JP2018172054A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】設置スペースの省スペース化を図ることのできる洗車機を提供する。【解決手段】被洗浄車両CAの両側面の前部及び前面を洗浄する左右一対の第1サイドブラシ5と、被洗浄車両CAの両側面の後部及び後面を洗浄する一の第2サイドブラシ30と、第2サイドブラシ30を軸部30dにより支持して軸部30dを中心に左右方向に傾斜可能に保持する軸支部25と、第2サイドブラシ30の軸支部25に対する左右方向の傾斜量を検知する傾斜センサ39と、第2サイドブラシ30を軸部30dの周方向に付勢するエアシリンダ32と、軸支部25を左右方向に案内する案内部26と、軸支部25を左右方向に移動させる移動モータ36とを備え、第2サイドブラシ30による被洗浄車両CAの一方の側面の洗浄時のエアシリンダ32の付勢方向と、他方の側方の洗浄時のエアシリンダ32の付勢方向とを反対方向にした。【選択図】図2

Description

本発明は被洗浄車両を洗浄する回転ブラシを備えた洗車機に関する。
給油所等に洗車機が設置される従来の洗車機は特許文献1に開示される。この洗車機は被洗浄車両を跨ぐ門型の洗車機本体を備える。洗車機本体は洗浄部及び乾燥部を有し、被洗浄車両の進入路に沿って前後方向に移動する。
洗浄部は上部に配したトップブラシ及び両側部に配したサイドブラシから成る複数の回転ブラシを有している。トップブラシは昇降可能に設けられ、サイドブラシは左右方向に移動可能に設けられる。また、トップブラシはサイドブラシよりも洗車機本体の入口面側に配される。各回転ブラシは駆動モータによって回転して被洗浄車両を洗浄する。
乾燥部は上部に配したトップ送風ノズル及び両側部に配したサイド送風ノズルから成る複数の送風ノズルを有している。トップ送風ノズルは昇降可能に設けられる。各送風ノズルは被洗浄車両に空気を送出して被洗浄車両を乾燥させる。
上記構成の洗車機において、所定の洗車条件が設定されると、洗車機本体が前後方向に移動して洗浄部による洗浄が行われる。被洗浄車両の上面はトップブラシが昇降するとともに洗車機本体の移動に伴って前後移動することにより洗浄される。被洗浄車両の両側面はサイドブラシが洗車機本体の移動に伴って前後移動することにより洗浄される。被洗浄車両の前後面は洗車機本体を停止して両サイドブラシが互いに接近することにより洗浄される。
洗浄部による洗浄に続いて乾燥部による乾燥が行われる。被洗浄車両の上面はトップ送風ノズルが昇降するとともに洗車機本体の移動に伴って前後移動することにより洗浄される。被洗浄車両の両側面はサイド送風ノズルが洗車機本体の移動に伴って前後移動することにより洗浄される。被洗浄車両の前後面は洗車機本体を停止してトップ送風ノズルが昇降することにより洗浄される。これにより、被洗浄車両の洗車が行われる。
特開平06−171476号公報
しかしながら、上記従来の洗車機によると、トップブラシよりも前方(入口面の反対側)に配されるサイドブラシにより被洗浄車両の後面が洗浄されるため、被洗浄車両の後方に洗車機本体が移動できるスペースを広く必要とする。即ち、少なくともサイドブラシの半径、サイドブラシとトップブラシとの中心間距離及びトップブラシの半径を加算した長さのスペースが最大車長の被洗浄車両の後方に必要になる。このため、洗車機本体の前後ストロークが長くなり、洗車機の設置スペースが大きくなる問題があった。
本発明は、設置スペースの省スペース化を図ることのできる洗車機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後に移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に配される左右一対の第1サイドブラシと、前記第1サイドブラシに対して被洗浄車両の進入側に配される一の第2サイドブラシと、前記第1サイドブラシと前記第2サイドブラシとの間に配して被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシと、前記第2サイドブラシが軸部を中心に左右方向に傾斜可能に保持される保持部と、前記第2サイドブラシの前記保持部に対する左右方向の傾斜量を検知する傾斜センサと、前記第2サイドブラシを前記軸部の周方向に付勢するエアシリンダと、前記保持部を左右方向に案内する案内部と、前記保持部を左右方向に移動させる移動モータとを備え、前記第1サイドブラシによって被洗浄車両の両側面の前部及び被洗浄車両の前面を洗浄するとともに、前記第2サイドブラシによって被洗浄車両の両側面の後部及び被洗浄車両の後面を洗浄し、前記第2サイドブラシによる被洗浄車両の一方の側面の洗浄時の前記エアシリンダの付勢方向と他方の側面の洗浄時の前記エアシリンダの付勢方向とが反対方向であることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、記傾斜センサが前記軸部の上方及び下方に設けられることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記エアシリンダが前記軸部よりも上方に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記エアシリンダが複動式であることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記第2サイドブラシが上方を被洗浄車両の前方に向けて傾斜することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体が左右に対向する一対のスタンド部と、前記スタンド部の上端を連結する天井部とを有した門型に形成され、前記天井部が前記スタンド部から被洗浄車両の進入側に向かって突出する庇部を有し、前記案内部が左右に延びるレールから成り、前記庇部内に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記第2サイドブラシが前記保持部に対して取り外し可能に設けられるとともに、前記庇部が回動可能に設けられることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スタンド部から被洗浄車両の進入側に延びる支持部と、前記支持部の先端に配されるとともに入力操作を行う操作パネルとを備えたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記操作パネルが前記洗車機本体の左右方向の中央に向かって被洗浄車両の進入側に傾斜することを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、被洗浄車両の進入路に沿って配されるとともに入力操作を行うリモートパネルを備え、前記リモートパネルの入力設定により洗車の開始時に前記第2サイドブラシが被洗浄車両の助手席側に配されることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スタンド部の側端部から被洗浄車両の進入側に突出して上下方向に延びる飛水カバーを備えたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記スタンド部内に洗浄水の水タンクを設けたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記第1サイドブラシと前記第2サイドブラシとの間に配して被洗浄車両を乾燥させる送風ノズルを備えたことを特徴とする。
本発明によると、一対の第1サイドブラシと第1サイドブラシに対して被洗浄車両の進入側に配した一の第2サイドブラシとの間にトップブラシが配される。また、第1サイドブラシにより被洗浄車両の両側面の前部及び被洗浄車両の前面を洗浄する。第2サイドブラシによって被洗浄車両の両側面の後部及び被洗浄車両の後面を洗浄する。このため、洗車機本体が被洗浄車両の後方に突出する距離を小さくすることができる。これにより、洗車機本体の前後ストロークを短縮し、洗車機の設置スペースの省スペース化を図ることができる。
また、左右方向に傾斜可能な第2サイドブラシがエアシリンダにより付勢され、エアシリンダの付勢方向が被洗浄車両の一方の側面の洗浄時と他方の側面の洗浄時で異なる。これにより、一のエアシリンダによって第2サイドブラシを左右の両方向に付勢することができる。また、被洗浄車両の両側面に対する押圧力が大きく洗浄力の大きい第2サイドブラシを容易に実現することができる。
本発明の一実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の一実施形態の洗車機を示す斜視図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車機本体概要を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機のサイドブラシの上部を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車機本体の右前部を示す上面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車機本体の右前部を示す斜視図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車状態を示す上面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車状態を示す上面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車状態を示す上面図 本発明の一実施形態の洗車機のサイドブラシによる洗車状態を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機のサイドブラシによる洗車状態を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機のサイドブラシによる洗車状態を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機のサイドブラシによる洗車状態を示す正面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車状態を示す上面図 本発明の一実施形態の洗車機の洗車状態を示す側面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の一実施形態の洗車機WAを示す側面図及び斜視図である。洗車機WAはリモートパネル7(操作部)及び洗車機本体1を備えている。
リモートパネル7は被洗浄車両CAの進入路Rに沿って配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7の面前で停車し、ユーザはリモートパネル7の操作によって洗車条件の設定を行う。
リモートパネル7に設けたボタンにより、シャンプー、ワックス掛け、撥水コート等に使用する液剤を用いた洗車条件を設定することができる。また、リモートパネル7によってフロントガード有り、フェンダーポール有り、サイドミラー有り、リヤワイパ有り、ルーフキャリア有り等の装備品の設定もすることができる。
また、被洗浄車両CAの運転席が左側の場合はリモートパネル7の操作により、後述するサイドブラシ30が被洗浄車両CAの右側(助手席側)に配される。
洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。天井部91はスタンド部90から被洗浄車両CAの進入側に向かって突出する庇部40を有している。庇部40は軸部40aを中心に回動可能に設けられる。
地面G上には左右一対のレール2が敷設され、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に移動する。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部29が配される。タンク収納部29の上方には各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部28が設けられる。分配配管部28には噴射ノズルからなる第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗浄水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の入口面1a側及び出口面1b側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗剤を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の出口面1b側に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
一方のスタンド部90内には水タンク70が設けられる。水タンク70は配管(不図示)を介して分配配管部28に接続される。水タンク70は左右方向の大きさを前後方向の大きさよりも小さく形成し、スタンド部90内に収納される。水タンク70内には例えば、約110リットルの洗浄水が貯水される。
また、スタンド部90の入口面1a側には車両検出センサ9が設けられている。車両検出センサ9は発光部及び受光部を有した光電センサ、超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの車長及び外面形状を検知する。
洗車機本体1には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21から成る複数の送風ノズル(乾燥部)が接続される。サイド送風ノズル22は両スタンド部90にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズル21は天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。
なお、トップ送風ノズル21はサイド送風ノズル22よりも洗車機本体1の入口面1a側に配される。また、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22は後述するトップブラシ4とサイドブラシ30との間に配される。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動してブラッシングするトップブラシ4、サイドブラシ5(第1サイドブラシ)、ロッカーブラシ6及びサイドブラシ30(第2サイドブラシ)から成る複数の回転ブラシが設けられる。
サイドブラシ5は洗車機本体1の出口面1b側に左右一対に設けられる。また、サイドブラシ5は回転軸(不図示)を上下方向に配され、被洗浄車両CAの前面及び被洗浄車両CAの側面の前部の洗浄領域T1(図9参照)を洗浄する。
トップブラシ4はサイドブラシ5に対して洗車機本体1の入口面1a側に配される。また、トップブラシ4は回転軸(不図示)を水平方向に配して被洗浄車両CAの上面に沿って昇降し、被洗浄車両CAの上面を洗浄する。ロッカーブラシ6はサイドブラシ5とトップブラシ4との間に配され、回転軸(不図示)を上下方向に配して被洗浄車両CAの両側面の下部を洗浄する。
サイドブラシ30はトップブラシ4に対してサイドブラシ5の反対側に配され、洗車機本体1の入口面1aの外側に1つ設けられている。また、サイドブラシ30は回転軸(シャフト30a)を上下方向に配され、被洗浄車両CAの側面の後部の洗浄領域T2(図10参照)及び被洗浄車両CAの後面を洗浄する。
各回転ブラシは回転軸を形成するシャフトの周面に布、スポンジ等の複数の洗浄材が取り付けられる。このため、回転軸を上下方向に配したロッカーブラシ6、サイドブラシ5及びサイドブラシ30は回転停止時に洗浄材が垂れ下がるため小径になり、回転時に遠心力で洗浄材が広がるため大径になる。なお、サイドブラシ30はサイドブラシ5と異なる材質又は色彩である。
図3は洗車機本体1の概略正面図を示している。庇部40(図2参照)内には左右方向に延びるレール26(案内部)が設けられる。サイドブラシ30はレール26上を走行する保持部35により保持される。これにより、サイドブラシ30は左右方向に移動可能に配される。
図4はサイドブラシ30の上部の正面図を示している。保持部35は複数の金属板により形成され、前後に対向する一対の対向壁35aによりレール26の前後面を囲む。保持部35にはレール26上を転動する駆動車輪27、従動ローラ34a〜従動ローラ34eが設けられる。
駆動車輪27は軸方向を水平に配して保持部35に軸支される。駆動車輪27は保持部35に取り付けられる移動モータ36の駆動によりレール26の上面26aを転動する。レール26の上面26aは前後端に傾斜面が形成され、駆動車輪27の周面は上面26aの前後の傾斜面に沿ってV字状に形成される。これにより、駆動車輪27はレール26の上面26a上を安定して転動することができる。
従動ローラ34aは軸方向を水平に対して傾斜して保持部35に軸支され、上面26aの前後の傾斜面に沿って前後一対設けられる。従動ローラ34b、34cは軸方向を水平に配して軸支部25に軸支され、レール26の下面26bを転動する。従動ローラ34d、34eは軸方向を鉛直に配して保持部35に軸支され、レール26の側面26cを転動する。
対向壁35a上にはサイドブラシ30を軸支する軸支部25が設けられる。サイドブラシ30の回転軸を形成するシャフト30aは水平断面が矩形の中空のロッド30bに挿通され、ロッド30b内に配した軸受(不図示)により回転可能に支持される。シャフト30aは保持部35に設置される回転モータ(不図示)に連結され、回転モータの駆動によってサイドブラシ30が上下に延びる回転軸を中心に回転する。
また、ロッド30bの前後面には軸部30dが突設され、軸支部25には軸部30dに嵌合する軸受25aが設けられる。これにより、保持部35は軸部30dを中心にサイドブラシ30を左右方向に傾斜可能に保持する。
軸支部25には軸部30dの上方及び下方にそれぞれ近接スイッチから成る傾斜センサ25b及び傾斜センサ25cが設けられる。ロッド30bには傾斜センサ25bの上方に対向部材39bが配され、傾斜センサ25cの下方に対向部材39cが配される。
対向部材39b及び対向部材39cはそれぞれ傾斜センサ25b及び傾斜センサ25cに対向してサイドブラシ30の傾斜量を検知する。移動モータ36の駆動により左右方向に移動するサイドブラシ30は被洗浄車両CAに当接すると傾斜する。そして、傾斜センサ25bが対向部材39bに対向すると移動モータ36が停止され、サイドブラシ30が洗浄時に所望の傾斜量に配される。また、傾斜センサ25cが対向部材39cに対向すると移動モータ36が停止され、サイドブラシ30が洗浄時に所望の傾斜量に配される。
即ち、被洗浄車両CAの右側面を洗浄する際には、傾斜センサ25bが図中、対向部材39bに対向してサイドブラシ30が所望の傾斜量に到達したことを検知する。被洗浄車両CAの左側面を洗浄する際には、傾斜センサ25cが図中、対向部材39cに対向してサイドブラシ30が所望の傾斜量に到達したことを検知する。
また、対向部材39b、39cの右側に新たに対向部材を増加させ、増加させた対向部材によりサイドブラシ30の傾斜量の異常を検知してもよい。異常が検知されると、移動モータ36によりサイドブラシ30が被洗浄車両CAから退避することができる。
保持部35には軸部30dよりも上方に配した複動式のエアシリンダ32が設置される。エアシリンダ32は円筒形のシリンダチューブ32b及びシリンダロッド32aを有し、シリンダロッド32aの先端がロッド30bの上端部に回転可能に連結される。シリンダチューブ32bの前端及び後端には配管33が接続され、一方の配管33を介して空気が供給される。これにより、シリンダロッド32aが伸びた状態と縮んだ状態とに可変され、エアシリンダ32によりサイドブラシ30を軸部30dの周方向に付勢する。
即ち、被洗浄車両CAの左側面の洗浄時にシリンダロッド32aが伸び、被洗浄車両CAに当接するサイドブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して図中、時計回りに傾斜する。また、被洗浄車両CAの右側面の洗浄時にシリンダロッド32aが縮み、被洗浄車両CAに当接するサイドブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して図中、反時計回りに傾斜する。
これにより、一のエアシリンダ32によってサイドブラシ30を左右の両方向に付勢することができる。また、2本のコイルバネによりサイドブラシ30を左右の両方向に付勢すると、コイルバネの自由長から中立位置までの伸縮による弾性力は相殺される。このため、中立位置から傾斜したサイドブラシ30に対する付勢力が小さくなり、大きな付勢力を得ることが困難である。
これに対してエアシリンダ32は空気の供給方向を切り替えることにより、サイドブラシ30に対して左右の両方向に大きな付勢力を得られる。従って、被洗浄車両CAの両側面に対する押圧力が大きく洗浄力の大きいサイドブラシ30を容易に実現することができる。なお、エアシリンダ32は単動式でもよいが複動式にすると、左右の両方向の付勢力が空気圧により得られる。このため、サイドブラシ30の傾斜量が変動しても付勢力を安定させることができ、被洗浄車両CAに対するサイドブラシ30の押圧力を均一にすることができる。
なお、サイドブラシ5も同様の構成により左右方向に移動可能に配される。この時、サイドブラシ5が左右一対配されるため、傾斜センサ25b、25cは一方向の傾斜を検知する。また、エアシリンダ32に替えてサイドブラシ5を傾斜方向の一方向に付勢するコイルバネが設けられる。
サイドブラシ30のシャフト30aはロッド30bに対して取り外し可能に設けられる。また、庇部40は天井部91に軸部40a(図1参照)で回動可能に設けられる。このため、図5に示すように、サイドブラシ30を取り外して庇部40を下方に回動すると、洗車機本体1の前後幅を小さくすることができる。これにより、洗車機本体1の運搬時に運搬車両の荷台の左右方向に洗車機本体1の前後方向を配して洗車機本体1を荷台に載置することができる。
図6、図7は洗車機本体1の右前部の上面図及び斜視図を示している。洗車機本体1には両スタンド部90の側端部から被洗浄車両CAの進入側に突出して上下方向に延びる飛水カバー51が設けられる。飛水カバー51はアクリル板等により形成され、庇部40の下方を左右方向に移動するサイドブラシ30の飛水を遮蔽する。これにより、サイドブラシ30による洗浄水の飛散を低減することができる。
右側のスタンド部90には飛水カバー51に沿って被洗浄車両CAの進入側に突出する支持部8aが設けられ、支持部8aの先端には操作パネル8が配される。操作パネル8(操作部)は複数の操作ボタン(不図示)を有し、手動による洗車開始の指示や洗車停止の指示等の入力操作を行うことができる。
操作パネル8は洗車機本体1の左右方向の中央に向かって被洗浄車両CAの進入側に傾斜する。これにより、洗車機本体1の前後幅を小さくできるとともに、右端部に配されたサイドブラシ30と操作パネル8との干渉を回避して操作パネル8上の操作ボタンの設置面積を広く確保することができる。
上記構成の洗車機WAにおいて、リモートパネル7から所定の洗車設定を行い所定の位置に被洗浄車両CAを停止させる。この時、リモートパネル7の操作により、サイドブラシ30は被洗浄車両CAの助手席側(通常左側)の初期位置Y1(図8参照)に配されている。これにより、運転手が洗車開始前に容易に降車することができる。また、運転手が洗車機本体1に乗り入れる前に降車して操作パネル8により設定してもよい。
被洗浄車両CAが所定位置に停車すると、洗車機本体1が洗車開始位置U1(図8参照)から前後方向に移動して洗車が行われる。図8〜図10は洗車機本体1による洗浄時の状態を示す上面図である。
洗車が開始されると、図8の矢印D1に示すように洗車機本体1は洗車開始位置U1から被洗浄車両CAの後方へ向かって移動を開始する。洗車機本体1の移動に伴って車両検出センサ9は被洗浄車両CAの形状を検知する。
この時、サイドブラシ30はサイドブラシ30による洗浄時よりも低速で回転する。サイドブラシ30はスタンド部90よりも被洗浄車両CAの進入側に突出するため、人がサイドブラシ30の近傍に存在する可能性がある。このため、回転停止したサイドブラシ30を高速回転して洗浄を行うと怪我の危険がある。従って、サイドブラシ30を洗浄前に低速で回転させることにより、高速回転が行われることを事前に認知させて危険を防止することができる。
トップブラシ4は車両検出センサ9により検出した被洗浄車両CAの形状に沿って昇降する。これにより、被洗浄車両CAの上面が洗浄される。
車両検出センサ9により検出した被洗浄車両CAの前端にサイドブラシ5が配されると洗車機本体1が停止し、左右のサイドブラシ5が回転して左右方向に移動する。これにより、被洗浄車両CAの前面が洗浄される。
被洗浄車両CAの前面の洗浄が終了すると左右のサイドブラシ5が離れ、図9に示すように再び洗車機本体1は被洗浄車両CAの後方へ向かって移動する。これにより、サイドブラシ5によって被洗浄車両CAの側面の前部が洗浄される。
この時、サイドブラシ5は進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する方向に回転する。即ち、左方のサイドブラシ5は回転方向V1(図中、反時計回り)に回転し、右方のサイドブラシ5は回転方向V2(図中、時計回り)に回転する。
同図に示すようにトップブラシ4が被洗浄車両CAの後端まで洗浄すると、洗車機本体1が停止してトップブラシ4及びサイドブラシ5が停止する。これにより、被洗浄車両CAの上面の洗浄が完了し、両側面の前部の洗浄領域T1の洗浄が完了する。
この時、トップブラシ4とサイドブラシ30との中心間距離をL、トップブラシ4の半径をR1、サイドブラシ30の半径をR2とすると、被洗浄車両CAの後方に洗車機本体1が突出する距離Wは約L+R2−R1である。
次に、図10に示すように、洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に向かって移動し、サイドブラシ30が洗浄領域T1の終端に配されると洗車機本体1が停止する。そして、サイドブラシ30は矢印E1に示すように被洗浄車両CAに沿って移動し、被洗浄車両CAの両側面の後部の洗浄領域T2及び被洗浄車両CAの後面を洗浄する。
即ち、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動し、サイドブラシ30により被洗浄車両CAの左側面の洗浄領域T2が洗浄される。次に、洗車機本体1が停止してサイドブラシ30が左右方向に移動し、被洗浄車両CAの後面が洗浄される。次に、洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に向かって移動し、サイドブラシ30により被洗浄車両CAの右側面の洗浄領域T2が洗浄される。
図11〜図14はこの時のサイドブラシ30による洗浄状態を示す正面図である。サイドブラシ30による洗浄が開始する際に、エアシリンダ32はシリンダロッド32aが伸びる方向に空気を供給される。そして、図11に示すように保持部35が移動モータ36の駆動によりレール26の左端から右方向に案内されて移動し、サイドブラシ30が被洗浄車両CAの左側面に当接する。
これにより、サイドブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して左右方向に傾斜し、傾斜センサ25bの検知により所定の傾斜量に配されると移動モータ36が停止される。この時、サイドブラシ30は進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V3(第1回転方向、図10参照)で回転し、被洗浄車両CAの左側面を洗浄する。
サイドブラシ30が被洗浄車両CAよりも後方に配されると、洗車機本体1が移動を停止する。この時、サイドブラシ30が被洗浄車両CAの側面からの押圧力から解放されるので、シリンダロッド32aが伸長する。このため、図12に示すようにサイドブラシ30は下端が右側に向くように傾斜する。そして、移動モータ36の駆動によりサイドブラシ30が右方に移動し、被洗浄車両CAの後面が洗浄される。この時、サイドブラシ30は回転方向V3で回転する。
サイドブラシ30が被洗浄車両CAの後面の略中央部P1に到達すると、エアシリンダ32はシリンダロッド32aが縮む方向に空気を供給される。このため、図13に示すようにサイドブラシ30は下端が左側に向くように傾斜する。被洗浄車両CAの後面の洗浄終了時にエアシリンダ32はシリンダロッド32aが縮む方向に空気を供給してもよい。
また、サイドブラシ30の回転モータが反転され、サイドブラシ30が回転方向V3と反対の回転方向V4(第2回転方向、図10参照)で回転する。これにより、回転方向V4で回転するサイドブラシ30により被洗浄車両CAの残りの後面が洗浄される。
サイドブラシ30は被洗浄車両CAの後面の左半分で進行方向の反対方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V3で回転し、右半分で進行方向に被洗浄車両CA上を摺動する回転方向V4で回転する。このため、被洗浄車両CAにリアワイパが設けられた際に、サイドブラシ30がリアワイパの支軸から開放端に向かって摺動してリアワイパを被洗浄車両CAの後面に押しつける。これにより、リアワイパの開放端が回転するサイドブラシ30により被洗浄車両CAの後面から引き剥がされることによるリアワイパの破損を防止することができる。
サイドブラシ30は被洗浄車両CAの後面の洗浄を終了すると、レール26の右端まで移動する。この時、サイドブラシ30の回転モータが反転され、サイドブラシ30が回転方向V3(図10参照)で回転する。
また、図14に示すように保持部35が移動モータ36の駆動によりレール26の右端から左方向に案内されて移動し、サイドブラシ30が被洗浄車両CAの右側面に当接する。これにより、サイドブラシ30はエアシリンダ32の付勢力に抗して左右方向に傾斜し、傾斜センサ25bの検知により所定の傾斜量に配されると移動モータ36が停止される。そして、洗車機本体1が被洗浄車両CAの前方に移動し、サイドブラシ30により被洗浄車両CAの右側面の洗浄領域T2の洗浄が行われる。
なお、洗浄領域T2の始端と洗浄領域T1の終端とは一致しているが、洗浄領域T2の始端を洗浄領域T1の終端よりも前方に設定してもよい。即ち、洗浄領域T1の洗浄後に少なくとも洗浄領域T1の終端にサイドブラシ30が配されるまで洗車機本体1を前方に移動させればよい。
また、サイドブラシ5により洗浄領域T1を洗浄した後に洗車機本体1が前方に移動する間に、サイドブラシ30により被洗浄車両CAの一側面の洗浄領域T2を洗浄してもよい。
サイドブラシ30による両側面の洗浄領域T2の洗浄が完了すると、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動して図15に示す乾燥開始位置U2に配される。乾燥開始位置U2ではトップ送風ノズル21により被洗浄車両CAの後面が乾燥される。乾燥開始位置U2に配された洗車機本体1が矢印D2に示すように被洗浄車両CAの前方に向かって移動すると、トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22によって被洗浄車両CAの乾燥が行われる。
トップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22により被洗浄車両CAの乾燥が終了すると洗車機本体1は被洗浄車両CAの後方に移動し、被洗浄車両CAが前進して退出する。この時、サイドブラシ30が被洗浄車両CAの後端よりも後方に配されることが検知されると、サイドブラシ30が左右方向に移動して初期位置Y1(図8参照)に復帰する。この時、次の被洗浄車両CAの洗車設定がされている場合は、被洗浄車両CAの助手席の位置に応じて初期位置Y1が可変される。
これにより、洗車機本体1の前後方向の移動とサイドブラシ30の左右方向の移動とが同時に行われ、洗車時間を短縮することができる。後述する洗車機本体1が洗車開始位置U1に復帰する際にサイドブラシ30が左右方向に移動して初期位置Y1(図8参照)に復帰してもよい。
被洗浄車両CAが退出したことが確認されると、洗車機本体1が洗車開始位置U1に復帰し、洗車が終了する。そして、洗車終了後の所定期間にサイドブラシ30をあらかじめ洗浄時よりも低速で回転させ、脱水される。低速で回転するため、高速回転が行われることを事前に認知させて危険を防止することができる。また、サイドブラシ30の水分を除去して冬季のサイドブラシ30の凍結防止を実行することができる。
本実施形態によると、一対のサイドブラシ5(第1サイドブラシ)とサイドブラシ5に対して被洗浄車両CAの進入側に配した一のサイドブラシ30(第2サイドブラシ)との間にトップブラシ4が配される。また、サイドブラシ5により被洗浄車両CAの両側面の前部の洗浄領域T1及び被洗浄車両CAの前面を洗浄する。サイドブラシ30によって被洗浄車両CAの両側面の後部の洗浄領域T2及び被洗浄車両CAの後面を洗浄する。このため、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に突出する距離Wを小さくすることができる。これにより、洗車機本体1の前後ストロークを短縮し、洗車機WAの設置スペースの省スペース化を図ることができる。
また、左右方向に傾斜可能なサイドブラシ30がエアシリンダ32により付勢され、エアシリンダ32の付勢方向が被洗浄車両CAの右側面の洗浄時と左側面の洗浄時で異なる。これにより、一のエアシリンダ32によってサイドブラシ30を左右の両方向に付勢することができる。また、被洗浄車両CAの両側面に対する押圧力が大きく洗浄力の大きいサイドブラシ30を容易に実現することができる。
また、傾斜センサ25b及び傾斜センサ25bが軸部30dの上方及び下方に設けられる。これにより、サイドブラシ30の洗浄時の傾斜量を容易に検知することができる。
また、エアシリンダ32が軸部39dよりも上方に配されるので、エアシリンダ32の配管33とサイドブラシ30の洗浄材との干渉を防止することができる。
また、エアシリンダ32が複動式であるため、被洗浄車両CAに対するサイドブラシ30の押圧力を均一にすることができる。
また、天井部91がスタンド部90から被洗浄車両CAの進入側に向かって突出する庇部40を有し、レール26(案内部)が左右に延びて庇部40内に配される。これにより、左右方向に移動するサイドブラシ30を容易に実現できる。
また、サイドブラシ30が保持部35に対して取り外し可能に設けられるとともに、庇部40が軸部40aを中心に回動可能に設けられる。これにより、洗車機本体1の前後幅を小型化して容易に運搬することができる。
また、スタンド部90から被洗浄車両CAの進入側に突出する支持部8aの先端に配される操作パネル8を備える。これにより、操作パネル8がサイドブラシ30により塞がれず、操作パネル8を容易に操作することができる。
また、操作パネル8が洗車機本体1左右方向の中央に向かって被洗浄車両CAの進入側に傾斜する。これにより、洗車機本体1の前後幅を小さくして洗車機WAの設置スペースのより省スペース化を図ることができる。また、一端部に配されたサイドブラシ30と操作パネル8との干渉を回避して操作パネル8上の操作ボタンの設置面積を広く確保することができる。
また、スタンド部90の側端部から被洗浄車両CAの進入側に突出して上下方向に延びる飛水カバー51を備えたので、サイドブラシ30による洗浄水の飛散を低減することができる。
また、スタンド部90内に洗浄水の水タンク70を設けたので、洗車機WAの設置スペースをより省スペース化を図ることができる。
また、サイドブラシ5とサイドブラシ30との間に送風ノズル(21、22)が配されるので、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に突出する距離Wを確実に小さくすることができる。従って、洗車機WAの設置スペースの省スペース化をより確実に図ることができる。
本実施形態において、レール26を前後方向に傾斜して配置し、図16に示すように、サイドブラシ30が上方を被洗浄車両CAの前方に向けて傾斜してもよい。これにより、被洗浄車両CAの後面の洗浄時にサイドブラシ30を被洗浄車両CAの後面に沿って配置され、洗浄力を向上することができる。
本発明によると、被洗浄車両を洗浄する回転ブラシを備えた洗車機に利用することができる。
1 洗車機本体
1a 入口面
1b 出口面
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ(第1サイドブラシ)
6 ロッカーブラシ
7 リモートパネル(操作部)
8 操作パネル(操作部)
9 車両検出センサ
11 第2浄水ノズル
12 第2洗剤ノズル
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
20 ブロア
21 トップ送風ノズル
22 サイド送風ノズル
25 軸支部
25a 軸受
25b、25c 傾斜センサ
26 レール
27 駆動車輪
28 分配配管部
29 タンク収納部
30 サイドブラシ(第2サイドブラシ)
30a シャフト
30b ロッド
30d 軸部
32 エアシリンダ
32a シリンダロッド
32b シリンダチューブ
33 配管
34a、34b、34d、34e 従動ローラ
35 保持部
36 移動モータ
39 傾斜センサ
39b、39c 対向部材
39d 軸部
40 庇部
40a 軸部
51 飛水カバー
70 水タンク
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
G 地面
R 進入路
T1、T2 洗浄領域
U1 洗車開始位置
U2 乾燥開始位置
V1、V2 回転方向
V3 回転方向(第1回転方向)
V4 回転方向(第2回転方向)
WA 洗車機
Y1 初期位置

Claims (12)

  1. 被洗浄車両に対して前後に移動する洗車機本体と、前記洗車機本体に配される左右一対の第1サイドブラシと、前記第1サイドブラシに対して被洗浄車両の進入側に配される一の第2サイドブラシと、前記第1サイドブラシと前記第2サイドブラシとの間に配して被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシと、前記第2サイドブラシが軸部を中心に左右方向に傾斜可能に保持される保持部と、前記第2サイドブラシの前記保持部に対する左右方向の傾斜量を検知する傾斜センサと、前記第2サイドブラシを前記軸部の周方向に付勢するエアシリンダと、前記保持部を左右方向に案内する案内部と、前記保持部を左右方向に移動させる移動モータとを備え、
    前記第1サイドブラシによって被洗浄車両の両側面の前部及び被洗浄車両の前面を洗浄するとともに、前記第2サイドブラシによって被洗浄車両の両側面の後部及び被洗浄車両の後面を洗浄し、前記第2サイドブラシによる被洗浄車両の一方の側面の洗浄時の前記エアシリンダの付勢方向と他方の側面の洗浄時の前記エアシリンダの付勢方向とが反対方向であることを特徴とする洗車機。
  2. 前記傾斜センサが前記軸部の上方及び下方に設けられることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記エアシリンダが前記軸部よりも上方に配されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗車機。
  4. 前記エアシリンダが複動式であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記第2サイドブラシが上方を被洗浄車両の前方に向けて傾斜することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の洗車機。
  6. 前記洗車機本体が左右に対向する一対のスタンド部と、前記スタンド部の上端を連結する天井部とを有した門型に形成され、前記天井部が前記スタンド部から被洗浄車両の進入側に向かって突出する庇部を有し、前記案内部が左右に延びるレールから成り、前記庇部内に配されることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の洗車機。
  7. 前記第2サイドブラシが前記保持部に対して取り外し可能に設けられるとともに、前記庇部が回動可能に設けられることを特徴とする請求項6に記載の洗車機。
  8. 前記スタンド部から被洗浄車両の進入側に突出する支持部と、前記支持部の先端に配されるとともに入力操作を行う操作パネルとを備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の洗車機。
  9. 前記操作パネルが前記洗車機本体の左右方向の中央に向かって被洗浄車両の進入側に傾斜することを特徴とする請求項8に記載の洗車機。
  10. 前記スタンド部の側端部から被洗浄車両の進入側に突出して上下方向に延びる飛水カバーを備えたことを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載の洗車機。
  11. 前記スタンド部内に洗浄水の水タンクを設けたことを特徴とする請求項6〜請求項10のいずれかに記載の洗車機。
  12. 前記第1サイドブラシと前記第2サイドブラシとの間に配して被洗浄車両を乾燥させる送風ノズルを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の洗車機。
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