JP2018163821A - 電線接続構造及び電線接続方法 - Google Patents

電線接続構造及び電線接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】径が異なる電線同士が接続スリーブにより接続された電線接続構造において、電気的接続及び機械的接続が良好となる構成を提供する。【解決手段】電線接続構造1の接続スリーブ10には、小径電線挿入口11が軸方向の一端に形成されるとともに、大径電線挿入口12が軸方向の他端に形成されている。接続スリーブ10は、小径被覆圧着部14と、導体圧着部15と、ストッパ13と、を備える。小径被覆圧着部14は、軸方向の小径電線挿入口11寄りに配置されており、小径電線30の被覆部を圧着している。導体圧着部15は、軸方向の大径電線挿入口12寄りに配置されており、小径電線30の導体部と大径電線40の導体部を重ねた状態で圧着している。ストッパ13は、小径被覆圧着部14と導体圧着部15の間に配置されており、大径電線40が小径被覆圧着部14に到達することを防止する。【選択図】図2

Description

本発明は、主として、径が異なる2つの電線が接続スリーブによって電気的かつ機械的に接続された電線接続構造に関する。
自動車のワイヤハーネスにおいて、コネクタの端子に電気的導通の不具合が発生した場合、通常は以下のようにしてリペア作業が行われる。即ち、作業者は、先ず不具合が発生した端子をコネクタハウジングから取り外し、当該端子に繋がっている電線を中途部で切断して、端子と電線とを除去する。次に、作業者は、端子が圧着されたリペアワイヤの電線と、切断された電線の残りの部分とを、接続スリーブを用いて圧着する。最後に、リペアワイヤの端子がコネクタハウジングに装着され、リペア作業が完了する。特許文献1は、この種のリペア作業に用いる接続スリーブを開示する。
特許文献1の接続スリーブには、縮径部によって軸方向の一側と他側に仕切られた2つの電線圧着部が形成されている。一方の電線圧着部では、切断された残りの電線の導体部が圧着される。他方の電線圧着部では、リペアワイヤの電線の導体部が圧着される。
特開2010−146739号公報
しかし、特許文献1の電線接続構造では、径が小さい電線を用いる場合、導体部が強い力で圧着されにくくなるため、電気的接続の安定性が低くなったり、機械的接続の強度が低くなったりする。また、特許文献1には、径が異なる電線同士を接続する場合に適した構成について記載されていない。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、径が異なる電線同士が接続スリーブにより接続された電線接続構造において、電気的接続及び機械的接続が良好となる構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の電線接続構造が提供される。即ち、電線接続構造では、小径電線と、前記小径電線よりも径が大きい大径電線と、の両方が筒状の接続スリーブに挿入された状態で圧着されることで、前記小径電線と前記大径電線が電気的かつ機械的に接続される。前記接続スリーブには、前記小径電線が挿入される小径電線挿入口が軸方向の一端に形成されるとともに、前記大径電線が挿入される大径電線挿入口が軸方向の他端に形成されている。前記接続スリーブは、小径被覆圧着部と、導体圧着部と、ストッパと、を備える。前記小径被覆圧着部は、軸方向の前記小径電線挿入口寄りに配置されており、前記小径電線の被覆部を圧着している。前記導体圧着部は、軸方向の前記大径電線挿入口寄りに配置されており、前記小径電線の導体部と前記大径電線の導体部を重ねた状態で圧着している。前記ストッパは、前記小径被覆圧着部と前記導体圧着部の間に配置されており、前記小径電線の少なくとも前記導体部を挿通させており、前記大径電線が前記小径被覆圧着部に到達することを防止する。
これにより、小径電線の導体部と大径電線の導体部とを重ねて圧着しているため、個別に圧着する場合と比較して断面積が増加するので、強い力で圧着がされ易くなり、良好な電気的接続及び機械的接続を実現できる。また、小径電線の被覆部が更に圧着されるため、小径電線の機械的接続を更に良好(高強度)にすることができる。
前記の電線接続構造においては、前記接続スリーブ内において、前記ストッパより前記大径電線挿入口寄りの部分には、前記小径電線のうち導体部のみが位置していることが好ましい。
これにより、導体圧着部において小径電線の導体部のみを圧着できるので、更に良好な電気的接続及び機械的接続を実現できる。
前記の電線接続構造においては、前記小径電線の導体部は、前記大径電線挿入口から外側へ突出していることが好ましい。
これにより、小径電線の導体部が導体圧着部を通過していることを確認したうえで圧着を行うことができる。従って、良好な電気的接続及び機械的接続を確実に実現できる。
前記の電線接続構造においては、前記大径電線の導体部は、前記ストッパに接触しているとともに、前記接続スリーブの前記大径電線挿入口の外部にも位置していることが好ましい。
これにより、大径電線挿入口からストッパまで大径電線の導体部が位置していることを確認したうえで圧着を行うことができる。従って、良好な電気的接続及び機械的接続を確実に実現できる。
前記の電線接続構造においては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記導体圧着部を前記接続スリーブの軸方向に垂直な面で切断した断面において、前記小径電線の導体部は、一部が接続スリーブの内壁に接触しているとともに、前記小径電線の導体部の前記一部以外は大径電線の導体部に覆われている。
これにより、小径電線の導体部の周囲を接続スリーブ又は大径電線の導体部で覆うことができるので、小径電線の機械的接続を更に良好(高強度)にすることができる。
前記の電線接続構造においては、前記小径電線挿入口と、前記小径電線の被覆部と、の間に隙間が形成されていることが好ましい。
これにより、小径電線に軸方向以外の引張り力が掛かった場合であっても、小径電線が動くことで小径電線に掛かる負荷を軽減できる。
前記の電線接続構造においては、前記小径電線挿入口から前記大径電線挿入口まで前記接続スリーブの外周面を隙間なく覆うように配置されるチューブを備えることが好ましい。
これにより、防水性を有する電線接続構造を実現できる。また、電線接続構造を外力から保護することができる。
前記の電線接続構造においては、前記小径電線挿入口に挿入される前記小径電線、及び、前記大径電線挿入口に挿入される前記大径電線の少なくとも一方が、複数本であることが好ましい。
これにより、様々なリペア作業において上記の電線接続構造を使用できる。
本発明の第2の観点によれば、以下の電線接続方法が提供される。この電線接続方法は、小径電線挿入工程と、小径被覆圧着工程と、大径電線挿入工程と、導体圧着工程と、を含む。前記小径電線挿入工程では、前記接続スリーブの軸方向の一側に形成された小径電線挿入口から前記小径電線を挿入し、少なくとも当該小径電線の導体部を前記ストッパよりも挿入方向奥側に位置させる。前記小径被覆圧着工程では、前記接続スリーブの小径被覆圧着空間に位置する前記小径電線の被覆部を圧着する。前記大径電線挿入工程では、前記接続スリーブの軸方向の他側に形成された大径電線挿入口から前記大径電線を挿入するとともに、前記ストッパまで前記大径電線を位置させる。前記導体圧着工程では、前記接続スリーブの導体圧着空間に位置する、前記小径電線の導体部と前記大径電線の導体部とを圧着する。
これにより、小径電線の導体部と大径電線の導体部とを重ねて圧着しているため、個別に圧着する場合と比較して断面積が増加するので、強い力で圧着がされ易くなり、良好な電気的接続及び機械的接続を実現できる。また、小径電線の被覆部が更に圧着されるため、小径電線の機械的接続を更に良好(高強度)にすることができる。
本発明の一実施形態に係る電線接続構造の斜視図。 電線接続構造を軸方向に平行な面で切った断面図。 電線接続構造を軸方向に垂直な面で切った断面図(図2のA−A断面図)。 小径電線挿入工程を示す斜視図。 小径被覆圧着工程を示す斜視図。 大径電線挿入工程を示す斜視図。 導体圧着工程を示す斜視図。 チューブを備える変形例に係る電線接続構造を軸方向に平行な面で切った断面図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、電線接続構造1の斜視図である。図2は電線接続構造1を軸方向に平行な面で切った断面図である。図3は、電線接続構造1を軸方向に垂直な面で切った断面図(図2のA−A断面図)である。なお、以下の説明では、位置関係、大きさ、又は形状等を説明する用語は、その用語の意味が完全に成立している状態だけでなく、その用語の意味が略成立している状態も含むものとする。
図1に示す電線接続構造1は、自動車に配置される電線に対して、本実施形態のリペア作業を行うことで作成される。リペア作業とは、不具合が発生した端子をコネクタハウジングから取り外し、当該端子に繋がっている小径電線30を中途部で切断して、端子と小径電線30とを除去する。次に、作業者は、端子が圧着されたリペアワイヤである大径電線40と、切断された小径電線30の残りの部分とを、接続スリーブ10を用いて圧着する。最後に、大径電線40に繋がっている端子がコネクタハウジングに装着され、リペア作業が完了する。なお、リペアワイヤとして用いられる電線の方が径が小さくても良い。
リペア作業に用いられる小径電線30は、図2等に示すように、導体部31と、導体部31を覆う被覆部32と、から構成されている。被覆部32は、導体部31の全てを覆っている訳ではなく、軸方向の端部においては、導体部31が露出している。なお、導体部31は、実際には複数本の導体線から構成されているが、図面では簡略化して記載する。また、小径電線30は、相対的にもう一方の電線(大径電線40)よりも小径の(直径が短い、断面積が小さい)電線である。小径電線30の導体部31の断面積は例えば0.1mm2である。
リペア作業に用いられる大径電線40は、小径電線30と同様に、導体部41と、導体部41を覆う被覆部42と、から構成されている。被覆部42は、導体部41の全てを覆っている訳ではなく、軸方向の端部においては、導体部41が露出している。なお、導体部41は、実際には複数本の導体線から構成されているが、図面では簡略化して記載する。また、大径電線40は、相対的にもう一方の電線(小径電線30)よりも大径の(直径が長い、断面積が大きい)電線である。即ち、リペア作業では、第1電線(小径電線)と、第1電線よりも径の大きい第2電線(大径電線)と、が用いられる。大径電線40の導体部41の断面積は、例えば0.5mm2である。
図1に示すように、接続スリーブ10は、円筒状の部材である。接続スリーブ10の軸方向の一端には、小径電線挿入口11が形成されている。小径電線挿入口11は、リペア作業を行う際に小径電線30を挿入する側の開口部である。接続スリーブ10の軸方向の他端には、大径電線挿入口12が形成されている。大径電線挿入口12は、リペア作業を行う際に大径電線40を挿入する側の開口部である。
また、図1及び図2に示すように、接続スリーブ10は、ストッパ13と、小径被覆圧着部14と、導体圧着部15と、を備える。
ストッパ13は、接続スリーブ10の内部であって、軸方向の中央に形成されている。ストッパ13は、図2に示すように、接続スリーブ10の内部の空間の一部を塞ぐように形成されている。ストッパ13は、小径電線30及び大径電線40の挿入量を適切にするために機能する。具体的には、ストッパ13が接続スリーブ10の内部の空間の一部を塞ぐことで形成される隙間をストッパ隙間と称したときに、このストッパ隙間は、小径電線30の導体部31が挿通できる形状、かつ、小径電線30の導体部31及び大径電線40の導体部41が挿通できない形状となっている。つまり、軸方向に垂直な面で切った断面において、導体部31はストッパ隙間内に収まる形状であるが、被覆部32と導体部41はストッパ隙間内に収まらずストッパ13にも重なるような形状である。また、少なくとも以下の関係式が成立する必要がある。即ち、接続スリーブ10の中心軸に平行な面で切った断面(図2)において、各部の軸方向に垂直な長さを比較すると、「導体部31<ストッパ隙間<被覆部32,導体部41」の関係式が成り立つ必要がある。上記の構成により、ストッパ13は、小径電線30の被覆部32と干渉することで、小径電線30の過剰な挿入を規制しているとともに、小径電線30の導体部31を挿通させている。これにより、ストッパ13よりも大径電線挿入口12寄りの部分には、小径電線30のうち導体部31のみが位置することとなる。また、ストッパ13は、大径電線40の導体部41と干渉することで、大径電線40の過剰な挿入を規制している。これにより、ストッパ13よりも小径電線挿入口11寄りの部分には、大径電線40が位置せず、小径電線30のみが位置することとなる。なお、上述したストッパ隙間、導体部31、及び導体部41の形状の関係は、圧着を行う前の関係を示すものであるが、ストッパ13の近傍は通常は圧着されないため、圧着後においても、このような形状の関係が成立する。
小径被覆圧着部14は、接続スリーブ10の軸方向の中央よりも小径電線挿入口11寄りに形成されている。小径被覆圧着部14は、接続スリーブ10がカシメられることにより、接続スリーブ10の内部に配置された小径電線30の被覆部32が圧着されている部分である。つまり、小径被覆圧着部14の内壁は、小径電線30の被覆部32と接触している。また、小径電線30は、圧着されることにより、径が小さくなっている(圧縮されている)。これにより、接続スリーブ10(小径被覆圧着部14)と小径電線30が機械的に接続されている。
導体圧着部15は、接続スリーブ10の軸方向の中央よりも大径電線挿入口12寄りに形成されている。導体圧着部15は、接続スリーブ10がカシメられることにより、接続スリーブ10の内部に配置された、小径電線30の導体部31と、大径電線40の導体部41と、を重ねた状態で圧着されている部分である。また、導体部31及び導体部41は、複数の導体線から構成されているため、圧着されることにより、径方向(詳細には、径方向のうち圧着方向に垂直な方向)に広がることとなる。従って、図3に示すように、導体部31の一部が接続スリーブ10(導体圧着部15)の内壁に接触しているとともに、この導体部31の一部以外は大径電線40の導体部41に覆われている。また、小径電線30の導体部31及び大径電線40の導体部41は、圧着されることにより、径が小さくなっている(圧縮されている)。これにより、接続スリーブ10と小径電線30(導体部31)と大径電線40(導体部41)とは、機械的に接続されている。また、導体部31と導体部41とは電気的に接続されている。
ここで、特許文献1では、2つの電線の導体部同士は、金属製の接続スリーブを介して電気的に接続されている。これに対し、本実施形態では、小径電線30の導体部31と大径電線40の導体部41は直接接続されている。従って、接続スリーブ10は金属(導体)であっても良いし、樹脂等の絶縁体であっても良い。
次に、図4から図7を参照して、電線接続構造1を作成する方法(電線接続方法)について説明する。図4は、小径電線挿入工程を示す斜視図である。図5は、小径被覆圧着工程を示す斜視図である。図6は、大径電線挿入工程を示す斜視図である。図7は、導体圧着工程を示す斜視図である。
リペア作業を行う前は、図4に示すように、接続スリーブ10に小径被覆圧着部14及び導体圧着部15は形成されていない。以下では、圧着が行われる前の小径被覆圧着部14に相当する部分を小径被覆圧着相当部14aとし、圧着が行われる前の導体圧着部15に相当する部分を導体圧着相当部15aとする。
作業者は、初めに、図4に示すように、小径電線30を小径電線挿入口11から接続スリーブ10に挿入する(小径電線挿入工程)。このとき、上述のようにストッパ13が小径電線30の被覆部32と干渉するため、作業者は、小径電線30の適切な挿入量を把握できる。また、小径電線30の挿入後では、図2及び図5等に示すように、小径電線30の導体部31が大径電線挿入口12から軸方向に突出している(突出するように接続スリーブ10及び小径電線30の長さが調整されている)。この構成により、作業者は、小径電線30の導体部31が導体圧着相当部15aを貫通していることを確認できる。従って、例えば小径電線30がストッパ13等に引っ掛かって向きが大きく変わり、導体圧着部15に入らない状態を回避できる。
次に、作業者は、図5に示すように、接続スリーブ10の小径被覆圧着相当部14aの内側の空間(小径被覆圧着空間)に位置する小径電線30の被覆部32を圧着する(小径被覆圧着工程)。これにより、接続スリーブ10に小径電線30を機械的に接続することができるので、その後の作業が容易となる。図5には、小径被覆圧着工程後の様子が示されている。この小径被覆圧着工程後において、小径電線挿入口11と小径電線30との間に隙間が形成されている(隙間が形成されるように小径被覆圧着工程を行う)。これにより、小径電線30に軸方向以外の引張り力が掛かった場合であっても、小径電線30が動くことで小径電線30に掛かる負荷を軽減できる。
次に、作業者は、図6に示すように、大径電線40を大径電線挿入口12から接続スリーブ10に挿入する(大径電線挿入工程)。このとき、上述のようにストッパ13が大径電線40の導体部41と干渉するため、作業者は、大径電線40の適切な挿入量を把握できる。また、大径電線40の挿入後では、図2及び図7等に示すように、大径電線40の導体部41の先端部(小径電線挿入口11側の端部)がストッパ13に接触しているとともに、大径電線40の導体部41が大径電線挿入口12の外側にも位置している(接続スリーブ10及び大径電線40の長さが調整されている)。この構成により、作業者は、大径電線40の導体部41が導体圧着相当部15aの軸方向の全体にわたって位置していることを確認できる。
次に、作業者は、図7に示すように、接続スリーブ10の導体圧着相当部15aの内側の空間(導体圧着空間)に位置する小径電線30の導体部31と大径電線40の導体部41とを圧着する(導体圧着工程)。これにより、接続スリーブ10に、小径電線30(導体部31)と大径電線40(導体部41)を機械的に接続することができる。また、導体部31と導体部41とを電気的に接続することができる。以上により、リペア作業が完了し、図1に示す電線接続構造1が作成される。
次に、本実施形態の電線接続構造1が有する効果について、特許文献1の電線接続構造と比較して説明する。本実施形態の電線接続構造1は、特許文献1と比較して、機械的接続の強度が高く、電気的接続の安定性が高いという効果を奏する。
具体的に説明すると、特許文献1の電線接続構造は、2つの電線の導体部のみが個別に接続スリーブに圧着されている。ここで、導体部は被覆部よりも径が小さく、特に本実施形態のように小径電線を用いる場合は、その影響が大きくなる。また、圧着で用いる工具は、圧着形状が定まっているため、他の用途で用いる圧着工具を流用する場合は、小径電線の導体部はあまり圧縮されないため、機械的接続の強度が特に低くなる。
この点、本実施形態では、小径電線30は、導体部31と、被覆部32と、がそれぞれ圧着されている。被覆部32は、導体部31よりも径が大きいため、圧着工具を流用した場合でも機械的接続の強度を高くすることができる。また、導体部31と被覆部32の両方が圧着されているため、機械的接続の強度を更に高くすることができる。更に、導体部31が単独で圧着されるのではなく、導体部41とともに圧着されるので圧着される部分の径が大きくなるため、圧着工具を流用した場合でも機械的接続の強度を高くすることができる。以上の理由により、非常に高い機械的接続の強度が実現される。なお、大径電線40においても、導体部41が単独で圧着されるのではなく導体部31とともに圧着されるので、十分に圧縮されることとなり、機械的接続の強度が高くなる。
また、機械的接続の強度の高さを説明する際に、導体部31及び被覆部32が十分に圧縮されると述べたが、この構成は、機械的強度を高くするだけでなく、電気的接続の安定性にも寄与するため、電気的接続の安定性を高くすることができる。
次に、上記実施形態の変形例を説明する。図8は、チューブ50を備える変形例に係る電線接続構造1を軸方向に平行な面で切った断面図である。なお、本変形例の説明においては、前述の実施形態と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
本変形例に係る電線接続構造1は、チューブ50を備えている点において、上記実施形態と異なる。チューブ50は、絶縁性及び防水性を有しており、外周面を隙間なく覆うように配置される。この構成により、電線接続構造1において導体部31及び導体部41が外部に露出していても絶縁性及び防水性を確保できる。なお、チューブ50を接続スリーブ10等に接続する方法としては、例えば、接着剤及びテープ等がある。また、接続スリーブ10とチューブ50の隙間に接着剤が入るため、接着剤を用いて接続を行うことで、防水性を更に高めることができる。
以上に説明したように、上記実施形態の電線接続構造1では、小径電線30と、小径電線30よりも径が大きい大径電線40と、の両方が筒状の接続スリーブ10に挿入された状態で圧着されることで、小径電線30と大径電線40が電気的かつ機械的に接続される。接続スリーブ10には、小径電線30が挿入される小径電線挿入口11が軸方向の一端に形成されるとともに、大径電線40が挿入される大径電線挿入口12が軸方向の他端に形成されている。接続スリーブ10は、小径被覆圧着部14と、導体圧着部15と、ストッパ13と、を備える。小径被覆圧着部14は、軸方向の小径電線挿入口11寄りに配置されており、小径電線30の被覆部32を圧着している。導体圧着部15は、軸方向の大径電線挿入口12寄りに配置されており、小径電線30の導体部31と大径電線40の導体部41を重ねた状態で圧着している。ストッパ13は、小径被覆圧着部14と導体圧着部15の間に配置されており、小径電線30の少なくとも導体部31を挿通させており、大径電線40が小径被覆圧着部14に到達することを防止する。
これにより、小径電線30の導体部31と大径電線40の導体部41とを重ねて圧着しているため、個別に圧着する場合と比較して断面積が増加するので、強い力で圧着がされ易くなり、良好な電気的接続及び機械的接続を実現できる。また、小径電線30の被覆部32が更に圧着されるため、小径電線30の機械的接続を更に良好(高強度)にすることができる。
また、上記実施形態の電線接続構造1では、接続スリーブ10内において、ストッパ13より大径電線挿入口12寄りの部分には、小径電線30のうち導体部31のみが位置している。
これにより、導体圧着部15において小径電線30の導体部31のみを圧着できるので、更に良好な電気的接続及び機械的接続を実現できる。
また、上記実施形態の電線接続構造1では、小径電線30の導体部31は、大径電線挿入口12から外側(小径電線挿入口11と反対側)へ突出している。
これにより、小径電線30の導体部31が導体圧着部15を通過していることを確認したうえで圧着を行うことができる。従って、良好な電気的接続及び機械的接続を確実に実現できる。
また、上記実施形態の電線接続構造1では、大径電線40の導体部41は、ストッパ13に接触しているとともに、接続スリーブ10の大径電線挿入口12の外部にも位置している。
これにより、大径電線挿入口12からストッパ13まで大径電線40の導体部41が位置していることを確認したうえで圧着を行うことができる。従って、良好な電気的接続及び機械的接続を確実に実現できる。
また、上記実施形態の電線接続構造1では、導体圧着部15を接続スリーブ10の軸方向に垂直な面で切断した断面において、小径電線30の導体部31は、一部が接続スリーブ10の内壁に接触しているとともに、小径電線30の導体部31の一部以外は大径電線40の導体部41に覆われている。
これにより、小径電線30の導体部31の周囲を接続スリーブ10又は大径電線40の導体部41で覆うことができるので、小径電線30の機械的接続を更に良好(高強度)にすることができる。
また、上記実施形態の電線接続構造1では、小径電線挿入口11と、小径電線30の被覆部32と、の間に隙間が形成されている。
これにより、小径電線30に軸方向以外の引張り力が掛かった場合であっても、小径電線30が動くことで小径電線30に掛かる負荷を軽減できる。
また、上記変形例の電線接続構造1では、小径電線挿入口11から大径電線挿入口12まで接続スリーブ10の外周面を隙間なく覆うように配置されるチューブ50を備える。
これにより、防水性を有する電線接続構造1を実現できる。また、電線接続構造1を外力から保護することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
上記実施形態では、小径電線挿入口11に1本の小径電線30を挿入し、大径電線挿入口12に1本の大径電線40を挿入して接続する構成である。これに代えて、小径電線挿入口11に複数本の小径電線30を挿入したり、大径電線挿入口12に複数本の大径電線40を挿入したりしても良い。それぞれの本数は特に限定されないが、例えば2本又は3本の小径電線30と1本の大径電線40を接続したり、3本の小径電線30と2本の大径電線40を接続したり、1本の小径電線30と2本の大径電線40を接続したりすることができる。また、この場合のストッパ13の構成の一例としては、軸方向に垂直な面で切った断面が長方形であり、長方形の短辺の長さが導体部41よりも短く、導体部31よりも長い形状である(長方形に代えて長円であっても良い)。
上記実施形態では、小径電線挿入工程後に小径被覆圧着工程が行われているが、小径電線挿入工程後に大径電線挿入工程を行っても良い。この場合、圧着作業を連続的に行うことができる。また、例えば接続スリーブ10が固定されていれば、小径電線挿入工程と大径電線挿入工程を同時に行っても良い。
上記実施形態では、接続スリーブ10は円筒であるが、筒状であれば他の形状(例えば矩形の筒状)であっても良い。また、ストッパ13は、接続スリーブ10の軸方向の中央に配置されているが、軸方向の中央以外に配置されていても良い。
上記実施形態では、小径電線30の導体部31及び大径電線40の導体部41は、ともに、接続スリーブ10の軸方向の外側に突出しているが、導体部31及び導体部41の全てが接続スリーブ10の内部に位置していても良い。また、導体部31及び導体部41が、それぞれの電線の挿入時に接続スリーブ10の外側に位置しており、圧着工程を行うことで、接続スリーブ10の内側に位置するようになる構成であっても良い。
上記実施形態では、小径電線30の導体部31及び大径電線40の導体部41は、ともに、大径電線挿入口12からストッパ13までの全ての空間に位置しているが、一部のみに位置していても良い。
上記実施形態では、ストッパ13は小径電線30と大径電線40の両方のストッパとして機能するが、大径電線40のみのストッパとして機能していても良い。即ち、小径電線30の被覆部32がストッパ13を通過可能であっても良い。
上記実施形態では、ストッパ13は、接続スリーブ10の軸方向の中央に形成されているが、中央からズレた位置に形成されていても良い。
上記実施形態では、本発明を自動車に配置される電線に適用する構成であるが、他の乗物又は建物等に配置される電線にも本発明を適用できる。
1 電線接続構造
10 接続スリーブ
11 小径電線挿入口
12 大径電線挿入口
13 ストッパ
14 小径被覆圧着部
15 導体圧着部
30 小径電線
31 導体部
32 被覆部
40 大径電線
41 導体部
42 被覆部
50 チューブ

Claims (9)

  1. 小径電線と、前記小径電線よりも径が大きい大径電線と、の両方が筒状の接続スリーブに挿入された状態で圧着されることで、前記小径電線と前記大径電線が電気的かつ機械的に接続された電線接続構造において、
    前記接続スリーブには、前記小径電線が挿入される小径電線挿入口が軸方向の一端に形成されるとともに、前記大径電線が挿入される大径電線挿入口が軸方向の他端に形成されており、
    前記接続スリーブは、
    軸方向の前記小径電線挿入口寄りに配置されており、前記小径電線の被覆部を圧着している小径被覆圧着部と、
    軸方向の前記大径電線挿入口寄りに配置されており、前記小径電線の導体部と前記大径電線の導体部を重ねた状態で圧着している導体圧着部と、
    前記小径被覆圧着部と前記導体圧着部の間に配置されており、前記小径電線の少なくとも前記導体部を挿通させており、前記大径電線が前記小径被覆圧着部に到達することを防止するストッパと、
    を備えることを特徴とする電線接続構造。
  2. 請求項1に記載の電線接続構造であって、
    前記接続スリーブ内において、前記ストッパより前記大径電線挿入口寄りの部分には、前記小径電線のうち導体部のみが位置していることを特徴とする電線接続構造。
  3. 請求項1又は2に記載の電線接続構造であって、
    前記小径電線の導体部は、前記大径電線挿入口から外側へ突出していることを特徴とする電線接続構造。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の電線接続構造であって、
    前記大径電線の導体部は、前記ストッパに接触しているとともに、前記接続スリーブの前記大径電線挿入口の外部にも位置していることを特徴とする電線接続構造。
  5. 請求項1から4までの何れか一項に記載の電線接続構造であって、
    前記導体圧着部を前記接続スリーブの軸方向に垂直な面で切断した断面において、
    前記小径電線の導体部は、一部が接続スリーブの内壁に接触しているとともに、前記小径電線の導体部の前記一部以外は大径電線の導体部に覆われていることを特徴とする電線接続構造。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の電線接続構造であって、
    前記小径電線挿入口と、前記小径電線の被覆部と、の間に隙間が形成されていることを特徴とする電線接続構造。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の電線接続構造であって、
    前記小径電線挿入口から前記大径電線挿入口まで前記接続スリーブの外周面を隙間なく覆うように配置されるチューブを備えることを特徴とする電線接続構造。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の電線接続構造であって、
    前記小径電線挿入口に挿入される前記小径電線、及び、前記大径電線挿入口に挿入される前記大径電線の少なくとも一方が、複数本であることを特徴とする電線接続構造。
  9. 小径電線と、前記小径電線よりも径が大きい大径電線と、の両方を内部にストッパが形成された筒状の接続スリーブに挿入して圧着することで、前記小径電線と前記大径電線を電気的かつ機械的に接続する電線接続方法において、
    前記接続スリーブの軸方向の一側に形成された小径電線挿入口から前記小径電線を挿入し、少なくとも当該小径電線の導体部を前記ストッパよりも挿入方向奥側に位置させる小径電線挿入工程と、
    前記接続スリーブの小径被覆圧着空間に位置する前記小径電線の被覆部を圧着する小径被覆圧着工程と、
    前記接続スリーブの軸方向の他側に形成された大径電線挿入口から前記大径電線を挿入するとともに、前記ストッパまで前記大径電線を位置させる大径電線挿入工程と、
    前記接続スリーブの導体圧着空間に位置する、前記小径電線の導体部と前記大径電線の導体部とを圧着する導体圧着工程と、
    を含むことを特徴とする電線接続方法。
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