JP2018172855A - 地盤改良装置と斜め改良壁体の造成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ベースマシンのアーム4の先端部に、上下方向に周回移動するチェーン式の混合撹拌翼18を備えた混合撹拌ヘッド5を装着し、原位置土と固化材とを混合撹拌して、(a)平面視にて斜め改良壁体の造成方向と混合撹拌翼18の周回移動面とがほぼ直角であること、(b)斜め改良壁体の造成方向とベースマシンの履帯とがほぼ平行であること、等を条件に、鉛直方向に対して傾斜した斜め改良壁体を造成する地盤改良装置である。ベースマシンのアーム4の先端部と混合撹拌ヘッド5との間に、混合撹拌ヘッド5の姿勢を斜め改良壁体の傾斜角度に維持する角度付与アタッチメント6を介装してある。
【選択図】図5
Description
2…履帯
3…ブーム
4…アーム
5…混合撹拌ヘッド
6…角度付与アタッチメント
18…混合撹拌翼
30…アーム側ブラケット
31…ヘッド側ブラケット
32…軸部材
33…固定板
35…可動板
36…角度付与アタッチメント
37…抜け止め部材
40…ボルト・ナット(締結手段)
41…脱落防止機構
46…角度付与アタッチメント
56…角度付与アタッチメント
66…取付角調整機構
76…取付角調整機構
B1,B2…斜め改良壁体
別の好ましい斜め改良壁体の造成方法としては、ショベル系の掘削機をベースマシンとして、そのベースマシンのアームの先端部に、上下方向に周回移動するチェーン式の混合撹拌翼を備えた混合撹拌ヘッドを装着し、前記混合撹拌ヘッドにて原位置土と固化材とを混合撹拌して、鉛直方向に対して傾斜した斜め改良壁体を造成する方法であって、前記斜め改良壁体の造成に際して、上記(a)〜(c)の事項を条件に、前記混合撹拌ヘッドを前記斜め改良壁体の造成方向に掘進させるにあたり、前記ベースマシンのアームの先端部と前記混合撹拌ヘッドとの間に、前記混合撹拌ヘッドの姿勢を前記斜め改良壁体の傾斜角度に維持する角度付与アタッチメントを介装すると共に、前記角度付与アタッチメントの機能により、前記混合撹拌ヘッドの下端部よりも上端部を前記ベースマシンから遠ざける方向、または前記混合撹拌ヘッドの上端部よりも下端部を前記ベースマシンから遠ざける方向に傾斜させて、前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度の最小角度を15°として斜め改良壁体を造成するものとする。
この場合においても、前記角度付与アタッチメントの機能により、前記混合撹拌ヘッドの下端部よりも上端部を前記ベースマシンから遠ざける方向に傾斜させて斜め改良壁体を造成するにあたり、前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度の最大角度を65°として斜め改良壁体を造成するものとする。
Claims (10)
- ショベル系の掘削機をベースマシンとして、そのベースマシンのアームの先端部に、上下方向に周回移動するチェーン式の混合撹拌翼を備えた混合撹拌ヘッドを装着し、前記混合撹拌ヘッドにて原位置土と固化材とを混合撹拌して、鉛直方向に対して傾斜した斜め改良壁体を造成する地盤改良装置であって、
前記斜め改良壁体の造成に際して、下記(a)〜(c)の事項を条件に、前記混合撹拌ヘッドを前記斜め改良壁体の造成方向に掘進させるにあたり、
前記ベースマシンのアームの先端部と前記混合撹拌ヘッドとの間に、前記混合撹拌ヘッドの姿勢を前記斜め改良壁体の傾斜角度に維持する角度付与アタッチメントを介装させてあることを特徴とする地盤改良装置。
(a)平面視にて前記斜め改良壁体の造成方向と前記混合撹拌翼の周回移動面とがほぼ直角であること。
(b)前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの履帯とがほぼ平行であること。
(c)前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度が鋭角であること。 - 前記角度付与アタッチメントは、前記混合撹拌ヘッドの下端部よりも上端部を前記ベースマシンから遠ざける方向に傾斜させる機能、または前記混合撹拌ヘッドの上端部よりも下端部を前記ベースマシンから遠ざける方向に傾斜させる機能を有しているものであることを特徴とする請求項1に記載の地盤改良装置。
- 前記ベースマシンのアームの先端部と前記混合撹拌ヘッドとの間に、前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度を調整可能な取付角調整機構が設けられていて、
前記取付角調整機構は前記角度付与アタッチメントを兼ねていると共に、
前記ベースマシンのアーム先端部に連結される固定板と、
前記混合撹拌ヘッドの上端部に連結されると共に前記固定板と重ね合わされる可動板と、
前記固定板と可動板の中心部を貫通していて、前記固定板に対して前記可動板を回転可能に連結支持している軸部材と、
前記固定板に対して前記可動板を回転させた位置に規制してねじ締め固定する締結手段と、
を備えていることを特徴とする請求項2に記載の地盤改良装置。 - 前記固定板と可動板との重ね合わせ面はほぼ水平であることを特徴とする請求項3に記載の地盤改良装置。
- 前記取付角調整機構は、前記可動板を含む混合撹拌ヘッドの前記固定板からの脱落を防止する脱落防止機構を備えていることを特徴とする請求項4に記載の地盤改良装置。
- 前記取付角調整機構の軸部材が前記脱落防止機構の一部を兼ねていて、
前記脱落防止機構は、前記固定板と可動板の中心部をそれぞれに貫通した前記軸部材の両端部に、それぞれの貫通穴からの前記軸部材の抜け出しを阻止する抜け止め部材を不離一体に設けてあることを特徴とする請求項5に記載の地盤改良装置。 - 前記取付角調整機構は、その上端部が前記ベースマシンのアームの先端部に対して着脱可能で、その下端部が前記混合撹拌ヘッドの上端部に対して着脱可能な中間ブラケット式のものとして形成されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の地盤改良装置。
- 前記取付角調整機構は、その上端部が前記ベースマシンのアームの先端部に対して着脱可能で、その下端部が前記混合撹拌ヘッドの上端部に対して一体的に結合されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の地盤改良装置。
- 請求項1〜8のいずれか一項に記載の地盤改良装置を用いて行う斜め改良壁体の造成方法であって、
前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度の最小角度を15°として斜め改良壁体を造成することを特徴とする斜め改良壁体の造成方法。 - 前記角度付与アタッチメントの機構により、前記混合撹拌ヘッドの下端部よりも上端部を前記ベースマシンから遠ざける方向に傾斜させて斜め改良壁体を造成するにあたり、
前記斜め改良壁体の造成方向と前記ベースマシンの平面視でのブームおよびアームの中心線とのなす角度の最大角度を65°として斜め改良壁体を造成することを特徴とする請求項9に記載の斜め改良壁体の造成方法。
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