JP2018159769A - 電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムおよび電子楽器制御方法 - Google Patents

電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムおよび電子楽器制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電子楽器を構成する操作子毎のパラメータを調整する際、初期パラメータ値からの変位量が一見して明らかでない場合があった。
【解決手段】 タッチパネル式の入力デバイスを有する表示画面と、電子楽器を認証し、認証された電子楽器との接続を確立する手段と、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整する手段と、操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を表示画面に表示する手段と、調整パラメータを認証された電子楽器に送信する手段と、を備える電子楽器制御端末を提供することを特徴とする。したがって、鍵毎に初期パラメータ値からのパラメータ変位量が棒グラフで表示されるため、音高や音量の変位量が一見して明らかとなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムおよび電子楽器制御方法であり、より具体的には、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータの調整を行うことができる電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムおよび電子楽器制御方法に関する。
従来から、鍵盤に関連して設定された各種パラメータを分かり易く表示する電子楽器等が存在する。この技術に関しては、例えば、特開2006―267686号「電子楽器及びパラメータ設定表示プログラム」がある。その内容は、複数の鍵から成る鍵盤と、鍵盤の近傍に設けられ、行方向が鍵盤の鍵配列方向に一致し、列方向が鍵盤の鍵配列方向と直交する方向に一致するように、行列状に配置された複数の表示要素から成る面状表示画面と、鍵盤に関連するパラメータを設定するパラメータ設定手段と、設定されたパラメータを面状表示画面上にグラフィック図形で表示する表示手段とを具備することを特徴とするものである。
特開2006―267686号公報
文献1によると、鍵盤の近傍に全鍵域にわたって設けられた面状表示画面上に、鍵盤に関連して設定された各種鍵域パラメータをグラフィック図形で表示して、鍵域パラメータの表示を鍵盤に直接的に対応させるようにし、而も表示情報量を多くしているので、鍵域パラメータと鍵盤との対応関係が把握し易くなり、鍵域パラメータを分かり易く表示することができる。
しかし、文献1は、初期パラメータ値からの増減値が明確とならない。また、パラメータの設定に関し、微調整が困難な場合がある。さらには、本発明のように、楽器とは別体である端末上でパラメータを調整するものではない。
そこで、本発明は従来例の課題を解決するものとして、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータの調整を行うことができる電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムおよび電子楽器制御方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本願の請求項1に係る端末は、タッチパネル式の入力デバイスを有する表示画面と、電子楽器を認証し、認証された電子楽器との接続を確立する手段と、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整する手段と、操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を表示画面に表示する手段と、調整パラメータを前記認証された電子楽器に送信する手段と、を備える電子楽器制御端末
である。
請求項2に係る端末は、請求項1に記載の電子楽器制御端末であって、認証された電子楽器の操作子群を模した操作子群画像を表示画面上に表示する手段をさらに備え、操作子群画像を表示画面上に表示する手段は、パラメータ変位量を操作子に対応付けて表示画面に表示する電子楽器制御端末である。
請求項3に係るシステムは、複数の操作子を有する電子楽器と、タッチパネル式の入力デバイスを有する表示画面を備えた電子楽器制御端末であって、電子楽器を認証し、認証された電子楽器との接続を確立する手段と、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整する手段と、操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を表示画面に表示する手段と、調整パラメータを認証された電子楽器に送信する手段とを備えた電子楽器制御端末と、を備える電子楽器制御システムである。
請求項4に係るプログラムは、電子楽器を認証し、認証された電子楽器と電子楽器制御端末との接続を確立するステップと、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整するステップと、操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を表示画面に表示するステップと、調整パラメータを認証された電子楽器に送信するステップと、を電子楽器制御端末に実行させる電子楽器制御プログラムである。
請求項5に係るプログラムは、請求項4に記載の電子楽器制御プログラムであって、初期パラメータ値は、電子楽器制御プログラムに初期値として保存された値である電子楽器制御プログラムである。
請求項6に係る方法は、電子楽器を認証し、認証された電子楽器と電子楽器制御端末との接続を確立するステップと、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整するステップと、操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を表示画面に表示するステップと、調整パラメータを認証された電子楽器に送信するステップと、を備える電子楽器制御方法である。
電子楽器制御端末において、認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整し、操作子毎に初期パラメータ値からの増減を示すパラメータ変位量が表示されるため、操作子毎に初期パラメータ値からどれ位増減させたかが一見して分かる。
本発明の実施形態に係る電子楽器制御端末の主な電気的構成をブロック図で示す説明図である。 本発明の実施形態に係る認証された電子楽器の主な電気的構成をブロック図で示す説明図である。 本発明の実施形態に係る電子楽器制御端末の操作画面を示す説明図である。 本発明の実施形態に係るシステム構成を示すフロー図である。
以下、本実施形態に基づき、電子楽器制御端末、電子楽器制御システム、電子楽器制御プログラムの一例について説明する。ここで、本実施形態によれば、ユーザが電子楽器の操作子毎のパラメータを調整することによって、調整した操作子毎の初期パラメータ値からのパラメータ変位量の差分が一見して分かるものである。以下、電子楽器は、「鍵盤楽器」を一例とし、「操作子群」を「鍵盤」とし、「操作子」を「鍵」とし、「操作子群画像」を「鍵盤画像」として説明する。
図1に、実施形態である電子楽器制御端末10の主な電気的構成を示している。実施形態に係る電子楽器制御端末10は、接続を確立する手段(図面では「接続確立手段」とする。)11と、表示画面12と、操作子毎のパラメータ変位量を表示する手段(図面では「表示手段」とする。)13と、鍵盤画像40(図3を参照)を表示画面12上に表示する手段(便宜上「鍵盤画像を表示する手段(図面では「鍵盤画像表示手段」)」とする。)14と、タッチパネル15と、送信する手段(「入出力部」とする。)17と、外部機器入出力部18と、CPU19と、フラッシュメモリ20と、RAM21とを備えており、これらがシステムバス25によって電気的に接続されている。
また、タッチパネル15に接続する検出回路(不図示)と、表示画面12に接続する表示回路(不図示)とを設けている。そして、CPU19が、フラッシュメモリ20に記憶されているプログラム(本実施形態のプログラムなど)を実行することにより、検出回路によるタッチパネル15の操作検出、表示回路による表示画面12への表示、入出力部17による識別番号(ID)の入力や調整パラメータの出力、タッチパネル15での操作によるパラメータの調整、信号処理等の制御を行う。
電子楽器制御端末10は接続を確立する手段11を備え、この接続を確立する手段11は、鍵盤楽器を認証することによって、認証された鍵盤楽器30との接続を確立することができ、これによって電子楽器制御端末10と認証された鍵盤楽器30との間において通信可能となる。具体的には、後述するように、タッチパネル15の操作による識別番号の入力がなされ、鍵盤楽器30から出力された識別番号が入出力部17から入力され、そして、判定する手段(不図示)により両識別番号が一致した場合に認証する。
ここで、まず、認証について簡単に説明する。操作空間には複数の電子楽器制御端末10及び複数の鍵盤楽器が存在しうる場合がある。ユーザは、電子楽器制御端末10と通信可能となる鍵盤楽器を特定するための認証確立処理を行ない、鍵盤楽器30を接続対象デバイスとし、電子楽器制御端末10と認証された鍵盤楽器30との間で連携して通信を行うことができるようにする。すなわち、本実施形態においては、電子楽器制御端末10の接続を確立する手段11により、鍵盤楽器を認証することで、電子楽器制御端末10と認証された鍵盤楽器30とが接続を確立し、通信可能となる。
表示画面12は、タッチパネル式の入力デバイスで、平板状の液晶表示装置によって構成されている。また、表示画面12は、グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)を表示することができる大きさに形成されている。ここでのグラフィカル・ユーザー・インターフェースは、パラメータの値の調整などを行うためのものである。表示画面12には、表示すべき内容を表わす表示データが供給され、表示データに基づいてパラメータ変位量56等の画像(例えば、棒グラフの画像等)を表示する。表示回路は、CPU19からの指示に基づき、その表示内容を制御するための回路である。
表示する手段13は、鍵盤楽器30の鍵(操作子)31毎に調整された調整パタメータの初期パラメータ値51からのパラメータ変位量56、パラメータ背景画像50等の種々の画像を液晶パネル(LCD)等の表示画面12に表示し、また、鍵盤画像を表示する手段14は、鍵盤楽器30の鍵盤を模した鍵盤画像(操作子群画像)40を表示画面12上に表示する。
タッチパネル15は、静電容量方式であり、表示画面12の表面に積層されている。タッチパネル15は、表面に操作面を有する保護膜(不図示)と、この保護膜の下層に配置された電極(不図示)とを備え、タッチを検出する。
調整する手段は、鍵31毎のパラメータの調整手段であり、例えば、タッチパネル15等での操作(プラスボタン53又はマイナスボタン54の操作や、スライダー52の操作等)によって鍵31毎の音高(ピッチ)、音量等のパラメータを調整、変位させる。ここで、ピッチは音程を示すものであり、周波数によって決定される。調整する手段は各鍵31の周波数を調整することによって、ピッチを調整して鍵31毎のパラメータを調整するものである。
入出力部17は、調整する手段により調整された調整パラメータ(例えば、具体的な値)等を鍵盤楽器30に送信するものであり、また、鍵盤楽器30から出力された識別番号を入力するものである。
CPU19は、電子楽器制御端末10の制御を統括する。また、パラメータの動作を統括制御する制御手段であり、フラッシュメモリ20に記憶されたパラメータ設定用の所要のプログラムを実行することにより、パラメータ設定処理などの処理を行う。
フラッシュメモリ20は、CPU19が実行する各種のコンピュータプログラム等を記憶する書き換え可能な不揮発性記憶手段で、CPU19は必要に応じてフラッシュメモリ20からコンピュータプログラムを読み出して実行する。また、各種プログラムに加えて、初期パラメータ値51、表示画面12に表示される各種画像などの図形データ及び文字データなどの各種データが記憶されている。
RAM21には、CPU19の処理結果および演算結果を一時的に記憶したりする他、CPU19がコンピュータプログラムを実行する際のワークメモリとして機能する。
外部機器入出力部18は、他の表示装置、マウスなどのポインティングディバイス、文字入力用のキーボード、操作パネル、他の音楽装置、パーソナルコンピュータ、スピーカなどの外部機器(不図示)との間でデータの入出力を行うためのインターフェースである。
図2に、本実施形態の鍵盤楽器30の主な電気的構成を示している。鍵盤楽器30は、従来の鍵盤楽器とほぼ同様に構成される。すなわち、図2に示すように、例えば、鍵31、信号処理部32、D/A変換部33、スピーカ34などを備え、ユーザによる鍵31の操作に応じて信号を生成し、この信号に基づいて楽音をスピーカ34から放音するように構成される。そして、既述のように、電子楽器制御端末10において認証されることによって、電子楽器制御端末10との接続が確立される。
鍵31は、配列された複数の白鍵及び黒鍵からなる鍵を備え、各鍵31の操作に応じた信号を信号処理部32に出力する。信号は、操作された鍵31の位置を示す情報(キーナンバ)、押鍵(操作子による操作)したことを示す情報(キーオン)、離鍵したことを示す情報(キーオフ)、および押鍵速度(ベロシティ)等を含む。具体的には、押鍵されると、キーオン、ベロシティおよびキーナンバが対応付けられて出力され、離鍵するとキーオフが出力される。
信号処理部32は、例えばMIDI(登録商標)規格の音源を備え、ユーザによる鍵31の操作に応じて出力された上記信号からリアルタイムに波形合成することによりデジタルデータであるオーディオ信号を生成するオーディオ信号生成部として機能するものである。すなわち、鍵盤楽器30の鍵31をユーザが操作して演奏を開始すると、その信号処理部32は、鍵31の操作に応じてオーディオ信号を生成する。
なお、ユーザが鍵盤楽器30の鍵盤(操作子群)の鍵31を操作すると、スピーカ34から音が発生するが、発生する音の種類(音高、音量など)は、鍵盤楽器30のタッチボタン(不図示)およびスライダー(不図示)などを用いて変更することができる。
D/A変換部33は、信号処理部32で生成されたオーディオ信号をアナログ信号に変換してスピーカ34を駆動するものである。これにより、スピーカ34から、ユーザによる鍵31の操作に応じた楽音が放音される。
鍵盤楽器30は、電子楽器制御端末10との情報のやり取りをして各種設定を行うための機能として入出力部(不図示)を有する。
すなわち、入出力部は、電子楽器制御端末10との間でデータをやりとりする入出力部であり、電子楽器制御端末10において行った調整された調整パラメータの信号の入力を受け付けるためのインターフェースである。
電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30はそれぞれに備えられた入出力部を介してアクセスすることができ、電子楽器制御端末10から鍵盤楽器30の各種設定を行うことができる。
本実施形態では、電子楽器制御端末10は、鍵盤楽器30に対して有線ケーブルを用いた有線通信、又は、ネットワークを介さない近距離無線通信によって接続されるが、ネットワークを介した通信によって接続されてもよい。近距離無線通信としては、例えば、Wi−Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信などを用いた通信手段を用いることができる。有線ケーブルとしては、例えば、USBケーブル等の各種ケーブルを用いることができる。
次に、図3に基づいて、鍵盤楽器30の各鍵31のパラメータ(音高、音量等)の調整を行う電子楽器制御端末10の操作画面の一例について説明する。
電子楽器制御端末10の表示画面12に表示された各メニュー表示から「Each Key Setting」ボタン60をタッチすると、「Each Key Setting」画面が表示され、「鍵盤ごとにチューニングや音量を調節できます。初期状態では標準的な調律にしています。」とメッセージが表示される。ユーザは、この「Each Key Setting」画面において各鍵31のパラメータの調整を行うことができる。
より具体的には、当画面上のTune/Volume切替ボタンをタッチして切り替えることによって各鍵31のパラメータの調整を行うことができる。「Tune」ボタン58をタッチすると音高調整が可能となり、「Volume」ボタン59をタッチすると音量調整が可能となる。以下、「Each Key Setting」画面の各画像などについて説明する。
表示画面12には、鍵盤楽器30の鍵盤を模した鍵盤画像40と、パラメータ変位量56を表示するパラメータ背景画像50が表示される。このパラメータ背景画像50は、鍵31毎のパラメータ変位量56を表した棒グラフを表示することができる短冊状の背景画像の集合体である。そして、各短冊状の背景画像は、鍵盤画像40の各鍵に対応付けて配置されているため、パラメータ変位量を鍵31に対応付けて表示画面12に表示される。そして、各種パラメータを調整することによって、パラメータ背景画像50を構成する短冊状の背景画像上にパラメータ変位量56を棒グラフ化したものが表示される。また、パラメータ変位量56を表した棒グラフは、短冊状の背景画像と色調を変える等により見やすくすることができる。なお、鍵盤画像40、及び/又は、パラメータ背景画像50の領域を鍵盤画像の表示領域70とする。
パラメータ背景画像50には、略中央の横方向にセンターラインが表示され、ここを基準点として、この基準値から上下にパラメータを調整することができる。調整された調整パラメータは、具体的な数値として表示画面12上に表すこともできる。初期パラメータ値51は、例えば、電子楽器制御端末10のアプリケーションプログラム(電子楽器制御プログラム)に初期値として保存された値である。
鍵盤画像40の下には、キー表示部41と、このキー表示部41の左右にプラスボタン42とマイナスボタン43が表示される。
キー表示部41の文字(図3ではF♯2)によって音高、又は、音量の調整を行うキー(鍵)が表示される。すなわち、キー表示部41に表示されているキーの鍵31が音高、又は、音量の調整対象となる鍵31であり、キー表示部41の左右にあるプラスボタン42又はマイナスボタン43をタッチすることによって調整対象となる鍵31を変更することができる。
また、調整対象となる鍵盤画像40の鍵上及びパラメータ背景画像50を構成する短冊状の背景画像上には表示バー55が表示される。この表示バー55をスライドさせることによっても鍵31の選択を行うことができる。プラスボタン42又はマイナスボタン43のタッチによって鍵31の変更を行った場合、この表示バー55も鍵盤画像40の対象鍵上に連動する。このように、表示バー55は、選択した鍵31等を表示するものであり、具体的には、鍵盤画像40の鍵、この鍵に対応付けて表示されるパラメータ背景画像50(パラメータを調整した場合は、パラメータ変位量56を示す棒グラフ画像も含む)の上に直線上に表示される。表示バー55は、鍵盤画像40の鍵、パラメータ背景画像50を構成する短冊状の背景画像と色調を変える等により見やすくすることができる。
ここで、パラメータ背景画像50は、複数の鍵(典型的には88鍵)の各々に対応して具備される。鍵盤楽器30に備わる88鍵の各鍵には、個々の鍵を識別するためのキーナンバKn(Kn1〜Kn88)が割り当てられており、本実施形態では、キーナンバKnは、低音側から昇順で割り当てられているものとする。すなわち、例えば、キーナンバKnは、ピアノ鍵盤に向かって左側の鍵(低音の鍵)から右に向かって順次Kn1、Kn2、Kn3…Kn88と割り当てられる。そして、各鍵のキーナンバに対応するようにパラメータ背景画像50が具備される。
鍵盤画像の表示領域70の隣には、スライダー52と、このスライダー52の上下にプラスボタン53又はマイナスボタン54を表示する。スライダー52の上下、又は、スライダー52の上下にあるプラスボタン53やマイナスボタン54をタッチすることによって鍵31のパラメータの調整を行うことができる。
鍵盤画像の表示領域70の上にはCompareボタン57が表示されている。このCompareボタン57は、調整パラメータを初期パラメータ値51に戻すものである。
図4である実施形態に係るシステム構成を示すフロー図を基に、使用方法の一例を説明すると以下のようになる。
まず、鍵盤楽器と電子楽器制御端末10の接続を確立するが(ST1)、その前提として、電子楽器制御端末10において認証を行う。
ここで、認証の一例について説明する。まず、予め、鍵盤楽器の購入者が鍵盤楽器に付与されている識別番号を直接入力するなどの方法で電子楽器制御端末10のフラッシュメモリ20に記録させておく。そして、本実施形態のシステムを使用する際には、鍵盤楽器30から識別番号が出力され、この識別番号が電子楽器制御端末10の入出力部17から入力される。又は、電子楽器制御端末10において識別番号の入力画面から、鍵盤楽器30に付与されている識別番号を入力する。鍵盤楽器30から出力されて電子楽器制御端末10に入力された識別番号又は電子楽器制御端末10の識別番号の入力画面で入力した識別番号と、電子楽器制御端末10のフラッシュメモリ20に記録されている識別番号が一致した場合、認証されることとなる。認証された場合には、電子楽器制御端末10と認証された鍵盤楽器30の接続が確立され、通信可能となる。なお、認証されない場合は、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器の接続が確立されず、通信できない。
次に、鍵盤楽器30の電源を入れ、電子楽器制御端末10のアプケーションプログラムを起動する(ST2)。
そして、電子楽器制御端末10のアプリケーションプログラムの設定を、鍵盤楽器30に送信し、アプリーションプログラムと鍵盤楽器30の状態を同一に、すなわち、同期する(ST3)。
次に、選択画面において、調律(パラメータ調整)したい鍵盤楽器30のピアノ音色を選択する(ST4)。予め各種ピアノの音色を電子楽器制御端末10等に記憶させておき、ユーザはその中から使用したいピアノの音色を選択することができる。
そして、鍵盤楽器30のピアノ音色を選択した後は、鍵盤楽器30の鍵盤の調律したい鍵31を選択する(ST5)。
鍵盤楽器30の鍵盤の調律したい鍵31の選択を行った後は、この鍵31の音高(ピッチ)、又は、音量を調整する(ST6)。具体的には、ユーザは、鍵盤楽器30の鍵盤の鍵31を押鍵することで試聴しながら、この鍵31の音高(ピッチ)又は音量を調整し、好みの音高(ピッチ)又は音量とする。
図3の操作画面に基づいて説明すると下記のようになる。電子楽器制御端末10で認証されると、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30の接続が確立されて通信可能となり、メニュー画面の「Each Key Setting」画面をタッチすると、「Each Key Setting」画面が表示される。そして、音高調整を行う場合は、画面のTuneボタン58をタッチすると、各鍵31の音高が増減可能となり、スライダー52を上下させること等によって各鍵31の音高を増減させることができる。ここ「Tune」では、発音される音の音高(周波数)の増減(パラメータ変位量56)が棒グラフで表示される。
また、音量調整を行う場合は、画面のVolumeボタン59をタッチすると、各鍵31の音量が増減可能となり、スライダー52を上下させること等によって各鍵31の音量を増減させることができる。ここ「Volume」では、発音される音の音量の増減(パラメータ変位量56)が棒グラフで表示される。
さらに、調律したい別の鍵31がある場合(ST7でYES)、すなわち、音高、音量調整した鍵以外に他の鍵31も音高、音量調整したい場合は、ST5の前に戻り、調律したい鍵31を選択して音高、音量の調整等を行う。
別のピアノ音色に変更したい場合(ST8でYES)は、ST4の前に戻り、別のピアノ音色に変更し、その後、調律したい鍵31を選択して音高、音量の調整等を行う。
調律したい別の鍵31がない場合(ST7でNO)で、変更したい別のピアノ音色がない場合(ST8でNO)は、終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子楽器制御端末10のアプリケーションプログラム(電子楽器制御プログラム)に初期値として保存された音高又は音量と異なるユーザ好みの音高又は音量とすることができ、その差分が一見してわかることとなる。また、電子楽器制御端末10で鍵盤楽器30の鍵31毎の調律ができるので、鍵盤楽器30から離れた場所で鍵盤楽器30の調律(パラメータの調整)を行うことができる。さらには、表示画面12上には、タッチパネル15等での操作によって、鍵31毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値51からのパラメータ変位量56が棒グラフで表示されるため、音高や音量の変位量をグラフィカルに表示することができる。また、表示バー55が、鍵盤画像40の鍵、この鍵に対応付けて表示されるパラメータ背景画像50(パラメータを調整した場合は、パラメータ変位量56である棒グラフ画像も含む)の上に直線上に表示されるため、どの鍵31のパラメータがどれ位変位したか一見して確認することができる。さらには、スライダー52を使用することによって細かな調整が可能となる。
尚、説明した前記実施形態に限定されるものではなく、実施形態の趣旨を逸脱しない範囲内での種々の改良、変更が可能であることは言うまでもない。
本実施形態では、鍵盤楽器30を例に説明した。具体的には、例えば、電子ピアノ、電子オルガン、電子チェンバロ、シンセサイザー等の電子楽器としての鍵盤楽器や、電子木琴、電子鉄琴等の電子鍵盤打楽器等が該当する。また、他の例として、電子バイオリン等の弦楽器、電子ドラム等の打楽器、電子サックス等の管楽器、またはウィンドシンセサイザー等、鍵盤を構成要素としない電子楽器であってもよい。この場合、弦楽器の操作子は弦、フレット、ピックアップ等、打楽器の操作子はパッド等、管楽器やウィンドシンセサイザーの操作子はキー等が考えられる。
表示画面12は、液晶ディスプレイの他、有機ELパネルにより構成することもできる。また、鍵31毎の音高、音量の調整の他、鍵31毎のタッチ感や音色を調整することもできる。
データの取扱いに関しては、例えば、フラッシュメモリ20に設定及び調整パラメータを保存することができ、保存されているデータを鍵盤楽器30に送信することができる。
また、CPU19は、通常の稼働状態と、消費電力を抑えて待機するスリープ状態と、を切り替えて制御を行うことができる。したがって、CPU19は、様々なスリープ状態からの起動条件を有することとなる。スリープ状態から起動する場合、表示画面12に関しては、スリープする直前の画面を表示し、スリープする直前の設定、調整パラメータを全て引き継ぐこととなる。
アプリケーションプログラム起動中は、スクリーンロックを無効化することも可能である。
操作画面「Each Key Setting」中で説明したスライダー52や、プラスボタン53又はマイナスボタン54等の操作ボタンや、鍵盤画像40、パラメータ背景画像50等の位置は、どの位置にあってもよい。なお、操作画面の名称は、「Each Key Setting」に限らないことは勿論である。
認証に関しては、電子楽器制御端末10側で行う他の例も考えられる。例えば、鍵盤楽器は送信部を介して電子楽器制御端末10に識別信号を送信する。電子楽器制御端末10は受信部などによって、識別信号を受信し、電子楽器制御端末10のCPUの制御の下に識別信号が電子楽器制御端末10の記憶部に予め記憶されている識別信号と一致するか否かを判定する。識別信号が記憶部に予め記憶されている識別信号と一致する場合には、電子楽器制御端末10の表示画面12に認証された旨を表す認証メッセージを表示させる。これによって、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30との接続が確立され、通信が可能となる。識別信号が記憶部に予め記憶されている識別信号と一致しない場合には、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器との接続は確立されず、通信不可能となる。
また、鍵盤楽器側で認証を行う例も考えられる。例えば、電子楽器制御端末10は送信部を介して鍵盤楽器に識別信号を送信する。鍵盤楽器は受信部によって、識別信号を受信し、鍵盤楽器側のCPUの制御の下に識別信号が鍵盤楽器の記憶部に予め記憶されている識別信号と一致するか否かを判定する。識別信号が記憶部に予め記憶されている識別信号と一致する場合には、電子楽器制御端末10の表示画面12に認証された旨を表す認証メッセージを表示させる。これによって、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30との接続が確立され、通信が可能となる。識別信号が記憶部に記憶されている識別信号と一致しない場合には、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30との接続は確立されず、通信不可能となる。
実施形態の各手段、各回路等の電気的構成は、実施形態の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更、追加、削除、交換等を実施することができる。また、例えば、電子楽器制御端末10に備えた各手段、各回路等の電気的構成を、鍵盤楽器30に備えることもできる。また、鍵盤楽器30に備えた各電気的構成を電子楽器制御端末10に備えることもできる。
フロー図で説明した各ステップは、実施形態の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜順番の変更、ステップの追加、削除、交換等を実施することができる。例えば、次のような例も考えられる。
まず、電子楽器制御端末10のアプケーションプログラムを起動する。次に、鍵盤楽器と電子楽器制御端末10を接続し、その後、電子楽器制御端末10において認証を行う。そして、鍵盤楽器を認証した場合は、電子楽器制御端末10と鍵盤楽器30との接続が確立し、調整したい鍵31の選択を行い、鍵31の音高、音量などのパラメータの調整を行う。
10 電子楽器制御端末
11 接続を確立する手段
13 表示する手段
19 CPU
30 認証された電子楽器(鍵盤楽器)
31 操作子(鍵)
32 信号処理部
40 操作子群画像(鍵盤画像)
51 初期パラメータ値
56 パラメータ変位量

Claims (6)

  1. タッチパネル式の入力デバイスを有する表示画面と、
    電子楽器を認証し、認証された電子楽器との接続を確立する手段と、
    前記認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整する手段と、
    前記操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を前記表示画面に表示する手段と、
    前記調整パラメータを前記認証された電子楽器に送信する手段と、を備える電子楽器制御端末。
  2. 請求項1に記載の電子楽器制御端末であって、
    前記認証された電子楽器の操作子群を模した操作子群画像を前記表示画面上に表示する手段をさらに備え、
    前記操作子群画像を前記表示画面上に表示する手段は、前記パラメータ変位量を操作子に対応付けて前記表示画面に表示する電子楽器制御端末。
  3. 複数の操作子を有する電子楽器と、
    タッチパネル式の入力デバイスを有する表示画面を備えた電子楽器制御端末であって、
    電子楽器を認証し、認証された電子楽器との接続を確立する手段と、
    前記認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整する手段と、
    前記操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を前記表示画面に表示する手段と、
    前記調整パラメータを前記認証された電子楽器に送信する手段とを備えた前記電子楽器制御端末と、を備える電子楽器制御システム。
  4. 電子楽器を認証し、認証された電子楽器と電子楽器制御端末との接続を確立するステップと、
    前記認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整するステップと、
    前記操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を前記表示画面に表示するステップと、
    前記調整パラメータを前記認証された電子楽器に送信するステップと、を前記電子楽器制御端末に実行させる電子楽器制御プログラム。
  5. 請求項4に記載の電子楽器制御プログラムであって、
    前記初期パラメータ値は、前記電子楽器制御プログラムに初期値として保存された値である電子楽器制御プログラム。
  6. 電子楽器を認証し、認証された電子楽器と電子楽器制御端末との接続を確立するステップと、
    前記認証された電子楽器の操作子毎のパラメータを調整するステップと、
    前記操作子毎に調整された調整パラメータの初期パラメータ値からのパラメータ変位量を前記表示画面に表示するステップと、
    前記調整パラメータを前記認証された電子楽器に送信するステップと、を備える電子楽器制御方法。
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