JP2018169169A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】実景の視認性と表示画像の視認性の両立が可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】視認者4から見える実景に重なる範囲に形成される表示領域A1内に表示画像Dを表示するヘッドアップディスプレイ装置100であって、前記実景内に位置する対象物Tを表す情報を取得して、対象物Tを表す情報をもとに、対象物Tに関するコンテンツ画像D1を含む表示画像Dを生成する制御手段400と、を備え、制御手段400は、コンテンツ画像D1縞模様を生成し表示画像Dに含めるものである。【選択図】図4

Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関し、特に、前方の実景に表示画像を重ねて表示するヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
従来のヘッドアップディスプレイ装置は、特許文献1に開示されているように、車両前方の実景に表示画像を重ねて表示することで、実景に情報などを付加・強調した拡張現実(AR:Augmented Reality)を生成し、車両を運転するユーザの視線移動を極力抑えつつ所望の情報を的確に提供することで、安全で快適な車両運行に寄与することができるものである。
特表2004−535971号公報
従来のヘッドアップディスプレイ装置において、ユーザの視点距離に関わらず、表示画像は常時同形状で実景に重ねて表示されており、実景が視認しづらいという問題点があった。
そこで、本発明は前述の問題点に着目し、実景の視認性と表示画像の視認性の両立が可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、視認者から見える実景に重なる範囲に形成される表示領域内に表示画像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、前記実景内に位置する対象物を表す情報を取得して、前記対象物を表す情報をもとに、前記対象物に関するコンテンツ画像を含む前記表示画像を生成する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記コンテンツ画像に縞模様を生成し前記表示画像に含めるものである。
また、本発明の前記縞模様は縦縞である。
また、本発明の前記制御手段は前記視認者の視線方向を表す視点位置情報を取得して、前記視認者が前記表示画像を見ている場合に前記表示画像の前記コンテンツ画像の縞模様の生成を停止するものである。
また、本発明の前記縞模様は表示部分と非表示部分とからなり、前記非表示部分の表示輝度を薄灯とするものである。
また、本発明は、前記実景を表す情報と前記視認者の視点位置を表す視点位置情報とから前記視認者の前記実景の消失点を求め、前記コンテンツ画像に前記消失点に向かって収束する前記縞模様を生成するものである。
また、本発明は、前記縞模様を時間の経過に伴って生成するものである。
また、本発明は、前記縞模様を生成した前記コンテンツ画像の輪郭を形成したものである。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、実景の視認性と表示画像の視認性の両立が可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
本発明の第一実施形態のヘッドアップディスプレイシステムを示す全体構成図。 同実施形態におけるヘッドアップディスプレイ装置を示す概略断面図。 同実施形態における表示処理を示すフロー図。 同実施形態における表示例を示す説明図。 同実施形態における別の表示例を示す説明図。 同実施形態におけるさらに別の表示例を示す説明図。
以下、添付図面に基づいて、本発明の第一実施形態を説明する。
本発明のヘッドアップディスプレイシステム(以下、HUDシステムと記載)1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。
HUDシステム1は、自車両2に搭載されるものであり、ヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)100と、前方情報取得部200と、視線位置検出部300と、前方情報取得部200及び視線位置検出部300から情報を入力し、HUD装置100を制御する制御手段400と、これらを信号授受可能に接続するネットワーク部500と、を備える。なお、5は、車両ECUであり、6は、ナビゲーション装置であり、ネットワーク部500を介して信号を授受可能である。
HUD装置100は、自車両2のインパネ内に配置され、図2に示すように、表示部11と、平面鏡12と、凹面鏡13と、アクチュエータ14と、筐体15と、制御手段400と、から構成されている。HUD装置100は、表示部11が表示した表示画像Dを表す表示光Lを、リレー光学系を構成する平面鏡12と凹面鏡13とで反射させ、自車両2のフロントガラス3(透過反射部の一例)に照射することで、視認者4(主に運転者)に自車両2前方の実景と重ねて表示画像Dの虚像Vを視認させることができる。
表示部11は、例えばTFT(Thin Film Transistor)型の液晶表示器や有機EL(Electroluminescence)表示器からなり、その表示面に表示画像Dを表示し、表示画像Dを示す表示光Lを平面鏡12に向けて出射する。なお、表示部11はプロジェクタと表示面を構成するスクリーンとを備えるものであってもよい。
平面鏡12は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものである。平面鏡12は、表示部11が出射した表示光Lを、凹面鏡13に向けて反射させる。
凹面鏡13は、例えば合成樹脂材料からなる基材の表面に、蒸着等の手段により反射膜を形成したものである。凹面鏡13は、平面鏡12で反射した表示光Lをさらに反射させ、フロントガラス3に向けて出射する。なお、凹面鏡13は、拡大鏡としての機能を有し、表示部11に表示された表示画像Dを拡大してフロントガラス3側へ反射する。すなわち、視認者4が視認する虚像Vは、表示部11に表示された表示画像Dが拡大された像である。
アクチュエータ14は、モータ(図示しない)と、モータの動力を凹面鏡13に伝達する歯車などの動力伝達部材(図示しない)と、これらモータと動力伝達部材及び凹面鏡13を支持する支持基体と、を備え、凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させるものである。アクチュエータ14は、凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させるための動力を発生させるものであり、例えばステッピングモータからなる。アクチュエータ14は、後述する制御手段400の制御の下で凹面鏡13を回転軸線AX周りに回転させる。アクチュエータ14は、凹面鏡13を回転させることで凹面鏡13の角度を調整し、表示光Lの照射位置を調整したり、外光が凹面鏡13によって表示部11に向かうように反射されない角度に調整したりすることが可能である。
筐体15は、例えば黒色の遮光性合成樹脂から形成される上ケース151と、下ケース152とから構成され、これら上ケース151と下ケース152を係合することで、平面鏡12、凹面鏡13、及びアクチュエータ14を内部に収納し、外部に表示部11、及び制御手段400が実装された制御基板が取り付けられる。
上ケース151は、フロントガラス3に対向する部分に、表示光Lを通過させる開口部151aを有し、この開口部151aは、透光性カバー151bに覆われている。また、上ケース151は、開口部151aの平面鏡12に近接する箇所に遮光壁151cを有し、開口部151a(透光性カバー151b)から入射する外光が平面鏡12側又は表示部11側へ進行することを防止する。下ケース152は、筐体15の内部に収納する平面鏡12、凹面鏡13、アクチュエータ14、及び外部に取り付ける表示部11、前記制御基板を係合する係合部(図示しない)をそれぞれ有し、各部材をそれぞれ位置決め固定する。また、下ケース152は、表示部11が表示する表示画像Dが平面鏡12に臨むように開口した表示口152aを有する。筐体15内は、表示光Lが通過する光路が設けられているが、これらの光路は、HUD装置100のサイズを小さく抑えるため、及び筐体15内に侵入してくる外光の量を抑えるために、極力小さくすることが望ましい。
前方情報取得部200は、自車両2の前方の実景内に存在する特定の対象物Tを検出するものであり、本実施形態では、自車両2の前方の実景を撮影するステレオカメラ210と、このステレオカメラ210で取得された撮影データを解析する前方画像解析部220と、を有する。
ステレオカメラ210は、自車両2が走行する道路を含む前方の実景を撮影するものであり、前方画像解析部220がステレオカメラ210で取得された撮影データを、公知の画像処理、パターンマッチング法などにより画像解析することで、道路形状に関する情報(車線,白線,停止線,横断歩道,道路の幅員,車線数,交差点,カーブ,分岐路等)や実景内の対象物(歩行者や前方車両や車線等)Tに関する情報を解析することができ、さらに撮影された対象物Tと自車両2との間の距離を算出することができる。
すなわち、本実施形態において、前方情報取得部200は、ステレオカメラ210で撮影した撮影データから解析し、実景を表す情報や、実景内の特定の対象物Tを表す情報及び撮影された対象物Tと自車両2との距離に関する情報などを後述する制御手段400に出力する。
なお、前方情報取得部200は、前方に存在する対象物Tを検出するため、単眼カメラ、赤外線カメラ、レーザーレーダー、ミリ波レーダー、超音波センサ、又は公知のセンサを適用してもよい。また、前方情報取得部200は、前述したような自車両2に設けるセンサではなく、図示しない通信手段を介して路上の通信インフラや他車などと通信することで、自車両2の前方に存在する対象物Tを検出してもよい。
視線位置検出部300は、視点位置情報である視認者4の視線方向と視認者4の視点位置(視線の上下及び左右方向の位置)を検出するものであり、本実施形態では、視認者4を撮影する赤外線カメラ310と、この赤外線カメラ310で取得された撮影データを解析する視線画像解析部320と、を有する。
赤外線カメラ310は、視認者4の目を撮影するものであり、視線画像解析部320が赤外線カメラ310で取得された撮影データを、公知の画像処置、パターンマッチング法などにより画像解析することで、視認者4の視点位置を解析して、視認者4の視点位置を表す情報を後述する制御手段400に出力する。なお、視認者4が図示しない入力手段を操作することで、自らの視点位置に合うように虚像Vの表示位置を調整するようにしてもよく、このような場合、視線位置検出部300を省略してもよい。なお、この手動で自らの視点位置を調整する場合も、視点位置を表す情報を、制御手段400に出力するとよい。
制御手段400は、1つもしくは複数のマイクロプロセッサ,マイクロコントローラ,ASIC,FPGA,任意の他のICなどを有する処理部410と、書き換え可能なRAM,読み出し専用のROM,消去可能な不揮発のプログラム読み出し専用のEEPROM,不揮発性メモリであるフラッシュメモリなどのプログラムやデータを記憶することができる1つ又は複数のメモリを有する記憶部420と、ネットワーク部500に接続された入出力部430と、を備える。
処理部410は、前方情報取得部200から入力される対象物Tを表す情報と実景を表す情報及び視線位置検出部300から入力される視認者4の視点位置情報に基づき、HUD装置100に表示させる表示画像Dを生成するとともに表示画像Dの表示位置を演算して、HUD装置100を制御する。なお、処理部410は、実景を表す情報と視認者4の視点位置を表す視点位置情報とから視認者4の実景の消失点VPを求め、この消失点VPを考慮した表示画像Dを生成することも可能である。このように、対象物Tの位置と視認者4の視点位置とに基づいて、表示画像Dの表示位置を設定することにより、視認者4の体格の違いや姿勢の違いがあった場合でも、実景における対象物Tに対する所望の位置に虚像Vを表示させることができる。
入出力部430は、前方情報取得部200などとネットワーク部500を介して通信可能に接続されている。処理部410は、入出力部430を介して、対象物Tの位置に関する情報や視認者4の視点位置に関する情報などを入力し、これら入力情報に基づいてHUD装置100を制御する。
ネットワーク部500は、例えば、CAN(Controller Area Network)バス通信等であり、制御手段400を、HUD装置100,前方情報取得部200,視線位置検出部300,車両ECU5及びナビゲーション装置6(車載機器)と信号を授受可能に接続する。
車両ECU5は、車両の内燃機関や電子キーシステムやエアコンディショナーなどを制御する制御機器であり、本実施形態では、単一の車両ECU5を図面に記載しているが、本来は、複数個設けられている。
ナビゲーション装置6は、現在地情報、目的地情報及び地図情報などから視認者4に目的地までの経路を誘導する装置であり、本実施形態では、少なくとも経路誘導時の進行方向情報を制御手段400に出力するものである。この進行方向情報とは、自車両2の進行方向を示す情報である。この進行方向を示す情報に基づいて、制御手段400は、この進行方向を示す情報に基づいて、直線の矢印や、右左折の矢印を示すコンテンツ画像を生成する。
次に、図3、4を用いて、本発明のHUDシステム1の動作を説明する。図4は、前方の実景に対する本発明のHUDシステム1の表示例を示している。
本実施形態は、自車両2の進行方向を示す矢印を、実景中の対象物Tである道路上に重ねて表示する例を示している。図4中、実景の中で、道路が対象物Tである。A1は、HUD装置100の表示領域である。D1は、経路の進行方向を示す矢印であり、コンテンツ画像の一例である。
本実施形態のコンテンツ画像D1である矢印は、図4で示すように縞模様を制御手段400によって生成され、表示画像Dに含められて、虚像Vとして表示される。縞模様は、表示部分D11と非表示部分D12とで構成されている。表示部分D11は、図4では、複数の斜めの平行線で図示した部分であり、表示が存在する部分であり、非表示部分D12は、表示が存在しない部分である。本実施形態では、表示部分D11においては、輝度を抑えて、背後の実景を視認できる程度に表示されており、非表示部分D12では、表示が存在しないため、背後の実景を良好に視認できる。なお、表示部分D11と非表示部分D12とは、表示の明暗や色や輝度が交互に異なるものであればよく、少なくとも非表示部分D12において、背後の実景を視認できる程度であればよい。よって、非表示部分D12において、表示輝度を弱めの薄灯で表示してもよい。このように、非表示部分D12を弱めの輝度で表示することで、表示部分D11との輝度差を小さくすることで、縞模様を表示した際のちらつきを抑制することができる。
また、本実施形態のコンテンツ画像D1の縞模様は、縦縞である。本実施形態のコンテンツ画像D1は、道路に重ねて表示されるものであり、視認者4の視点位置より下側に表示される。視認者4の自車両2は、進行方向に進むため、コンテンツ画像D1の背後を実景が、前方から後方へ移動する。このコンテンツ画像D1の背後を実景が前方から後方へ移動する際に、コンテンツ画像D1の縞模様が縦縞とすることで、実景が縞模様を横切らないので、視認者4がコンテンツ画像D1を視認した際のちらつきを抑えることができる。
ステップS1において、制御手段400は、ナビゲーション装置6が送信する経路誘導時の進行方向情報を受信し取得する。
ステップS2において、制御手段400は、前方情報取得部200が送信する実景を表す情報や、実景内の特定の対象物Tを表す情報、及び撮影された対象物Tと自車両2との距離に関する情報などを受信し取得する。
ステップS3において、制御手段400は、ステップS2にて前方情報取得部200から取得した実景内の特定の対象物Tを表す情報、及び撮影された対象物Tと自車両2との距離に関する情報から、走行中の道路の進行方向の車線及び車線数を算出する。
ステップS4において、制御手段400は、制御手段400は、ステップS2にて前方情報取得部200から取得した実景内の特定の対象物Tを表す情報、及び撮影された対象物Tと自車両2との距離に関する情報から、前方風景の対象物(各車線路面)Tの位置座標を算出する。
ステップS5において、制御手段400は、視線位置検出部300から視点位置情報である視認者4の視線方向と視認者4の視点位置情報を受信して取得する。
ステップS6において、制御手段400は、ステップS6にて取得した視線位置情報から、視認者4の焦点距離を算出する。
ステップS7において、制御手段400は、コンテンツ画像D1を対象物Tに重畳させるように描画するコンテンツ画像D1の表示サイズを決定する位置座標を算出する。
ステップS8において、制御手段400は、ステップS6にて算出した視認者4の焦点距離から、コンテンツ画像D1の距離と比較し、距離が一致するか否かを判定する。一致する場合は、ステップS9へ進み、一致しない場合は、ステップS10へ進む。
ステップS9において、制御手段400は、コンテンツ画像D1である矢印に縞模様を生成せず表示画像Dに含め、表示部11にて描画する。
ステップS10において、制御手段400は、コンテンツ画像D1である矢印に縞模様を生成して表示画像Dに含め、表示部11にて描画する。
以上によって、実景の視認性と表示画像Dの視認性の両立が可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供することができる。
制御手段400が、視認者4の視線方向を表す視点位置情報を取得して、視認者4がコンテンツ画像D1を見ている場合には、表示画像Dのコンテンツ画像D1の縞模様の生成を停止することによって、対象物Tを視認しているときのみ、コンテンツ画像D1に注意を促し、対象物Tを視認していないときは、コンテンツ画像D1の背後の対象物Tを視認できるようにし、視認性の向上を図ることができる。
また、コンテンツ画像の表示形態としては、第二実施形態として、図5で示すように、実景を表す情報と、視認者4の視点位置を表す視点位置情報とから視認者4の実景の消失点VPを求め、コンテンツ画像D2に消失点VPに向かって収束する表示部分D21と非表示部分D22とからなる縞模様を生成してもよい。コンテンツ画像D2に生成した縞模様が、実景の奥側(消失点VP)に近づくに従って、表示部分D21、非表示部分D22ともに、幅が狭くなって、実景を視認することができ、視認性を確保することができる。また、本実施形態のコンテンツ画像D2は、図中の3つの車線の内、中央の車線に重ねて表示されている。
また、さらに他のコンテンツ画像の表示形態としては、第三実施形態として、図6で示すように、表示部分D31と非表示部分D32とからなる縞模様を生成したコンテンツ画像D3の輪郭D33を形成してもよい。この輪郭D33は、輪郭D33を表示部分と同等の(明暗、色、輝度)で表示してもよい。輪郭D33を設けたことによって、コンテンツ画像D3の視認性を向上させることができる。
なお、縞模様の生成は、時間の経過に伴って生成するようにしてもよい。このように生成することによって、視認者4の視線が外れた場合に、コンテンツ画像が変化する時に視認者4が注目することを抑制できる。
なお、本発明は、以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。
本発明のヘッドアップディスプレイ装置は、車両、特に、四輪車に好適である。
1 ヘッドアップディスプレイシステム(HUDシステム)
2 自車両
3 フロントガラス
4 視認者
5 車両ECU
6 ナビゲーション装置
11 表示部
12 平面鏡
13 凹面鏡
14 アクチュエータ
15 筐体
100 ヘッドアップディスプレイ装置(HUD装置)
151 上ケース
151a 開口部
151b 透光性カバー
151c 遮光壁
152 下ケース
152a 表示口
200 前方情報取得部
210 ステレオカメラ
220 前方画像解析部
300 視線位置検出部
310 赤外線カメラ
320 視線画像解析部
400 制御手段
410 処理部
420 記憶部
430 入出力部
500 ネットワーク部
A1 表示領域
D 表示画像
L 表示光
V 虚像

Claims (7)

  1. 視認者から見える実景に重なる範囲に形成される表示領域内に表示画像を表示するヘッドアップディスプレイ装置であって、前記実景内に位置する対象物を表す情報を取得して、前記対象物を表す情報をもとに、前記対象物に関するコンテンツ画像を含む前記表示画像を生成する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記コンテンツ画像に縞模様を生成し前記表示画像に含めることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記縞模様は縦縞であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記制御手段は前記視認者の視線方向を表す視点位置情報を取得して、前記視認者が前記表示画像を見ている場合に前記表示画像の前記コンテンツ画像の縞模様の生成を停止することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記縞模様は表示部分と非表示部分とからなり、前記非表示部分の表示輝度を薄灯とすることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記実景を表す情報と前記視認者の視点位置を表す視点位置情報とから前記視認者の前記実景の消失点を求め、前記コンテンツ画像に前記消失点に向かって収束する前記縞模様を生成することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記縞模様を時間の経過に伴って生成することを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7. 前記縞模様を生成した前記コンテンツ画像の輪郭を形成したことを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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