JP2018168075A - 皮膚用クリーム - Google Patents

皮膚用クリーム Download PDF

Info

Publication number
JP2018168075A
JP2018168075A JP2017064574A JP2017064574A JP2018168075A JP 2018168075 A JP2018168075 A JP 2018168075A JP 2017064574 A JP2017064574 A JP 2017064574A JP 2017064574 A JP2017064574 A JP 2017064574A JP 2018168075 A JP2018168075 A JP 2018168075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
component
skin
cream
mass
content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017064574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6812080B2 (ja
Inventor
武史 原
Takeshi Hara
武史 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mandom Corp
Original Assignee
Mandom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mandom Corp filed Critical Mandom Corp
Priority to JP2017064574A priority Critical patent/JP6812080B2/ja
Publication of JP2018168075A publication Critical patent/JP2018168075A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6812080B2 publication Critical patent/JP6812080B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】保湿感に優れ、塗布後の肌のべたつきが小さく、肌の吸い付くような感触に優れる皮膚用クリームを提供する。【解決手段】成分(A):シア脂、成分(B):ノニオン界面活性剤、成分(C):ロウ、成分(D):シリコーン油、成分(E):炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤、成分(F):グリセリン、成分(G):ジグリセリン、成分(H):1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール、並びに成分(I):キサンタンガムを含有し、前記成分(F)の含有量と前記成分(G)の含有量の合計が5.0〜15.0質量%、前記成分(G)の含有量が1.5〜5.0質量%、前記成分(I)の含有量が0.1〜0.7質量%である、皮膚用クリーム。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚に塗布して用いられるクリーム(皮膚用クリーム)に関する。
従来、肌を保湿することや肌の乾燥を防ぐことを目的とする皮膚外用剤としては、化粧水、ジェル、クリーム等の様々な剤型のものが知られている(例えば、特許文献1〜3)。これらの中でも、保湿感の高さ、使い勝手の良さの観点では、クリームである皮膚外用剤が好まれている。
特開2009−040705号公報 特開2006−022037号公報 特開2001−316243号公報
上述のような皮膚用クリームにおいては塗布時及びその後の使用感触(使用感)が非常に重要な特性である。皮膚用クリームの好ましい使用感は使用者によって異なることが多いが、特に、高い保湿感を求める使用者(特に、女性の使用者等)は、保湿感やべたつきのなさ等に加え、塗布後においても保湿効果が持続していると感じるための、塗布部分に触れたときの肌の吸い付くような感触を求める傾向がある。
従って、本発明の目的は、保湿感に優れ、塗布後の肌のべたつきが小さく、肌の吸い付くような感触に優れる皮膚用クリームを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、成分(A):シア脂と、成分(B):ノニオン界面活性剤と、成分(C):ロウと、成分(D):シリコーン油と、成分(E):炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤と、成分(F):グリセリンと、成分(G):ジグリセリンと、成分(H):1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコールと、成分(I):キサンタンガムとを含有し、成分(F)と成分(G)の含有量の合計と、成分(G)の含有量と、成分(I)の含有量とをそれぞれ特定の範囲内である皮膚用クリームによれば、保湿感に優れ、塗布後の肌のべたつきが小さく、塗布部分に触れたときの肌の吸い付くような感触に優れる皮膚用クリームが得られることを見出した。本発明はこれらの知見に基づいて完成させたものである。
すなわち、本発明は、下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、下記成分(F)、下記成分(G)、下記成分(H)、及び下記成分(I)を含有し、前記成分(F)の含有量と前記成分(G)の含有量の合計が5.0〜15.0質量%、前記成分(G)の含有量が1.5〜5.0質量%、前記成分(I)の含有量が0.1〜0.7質量%である、皮膚用クリームを提供する。
成分(A):シア脂
成分(B):ノニオン界面活性剤
成分(C):ロウ
成分(D):シリコーン油
成分(E):炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤
成分(F):グリセリン
成分(G):ジグリセリン
成分(H):1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール
成分(I):キサンタンガム
上記成分(H)の含有量は3.0〜20.0質量%であることが好ましい。また、上記成分(F)の含有量は3.0〜10.0質量%であることが好ましい。
上記成分(H)はジプロピレングリコールであることが好ましい。
上記皮膚用クリームは身体用の皮膚用クリームであることが好ましい。
本発明の皮膚用クリームによれば、保湿感に優れ、塗布後の肌のべたつきが小さく、肌の吸い付くような感触に優れるという効果を奏する。なお、上記「肌の吸い付くような感触」とは、皮膚用クリームを塗布した部分に触れた際に、肌が掌に吸い付いて持ち上がるように感じられる感触をいう。
本発明の皮膚用クリームは、シア脂;ノニオン界面活性剤;ロウ;シリコーン油;炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤;グリセリン;ジグリセリン;1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール;及びキサンタンガムを少なくとも含む。なお、本明細書において、シア脂を「成分(A)」、ノニオン界面活性剤を「成分(B)」、ロウを「成分(C)」、シリコーン油を「成分(D)」、炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤を「成分(E)」、グリセリンを「成分(F)」、ジグリセリンを「成分(G)」、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコールを「成分(H)」、キサンタンガムを「成分(I)」とそれぞれ称する場合がある。
すなわち、本発明の皮膚用クリームは、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)、成分(H)、及び成分(I)を少なくとも含む。本発明の皮膚用クリームは、上記成分(A)〜(I)以外の成分を含んでいてもよい。また、本発明の皮膚用クリームに含まれる各成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(C)、成分(D)、成分(E)、成分(F)、成分(G)、成分(H)、成分(I)、及び他の成分等の各成分は、それぞれ、1種のみを用いてもよいし、2種以上を用いてもよい。
[成分(A):シア脂]
成分(A)は、シア脂(「シアバター」とも称する)であり、INCI名(International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook,第15版,第1巻,Personal Care Products Council,2014年,p.495)で「BUTYROSPERMUM PARKII (SHEA) BUTTER」と表記される。
成分(A)は、特に限定されないが、塗布時のコクのある感触をより一層向上させる観点から、25℃で固形である(即ち、25℃で流動性がない)ことが好ましい。
成分(A)の市販品としては、例えば、商品名「Star Shea Butter Refined」(IMCD Group B.V.社製)、商品名「シアバター RF」(高級アルコール工業株式会社製)、商品名「CROPURE SHEA BUTTER(クロピュア SB)」(クローダジャパン株式会社製)等が挙げられる。
本発明の皮膚用クリーム中の、成分(A)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、1.5〜15.0質量%が好ましく、より好ましくは3.0〜12.0質量%、さらに好ましくは5.0〜10.0質量%である。上記含有量が1.5質量%以上であると、塗布時の肌に保湿感や柔軟な感触を与え、また、塗布時のコクのある感触がより一層向上する。上記含有量が15.0質量%以下であると、ぬるつきの抑制効果がより一層向上する。上記成分(A)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム中の全ての成分(A)の含有量の合計である。
[成分(B):ノニオン界面活性剤]
成分(B)であるノニオン界面活性剤は、配合成分を乳化してクリーム剤型を形成する役割を担う。成分(B)としては、特に限定されないが、例えば、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェノール、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンステロール及びその誘導体、ポリオキシエチレンラノリン及びその誘導体、ポリオキシエチレンミツロウ誘導体、シュガーエステル類、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油等が挙げられる。
ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ソルビタン、モノステアリン酸ソルビタン、モノイソステアリン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、トリオレイン酸ソルビタン、トリステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、ヤシ油脂肪酸ソルビタン等が挙げられる。また、ソルビタン脂肪酸エステルのアルキレンオキシド付加物としては、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノイソステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、トリオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。
グリセリン脂肪酸エステルは、モノグリセリン脂肪酸エステル及びポリグリセリン脂肪酸エステルのいずれも含む。モノグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノカプリル酸グリセリル、モノカプリン酸グリセリル、モノラウリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリル、モノパルミチン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、モノイソステアリン酸グリセリル、モノベヘン酸グリセリル、モノオレイン酸グリセリル、モノエルカ酸グリセリル、セスキオレイン酸グリセリル、ジステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、ジアラキン酸グリセリル等が挙げられる。上記ポリグリセリン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノカプリル酸ジグリセリル、モノカプリル酸デカグリセリル、モノカプリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸テトラグリセリル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、モノラウリン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ポリ(4〜10)グリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノステアリン酸デカグリセリル、モノイソステアリン酸デカグリセリル、モノステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、モノオレイン酸ジグリセリル、モノオレイン酸ヘキサグリセリル、セスキオレイン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸ポリ(2〜10)グリセリル、ジステアリン酸ポリ(6〜10)グリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、トリステアリン酸ポリ(10)グリセリル等の上記モノグリセリン脂肪酸エステルの重合度2〜10のポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。また、グリセリン脂肪酸エステルのアルキレンオキシド付加物としては、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリル、モノオレイン酸ポリオキシエチレングリセリル等が挙げられる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、例えば、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル、ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシプロピレンイソセチルエーテル、ポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキシプロピレンオレイルエーテル等が挙げられる。
ポリオキシアルキレン脂肪酸エステルとしては、例えば、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、モノオレイン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル等が挙げられる。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(B)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、2.0〜8.0質量%が好ましく、より好ましくは2.5〜6.0質量%である。上記含有量が2.0質量%以上であると、クリームがある程度かたくなり、また、クリームとしての安定性が向上する。上記含有量が8.0質量%以下であると、クリームがかたくなりすぎず、皮膚用クリームののびが良く塗布性に優れる。上記成分(B)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム中の全ての成分(B)の含有量の合計である。
[成分(C):ロウ]
成分(C)であるロウとしては、特に限定されないが、例えば、カルナウバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、コメヌカロウ、セラックロウ、鯨ロウ、ラノリン、ヒマワリ種子ロウ等が挙げられる。中でも、のびの良さやべたつきのなさの観点から、ミツロウが好ましい。
上記ミツロウとは、ミツバチの巣から蜂蜜をとった残渣より、加温圧搾法や溶剤抽出法等によって得られるロウである。本明細書においては、上記「ミツロウ」には、ミツロウを日光漂白法、化学的漂白法、吸着等により漂白したものである「サラシミツロウ」が含まれる。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(C)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.1〜5.0質量%が好ましく、より好ましくは0.3〜3.0質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であると、べたつきの抑制効果がより一層向上する。また、肌の吸い付くような感触を維持しつつ、皮膚用クリームののびが良く塗布性に優れる。上記含有量が5.0質量%以下であると、塗布後の肌のぬるつきを抑制する効果が向上する。上記成分(C)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム中の全ての成分(C)の含有量の合計である。
[成分(D):シリコーン油]
成分(D)であるシリコーン油としては、特に限定されないが、例えば、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン等のジメチルシリコーン油;メチルフェニルポリシロキサン等のメチルフェニルシリコーン油;メチルシクロポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状シリコーン油;アミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体等のアミノ変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、脂肪族アルコール変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、アルキル変性シリコーン等の変性シリコーン;メチルハイドロジェンポリシロキサン、ジメチコノール等が挙げられる。中でも、ジメチルシリコーン油、環状シリコーン油が好ましい。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(D)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.5〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは2.0〜7.0質量%、さらに好ましくは3.0〜6.0質量%である。上記含有量が上記範囲内であると、肌の吸い付くような感触を維持しつつ、塗布時及び塗布後の肌のべたつきの抑制効果がより一層向上する。上記成分(D)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム中の全ての成分(D)の含有量の合計である。
[成分(E):炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤]
成分(E)は、炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上の油剤であって、且つ、25℃で液状である油剤である。
25℃で液状である炭化水素油としては、例えば、α−オレフィンオリゴマー、軽質イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、スクワラン、合成スクワラン、植物性スクワラン、流動イソパラフィン、流動パラフィン等が挙げられる。
25℃で液状であるエステル油としては、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸セチル、パルミチン酸2−エチルヘキシル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソステアリン酸プロピレングリコール、2−エチルヘキサン酸セチル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、イソノナン酸イソノニル、アジピン酸ジイソプロピル、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトライソステアリン酸ペンタエリトリット等が挙げられる。
成分(E)は、25℃において液状である。本明細書において、「25℃で液状」とは、特に限定されないが、例えば、ブルックフィールド型回転粘度計を用いて25℃で測定された粘度ηが好ましくは5000mPa・s以下、より好ましくは3000mPa・s以下であることを意味する。なお、成分(E)のかわりに25℃で液状でない油剤のみを用いた場合には、乳化によりクリーム状とすることが困難となる。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(E)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、2.0〜25.0質量%が好ましく、より好ましくは5.0〜16.0質量%である。上記含有量が上記範囲内であると、肌の吸い付くような感触を維持しつつ、製剤安定性やべたつきの抑制効果がより一層向上する。上記成分(E)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム中の全ての成分(E)の含有量の合計である。
[成分(F):グリセリン]
本発明の皮膚用クリームは成分(F)であるグリセリンを含む。本発明の皮膚用クリーム中の成分(F)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、3.0〜10.0質量%が好ましく、より好ましくは5.0〜9.0質量%である。上記含有量が3.0質量%以上であると、保湿感がより向上する。上記含有量が10.0質量%以下であると、べたつき抑制効果がより向上する。
[成分(G):ジグリセリン]
本発明の皮膚用クリームは成分(G)であるジグリセリンを含む。本発明の皮膚用クリーム中の成分(G)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、1.5〜5.0質量%であり、好ましくは2.0〜4.0質量%である。上記含有量が1.5質量%以上であることにより、保湿感に優れ、且つ、肌の吸い付くような感触に優れることを可能としている。上記含有量が5.0質量%以下であることにより、肌の吸い付くような感触を維持しつつ、べたつきを小さくすることを可能としている。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(F)の含有量と成分(G)の含有量の合計は、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、5.0〜15.0質量%であり、好ましくは8.0〜13.0質量%である。上記含有量が5.0質量%であることにより、優れた保湿感を達成している。上記含有量が15.0質量%以下であることにより、べたつきを小さくすることを可能としている。
[成分(H):1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール]
本発明の皮膚用クリームは成分(H)である、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコールを含む。中でも、本発明の皮膚用クリームのべたつきの抑制効果をより向上させることができる観点から、ジプロピレングリコールが好ましい。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(H)の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、3.0〜20.0質量%が好ましく、より好ましくは5.0〜8.0質量%である。上記含有量が3.0質量%以上であると、べたつきを抑制しつつ、保湿感がより向上する。上記含有量が20.0質量%以下であると、肌の吸い付くような感触がより向上する。
[成分(I):キサンタンガム]
本発明の皮膚用クリームは成分(I)であるキサンタンガムを含む。本発明の皮膚用クリームにおいて、成分(G)と成分(I)を併用することにより、皮膚用クリームに肌の吸い付くような感触を付与するというこれまでに知られていない驚くべき効果を発揮する。
本発明の皮膚用クリーム中の成分(I)の含有量は、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.1〜0.7質量%であり、好ましくは0.15〜0.5質量%である。上記含有量が0.1質量%以上であることにより、肌の吸い付くような感触に優れることを可能としている。上記含有量が0.7質量%以下であることにより、べたつきを小さくすることを可能としている。
本発明の皮膚用クリームは、成分(F)、成分(G)、成分(H)、及び成分(I)の全てを含み、且つ、成分(F)と成分(G)の含有量の合計、成分(G)の含有量、及び成分(I)の含有量をそれぞれ上記の特定の範囲内とすることで、保湿感に優れ、さらに、相反する効果であるべたつきの少なさと肌の吸い付くような感触に優れるという両特性を両立させている。成分(G)と成分(I)は本発明の特徴的な感触である肌の吸い付くような感触を発揮する役割を担い、中でも、成分(G)は保湿感の向上効果も有し、成分(I)は肌の吸い付くような感触を発揮する効果がより大きい。また、成分(F)、成分(G)、及び成分(H)は、保湿感を向上する効果を有し、中でも、成分(F)は保湿感の向上効果が大きく、成分(H)はべたつきが少ない特徴がある。このような各成分を組み合わせることにより、本発明は、保湿感、べたつきの無さ、肌の吸い付くような感触という異なる特性を共立することに成功している。
[水]
本発明の皮膚用クリームは水を含む。上記水は、特に限定されないが、精製水が好ましい。本発明の皮膚用クリーム中の、水の含有量は、特に限定されないが、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、30.0〜70.0質量%が好ましく、より好ましくは35.0〜60.0質量%、さらに好ましくは40.0〜55.0質量%である。
[その他の成分]
本発明の皮膚用クリームは、上記成分(A)〜(I)や水以外の成分(その他の成分)を含んでいてもよい。上記その他の成分しては、特に限定されず、例えば、化粧品や医薬部外品に通常用いられる成分等が挙げられる。具体的には、例えば、エタノール等の低級アルコール;油脂、多価アルコール、高級アルコール、高級脂肪酸、エステル油、植物油、炭化水素油等の油性成分;アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤等の界面活性剤;カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の増粘剤;グリチルリチン酸及びその塩等の抗炎症剤;メントール等の清涼剤;リン酸及びその塩類、クエン酸及びその塩類、乳酸及びその塩類、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン等のpH調整剤;香料;紫外線吸収剤;酸化防止剤;金属イオン封鎖剤;被膜形成性高分子化合物;粉体;色素;顔料;ビタミン類;アミノ酸類;収斂剤;美白剤;動植物抽出物;酸;アルカリ等が挙げられる。なお、上記その他の成分からは、上記成分(A)〜(I)に含まれるものは除かれるものとする。
本発明の皮膚用クリームは、高級アルコールを含むことが好ましい。上記高級アルコールとしては、特に限定されないが、例えば、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、オレイルアルコール等が挙げられる。本発明の皮膚用クリーム中の高級アルコールの含有量は、特に限定されないが、剤のかたさを調節する等の観点から、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.1〜15.0質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10.0質量%である。
上記油脂としては、例えば、マカデミアナッツ油、ユーカリ油、ヤシ油、アボカド油、サフラワー油、オリーブ油、パーム油、パーム核油、ククイナッツ油、シア脂(シアバター)、アーモンド油、ヒマワリ油、ローズヒップ油、オリーブスクワラン、カメリアオイル、キウイフルーツシード油、ツバキ油、杏仁油、ゴマ油、大豆油、ホホバ油、ヒマシ油、ヘーゼルナッツ油、メドホーム油、ハッカ油、カロットオイル、これらの水素添加物(例えば、水素添加ヒマシ油、水素添加ホホバ油、水素添加パーム油、水素添加アボガド油、水素添加大豆油等)等が挙げられる。本発明の皮膚用クリーム中の、油脂の含有量と高級脂肪酸の含有量の合計は、特に限定されないが、乳化安定性の観点から、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.1〜15.0質量%が好ましく、より好ましくは0.5〜10.0質量%である。
上記アニオン界面活性剤としては、例えば、高級脂肪酸石鹸、アルキル硫酸エステル塩、アルキルリン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、アルキルエーテルリン酸エステル、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルメチルタウリン塩、N−アシル−N−メチル−β−アラニン塩、N−アシルグリシン塩、N−アシルグルタミン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルカルボン酸塩、アルキルフェニルエーテルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸及びその塩、N−アシルサルコシン及びその塩、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド硫酸塩等が挙げられる。上記カチオン界面活性剤としては、例えば、アルキルアミン塩、脂肪酸アミドアミン塩、エステル含有3級アミン塩等のアミン塩;モノアルキル型4級アンモニウム塩、ジアルキル型4級アンモニウム塩、トリアルキル型4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム型4級アンモニウム塩等のアルキル4級アンモニウム塩;アルキルピリジニウム塩等の環式4級アンモニウム塩;塩化ベンゼトニウム等が挙げられる。上記両性界面活性剤としては、アルキルグリシン塩、カルボキシメチルグリシン塩、N−アシルアミノエチル−N−2−ヒドロキシエチルグリシン塩等のグリシン型両性界面活性剤;アルキルアミノプロピオン酸塩、アルキルイミノジプロピオン酸塩等のアミノプロピオン酸型両性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン等のアミノ酢酸ベタイン型両性界面活性剤;アルキルヒドロキシスルホベタイン等のスルホベタイン型両性界面活性剤等が挙げられる。本発明の皮膚用クリーム中の、界面活性剤の含有量は、特に限定されないが、製剤安定性の観点から、本発明の皮膚用クリーム100質量%に対して、0.1〜15.0質量%が好ましく、より好ましくは1.0〜10.0質量%である。なお、上記界面活性剤の含有量は、成分(B)を含む含有量である。
本発明の皮膚用クリームにおける、乳化粒子の平均粒径は、特に限定されないが、0.5〜10μmが好ましく、より好ましくは1〜5μmである。上記平均粒径が上記範囲内にあると、塗布時の使用感とクリームの安定性がより向上するため好ましい。また、上記平均粒径が0.5μm以上であると、塗布時に皮膚用クリームが肌に馴染みやすく、上滑りするような感触が感じにくい。上記平均粒径は、特に限定されないが、例えば、顕微鏡観察等により測定することができる。
本発明の皮膚用クリームは、特に限定されず、公知乃至慣用の方法により製造することができる。例えば、上記各成分を混合し、ホモミキサーで攪拌し、各成分を乳化する方法等が挙げられる。
本発明の皮膚用クリームは、例えば、化粧品、医薬部外品、医薬品、雑貨等として用いられる。具体的には、フェイスクリーム(保湿用フェイスクリーム、マッサージクリーム等)、ボディクリーム(保湿用ボディクリーム、マッサージクリーム、デオドラントクリーム等)、ハンドクリーム等に好ましく用いられる。
本発明の皮膚用クリームを適用する部位としては、特に限定されず、例えば、顔(額、目元、目じり、頬、口元等)、身体(腕、肘、手の甲、指先、足、膝、かかと、首、脇、背中等)等が挙げられる。中でも、特に好ましくは身体である。本発明の皮膚用クリームは、身体用の皮膚用クリーム(特に、ボディクリーム)であることが好ましい。
本発明の皮膚用クリームは、シア脂[成分(A)]、ノニオン界面活性剤[成分(B)]、及び多価アルコール[成分(H)]を含有する。このため、肌に塗布することにより、高い保湿感を付与するクリームとすることができる。また、ロウ[成分(C)]を配合することにより、べたつきを抑制しつつ塗布時ののびを向上させている。さらに、シリコーン油[成分(D)]及び特定の液状油剤[成分(E)]を配合することにより、成分(A)、成分(B)、及び多価アルコールを含む皮膚用クリームにおいてべたつきを飛躍的に低減させている。
さらに本発明の皮膚用クリームは、グリセリン[成分(F)]、ジグリセリン[成分(G)]、及びキサンタンガム[成分(I)]を配合し、さらに、成分(F)と成分(G)の含有量の合計、成分(G)の含有量、及び成分(I)の含有量をそれぞれ特定の範囲内とすることで、べたつきの発生を最大限に抑えつつ、保湿感に優れ、且つ肌の吸い付くような感触に優れる。そして、多価アルコールとして1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール[成分(H)]を選択的に用いることにより、保湿性を付与しながら、肌の吸い付くような感触を維持しつつ、成分(F)、成分(G)、及び成分(I)を配合することによるべたつきの発生を抑制している。このように、本発明の皮膚用クリームは、保湿感に優れ、肌の吸い付くような感触に優れ、且つ、肌の吸い付くような感触とは相反する効果であるべたつきを抑制することを可能としている。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例にのみ限定されるものではない。なお、表に記載の配合量は、各成分の配合量(すなわち、各原料中の有効成分の配合量。所謂純分)であり、特記しない限り「質量%」で表す。
実施例1〜11、比較例1〜7
表に記した各成分(成分(A)〜(I)、水、及びその他の成分)を用い、実施例及び比較例の各皮膚用クリームを常法により調製した。
表に記載の各成分の詳細は、以下の通りである。
<成分(A)>
シア脂:商品名「Star Shea Butter refined」(IMCD Group B.V.社製)
<成分(B)>
モノステアリン酸ポリエチレングリコール:商品名「MYS−40V」、(日光ケミカルズ株式会社製)
モノステアリン酸グリセリル:商品名「CUTINA GMS−V」、(日本サーファクタント工業株式会社製)
ジステアリン酸ポリエチレングリコール:商品名「エマノーン 3299RV」(オキシエチレン基の平均付加モル数:250、花王株式会社製)
<成分(C)>
サラシミツロウ:三木化学工業株式会社製、商品名「脱臭紺印晒蜜蝋」
<成分(D)>
デカメチルシクロペンタシロキサン:商品名「TSF405」(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)
メチルポリシロキサン:商品名「DOW CORNING TORAY SH 200 C FLUID 20 CS」(東レ・ダウコーニング株式会社製)
<成分(E)>
流動パラフィン:商品名「Carnation」(Sonneborn Inc社製)
トリ2−エチルへキサン酸グリセリル:商品名「エキセパールTGO」(花王株式会社製)
<成分(F)>
グリセリン:商品名「化粧用濃グリセリン」(阪本薬品工業株式会社製)
<成分(G)>
ジグリセリン:商品名「ジグリセリンS」、(阪本薬品工業株式会社製)
<成分(H)>
ジプロピレングリコール:商品名「ジプロピレングリコールS」、(シェルケミカルズジャパン株式会社製)
<成分(I)>
キサンタンガム:商品名「エコーガムT」、(DSP五協フード&ケミカル株式会社製)
<その他の成分>
ステアリルアルコール:商品名「カルコール8688」、(花王株式会社製)
マカデミアナッツ油:商品名「マカデミアナッツ油」(サミット製油株式会社製)
ワセリン:商品名「WHITE PROTOPET 1S」、(Sonneborn Inc製)
ステアリン酸:商品名「EDENOR C18−98 MY」、(Emery Oleochemicals社製)
(エチルヘキサン酸/ステアリン酸/アジピン酸)グリセリル:商品名「ノムコートLAH」、(日清オイリオグループ株式会社製)
(評価)
実施例及び比較例で得られた各皮膚用クリームについて以下の通り評価した。評価結果は表に記載した。
(1)べたつきのなさ
実施例および比較例で得られた各皮膚用クリーム約0.2gを、前腕部内側に塗布し、塗布直後に、塗布部分を掌で触れてべたつきの有無を評価し、下記の判定基準で判定した。なお、べたつきは肌の表面に剤が残存しており、残存した剤が掌に付着するように感じる感触をいう。
[べたつきのなさの判定基準]
◎(優れる):べたつきが感じられない。
○(良好):べたつきがわずかに感じられる。
×(不良):べたつきが明らかに感じられる。
(2)保湿感
上記評価(1)において、塗布後5分後に、塗布部分を掌で触れて保湿感を評価し、下記の判定基準で判定した。
[保湿感の判定基準]
◎(優れる):肌にしっとりした感触が強く感じられる。
○(良好):肌にしっとりした感触が明らかに感じられる。
×(不良):肌にしっとりした感触が感じられないか、またはわずかにしか感じられない。
(3)肌の吸い付くような感触
上記評価(1)において、塗布後5分後に、塗布部分を掌で触れて肌の吸い付くような感触を評価し、下記の判定基準で判定した。なお、肌の吸いつくような感触(もっちり感)は肌の表面に剤の残存は感じられず、肌全体が掌について持ち上がるように感じる感触をいう。
[肌の吸い付くような感触の判定基準]
◎(優れる):肌が掌に吸い付くような感触が明らかに感じられる。
○(良好):肌が掌に吸い付くような感触が少し感じられる。
×(不良):肌が掌に吸い付くような感触が感じられない。
Figure 2018168075
本発明の皮膚用クリーム(実施例)は、保湿感に優れ、塗布後の肌のべたつきが小さく、塗布部分に触れたときの肌の吸い付くような感触に優れると評価された。これに対し、成分(G)を含まない場合(比較例1、3)や成分(I)を含まない場合(比較例4、6)は、塗布後の肌の吸いつくような感触が劣ると評価された。成分(F)を含まない場合(比較例2、3)は、塗布後の肌の保湿感が劣っていた。成分(I)の含有量が多すぎる場合(比較例5、7)は、塗布後の肌のべたつきが強くなった。
さらに、以下に、本発明の皮膚用クリームの処方例を示す。
処方例(o/wクリーム)
配合成分 処方量(質量%)
シア脂 10.0
モノステアリン酸ソルビタン 2.0
モノカプリン酸グリセリル 1.5
グリセリン 10.0
1、3−ブチレングリコール 5.0
コメヌカロウ 1.0
ドデカメチルシクロヘキサシロキサン 2.5
メチルフェニルポリシロキサン 2.5
スクワラン 5.0
パルミチン酸2−エチルヘキシル 5.0
ジグリセリン 4.0
キサンタンガム 0.3
イソステアリルアルコール 1.0
ステアリン酸 1.0
ホホバ油 2.0
メントール 0.2
カルボマー 適量
水酸化カリウム 適量
メントール 適量
メチルパラベン 適量
香料 適量
水 残部

Claims (5)

  1. 下記成分(A)、下記成分(B)、下記成分(C)、下記成分(D)、下記成分(E)、下記成分(F)、下記成分(G)、下記成分(H)、及び下記成分(I)を含有し、前記成分(F)の含有量と前記成分(G)の含有量の合計が5.0〜15.0質量%、前記成分(G)の含有量が1.5〜5.0質量%、前記成分(I)の含有量が0.1〜0.7質量%である、皮膚用クリーム。
    成分(A):シア脂
    成分(B):ノニオン界面活性剤
    成分(C):ロウ
    成分(D):シリコーン油
    成分(E):炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる1以上であり、25℃で液状である油剤
    成分(F):グリセリン
    成分(G):ジグリセリン
    成分(H):1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、及びプロパンジオールからなる群より選ばれる1以上の多価アルコール
    成分(I):キサンタンガム
  2. 前記成分(H)の含有量が3.0〜20.0質量%である、請求項1に記載の皮膚用クリーム。
  3. 前記成分(F)の含有量が3.0〜10.0質量%である、請求項1又は2に記載の皮膚用クリーム。
  4. 前記成分(H)がジプロピレングリコールである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の皮膚用クリーム。
  5. 身体用の皮膚用クリームである請求項1〜4のいずれか1項に記載の皮膚用クリーム。
JP2017064574A 2017-03-29 2017-03-29 皮膚用クリーム Active JP6812080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064574A JP6812080B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 皮膚用クリーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017064574A JP6812080B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 皮膚用クリーム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018168075A true JP2018168075A (ja) 2018-11-01
JP6812080B2 JP6812080B2 (ja) 2021-01-13

Family

ID=64018398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017064574A Active JP6812080B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 皮膚用クリーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6812080B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043027A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Kracie Home Products Ltd 水中油型乳化化粧料
JP2014031328A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Kao Corp 水中油型乳化組成物
JP2016216401A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社マンダム 皮膚用クリーム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043027A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Kracie Home Products Ltd 水中油型乳化化粧料
JP2014031328A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Kao Corp 水中油型乳化組成物
JP2016216401A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 株式会社マンダム 皮膚用クリーム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ALBION, BODY CREAM PROTECT, JPN6020026786, January 2012 (2012-01-01), ISSN: 0004317233 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6812080B2 (ja) 2021-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5495757B2 (ja) 水性クレンジング化粧料
JP5723188B2 (ja) ジェル状クレンジング用化粧料
JP5773783B2 (ja) 保湿化粧料
JP6530236B2 (ja) 皮膚用クリーム
JP5709167B2 (ja) ジェル状クレンジング用化粧料
JP6639816B2 (ja) 化粧料
JP2003160448A (ja) 曳糸性毛髪化粧料
JP6687809B2 (ja) 乳化化粧料
JP6868588B2 (ja) 毛髪化粧料
WO2019188119A1 (ja) 毛髪化粧料
WO2019188795A1 (ja) ジェル状化粧料
JPH11263721A (ja) 水中油型ゴマージュ化粧料
JP3931295B2 (ja) 整髪用乳化化粧料
JP7169047B2 (ja) 皮膚用乳化組成物
JP6909179B2 (ja) 油性化粧料
JP6812080B2 (ja) 皮膚用クリーム
JP2018052849A (ja) 皮膚用乳化組成物
JP2002284672A (ja) クレンジング化粧料
JP7348122B2 (ja) 乳化皮膚化粧料
JP2021080205A (ja) スクラブ剤含有皮膚洗浄剤組成物
JP2019172625A (ja) 皮膚用クリーム
JP2004203860A (ja) 水中油型乳化ネイルトリートメント
JP6284463B2 (ja) 乳化シェービング剤
JP2017210467A (ja) ゴマージュ洗浄剤用組成物
JP6965372B2 (ja) 整髪剤組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200804

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20200930

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6812080

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250