JP2018160727A - ファクシミリ装置 - Google Patents

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宏至 島津
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Abstract

【課題】保存された画像データをユーザに利用し易くできるファクシミリ装置を提供すること。【解決手段】CPU12は、FAX通信部18を制御して、画像データ153を送信する処理(S17)と、送信した画像データ153の少なくとも一部を保存する処理(S15,S31)と、画像データ153の少なくとも一部を保存した保存先を示す情報である保存先情報を含むバーコード201を生成する処理(S41)と、生成したバーコード201を出力する処理(S47)と、を実行する。【選択図】図4

Description

本発明は、ファクシミリ装置に関するものである。
ファクシミリ装置の中には、メモリ送信機能を備えたものがある(例えば、特許文献1など)。このメモリ送信機能とは、シート(紙やOHPなど)の一面に印刷された文字や図形を画像データとして読み取ってメモリへ一時的に記憶しておき、送信先のファクシミリ装置への発呼や電話回線の接続を実行した後、画像メモリに記憶した画像データを送信する機能である。特許文献1に開示されるファクシミリ装置では、相手先の通話中などで電話回線を接続できず送信エラーとなった場合に、メモリに記憶している画像データを消去することなく保存状態を維持する。そして、ファクシミリ装置は、ユーザによってリダイヤルキーを押下された場合に、保存しておいた画像データを再送信する。
特開2000−115493号公報
ところで、この種のファクシミリ装置は、画像データの保存先として、内部記憶装置(RAMやROMなど)や、外部記憶装置(外付けハードディスクやファイルサーバなど)を利用する可能性がある。また、ファクシミリ装置は、複数件の画像データ(送信データ)を保存する可能性がある。この場合、ユーザは、再送等に利用したい画像の保存先などを特定する必要がある。このため、この種のファクシミリ装置では、利用する画像データをユーザに特定し易くさせたいという要望がある。
本願は、上記の課題に鑑み提案されたものであって、保存された画像データをユーザに利用し易くできるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
本願に係るファクシミリ装置は、シートの画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、前記画像データを外部機器に送信する送信部と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記送信部を制御して、前記画像データを送信する処理と、送信した前記画像データの少なくとも一部を保存する処理と、前記画像データの少なくとも一部を保存した保存先を示す情報である保存先情報を含む識別コードを生成する処理と、生成した前記識別コードを出力する処理と、を実行する。
これによれば、制御装置は、読み取った画像データの送信にともなって、画像データの保存先を示す保存先情報を含む識別コードを生成し出力する。ユーザは、出力された識別コードを画像読取部で読み取らせるなどすれば、保存された画像データを利用できる。これにより、画像データの保存先を識別コードによって特定するため、ユーザは、保存先を検索等せずに画像データを利用でき、保存された画像データをより利用し易くなる。
本願に係るファクシミリ装置によれば、保存された画像データをユーザに利用し易くできる。
MFPの斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 送信処理及び送信結果レポート出力処理の内容を示すフローチャートである。 送信処理及び送信結果レポート出力処理の内容を示すフローチャートである。 送信処理及び送信結果レポート出力処理の内容を示すフローチャートである。 バーコードの作成に成功した場合の送信結果レポートを示す図である。 バーコードの作成に失敗した場合の送信結果レポートを示す図である。 バーコード付き送信結果レポート読み取りからの処理の内容を示すフローチャートである。 バーコード付き送信結果レポート読み取りからの処理の内容を示すフローチャートである。 表示又は再送信を選択する選択画面の図である。 再送信の送信先を変更するか選択する画面の図である。 再送信の送信先を入力する画面の図である。
以下、本願のファクシミリ装置を具体化した一実施形態であるMFP1について図1及び図2を参照しつつ説明する。
(1.MFPの構成)
図1は、本実施形態のMFP(Multi-Function Peripheral)1の斜視図を示している。MFP1は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX機能を備える複合機である。図1に示すように、MFP1は、筐体10、USBインタフェース19、ユーザインタフェース20、給紙トレイ41、排紙トレイ42、及び上カバー43などを備える。なお、以下の説明では、MFP1の正面に立ったユーザの視点を基準とした方向を用いて説明する。即ち、図1における手前を「前」、奥を「後」とし、上を「上」、下を「下」とし、左を「左」、右を「右」とする。
筐体10は、略箱形をなし、後述するCPU12、NVRAM15、画像形成部16(図2参照)などを内部に収納する。ユーザインタフェース20は、筐体10の上面前側に設置されている。ユーザインタフェース20は、タッチパネル21、及びテンキー22などの操作ボタンを有する。USBインタフェース19は、筐体10の前面上側に設置されている。USBインタフェース19は、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠したコネクタであるレセプタクル191を2つ備える。筐体10の下側には、シート(紙やOHPなど)を収容する給紙トレイ41が設置されている。ユーザは、給紙トレイ41を前方に引出し、給紙トレイ41にシートを入れることができる。給紙トレイ41の上には、画像を形成したシートを支持する排紙トレイ42が設置されている。上カバー43は、後方に不図示の回動軸を有し、上方に回動可能となっている。上カバー43の下には、原稿台が設置されている。ユーザは、画像読取部17(図2参照)に原稿を読み取らせる(スキャンさせる)際、上カバー43を回動させ、露出する原稿台に原稿を載置する。
次に、図2を用いて、MFP1の電気的構成について説明する。MFP1は、CPU12、RAM13、ROM14、NVRAM(不揮発性メモリ)15、画像形成部16、画像読取部17、FAX通信部18、USBインタフェース19、ユーザインタフェース20、及びネットワークインタフェース24などを備えている。これらのCPU12等は、バス11で互いに接続されている。また、MFP1は、不図示の電源コードを介して商用電源から電源25に給電されて動作する。電源25は、商用電源から直流電源を生成し、不図示の電源線にてMFP1が備える各部へ電力を供給する。
ROM14は、各種プログラムを記憶している。CPU12は、ROM14から読み出したプログラムを実行し、処理結果をRAM13に一時的に記憶させながら、バス11で接続された各部を制御する。NVRAM15には、電話帳情報151、履歴情報152、及び画像データ153が保存される。電話帳情報151は、電話番号やFAX番号の情報である。履歴情報152は、電話・FAXの発信履歴や受信履歴の情報である。画像データ153は、コピー機能やFAX機能等で原稿を読み取って形成したデータである。
画像形成部16は、ヘッド161及びインクカートリッジ162を有する。インクカートリッジ162は、インクを収容する。ヘッド161は、インクカートリッジ162から供給されるインクをシートに吐出する。これにより、画像形成部16は、CPU12の制御に基づいて、インクジェット方式によりシートに画像を印刷する。画像読取部17は、不図示の原稿台及びCIS(Contact Image Sensor)を備える。画像読取部17は、原稿台に載置された原稿に対してCISを移動させ、原稿を読み取り、画像データ153を生成する。
FAX通信部18は、電話回線を介して、他のファクシミリ装置(外部機器)との間でFAXデータの送受信を行う。USBインタフェース19は、レセプタクル191(図1参照)に接続された外部記憶装置(USBメモリなど)に対して、データの読み出し及び書き込みを行う。例えば、本実施形態のUSBインタフェース19には、USBメモリである常設メモリ31及び外部メモリ32が装着されている。ここでいう常設メモリ31とは、例えば、FAX機能やコピー機能の際に使用される予備メモリであり、NVRAM15の空き容量が所定値未満である場合に、画像データ153の記憶先として使用される。また、外部メモリ32は、例えば、ユーザの所有するメモリである。このため、外部メモリ32は、ユーザによって適宜着脱される。
ユーザインタフェース20は、CPU12の制御に基づいて、例えば各種の設定画面や装置の動作状態等をタッチパネル21(図1参照)に表示する。また、ユーザインタフェース20は、タッチパネル21、テンキー22(図1参照)などで受け付けた操作を信号としてCPU12へ送信する。ネットワークインタフェース24は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースであり、LANケーブル(図示略)を介してネットワークNWに接続されている。本実施形態のネットワークNWには、例えば、PC61やファイルサーバ63が接続されている。ユーザは、PC61を操作することで、MFP1に対して印刷指示を行うことができる。また、MFP1は、ファイルサーバ63に対し、画像データ153のアップロードやダウンロードを実行することができる。
(2.FAXの送信処理)
上記したようにMFP1は、FAX受信機能とFAX送信機能とを有する。FAX受信機能とは、FAX通信部18を介して受信した画像データ153を、例えば、画像形成部16により印刷したり、NVRAM15もしくは常設メモリ31に記憶させたりする機能である。FAX送信機能とは、原稿を画像読取部17によって読みとって生成した画像データ153や、PC61などからネットワークインタフェース24を介して受信した画像データ153を、FAX通信部18を介して他のファクシミリ装置へ送信する機能である。
(2−1.送信処理及び送信結果レポート出力処理)
次に、図3〜図5を用いて、FAXの送信処理、及び送信処理後の送信結果レポートの出力処理について説明する。MFP1のCPU12は、例えば、テンキー22で送信先のFAX番号を入力され、タッチパネル21のFAX読み取りボタンを押下されると、図3〜図5に示す処理を開始する。
まず、CPU12は、タッチパネル21のFAX読み取りボタンを押下されると、図3のステップ(以下、「S」と省略する)11において、画像読取部17を制御して、原稿台にセッティングされたシートの一面に印刷等された画像(文字や図形)を画像データ153として読み取る(スキャンする)処理を開始する。CPU12は、全てのシートの読み取りを完了させるまで(S13:NO)、画像の読み取りを継続する。CPU12は、例えば、シートの読み取りを開始した後、ユーザからタッチパネル21に対して、全ての原稿の読み取りを完了した旨の操作(例えば、送信ボタンを押下する操作)を受け付けると、シートの読み取りを完了させる(13:YES)。
なお、MFP1は、自動でシートを取り込むトレイやシートローラを備え、シートを送り出しながら画像を読み取ってもよい。この場合、CPU12は、取り込み口に設けられたシートセンサによって、次に取り込むシートを検出できなくなったことに応じて、シートの読み取りを完了させてもよい(13:YES)。
CPU12は、全てのシートの読み取りを完了すると(S13:YES)、読み取った画像データ153を、例えば、RAM13に一時的に保存する(S15)。CPU12は、送信先のファクシミリ装置へ発呼を行い、電話回線を接続(閉結)させ、RAM13に保存した画像データ153を送信先のファクシミリ装置へ送信する処理を開始する(S17)。このように、本実施形態のMFP1は、一旦RAM13に保存した画像データ153を送信することで、メモリ送信機能を実現する。なお、MFP1は、メモリ送信機能を備えなくともよい。
次に、CPU12は、画像データ153の送信を完了したか否かを判定する(S19)。具体的には、CPU12は、画像データ153を送信し、送信先のファクシミリ装置との通信を終え、電話回線の切断を完了したか否かを判定する(S19)。CPU12は、電話回線の切断を完了させるまで(S19:NO)、S19の判定処理を繰り返し実行する。
次に、CPU12は、電話回線を切断した後(S19:YES)、画像データ153の送信を正常に完了できたか否かを判定する(S21)。例えば、CPU12は、電話回線を切断する前に、全ての画像データ153を受信できたかを問い合わせる制御コマンドを送信先のファクシミリ装置に送信する。CPU12は、この制御コマンドに対して、送信先のファクシミリ装置から正常な応答を受信できたことに応じて、画像データ153の送信を正常に完了できたと判定する(S21:YES)。また、CPU12は、送信先のファクシミリ装置から制御コマンドに対する応答がないことに応じて、画像データ153の送信に失敗したと判定する(S21:NO)。
送信を成功させたことに応じて(S21:YES)、CPU12は、図4に示すS29以降の処理を開始する。一方、CPU12は、送信に失敗したことに応じて(S21:NO)、S23以降のリダイヤル処理を開始する。CPU12は、例えば、画像データ153の送信を完了するまで(S21:YES)、ユーザにより予め設定されたリダイヤル回数分の発呼を繰り返す。例えば、送信先のファクシミリ装置が通信中で電話回線を接続できない場合、CPU12は、発呼を一旦中断し、所定時間の経過後に再発呼を行う。CPU12は、この再発呼処理を、ユーザによって設定された回数分だけ繰り返す。
まず、CPU12は、S23において、繰り返したリダイヤルの回数がユーザによって設定されたリダイヤル回数以上であるか否かを判定する。CPU12は、実行したリダイヤルの回数が設定されたリダイヤル回数以上であることに応じて(S23:YES)、即ち、送信に失敗したことに応じて、図4のS29以降の処理を開始する。
一方、CPU12は、実行したリダイヤルの回数が設定されたリダイヤル回数より少ないことに応じて(S23:NO)、所定時間だけ待機(S25)した後、次のリダイヤルを開始する時刻となったか否かを判定する(S27)。本実施形態のMFP1は、リダイヤルの時間間隔を設定可能となっている。ユーザは、例えば、リダイヤルの時間間隔を、ユーザインタフェース20を操作してMFP1に対して行う。そして、CPU12は、S25で所定時間だけ待機した後、合計の待機時間がユーザによって設定された時間(リダイヤルの時間間隔)以上となったか否かを判定する(S27)。
ユーザによって設定された時間より少ないことに応じて(S27:NO)、CPU12は、再度、S25で待機し、S27の判定処理を実行する。一方、CPU12は、待機した合計時間がユーザによって設定された時間以上になったことに応じて(S27:YES)、S17からの処理を再度実行する。これにより、CPU12は、ユーザによって設定された回数分だけリダイヤルを繰り返す。
次に、図4に示すS29において、CPU12は、外部記憶装置にアクセス可能であるか否かを判定する。ここでいう外部記憶装置は、送信するシートを読み取った画像データ153を記憶可能な記憶装置であり、例えば、上記した常設メモリ31、外部メモリ32、ファイルサーバ63、PC61などである。CPU12は、例えば、全ての外部記憶装置に対して通信を実行し、画像データ153を保存可能であるか否かを問い合わせる(S29)。また、複数の外部記憶装置がアクセス可能である場合、CPU12は、画像データ153を記憶させる外部記憶装置を選択する。この選択方法(優先順位や何カ所に記憶させるかなど)は、例えば、予めユーザによって設定される。なお、CPU12は、全ての外部記憶装置にアクセスせずに、例えば、ユーザによって設定された特定の外部記憶装置のみにアクセスを試みてもよい。
CPU12は、アクセス可能な外部記憶装置がないことに応じて(S29:NO)、S37以降の処理を開始する。一方、CPU12は、アクセス可能な外部記憶装置が存在したことに応じて(S29:YES)、外部記憶装置に画像データ153を保存する(S31)。CPU12は、例えば、画像データ153に含まれる全てのページを外部記憶装置に保存する。これにより、後述する再送信の際に、原稿を再度読み込ませる手間がなくなる。また、CPU12は、画像データ153の一部(例えば、フロントページのみ)を外部記憶装置に保存してもよい。これにより、後述する表示処理(図9のS73参照)のように、タッチパネル21にフロントページのみを表示することができる。
S31を実行した後、CPU12は、外部記憶装置への保存に成功したか否かを判定する(S33)。例えば、CPU12は、ファイルサーバ63から保存を完了した旨の通知を受信した場合に、保存に成功したと判定する(S33:YES)。また、CPU12は、画像データ153の送信を完了した後、所定時間を経過してもファイルサーバ63から保存を完了した旨の通知を受信できない場合、保存に失敗したと判定する(S33:NO)。
CPU12は、保存に成功したことに応じて(S33:YES)、RAM13に保存された画像データ153のうち、外部記憶装置に保存した画像データ153に対応するものを削除する(S35)。即ち、CPU12は、外部記憶装置への保存に成功したため、RAM13に重複して保存されることとなる画像データ153を削除し、RAM13の記憶領域を開放する。CPU12は、RAM13から画像データを削除(S35)した後、S37以降の処理を開始する。
また、CPU12は、S33において保存に失敗したことに応じて(S33:NO)、S37以降の処理を開始する。この場合、RAM13には、図3のS15で保存した画像データ153が保存されたままとなる。なお、CPU12は、保存に失敗した画像データ153を、RAM13からNVRAM15へ移動させてよい。これにより、MFP1の電源を切断された場合であっても、画像データ153をNVRAM15に残すことができる。また、CPU12は、S15の処理の時点で、シートから読み取った画像データ153をNVRAM15に直接保存してもよい。
次に、S37において、CPU12は、送信結果、相手先、データ保存先の情報をNVRAM15に保存する。ここでいう送信結果の情報とは、FAXの送信に成功したか否かを示す情報である。相手先の情報は、FAXの送信先のFAX番号や、電話帳情報151の登録情報などである。データ保存先の情報は、例えば、RAM13、NVRAM15、あるいは外部記憶装置のどれに画像データ153を保存したのかを示す情報や、具体的な保存先(外部メモリ32のフォルダパスやファイルサーバ63のURLなど)の情報である。
S37を実行すると、CPU12は、送信結果レポートを自動で出力する設定がなされているか否かを判定する(S39)。例えば、MFP1は、ユーザからのユーザインタフェース20に対する操作に応じて、FAXの送信後に自動で送信結果レポートを出力するか否かを設定可能となっている。送信結果レポートを自動出力する設定がされていないことに応じて(S39:NO)、CPU12は、図3〜図5に示す処理を終了する。
一方、送信結果レポートを自動出力する設定がなされていることに応じて(S39:YES)、CPU12は、S37で保存した相手先を示す情報と、データ保存先を示す情報とを含む識別コードを生成する(S41)。識別コードとしては、例えば、図6に示すバーコード201の画像を生成する。なお、識別コードは、バーコード201に限らず、二次元コードでもよい。また、ここでいう各種の情報を含む識別コードとは、例えば、情報量の多い識別コード(二次元コードなど)であれば、その情報の中に必要な情報(データ保存先を示す情報など)を設定してもよい。また、情報量の少ない識別コード(バーコードなど)であれば、その情報と必要な情報を関連付けておき、バーコードの情報に基づいて必要な情報を検索等してもよい。
次に、CPU12は、S41においてバーコード201の生成に成功したか否かを判定する(図5のS43)。バーコード201の生成に成功したことに応じて(S43:YES)、CPU12は、送信結果の情報、生成したバーコード201(識別コード)を用いて送信結果レポートを生成し(S45)、生成した送信結果レポートを出力する(S47)。CPU12は、例えば、画像形成部16を制御して、図6に示す送信結果レポート203を印刷(出力)する。なお、バーコード201(識別コード)を出力する方法は、印刷に限らない。例えば、CPU12は、送信結果レポート203を印刷せずに、タッチパネル21(図1参照)にバーコード201を表示してもよい。この場合、ユーザは、例えば、タッチパネル21に表示されたバーコード201を携帯端末のカメラで撮影し、携帯端末に画像データ153を表示させて確認してもよい。あるいは、CPU12は、送信結果レポート203のデータを、ネットワークNW(図1参照)を介してPC61やファイルサーバ63に送信してもよい。この場合、ユーザは、PC61を操作して画像データ153を確認できる。
図6に示すように送信結果レポート203には、上から、タイトル205、通信情報206、通知情報207、及びバーコード201が印刷されている。タイトル205には、「送信結果レポート」の文字が印刷されている。通信情報206には、送信日時、相手先名称(登録情報)、通信時間、送信したページ数、送信結果、送信時の画質が印刷されている。送信結果のビジーの表記は、通話中などにより送信に失敗したこと(失敗した原因)を示している。また、通知情報207には、バーコード201を読み込むことで画像データ153を再送信できる旨の情報、及びバーコード201を読み込むことで画像データ153を確認できる旨の情報が印刷されている。これにより、ユーザは、送信の失敗などやバーコード201の利用方法を把握できる。
また、図5のS43において、バーコード201の生成に失敗したことに応じて(S43:NO)、CPU12は、送信結果の情報、画像データ153の1ページ目の画像を用いて送信結果レポートを生成し(S49)、生成した送信結果レポートを出力する(S47)。即ち、CPU12は、バーコード201の生成に失敗した場合、バーコード201に替えて送信した画像データ153の1ページ目の画像を送信結果レポートに印刷する。例えば、作業用のメモリであるRAM13の空き容量が足りない場合、CPU12は、バーコード201の画像を生成できない虞がある。この場合、CPU12は、生成に失敗したバーコード201の画像に替えて、FAXで送信した画像データ153を特定できる情報として1ページ目の画像を送信結果レポートに印刷する。なお、バーコード201に替えて送信結果レポートに出力するデータは、1ページ目の画像に限らず、最後のページの画像でもよい。
CPU12は、画像形成部16を制御して、図7に示す送信結果レポート303を印刷する。なお、図7に示す送信結果レポート303の説明では、図6の送信結果レポート203と同じ内容については同一符号を付し、その説明を省略する。図7に示すように送信結果レポート303には、上から、タイトル205、通信情報206、通知情報307、及び1ページ目の画像301が印刷されている。通知情報307には、メモリ(RAM13)不足によりバーコード201の作成に失敗した旨、及びトップページを印刷した旨が印刷されている。また、画像301には、1ページ目の画像の一部が印刷されている。これにより、ユーザは、送信結果、1ページ目の画像に加え、メモリ不足の情報やバーコード201の生成に失敗したことを把握できる。
(2−2.バーコード付き送信結果レポート読み取りからの処理)
次に、図8及び図9を用いて、バーコード付きの送信結果レポート203(図6参照)を読み取った際の処理について説明する。本実施形態のMFP1は、例えば、送信結果レポート203を読み込むための専用モードを備えている。MFP1は、例えば、ユーザによりタッチパネル21を操作されることで、送信結果レポート203を読み込む専用モードとなる。そして、CPU12は、専用モードにおいてタッチパネル21の読み取りボタンを押下されると、図8及び図9に示す処理を開始する。なお、CPU12は、例えば、図3〜図5に示したFAXを送信するモードにおいてシートを読み込んだ際に、図6に示すタイトル205の文字列(送信結果レポート)などの特定の文字列をシート内に検出した場合に、図8及び図9に示す処理を開始してもよい。あるいは、CPU12は、読み込んで検出したバーコード201の内容を解析し、該当する相手先の情報や、保存先の情報を検出できた場合に、図8及び図9に示す処理を開始してもよい。
CPU12は、上記した専用モードにおいてユーザインタフェース20の読み取りボタンを押下されると、画像読取部17を制御し、送信結果レポート203の読み取りを開始する(図8のS51)。画像読取部17は、送信結果レポート203のバーコード201を印刷した面の画像(文字や図形)を画像データとして読み取る(スキャンする)。CPU12は、送信結果レポート203の読み取りを完了させるまで(S53:NO)、画像の読み取りを継続する。CPU12は、例えば、送信結果レポート203の読み取りを開始した後、ユーザからタッチパネル21に対して読み取りを完了した旨の操作を受け付けると、送信結果レポート203の読み取りを完了させる(53:YES)。
CPU12は、送信結果レポート203の読み取りを完了すると(S53:YES)、読み取った画像データ(第二画像データ)を、例えば、RAM13に一時的に保存する。なお、以下の説明では、送信結果レポート203(バーコード201)を読み取った画像データを、上記したFAX送信時に生成した画像データ153と区別するため、第二画像データD1(図1参照)と称して説明する。
CPU12は、RAM13に保存した第二画像データD1に基づいて、送信結果レポート203にバーコード201が印刷されているか否かを判定する(S55)。CPU12は、第二画像データD1からバーコード201を検出できない、即ち、読み取った送信結果レポート203にバーコード201が含まれていないことに応じて(S55:NO)、図8及び図9に示す処理を終了する。
一方、CPU12は、第二画像データD1からバーコード201を検出したことに応じて(S55:YES)、バーコード201を解析し、図4のS41で設定した画像データ153(FAX送信時の画像)の保存先の情報を取得する(S57)。画像データ153の保存先の情報は、上記したように、FAX送信時の画像データ153を、どの記憶装置(RAM13や外部記憶装置)のどの場所(フォルダパスなど)に保存したのかを示す情報である。
CPU12は、S57で取得した保存先の情報に基づいて、保存先から画像データ153を取得する(S59)。次に、CPU12は、画像データ153の取得に成功したか否かを判定する(S61)。例えば、CPU12は、S57においてファイルサーバ63にアクセスして、画像データ153をダウンロードする。CPU12は、ネットワークの輻輳等により、ファイルサーバ63から画像データ153をダウンロードできないことに応じて(S61:NO)、画像データ153の取得に失敗した旨をユーザに通知する(S63)。CPU12は、例えば、ダウンロードに失敗した旨をタッチパネル21(図1参照)に表示させ(S63)、図8及び図9に示す処理を終了する。
また、例えば、CPU12は、S57において外部メモリ32にアクセスして、画像データ153を読み込む処理を実行する。図8に示す処理を開始した時点で外部メモリ32が接続されていない場合、CPU12は、画像データ153の読み込みに失敗する。この場合、CPU12は、外部メモリ32から画像データ153を取得できないことに応じて(S61:NO)、例えば外部メモリ32が未接続である旨をタッチパネル21(図1参照)に表示させる(S63)。
一方、CPU12は、S61において保存先から画像データ153を取得するのに成功したことに応じて(S61:YES)、取得した画像データ153をRAM13に一時的に保存する(S65)。なお、CPU12は、保存先の画像データ153を既にRAM13に保存している、即ち、作業用のメモリに既に読み込んでいる場合、S65の処理を省略してもよい。例えば、図3に示すFAX送信の直後に図8に示す送信結果レポート203を読み込む処理を開始した場合、FAX送信時の画像データ153をRAM13に保存した状態を維持していれば、CPU12は、S65の処理を省略できる。
S65を実行した後、CPU12は、画像データ153をRAM13へ保存できたか否かを判定する(S67)。例えば、RAM13の空き領域が少ない場合、CPU12は、画像データ153をRAM13へ保存できない可能性がある。このため、CPU12は、RAM13へ画像データ153を保存できないことに応じて(S67:NO)、図8及び図9に示す処理を終了する。この場合、CPU12は、ユーザにエラーを通知してもよい。
また、CPU12は、RAM13への保存に成功したことに応じて(S67:YES)、S65で保存した画像データ153を表示するのか、あるいは画像データ153を使ってFAXの再送を行うのかを選択させる選択画面310(図10参照)をタッチパネル21(図1参照)に表示させる(図9のS69)。S69で選択画面310を表示した後、CPU12は、ユーザによって表示又は再送信の何れを選択されたのかを判定する(S71)。
図10は、選択画面310の一例を示している。図10に示すように、選択画面310には、バーコード201を認識した旨と、画像表示を選択する選択ボタン311と、再送信を選択する選択ボタン312が表示されている。CPU12は、画面左の選択ボタン311をタッチ操作されることに応じて(S71:YES)、画像データ153の1ページ目の画像を出力する(S73)。例えば、CPU12は、RAM13に保存した画像データ153の1ページ目の画像をタッチパネル21に表示させる(S73)。あるいは、タッチパネル21の表示領域が狭い場合など、CPU12は、画像データ153の一部を印刷してもよい。これにより、ユーザは、過去に送信した画像データ153を確認することができる。CPU12は、S73を実行した後、図8及び図9に示す処理を終了する。
また、S71において、CPU12は、図10の画面右の選択ボタン312をタッチ操作されることに応じて(S71:NO)、送信先を変更するか否かを選択させる選択画面320(図11参照)をタッチパネル21に表示させ、変更の有無を受け付ける(S74)。図11は、選択画面320の一例を示している。図11に示すように、選択画面320には、前回の送信先のFAX番号321と、送信先の変更を選択する選択ボタン322と、送信先を変更しないことを選択する選択ボタン323とが表示されている。
CPU12は、画面右の選択ボタン323をタッチ操作されることに応じて(S74:YES)、送信先のFAX番号321を変更せずに画像データ153の再送信を開始する(S75)。CPU12は、図3のS19と同様に、画像データ153の送信を完了したか否かを判定する(S77)。CPU12は、電話回線の切断を完了させるまで(S77:NO)、S77の判定処理を繰り返し実行する。
次に、CPU12は、電話回線を切断した後(S77:YES)、図3のS21と同様に、画像データ153の送信を正常に完了できたか否かを判定する(S79)。送信を成功させたことに応じて(S79:YES)、CPU12は、画像データ153の削除を実行する(S81)。CPU12は、例えば、図8のS65でRAM13に保存した画像データと、S59の処理における保存先の画像データ153との両方を削除する。即ち、CPU12は、今回の再送信に成功した画像データ153を、内部記憶装置や外部記憶装置の全てから削除する。これにより、一度送信に失敗した後、再送信に成功した画像データ153を記憶装置から削除し、不要なデータが蓄積されるのを抑制できる。CPU12は、S81を実行した後、図8及び図9に示す処理を終了する。なお、CPU12は、画像データ153を自動で削除せずに、ユーザからの指示を受け付けてもよい。
また、S79において、CPU12は、送信に失敗したことに応じて(S79:NO)、図4に示すS29以降の処理を開始する。これにより、再送信の画像データ153を、外部記憶装置やNVRAM15に保存し、送信結果レポート203,303を出力することができる。なお、この場合、CPU12は、図8のS59の処理における保存先の画像データ153を予め削除してもよい。これにより、送信結果レポート203を読み込んでFAX送信に失敗(S79:NO)する度に、重複した画像データ153が別々の場所に保存されていくことを抑制できる。
また、図9のS74において、CPU12は、図11の画面左の選択ボタン322をタッチ操作されることに応じて(S74:NO)、図12に示す送信先の入力画面330をタッチパネル21に表示する(S83)。図12に示すように、入力画面330には、FAX番号の入力欄331と、電話帳ボタン333と、履歴ボタン335と、オプションボタン337と、開始ボタン339とが表示されている。CPU12は、入力欄331をタッチ操作されることに応じて、送信先のFAX番号の入力を受け付ける。これにより、ユーザは、FAX番号を直接入力して変更することができる。
また、CPU12は、電話帳ボタン333をタッチ操作されることに応じて、NVRAM15に保存された電話帳情報151(図2参照)をタッチパネル21に表示する。これにより、ユーザは、表示された電話帳の中からFAX番号を選択することで入力欄331への入力を簡便に実施できる。また、CPU12は、履歴ボタン335をタッチ操作されることに応じて、NVRAM15に保存された履歴情報152(図2参照)をタッチパネル21に表示する。これにより、ユーザは、表示された送信履歴や受信履歴の中からFAX番号を選択することで入力欄331への入力を簡便に実施できる。オプションボタン337は、例えば、今回の再送信にともなって送信結果レポート203,303を出力するなどのオプションを設定するためのボタンである。開始ボタン339は、入力欄331に表示されたFAX番号に向けて画像データ153の送信を開始させるボタンである。
そして、CPU12は、S83を実行した後、開始ボタン339をタッチ操作されたか否かを判定する(S85)。CPU12は、開始ボタン339をタッチ操作されるまで(S85:NO)、S85の判定処理を繰り返し実行する。CPU12は、開始ボタン339をタッチ操作されたことに応じて(S85:YES)、S75以降の処理を開始する。これにより、前回の送信先とは異なる送信先に画像データ153を送信することができる。
因みに、MFP1は、ファクシミリ装置の一例である。FAX通信部18は、送信部の一例である。CPU12は、制御装置の一例である。バーコード201は、識別コードの一例である。画像形成部16は、印刷部の一例である。通信情報206は、送信結果情報の一例である。USBインタフェース19及びネットワークインタフェース24は、外部インタフェースの一例である。常設メモリ31、外部メモリ32、PC61、及びファイルサーバ63は、外部記憶装置の一例である。RAM13は、内部メモリの一例である。
(3.効果)
以上、上記した実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)MFP1(ファクシミリ装置)は、シートの画像を読み取って画像データ153を生成する画像読取部17と、画像データ153を外部機器(送信先のFAX装置など)に送信するFAX通信部18(送信部)と、CPU12(制御装置)と、を備える。CPU12は、FAX通信部18を制御して、画像データ153を送信する処理(S17)と、送信した画像データ153の少なくとも一部を保存する処理(S15,S31)と、画像データ153の少なくとも一部を保存した保存先を示す情報である保存先情報を含むバーコード201(識別コード)を生成する処理(S41)と、生成したバーコード201を出力する処理(S47)と、を実行する。なお、ここでいう保存先情報を含むバーコード201とは、例えば、バーコード201の情報の中に、保存先のURLを設定することをいう。
これによれば、CPU12は、読み取った画像データ153の送信にともなって、画像データ153の保存先を示す保存先情報を含むバーコード201を生成し出力する。ユーザは、出力されたバーコード201を画像読取部で読み取らせるなどすれば、保存された画像データ153を利用できる。これにより、画像データ153の保存先をバーコード201によって特定するため、ユーザは、保存先を検索等せずに画像データ153を利用でき、保存された画像データ153をより利用し易くなる。
(2)また、MFP1は、画像形成部16(印刷部)を、さらに備える。CPU12(制御装置)は、バーコード201(識別コード)の出力処理として、画像形成部16を制御して、バーコード201を印刷した送信結果レポート203を生成する。
これによれば、ユーザは、シートに印刷されたバーコード201を画像読取部で読み取らせるなどすれば、保存された画像データ153を利用できる。
(3)また、CPU12(制御装置)は、画像読取部17を制御して、送信結果レポート203の画像を読み取って第二画像データD1を生成する処理(S51)と、第二画像データD1からバーコード201(識別コード)を検出する処理(S55)と、検出したバーコード201に基づいて、保存先情報の示す保存先から画像データ153の少なくとも一部を取得する処理(S59)と、取得した画像データ153を出力する処理(S73、S75)と、を実行する。
これによれば、CPU12は、送信結果レポート203の第二画像データD1からバーコード201を検出し、過去に送信した際に保存した画像データ153を、保存先情報の示す保存先から取得する。CPU12は、取得した画像データ153を出力(送信、表示など)する。これにより、過去の画像データ153を用いてFAXの再送を行ったり、あるいは、過去の画像データ153を表示したりすることができる。
(4)また、CPU12(制御装置)は、バーコード201(識別コード)の出力処理として、バーコード201に加え、画像データ153の送信の成否を示す情報である通信情報206(送信結果情報)を、送信結果レポート203,303に印刷する。
これによれば、ユーザは、送信結果レポート203,303の通信情報206(送信結果情報)を見ることで、FAXの送信に成功したのか否かを確認できる。従って、ユーザは、送信結果に基づいた判断、例えば、バーコード201を用いてFAXの再送信をすべきか否かの判断をできる。
(5)また、CPU12(制御装置)は、画像データ153の少なくとも一部を保存する処理として、送信した画像データ153の1ページ目の画像を保存し、出力したバーコード201(識別コード)に基づいて、保存先情報の示す保存先から取得した画像データ153の1ページ目の画像を出力する処理を実行する(S73)。
これによれば、ユーザは、出力された1ページ目の画像を確認することで、過去に送信した画像データの内容の一部を確認できる。また、1ページ目のみ保存するため、画像データ153を保存するために確保すべき記憶領域を小さくできる。
(6)また、CPU12(制御装置)は、出力したバーコード201(識別コード)に基づいて、保存先情報の示す保存先から画像データ153の少なくとも一部を取得する処理(S59)と、取得した画像データ153をFAX通信部18(送信部)により再送信する処理(S75)と、を実行する。
これによれば、過去に保存された画像データ153を、バーコード201により取得して再送信することができる。
(7)また、CPU12(制御装置)は、保存先情報に加え、画像データ153を送信した送信先を示す情報である送信先情報を含むバーコード201(識別コード)を生成し、出力したバーコード201に含まれる送信先情報に基づいて送信先を決定し、FAX通信部18(送信部)による再送信を実行する。
これによれば、CPU12は、バーコード201に含まれる送信先情報に基づいて、画像データ153の再送信先を決定できる。
(8)また、CPU12(制御装置)は、送信した画像データ153に含まれる全てのページを保存する。
これによれば、CPU12は、画像データ153の送信にともなって画像データ153の全てのページを保存する。これにより、画像データ153の全ページを再送信したり、全ページを表示したりすることが可能となる。
(9)また、CPU12は、出力したバーコード201(識別コード)に基づいて、保存先情報の示す保存先から取得した画像データ153の1ページ目の画像を出力するのか、又は全てのページの画像を出力するのかの選択を受け付ける処理(S71)を実行する。
これによれば、ユーザは、過去に送信した画像データ153の1ページ目の画像を出力し確認等するのか、全てのページを出力し再送等するのかを選択できる。
(10)また、MFP1は、USBインタフェース19及びネットワークインタフェース24(外部インタフェース)を備える。CPU12は、画像データ153の少なくとも一部を保存する処理として、送信した画像データ153の少なくとも一部を、外部インタフェース(USBインタフェース19等)に接続された外部記憶装置(常設メモリ31、外部メモリ32、PC61、ファイルサーバ63)に保存する。
これによれば、CPU12は、送信した画像データ153をファイルサーバ63等の外部記憶装置に保存するため、内部の記憶装置(NVRAM15など)の記憶領域を、画像データ153を保存することで圧迫するのを抑制できる。
(11)また、MFP1は、画像データ153を保存するRAM13(内部メモリ)を、さらに備える。CPU12(制御装置)は、画像読取部17により読み取った画像データ153をRAM13に保存する処理(S15)と、RAM13に保存した画像データ153をFAX通信部18(送信部)により送信する処理(S17)と、画像データ153の少なくとも一部をファイルサーバ63など(外部記憶装置)に保存したことに応じて、RAM13に保存した画像データ153を削除する処理(S35)と、を実行する。
これによれば、CPU12は、シートから読み取った画像を一旦RAM13に保存してから送信することで、メモリ送信機能を実現する。CPU12は、画像データ153をファイルサーバ63などに保存したことに応じて、RAM13の画像データ153を削除する。これにより、RAM13の記憶領域の圧迫を低減できる。
(12)また、CPU12(制御装置)は、FAX通信部18(送信部)による画像データ153の送信を終了させるか否かを判定する処理(S21,S23)を、実行し、画像データ153の少なくとも一部をファイルサーバ63など(外部記憶装置)に保存し(S31)、且つ送信を終了させると判定したことに応じて(S21:YES、S23:YES)、RAM13(内部メモリ)に保存した画像データ153を削除する(S35)。
これによれば、CPU12は、画像データ153をファイルサーバ63などに保存し、且つ送信を終了させると判定したことに応じて、RAM13の画像データ153を削除する。これにより、RAM13の記憶領域の圧迫を低減できる。なお、ここでいう送信の終了とは、FAXの送信を完了し正常終了した場合や、リダイヤル回数が所定回数以上となってエラー終了した場合である。
(13)また、CPU12(制御装置)は、保存した画像データ153の少なくとも一部を再送信したことに応じて(S79:YES)、ファイルサーバ63など(外部記憶装置)に保存した画像データ153を削除する(S81)。
これによれば、CPU12は、再送信にともなって、ファイルサーバ63から画像データ153を削除する。これにより、ファイルサーバ63の記憶領域の圧迫を低減できる。
(14)また、CPU12(制御装置)は、生成したバーコード201(識別コード)の出力において、バーコード201(識別コード)を読み込むことで画像データ153の少なくとも一部を再送信できる旨の情報、及びバーコード201を読み込むことで画像データ153の少なくとも一部を確認できる旨の情報のうち、少なくとも一方の情報をバーコード201とともに出力する(図6の通知情報207参照)。
これによれば、ユーザは、バーコード201とともに出力された通知情報207(再送の旨など)を確認することで、バーコード201の利用方法を把握できる。なお、通知情報207は、バーコード201を読み込むことで画像データ153の少なくとも一部を再送信できる旨の情報、又はバーコード201を読み込むことで画像データ153の少なくとも一部を確認できる旨の情報のいずれか一方のみの情報でもよい。
(4.変形例)
尚、本願は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、CPU12は、送信結果レポート203に、送信の成否を示す通信情報206を印刷しなくともよい。
また、CPU12は、図9のS71の処理を実行せずに、即ち、ユーザによる選択を実行せずに、S73(1ページ目の画像出力)の処理、又はS74以降(再送信)の処理を実行する構成でもよい。
また、CPU12は、図4のS41において、バーコード201に相手先(FAX番号など)を含めなくともよい。
また、MFP1は、USBインタフェース19やネットワークインタフェース24などの外部インタフェースを備えなくともよい。即ち、MFP1は、外部に画像データ153を保存できない構成でもよい。
また、MFP1は、NVRAM15などを備えず、内部に画像データ153を保存できない構成でもよい。
また、CPU12は、送信結果レポート203,303を出力するか否かの設定に応じて(図4のS39参照)、送信結果レポート203,303を出力したが、これに限らない。例えば、CPU12は、FAXの送信に失敗した時のみ送信結果レポート203,303を出力する構成でもよい。あるいは、CPU12は、設定や送信結果の成否に係わらず送信結果レポート203,303を出力する構成でもよい。
また、CPU12は、送信結果レポート203を用いた再送において(図8及び図9)、画像データ153の1ページ目の画像のみを再送してもよい。
また、上記実施形態では、本願の制御装置として、所定のプログラムを実行するCPU12を採用したが、これに限らない。例えば、制御装置を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの専用のハードウェアで構成してもよい。また、制御装置は、例えばソフトウェアによる処理と、ハードウェアによる処理とを併用して動作する構成でもよい。
また、上記実施形態では、本願のファクシミリ装置として複合機であるMFP1を採用したが、これに限らない。本願のファクシミリ装置は、FAX機能のみを備えた装置でもよい。
1 MFP(ファクシミリ装置)、12 CPU(制御装置)、13 RAM(内部メモリ)、16 画像形成部(印刷部)、17 画像読取部、18 FAX通信部(送信部)、19 USBインタフェース(外部インタフェース)、24 ネットワークインタフェース(外部インタフェース)、31 常設メモリ(外部記憶装置)、32 外部メモリ(外部記憶装置)、61 PC(外部記憶装置)、63 ファイルサーバ(外部記憶装置)、153 画像データ、201 バーコード(識別コード)、207 通知情報、203,303 送信結果レポート、206 通信情報(送信結果情報)、D1 第二画像データ。

Claims (14)

  1. シートの画像を読み取って画像データを生成する画像読取部と、
    前記画像データを外部機器に送信する送信部と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記送信部を制御して、前記画像データを送信する処理と、
    送信した前記画像データの少なくとも一部を保存する処理と、
    前記画像データの少なくとも一部を保存した保存先を示す情報である保存先情報を含む識別コードを生成する処理と、
    生成した前記識別コードを出力する処理と、
    を実行する、ファクシミリ装置。
  2. 印刷部を、さらに備え、
    前記制御装置は、前記識別コードの出力処理として、前記印刷部を制御して、前記識別コードを印刷した送信結果レポートを生成する、請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記画像読取部を制御して、前記送信結果レポートの画像を読み取って第二画像データを生成する処理と、
    前記第二画像データから前記識別コードを検出する処理と、
    検出した前記識別コードに基づいて、前記保存先情報の示す保存先から前記画像データの少なくとも一部を取得する処理と、
    取得した前記画像データを出力する処理と、
    を実行する、請求項2に記載のファクシミリ装置。
  4. 前記制御装置は、前記識別コードの出力処理として、前記識別コードに加え、前記画像データの送信の成否を示す情報である送信結果情報を、前記送信結果レポートに印刷する、請求項2又は3に記載のファクシミリ装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記画像データの少なくとも一部を保存する処理として、送信した前記画像データの1ページ目の画像を保存し、
    出力した前記識別コードに基づいて、前記保存先情報の示す保存先から取得した前記画像データの1ページ目の画像を出力する処理を実行する、請求項1乃至4の何れかに記載のファクシミリ装置。
  6. 前記制御装置は、
    出力した前記識別コードに基づいて、前記保存先情報の示す保存先から前記画像データの少なくとも一部を取得する処理と、
    取得した前記画像データを前記送信部により再送信する処理と、
    を実行する、請求項1乃至5の何れかに記載のファクシミリ装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記保存先情報に加え、前記画像データを送信した送信先を示す情報である送信先情報を含む前記識別コードを生成し、
    出力した前記識別コードに含まれる前記送信先情報に基づいて送信先を決定し、前記送信部による再送信を実行する、請求項6に記載のファクシミリ装置。
  8. 前記制御装置は、送信した前記画像データに含まれる全てのページを保存する、請求項1乃至4の何れかに記載のファクシミリ装置。
  9. 前記制御装置は、出力した前記識別コードに基づいて、前記保存先情報の示す保存先から取得した前記画像データの1ページ目の画像を出力するのか、又は全てのページの画像を出力するのかの選択を受け付ける処理を実行する、請求項8に記載のファクシミリ装置。
  10. 外部インタフェースを、さらに備え、
    前記制御装置は、前記画像データの少なくとも一部を保存する処理として、送信した前記画像データの少なくとも一部を、前記外部インタフェースに接続された外部記憶装置に保存する、請求項1乃至9の何れかに記載のファクシミリ装置。
  11. 前記画像データを保存する内部メモリを、さらに備え、
    前記制御装置は、
    前記画像読取部により読み取った前記画像データを前記内部メモリに保存する処理と、
    前記内部メモリに保存した前記画像データを前記送信部により送信する処理と、
    前記画像データの少なくとも一部を前記外部記憶装置に保存したことに応じて、前記内部メモリに保存した前記画像データを削除する処理と、
    を実行する、請求項10に記載のファクシミリ装置。
  12. 前記制御装置は、
    前記送信部による前記画像データの送信を終了させるか否かを判定する処理を、実行し、
    前記画像データの少なくとも一部を前記外部記憶装置に保存し、且つ送信を終了させると判定したことに応じて、前記内部メモリに保存した前記画像データを削除する、請求項11に記載のファクシミリ装置。
  13. 前記制御装置は、保存した前記画像データの少なくとも一部を再送信したことに応じて、前記外部記憶装置に保存した前記画像データを削除する、請求項10乃至12の何れかに記載のファクシミリ装置。
  14. 前記制御装置は、生成した前記識別コードの出力において、前記識別コードを読み込むことで前記画像データの少なくとも一部を再送信できる旨の情報、及び前記識別コードを読み込むことで前記画像データの少なくとも一部を確認できる旨の情報のうち、少なくとも一方の情報を前記識別コードとともに出力する、請求項1乃至13の何れかに記載のファクシミリ装置。
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