JP2018164122A - 受信装置及び遅延時間補正方法 - Google Patents

受信装置及び遅延時間補正方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018164122A
JP2018164122A JP2017058579A JP2017058579A JP2018164122A JP 2018164122 A JP2018164122 A JP 2018164122A JP 2017058579 A JP2017058579 A JP 2017058579A JP 2017058579 A JP2017058579 A JP 2017058579A JP 2018164122 A JP2018164122 A JP 2018164122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delay
unit
delay time
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017058579A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6817863B2 (ja
Inventor
光博 ▲高▼島
光博 ▲高▼島
Mitsuhiro Takashima
四本 宏二
Koji Yomoto
宏二 四本
洋一 串岡
Yoichi Kushioka
洋一 串岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Kokusai Electric Inc filed Critical Hitachi Kokusai Electric Inc
Priority to JP2017058579A priority Critical patent/JP6817863B2/ja
Publication of JP2018164122A publication Critical patent/JP2018164122A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6817863B2 publication Critical patent/JP6817863B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

【課題】 受信信号の周波数帯域幅を広げることなく、異なる伝送経路における遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号が得られる受信装置及び遅延時間補正方法を提供する。【解決手段】 第1のアンテナからの第1の伝送線路35と、第2のアンテナからの第2の伝送線路36での遅延差を補正するため、遅延部16が、第2の伝送線路36からの第2の信号を遅延させ、相関算出部17が、第1の伝送線路35からの第1の信号と、遅延された第2の信号との相関値を求め、相関値から第2の信号の振幅と位相を補正し、電力測定部18が、第1の信号から補正された第2の信号を減算して、減算結果の電力値を算出し、通信部19が、電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として遅延補正部22に設定し、遅延補正部22が、当該補正遅延時間で第2の伝送線路36からの第2の信号を遅延する受信装置及び遅延時間補正方法としている。【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のアンテナからで受信した信号を入力する受信装置及び遅延時間補正方法に係り、特に各アンテナからの伝送経路における遅延時間の差を補正して、受信特性を向上させることができる受信装置及び遅延時間補正方法に関する。
[先行技術の説明:図5]
無線通信システムの基地局等に接続され、複数のアンテナを備えた受信装置がある。
このような受信装置では、信号を受信する第1のアンテナと、第2のアンテナとを備え、受信装置において、受信したそれぞれの信号の相関をとって遅延差が生じないよう遅延の特性を向上させるようにしている。
従来の受信装置について図5を用いて説明する。図5は、従来の受信装置の構成を示す構成ブロック図である。
図5に示すように、従来の受信装置40は、信号を受信する第1のアンテナ51と、第2のアンテナ52とを備えている。
そして、第1のアンテナ51は、伝送線路53によって受信装置40に接続され、第2のアンテナ52は、伝送線路54によって受信装置40に接続されている。
ここで、伝送線路53と伝送線路54とは、ケーブルの長さが異なるため、信号の遅延時間にずれがある。また、第1のアンテナ51と第2のアンテナ52にも、アンテナの種類や個体差による遅延時間のずれが発生する場合がある。
そのため、受信装置40では、第1のアンテナ51からの信号と第2のアンテナ52からの信号について、伝送経路やアンテナの違いによる遅延差を補正して、タイミングを合わせて信号処理を行う必要がある。
従来の受信装置40は、フィルタ(1)41と、フィルタ(2)42と、A/D(Analog/ Digital)変換部(1)43と、A/D変換部(2)44と、相関算出部45と、遅延検出部46と、遅延補正部(1)47と、遅延補正部(2)48と、信号処理部49とを備えている。
従来の受信装置40の各部について説明する。
フィルタ(1)41は、伝送線路53から入力された信号について所望の帯域を通過させる。
フィルタ(2)42は、伝送線路54から入力された信号について所望の帯域を通過させる。
A/D変換部(1)43及びA/D変換部(2)44は、入力されたアナログ信号をディジタル信号に変換する。
相関算出部45は、A/D変換部(1)43及びA/D変換部(2)44でA/D変換されたディジタル信号について相関値を算出し、ピーク位置を出力する。
遅延検出部46は、ピーク位置に基づいて遅延時間を検出し、遅延補正部(1)47及び遅延補正部(2)48にそれぞれ適切な遅延時間を設定する。
例えば、第1のアンテナからの信号を基準として、遅延補正部(1)47には遅延時間0(ゼロ)を設定し、第2のアンテナからの信号について、第1のアンテナからの信号と遅延時間を合わせるように遅延補正部(2)48に適切な遅延時間を設定する。
遅延補正部(1)47は、設定された遅延時間だけ第1のアンテナからの信号を遅延させて信号処理部49に出力する。
遅延補正部(2)48は、設定された遅延時間だけ第2のアンテナからの信号を遅延させて信号処理部49に出力する。
信号処理部49は、タイミングが一致した2つの信号を入力して、それぞれの信号の復調処理を行って上位装置(基地局等)にそれぞれ出力、または、それぞれの信号の合成と復調処理を行って上位装置に出力する。
[関連技術]
尚、受信装置の従来技術としては、特開2015−170877号公報「ノイズキャンセラー装置」(株式会社日立国際電気、特許文献1)がある。
特許文献1には、複数のサブアンテナで受信された信号を用いて、それぞれの相関値より遅延差を無くすことが記載されている。
特開2015−170877号公報
しかしながら、従来の受信装置では、相関値に基づいて複数の伝送経路間の遅延差を検出するため、受信信号の周波数帯域幅が狭い場合や、受信信号の電力が小さい場合、また、受信信号が不定期な非連続信号であった場合などは、精度良く検出することができないという問題点があった。
また、従来の受信装置では、相関値の精度を向上させるために周波数帯域幅を広くすると、不要波を受信してしまい、かえって受信信号が劣化してしまうという問題点があった。
尚、特許文献1には、装置の運用前に、様々な遅延時間について、差分を取り、その電力値を測定して、最小となる遅延時間を補正遅延時間とすることは記載されていない。
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、受信信号の周波数帯域幅を広げることなく、異なる伝送経路からの信号の遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号を得ることができる受信装置及び遅延時間補正方法を提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、信号を受信する第1のアンテナと第2のアンテナとを備え、第1のアンテナからの第1の伝送経路と第2のアンテナからの第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する受信装置であって、第2の伝送経路からの第2の信号の遅延を補正する遅延補正部と、第1の伝送経路からの第1の信号と、遅延補正部から出力された第2の信号とを入力して信号処理を行う信号処理部と、第2の信号を設定された遅延時間で遅延させる遅延部と、第1の信号と遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、相関値に基づいて遅延された第2の信号の振幅及び位相を補正する相関算出部と、第1の信号から相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、前記差分信号の電力を算出する電力測定部と、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定する設定部とを備えたことを特徴としている。
また、本発明は、上記受信装置において、補正遅延時間には、第1のアンテナと第2のアンテナにおける遅延時間の差を補正する時間が含まれることを特徴としている。
また、本発明は、上記受信装置において、設定部が、電力測定部からの電力値を外部処理装置に出力すると共に、外部処理装置からの指示に従って、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に補正遅延時間を設定することを特徴としている。
また、本発明は、設定部が、予め記憶された遅延時間を順次遅延部に設定すると共に、電力測定部から入力された電力値が最小となる遅延時間を求め、遅延時間を補正遅延時間として遅延補正部に設定する制御部であることを特徴としている。
第1のアンテナに接続する第1の伝送経路と、第2のアンテナに接続する第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する遅延補正部を備えた受信装置における遅延時間補正方法であって、分配器が、信号発生器からの信号を分配して第1の伝送経路及び第2の伝送経路に入力し、遅延部が、第2の伝送経路からの第2の信号を遅延させ、相関算出部が、第1の伝送経路からの第1の信号と、遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、相関値に基づいて当該第2の信号の振幅と位相を補正し、電力測定部が、第1の信号から相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、差分信号の電力を算出し、設定部が、電力測定部からの電力値を外部処理装置に出力すると共に、外部処理装置からの指示に従って、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定し、遅延補正部が、設定された補正遅延時間で第2の伝送経路からの第2の信号を遅延することを特徴としている。
本発明によれば、信号を受信する第1のアンテナと第2のアンテナとを備え、第1のアンテナからの第1の伝送経路と第2のアンテナからの第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する受信装置であって、第2の伝送経路からの第2の信号の遅延を補正する遅延補正部と、第1の伝送経路からの第1の信号と、遅延補正部から出力された第2の信号とを入力して信号処理を行う信号処理部と、第2の信号を設定された遅延時間で遅延させる遅延部と、第1の信号と遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、相関値に基づいて遅延された第2の信号の振幅及び位相を補正する相関算出部と、第1の信号から相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、前記差分信号の電力を算出する電力測定部と、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定する設定部とを備えた受信装置としているので、異なる伝送経路からの信号の遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号を得ることができる効果がある。
また、本発明によれば、補正遅延時間には、第1のアンテナと第2のアンテナにおける遅延時間の差を補正する時間が含まれる上記受信装置としているので、アンテナの特性の違い等によるアンテナ自体の遅延時間の差も合わせて補正することができ、良好な特性の信号を得ることができる効果がある。
また、本発明によれば、第1のアンテナに接続する第1の伝送経路と、第2のアンテナに接続する第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する遅延補正部を備えた受信装置における遅延時間補正方法であって、分配器が、信号発生器からの信号を分配して第1の伝送経路及び第2の伝送経路に入力し、遅延部が、第2の伝送経路からの第2の信号を遅延させ、相関算出部が、第1の伝送経路からの第1の信号と、遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、相関値に基づいて当該第2の信号の振幅と位相を補正し、電力測定部が、第1の信号から相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、差分信号の電力を算出し、設定部が、電力測定部からの電力値を外部処理装置に出力すると共に、外部処理装置からの指示に従って、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定し、遅延補正部が、設定された補正遅延時間で第2の伝送経路からの第2の信号を遅延する遅延時間補正方法としているので、異なる伝送経路からの信号の遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号を得ることができる効果がある。
本発明の実施の形態に係る受信装置に、外部装置を接続した状態を示す構成ブロック図である。 本受信装置の運用時の構成を示す構成ブロック図である。 3つ以上のアンテナを備えた本装置の構成を示す説明図である。 フィルタ及び信号増幅器を備えた本装置の運用時の構成を示す説明図である。 従来の受信装置の構成を示す構成ブロック図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本発明の実施の形態に係る受信装置及び遅延時間補正方法は、第1のアンテナに接続する第1の伝送経路と、第2のアンテナに接続する第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する受信装置及び遅延時間補正方法であって、遅延部が、第2の伝送経路からの第2の信号を遅延させ、相関算出部が、第1の伝送経路からの第1の信号と、第2の信号との相関値を求め、相関値に基づいて第2の信号の振幅と位相を補正し、電力測定部が、第1の信号から補正された第2の信号を減算して、差分信号の電力値を算出し、設定部が、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定し、遅延補正部が、設定された補正遅延時間で第2の伝送経路からの第2の信号を遅延するようにしており、受信信号の周波数帯域幅を広げることなく、異なる伝送経路からの信号の遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号を得ることができるものである。
[実施の形態に係る測定装置の構成:図1]
本発明の実施の形態に係る受信装置(本受信装置)の構成について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る受信装置に、外部装置を接続した状態を示す構成ブロック図である。
図1では、本受信装置の運用前において、複数(ここでは2つ)のアンテナに接続される伝送線路における遅延時間のずれを補正するための構成を示しており、本受信装置10に、外部装置として信号発生器31と、信号分配器32と、パーソナルコンピュータ(Personal Computer;PC)37とが接続されている。
本受信装置10は、運用時には、A点とB点に信号を受信するアンテナが接続されるものであり、図では同一の長さで示されているが、実際にはケーブルの長さが異なるものである。
また、それぞれのアンテナも、その特性に応じて形状が異なることがある。
信号分配器32は、伝送線路33,35と、伝送線路34,36を介して本受信装置10に接続されている。
そして、図1の構成により、伝送線路35と伝送線路36における遅延時間の違いを補正する。伝送線路35,36は、それぞれ、請求項における第1の伝送経路、第2の伝送経路に相当している。
尚、伝送線路33及び伝送線路34は、遅延差がないものを用いている。
信号発生器31は、遅延時間のずれを測定するための信号を生成して出力するものであり、本受信装置の受信帯域幅分以上の信号を出力する。尚、信号発生器31で発生する信号は、十分な信号レベルで連続性を備えた信号であり、相関検出を精度良く行うことができる信号である。
信号分配器32は、信号発生器31から入力される信号を伝送線路33及び伝送線路34に出力する。
PC37は、2つの伝送経路の遅延時間の差を補正する補正遅延時間を算出するものであり、遅延差補正の処理を実現する。
また、PC37は、実際に設置されるアンテナによって生じる遅延時間のパラメータを記憶しており、アンテナに起因する遅延時間を考慮して補正遅延時間を算出する。PC37の処理については、後述する。
本受信装置10は、図1に示すように、従来と同様の構成部分として、フィルタ(1)11と、フィルタ(2)12と、A/D変換部(1)13と、A/D変換部(2)14と、遅延補正部(1)23と、遅延補正部(2)24と、信号処理部25とを備え、本受信装置10の特徴部分として、遅延部(1)15と、遅延部(2)16と、相関算出部17と、電力測定部18と、通信部19と、遅延変更部21と、遅延設定部22とを備えている。
従来と同様の構成部分について簡単に説明する。
フィルタ(1)11及びフィルタ(2)12は、それぞれ、第1のアンテナからの信号と第2のアンテナからの信号について所望の帯域(本受信機の受信帯域)を通過させる。
A/D変換部(1)13及びA/D変換部(2)14は、入力された信号をA/D変換する。
遅延補正部(1)23及び遅延補正部(2)24は、それぞれ、第1のアンテナからの信号と第2のアンテナからの信号について、設定された遅延補正時間だけ遅延させる。
信号処理部25は、遅延補正部(1)23からの信号と、遅延補正部(2)24からの信号とを入力して、入力された信号を復調する信号処理を行う。なお、遅延時間を補正したそれぞれの信号を合成して復調、もしくはそれぞれの信号を個別に復調する信号処理を装置によって適宜行うものである。
本受信装置10の特徴部分について具体的に説明する。
本受信装置10の内部は、ディジタル回路部分を含め、遅延時間のずれが発生しないように構成されている。
遅延部(1)15は、設定された遅延時間で、A/D変換部(1)13からの信号を遅延させる。
遅延部(2)16は、設定された遅延時間で、A/D変換部(2)14からの信号を遅延させる。
ここでは、説明を簡単にするために、遅延部(1)13の遅延時間を0としており、遅延部(2)14の遅延時間を、特定の範囲内で様々に変えて設定し、最適な遅延時間を求めるようにしている。この場合、遅延部(1)13を設けない構成としてもよい。
また、遅延部(1)13及び遅延部(2)14における遅延時間を両方とも変化させてもよいし、遅延部(2)14の遅延時間を0として、遅延部(1)13における遅延時間を変化させてもよい。
相関算出部17は、遅延部(1)13からの信号と、遅延部(2)14で遅延された信号とを入力して、相関値を算出する。そして、相関算出部17は、相関値に基づいて、遅延された信号の位相と振幅とを補正する。
伝送路の違いで負荷が変化するため、位相だけではなく振幅も補正するものである。
電力測定部18は、相関算出部17から出力された信号と、補正された信号とを入力して、両者の差分を算出し、差分信号の電力値を算出する。
通信部19は、外部装置であるPC37に接続し、電力測定部18からの電力値をPC37に出力する。
それと共に、通信部19は、PC37からの指示に従って遅延変更部21に遅延時間を設定し、または、遅延設定部22に補正遅延時間を設定する。
尚、通信部19は、請求項に記載した設定部に相当している。
ここで、遅延変更部21に設定される遅延時間は、予めPC37に記憶されている特定範囲内の複数の遅延時間の値であり、PC37はこれらの遅延時間を順次切り替えて通信部19に出力し、通信部19を介して遅延変更部21に設定するようになっている。
また、通信部19が遅延設定部22に設定する補正遅延時間は、上述した複数の遅延時間について電力値を測定した結果、差分信号の電力値が最小となった場合の遅延時間に相当しており、更に、アンテナに起因する遅延差が、PC37に記憶されたパラメータで微調整された時間となっている。
すなわち、後述するように、まず、線路長に起因する遅延差を補正するため、差分信号の電力値が最小となる遅延時間が特定され、更に当該遅延時間についてアンテナに起因する遅延差が補正されて、遅延変更部21に設定される補正遅延時間となるものである。
遅延変更部21は、遅延部(1)15,遅延部(2)16に遅延時間を設定するものであり、例えば、通信部19から遅延時間が設定されると、遅延部(2)に当該遅延時間を設定する。また、遅延変更部21は、遅延部(1)15には遅延時間0を設定しておく。
遅延設定部22は、通信部19から設定された補正遅延時間を、遅延補正部(1)23及び遅延補正部(2)24に設定する。
尚、ここでは、第1のアンテナの系からの信号を基準としているので、遅延補正部(1)23には予め補正遅延時間として0を設定しておいてもよいし、遅延補正部(1)23を設けない構成としてもよい。
これにより、遅延補正部(1)23から出力される第1のアンテナの系からの信号と、遅延補正部(2)24で遅延時間を補正された第2のアンテナの系からの信号との遅延時間が同一となり、信号処理部25において、タイミングの合ったそれぞれの信号を用いて、遅延差を低減した受信信号を得ることができるものである。
[本受信装置における動作:図1]
次に、本受信装置における運用開始前の動作について図1を用いて説明する。
図1に示すように、本受信装置10に接続された信号発生器31において、本受信装置10の受信帯域幅以上の信号が生成されて出力され、当該信号は、信号分配器32において、第1の経路(伝送線路33+35)と、第2の経路(伝送線路34+36)に分配される。
上述したように、伝送線路35と伝送線路36の長さが異なるため、それぞれの経路間で、遅延時間にずれが生じる。
伝送線路35から本受信装置10に入力された信号(第1の信号とする)は、フィルタ(1)11で帯域制限され、A/D変換部(1)13でディジタル信号に変換されて分岐され、一方は遅延部(1)15に入力されるが、遅延されることなく、そのまま相関算出部17に入力される。
分岐された他方の信号は、遅延補正部(1)23に入力される。
伝送線路36から本受信装置10に入力された信号(第2の信号とする)は、フィルタ(2)12で帯域制限され、A/D変換部(2)14でディジタル信号に変換されて分岐され、一方は遅延部(2)16に入力され、設定された遅延時間だけ遅延されて、相関算出部17に出力される。
分岐された他方の信号は、遅延補正部(2)15に入力される。
第1の信号と、遅延された第2の信号は、相関算出部17で相関演算が行われ、相関値が算出されて、相関値に基づいて、遅延された第2の信号の位相及び振幅が補正される。
相関算出部17から出力された第1の信号と、補正された第2の信号は、電力測定部18に入力されて、第1の信号から補正された第2の信号が減算され、差分信号の電力値が測定される。
電力測定部18から出力された電力測定値は、通信部19を介してPC37に入力される。
PC37では、通信部19の設定先を遅延変更部21に切り替え、予め設定されている特定範囲内の遅延時間の値の一つを通信部19に出力すると共に、通信部19から電力値を受信すると、当該遅延時間に対応付けて記憶し、次の遅延時間の値を設定して、電力値を取得する。PC37は、遅延時間の設定と電力値の取得の処理を、特定範囲内で予め決められている全ての遅延時間の値について繰り返す。
そして、PC37は、特定範囲内の全ての遅延時間について電力測定値の取得が完了すると、最も電力測定値が小さい遅延時間の値を特定(選択)する。差分信号の電力が最小となる場合とは、2つの経路からの信号が最も等しくなる場合であり、順次設定した遅延時間の中で、当該遅延時間が最適であることを示している。
更に、PC37は、実際にA点及びB点に取り付けられるアンテナ自体の遅延時間に関するパラメータ(アンテナパラメータ)を用いて、特定された遅延時間を微調整する。
そして、PC37は、通信部19の設定先を遅延設定部22に切り替え、微調整された遅延時間を補正遅延時間として通信部19に出力する。補正遅延時間は、伝送線路35と伝送線路36の経路における遅延時間の差を補償する最適な時間である。
つまり、PC37は、特定範囲内の複数の遅延時間について、順次遅延部(2)16に設定しながら、差分信号の電力値を取得し、電力値が最小となった遅延時間を特定し、アンテナの個体差を反映させた微調整を行って、補正遅延時間を出力する処理を行うものである。
通信部19は、PC37から入力された補正遅延時間を遅延設定部22に出力し、遅延設定部22は、入力された補正遅延時間を遅延補正部(2)24に設定する。
これにより、A/D変換部(2)14から出力、分岐された第2の信号の内、他方の信号は、遅延補正部(2)24で補正遅延時間だけ遅延されて、遅延されない第1の信号とタイミングが合った状態で信号処理部25に入力されることになる。
このようにして、運用開始前の本受信装置10では、アンテナからの伝送線路35と伝送線路36における遅延時間の差や、A点及びB点に取り付けられるアンテナの個体差による遅延時間の差を補正して、2つの伝送経路における遅延時間を等しくし、運用時には適切に2つの伝送経路における遅延時間を等しくし、良好な受信信号を得ることができるものである。
尚、通信部19の代わりに、補正遅延時間を求める処理を行う制御部を設け、PC37で行っている処理を受信装置10の内部で行う構成としてもよい。
[差分信号の電力値測定]
次に、電力測定部18における電力の測定箇所(周波数)について説明する。
電力測定部18において、差分信号の電力を測定する周波数範囲は、受信装置の受信帯域幅全体に亘る範囲としてもよいし、もっと狭い特定の帯域幅分でもよい。
また、狭い帯域を1箇所選択してもよいし、複数の帯域を選択して測定してもよい。
広い周波数範囲を測定する場合、当該周波数範囲に含まれる特定間隔の周波数毎に電力値が測定されるため、遅延時間に対応して記憶される電力値の数も多くなる。
そして、本受信装置10では、電力測定部18の入力段に、電力値を測定するように設定された周波数範囲(周波数帯域)に応じたフィルタを設け、所望の帯域について電力値を算出するようにしている。
1つの電力測定部18において、順次帯域を切り替えて電力値を測定してもよいし、複数の電力測定部18を設けて、並列的に測定してもよい。
電力測定部18における電力の測定帯域(中心周波数)及び帯域幅は、PC37から設定される。
[最適な遅延時間の選択方法]
次に、最適な遅延時間(パラメータ調整を行う前の遅延時間)を求める場合の選択方法について説明する。
電力値を測定する周波数帯域を複数箇所とした場合、PC37では、それぞれの周波数帯域について、遅延部(2)に設定した遅延時間と、電力測定部18からの電力値とを対応付けて記憶する。
そして、例えば、遅延時間毎に当該複数の周波数帯域における電力値を合計し、合計値が最小となる遅延時間を最適な遅延時間として選択する方法がある。
また、複数の周波数帯域のうち、特定の周波数帯域における電力値が最小となる遅延時間を最適な遅延時間とする方法もある。
また、複数の帯域について電力値を測定する場合には、遅延時間に対応して複数の電力値が記憶されているので、帯域毎に遅延時間毎の最大の電力値を比較して最大となる電力値を選択し、それらの電力値を比較して、最小となる遅延時間を最適な遅延時間として選択する方法でもよい。
これらの選択方法は、実際の通信状態等に応じて、適宜選択して外部からPC37に設定しておく。また、遅延時間の選択方法は随時変更可能としている。
[運用時における本受信装置:図2]
次に、本受信装置の運用時の構成について図2を用いて説明する。図2は、本受信装置の運用時の構成を示す構成ブロック図である。
図2に示すように、運用時には、信号を受信する第1のアンテナ38が図1に示した伝送線路35のA点に接続され、信号を受信する第2のアンテナ39が伝送線路36のB点に接続され、図1に示した伝送線路33,34から先は接続されない。
上述したように、本受信装置10の運用開始前に、図1の構成を用いて、伝送線路35と伝送線路36における遅延時間の差を補正すると共に、アンテナ38とアンテナ39の違いによる遅延時間の差を補正するように、遅延補正部(2)に補正遅延時間が設定されている。
遅延設定部22は不揮発性メモリを備えており、通知された補正遅延時間を不揮発性メモリに記憶しておく。これにより、本受信装置10の電源が切断されても、補正遅延時間が消去されることはない。
そして、電源が再投入されると、遅延設定部22は不揮発性メモリから補正遅延時間を読み込んで、遅延補正部(2)24に設定する。
[3つ以上のアンテナを備えた例:図3]
次に、本受信装置において3つ以上のアンテナを備えた例について図3を用いて説明する。図3は、3つ以上のアンテナを備えた本装置の構成を示す説明図である。
図3に示すように、本受信装置60には、伝送線路62−1,62−2,…62−nを介して、アンテナ61−1,61−2,…61−nが接続されている。
図3では、運用時の構成を示しているが、図2と同様に、受信装置60は、各伝送線路62−1,62−2,…62−nに対応する遅延補正部を備え、例えば伝送線路62−1を基準とした場合の他の伝送線路62−2,…62−nの遅延量を補正遅延時間で補正するようになっている。
また、図1の遅延部(1)15、遅延部(2)16のように、各伝送線路に対応する遅延部が設けられている。
また、受信装置60の運用開始前には、図1と同様に、信号分配器31から信号分配器32を介して、伝送線路62−1,62−2,…62−nに共通の信号を出力し、例えば伝送線路62−1基準として、他の各伝送線路の補正遅延時間を求めておく。
具体的には、本受信装置60において、図1に示したように、相関算出部17が、伝送線路62−1と62−2、62−1と62−3、…62−1と62−nの組み合わせについて相関値を算出し、それに基づいて伝送線路62−2、62−3、…62−nからの信号の位相及び振幅を補正し、電力測定部18で各組み合わせの差分信号の電力値を算出する。
そして、PC37において、遅延時間とそれに対応する電力値とから、それぞれの組み合わせにおいて伝送線路62−2、62−3、…62−nにおける最適な遅延時間を選択し、アンテナパラメータを用いて調整し、補正遅延時間を求めて、通信部19を介して遅延設定部22に設定する。
そして、遅延設定部22が、各遅延補正部に補正遅延時間を設定するようになっている。
これにより、3つ以上のアンテナを備えた構成においても、各伝送線路における遅延及びアンテナの個体差に基づく遅延を遅延補正部で補正することができ、良好な受信信号を得ることができるものである。
[フィルタ及び信号増幅器を備えた構成例:図4]
次に、フィルタ及び信号増幅器を備えた構成例について図4を用いて説明する。図4は、フィルタ及び信号増幅器を備えた本装置の運用時の構成を示す説明図である。
アンテナからの伝送経路上には、信号の帯域を調整するフィルタや伝送によるロスを補う増幅器が設けられることがある。
図4では、図2の受信装置10の運用時において、アンテナ38の経路にフィルタ63を設け、アンテナ39の経路に信号増幅器64を設けた構成を示している。
このような構成においても、本受信装置10は、運用開始前に、フィルタ63や信号増幅器64を備えた経路全体の遅延量を調整することができるものである。
例えば、図1に示したPC37が、「伝送線路35a+フィルタ63+伝送線路35b」の経路を基準として、「伝送線路36a+信号増幅器64+伝送線路36b」の遅延時間を補正する補正遅延時間を求め、遅延補正部(2)48に設定することにより、フィルタ63や信号増幅器64があっても、2つの経路の遅延時間を合わせて、精度の高い受信信号を得ることができるものである。
[実施の形態の効果]
本発明の実施の形態に係る受信装置及び遅延時間補正方法は、信号を受信する第1のアンテナからの第1の伝送線路35と、信号を受信する第2のアンテナからの第2の伝送線路36における信号の遅延時間の差を補正する受信装置であって、遅延部(2)16が、第2の伝送線路36からの第2の信号を遅延させ、相関算出部17が、第1の伝送線路35からの第1の信号と、遅延された第2の信号との相関値を求め、相関値に基づいて第2の信号の振幅と位相を補正し、電力測定部18が、第1の信号から補正された第2の信号を減算して、減算結果となる差分信号の電力値を算出し、通信部19が、遅延部(2)16に遅延時間を設定し、遅延補正部22に、電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定し、遅延補正部22が、設定された補正遅延時間で第2の伝送線路36からの第2の信号を遅延して、信号処理部25に出力する受信装置及び遅延時間補正方法としているので、受信信号の周波数帯域幅を広げることなく、異なる伝送線路で伝送される信号の遅延差を精度良く検出して、良好な特性の受信信号を得ることができる効果がある。
また、本受信装置及び本遅延時間補正方法によれば、アンテナ毎の個体差による遅延時間の違いを、パラメータとして記憶しておき、補正遅延時間を当該パラメータで調整するようにしているので、アンテナに起因する遅延差も含めて補正することができ、高精度に遅延時間を補正できる効果がある。
また、本受信装置及び本遅延時間補正方法によれば、電力測定部18において、第1の信号から補正された第2の信号を減算した差分信号について、受信装置の受信帯域幅全てに亘って電力値を求めてもよいし、特定の帯域について求めてもよいし、複数の帯域について求めてもよく、受信装置の特性や使用目的に応じて適宜選択することにより、実際の運用に合わせて精度良く遅延差を補正することができる効果がある。
また、本受信装置に接続されるPC37が、最適な遅延時間を選択する際に、遅延時間毎に電力値を合計し、合計の電力値が最小になる遅延時間を選択してもよいし、特定の周波数帯域の電力値が最小となる遅延時間を選択してもよいし、遅延時間毎に複数の周波数帯域について電力値を測定した場合に、帯域毎に最大の電力値を選択し、帯域間で最大の電力値を比較して、それが最小となる遅延時間を選択してもよく、受信装置の特性や使用目的に応じて適宜選択することにより、実際の運用に合わせて精度良く遅延差を補正することができる効果がある。
本発明は、複数のアンテナからの伝送経路における遅延時間の差を補正して、受信特性を向上させることができる受信装置及び遅延時間補正方法に適している。
10,40,60…受信装置、 11,41…フィルタ(1)、 12,42…フィルタ(2)、 13,43…A/D変換部(1)、 14,44…A/D変換部(2)、 15…遅延部(1)、 16…遅延部(2)、 17,45…相関算出部、 18…電力測定部、 19…通信部、 21…遅延変更部、 22…遅延設定部、 23,47…遅延補正部(1)、 24,48…遅延補正部(2)、 25,49…信号処理部、 31…信号発生器、 32…信号分配器、 33,34,35,36…伝送線路、 37…PC、 38,39,51,52,61…アンテナ、 46…遅延検出部

Claims (5)

  1. 信号を受信する第1のアンテナと第2のアンテナとを備え、前記第1のアンテナからの第1の伝送経路と前記第2のアンテナからの第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する受信装置であって、
    前記第2の伝送経路からの第2の信号の遅延を補正する遅延補正部と、
    前記第1の伝送経路からの第1の信号と、前記遅延補正部から出力された第2の信号とを入力して信号処理を行う信号処理部と、
    前記第2の信号を設定された遅延時間で遅延させる遅延部と、
    前記第1の信号と前記遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、前記相関値に基づいて前記遅延された第2の信号の振幅及び位相を補正する相関算出部と、
    前記第1の信号から前記相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、前記差分信号の電力を算出する電力測定部と、
    前記遅延部に遅延時間を設定し、前記遅延補正部に前記電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定する設定部とを備えたことを特徴とする受信装置。
  2. 補正遅延時間には、第1のアンテナと第2のアンテナにおける遅延時間の差を補正する時間が含まれることを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 設定部が、前記電力測定部からの電力値を外部処理装置に出力すると共に、前記外部処理装置からの指示に従って、遅延部に遅延時間を設定し、遅延補正部に補正遅延時間を設定することを特徴とする請求項1又は2記載の受信装置。
  4. 設定部が、予め記憶された遅延時間を順次遅延部に設定すると共に、前記電力測定部から入力された電力値が最小となる遅延時間を求め、前記遅延時間を補正遅延時間として遅延補正部に設定する制御部であることを特徴とする請求項1又は2記載の受信装置。
  5. 第1のアンテナに接続する第1の伝送経路と、第2のアンテナに接続する第2の伝送経路における信号の遅延時間の差を補正する遅延補正部を備えた受信装置における遅延時間補正方法であって、
    分配器が、信号発生器からの信号を分配して前記第1の伝送経路及び前記第2の伝送経路に入力し、
    遅延部が、前記第2の伝送経路からの第2の信号を遅延させ、
    相関算出部が、前記第1の伝送経路からの第1の信号と、前記遅延部で遅延された第2の信号との相関値を算出し、前記相関値に基づいて当該第2の信号の振幅と位相を補正し、
    電力測定部が、前記第1の信号から前記相関算出部で補正された第2の信号を減算して差分信号を求め、前記差分信号の電力を算出し、
    設定部が、前記電力測定部からの電力値を外部処理装置に出力すると共に、前記外部処理装置からの指示に従って、前記遅延部に遅延時間を設定し、前記遅延補正部に前記電力値が最小となる遅延時間を補正遅延時間として設定し、
    前記遅延補正部が、前記設定された補正遅延時間で前記第2の伝送経路からの第2の信号を遅延することを特徴とする遅延時間補正方法。
JP2017058579A 2017-03-24 2017-03-24 受信装置及び遅延時間補正方法 Active JP6817863B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058579A JP6817863B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 受信装置及び遅延時間補正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017058579A JP6817863B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 受信装置及び遅延時間補正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018164122A true JP2018164122A (ja) 2018-10-18
JP6817863B2 JP6817863B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=63860280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017058579A Active JP6817863B2 (ja) 2017-03-24 2017-03-24 受信装置及び遅延時間補正方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6817863B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114884562A (zh) * 2022-05-05 2022-08-09 武昌理工学院 一种基于跳转处理的延迟信号处理方法

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1220792A (zh) * 1997-03-18 1999-06-23 松下电器产业株式会社 阵列天线无线电接收装置的校准装置
JP2003046420A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Mitsubishi Electric Corp 干渉波抑圧装置
JP2003249883A (ja) * 2002-02-26 2003-09-05 Kenwood Corp ダイバーシチ受信機
JP2006025047A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Fujitsu Ltd 無線受信装置、無線送信装置及びキャリブレーション方法
US20080096509A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Maxlinear, Inc. Low Complexity Diversity Receiver
JP2015170877A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社日立国際電気 ノイズキャンセラー装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1220792A (zh) * 1997-03-18 1999-06-23 松下电器产业株式会社 阵列天线无线电接收装置的校准装置
JP2003046420A (ja) * 2001-07-30 2003-02-14 Mitsubishi Electric Corp 干渉波抑圧装置
JP2003249883A (ja) * 2002-02-26 2003-09-05 Kenwood Corp ダイバーシチ受信機
JP2006025047A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Fujitsu Ltd 無線受信装置、無線送信装置及びキャリブレーション方法
US20080096509A1 (en) * 2006-10-19 2008-04-24 Maxlinear, Inc. Low Complexity Diversity Receiver
JP2010507935A (ja) * 2006-10-19 2010-03-11 マックス リニアー、インコーポレイテッド 複雑度の低いダイバーシティレシーバ
JP2015170877A (ja) * 2014-03-05 2015-09-28 株式会社日立国際電気 ノイズキャンセラー装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114884562A (zh) * 2022-05-05 2022-08-09 武昌理工学院 一种基于跳转处理的延迟信号处理方法
CN114884562B (zh) * 2022-05-05 2023-08-11 武昌理工学院 一种基于跳转处理的延迟信号处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6817863B2 (ja) 2021-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100758309B1 (ko) 다중 안테나를 구비한 무선통신 시스템의 rf 경로 오차보정 장치 및 그 방법
JP4106370B2 (ja) 直交変調装置の校正方法、直交変調装置および無線端末試験装置
JP5736545B2 (ja) フェイズドアレーアンテナのブランチ間補正装置及びフェイズドアレーアンテナのブランチ間補正方法
JP6650599B2 (ja) フェーズドアレイ送信装置及びキャリアリーク補正方法
JP3519276B2 (ja) キャリブレーション装置
WO2005015756A1 (ja) 送信装置
JPWO2016167253A1 (ja) 送信器、送信方法、位相調整装置、位相調整方法
JP2005304004A (ja) Pll変調回路及びポーラ変調装置
JP6817863B2 (ja) 受信装置及び遅延時間補正方法
JP2006319412A (ja) 無線受信装置、及び無線送信装置
JPH11312917A (ja) アレーアンテナ無線通信装置
JP7206882B2 (ja) 位相差調整回路
US10469110B1 (en) Noise canceller device
JP2005164295A (ja) 周波数変換回路の特性測定及び校正方法
US20060202891A1 (en) Array antenna reception apparatus and received signal calibration method
JP2000286629A (ja) 無線送信装置及び送信指向性調整方法
JP2007089067A (ja) 無線通信方法及び無線通信装置
JP2002077016A (ja) 通信装置及び通信方法
US10924320B2 (en) IQ mismatch correction module
JP2006352525A (ja) 通信装置及び補正テーブル作成方法
JP2012039560A (ja) 無線基地局装置
JP6659642B2 (ja) アレイアンテナ装置およびキャリブレーション方法
JPH07221688A (ja) 受信電界検出回路
JP2023150301A (ja) 無線通信装置、無線通信システム、キャリブレーション方法およびキャリブレーションプログラム
JP6449569B2 (ja) 位相補正装置、位相補正方法、及び位相補正プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6817863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250