JP2018168004A - シリカフューム含有高流動性セメント組成物およびその製造方法 - Google Patents

シリカフューム含有高流動性セメント組成物およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シリカフューム含有セメント組成物について、C3A量を制限しても流動性が低下すると云う従来の問題を解決し、高い流動性を有するシリカフューム含有セメント組成物を提供する。【解決手段】低熱ポルトランドセメントをベースセメントとしてシリカフュームを含有するセメント組成物であって、シリカフュームの置換率が7.5〜15質量%、ベースセメント中のC3A量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であり、水セメント比15%以下において5.0以上のフロー面積比を示すことを特徴とするシリカフューム含有高流動性セメント組成物、およびその製造方法。【選択図】図4

Description

本発明は、低い水セメント比においても高い流動性を有するシリカフューム含有セメント組成物およびその製造方法に関する。
一般に、セメントにシリカフュームを配合することによって、水セメント比を低減できることが知られている。例えば、特許文献1(特開2005−170781号)には、クリンカ鉱物組成中のビーライト量を45〜75質量 %、アルミネート相を4質量%以下にし、比表面積3000〜4500cm/gの低熱ポルトランドセメント70〜84質量部に、シリカフューム16〜30質量部を配合することによって、水セメント比12〜30%において高い流動性を有する高強度コンクリート用セメント組成物が記載されている。
特許文献2(特開2012-214330号)には、CS量60〜80質量%、CA量4%以下、ブレーン比表面積3000〜4500cm/gのセメントに、シリカフュームを置換率7.5〜15質量%で配合し、水セメント比10〜13%のセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmのときのVロート流下時間が40秒以下である高流動性のセメント組成物が記載されている。
特許文献1、2のセメント組成物は何れも、アルミン酸三カルシウム量(以下、CA量と略記)を4%以下に抑え、セメントの比表面積を3000〜4500cm/gに限定して流動性を高めているが、流動性はアルカリ量によっても大きな影響を受ける。しかし、特許文献1,2のセメント組成物ではアルカリ量は考慮されていない。
また、一般にシリカフュームを配合したセメントは、超高強度コンクリートに用いられているが、超高強度コンクリートにはポリカルボン酸系の高性能減水剤を用いることが多く、このポリカルボン酸系の高性能減水剤を用いた超高強度コンクリートは、セメント中のCA量や水溶性アルカリ量が多いほど流動性が低下することが指摘されている。
一方、セメント組成物のアルカリ量については、特許文献3(特開2008−174414号)に、CSが34〜45%、CSが20〜40.4%、遊離石灰が0.43%以下であって、水溶性アルカリ量を0.3%以下に制限したセメント組成物が記載されている。また、特許文献4(特開2006−111493号)には、CS40〜50質量%、CS25〜40質量%において、全アルカリ量を0.5%以下に限定した高流動性コンクリート組成物が記載されている。
しかし、特許文献3のセメント組成物は、水溶性アルカリ量が0.3%以下でも、水セメント比が13%程度では流動性が低下する。また、特許文献4のコンクリート組成物は高水セメント比(水セメント比20〜45%)の流動性を目的としており、水セメント比15%以下の低水セメント比の流動性は不明である。しかも、特許文献3、4の組成物は、何れもシリカフュームを配合したものではないので、シリカフューム含有セメント組成物について、低水セメント比での流動性に関するアルカリ量を特許文献3、4の組成物から窺い知ることはできない。
特開2005−170781号公報 特開2012−214330号公報 特開2008−174414号公報 特開2006−111493号公報
従来のシリカフューム含有セメント組成物は、流動性を保つためにベースセメントである低熱ポルトランドセメント中のCA量等を制限しているが、アルカリ含有量は考慮されていない。しかし、シリカフューム含有セメント組成物においても、ベースセメント中の全アルカリ量が多いと流動性が低下することが見出された。シリカフューム含有セメント組成物においても十分な流動性を得るには、ベースセメント中の全アルカリ量について閾値が存在する。
本発明は、シリカフューム含有セメント組成物について、ベースセメントである低熱ポルトランドセメント中のCA量と共に全アルカリ量を制限することによって、CA量のみを制限しても流動性が低下すると云う従来の問題を解決したものであり、フロー面積比の高い流動性を有するシリカフューム含有セメント組成物を提供する。
本発明は、以下の構成によって上記課題を解決したシリカフューム含有高流動性セメント組成物およびその製造方法に関する。
〔1〕低熱ポルトランドセメントをベースセメントとしてシリカフュームを含有するセメント組成物であって、シリカフュームの置換率が7.5〜15質量%、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であり、水セメント比15%以下において5.0以上のフロー面積比を示すことを特徴とするシリカフューム含有高流動性セメント組成物。
〔2〕水セメント比13%においてフロー面積比が5.5以上であり、水セメント比12%においてフロー面積比が5.0以上である上記[1]に記載するシリカフューム含有高流動性セメント組成物。
〔3〕低熱ポルトランドセメントをベースセメントとしてシリカフュームを含有するセメント組成物を製造する方法において、ベースセメント中の化学成分を自動分析する装置を製造ラインに設け、該分析装置によってベースセメント中の全アルカリ量およびCA量をオンラインで測定して、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下のベースセメントをシリカフューム混合工程に送り、該混合工程で置換率が7.5〜15質量%になるようにシリカフュームを混合してシリカフューム含有高流動性セメント組成物を製造する方法。
本発明のセメント組成物は、低熱型ポルトランドセメントをベースとしてシリカフュームを含有するセメント組成物であって、シリカフュームの置換率が7.5〜15質量%において、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下に制限することによって、水セメント比が15%以下の低水セメント比においても高い流動性を有するようにしたセメント組成物である。
本発明のセメント組成物は、具体的には、水セメント比15%以下において、フロー面積比が5.0以上の高い流動性を有し、水セメント比13%においてはフロー面積比が5.5以上であり、水セメント比12%においてはフロー面積比が5.0以上の高流動性セメント組成物である。
従来のシリカフューム含有セメント組成物は、水セメント比が15%以下になるとベースセメントの品質差の影響が顕著に表れ、また流動性が大きく低下するため、水セメント比が15%より低い高強度コンクリートには適用し難くかった。一方、本発明のセメント組成物は、水セメント比が15%以下の低水セメント比においても高い流動性を有するので、高強度コンクリート用として好適であり、また、ベースセメント中のCA量および全アルカリ量を制限しているので、従来のシリカフューム含有セメント組成物よりもコンクリート等の品質のばらつきが少ない。
また、本発明のセメント組成物は、ベースセメント中の全アルカリ量およびCA量はオンラインの自動分析装置で迅速に測定できるので、製造工程中にベースセメント中の化学成分を自動分析する装置を設けることによって、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下になるように原料配合をフィードバック制御することができる。
従来は、流動性に影響を及ぼす主な要因である水溶性アルカリ量を管理していることが多いが、水溶性アルカリ量は湿式分析する必要があるため、製造工程のオンライン管理が困難であった。一方、本発明のセメント組成物では、ベースセメント中の全アルカリ量およびCA量は自動分析できるので、製造工程のオンライン管理が可能である。
ベースセメントの全アルカリ量とフロー面積比の関係を示すグラフ。 ベースセメントのCA量とフロー面積比の関係を示すグラフ。 ベースセメントのSO量とフロー面積比の関係を示すグラフ。 製造方法の概略を示すフロー図。
以下、本発明を実施形態に基づいて具体的に説明する。
本発明は、低熱ポルトランドセメントをベースとしてシリカフュームを含有するセメント組成物において、ベースセメント中のCA量および全アルカリ量を一定範囲に限定することによって高い流動性を有するようにしたセメント組成物に関し、また、その製造方法に関する。
〔セメント組成物〕
本発明のセメント組成物は、低熱ポルトランドセメントをベースとしてシリカフュームを含有するセメント組成物であって、シリカフュームの置換率が7.5〜15質量%、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であり、水セメント比15%以下において5.0以上のフロー面積比を示すことを特徴とするシリカフューム含有高流動性セメント組成物である。好ましくは、本発明のセメント組成物は、水セメント比13%においてはフロー面積比が5.5以上であり、水セメント比12%においてはフロー面積比が5.0以上の高い流動性を有するセメント組成物である。
本発明のセメント組成物は、低熱ポルトランドセメントをベースセメントにする。低熱ポルトランドセメントはビーライトCS量を40質量%以上にして水和熱を抑えたセメントであり、長期強度の発現に優れ、コンクリートの低熱性、高強度性および高流動性に適している。本発明のセメント組成物において、低熱ポルトランドセメントの含有量は、好ましくは85.0〜92.5質量%である。低熱ポルトランドセメントの鉱物組成はCA量の他は、一般的な鉱物組成を有するものでよく、例えば、CSは60〜80質量%、CSは20〜30質量%の範囲である。
本発明のセメント組成物は、ベースの低熱ポルトランドセメントにシリカフュームを配合したセメント組成物であり、シリカフュームの置換率は7.5〜15質量%である。シリカフュームの置換率はセメント(C)とシリカフューム(SF)の合計重量に対するシリカフューム重量の比〔SF/(C+SF)×100%〕で表わされる。シリカフュームの置換率が7.5質量%未満では流動性および強度を高める効果が不十分であり、この置換率が15質量%を上回ると、製造工程において多くのシリカフュームを添加する必要があり製造効率が低下するばかりでなく、相対的にセメント量が少なくなるので強度低下を生じる場合がある。
本発明のセメント組成物において、ベースセメント中の全アルカリ量は0.35質量%以下である。全アルカリ量(RO)は、NaOとKOの合計量であり、RO=NaO+0.658・KO式によって表される。この全アルカリ量が0.35質量%を上回ると流動性が急激に低下する。
フロー面積比(Гp)は、モルタルやペーストの流動性を示す指標として一般に用いられており、次式[1]によって表される。式のFpは規格(JIS R 5201「セメントの物理試験方法」)に規定されるフロー値の測定方法において落下運動を行わないときのフロー値(0打フロー:mm)である。
Гp=〔Fp/100〕−1 ・・・[1]
本発明のセメント組成物は、例えば、ベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であれば、水セメント比13%においてフロー面積比が5.5以上(大部分が6以上)、水セメント比12%においてフロー面積比が5.0以上の高い流動性を有することができる。一方、全アルカリ量が0.35質量%を超えると、水セメント比13%でのフロー面積比は概ね5未満に低下する。
本発明のセメント組成物のベースセメント中のCA量は3.6質量%以下が好ましい。具体的には、CA量は、3.2〜3.6質量%が好ましい。CA量が3.6質量%を上回ると流動性が低下する傾向があり、4.0質量%を超えると流動性が大きく低下する。具体的には、CA量が3.6質量%以下では、水セメント比13%でのフロー面積比は5.5以上であり、高性能減水剤の種類によっては、フロー面積比は6.5以上である。一方、CA量が4.0〜4.1質量%では、水セメント比13%でのフロー面積比は4〜5程度に低下する。
本発明のセメント組成物を用いた超高強度コンクリートでは、通常、ポリカルボン酸系の高性能減水剤が添加される。この高性能減水剤を添加した超高強度コンクリートでも、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であることによって、水セメント比15%以下で、フロー面積比5.0以上の高い流動性を有することができる。
〔製造方法〕
本発明のセメント組成物は、低熱型ポルトランドセメントをベースとし、このベースセメント中のCA量を3.6質量%以下および全アルカリ量を0.35質量%以下に制御した後に、シリカフュームを混合して製造することができる。ベースセメント中のCA量および全アルカリ量は、蛍光X線分析などの自動分析によって定量できるので、製造工程をオンライン管理することができる。
図4に製造方法の概略を示す。図示するように、原料配合工程において調製されたベースセメント(低熱ポルトランドセメント)は、全自動化学分析装置を備えた組成分析工程に送られ、ベースセメントの組成が定量される。ここで、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下および全アルカリ量が0.35質量%以下であるものは、次のシリカフューム混合工程に送られる。一方、ベースセメント中のCA量および全アルカリ量がおのおの上記範囲を超えるものは、製造ラインから外される。さらに上記範囲を外れるCA量および全アルカリ量のデータは原料配合工程にフィードバックされ、ベースセメント中のCA量および全アルカリ量が上記範囲になるように原料の配合が調整される。
シリカフューム混合工程に送られたベースセメントには、シリカフュームが、置換率が7.5〜15質量%になるように混合されて、本発明のシリカフューム含有セメント組成物が出来上がる。
〔実施例1〕
セメントのCA量、SO量、NaO量、KO量、水溶性アルカリ量を変えた低熱ポルトランドセメント(ベースセメント)にシリカフュームを加え、シリカフュームによる置換率10質量%のシリカフューム含有セメントを調製した。ベースセメントの組成を表1に示す。
このシリカフューム含有セメント(C)に細骨材(S)と高性能減水剤(A〜D)を配合し、水を加えてモルタル試料を調製した。モルタルの配合条件を表2に示した。モルタルの練混ぜは、まずシリカフューム含有セメントと細骨材を15秒間空練りし、その後、水および高性能減水剤を投入し、120秒練混ぜた。ミキサ内のモルタルを掻き落とし、さらに220秒練混ぜた後、ミキサ内に5分間静置し、排出してフロー試験に供した。
このモルタル試料について、JIS規格(JIS R 5201)に従って、フロー面積比を求めた。結果を表1に示した。また、高性能減水剤Aの水セメント比13%と、高性能減水剤Aの水セメント比12%の試料について、ベースセメント中の全アルカリ量とフロー面積比の関係を図1に示し、ベースセメント中のCA量とフロー面積比の関係を図2に示した。また、高性能減水剤Aの水セメント比13%の試料について、ベースセメントのSO量とフロー面積比の関係を図3に示した。
表1および図1、図2に示すように、全アルカリ量が0.35質量%以下であってCA量が3.6質量%以下の試料は、水セメント比13%においてフロー面積比は概ね5.5以上であり、大部分は6以上である。また、これらの試料はセメント比12%においてフロー面積比は5.0以上である。
全アルカリ量が0.35質量%を超えるとフロー面積比が急激に低下する。さらに、CA量が3.6質量%を超えると一部を除き大部分はフロー面積比が低下する。
一方、図3に示すように、ベースセメントのSO量とフロー面積比については、特定の関係が見られない。
Figure 2018168004
Figure 2018168004

Claims (3)

  1. 低熱ポルトランドセメントをベースセメントとしてシリカフュームを含有するセメント組成物であって、シリカフュームの置換率が7.5〜15質量%、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下であり、水セメント比15%以下において5.0以上のフロー面積比を示すことを特徴とするシリカフューム含有高流動性セメント組成物。
  2. 水セメント比13%においてフロー面積比が5.5以上であり、水セメント比12%においてフロー面積比が5.0以上である請求項1に記載するシリカフューム含有高流動性セメント組成物。
  3. 低熱ポルトランドセメントをベースセメントとしてシリカフュームを含有するセメント組成物を製造する方法において、ベースセメント中の化学成分を自動分析する装置を製造ラインに設け、該分析装置によってベースセメント中の全アルカリ量およびCA量をオンラインで測定して、ベースセメント中のCA量が3.6質量%以下、およびベースセメント中の全アルカリ量が0.35質量%以下のベースセメントをシリカフューム混合工程に送り、該混合工程で置換率が7.5〜15質量%になるようにシリカフュームを混合してシリカフューム含有高流動性セメント組成物を製造する方法。


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