JP2012214330A - 高強度セメント組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケイ酸二カルシウム(C2S)含有量が60〜80質量%、アルミン酸三カルシウム(C3A)含有量が4質量%以下であってブレーン比表面積が3000〜4500cm2/gのセメントにシリカフュームを配合したセメント組成物であり、シリカフュームの置換率が7.5質量%〜15質量%、および水セメント比が10質量%〜13質量%のセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が40秒以下であることを特徴とする高強度セメント組成物。
【選択図】図2
Description
〔1〕ケイ酸二カルシウム(C2S)含有量が60〜80質量%、アルミン酸三カルシウム(C3A)含有量が4質量%以下であってブレーン比表面積が3000〜4500cm2/gのセメントにシリカフュームを配合したセメント組成物であり、シリカフュームの置換率が7.5質量%〜15質量%、および水セメント比が10質量%〜13質量%のセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が40秒以下であることを特徴とする高強度セメント組成物。
〔2〕シリカフュームの置換率が10質量%〜12.5質量%において、水セメント比が10質量%のシリカフュームを含むセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が35秒以下であり、かつ、水セメント比が13質量%のシリカフュームを含むセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が15秒以下である上記[1]に記載する高強度セメント組成物。
〔3〕材齢7日以内に蒸気養生を開始し、90℃で7日間蒸気養生した場合の圧縮強度が280N/mm2以上である上記[1]〜上記[2]の何れかに記載する高強度セメント組成物。
本発明のセメント組成物は、ケイ酸二カルシウム(C2S)含有量が60〜80質量%、アルミン酸三カルシウム(C3A)含有量が4質量%以下であってブレーン比表面積が3000〜4500cm2/gのセメントにシリカフュームを配合したセメント組成物であり、シリカフュームの置換率が7.5質量%〜15質量%、および水セメント比が10質量%〜13質量%のセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が40秒以下であることを特徴とする高強度セメント組成物である。
セメントとシリカフュームは、あらかじめ粉体混合用のミキサ等で十分混合したものを用いた。ミキサはホバートミキサを使用した。セメントペーストの製造は,所定の量の約半分のセメントおよびシリカフュームの混合物と混和剤を含む水をホバートミキサに入れて,低速で練り混ぜ,練混ぜを開始してから1分以内に残りの約半分の量のセメントおよびシリカフュームの混合物をミキサへ除々に入れて4分間練り混ぜた。その後,30秒間休止し,その間に,さじで練り鉢およびパドルに付着したセメントペーストをかき落とした。次に,中速で4分間練り混ぜた。
図1に示すVロート試験器を用いた。Vロート試験器10は30mmの均一な幅で、高さが240mm、表裏面が逆二等辺三角形状を有した角筒、上端には長さ270mmで幅30mmの試料投入口11aが設けられている。下端には一辺が30mmの正方形状の連通口11bが形成されたロート本体11と、ロート本体11の連通口11bに連通されている。これらの長さと幅はそれぞれ30mm、高さ60mmであり、下端には一辺が30mmの正方形状の試料吐出口12aが形成された鉛直な角筒の試料吐出部12を有する。
(a)水洗いしたVロート試験器10を、上面が水平となるように鉛直に設置し、内面を絞った湿布などで拭いて湿った状態に保つ。
(b)Vロート試験器10の試料吐出口12aを塞ぎ、セメントペーストをVロート試験器10の上端まで流し込む。
(c)セメントペーストの上面をVロート試験器10の上端面に合わせてならす。
(d)次いで、10秒以内に試料吐出口12aを開けてセメントペーストを流出させる。そのとき、Vロート試験器10の上方から観察して試料吐出口12aが開口するまで(Vロートに充填したセメントペーストが流下して内部が空になる)の時間を測定し、これを流下時間とする。
〔圧縮強度の測定〕JASS5 M-701:2005「高強度コンクリート用セメントの品質基準」(4.8 圧縮強度試験)に基づいて、材齢7日以内に90℃で蒸気養生7日間したときの圧縮強度を測定した。
表1に示す鉱物組成を有するセメント(A1,A2,B1〜B4)を用い、これにシリカフューム(BET比表面積17m2/g)、高性能減水剤(商品名:SSP-106H)、水および空気量調整剤(セメントとシリカフュームに対して0.2質量%)を加えてセメントペーストを調製した。シリカフューム置換率と水セメント比を変えたセメントペーストについて、0打フロー、Vロート流下時間、材齢3日後から90℃で7日間蒸気養生した際の圧縮強度を測定した。この結果を表2〜表6、図2〜図6に示す。なお、混和剤に含まれる固形分は水に補正した。
Claims (3)
- ケイ酸二カルシウム(C2S)含有量が60〜80質量%、アルミン酸三カルシウム(C3A)含有量が4質量%以下であってブレーン比表面積が3000〜4500cm2/gのセメントにシリカフュームを配合したセメント組成物であり、シリカフュームの置換率が7.5質量%〜15質量%、および水セメント比が10質量%〜13質量%のセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が40秒以下であることを特徴とする高強度セメント組成物。
- シリカフュームの置換率が10質量%〜12.5質量%において、水セメント比が10質量%のシリカフュームを含むセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が35秒以下であり、かつ、水セメント比が13質量%のシリカフュームを含むセメントペーストにおける0打フローが250〜270mmの場合のVロート流下時間が15秒以下である請求項1に記載する高強度セメント組成物。
- 材齢7日以内に蒸気養生を開始し、90℃で7日間蒸気養生した場合の圧縮強度が280N/mm2以上である請求項1〜請求項2の何れかに記載する高強度セメント組成物。
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---|---|---|---|---|
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