JP2018161395A - 手すりおよび腰かけ式便器 - Google Patents

手すりおよび腰かけ式便器 Download PDF

Info

Publication number
JP2018161395A
JP2018161395A JP2017061424A JP2017061424A JP2018161395A JP 2018161395 A JP2018161395 A JP 2018161395A JP 2017061424 A JP2017061424 A JP 2017061424A JP 2017061424 A JP2017061424 A JP 2017061424A JP 2018161395 A JP2018161395 A JP 2018161395A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handrail
shaft
coil spring
toilet
armrest
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017061424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6940967B2 (ja
Inventor
利彦 吉冨
Toshihiko Yoshitomi
利彦 吉冨
和人 平岡
Kazuto Hiraoka
和人 平岡
斉藤 誠
Makoto Saito
誠 斉藤
義宏 逸見
Yoshihiro Henmi
義宏 逸見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NHK Spring Co Ltd
Toto Ltd
Original Assignee
NHK Spring Co Ltd
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NHK Spring Co Ltd, Toto Ltd filed Critical NHK Spring Co Ltd
Priority to JP2017061424A priority Critical patent/JP6940967B2/ja
Publication of JP2018161395A publication Critical patent/JP2018161395A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6940967B2 publication Critical patent/JP6940967B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Non-Flushing Toilets (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

【課題】簡素な構造で、ひじ掛け部とトイレ本体との相対位置を連続的に設定することができる手すりおよび腰かけ式便器を提供することを目的とする。【解決手段】腰かけ式便器の少なくとも一方の側方に設けられる手すりである。この手すりは、ひじ掛け部と、前記ひじ掛け部を支持する支持部と、前記腰かけ式便器に固定され、前記支持部に挿通されて前記支持部に対して摺動可能であるシャフトと、操作によって前記シャフトの前記支持部に対する摺動可否を設定する操作部と、を備える。前記高さ調節手段は、前記シャフトを挿通して、挿通した前記シャフトを締め付けて固定するコイルバネと、前記操作部によって、前記コイルバネの内径を広げて、前記コイルバネを解放する内径調節部と、を含むことを特徴とする手すりが提供される。【選択図】図3

Description

本発明の態様は、一般的に、手すりおよび腰かけ式便器に関する。
高齢者や身体障がい者等向けの腰かけ式のトイレ器具がある。このようなトイレ器具の場合にはベッドから便座に移動したり、便座に腰かけ、便座から立ち上がったりするときの補助のために、便座の側方に手すりが設けられている。
このようなトイレ器具では、利用者の身長等の体形や、体の障害の程度等によって、手すりの高さを調整する必要がある。また、ベッドから便座に移動する場合に、ベッドに腰かけた状態からベッドの横に置かれた便座に尻を滑らせるように移動することがある。このような場合には、ベッド側の手すりが移動のじゃまとなるので、手すりをベッドの高さ程度に下げおく必要がある。
特許文献1に記載の可搬便器のひじ掛けは、チェーンをジグザグ状に屈曲させ、ジグザグの角度によって内挿された可動筒を締め付けたり、緩めたりして可動筒および固定筒の相対位置を調整する。
このひじ掛けの場合には、可動筒および固定筒の相対位置の調整に、チェーンを利用しているので、重量が増大するばかりでなく、構造が複雑になり、低コスト化を実現することが困難である。
特許文献2に記載のポータブルトイレのひじ掛け構造は、ひじ掛けの支持部に設けられた突起部を、トイレ本体の複数の係止穴のいずれかに嵌合させて、ひじ掛けとトイレ本体との相対位置を調整することとしている。
しかしながら、このひじ掛け構造では、トイレ本体側に複数個開口された係止穴にひじ掛けの支持部の突起部を嵌合させるので、ひじ掛けとトイレ本体との相対位置は、離散的にしか設定することができない。そのため、利用者の体形や障害の程度等によっては、ひじ掛けの高さを適切に設定することができない場合がある。
特開2011−50600号公報 特開2004−97343号公報
本発明は、かかる課題の認識にもとづいてなされたものであり、簡素な構造で、ひじ掛け部とトイレ本体との相対位置を連続的に設定することができる手すりおよび腰かけ式便器を提供することを目的とする。
第1の発明は、腰かけ式便器の少なくとも一方の側方に設けられる手すりである。この手すりは、ひじ掛け部と、前記ひじ掛け部を支持する支持部と、前記腰かけ式便器に固定され、前記支持部に挿通されて前記支持部に対して摺動可能であるシャフトと、操作によって前記シャフトの前記支持部に対する摺動可否を設定する操作部と、を備える。前記高さ調節手段は、前記シャフトを挿通して、挿通した前記シャフトを締め付けて固定するコイルバネと、前記操作部によって、前記コイルバネの内径を広げて、前記コイルバネを解放する内径調節部と、を含むことを特徴とする手すりである。
この手すりによれば、コイルバネの内径でシャフトを締め付けて、支持部に対して相対位置を固定し、内径調節部によってコイルバネの内径を広げてシャフトの締め付けを解放し、シャフトの摺動動作を可能にするので、構造が簡素で、高さの位置を連続的に設定することができ、固定時の強度が高い手すりの昇降構造を実現することができる。この手すりによれば、構造が簡素なため、軽量化が可能になり、低コスト化が可能になる。
第2の発明は、第1の発明において、前記操作部が、前記腰かけ式便器が載置される床面に平行な方向に力を加えることによって前記内径調節部を操作することを特徴とする手すりである。
この手すりによれば、操作部に利用者が手すりに体重をかけた場合であっても、操作の方向が体重による荷重の向きは異なるので、誤って、操作部を操作して手すりが昇降してしまうことを防止できる。誤って操作部を操作して手すりが降下することを防止し、利用者が転倒等を防止することができるので、より安全な手すりを実現することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記操作部が、前記ひじ掛け部の側面に設けられたことを特徴とする手すりである。
この手すりによれば、ひじ掛け部に手やひじ等を置いた場合に、誤操作によって手すりが降下してしまうことが防止される。また、この手すりによれば、操作時の視認性がよく誤操作を防止するとともに、操作から高さ設定までの時間を短縮することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記操作部が、前記腰かけ式便器から外方に向かって設けられたことを特徴とする手すりである。
この手すりによれば、腰かけ式便器に利用者が腰かけている場合に、みずからのひじ等で誤操作することを防止することができ、より安全に手すりの昇降操作を行うことができる。
第5の発明は、第1〜第4のいずれか1つの発明において、前記ひじ掛け部の上面が、平坦に形成されたことを特徴とする手すりである。
この手すりによれば、利用者はひじ掛けの上面に手やひじを乗せるので、乗せた箇所が平坦であるために、より快適に手すりを利用することができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明のいずれか1つの発明において、前記操作部が、外部からの力を加えた場合に、前記内径調節部によって前記コイルバネを解放し、前記操作部が、前記外部からの力を除去した場合に、前記シャフトの移動を停止させる手すりである。
この手すりによれば、操作部を操作している期間に手すりの昇降動作が可能になる一方で、操作部を操作していない期間では、手すりの昇降動作が停止される。そのため、利用者は、一方の手で操作部を操作すれば、他方の手でひじ掛け部を支えることなく、手すりの昇降動作を安全に行うことができる。
第7の発明は、便器本体と、前記便器本体に取り付けられ、第1〜第6のいずれか1つの発明における手すりと、を備えた腰かけ式便器である。
この腰かけ式便器によれば、第1〜第6の発明である手すりの効果を奏する腰かけ式便器を実現することができる。
第8の発明は、第7の発明において、前記便器本体は、持ち運ぶことができることを特徴とする腰かけ式便器である。
この腰かけ式便器によれば、第1〜第6の発明である手すりの効果を奏するポータブル型の便器を実現することができ、ベッドサイドトイレとして利用することができる。
第9の発明は、第7の発明において、前記便器本体は、多目的トイレに設置されたことを特徴とする腰かけ式便器である。
この腰かけ式便器によれば、第7の発明である手すりの効果を奏するポータブル型の便器を実現することができ、多目的トイレとして利用することができる。
本発明の態様によれば、簡素な構造で、ひじ掛け部とトイレ本体との相対位置を連続的に設定することができる手すりおよび腰かけ式便器が提供される。
図1(a)および図1(b)は、実施形態に係る腰かけ式便器およびこれに用いる手すりを例示する斜視図である。 図2(a)〜図2(d)は、実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図2(a))、正面図(図2(b))、底面図(図2(c))および側面図(図2(d))である。 図3(a)は、図2(a)のAA’線における部分断面図である。図3(b)は、図3(a)のB部の拡大図である。 実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図4(a))、正面図(図4(b))および底面図(図4(c))である。 実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図5(a))、正面図(図5(b))および底面図(図5(c))である。 実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図6(a))、正面図(図6(b))および底面図(図6(c))である。 実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図7(a))および正面図(図7(b))である。 実施形態の手すりの一部を例示する分解組立図である。 図9(a)〜図9(c)は、実施形態の手すりの動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)および図1(b)は、実施形態に係る腰かけ式便器およびこれに用いる手すりを例示する斜視図である。
図2(a)〜図2(d)は、実施形態の手すりの一部を例示する平面図(図2(a))、正面図(図2(b))、底面図(図2(c))および側面図(図2(d))である。
図1(a)に示すように、腰かけ式便器1は、手すり10を備える。腰かけ式便器1は、さらに、便器本体2と、背もたれ3と、脚部4と、を有する。便器本体2には、利用者が腰かける便座2aが設けられ、便座2aの下部に収容部2bが設けられている。収容部2bには、汚物が収容される。収容部2bは、汲み取り式であってもよく、水洗式であってもよい。便器本体2は、下方に設けられた脚部4によって、床面に載置される。利用者は、便座2aに腰かけて、背もたれ3に寄りかかることもできる。
手すり10は、便器本体2の側方に設けられている。手すり10は、利用者が背もたれ3を背にして便座2aに腰かけたときに、両手のひじを乗せられる高さHに調整された後に固定される。好ましくは、手すり10は、利用者の両手のひじを乗せられるように、便器本体2の両側の側方に設けられるが、いずれか一方に設けられていてもよい。
腰かけ式便器1は、たとえばポータブル便器である。ポータブル便器は、可搬して必要な場所に載置することができる。腰かけ式便器1は、たとえば、ベッドの側方に置かれる。腰かけ式便器1の便座2aの高さは、ベッドの横臥面とほぼ等しい高さH1に設定されている。便座2aの高さは、たとえば脚部4の床面からの長さを設定することによって調整される。通常、手すり10の使用時の高さHは、ベッドの横臥面の高さH1よりも高い。
利用者は、ベッドの縁付近に腰かけて、利用者みずから、あるいは介助者の介助を受けつつ、利用者の尻部をベッドから便座2aにスライドさせて移動する。
移動する場合に、ベッドの側に横臥面の高さよりも高い位置に手すり10があると、移動のじゃまとなるので、図1(b)に示すように、移動の前にあらかじめ手すり10の高さをベッドの横臥面の高さまで下げておく。その後、利用者はみずから、あるいは介助者の介助を受けつつ、手すり10の高さを適切な位置に引き上げる。このようにして、利用者は、腰かけ式便器1を利用することができる。
本実施形態の手すり10の構成について、より詳細に説明する。
以下の説明では、手すり10は、XY平面にほぼ平行な面で、X軸方向に沿って設けられたひじ掛け部を含むものとし、ひじ掛けは、Z軸方向に高さ調整されるものとする。Z軸の方向を上下方向と呼び、Z軸の正方向を上、あるいは上方と呼び、Z軸の負方向を下、あるいは下方と呼ぶことがある。
図2(a)〜図2(d)に示すように、手すり10は、ひじ掛け部11と、支持部12と、シャフト13と、操作部16と、を備える。手すり10は、支持部12によってひじ掛け部11の上面を床面に対してほぼ水平に支持される。ひじ掛け部11は、カバー部11aとひじ掛け基部11bとを含む。カバー部11aは、図の破線で示されている。カバー部11aは、ひじ掛け基部11bの少なくとも上面を覆うように設けられている。カバー部11aは、たとえば樹脂製の材料によって形成される。カバー部11aには、クッション性をもたせるために、内部にスポンジ等を入れるようにしてもよい。
ひじ掛け基部11bは、下面で支持部12の上端と結合され、固定されている。ひじ掛け基部11bは、強度を持たせるために、支持部12と同様の金属材料で形成されている。
シャフト13の一方の端の側は、支持部12に挿通され、他方の端の側は、取付部材14を介して、便器本体2の側面に固定される。支持部12には、摺動可能に便器本体2の側面に支持されるように取付部材15が設けられる。取付部材15は、便器本体2には固定されるが、支持部12には固定されず、支持部12は、ひじ掛け基部11bとともに、シャフト13に対して上下に摺動することができる。
この例では、ひじ掛け基部11bの上面に、操作部16が設けられている。操作部16は、たとえば支持部材16aとレバー16bを含む。支持部材16aは、たとえば円柱状の部材である。支持部材16aの高さ方向に沿ってレバー16bが設けられている。レバー16bは、ひじ掛け基部11bから外方に向かって伸びるように設けられている。レバー16bによって、矢印の方向に円筒状の支持部材16aを回転させることができる。操作部16は、Z軸方向に延びる回転軸の回りを回転させることができれば、上述の形状に限らず方形断面の角柱状の部材等であってもよい。
操作部16は、たとえばXY平面視で時計回りの方向(矢印とは反対の方向)に付勢されている。利用者や介助者等が手をレバー16bに沿えて、操作部16を反時計回りの方向(矢印の方向)にひねり、手を離すと、レバー16bは、元の位置に復帰する。操作部16を反時計回りにひねった場合に、支持部12とシャフト13とが摺動可能になり、ひじ掛け部11の高さを調整することができる。操作部16から手を離した場合には、操作部16は、時計回りの付勢力によって元の位置に戻るとともに、支持部12はシャフト13に対して固定される。
操作部16は、この例では、カバー部11aによってほとんど覆われている。操作部16のレバー16bがカバー部11aから露出している。レバー16bが露出する方向は、手すり10を腰かけ式便器に取り付けた場合に、好ましくは、便器本体に対して外側に向くように設定される。
好ましくは、操作部16は、操作性向上の観点から、この例のようにひじ掛け基部11b上に設けられているが、他の場所に設けるようにしてもよい。たとえば、支持部12の上下方向の中間の位置等に設けてもよい。
図3(a)は、図2(a)のAA’線における部分断面図である。図3(b)は、図3(a)のB部の拡大図である。
図3(a)に示すように、支持部12は、内部が中空の筒状体である。支持部12の上端には、ひじ掛け基部11bが取り付けられており、下端には、下部カバー17が取り付けられている。下部カバー17は、強度を確保する観点から、支持部12等と同じ金属材料を用いている。この例では、支持部12は、XY平面視で方形の断面を有する筒状体である。断面の形状は、方形に限らず、任意に設定することができ、たとえば円や楕円形状であってもよい。
支持部12の内部には、伝達軸21が挿通されている。伝達軸21は、XY平面視で円形の断面を有する円筒体である。伝達軸21の内部には、シャフト13が挿通されている。シャフト13は、上下方向に延びる円柱である。シャフト13は、取付部材14によって便器本体に固定されることによって、ひじ掛け基部11b、支持部12および伝達軸21に対して上下に摺動することができる。
伝達軸21の上端には、操作部16が接続され互いに固定されている。操作部16をひねると、伝達軸21は、操作部16をひねった方向に回転する。
伝達軸21の下端は、シャフト摺動固定部(高さ調整手段)22に結合されている。したがって、操作部16をひねることによって、伝達軸21を介してシャフト摺動固定部22に対する操作を伝達することができる。シャフト摺動固定部22は、支持部12の内部に設けられている。
シャフト摺動固定部22には、下方からシャフト13が挿通される。シャフト13は、支持部12の下方からシャフト摺動固定部22を介して、伝達軸21の内部に挿通されている。
シャフト13は、操作部16および伝達軸21を一方に回転させた場合に、シャフト摺動固定部22によって、支持部12に対して固定される。
シャフト13は、操作部16および伝達軸21を逆方向に回転させた場合に、シャフト摺動固定部22によって、支持部12への固定状態が解除される。そのため、シャフト13は、支持部12に対して、上下に摺動することができる。
シャフト摺動固定部22の構成について、より詳細に説明する。
図3(b)に示すように、シャフト摺動固定部22は、解除リンク23と、ケース24と、コイルバネ25と、バネ駆動部26と、を含む。解除リンク23は、伝達軸21に固定されている。ケース24は、支持部12に固定されている。バネ駆動部26は、解除リンク23に固定されている。後に詳述するように、コイルバネ25の一方の端部は、ケース24に固定され、他方の端部は、バネ駆動部26に固定されている。
シャフト13は、解除リンク23、ケース24、コイルバネ25およびバネ駆動部26に挿通され、その下端で取付部材14にビス等の締結部材31で固定されている。
図4(a)〜図4(c)に示すように、解除リンク23は、ほぼ円筒形状の部材である。XY平面視で解除リンク23の直径は、伝達軸21の直径よりも長く設定されている。解除リンク23の上部には、XY平面視で円形の凹部231が形成されている。凹部231のXY平面視での直径は、伝達軸21の直径にほぼ等しく設定されており、伝達軸21の下端が凹部231に挿入されて、固定される。凹部231の底には、開口234が形成されている。この開口234には、シャフト13が挿通される。
解除リンク23の下部には、下方に延伸する爪232a,232bが設けられている。爪232a,232bは、解除リンク23の円筒の一部を除去するように形成されている。爪232a,232bは、解除リンク23のXY平面視の円の中心に対して点対称となる位置に設けられている。爪232a,232bの先端内側の所定の位置には、切欠233a,233bがそれぞれ設けられている。爪232a,232bおよび切欠233a,233bは、バネ駆動部26との結合させるために用いられる。解除リンク23およびバネ駆動部26は、ケース24との可動を維持しつつ、ケース24を介して結合され固定される。
解除リンク23は、コイルバネ25によって締め付けられているシャフト13の締め付けを解除する力を、操作部16から、伝達軸21を介してバネ駆動部26に伝達する。解除リンク23は、ケース24よりも上方に位置する操作部16に加えられた力を、ケース24よりも下方に位置するバネ駆動部26に伝達する。
図5(a)〜図5(c)に示すように、ケース24は、直方体状の部材である。ケース24は、XY平面視でほぼ方形の断面を有する。この平面視の外周形状は、支持部12のXY平面視での内周形状にほぼ一致する。ケース24は、支持部12の下端に挿入されて支持部12に対して固定される。
ケース24の上面にはほぼ中央に円形の開口241が設けられている。開口241の直径は、シャフト13の直径よりも少し大きく設定されている。開口241に、シャフト13が挿通された場合に、シャフト13は、上下に自在に摺動することができる。
ケース24の上面には、スリット242a,242bが設けられている。スリット242a,242bは、開口241を取り囲むように形成されている。スリット242a,242bは、開口241と同心円の円弧によって形成されている。スリット242a,242bには、解除リンク23の爪232a,232bがそれぞれ挿通され、爪232a,232bがスリット242a,242b内を摺動することによって、解除リンク23は、ケース24に対して回転することができる。
ケース24の下方から上部に向かって、円柱状の空洞として形成されたコイルバネ収納部243が形成されている。コイルバネ収納部243の上端に、開口241が形成されている。コイルバネ収納部243のXY平面視での直径は、コイルバネ25の外径と同程度に設定されている。コイルバネ収納部243は、コイルバネ25のZ軸方向の長さよりも短い長さ(深さ)を有する。つまり、コイルバネ収納部243にコイルバネ25を収納した場合には、コイルバネ25の長さ方向の一部が収納される。
コイルバネ収納部243には、さらに係止溝244が設けられている。係止溝244は、この例では、左巻きおよび右巻きいずれのコイルバネ25の端部を係止しやすいように、2か所に設けられている。コイルバネの形状等によって2か所に限らず、1か所であってもよく、3か所以上に設けられてもよい。コイルバネ収納部243に収納されたコイルバネ25の一方の端部がいずれかの係止溝244に係止される。したがって、コイルバネ25は、その一方の端部においてケース24に固定される。
コイルバネ収納部243の上端で開口241と接続する肩部245は、傾斜を有する。この傾斜は、開口241の周に沿って設けられているコイルバネ収納部243にコイルバネ25を収納した場合に、コイルバネ25の上端部は肩部245に接触する。
たとえば、ひじ掛け部11の上面に利用者が手を置いた場合には、ひじ掛け基部11bを介して、支持部12には下向きの力が加わる。その下向きの力は、支持部12と締結しているケース24に伝わり、ケース24の溝である肩部245に伝わる。コイルバネ25には、肩部245を介して下向きの力が加えられる。
肩部245の傾斜によって、コイルバネ25は、傾斜に沿って変形する。そのため、コイルバネ25は、コイルの線材の巻回方向に引っ張る力が加えられることになる。そのため、コイルバネ25の線材の巻回方向の弾性力により、シャフト13を締め付ける力が増大されるので、シャフト13の支持部12に対する支持強度が増大する。
図6(a)〜図6(c)に示すように、バネ駆動部(内径調節部)26は、XY平面視でほぼ円形の断面を有する円筒状の部材である。上部から下方に向かってXY平面視ほぼ円形の凹部262が形成されており、凹部262には、係止溝263が形成されている。係止溝263は、この例では、左巻きおよび右巻きいずれのコイルバネ25の端部を係止しやすいように、2か所に設けられている。コイルバネの形状等によって2か所に限らず、1か所であってもよく、3か所以上に設けられてもよい。凹部262のXY平面視の円の直径は、コイルバネ25の外径と同程度である。
凹部262には、コイルバネ25のZ軸方向の長さの一部が収納される。凹部262に収納されたコイルバネ25の他方の端部は、いずれかの係止溝263に係止される。上述したようにコイルバネ25の一方の端部は、ケース24の係止溝244に係止されているので、コイルバネ25は、その両端で、互いに固定されていない部材に係止されている。
バネ駆動部26は、下端から上方に沿って延伸するように設けられた係合爪264a,264bを有する。係合爪264a,264bは、この例では、XY平面視での円の中心に対して点対称となる位置に設けられている。係合爪264a,264bは、解除リンク23の切欠233a,233bにそれぞれ係合され固定される。したがって、バネ駆動部26は、解除リンク23に固定される。
なお、ケース24のコイルバネ収納部243の深さと、バネ駆動部26の凹部262の深さの合計値は、コイルバネ25のZ軸方向の長さにほぼ等しく設定されている。そのため、コイルバネ25は、コイルバネ収納部243および凹部262によって形成される内部空間に収納される。ケース24は、コイルバネ25の一方の端部を固定し、他方の端部固定するバネ駆動部26とともに、コイルバネ25を収納する。
バネ駆動部26は、凹部262を貫通する開口261が形成されている。開口261の直径は、シャフト13の直径よりも少し長く設定されており、挿通されたシャフト13は、自在に摺動することができる。
解除リンク23、ケース24およびバネ駆動部26は、手すり10の軽量化のために、たとえば合成樹脂等により形成される。解除リンク23、ケース24およびバネ駆動部26は、たとえば、射出成型加工等によりそれぞれ形成されることができる。
図7(a)および図7(b)に示すように、コイルバネ25は、コイル状に形成されたバネである。コイルバネ25は、両側に端部251a,251bを有する。一方の端部251aは、ケース24の係止溝244に係止され、他方の端部251bは、バネ駆動部26の係止溝263に係止される。コイルバネ25のコイルの内径は、シャフト13の直径よりも少し短く設定されている。
本実施形態の手すり10の構造では、コイルバネ25は、線材の巻回されている方向に沿った弾性力を利用する。コイルバネ25は、いわゆるねじりバネである。シャフト13は、コイルバネ25の内径に挿通される。コイルバネ25は、線材の巻回方向の弾性力によって、内径を縮める方向に付勢されている。したがって、コイルバネ25が内径を縮める方向に付勢されているときに、シャフト13は、コイルバネ25によって締め付けられて、シャフト13の表面とコイルバネ25の内径との間の摩擦力によって、互いに固定される。弾性力に抗してコイルバネ25の内径が広げられたときに、シャフト13は、自由に上下に摺動することができる。
コイルバネ25がシャフト13を締め付け、締め付けを解除する力は、コイルバネ25の内径、線材の太さや巻回数等に応じて容易に設定することができる。したがって、手すり10の利用者の属性等を考慮して、操作部16の操作に必要となる力を適切に設定することができる。
図8に示すように、解除リンク23は、伝達軸21の下端に固定される。ここでは図示しないが、伝達軸21の上端には、操作部16が固定されている。解除リンク23の一方の爪232aは、ケース24の一方のスリット242aに挿通される。解除リンク23の他方の爪232bは、ケース24の他方のスリット242bに挿通される。解除リンク23の爪232a,232bの円弧の長さは、スリット242a,242bの円弧の長さよりも短く設定されている。そのため、解除リンク23は、スリット242a,242bの円弧に沿って摺動することができる。つまり、解除リンク23は、ケース24に対して回転することができる。回転の角度は、爪232a,232bの円弧の長さおよびスリット242a,242bの円弧の長さの差によって決定される。
ケース24のコイルバネ収納部243には、コイルバネ25が収納される。コイルバネ25の一方の端部251aは、コイルバネ収納部243の係止溝244に係止される。
コイルバネ25の一部は、バネ駆動部26の凹部262に収納され、コイルバネ25の他方の端部251bは、凹部262に形成された係止溝263に係止される。
解除リンク23の爪232a,232bの先端部に形成された切欠233a,233bは、バネ駆動部26の係合爪264a,264bに係合され互いに固定される。
シャフト13は、その上端から、バネ駆動部26、コイルバネ25、ケース24、解除リンク23の順に挿通される。
シャフト13を挿通する挿通孔を有する下部カバー17が、支持部12の下端に接続され、固定される。
本実施形態の手すり10の動作について説明する。
図9(a)〜図9(c)は、実施形態の手すりの動作を説明するための図である。
図9(a)に示すように、コイルバネ25は、円周方向の弾性力によって、シャフト13を締め付けている。そのため、シャフト13は、ケース24に対してほぼ固定される。ケース24は、支持部12に固定されているので、シャフト13は、ケース24に対してほぼ固定される。
図9(b)に示すように、図9(a)の状態で、ひじ掛けに手を乗せる等により、シャフト13が下方向の力を受けた場合に、コイルバネ25の上端部は、コイルバネ収納部243の肩部245の傾斜によって矢印の向きの力を受け、図の破線のように変形される。コイルバネ25がこのような変形を受けることによって、コイルバネ25の線材は巻回された方向に沿って引っ張られるので、シャフト13を締め付ける力が増大する。つまり、本実施形態の手すり10では、実使用時の荷重によって、より強固にシャフト13と支持部12とを固定することができる。
図9(c)に示すように、シャフト13と支持部12との固定状態は、コイルバネ25の他方の端部251bの側から、コイルバネ25の線材の巻回方向に沿って力を印加することによって、コイルバネ25の内径を広げることができる。
シャフト摺動固定部22の構成において説明したように、コイルバネ25の一方の端部251aは、ケース24内に設けられた係止溝244に係止され、他方の端部251bは、バネ駆動部26の係止溝263に係止されている。
バネ駆動部26は、解除リンク23に結合され固定されており、解除リンク23は、伝達軸21の下端に結合され固定されている。そして、伝達軸21は、その上端で操作部16に結合され固定されている。そのため、操作部16をひねることによって、その回転動作は、操作部16、伝達軸21、解除リンク23およびバネ駆動部26に伝達される。バネ駆動部26によって、コイルバネ25には、図の矢印の向きの力が加わりコイルバネ25の内径が広げられる。
シャフト13を締め付ける力が低下するので、シャフト13は、ケース24に対して上下に摺動することができる。ケース24は、支持部12に固定されているので、シャフト13は、支持部12に対して自在に上下に摺動することができる。
コイルバネ25は、線材の巻回方向に付勢されているので、レバー16bから手を離すと、コイルバネ25の内径は元に戻って、シャフト13を締め付けるようになる(図9(a))。
本実施形態の手すり10の効果について説明する。
本実施形態の手すり10は、支持部12がシャフト摺動固定部22を有しており、シャフト摺動固定部22は、コイルバネ25の円周方向の弾性力によってシャフト13を締め付けて固定する。そのため構造が簡素であり、軽量化が可能であるとともに、低コスト化を実現することができる。
本実施形態の手すり10では、シャフト13の摺動時には、コイルバネ25の弾性力に抗した力を加えることでシャフト13の締め付けを緩める。コイルバネ25の弾性力に抗した力を取り去ることによって、コイルバネ25の内径は、シャフト13を締め付けるように自然に復原される。したがって、手動によらずに、自動的かつほぼ瞬時にシャフト13の摺動状態から固定状態に復帰させることができる。そのため、体の不自由な老人や障がい者等にも容易に取り扱うことができる。
シャフト摺動固定部22のケース24には、コイルバネ25の外周に応力を印加することができる傾斜を有する肩部245が形成されている。そのため、シャフト13締め付け時のシャフト13の微細な上下動によってコイルバネ25の線材の巻回方向に沿った引っ張り力を増大させることができる。シャフト13の固定時に、コイルバネ25の締め付け力を増大させることによって、より強力にシャフト13をケース24に対して固定することができる。したがって、利用者が手すり10にもたれたり、体重をかけることによって、支持部12とシャフト13との固定状態をより強固にすることができるので、安全性の高い手すり10を実現することができる。
操作部16は、ひじ掛け基部11bに設置することによって、利用者が操作をしやすくすることができる。また、操作部16のレバー16bは、便器本体2から外方に向かって伸びるように設けることができる。そのため、ベッドから操作する場合や、便座2aに着座したときであっても、利用者や介助者が容易に操作部16を操作して、手すり10のひじ掛け基部11bの高さを設定することができる。
なお、上述では、主としてポータブル便器に用いる手すりについて説明したが、上述した手すりは、ポータブル便器に限らず、他の腰かけ式便器にも用いることができる。たとえば、多目的トイレ用の便器に用いたり、家庭用の便器に用いたりして、バリアフリー化を実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。たとえば、便器本体、便座、ひじ掛け基部、支持部、シャフト、シャフト摺動固定部などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1 腰かけ式便器、2 便器本体、3 背もたれ、4 脚部、10 手すり、11 ひじ掛け基部、12 支持部、13 シャフト、14,15 取付部材、16 操作部、16a レバー、21 伝達軸、22 シャフト摺動固定部、23 解除リンク、24 ケース、25 コイルバネ、26 バネ駆動部、231 凹部、232a,232b 爪、233a,233b 切欠、241 開口、242a,242b スリット、243 コイルバネ収納部、244 係止溝、245 肩部、251a、251b 端部、261 底部、262 凹部、263 係止溝、264a,264b 係合爪

Claims (9)

  1. 腰かけ式便器の少なくとも一方の側方に設けられる手すりであって、
    ひじ掛け部と、
    前記ひじ掛け部を支持する支持部と、
    前記腰かけ式便器に固定され、前記支持部に挿通されて前記支持部に対して摺動可能であるシャフトと、
    操作によって前記シャフトの前記支持部に対する摺動可否を設定する操作部と、
    を備え、
    前記支持部は、前記ひじ掛け部の高さを調節する高さ調節手段を含み、
    前記高さ調節手段は、
    前記シャフトを挿通して、挿通した前記シャフトを締め付けて固定するコイルバネと、
    前記操作部によって、前記コイルバネの内径を広げて、前記コイルバネを解放する内径調節部と、
    を含むことを特徴とする手すり。
  2. 前記操作部は、前記腰かけ式便器が載置される床面に平行な方向に力を加えることによって前記内径調節部を操作することを特徴とする請求項1記載の手すり。
  3. 前記操作部は、前記ひじ掛け部の側面に設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の手すり。
  4. 前記操作部は、前記腰かけ式便器から外方に向かって設けられたことを特徴とする請求項3記載の手すり。
  5. 前記ひじ掛け部の上面は、平坦に形成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の手すり。
  6. 前記操作部は、外部からの力を加えた場合に、前記内径調節部によって前記コイルバネを解放し、
    前記操作部は、前記外部からの力を除去した場合に、前記シャフトの摺動を停止させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の手すり。
  7. 便器本体と、
    前記便器本体に取り付けられた請求項1〜6のいずれか1つに記載された手すりと、
    を備えたことを特徴とする腰かけ式便器。
  8. 前記便器本体は、持ち運ぶことができることを特徴とする請求項7記載の腰かけ式便器。
  9. 前記便器本体は、多目的トイレに設置されたことを特徴とする請求項7記載の腰かけ式便器。
JP2017061424A 2017-03-27 2017-03-27 手すりおよび腰かけ式便器 Active JP6940967B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061424A JP6940967B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 手すりおよび腰かけ式便器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017061424A JP6940967B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 手すりおよび腰かけ式便器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018161395A true JP2018161395A (ja) 2018-10-18
JP6940967B2 JP6940967B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=63859521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017061424A Active JP6940967B2 (ja) 2017-03-27 2017-03-27 手すりおよび腰かけ式便器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6940967B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021108664A1 (de) 2020-04-13 2021-10-14 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Programm, System und Verfahren zur fahrzeugbezogenen Ausgabe

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102021108664A1 (de) 2020-04-13 2021-10-14 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Programm, System und Verfahren zur fahrzeugbezogenen Ausgabe

Also Published As

Publication number Publication date
JP6940967B2 (ja) 2021-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6140892B2 (ja) 対麻痺患者の身支度を補助する装置
JP5607908B2 (ja) 浴室用椅子
KR200483026Y1 (ko) 허리 헬스기구
TWI654955B (zh) 設置在椅子型按摩機的遙控裝置
JP5905928B2 (ja) 浴室用椅子
JP2018161395A (ja) 手すりおよび腰かけ式便器
JP6228251B2 (ja) 浴室用椅子
JP4509730B2 (ja) アームレスト付き西洋トイレ
JP2007202760A (ja) 座椅子型トレーニング器具
KR101213877B1 (ko) 의자용 발 받침대
JP6872989B2 (ja) 介助装置
JP5257836B2 (ja) 手すり装置
JP4344578B2 (ja) 簡易便器の肘掛け構造
KR101829664B1 (ko) 의자용 헤드 각도조절장치
KR101461809B1 (ko) 회동지지부가 형성된 등받이 프레임이 구비된 의자
JP4604258B2 (ja) サイドレール
KR200298253Y1 (ko) 척추교정이 가능한 의자
JP5858487B2 (ja) 可搬便器
JP2002095612A (ja) 可動式手摺
JP6721530B2 (ja) 釣台
JP2007151738A (ja) 椅子
EP4218703A1 (en) Shock absorber for wheelchair
JP3125384U (ja) 入浴イス
JP2005237471A (ja) 椅子の座又は背もたれ
KR200180804Y1 (ko) 스텐드형 의자

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6940967

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250