JP2018166939A - 吸収性物品 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の吸収性物品の好ましい一実施形態であるパンティライナー1(以下、「ライナー1」ともいう。)は、図1及び図2に示すように、着用者の肌側に配される表面シート2、着用者の着衣側に配される裏面シート3、及びこれらシート2,3間に配される吸収体4を備え、着用者の前側に配される前方領域1A及び後側に配される後方領域1Bとそれらの間に位置する中間領域1Cとを有すると共に、前方領域1Aから中間領域1Cを介して後方領域1Bに延びる縦方向Xとこれに直交する横方向Yとを有している。また、表面シート2と吸収体4との間に、セカンドシート5を有している。ここで中間領域1Cは、着用時に着用者の液排泄部(膣口等)に対向配置される領域である。尚、ここでいう「着用時」は、通常の適正な着用位置(当該吸収性物品の正しい着用位置)が維持された状態を意味し、吸収性物品が該着用位置からずれた状態にある場合は含まない。
ン、ポリプロピレン及びポリビニルアルコール等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル系繊維、ポリエチレン−ポリプロピレン複合繊維等が挙げられる。複合繊維の形態は特に制限されず、芯鞘型、サイド・バイ・サイド型等を適宜選択し得る。
サイド・バイ・サイド型等を適宜選択し得る。
消臭粒体の平均粒径は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置(例えば、堀場製作所社製、LA−920)を使用し、常法に従って測定することができる。測定条件は下記の通りである。
・測定セル:フローセル
・粒子径基準:体積
・分散媒:粒体の分散性がよい適当な溶媒、例えばエタノール/蒸留水=90/10質量%
・分散方法:攪拌、内蔵超音波3分
・透過率:70〜90%
・試料濃度:0.1%
有機消臭粒体あるいは無機消臭粒体の細孔径のピークは、細孔分布測定装置(日本ベル株式会社、商品名:BELSORP mini II)を用いて、液体窒素を用いた多点法により測定す
ることができる。細孔分布におけるピークトップを細孔径のピークとする。測定試料は110℃で1時間加熱する前処理を施す。
しい。ビニル共重合粒子における金属イオン含有率の上限は、特に制限されないが、ビニル共重合粒子に対して、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。ビニル共重合粒子における金属イオン含有率は、例えば、モノクロ励起EDX蛍光X線を用いて測定することができる。
鉄(II)、塩化鉄(III)、塩化亜鉛、塩化銅、過塩素酸銀、過塩素酸アルミニウム、過
塩素酸白金、過塩素酸亜鉛、過塩素酸ジルコニウム、硫酸銀、硫酸アルミニウム、硫酸銅、硫酸亜鉛等が挙げられ、これらを単独で用いても、2種類以上用いてもよい。特に好ましくは硝酸銀、酢酸銀、及び塩化亜鉛である。
シート状の吸収シートで形成されている。シート状の吸収シートとしては、上述した有機消臭粒体及び無機消臭粒体を含有し得るものであれば良く、例えば、織布、不織布、編布、紙等の繊維シートの他、樹脂製フィルム等であってもよく、あるいはこれらの2種以上を積層した複合シートであってもよい。
(i)上述した親水性繊維、有機消臭粒体及び無機消臭粒体、並びに水を含む懸濁液を、抄紙網を用いて脱水し、消臭剤を含む湿紙を形成する工程。
(ii)前記湿紙、又は前記湿紙を乾燥させる工程。
前記(i)及び(ii)の工程は、公知の湿式抄紙機を用いて常法に従って実施することができる。
表面シート2及び裏面シート3としては、パンティライナー、生理用ナプキンなどの吸
収性物品において通常用いられているものを特に制限なく用いることができる。
表面シート2としては、例えば、液透過性を有する親水性の不織布や穿孔フィルムなどを用いることができ、これらの不織布やフィルムは一般に熱可塑性樹脂、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル樹脂等から構成されている。
裏面シート3としては、例えば、液不透過性のフィルムや液難透過性の不織布などを用いることができ、液不透過性のフィルムは透湿性を有していてもよい。
セカンドシート5は、本技術分野においてサブレイヤーシートなどとも呼ばれる吸収性物品の構成部材であり、表面シート2から吸収体4への体液の透過性の向上、吸収体4に吸収された体液の表面シート2への液戻りの低減などの役割を担うシートである。セカンドシート5としては、親水性不織布や親水性の繊維集合体を用いることができ、不織布としては、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、レジンボンド不織布、スパンレース不織布、エアレイド不織布等が挙げられる。
消臭粒体0.1gを、23℃条件下でイオン交換水中100mLを入れた200mLビ
ーカー中に投入する。投入後沈降する時間が短いほど親水性が高いとする。なお、本明細書においては、消臭粒体を投入後30秒静置して、沈降したものを親水性とし、浮遊しているものを疎水性とする。
、さらに好ましくは40g/m2以下である。
また、吸収体4を形成する吸収シート1枚あたりの厚みに関しては、特に制限されず、吸収性物品の用途等に応じて適宜設定すればよいが、ライナー1に用いる場合、好ましくは0.05mm以上、さらに好ましくは0.1mm以上、そして、好ましくは2mm以下、さらに好ましくは1mm以下である。1枚当たりの吸収シートの厚みは特に断らない限り、下記方法により測定される厚み(0.5cN/cm2(=0.05kPa)荷重下で
の厚み)を意味する。
測定台に重さ2.5g、半径12.5mmの円形プレートを載置し、その状態での円形プレートの上面の位置を測定の基準点P1とする。次に円形プレートを取り除き、測定台に測定対象を置き、その上に円形プレートを再び載置し、その状態での円形プレートの上面の位置を位置P2とする。測定機器にはレーザ変位計(株式会社キーエンス製、CCDレーザ変位センサーLK−080)を用いる。前記基準点P1と前記位置P2との差を、測定対象の厚み、即ち、吸収体の0.5cN/cm2(=0.05kPa)圧力下での厚
みとする。
下、さらに好ましくは1.0g/m2以下である。またライナー1では、1枚の吸収シー
トにおける無機消臭粒体の含有量が、坪量にして、好ましくは0.1g/m2以上、さら
に好ましくは0.2g/m2以上、そして、好ましくは0.9g/m2以下、さらに好ましくは0.7g/m2以下である。有機消臭粒体の含有量は、1枚の吸収シートの全質量に
対して、好ましくは0.4質量%以上、さらに好ましくは0.7質量%以上、そして、好ましくは7質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。また、無機消臭粒体の含有量は、1枚の吸収シートの全質量に対して、好ましくは0.7質量%以上、さらに好ましくは0.9質量%以上、そして、好ましくは7質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下である。
例えば、上述したライナー1は、図2に示すように、吸収体4がシート状の吸収シートで形成されているが、図4及び図5に示すように、吸収体4が、パルプ繊維等の親水性繊維を積繊した吸収性コア41又は該繊維に吸水性ポリマーの粒子を保持させた混合積繊物である吸収性コア41をコアラップシート42で被覆したものであってもよい。図4及び図5に示す吸収体4の場合に、有機消臭粒体及び無機消臭粒体の坪量並びに親水性繊維の
坪量を、吸収体4の両側部4S,4Sそれぞれよりも中央部分4Cの方を多くするには、有機消臭粒体、無機消臭粒体及び水を含む懸濁液を、吸収性コア41の横方向Yの中央部分4Cに、例えば、スプレーによる噴霧法、刷毛塗り法、浸漬法の他、バーコーター、グラビアコーター、各種ロールコーター等を用いた塗布法によって、縦方向Xに沿って塗布して塗布部4Tを形成すればよい。又は、コアラップシート42の横方向Yの中央部分に縦方向X沿って前記懸濁液を塗布して塗布部4Tを形成し、塗布部4Tを形成したコアラップシート42によって積繊物である吸収性コア41を覆い、該シートの縦方向Xに沿う両側部を該吸収性コア41の着衣側面側に折り返すようにすればよい。図4及び図5に示すようにライナー1は、上述した図1及び図2に示すライナー1と同様の効果を奏することができる。
<2>前記有機消臭粒体の親水性は、前記無機消臭粒体の親水性よりも低い<1>の吸収性物品。
<3>前記有機消臭粒体は抗菌性金属を担持している<1>又は<2>の吸収性物品。
<4>前記吸収体は吸収シートである<1>〜<3>の何れか1に記載の吸収性物品。
<5>前記押圧部が前記吸収体まで押圧していない、<1>〜<4>の何れか1に記載の吸収性物品。
<6>前記表面シート及び前記セカンドシートは、前記押圧部で一体となっている<5>に記載の吸収性物品。
<7>前記親水性繊維及び前記消臭粒体の坪量の多い前記中央部分は、前記吸収体の縦方向の全長に亘っている<1>〜<6>の何れか1に記載の吸収性物品。
<8>前記有機消臭粒体又は前記無機消臭粒体の平均粒径が0.1〜100μm、好ましくは1〜50μmである、<1>〜<7>の何れか1に記載の吸収性物品。
<9>前記有機消臭粒体が、架橋性ビニルモノマー及びヘテロ芳香環を有するビニルモノマーを含むモノマー成分を共重合して得られる共重合体の粒子である<1>〜<8>の何れか1に記載の吸収性物品。
<10>前記共重合体がジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ジビニルベンゼン・2−ビニルピリジン共重合体又はスチレン・ジビニルベンゼン・2−ビニルピリジン共重合体である<9>の吸収性物品。
<11>前記有機消臭粒体が担持する抗菌性金属は、銀、亜鉛、アルミニウム、コバルト、ジルコニウム、セリウム、鉄、銅、ニッケル、白金であり、好ましくは銀又は亜鉛である、<3>〜<10>の何れか1に記載の吸収性物品。
<12>前記有機消臭粒体が銀又は亜鉛を担持するジビニルベンゼン・スチレン共重合体、ジビニルベンゼン・2−ビニルピリジン共重合体又はスチレン・ジビニルベンゼン・2−ビニルピリジン共重合体の粒体である、<11>に記載の吸収性物品。
<13>前記無機消臭粒体がカンクリナイト様鉱物、ゼオライト、モンモリロナイト、又は活性炭であり、好ましくはカンクリナイト様鉱物とゼオライト、更に好ましくはカンクリナイト様鉱物である、<1>〜<12>の何れか1に記載の吸収性物品。
<14>前記無機消臭粒体が担持する抗菌性金属は銀、銅、亜鉛又はジルコニウムである<13>に記載の吸収性物品。
<15>前記無機消臭粒体が銀又は亜鉛を担持するカンクリナイト様鉱物である<14>記載の吸収性物品。
<16>前記セカンドシートは熱融着性繊維を含んでいる<1>〜<15>の何れか1に記載の吸収性物品。
<17>前記表面シートは熱融着性繊維を含んでいる<1>〜<16>の何れか1に記載の吸収性物品。
<18>前記吸収性物品がパンティライナーである<1>〜<17>の何れか1に記載の吸収性物品。
吸収性物品として、花王株式会社のパンティライナー(商品名:ロリエ きれいスタイル 無香料)を用いた。このパンティライナーは図1及び2に示す構造を有しており、表面シート、セカンドシート、吸収シート及び裏面シートをこの順で備え、各々熱融着性繊維を含む表面シート及びセカンドシートが複数のピンエンボスで一体化されている吸収性物品である。この吸収性物品からコールドスプレーを用いて吸収体を除去し、その代わりに、上述した工程(i)及び(ii)を有する製造方法によって製造した吸収シートを吸収体として配置して実施例のサンプルを作製した。具体的には、製造された吸収シートを縦方向X100mm×横方向Y65mmの大きさに切り出し、図3に示すように横方向Yに折り畳んで積層構造の吸収体を得た。上述した工程(i)及び(ii)では、長網式抄紙機の抄紙網に、繊維材料と、下記消臭剤A及び下記消臭剤Bの2種と、水とを含む懸濁液を流し込んで脱水することにより、消臭粒体が内添された湿紙を得、次いで、該湿紙を加熱乾燥して吸収シートを製造した。前記繊維材料としては、セルロース系繊維の一種である木材パルプを用いた。製造された吸収シートの坪量は29g/m2であった。下記消
臭剤A(有機消臭粒体)の含有量は、1枚の吸収シートの全質量に対して、0.85質量%であり、下記消臭剤B(無機消臭粒体)の含有量は、1枚の吸収シートの全質量に対して、1.0質量%であった。
・消臭剤A:特許4880528号公報の実施例3に記載された硝酸銀担持消臭粒体(金属担持有機消臭粒体;モノマー(ジビニルベンゼン/2−ビニルピリジン=75%/25%)の共重合体。主成分はジビニルベンゼン、ビニルピリジン;担持金属は銀;金属担持量0.3質量%)
・消臭剤B:水澤化学工業株式会社製:商品名「ミズカナイトHP」(金属担持無機消臭粒体;主成分は二酸化ケイ素、酸化亜鉛、酸化アルミニウム;担持金属は亜鉛;金属担持量30質量%)
吸収体を以下に示す吸収シートに変更する以外は、実施例のサンプルと同様にして比較例のサンプルを作製した。比較例のサンプルに用いる吸収シートは、上記消臭剤A及び上記消臭剤Bの2種を、下記消臭剤Cの1種に変更する以外は、実施例のサンプルに用いる吸収シートと同様にして製造した。製造された吸収シートの坪量は29g/m2であった
。下記消臭剤C(無機消臭粒体)の含有量は、1枚の吸収シートの全質量に対して、1.2質量%であった。
・消臭剤C:特許第4836597号公報の実施例1で得られたAg置換カンクリナイト様鉱物(金属担持有機消臭粒体;ウニ型粒子形状、組成は0.05Ag2O・0.9Na2O・Al2O3・2SiO2・0.4NaNO3・0.7H2Oであった。比表面積は44.
7m2/gで、平均粒子径は8.3μm;銀担持量2.4質量%)
実施例及び比較例のサンプルについて、製品厚み、吸収時間、拡がり面積、液戻り量、圧縮仕事量、及び消臭性を、それぞれ下記方法により評価した。その結果を下記表1に示す。
測定台に重さ2.5g、半径12.5mmの円形プレートを載置し、その状態での円形プレートの上面の位置を測定の基準点P3とした。次に円形プレートを取り除き、測定台に実施例のサンプル又は比較例のサンプルを置き、その上に円形プレートを再び載置し、その状態での円形プレートの上面の位置を位置P4とした。測定機器にはレーザ変位計(株式会社キーエンス製、CCDレーザ変位センサーLK−080)を用いた。前記基準点P3と前記位置P4との差を、実施例のサンプル又は比較例のサンプルの厚み、即ち、製品の0.5cN/cm2(=0.05kPa)圧力下での厚みとした。各サンプルについ
て5回計測を行い、その平均値を当該サンプルの製品厚みとした。
先ず実施例のサンプル又は比較例のサンプルを表面シート側が鉛直上方を向くようにして水平に置いた。このサンプル上に、底部に直径10mmの注入口が付いた円筒つきアクリル板を重ねて、注入口から擬似血液0.5gを一括注入し、円筒内に溜まった擬似血液が表面シート上から無くなるまでの時間を測定した。各サンプルについて5回計測を行い、その平均値を当該サンプルの吸収時間とした。そして、表面シート上から擬似血液が無くなった直後の表面シートにおける擬似血液の液拡がり面積を測定した。各サンプルについて5回計測を行い、その平均値を当該サンプルの液の拡がり面積とした。擬似血液は、B型粘度計(東機産業株式会社製 型番TVB−10M、測定条件:ローターNo.19、30rpm、25℃、60秒間)を用いて測定した粘度が8mPa・sになるように、脱繊維馬血(株式会社日本バイオテスト研究所製)の血球・血漿比率を調製したものである。
上記吸収時間の測定後において、注入後1分間その状態を保持した。次に、円筒つきアクリル板を取り除き、サンプルの表面シート上に、予め秤量済みの吸液紙(アドバンテック社製の5Aの濾紙を10枚重ね合わせたもの)を重ねて載せた。更にその上に圧力が40gf/cm2になるように重りを載せて10秒間加圧した。加圧後、吸収紙を取り出し
、加圧前後の吸収紙の重さを測定して、吸収紙に吸収された擬似血液の重量(g)を算出した。各サンプルについて5回計測を行い、その平均値を当該サンプルの液戻り量とした。
実施例のサンプル及び比較例のサンプルについて、KES−FB3圧縮試験機(カトーテック製の自動化圧縮試験装置)を用いて圧縮仕事量WCを測定した。この値が大きいほどクッション性が良好であることを意味する。各サンプルについて5回計測を行い、その平均値を当該サンプルの圧縮仕事量とした。
密閉容器内の臭い成分濃度が予定濃度になるように、予め臭い成分の注入量を規定しておく。硫化水素の場合の濃度は4ppm、アンモニアの場合の濃度は60ppmとした。密閉容器内に実施例と比較例の各サンプルと規定量の臭い成分を注入後、容器を密閉し、30分後の容器内の臭い成分残留濃度を検知管にて測定した。
また消臭性の評価に関して、30分後の各臭い成分の残留濃度は表1に示す通りであった。即ち、硫化水素の場合、比較例のサンプルは1.8ppmで臭いが気になったのに対して、実施例のサンプルでは0.1ppmで臭いが気にならないレベルになっていた。アンモニアの場合、比較例のサンプルでは15.5ppmで臭いが気になるレベルであったのに対し、実施例のサンプルでは2.5ppmで臭いが気にならなかった。
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体(吸収シート)
5 セカンドシート
6 周縁シール部
7 粘着部
8 押圧部
1A 前方領域
1B 後方領域
1C 中間領域
X 縦方向
Y 横方向
Claims (6)
- 表面シート、裏面シート、及びこれらシート間に配される吸収体を含み、着用者の前側に配される前方領域及び後側に配される後方領域とそれらの間に位置する中間領域とを備えると共に、該前方領域から該中間領域を介して該後方領域に延びる縦方向とこれに直交する横方向とを有する吸収性物品であって、
前記表面シートと前記吸収体との間にセカンドシートを有し、
前記中間領域には、前記表面シートから前記セカンドシートに及ぶ窪んだ押圧部が間欠的に配されており、
前記吸収体は、親水性繊維と多孔性の消臭粒体とを含んでおり、
前記多孔性の消臭粒体は、有機消臭粒体及び無機消臭粒体を含み、
前記中間領域において、前記親水性繊維及び前記多孔性の消臭粒体の単位面積当たりの含有量は、前記吸収体の縦方向に沿う両側部それぞれよりも該両側部間の中央部分の方が多い、吸収性物品。 - 前記有機消臭粒体は、その親水性が前記無機消臭粒体の親水性よりも低い請求項1に記載の吸収性物品。
- 前記有機消臭粒体は、その粒体表面に抗菌性金属を担持している請求項1又は2に記載の吸収性物品。
- 前記吸収体は吸収シートで形成されている請求項1〜3の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記押圧部は、前記吸収体にまで及んでいない、請求項1〜4の何れか1項に記載の吸収性物品。
- 前記親水性繊維及び前記多孔性の消臭粒体の単位面積当たりの含有量が多い前記中央部分は、前記吸収体の縦方向の全長に亘っている請求項1〜5の何れか1項に記載の吸収性物品。
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