JP2018160022A - タクシー待機場所管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
図1において、タクシー待機場所管理システムは、管理センター101と、無線基地局102−1〜102−L(無線基地局を代表するときは102と称する)と、移動局(車両)104−1〜104−N(移動局を代表するときは104と称する)と、GPS衛星105と、配車端末106−1〜106−M(配車端末を代表するときは106と称する)を有する配車センター107と、ネットワーク108を用いて構成されたタクシー配車用AVMシステムである。
なお、配車端末106は、PC(Personal Computer)であってもよい。
また、ネットワーク108は、インターネット回線、専用回線等でもよく、特に限定するものではない。
顧客は、配車センター107に連絡して配車先の位置(例えば、顧客の現在位置)や所望する車両の情報を伝えることで、配車要求を行う。
配車センター107では、オペレータが配車端末106を操作して、管理センター101に対して配車要求(配車先の位置や所望する車両の情報)を送信する。
なお、乗客等は、タクシー会社のホームページや、一般に市販されている種々の携帯端末(携帯電話端末やタブレット端末)等にインストールした配車要求用のアプリケーションを用い、インターネット回線を通じて管理センター101にアクセスすることで、配車センター107を介さずに管理センター101に対して配車要求を行うこともできる。
移動局104は、自車両が存する通信エリア103を有する無線基地局102との無線通信を通じて、管理センター101との間で各種情報の送受信を行うことができる。
また、移動局104は、定期的に、GPS衛星105から受信した情報に基づいて自車両の位置情報(緯度、経度)を取得し、該移動局104が配備された車両の動態を示す情報および該車両の識別情報と共に無線基地局102を介して管理センター101へ送信する。
また、移動局104は、自車両が待機場所での待機を終了する際に、乗務員により移動局104が操作されたことに応じて、待機場所での待機を終了することを示す情報と該待機場所を特定する情報とを該車両の識別情報と共に管理センター101へ送信する。
ここで、移動局104としては、専用の無線通信端末を用いてもよいが、携帯電話端末(例えば、スマートフォン)や無線通信機能を持つタブレット端末といった種々の携帯端末に、上記の各機能を実現する配車システム用のアプリケーションをインストールしたものを用いてもよい。
図2において、管理センター101は、AVM(Automatic Vehicle Monitoring)サーバ210、タクシー会社の営業エリアを含む地図情報を管理する地図サーバ220、配車待ち数等を管理する情報サーバ230、配車システムの運用に係る各種のデータを管理するデータベースサーバ240、外部とのインタフェースを担うゲートウェイサーバ250、表示装置260、ネットワーク270等で構成されている。
なお、データベースサーバ240は、車両データベース(車両DB)241、動態情報データベース(動態情報DB)242等で構成されている。
図5は従来の車両データベースと動態情報データベースに記憶する情報および情報サーバが集計する情報を説明するための図である。
図5(A)は車両データベース(車両DB)241に記憶している情報であり、各車両の情報を示している。例えば、各車両の車両番号や乗務員番号1,2等の情報を管理している。
図5(B)は動態情報データベース(動態情報DB)242に記憶する情報であり、各車両の動態情報を示している。例えば、車両番号、日付、乗務員番号、動態情報、時刻、位置情報等の情報を管理している。
図5(C)は待機場所データベース(待機場所DB)230に記憶する情報であり、各待機場所への入退場の履歴情報を示している。例えば、待機場所、車両番号、入退場時刻、待機時間等を管理している。
タクシー(車両番号A001)に配備された移動局104(以下、移動局104と称する)は、待機場所Aに入場すると(601)、管理センター101のゲートウェイサーバ250を介してAVMサーバ210に対して、待機場所への入場を示す情報と、車両番号(A001)と、待機場所を識別するための待機場所識別情報(実施例では、待機場所Aを示す情報とする)を送信する(602)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である入場を示す情報と、車両番号(A001)と、待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(603)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、入場時刻に「9時00分00秒」を記憶する(604)。入場時刻は、移動局104がAVMサーバ210に対して待機場所に入場した情報を送信した時刻にしてもよいし、待機場所データベース230がAVMサーバ210から記憶指示を受信した時刻でもよい。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aから退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(608)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、退場時刻に「9時30分00秒」を記憶する(609)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Bに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(613)。
待機場所データベース230は、待機場所B領域の車両番号に「A001」、入場時刻に「10時10分00秒」を記憶する(614)。
移動局104は、AVMサーバ210からの配車指示を受信すると、配車許諾応答(618)するため、AVMサーバ210に対して配車許諾応答を送信する(619)。
AVMサーバ210は、移動局104から配車許諾応答を受信すると、配車センター107に対して配車許諾応答を送信する(620)。
移動局104は、待機場所Bから退場すると(621)、AVMサーバ210に対して、待機場所Bから退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)を送信する(622)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Bから退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)を待機場所データベース242に対して記憶指示を出す(623)。
待機場所データベース230は、待機場所B領域の車両番号に「A001」、退場時刻に「10時50分00秒」を記憶する(624)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(629)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、入場時刻に「11時25分00秒」を記憶する(630)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aから退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(633)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、退場時刻に「12時00分00秒」を記憶する(634)。
上記シーケンスにおいて、待機場所データベース230が記憶した内容を、図5(C)に示す。
なお、図1と図2の説明は、上述の背景技術と同じであるため省略する。
図3は本発明の一実施例に係る車両データベースと動態情報データベースに記憶する情報および待機場所データベースが集計する情報を説明するための図である。
図3(A)は車両データベース(車両DB)241に記憶している情報であり、各車両の情報を示している。例えば、各車両(移動局)を識別する車両番号や乗務員番号1,2等の情報を記憶している。
図3(B)は動態情報データベース(動態情報DB)242に記憶する情報であり各車両の動態情報を示している。例えば、車両番号、日付、乗務員番号、動態情報、時刻、GPS情報等である。
図3(C)は待機場所データベース230が集計する情報であり、各待機場所への入退場の履歴情報を示している。本実施例では、従来技術で記憶していた待機場所、車両番号、入退場時刻、待機時間に加えて、動態情報、天候も記憶している。
図4において、タクシー(車両番号A001)に配備された移動局104(以下、移動局104と称する)は、待機場所Aに入場すると(401)、管理センター101のゲートウェイサーバ250を介してAVMサーバ210に対して、車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を送信する(402)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(403)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、時刻に「9時00分00秒」を記憶する(404)。
移動局104は、待機場所Aから実車退場すると(406)、AVMサーバ210に対して、待機場所Aから実車退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)と動態情報(実車)を送信する(407)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aから実車退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(408)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、動態情報に「実車」、時刻に「9時30分00秒」を記憶する(409)。
移動局104は、待機場所Bに入場すると(411)、管理センター101のゲートウェイサーバ250を介してAVMサーバ210に対して、待機場所Bに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)を送信する(412)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Bに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(413)。
待機場所データベース230は、待機場所B領域の車両番号に「A001」、入場時刻に「10時10分00秒」を記憶する(414)。
移動局104は、AVMサーバ210からの配車指示を受信すると、配車許諾応答(418)するため、AVMサーバ210に対して配車許諾応答を送信する(419)。
AVMサーバ210は、移動局104から配車許諾応答を受信すると、配車センター107に対して配車許諾応答を送信する(420)。
移動局104は、待機場所Bから送迎退場すると(421)、AVMサーバ210に対して、待機場所Bから送迎退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)と動態情報(迎車)を送信する(422)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Bから送迎退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所B)と動態情報(迎車)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(423)。
待機場所データベース230は、待機場所B領域の車両番号に「A001」、動態情報に「迎車」、退場時刻に「10時50分00秒」を記憶する(424)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aに入場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(429)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、入場時刻に「11時25分00秒」を記憶する(430)。
AVMサーバ210は、移動局104から受信した情報である待機場所Aから休憩退場した車両番号(A001)と待機場所識別情報(待機場所A)と動態情報(休憩)を待機場所データベース230に対して記憶指示を出す(433)。
待機場所データベース230は、待機場所A領域の車両番号に「A001」、動態情報に「休憩」、退場時刻に「12時00分00秒」を記憶する(434)。
待機場所データベース230は、動態情報データベース242に記憶している内容から集計して、図3(C)の情報を生成する。
待機場所データベース230より、待機場所毎の順番待ちによる待機時間や各車両の退場時の動態情報を集計することができる。
・天候データとの紐つけ
待機場所データベース230に記憶している日時、気象庁等の外部から取得した天候データは、エリアと時間帯で待機登録解除データと紐つけを行ってもよい。天候データは、車両と車載機と連動させ、ワイパーの稼働状況を晴れか雨天かの判断材料としてもよい。また車載機に天候を入力できるようにし、乗務員に入力させ、その情報を待機登録解除データと合わせて管理センター101へ送ってもよい。
・待機台数の算出
時間帯別、曜日別の算出
例えば、過去1か月の待機場所解除データから、実車数(=顧客を乗せて出た数)と、迎車数(=配車されて出た数)、その他の数(=その他の理由で出た数)を集計する。
実車数と迎車数の総数により、その待機場所の待機台数の契約数を増減する判断材料とする。
・待機時間の算出
車載機から待機解除送信時に、その待機場所に待機していた時間を合わせて情報としてセンター101へ送信する。
待機時間の平均が長い時間帯は、待機台数を減らす。待機時間の平均が短い時間帯は、待機台数を増やすなどの判断材料とする。
・車両の不足を予測
待機場所への募集をかけた結果、空車車両が見つからなかった場合、その情報を待機場所データベース230に記憶しておく。記憶する情報は、例えば、配車指示した日時、天候情報等を紐づけておき、時間帯や曜日、天候毎に集計し、空車車両が日時や天候によってどの程度不足しているかを数値化し、車載機へ情報を提供する。
・天候の変動との連動
過去の待機登録・解除履歴を、晴れの時のデータと、雨の時のデータで集計し、晴れのときと、雨の時とを比較し、大きく需要が増えそうな場所をピックアップし、天候が変わりそうなときにその場所の登録可能台数を変更する。
変更は、事前に晴れの日用と雨の日用の設定を算出しておき、予報を参考にし、手動で切り替えてもよいし、車載機からのワイパーの情報から、そのエリアの天候を推定し、自動で切り替えてもよい。
Claims (3)
- 管理センターと、複数の移動局とを備えたタクシー待機場所管理システムであって、
前記移動局は、待機場所から退場する際に、待機場所を識別する待機場所識別情報、前記移動局を識別する車両番号、前記移動局の動態を示す動態情報とを前記管理センターへ送信し、
前記管理センターは、前記移動局から受信した前記待機場所識別情報と、前記車両番号と、前記動態情報と、前記移動局が前記待機場所を退場した時刻と、をデータベースに記憶することを特徴とするタクシー待機場所管理システム。 - 請求項1に記載のタクシー待機場所管理システムであって、
前記移動局は、天候情報を取得し、待機場所から退場する際に、前記管理センターへ送信し、
前記管理センターは、前記移動局から受信した前記天候情報を前記データベースに記憶することを特徴とするタクシー待機場所管理システム。 - 請求項1又は請求項2に記載のタクシー待機場所管理システムであって、
前記管理センターは、前記待機場所毎の前記移動局の登録可能台数の設定について、天候毎の設定情報を記憶しており、天候の変化を取得すると、前記登録可能台数の設定を変更することを特徴とするタクシー待機場所管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017055906A JP2018160022A (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | タクシー待機場所管理システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2017
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