、焼却炉本体3Dの炉内温度を起動が完了するTemp2(例えば、Temp1よりも200℃高い温度)まで上昇させるために、起動用バーナ3Gを着火するよう制御する。
ステップS307において、制御装置50は、押込送風機3Faが送風する風量を調整することにより、二次空気供給ノズル3Daおよび二次空気供給ノズル3Dbへ供給する二次空気の空気量を調整する。
ステップS307において、制御装置50は、図4に示すように、温度センサ3Hが計測する炉内温度に応じて二次空気の空気量を調整する。具体的に、制御装置50は、時刻Time2から時刻Time3に至るまで、焼却炉3へ供給される二次空気の空気量が漸次増加するように調整する。制御装置50は、起動用バーナ3Gに供給される起動用燃料を増加させるとともに二次空気の空気量を漸次増加させ、焼却炉3の炉内温度を漸次増加させる。
ステップS308において、制御装置50は、温度センサ3Hが計測する炉内温度がTemp2(例えば、600℃)に到達したかどうかを判定し、YESであればステップS309へ処理を進め、NOであればステップS307を再び実行する。
ステップS309において、制御装置50は、焼却炉本体3Dの炉内温度が廃棄物の投入を開始する温度Temp2まで上昇した時に、起動用バーナ3Gを停止するよう制御する。
制御装置50は、以上のステップS301からステップS309を実行することにより、焼却炉3の廃棄物の投入準備が完了する。制御装置50は、焼却炉3の炉内温度がTemp2に到達した後に、投入ホッパ3Aへの廃棄物の投入を開始する。前述したステップS309における処理(起動用バーナ3Gの停止)は、投入ホッパ3Aから投入された廃棄物の燃焼が焼却炉3内で確実に行われるのを確認した後に実行するのが望ましい。
以上説明した本実施形態の廃棄物発電プラント1が奏する作用および効果について説明する。
本実施形態の廃棄物発電プラント1によれば、焼却炉3を起動する際に、ガスエンジン6から排出される燃焼排ガスの少なくとも一部が排ガス導入管31から焼却炉3へ導かれる。そのため、ガスエンジン6で駆動力を発生するために用いられた燃料の燃焼排ガスの熱を利用して焼却炉3の炉内温度を上昇させることができる。ガスエンジン6で発生する駆動力は、第2発電機8を駆動して電力を得るために利用することができる。そのため、焼却炉3の温度を上昇させるためにのみ利用される別途の機器を設置することや、その機器を動作させるための燃料が不要となる。よって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく焼却炉3を起動することができる廃棄物発電プラント1を提供することができる。
本実施形態の廃棄物発電プラント1において、焼却炉3は、焼却炉3の内部の温度を計測する温度センサ3Hと、起動用燃料を燃焼させる起動用バーナ3Gと、を有する。廃棄物発電プラント1は、温度センサ3Hが計測する温度が所定時間に渡ってTemp1に維持した後に、起動用バーナ3Gが着火するよう制御する制御装置50を備える。
このような廃棄物発電プラント1によれば、所定時間とTemp1を焼却炉3の内部で大きな温度差が生じずかつ十分に加熱された状態となるように設定する(例えば、Temp1を400℃に設定する)ことにより、焼却炉3の内部を適切な温度状態とすることができる。また、その適切な温度状態において起動用バーナ3Gを着火することにより、焼却炉3の起動までに必要となる起動用燃料の消費量を少なくすることができる。
本実施形態の廃棄物発電プラント1において、制御装置50は、温度センサ3Hが計測する温度がTemp1よりも高いTemp2に到達した場合に、起動用バーナ3Gを停止させるよう制御する。
Temp2として焼却炉3で廃棄物の焼却を開始するのに適切な温度(例えば、600℃)を設定することにより、起動用バーナ3Gによる起動用燃料の消費量を、焼却炉3を起動するために必要な最小限の量とすることができる。
本実施形態の廃棄物発電プラント1においては、焼却炉3で燃焼させる廃棄物から生成されたメタン含有バイオガスをガスエンジン6の燃料として用いることができるため、ガスエンジン6の燃料として廃棄物以外の別途の燃料を用いる必要がない。よって、製造コストおよび運用コストを増加させることなく、廃棄物のみを用いて焼却炉3を起動することができる廃棄物発電プラント1を提供することができる。
本実施形態の廃棄物発電プラント1において、焼却炉3は、廃棄物を燃焼させて蒸気を生成し、焼却炉3が生成した蒸気によって駆動される蒸気タービン4と、蒸気タービン4から伝達される駆動力により発電する第1発電機7と、を備える。
このようにすることで、廃棄物の燃焼により発生した熱により蒸気を生成し、蒸気のエネルギーを第1発電機7で電力として回収することができる。
〔他の実施形態〕
以上の説明において、ガスエンジン6はメタン発酵槽5で生成したメタン含有バイオガスを燃料として用いるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、メタン、ブタン、プロパン等を主成分とした他の炭化水素系ガスを燃料として用いてもよい。
また、以上の説明において、ガスエンジン用燃焼排ガス管30と排ガス導入管31のそれぞれに流量を調整する弁を設けるものとしたが、他の態様であってもよい。例えば、ガスエンジン用燃焼排ガス管30に排出調整弁30aを設けないようにしてもよい。この場合、導入調整弁31aが開状態または閉状態のいずれであっても、常にガスエンジン用燃焼排ガス管30に燃焼排ガスが流通することとなる。
1 廃棄物発電プラント(廃棄物処理プラント)
3 焼却炉
3A 投入ホッパ
3B ストーカ
3C 一次空気供給部
3D 焼却炉本体
3E ボイラ
3F 二次空気供給部
3G 起動用バーナ
3H 温度センサ(温度計測部)
3I フィーダ
4 蒸気タービン
5 メタン発酵槽
6 ガスエンジン(内燃機関)
7 第1発電機(タービン発電機)
8 第2発電機(内燃機関発電機)
12 廃棄物供給路
13 燃焼空気導入管
14 ごみピット
15 廃棄物供給路
16 排ガス排熱回収装置
21 蒸気供給管
22 給水供給管
24 復水器
26 給水加熱器
28 バイオガス供給管
29 汚泥排出管
30 ガスエンジン用燃焼排ガス管(排出流路)
30a 排出調整弁(調整部)
31 排ガス導入管(導入流路)
31a 導入調整弁(調整部)
50 制御装置(制御部)
D 廃棄物

Claims (7)

  1. 廃棄物処理プラントであって、
    廃棄物を燃焼させる焼却炉と、
    燃料を燃焼させて駆動力を発生する内燃機関と、
    前記内燃機関から排出される排ガスを前記廃棄物処理プラントの外部へ導く排出流路と、
    前記排ガスを前記焼却炉へ導く導入流路と、
    前記焼却炉を起動する際に、前記内燃機関から排出される前記排ガスの少なくとも一部を前記導入流路へ供給するよう調整する調整部と、を備える廃棄物処理プラント。
  2. 前記内燃機関から伝達される前記駆動力により発電する内燃機関発電機を備える請求項1に記載の廃棄物処理プラント。
  3. 前記焼却炉は、
    該焼却炉の内部の温度を計測する温度計測部と、
    起動用燃料を燃焼させる起動用バーナと、を有し、
    前記温度計測部が計測する温度が所定時間に渡って第1所定温度に維持した後に、前記起動用バーナが着火するよう制御する制御部を更に備える請求項1または請求項2に記載の廃棄物処理プラント。
  4. 前記制御部は、前記温度計測部が計測する温度が前記第1所定温度よりも高い第2所定温度に到達した場合に、前記廃棄物の投入を開始させ、前記起動用バーナを停止させるよう制御する請求項3に記載の廃棄物処理プラント。
  5. 前記内燃機関は、前記廃棄物から生成されたメタン含有バイオガスによって駆動するガスエンジンである請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の廃棄物処理プラント。
  6. 前記焼却炉は、前記廃棄物を燃焼させて蒸気を生成し、
    前記焼却炉が生成した前記蒸気によって駆動される蒸気タービンと、
    前記蒸気タービンから伝達される駆動力により発電するタービン発電機と、を備える請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の廃棄物処理プラント。
  7. 廃棄物を燃焼させる焼却炉と、燃料により駆動する内燃機関と、を備える廃棄物処理プラントの起動方法であって、
    前記内燃機関から排出される排ガスの少なくとも一部を前記焼却炉へ導く工程を備える廃棄物処理プラントの起動方法。
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