JP2018169147A - 蓄冷熱交換器 - Google Patents

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武人 岡田
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Abstract

【課題】蓄冷ケースに蓄えた冷熱の放冷時に、空気への放熱を有効に行うことができる蓄冷熱交換器を提供する。【解決手段】蒸発器としての蓄冷熱交換器1は、冷媒チューブ2と、蓄冷材が収容された蓄冷ケース4とを有し、蓄冷ケースの両面に冷媒チューブが当接し、一方の冷媒チューブ2A内には遮蔽部26を設け、冷媒を流さない。蓄冷ケースに蓄熱された冷熱は、冷媒チューブの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に両側の冷媒チューブに放冷されるが、冷媒への放冷が一方の冷媒チューブで少なく、若しくは無くなるため、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。【選択図】図1

Description

本発明は、冷媒チューブとともに蓄冷ケースを備えた蓄冷熱交換器に関する。
この種の蓄冷熱交換器としては、特許文献1に開示されたものがある。この蓄冷熱交換器は、間隔を置いて平行配置された複数の冷媒チューブと、隣り合う冷媒チューブの間の隙間に配置された複数のアウターフィンと、隣り合う冷媒チューブの間の隙間で、アウターフィンが介在されない隙間に配置された複数の蓄冷ケースとを備えている。
この蓄冷熱交換器は、冷媒チューブ内を流れる冷媒と冷媒チューブの外を流れる空気とが熱交換し、空気を冷却する。アウターフィンは、冷媒と空気との間の熱交換を促進する。蓄冷ケースは、冷媒チューブより伝達される冷媒の冷熱を蓄熱する。蓄熱された冷熱は、冷媒チューブの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に冷媒チューブに放冷される。これにより、蓄冷熱交換器は、車両空調に使用された場合にあって、冷媒チューブ内を冷媒が流れない時(例えば、車両のアイドルストップ時)でも空気を冷やし、冷えた空気を車室内に供給できる。
特許第5444782号公報
しかしながら、前記従来の蓄冷熱交換器では、蓄冷ケースの両側が冷媒チューブに当接しているため、放冷時には両側の冷媒チューブ内の冷媒にも放冷することになる。蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われないという問題があった。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、蓄冷ケースに蓄えた冷熱の放冷時に、空気への放熱を有効に行うことができる蓄冷熱交換器を提供することを目的とする。
本発明は、周囲を流れる空気との間で熱交換する冷媒が流れる冷媒チューブと、冷熱を蓄積する蓄冷材が収容された蓄冷ケースとを有し、前記蓄冷ケースの両面に前記冷媒チューブが当接し、一方の前記冷媒チューブ内を流れる冷媒量が、他方の前記冷媒チューブ内を流れる冷媒量よりも制限されたことを特徴とする蓄冷熱交換器である。
本発明によれば、蓄冷ケースに蓄熱された冷熱は、冷媒チューブの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に両側の冷媒チューブに放冷されるが、冷媒への放冷が一方の冷媒チューブ側で少なく、若しくは、無くなるため、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。
本発明の第1実施形態を示し、蓄冷熱交換器の一部分解された斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、蓄冷熱交換器の冷媒パスを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態を示し、図1のA−A線断面図である。 本発明の第1実施形態を示し、一方の冷媒チューブの分解斜視図である。 本発明の第2実施形態を示し、一方の冷媒チューブの分解斜視図である。 本発明の第3実施形態を示し、一方の冷媒チューブの分解斜視図である。 本発明の第4実施形態を示し、一方の冷媒チューブの要部の斜視図である。 本発明の第4実施形態を示し、図7のB−B線断面図である。 本発明の第4実施形態を示し、積層方向の支持構造を示す断面図である。 本発明の第4実施形態の変形例を示し、一方の冷媒チューブの要部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図4は本発明の第1実施形態を示す。蒸発器としての蓄冷熱交換器1は、図示しないコンプレッサ、凝縮器、膨張弁等と共に冷凍サイクルを構成している。冷凍サイクルは、車両の空気調和装置に適用されている。コンプレッサは、エンジンの回転力によって駆動し、エンジンが停止すると停止する。つまり、アイドルストップ時には、コンプレッサが停止し、蓄冷熱交換器1への冷媒流れも停止する。蓄冷熱交換器1は、空調ユニット(図示せず)の送風路内に配置されている。送風路に供給された空気は、蓄冷熱交換器1等を通って車室内に吹き出される。以下、蓄冷熱交換器1の構成を説明する。
図1に示すように、蓄冷熱交換器1は、間隔を置いて平行配置された複数の冷媒チューブ2,2Aと、隣り合う冷媒チューブ2,2Aの間の隙間に配置された複数のアウターフィン3と、隣り合う冷媒チューブ2,2Aの間の隙間で、アウターフィン3が介在されない隙間に配置された複数の蓄冷ケース4とを備えている。蓄冷熱交換器1は、冷媒チューブ2内を冷媒が上下方向に流れる向きに設置されている(図2に示す向きに設置)。各部品同士は、互いに接触している箇所でロー付け接合されている。
冷媒チューブ2は、アルミニューム材より形成されている。冷媒チューブ2は、2枚の伝熱プレート21を重ね合わせて形成されている。冷媒チューブ2は、両端部にそれぞれ2つの連通孔22を有する。尚、一部の冷媒チューブ2は、連通孔22を有さず、端部が閉塞されたものも含まれる。冷媒流れを下記するように複数パスとするためである。
冷媒チューブ2は、両端部の2つの連通孔22間を連通する2つの冷媒通路23を内部に有する。2つの冷媒通路23は、各伝熱プレート21の外壁の窪み壁部24で仕切ることによって完全に分割されている。各冷媒通路23は、空気流れの直交方向に沿って延びている。各冷媒通路23には、伝熱部材であるインナーフィン25が配置されている。
冷媒チューブ2の積層群は、図2に示すように、空気流れの上流側(冷媒通路群)が第1熱交換部11とされ、空気流れの下流側(冷媒通路群)が第2熱交換部12とされている。第1熱交換部11の出口と第2熱交換部12の入口は、例えば連通管13をよって連通されている。外部から流入した冷媒は、図2にて矢印のごとく冷媒チューブ2の積層体内をジグザグに流れ、第2熱交換部12(例えば3パス)を流れた後に第1熱交換部11(例えば3パス)を流れて外部に流出する。尚、図2で符号14は、冷媒チューブ2に連通孔22が形成されていない位置を示している。
蓄冷ケース4の一方側の冷媒チューブ2Aは、それ以外の冷媒チューブ2と構成が異なる。下記に詳述する。
アウターフィン3は、アルミニューム材より形成されている。アウターフィン3は、空気流れの方向から見て、波形状である。アウターフィン3が配置された隣り合う冷媒チューブ2の間を通る空気は、アウターフィン3と冷媒チューブ2によって形成された隙間を通る。
蓄冷ケース4は、積層された冷媒チューブ2の数に較べて少なく(この実施形態では冷媒チューブ2,2Aの5、6本に1本の割合)、等間隔に配置されている。蓄冷ケース4は、アルミニューム材より形成されている。蓄冷ケース4は、内部に蓄冷材(図示せず)が充填されている。蓄冷ケース4は、2枚のケースプレート41を重ね合わせて形成されている。蓄冷ケース4は、両側の冷媒チューブ2,2Aに当接されている。従って、蓄冷ケース4と冷媒チューブ2,2Aの間には空気が通過しない。蓄冷ケース4は、その側面のほぼ全域で冷媒チューブ2,2Aに面接触されている。双方の熱伝導効率を可能な限り高めるためである。
蓄冷ケース4の一方の冷媒チューブ2Aは、図4に詳しく示すように、冷媒通路23内に冷媒を完全に流さない遮蔽部26を有する。遮蔽部26は、一方の冷媒チューブ2Aの冷媒通路23の上端位置に配置されている。遮蔽部26は、各伝熱プレート21をプレス成形することで形成されている。双方の伝熱プレート21の遮蔽部26は、その頂点箇所同士がロー付け接合されている。遮蔽部26は、縦壁部26aとこの縦壁部26aの両端から左右斜め方向にそれぞれ延びる2箇所の横壁部26b,26cとを有する。遮蔽部26は、2箇所の横壁部26b,26cによって冷媒通路23を2重に仕切っている。これにより、一方の横壁部26b(又は26c)にロー付け不良が発生しても冷媒通路23に冷媒が流れるのを阻止できる。
尚、蓄冷ケース4の他方の冷媒チューブ2は、冷媒通路23内に遮蔽部26を有しておらず、冷媒が流れる。
このように構成された蓄冷熱交換器1は、冷媒チューブ2内を流れる冷媒と冷媒チューブ2の外を流れる空気とが熱交換し、空気を冷却する。アウターフィン3は、冷媒と空気との間の熱交換を促進する。蓄冷ケース4は、冷媒チューブ2より伝達される冷媒の冷熱を蓄熱する。蓄熱された冷熱は、冷媒チューブ2の温度上昇時(冷媒が流れない時期)に冷媒チューブ2に放熱される。これにより、蓄冷熱交換器1は、車両空調に使用された場合にあって、冷媒チューブ2内を冷媒が流れない時(例えば、車両のアイドルストップ時)でも空気を冷やし、冷えた空気を車室内に供給できる。
以上説明したように、蓄冷熱交換器1は、蓄冷ケース4の両面に冷媒チューブ2が当接し、一方の冷媒チューブ2A内を冷媒が全く流さないよう形成されている。従って、蓄熱された冷熱は、冷媒チューブ2,2Aの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に冷媒チューブ2,2Aに放冷されるが、冷媒への放冷が一方の冷媒チューブ2Aには行われず、冷媒への放冷が他方の冷媒チューブ2のものに限られ、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。
遮蔽部26は、一方の冷媒チューブ2Aの上端位置に配置されている。従って、冷媒チューブ2Aの上方の連通路22より冷媒が冷媒通路23に入り込むことを防止できる。これによっても、蓄熱された冷熱の冷媒への放冷防止に寄与する。
一方の冷媒チューブ2は、内部の冷媒通路23内にインナーフィン25を有する。蓄冷ケース4に蓄冷された冷熱がインナーフィン25を介しても空気側に伝熱されるため、空気の冷却に寄与する。
(第2実施形態)
図5は、第2実施形態を示す。第2実施形態の蓄冷熱交換器は、前記第1実施形態のものと比較して、蓄冷ケース4の一方の冷媒チューブ2Bの構成のみが相違する。
つまり、遮蔽部26は、一方の冷媒チューブ2Bの冷媒通路23の上端位置と下端位置の両側に配置されている。各遮蔽部26の構成は、前記第1実施形態のものと同様であるため、図面の同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態でも、蓄熱された冷熱は、冷媒チューブ2,2Bの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に冷媒チューブ2,2Bに放冷されるが、冷媒への放冷が他方の冷媒チューブ2のものに限られ、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。
遮蔽部26は、一方の冷媒チューブ2Bの上端位置と下端位置に配置されている。従って、いずれか一方の遮蔽部26に漏洩箇所が発生しても冷媒が冷媒チューブ2内を流れるのを防止できる。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態を示す。第3実施形態の蓄冷熱交換器は、前記第2実施形態のものと比較して、蓄冷ケース4の一方の冷媒チューブ2Cの構成のみが相違する。
つまり、一方の冷媒チューブ2Cは、上端位置と下端位置に遮蔽部26が配置されているが、2つの遮蔽部26の間の冷媒チューブ2の箇所に切欠き部27が形成されている。この切欠き部27によって一方の冷媒通路23が大気に解放されている。
この第3実施形態でも、蓄熱された冷熱は、冷媒チューブ2,2Cの温度上昇時(冷媒が流れない時期)に冷媒チューブ2,2Cに放冷されるが、冷媒への放冷が他方の冷媒チューブ2のものに限られ、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。
一方の冷媒チューブ2Cは、2つの遮蔽部26の間の一方の冷媒通路23が大気に解放されている。従って、一方の冷媒チューブ2Cの1つの冷媒通路23に対して冷媒への放冷を確実に阻止できると共に蓄冷された冷熱が一方の冷媒チューブ2C内の大気を冷却、つまり、空気の冷却に用いられる。又、蓄冷熱交換器1をロー付けした後に、冷媒チューブ2、2C内に冷媒を注入するが、その際に遮蔽部26のロー付けが不十分であれば冷媒漏れが発生し、不良品を容易に見つけることができる。
(第4実施形態)
図7〜図10は、第4実施形態を示す。第4実施形態の蓄冷熱交換器は、前記第1実施形態に係る蓄冷熱交換器と比較して、伝熱部材であるインナーフィン25に代えて、積層方向に突出した複数のディンプル部250を有する伝熱部を設けた点である。
即ち、前記第1実施形態に係る蓄冷熱交換器では、一方の冷媒チューブ2は、内部の冷媒通路23内にインナーフィン25を有していたが、第4実施形態に係る蓄冷熱交換器では、これに代えて図7に示すように、伝熱プレート21Aの底部の表面に積層方向に突出した複数のディンプル部250を形成している。
より具体的には、図7および図8に示す例では、伝熱プレート21Aの縁部側の壁部261aと窪み壁部262aとの間および縁部側の壁部261bと窪み壁部262bとの間には、長手方向に沿って各1列、窪み壁部262a、262b間には、長手方向に沿って2列に亘ってディンプル部250が等間隔で形成されている。
なお、各ディンプル部250は、連通孔22等を形成する際に、プレス加工により同時に成形することができる。
また、各ディンプル部250の高さは、各ディンプル部250の端部(図7では上端部)250aが、対向する部材(例えば、他方の冷媒チューブのディンプル部)と接触する高さとされている。
これにより、蓄冷ケース4に蓄冷された冷熱がディンプル部250を介しても空気側に伝熱されるため、空気の冷却に寄与することができる。
また、図9に示すように、ディンプル部250A、250Bの積層方向に延びる柱部250bの位置は、蓄冷ケース41の積層方向に延びる柱部41bの位置と対向するように配置するとよい。これにより、積層方向の剛性を高めることができる。
また、図7に示すように、遮蔽部としての壁部260が、冷媒チューブ21Aの端部に形成される連通孔22の近傍位置に形成されている。これにより、冷媒が連通孔22から冷媒通路23内に流れないように堰き止めることができる。
また、図10に示す変形例では、伝熱プレート21Bの縁部側の壁部261aと窪み壁部262との間および窪み壁部262と縁部側の壁部261bとの間には、長手方向に沿って各2列に亘ってディンプル部250が等間隔で形成されている。
また、伝熱プレート21Bの縁部側の壁部261aと窪み壁部262との間および窪み壁部262と縁部側の壁部261bとの間であって、2つの連通孔22の近傍位置には、遮蔽部としての壁部260aが形成されている。
このように、第4実施形態の蓄冷熱交換器によれば、伝熱部材であるインナーフィン25を用いないので、部品点数を減らしてコストを低廉化することができる。
また、壁部260、260aにより冷媒通路23に冷媒が流れるのを阻止して、冷媒による不具合の発生を未然に防止することができる。
(変形例)
前記各実施形態では、一方の冷媒チューブ2A,2B,2Cは、冷媒の流通を完全に遮蔽(冷媒チューブ2Cは、一方の冷媒通路23のみ遮蔽)するよう構成されているが、一方の冷媒チューブ2を流れる冷媒量が、他方の冷媒チューブ2内を流れる冷媒量よりも少なくするよう構成しても良い。
つまり、本発明は、一方の冷媒チューブ2A,2Bを流れる冷媒量が、他方の冷媒チューブ2内を流れる冷媒量よりも制限するよう構成すれば良く、従来例に較べて、蓄冷材へ蓄えた冷熱が空気の冷却に有効に使われる。
前記各実施形態では、蓄冷熱交換器1は、その構成部品である冷媒チューブ2が両端部の連通孔22とその間を連通する冷媒通路23とを内部に有する構造である。しかし、冷媒通路を有する冷媒チューブと、冷媒チューブとは別体で、連通路を形成するタンク部材とを有する構造の蓄冷熱交換器にも本発明は適用できる。
前記各実施形態では、蓄冷熱交換器1は、第1熱交換部11と第2熱交換部12から構成したが、3つ以上の熱交換部より構成したものであっても良い。又、1つの熱交換部より構成したものであっても本発明は適用できる。
1…蓄冷熱交換器
2…他方の冷媒チューブ、冷媒チューブ
2A,2B,2C…一方の冷媒チューブ
4…蓄冷ケース
21、21A、21B…伝熱プレート
23…冷媒通路
25…インナーフィン(伝熱部材)
26…遮蔽部
41…ケースプレート
41b…柱部
250、250A、250B…ディンプル部
250a…端部
250b…柱部
260…壁部
262a…窪み壁部

Claims (10)

  1. 周囲を流れる空気との間で熱交換する冷媒が流れる冷媒チューブと、
    冷熱を蓄積する蓄冷材が収容された蓄冷ケースと、を有し、
    前記蓄冷ケースの両面に前記冷媒チューブが当接し、一方の前記冷媒チューブ内を流れる冷媒量が、他方の前記冷媒チューブ内を流れる冷媒量よりも制限されたことを特徴とする蓄冷熱交換器。
  2. 請求項1記載の蓄冷熱交換器であって、
    一方の前記冷媒チューブは、冷媒を全く流さない遮蔽部を有することを特徴とする蓄冷熱交換器。
  3. 請求項2記載の蓄冷熱交換器であって、
    前記冷媒チューブは、冷媒が上下方向に流れる向きに設置され、
    前記遮蔽部は、一方の前記冷媒チューブの冷媒通路の上端位置に配置されたことを特徴とする蓄冷熱交換器。
  4. 請求項2記載の蓄冷熱交換器であって、
    前記冷媒チューブは、冷媒が上下方向に流れる向きに設置され、
    前記遮蔽部は、一方の前記冷媒チューブの冷媒通路の上端位置と下端位置に配置されたことを特徴とする蓄冷熱交換器。
  5. 請求項4記載の蓄冷熱交換器であって、
    一方の前記冷媒チューブは、2つの前記遮蔽部の間の冷媒通路が大気に解放されていることを特徴とする蓄冷熱交換器。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蓄冷熱交換器であって、
    一方の前記冷媒チューブは、内部に伝熱部材を有することを特徴とする蓄冷熱交換器。
  7. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の蓄冷熱交換器であって、
    一方の前記冷媒チューブは、内部に伝熱部を有し、
    該伝熱部は、積層方向に突出した複数のディンプル部を有することを特徴とする蓄冷熱交換器。
  8. 前記各ディンプル部の高さは、当該各ディンプル部の端部が、対向する部材と接触する高さとされたことを特徴とする請求項7に記載の蓄冷熱交換器。
  9. 前記ディンプル部の積層方向に延びる柱部の位置は、前記蓄冷ケースの積層方向に延びる柱部の位置と対向するように配置されたことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の蓄冷熱交換器。
  10. 前記冷媒チューブは、両端部に連通孔を有し、
    前記遮蔽部は、前記連通孔の近傍に形成される壁部で構成されることを特徴とする請求項2から請求項9のいずれか1項に記載の蓄冷熱交換器。
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