JP2018173072A - 軸流ファン - Google Patents

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JP2018173072A
JP2018173072A JP2017082384A JP2017082384A JP2018173072A JP 2018173072 A JP2018173072 A JP 2018173072A JP 2017082384 A JP2017082384 A JP 2017082384A JP 2017082384 A JP2017082384 A JP 2017082384A JP 2018173072 A JP2018173072 A JP 2018173072A
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信博 鷹尾
Nobuhiro Takao
信博 鷹尾
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Abstract

【課題】本発明は、軸流ファンの基本的な構造を変えることなく、風量が増加でき、騒音も小さくできる軸流ファンを達成することにある。【解決手段】電動機2の回転子21の径方向外方へ突出し且つ回転子21の周方向に配列された羽根3を回転させる固定子22と、固定子22を支持する支持部4と、羽根3を回転子21の径方向外方から囲む主風洞部51と、支持部4から回転子21の径方向外方に向けて突出し且つ支持部4及び主風洞部51を連結する連結部6と、主風洞部51を取付けるための取付部8と、主風洞部51から分離可能な副風洞部52を備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、軸流ファンに関し、詳しくは風量特性を向上した軸流ファンに関する。
従来の軸流ファンは、電動機の回転子の径方向外方へ突出し且つ前記回転子の周方向に配列された複数の羽根を回転させる固定子と、前記固定子を支持する支持部と、前記羽根を前記回転子の径方向外方から囲む風洞部と、前記支持部から前記回転子の径方向外方に向けて突出し且つ前記支持部及び前記風洞部を連結する複数の連結部と、前記風洞部に設けられ且つ前記風洞部を取付けるための複数の取付部を備えた軸流ファンにおいて、前記風洞部の一部に複数の孔が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の軸流ファンは、風洞部が羽根を保護する利点はあるが、孔の通風抵抗が大きいため風量が低下するだけでなく、騒音も大きいという欠点があった。
国際公開第2009/057063号公報
本発明は、上記の従来技術の欠点を解決するもので、軸流ファンの基本的な構造を変えることなく、使用前には風洞部が羽根を保護し、使用時には風量が増加でき、騒音も小さくできる軸流ファンを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の軸流ファンは、電動機の回転子の径方向外方へ突出し且つ前記回転子の周方向に配列された複数の羽根を回転させる固定子と、前記固定子を支持する支持部と、前記羽根を前記回転子の径方向外方から囲む風洞部と、前記支持部から前記回転子の径方向外方に向けて突出し且つ前記支持部及び前記風洞部を連結する複数の連結部と、前記風洞部に設けられ且つ前記風洞部を取付けるための複数の取付部を備えた軸流ファンにおいて、前記風洞部が主風洞部及び前記主風洞部から分離可能な副風洞部から構成されている。
また、請求項2に記載の軸流ファンは、請求項1に記載の軸流ファンにおいて、前記副風洞部が前記取付部の前記回転子の径方向内方に設けられ且つ前記取付部の接触部に仮止めされている。
また、請求項3に記載の軸流ファンは、請求項1に記載の軸流ファンにおいて、前記副風洞部が、前記取付部の前記回転子の径方向外方に設けられ且つ前記取付部の接触部に仮止めされている。
上記の説明から明らかなように、請求項1に記載の軸流ファンは、電動機の回転子の径方向外方へ突出し且つ回転子の周方向に配列された複数の羽根を回転させる固定子と、固定子を支持する支持部と、羽根を回転子の径方向外方から囲む風洞部と、支持部から回転子の径方向外方に向けて突出し且つ支持部及び風洞部を連結する複数の連結部と、風洞部に設けられ且つ風洞部を取付けるための複数の取付部を備えた軸流ファンにおいて、風洞部が主風洞部及び主風洞部から分離可能な副風洞部から構成されているため、主風洞部を機器に取付けた後、副風洞部を主風洞部から分離することで、通風抵抗の減少により風量を増加することができるだけでなく、騒音を小さくすることもできる。
また、請求項2に記載の軸流ファンは、請求項1に記載の軸流ファンにおいて、副風洞部が、取付部の回転子の径方向内方に設けられ且つ取付部の接触部に仮止めされているため、主風洞部を機器に取付けた後、主風洞部から副風洞部を容易に羽根を傷つけることなく分離することができる。
また、請求項3に記載の軸流ファンは、請求項1に記載の軸流ファンにおいて、副風洞部が、取付部の回転子の径方向外方に設けられ且つ取付部の接触部に仮止めされているため、主風洞部を機器に取付けた後、主風洞部から副風洞部を容易に羽根を傷つけることなく分離することができる。
本発明を実施するための第1の最良の形態の構成を示す正面図である。 図1のA−A矢視の第1の最良の形態の構成を示す部分断面側面図である。 図1のA−A矢視の第1の最良の形態の作用を示す部分断面側面図である。 本発明を実施するための第2の最良の形態の構成を示す正面図である。 図4のB−B矢視の第2の最良の形態の構成を示す部分断面側面図である。 図4のB−B矢視の第2の最良の形態の作用を示す部分断面側面図である。
以下、本発明の最良の形態を図に基づいて説明する。
本発明の実施例1を図1から図3に基づいて説明する。図1から図3に示すように軸流ファン1は、電動機2の回転子21の径方向外方へ突出し且つ回転子21の周方向に配列された7個の羽根3を回転させる固定子22と、固定子22を支持する支持部4と、羽根3を回転子21の径方向外方から囲む主風洞部51と、支持部4から回転子21の径方向外方に向けて突出し且つ支持部4及び主風洞部51を連結する4個の連結部6と、主風洞部51に設けられ且つ主風洞部51をコンピュータや家電製品などの機器7に固定する4個の取付部8と、主風洞部51から分離可能な樹脂製の副風洞部52を備えている。副風洞部52は、取付部8の回転子21の径方向内方に設けられ且つ副風洞部52に設けられた凹部521及び取付部8の接触部81の間の摩擦力で仮止めされている。取付部8には主風洞部51を機器7に固定するための孔82が設けられている。
上記のように構成することで、主風洞部51の取付部8の孔82に図示しないねじなどの締結部材を挿入して主風洞部51をコンピュータや家電製品などの機器7に固定してから、使用前に羽根3を保護していた副風洞部52を、羽根3を傷つけないように主風洞部51から分離し、固定子22に通電すると回転子21が回転して、空気91及び空気92が主風洞部51を通過して、空気93が機器7の開口部71から流出する。
本発明の軸流ファン1は、副風洞部52が使用時にはなく空気92も流入するため、従来の軸流ファンより通風抵抗が減少し、風量(空気93の量)を増加することができるだけでなく、騒音を小さくすることもできる。
凹部521及び取付部8の接触部81の間の摩擦力は下記のような方法で発生させることができる。▲1▼樹脂製の副風洞部52に弾性があり且つ取付部8の接触部81より凹部521の回転子21の径方向長さを大きくする。▲2▼4個の凹部521の間隔が僅かに違うようにする。▲3▼製作上の都合で取付部8にはテーパーが設けられている。▲4▼金型の製作精度の都合で4個の取付部8の位置や4個の凹部521の間隔が僅かに違う。
実施例1と同一または同等の構成要素、部材などには同一の符号を付し、適宜重複した説明は省略する。以下、実施例2の特徴部分を中心に説明する。
本発明の実施例2を図4から図6に基づいて説明する。図4から図6に示すように軸流ファン1は、回転子21及び固定子22からなる電動機2と、固定子22を支持する支持部4と、羽根3の外方に設けられた主風洞部51と、支持部4及び主風洞部51を連結する連結部6と、機器7に固定する取付部8と、主風洞部51から分離可能な薄い樹脂製のテープを端部で固着した副風洞部52を備えている。副風洞部52は取付部8の回転子21の径方向外方に設けられ且つ取付部8の接触部81の間の摩擦力で仮止めされている。
上記のように構成することで、主風洞部51の取付部8を機器7に固定してから、使用前には羽根3を保護していた副風洞部52を、羽根3を傷つけないように主風洞部51から分離し、固定子22に通電すると回転子21が回転して、空気91及び空気92が主風洞部51を通過して、空気93が機器7の開口部71から流出する。
本発明の軸流ファン1は、副風洞部52が使用時にはなく空気92も流入するため、従来の軸流ファンより通風抵抗が減少し、風量(空気93の量)を増加することができるだけでなく、騒音を小さくすることもできる。
本発明の範囲内で、任意に変形や応用が可能である。凹部521及び接触部81の仮止めは摩擦力だけでなく、粘着力などでも良い。また、実施例1では、副風洞部52の形状は取付部8に接する凹部を設けた略四角形でも良い。また、副風洞部52は厚紙製でも良い。また、実施例2では、副風洞部52は薄く成形した樹脂製や厚紙製でも良い。
本発明は、軸流ファンを製造する産業で利用される。
1 軸流ファン
2 電動機
3 羽根
4 支持部
6 連結部
7 機器
8 取付部
21 回転子
22 固定子
51 主風洞部
52 副風洞部
81 接触部
82 孔
91〜93 空気
521 凹部

Claims (3)

  1. 電動機の回転子の径方向外方へ突出し前記回転子の周方向に配列された複数の羽根を回転させる固定子と、前記固定子を支持する支持部と、前記羽根を前記回転子の径方向外方から囲む風洞部と、前記支持部から前記回転子の径方向外方に向けて突出し且つ前記支持部及び前記風洞部を連結する複数の連結部と、前記風洞部に設けられ且つ前記風洞部を取付けるための複数の取付部を備えた軸流ファンにおいて、前記風洞部が主風洞部及び前記主風洞部から分離可能な副風洞部から構成されていることを特徴とする軸流ファン。
  2. 前記副風洞部が、前記取付部の前記回転子の径方向内方に設けられ且つ前記取付部の接触部に仮止めされていることを特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
  3. 前記副風洞部が、前記取付部の前記回転子の径方向外方に設けられ且つ前記取付部の接触部に仮止めされていることを特徴とする請求項1に記載の軸流ファン。
JP2017082384A 2017-03-31 2017-03-31 軸流ファン Pending JP2018173072A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111640412A (zh) * 2020-05-29 2020-09-08 扬州大学 一种吸气式直流低速风洞降噪处理方法

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