JP2018157769A - 釣糸ガイド及び釣竿並びに釣糸ガイドのフレーム - Google Patents
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Abstract
Description
ガイドリング2は、本実施形態において円形の環状であるが、楕円形や長円形等であってもよい。ガイドリング2は耐摩耗性に優れた、種々の硬質材料からなり、例えばSiC(シリコンカーバイト)に代表されるセラミックや、各種の金属材料が使用される。金属材料としては、例えばチタンが挙げられる。チタンとしてはチタン合金が好ましい。チタン合金は、α相とβ相が混在しているものであって、主としてα相であって一部にβ相が残留したニアα型(少量のβ安定化元素を添加したα合金)、α+β型、β型が好適である。特にβ型のチタン合金であることが好ましく、冷間加工性が良く、部材の強度も容易に確保できる。ニアα型としては、例えば、Ti−8Al−1Mo−1VやTi−6Al−2Nb−1Ta−0.8Mo等である。α+β型は、ニアα型よりも多量のβ相が残留しており、例えば、Ti−3Al−2.5VやTi−6Al−4V等である。β型は、準安定β型とも称されるものであって、α+β型に比してβ安定化元素が多く、α安定化元素が少ない。β型では、残留β相中に微細な粒でα相が分散して生成しており、従って、β型においてもその表面にはα相とβ相とがまだら模様となって存在している。β型としては、例えば、Ti−15V−3Cr−3Sn−3Alや、Ti−3Al−8V−6Cr−4Zr−4Moや、Ti−10V−2Fe−3Al等があるが、特に、冷間加工性に優れていることからTi−15V−3Cr−3Sn−3Alが好ましい。ガイドリング2は、釣糸が挿通する糸挿通孔を有しており、ガイドリング2の内周面を釣糸が摺動することで釣糸を直接案内する。
フレーム3は、ガイドリング2を装着するための貫通孔であるリング装着孔10を有している。該リング装着孔10にガイドリング2が挿入されて、ガイドリング2の外周面がリング装着孔10の壁面で保持されている。ガイドリング2がフレーム3に接着により固定されている。尚、ガイドリング2はリング装着孔10に例えば圧入により装着され、更には、接着剤によりフレーム3に固定される。
脚部材8は鍛造品や金属板からなる。脚部材8の材質は、種々の金属であってよく、例えばチタンやステンレス等が挙げられる。チタンとしてはチタン合金が好ましい。脚部材8は全体として上下方向に薄い薄肉状のものであり、上下方向の寸法(厚さ)が左右方向の寸法(幅)よりも小さい形状である。脚部材8は、前後方向に直線状に延びている。図2のように、脚部材8の幅は、後側から前側に向けて若干広くなった小さいテーパ形状となっている。但し、脚部材8の幅は前後方向に沿って一定であってもよい。
保持部材7は射出成形により形成された射出成形品である。保持部材7を射出成形する際に脚部材8がインサート成形によって一体化されている。保持部材7は、各種の合成樹脂からなる。合成樹脂は、射出成形に適した種々の熱可塑性樹脂であってよいが、特には、長さが1mm以下の短繊維を混入した合成樹脂が好ましい。短繊維の長さは特には0.5mm以下であることが好ましい。尚、短繊維としてはカーボン繊維等であってよい。尚、リング装着孔10は、射出成形によって貫通孔として形成することが好ましいが、射出成形後の半製品に孔加工して貫通孔として形成してもよい。
2 ガイドリング
3 フレーム
4 竿体
5 巻糸
6 樹脂被覆層
7 保持部材
8 脚部材
10 リング装着孔
11 取付脚部
11a 上面
11b 下面
12 リング保持部
13 立ち上がり部
20 脚部材の接合端部
21 傾斜面
22 凹部
30 保持部材の接合端部
30a 上面
30b 下面
31 後端面
32 凹溝
33 補強壁
40 貫通孔
41 突部
Claims (7)
- 竿体の外側に装着固定される釣糸ガイドであって、
釣糸を案内するためのガイドリングと、該ガイドリングが装着されるリング装着孔が形成されたリング保持部と竿体に取り付けられる取付脚部とを有するフレームとを備え、
フレームは、リング保持部側の部分と取付脚部側の部分とに区分されて構成されており、
リング保持部側の部分を構成する保持部材は合成樹脂からなる射出成形品であり、取付脚部側の部分を構成する脚部材は金属製であり、保持部材と脚部材は、リング装着孔と取付脚部との間の位置で接合一体化されている
ことを特徴とする釣糸ガイド。 - 脚部材は保持部材にインサート成形により一体化されている請求項1記載の釣糸ガイド。
- 脚部材の接合端部に抜け止め構造を備えている請求項2記載の釣糸ガイド。
- リング保持部は取付脚部に対して所定角度で立ち上がっており、該立ち上がり部において保持部材の接合端部の内側に脚部材の接合端部が入り込むようにして保持部材と脚部材とが接合されており、保持部材の接合端部と脚部材の取付脚部との間に段差が形成される程度に保持部材の接合端部は厚く脚部材の取付脚部は薄い請求項1乃至3の何れかに記載の釣糸ガイド。
- 請求項1乃至4の何れかに記載の釣糸ガイドが竿体に取り付け固定されている釣竿。
- 請求項4記載の釣糸ガイドの取付脚部が巻糸により竿体に取り付け固定されており、保持部材の接合端部と脚部材の取付脚部との間の段差を埋めるように巻糸が巻回されている釣竿。
- 竿体の外側に装着固定される釣糸ガイドのフレームであって、
釣糸を案内するためのガイドリングが装着されるリング装着孔が形成されたリング保持部と、竿体に取り付けられる取付脚部とを有し、
リング保持部側の部分と取付脚部側の部分とに区分されて構成されており、
リング保持部側の部分を構成する保持部材は合成樹脂からなる射出成形品であり、取付脚部側の部分を構成する脚部材は金属製であり、保持部材と脚部材は、リング装着孔と取付脚部との間の位置で接合一体化されていることを特徴とする釣糸ガイドのフレーム。
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JP2017056126A JP6932014B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 釣糸ガイド及び釣竿並びに釣糸ガイドのフレーム |
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JP2017056126A Active JP6932014B2 (ja) | 2017-03-22 | 2017-03-22 | 釣糸ガイド及び釣竿並びに釣糸ガイドのフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6932014B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024089946A1 (ja) * | 2022-10-27 | 2024-05-02 | グローブライド株式会社 | 釣糸ガイド及び釣竿 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236388Y2 (ja) * | 1983-12-06 | 1990-10-03 | ||
WO2015011962A1 (ja) * | 2013-07-23 | 2015-01-29 | 富士工業株式会社 | 釣り糸ガイド、リールシート及びこれを備えた釣竿 |
-
2017
- 2017-03-22 JP JP2017056126A patent/JP6932014B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JPH0236388Y2 (ja) * | 1983-12-06 | 1990-10-03 | ||
WO2015011962A1 (ja) * | 2013-07-23 | 2015-01-29 | 富士工業株式会社 | 釣り糸ガイド、リールシート及びこれを備えた釣竿 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2024089946A1 (ja) * | 2022-10-27 | 2024-05-02 | グローブライド株式会社 | 釣糸ガイド及び釣竿 |
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JP6932014B2 (ja) | 2021-09-08 |
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