JP2018165276A - 化学品製造装置及び化学品製造方法 - Google Patents

化学品製造装置及び化学品製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】化学品を製造する際のエネルギー効率を向上し得る化学品製造装置を提供する。【解決手段】化学品製造装置1は、合成ガス化部11と、合成部16と、改質部12とを備える。合成ガス化部11は、炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる。合成部16は、合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する。改質部12は、合成ガス化部11及び合成部の少なくとも一方において生成した炭化水素を一酸化炭素と水素とに改質し、合成部16に供給する。改質部12は、合成ガス化部11からの排熱を利用して炭化水素の改質を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、化学品の製造装置及び化学品の製造方法に関する。
従来、バイオマスから合成された合成ガスを触媒を用いて反応させることによりエタノールを製造する方法が知られている(特許文献1を参照)。合成ガスを触媒反応させた場合、目的とするエタノールに加えて、メタン、エタン、エチレン等の炭化水素等の副生成物が生じ得る。特許文献1には、これらの副生成物を一酸化炭素と水素とに改質することが記載されている。
特開2012−149089号公報
バイオエタノール等の化学品を製造する際のエネルギー効率を向上したいという要望がある。
本発明の主な目的は、アルコール等の化学品を製造する際のエネルギー効率を向上し得る化学品製造装置及び化学品製造方法を提供することにある。
本発明に係る化学品製造装置は、合成ガス化部と、合成部と、改質部とを備える。合成ガス化部は、炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる。合成部は、合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する。改質部は、合成ガス化部及び合成部の少なくとも一方において生成した炭化水素を一酸化炭素と水素とに改質し、合成部に供給する。改質部は、合成ガス化部からの排熱を利用して炭化水素の改質を行う。
本発明に係る化学品製造装置では、改質部は、合成ガス化部及び合成部の両方から排出された炭化水素を改質してもよい。
本発明に係る化学品製造装置では、改質部は、炭素数が1〜6の炭化水素を改質してもよい。
本発明に係る化学品製造装置では、改質部は、メタンを改質してもよい。
本発明に係る化学品製造方法では、炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる。合成部において、合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する。炭素源の部分酸化工程及び化学品の合成工程において生成した炭化水素を一酸化炭素と水素とに改質し、合成部に供給する。炭化水素の改質を、炭素源の部分酸化時の排熱を利用して行う。
本発明によれば、化学品を製造する際のエネルギー効率を向上し得る化学品製造装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る化学品製造装置の模式図である。 第2の実施形態に係る化学品製造装置の模式図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
図1は、第1の実施形態に係る化学品製造装置の模式図である。図1に示される製造装置1は、有機性廃棄物やバイオマス等から、エタノール等の化学品を製造するための装置である。
製造装置1は、合成ガス化部11を備える。合成ガス化部11には、有機性廃棄物やバイオマス等の非化石有機性資源(炭素源)が供給される。合成ガス化部11は、炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる。通常、炭素源の部分酸化により、副生成物として、炭化水素及び二酸化炭素等が生成する。従って、合成ガスは、通常、一酸化炭素及び水素に加え、炭化水素及び二酸化炭素等を含む。合成ガス化部11は、生成した合成ガスを、改質部12に供給する。なお、副生成物としての炭化水素には、炭素数が1〜6の炭化水素が含まれる。特に、炭化水素にはメタンが多く含まれる。
改質部12は、合成ガスに含まれる炭化水素を、一酸化炭素と水素に改質する。改質部12は、改質した合成ガスを、除去部13に供給する。
除去部13は、合成ガス中の不純物を除去する。具体的には、合成ガス中の不純物を、液体に溶解させること等により、合成ガス中の不純物を除去する。除去部13は、不純物が除去された合成ガスを、脱硫部14に供給する。
脱硫部14は、合成ガス中の硫黄分を分離除去する。脱硫部14は、脱硫した合成ガスを二酸化炭素分離部15に供給する。
二酸化炭素分離部15は、合成ガスに含まれる二酸化炭素を分離除去する。二酸化炭素分離部15は、二酸化炭素が除去された合成ガスを合成部16に供給する。
合成部16は、合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する。具体的には、合成部16は、合成ガス中の一酸化炭素と水素とを触媒反応させることにより、アルコール等の化学品を合成する。触媒反応に用いる触媒としては、例えば、ロジウム、マンガン、リチウム、マグネシウムからなる4元触媒等が挙げられる。通常、合成ガスを触媒反応させることにより、副生成物として、炭化水素等が生成する。合成部16は、アルコール等の化学品、副生成物等を、気液分離部17に供給する。
気液分離部17は、供給されたものを、気体成分と液体成分とに分離する。これにより、アルコール等の化学品を含む液体が得られる。気液分離部17は、アルコール等の化学品を含む液体からアルコール等の化学品を精製する精製部に接続されていてもよい。
分離された気体成分には、未反応の一酸化炭素及び水素、並びに炭化水素等が含まれる。気液分離部17は、この気体成分を改質部12に供給する。
改質部12は、気体成分に含まれる炭化水素を、一酸化炭素と水素に改質する。従って、気体成分に含まれていた炭化水素の改質により生じた一酸化炭素及び水素と、未反応の一酸化炭素及び水素とは、合成部16に供給され、アルコール等の化学品の合成に供される。
改質部12において行われる改質反応は、吸熱反応である。このため、改質部12には、熱を供給する必要がある。製造装置1では、合成ガス化部11からの排熱が改質部12に供給される。改質部12は、合成ガス化部11からの排熱を利用して炭化水素の改質を行う。このため、改質部12に外部から供給すべき熱量を少なくできる。従って、アルコール等の化学品を製造する際のエネルギー効率を向上し得る。
以下、本発明の好ましい実施形態の他の例について説明する。以下の説明において、上記第1の実施形態と実質的に共通の機能を有する部材を共通の符号で参照し、説明を省略する。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態に係る化学品の製造装置の模式図である。本実施形態では、気液分離部17にガス分離部18が接続されている。ガス分離部18には、気液分離部17で分離された気体成分が供給される。ガス分離部18は、気体成分を、炭化水素と、それ以外の成分とに分離する。ガス分離部18は、炭化水素を、改質部12に供給する。ガス分離部18は、未反応の一酸化炭素及び水素を含むそれ以外の成分を、合成部16に供給する。このように本実施形態では、気液分離部17により分離された気体成分のうち、炭化水素のみを改質部12に供給することができる。よって、炭化水素の改質をより効率的に行うことができる。
1 製造装置
11 合成ガス化部
12 改質部
13 除去部
14 脱硫部
15 二酸化炭素分離部
16 合成部
17 気液分離部
18 ガス分離部

Claims (5)

  1. 炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる合成ガス化部と、
    前記合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する合成部と、
    前記合成ガス化部及び前記合成部の少なくとも一方において生成した炭化水素を一酸化炭素と水素とに改質し、前記合成部に供給する改質部と、
    を備え、
    前記改質部は、前記合成ガス化部からの排熱を利用して前記炭化水素の改質を行う、化学品製造装置。
  2. 前記改質部は、前記合成ガス化部及び前記合成部の両方から排出された炭化水素を改質する、請求項1に記載の化学品製造装置。
  3. 前記改質部は、炭素数が1〜6の炭化水素を改質する、請求項1又は2に記載の化学品製造装置。
  4. 前記改質部は、メタンを改質する、請求項3に記載の化学品製造装置。
  5. 炭素源を部分酸化して合成ガスを生成させる工程と、
    合成部において、前記合成ガスを触媒反応させることにより化学品を合成する工程と、
    前記炭素源の部分酸化工程及び前記化学品の合成工程において生成した炭化水素を一酸化炭素と水素とに改質し、前記合成部に供給する工程と、
    を備え、
    前記炭化水素の改質を、前記炭素源の部分酸化時の排熱を利用して行う、化学品の製造方法。
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