JP2018157440A - 端局装置及び帯域割当方法 - Google Patents

端局装置及び帯域割当方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018157440A
JP2018157440A JP2017053708A JP2017053708A JP2018157440A JP 2018157440 A JP2018157440 A JP 2018157440A JP 2017053708 A JP2017053708 A JP 2017053708A JP 2017053708 A JP2017053708 A JP 2017053708A JP 2018157440 A JP2018157440 A JP 2018157440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resource information
radio resource
terminal device
information
missing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017053708A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6646605B2 (ja
Inventor
紘子 野村
Hiroko Nomura
紘子 野村
寛之 鵜澤
Hiroyuki Uzawa
寛之 鵜澤
達也 島田
Tatsuya Shimada
達也 島田
大介 久野
Daisuke Hisano
大介 久野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2017053708A priority Critical patent/JP6646605B2/ja
Publication of JP2018157440A publication Critical patent/JP2018157440A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6646605B2 publication Critical patent/JP6646605B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】無線リソース情報が欠落した場合であっても、遅延時間の増大を抑制すること。【解決手段】上位装置との間でデータを送受信する上位通信部と、各終端装置との間でデータを送受信する下位通信部と、無線リソース情報に基づいて、各下位装置からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する連携機能部と、特定結果から各終端装置への帯域割当情報を一定の周期で決定し、決定した情報を下位通信部を介して各終端装置に通知する帯域割当部と、を備え、連携機能部は、無線リソース情報の欠落を検出する異常検出部と、無線リソース情報の欠落が検出された場合に、欠落した無線リソース情報を含む帯域割当周期を特定する異常区間検出部と、を備え、帯域割当部は、当該特定された帯域割当周期においては、欠落した無線リソース情報を用いずに各終端装置に対する帯域割当計算を行う端局装置。【選択図】図3

Description

本発明は、端局装置及び帯域割当方法に関する。
FTTH(Fiber To The Home)に代表される光アクセスを提供するサービスにおいて、端局装置と複数の終端装置が接続された受動光通信網(PON;Passive Optical Network)を用いることによって、経済的なサービス提供が実現されている。特に、時分割多重(TDM;Time Division Multiplexing)方式のPONであるTDM−PONでは、各終端装置から端局装置への上りデータ送信が端局装置によって集中制御される。
このような集中制御の方式の一つとして、例えば、端局装置が、各終端装置からの要求量に基づいて、各終端装置の上り割当帯域を決定することにより、上りデータ送信を制御する方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この方式では、各終端装置が、自己の終端装置に蓄積された上りデータのデータ量を要求量としてそれぞれ端局装置に通知する。そして、端局装置は、当該通知に基づいて各終端装置に割り当てる帯域を計算(帯域割当計算)して決定し、上り送信開始時刻と送信量とを含む割当量を各終端装置に通知する。各終端装置は、通知された割当量に基づいて、上りデータ送信を行う。
この方式は、高い帯域利用効率が得られる一方で、上記の帯域割当計算のために、全終端装置から要求量を収集しなければならないため、割当量の決定及び通知までに時間を要し、上りデータ送信において遅延(以下、「制御遅延」と呼称する)を生じさせることがある。この制御遅延は、特に、LTE(Long Term Evolution)やLTE−Advancedに代表される移動体通信サービス網(以下、「モバイル網」と呼称する)などの通信網を、TDM−PONで収容する場合においてボトルネックとなる。これに対し、従来、モバイル網との連携制御によって、このような制御遅延を低減する連携制御方式が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
以下、TDM−PONで移動体通信サービス網を収容する通信システムの構成(図1)、及び上記連携制御方式(図2)について詳細を説明する。
図1は、TDM−PONで移動体通信サービス網を収容する通信システムの構成の一例を示す概略図である。
図示するように、通信システム10は、上位装置1と、端局装置2と、P台(Pは1以上の整数)の終端装置3と、P台の下位装置4と、を備えて構成される。以下では、P台の終端装置3をそれぞれ終端装置3−1〜3−Pと記載し、P台の下位装置4をそれぞれ下位装置4−1〜4−Pと記載する。端局装置2及び終端装置3−1〜3−Pは、受動光通信網を構成する。端局装置2はOLT(Optical Line Terminal;光加入者線終端装置)であり、終端装置3はONU(Optical Network Unit;光加入者線ネットワーク装置)である。
上位装置1と端局装置2との間、ならびに、終端装置3と下位装置4との間は1対1で接続される。また、同図において、終端装置3−p(pは1以上P以下の整数)と1対1で接続される下位装置4をそれぞれ下位装置4−pとしている(すなわち、例えば、終端装置3−1には下位装置4−1が接続され、終端装置3−2には下位装置4−2が接続される)。端局装置2と、終端装置3−1〜3−Pとの間は1対多で接続され、光ファイバ6及び光スプリッタ7を用いた中継網によって接続される。すなわち、端局装置2と終端装置3−1〜3−Pとは、1本の光ファイバ6で伝送される通信信号を、光スプリッタ7によって複数に分配することにより接続される。端局装置2は、終端装置3に送信する信号(下り信号)をTDM(時分割多重)方式により多重して送信し、光スプリッタ7は多重された下り信号をそのまま各終端装置3に転送する。また、終端装置3から端局装置2に送信される信号(上り信号)は、光スプリッタ7によりTDMA(Time Division Multiple Access;時分割多元接続)方式で多重され、端局装置2に送信される。
さらに、下位装置4は、Q台(Qは1以上の整数)のユーザ装置5と下位網を介して接続されてもよい。同図では、Q台のユーザ装置5を、ユーザ装置5−1〜5−Qと記載している。上位装置1と下位装置4は連携してサービスを提供する。例えば、受動光通信網がモバイル網を収容する場合、上位装置1はモバイル網における無線基地局の基地局装置(BBU;Baseband Unit)部であり、下位装置4は、モバイル網における無線基地局の無線装置(RRH;Remote Radio Head)部であるが、これらに限定されない。そして、ユーザ装置5は、モバイル網が提供するモバイルサービスを享受する無線通信装置(移動端末)である。なお、受動光通信網が収容する他の通信網はモバイル網以外のサービス提供網であってもよい。ユーザ装置5−1〜5−Q、又は、下位装置4−1〜4−Pは、上位装置1から通知されるスケジューリング情報に基づいて、上りデータの送信を開始する。上りデータは、ユーザ装置5又は下位装置4から上位装置1への方向の上り通信のデータである。また、スケジューリング情報には、各ユーザ装置5又は下位装置4の上り通信のスケジュールの情報が含まれる。
図2は、TDM−PONとモバイル網との連携制御を行う連携制御方式における上り通信のフローを示す図である。
なお、以下においては、移動体通信サービスとして、LTEを例にして説明する。LTEでは、上位装置1が、各ユーザ装置5の上り送信を集中制御するためにスケジューリングを行い、スケジューリング結果を、下位装置4を介して各ユーザ装置5へ送信する。なお、当該スケジューリング結果は、例えば、国際標準3GPP(Third Generation Partnership Project)で規定されるDCI(Downlink Control Information)によって通知される。DCIには、物理リソースブロックの割り当てを示すRBA(Resource Block Assignment)、変調を示すMCS(Modulation and Coding Scheme)、及びユーザ装置5が上りデータを送信する時刻を示す情報(以下、「時刻情報」と呼称する)などが含まれる。時刻情報は、ユーザ装置5が許容時間後にモバイル網に到着するように時刻が指定されている。ユーザ装置5は、通知されたDCIに基づいて上りデータを送信する。
上記の連携制御方式においては、端局装置2が、スケジューリング結果を所定のフォーマットで上位装置1から受信する。なお、所定のフォーマットでスケジューリング結果を通知する方式として、例えば、EthernetフレームにおけるTLV(Type Length Value)形式のフォーマットを用いて、各ユーザ装置5に対するそれぞれのスケジューリング結果を、当該ユーザ装置5に接続される下位装置4ごとに束ねて、Ethernetフレームによって通知する方式がある。
なお、以下の説明においては、端局装置2が受信するEthernetフレームを、「無線リソース情報」と呼称する。端局装置2は、受信した無線リソース情報に基づき、時刻情報及び上り送信データ量を下位装置4ごとに特定し、これに合わせて終端装置3に割り当てる帯域(上り送信開始時刻、及び送信量)を計算して決定する。そして、端局装置2は、当該帯域を、各終端装置3へ通知する。これにより、帯域割当の計算及び決定(帯域割当計算)において、終端装置3からの要求量の収集が不要となるため、上述した制御遅延を低減することができる。
前記連携制御方式における上位装置1から端局装置2への無線リソース情報の送信周期及び連携制御情報を元にした帯域割当動作について説明する。上位装置1は、送信周期としてTTI(Transmission Time Interval)毎に無線リソース情報を端局装置2へM回(Mは任意の整数)に分けて通知する。その際の帯域割当計算は、上位装置1から端局装置2へTTI内に送信された同じ時刻情報を示す無線リソース情報単位で行われる。以下、同じ時刻情報を示す無線リソース情報の帯域割当計算を行う周期を帯域割当周期と呼称する。
特許第3768421号公報 国際公開第2014/077168号
しかしながら、特許文献2に記載の連携制御方式では、上位装置から送信される無線リソース情報が欠落された場合における検出手段がない。欠落される例として、上位装置の故障、上位装置から端局装置への送信過程や、端局装置内でエラーが発生した場合などが挙げられる。上記の場合においても、端局装置における帯域割当計算は、上位装置から送信された無線リソース情報に基づいて行われる。従って、無線リソース情報の欠落が行われた場合、無線リソース情報が欠如(フレームロス)した状態で帯域計算が行われるため、所望の帯域割当(送信時刻・データ量)を割り当てることができず、下位装置から受信した上りデータが終端装置に滞留し、遅延時間が増大してしまうという問題があった
上記事情に鑑み、本発明は、無線リソース情報が欠落した場合であっても、遅延時間の増大を抑制することができる技術の提供を目的としている。
本発明の一態様は、端局装置と複数の終端装置を介して上位装置と下位装置が接続される通信システムにおける端局装置において、前記上位装置との間で上り及び下りデータを送受信する上位通信部と、各終端装置との間で上り及び下りデータを送受信する下位通信部と、前記上位装置から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する連携機能部と、特定結果から各終端装置への帯域割当情報を一定の周期で決定し、決定した情報を前記下位通信部を介して前記各終端装置に通知する帯域割当部と、を備え、前記連携機能部は、前記無線リソース情報の欠落を検出する異常検出部と、前記無線リソース情報の欠落が検出された場合に、欠落した無線リソース情報を含む帯域割当周期を特定する異常区間検出部と、を備え、前記帯域割当部は、当該特定された帯域割当周期においては、少なくとも欠落した無線リソース情報を用いずに前記各終端装置に対する帯域割当計算を行う端局装置である。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記異常検出部は、前記上位装置にて予め無線リソース情報の各々に付与される番号の値を参照して当該番号が非連続となった場合、又は、前記上位装置から前記端局装置へと予め通知される前記無線リソース情報の総数に受信した無線リソース情報の数が達しない場合に、前記無線リソース情報が欠落したと判定する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記異常検出部は、前記上位装置が前記無線リソース情報を複数に分割して送信する場合において、分割された各々に対して予め付与される、当該分割の順序を表わす種別、又は、番号に従って前記タイマーを動作させ、モニタし、前記タイマーの動作開始から規定の期間内に無線リソース情報のまとまりが検出できなかった場合、又は、タイマーが終了した際に無線リソース情報のまとまりが検出できなかった場合に前記無線リソース情報が欠落したと判定する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記異常区間検出部は、分割された各々に対して予め付与される、当該分割の順序を表す種別をモニタすることで無線リソース情報のまとまりを検出し、又は、分割された各々に対して予め付与される番号をモニタすることで無線リソース情報のまとまりを検出し、前記まとまりに含まれる無線リソース情報のうち、欠落していない他の分割情報から欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるかを特定する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記異常区間検出部は、前記上位装置にて複数に分割されずに送信された前記無線リソース情報が欠落した場合、又は、分割された無線リソース情報全てが欠落した場合、欠落していない無線リソース情報が示す時刻情報に基づいて線形補間により、欠落した無線リソース情報の時刻情報を推定し、当該推定結果から欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるかを特定する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記異常区間検出部は、前記下位装置を識別する識別番号の順番通りに通知された無線リソース情報をモニタし、欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期内で、当該欠落した無線リソース情報に含まれる下位装置以外の下位装置に係る情報を含む区間については無線リソース情報を用いてもよいことを示す有効と判定する。
本発明の一態様は、上記の端局装置であって、前記帯域割当部は、前記異常検出部における判定結果が異常であった場合に、各終端装置に割り当てる帯域割当量を、予め設定した値、もしくは前記終端装置数で全帯域を等分配した値、もしくは過去の帯域割当量からの統計値とする。
本発明の一態様は、端局装置と複数の終端装置を介して上位装置と下位装置が接続される通信システムにおける端局装置が行う帯域割当方法であって、前記上位装置との間で上り及び下りデータを送受信する上位通信ステップと、各終端装置との間で上り及び下りデータを送受信する下位通信ステップと、前記上位装置から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する連携機能ステップと、特定結果から各終端装置への帯域割当情報を一定の周期で決定し、決定した情報を前記各終端装置に通知する帯域割当ステップと、を有し、前記連携機能ステップにおいて、前記無線リソース情報の欠落を検出する異常検出ステップと、前記無線リソース情報の欠落が検出された場合に、欠落した無線リソース情報を含む帯域割当周期を特定する異常区間検出ステップと、を有し、前記帯域割当ステップにおいて、当該特定された帯域割当周期においては、少なくとも欠落した無線リソース情報を用いずに前記各終端装置に対する帯域割当計算を行う帯域割当方法である。
本発明により、無線リソース情報が欠落した場合であっても、遅延時間の増大を抑制することが可能となる。
TDM−PONで移動体通信サービス網を収容する通信システムの構成の一例を示す概略図である。 TDM−PONとモバイル網との連携制御を行う連携制御方式における上り通信のフローを示す図である。 端局装置2の機能構成を表す概略ブロック図である。 端局装置2の機能構成を表す概略ブロック図である。 本実施形態における端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。 正常判定時における上位装置1からユーザ装置5間のシーケンス図である。 異常判定時における上位装置1からユーザ装置5間のシーケンス図である。 第2の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。 本実施形態における端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。 第3の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。 第3の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。 第4の実施形態における端局装置2の処理を説明するための図である。 第1の実施形態に第4の実施形態における処理を追加した場合の端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に第4の実施形態における処理を追加した場合の端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明の実施形態に係る通信システムは、図1に図示するように、端局装置2と終端装置3とを有する受動光通信網(PON:Passive Optical Network)に、他の通信網(下位網)を収容する。他の通信網を収容するとは、他の通信網の通信を中継することを示す。また、本実施形態における他の通信網とは、移動体通信サービス網であるものとして説明する。
(第1の実施形態)
本発明では、端局装置2は、無線リソース情報の欠落があるか否かを判定し、欠落が検出された場合に異常状態と判定し、当該無線リソース情報がどこの帯域割当周期に属しているのかを特定し、異常区間を特定する。
(第1の実施形態における端局装置2が行う処理の概要)
無線リソース情報の欠落の判定は、以下の2つの判定ステップによって行われる。
第一のステップ(Step1)では、上位装置1が、無線リソース情報に端局装置2で欠落を特定可能な第1の情報を付与して端局装置2に送信し、端局装置2が当該第1の情報に基づいて無線リソース情報が欠落したか否か判定する。特定可能な第1の情報については後述する。
第二のステップ(Step2)では、端局装置2は、無線リソース情報の欠落を検出した場合、上位装置1がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報なのかを示す第2の情報を無線リソース情報に付与して送信し、端局装置2は当該第2の情報に基づいて、無線リソース情報のまとまりを検出し、欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報なのかを特定する。また、当該帯域割当周期においては、受信した無線リソース情報の関係から時刻情報を導き、当該帯域割当周期における時刻情報を補填する。第2の情報及び無線リソース情報のまとまりについては後述する。
(詳細)
図3及び図4は、端局装置2の機能構成を表す概略ブロック図である。なお、本ブロック図においては、本実施形態と関係する機能ブロックのみを示している。なお、図3に示す端局装置2は、無線リソース情報を主信号とは別の通信経路で通知を受けている場合を示しているが、図4に示す端局装置2のように、無線リソース情報を、主信号と時間多重して通知を受けるような構成でもよい。ここでは、図3を例に説明する。
図3に示すように、端局装置2は、上位通信部21、連携機能部22、帯域割当部23及び下位通信部24を備える。
上位通信部21は、上位装置1との間で主信号の送受信を行う。
連携機能部22は、上位装置1から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置4からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する。例えば、連携機能部22は、通信路を介して上位装置1から無線リソース情報を受信し、当該無線リソース情報の欠落があるか否か検出し欠落がなかった場合には帯域割当周期毎に上りデータが送信される時刻情報及び上りデータ量を下位装置4毎に計算し、欠落があった場合には無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定する。
連携機能部22は、異常検出部221、異常区間検出部222及びデータ変換処理部223を備える。
異常検出部221は、無線リソース情報の欠落を検出する。
異常区間検出部222は、無線リソース情報の欠落が検出された場合、欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定する。
データ変換処理部223は、無線リソース情報から上りデータ送信時刻に係わる時刻情報及び上りデータ量の計算に必要な情報を抽出し、抽出した情報に基づいて、下位装置4に到着する上りデータ量及び時刻を計算し帯域割当部23に通知する。
帯域割当部23は、データ変換処理部223から得られた上りデータ量及び時刻に基づいて、各終端装置3に対する帯域割当計算を行う。なお、帯域割当部23は、異常区間検出部222により無線リソース情報の欠落が特定された帯域割当周期に対しては、少なくとも欠落した無線リソース情報を用いずに各終端装置3への帯域割当計算を行う。
下位通信部24は、終端装置3との間で主信号の送受信を行う。
なお、図4に示すように、無線リソース情報が主信号と時間多重して上位装置1から通知される場合には、端局装置2は、上位通信部21にて、無線リソース情報を連携機能部22、主信号を下位通信部24にそれぞれ通知するように、信号分離を行う。
以下では、本実施形態における、異常検出を行うための前処理について説明する。
本実施形態においては、端局装置2で無線リソース情報の欠落を特定するための情報として、上位装置1が、無線リソース情報の各々に送信番号を付与する。また、上位装置1は、同一の帯域割当周期に対する無線リソース情報には、一つの帯域割当周期における最初の無線リソース情報であることを表す情報(例えば、start)と、最後の無線リソース情報であることを表す情報(例えば、end)と、それ以外の順番の無線リソース情報であることを表す情報(例えば、middle)のいずれかの情報を付与する。
例えば、上位装置1が、同一の帯域割当周期に対する無線リソース情報を分割せずに送信する場合には、当該無線リソース情報が同一の帯域割当周期に対する最初かつ最後の情報である。この場合、上位装置1は、無線リソース情報に“start”及び“end”の両方を付与する。
一方、上位装置1が、同一の帯域割当周期に対する無線リソース情報を3つに分割して送信する場合には、1つ目の分割後の無線リソース情報に“start”、2つ目の分割後の無線リソース情報に“middle”、3つ目の分割後の無線リソース情報に“end””を付与する。このように同一の帯域割当周期で分割された各々の無線リソース情報に付与される種別をモニタすることで、無線リソース情報のまとまりを検出し、端局装置2における異常検出部221において欠落した無線リソース情報が検出された場合、当該欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定することができる。 端局装置2は、無線リソース情報が欠落された場合において、時刻情報を補填するため、各帯域割当周期の送信開始時刻を予め推定する。
図5は、本実施形態における端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図5では、端局装置2の構成が図3の場合を例に説明する。
まず、端局装置2の異常検出部221は、上位装置1から送信された無線リソース情報を受信する(ステップS101)。例えば、異常検出部221は、ある一定期間分の無線リソース情報を受信する。一定期間は、同一の帯域割当周期よりも長い期間である。
次に、異常検出部221は、無線リソース情報の送信番号を参照する(ステップS102)。異常検出部221は、無線リソース情報の送信番号の順番が連続しているか否か判定する(ステップS103)。
無線リソース情報の送信番号の順番が連続している場合(ステップS103−YES)、異常検出部221は正常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報をデータ変換処理部223に出力する。そして、データ変換処理部223は、取得した無線リソース情報に基づいて、下位装置4毎の上りデータ送信時刻及び上りデータ量を特定し、特定結果を帯域割当部23に転送する。
また、ステップS103の処理において、無線リソース情報の送信番号の順番が連続していない場合(ステップS103−NO)、異常検出部221は異常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報を異常区間検出部222に出力する。異常区間検出部222は、取得した無線リソース情報に付与された“start”、“end”及び“middle”の情報や、異常状態と検出されなかった無線リソース情報における時刻情報を参照し、欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるのかを特定する。さらに、異常区間検出部222は、特定した帯域割当周期の区間(以下「異常区間」という。)を無効とする。ここで、無効とは、帯域割当の計算に無線リソース情報を用いないことを表す。例えば、異常区間の無効とは、異常区間において取得される無線リソース情報を、当該異常区間を含む帯域割当周期における帯域割当の計算に用いないことを表す。さらに、異常区間検出部222は、異常区間における帯域補償を行うため、欠落した無線リソース情報の前後の情報から当該異常区間の時刻情報を補償し、帯域割当部23に通知する。
図6は、第1の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。
上位装置1から端局装置2に対して、送信周期♯N(Nは1以上の整数)毎(送信周期♯1、♯2、・・・)に、無線リソース情報が通知される。図6において、各無線リソース情報のアルファベット(A、B、C、・・・)は、無線リソース情報を識別するために記載している。図6における括弧内は、無線リソース情報の送信番号と、送信周期毎の関係を示している。例えば、送信周期♯1では、無線リソース情報として、無線リソース情報A(1,start)、無線リソース情報B(2,end)が送信されている。すなわち、送信周期♯1では、分割された2つの無線リソース情報が送信されている。
送信周期♯1における“start”と“end”が通知された無線リソース情報は同一の時刻を示す。送信周期♯2及び♯4に示す“middle”及び“start&end”も用いることができる。ここで、送信周期♯2における無線リソース情報D(4,middle)が欠落してしまった場合、当該無線リソース情報が属する送信周期は、無線リソース情報C(3,start)〜E(5,end)であり、当該区間を異常区間と特定することができる。さらに、異常区間検出部222は、当該異常区間よりも前に送信された無線リソース情報A(1,start)をさかのぼると、無線リソース情報Aが送信された時刻に送信周期の時間を加算することで当該異常区間の送信開始時刻を把握し、帯域計算において補填することができる。異常区間検出部222は、上位装置1にて複数に分割されずに送信された無線リソース情報が欠落した場合、又は、分割された無線リソース情報全てが欠落した場合、欠落していない無線リソース情報が示す時刻情報に基づいて線形補間により、欠落した無線リソース情報の時刻情報を推定し、当該推定結果から欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるかを特定する。
次に、異常状態と判定された場合の帯域割当部23の動作について説明する。
異常検出部221において異常状態と判定され、異常区間検出部222において異常区間が特定された場合、帯域割当部23では、異常区間における当該無線リソース情報を用いずに帯域割当を行う。本実施形態では、予め定められた固定値α(αは任意の値)を各終端装置へ割り当てる送信量とする。帯域割当部23は、異常検出部221が無線リソース情報を異常と判定した場合は、異常が継続しているか否かに関わらず、複数周期の間、帯域割当方法を変更してもよい。また、帯域割当部23は、異常状態が発生した場合、当該状態を端局装置2から上位装置1へ通知してもよい。
次に、図7及び図8を用いて、正常判定時及び異常判定時における通信システム全体の流れを説明する。
図7は、正常判定時における上位装置1からユーザ装置5間のシーケンス図である。図8は、異常判定時における上位装置1からユーザ装置5間のシーケンス図である。
図7に示すように、上位装置1からユーザ装置5へスケジューリング情報として、DCI♯1を送信した後に、上位装置1から当該スケジューリング情報が搭載された無線リソース情報が端局装置2に送信される(図7のFrame♯1)。端局装置2は、Frame♯1を受信した後、異常検出期間において無線リソース情報の異常/正常判定を行う。正常判定となった場合は、端局装置2は、無線リソース情報をデータ変換処理部223に転送し、下位装置4毎の上りデータ送信時刻及び上りデータ量を処理期間で特定し、帯域割当部23へ転送し、帯域割当部23において帯域割当計算期間で各終端装置3への帯域割当を行い、割り当て結果を示す情報を終端装置3へ通知する。ユーザ装置5から送信された上りデータは、割り当てられた情報に従い上位装置1へ送信される。
一方、図8に示すように、異常判定となった場合には、無線リソース情報が異常区間検出部222へ転送され、異常区間特定期間に区間が特定される。さらに、帯域割当部23において補填された情報を元に帯域割当計算区間において各終端装置3への帯域割当を行い、割り当て結果を示す情報を終端装置3へ通知する。ユーザ装置5から送信された上りデータは、割り当てられた情報に従い上位装置1へ送信される。
以上のように構成された端局装置2によれば、無線リソース情報が欠落した場合であっても、遅延時間の増大を抑制することが可能になる。具体的には、端局装置2は、無線リソース情報の欠落を検出した場合、欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定し帯域割当部23へ通知することで、誤った情報を元に帯域割当計算を行うことを避けることができる。また、帯域割当方法を変更することにより、終端装置3におけるバッファ蓄積量を少なくすることができ、上り遅延時間を最小限に留めることができる。そのため、無線リソース情報が欠落した場合であっても、遅延時間の増大を抑制することが可能になる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、異常検出部が受信した無線リソース情報に基づいて異常を検出し、異常区間検出部が送信周期毎の送信順番を確認し異常区間を特定する点が第1の実施形態と異なる。以下、相違点についてのみ説明する。
第2の実施形態では、上位装置1は、帯域割当周期毎に、当該帯域割当周期内において端局装置2に送信する無線リソース情報の分割数を予め通知する。また、上位装置1は、無線リソース情報の分割毎に番号を付与する。
図9は、第2の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。
上位装置1から端局装置2に対して、送信周期♯N(Nは1以上の整数)毎(送信周期♯1、♯2、・・・)に、無線リソース情報が通知される。また、予め上位装置1から端局装置2に対して、送信周期♯N毎に通知される無線リソース情報の数が通知されている。すなわち、端局装置2は、送信周期♯Nに通知される無線リソース情報の数を把握している。図9において、各無線リソース情報のアルファベット(A、B、C、・・・)は、無線リソース情報を識別するために記載している。図9における括弧内は、無線リソース情報の送信順番を示している。送信周期♯1における無線リソース情報A(1)と無線リソース情報B(2)が通知された無線リソース情報は同一の時刻を示す。このように無線リソース情報に付与される無線リソース情報の送信番号をモニタすることで、無線リソース情報のまとまりを検出し、上位装置1における異常検出部221において欠落した無線リソース情報が検出された場合、当該欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定することができる。
例えば、図9において、端局装置2は上位装置1から、送信周期♯1の前に、送信周期♯1において無線リソース情報を2つ送信することが通知され、送信周期♯2の前に、送信周期♯2において無線リソース情報を3つ送信することが通知されているとする。
ここで、送信周期♯1において、異常検出部221は上位装置1から無線リソース情報を2つ受信したとする。この場合、異常検出部221は、送信周期♯1において無線リソース情報が2つ送信することが予め通知されており、送信周期♯1では通知数と、無線リソース情報の受信数とが同じであるため、正常状態と判定する。
一方、送信周期♯2における無線リソース情報D(2)が欠落してしまった場合、送信周期♯2では、上位装置1から予め無線リソース情報が3つ送信することが予め通知されており、送信周期♯2では通知数よりも無線リソース情報の受信数が少ないため、異常状態と判定する。さらに、異常区間検出部222において、当該無線リソース情報が属する送信周期は、無線リソース情報C(1)〜無線リソース情報E(3)が受信された区間であるため、当該区間を異常区間と特定する。さらに、異常区間検出部222は、当該異常区間よりも前に送信された無線リソース情報A(1)をさかのぼると、無線リソース情報Aが送信された時刻に送信周期の時間を加算することで当該異常区間の送信開始時刻を把握し、帯域計算において補填することができる。
図10は、本実施形態における端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図10では、端局装置2の構成が図3の場合を例に説明する。また、図10の処理開始時に、上位装置1から端局装置2に対して予め送信周期内に送信される無線リソース情報の数が通知されているものとする。
まず、端局装置2の異常検出部221は、上位装置1から送信された無線リソース情報を受信する(ステップS201)。例えば、異常検出部221は、ある一定期間分の無線リソース情報を受信する。一定期間は、同一の帯域割当周期よりも長い期間である。
次に、異常検出部221は、送信周期毎の無線リソース情報の数をカウントする(ステップS202)。異常検出部221は、予め通知された無線リソース情報の総数と、実際に受信した無線リソース情報の数とが一致するか否か判定する(ステップS203)。
予め通知された無線リソース情報の総数と、実際に受信した無線リソース情報の数とが一致する場合(ステップS203−YES)、異常検出部221は正常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報をデータ変換処理部223に出力する。そして、データ変換処理部223は、取得した無線リソース情報に基づいて、下位装置4毎の上りデータ送信時刻及び上りデータ量を特定し、特定結果を帯域割当部23に転送する。
また、ステップS203の処理において、予め通知された無線リソース情報の総数と、実際に受信した無線リソース情報の数とが一致しない場合(ステップS203−NO)、異常検出部221は異常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報を異常区間検出部222に出力する。異常区間検出部222は、取得した無線リソース情報の連続性を参照し、関連する無線リソース情報が属する帯域割当周期を特定し、当該異常区間を無効とする。さらに、異常区間検出部222は、異常区間における帯域補償を行うため、欠落した無線リソース情報の前後の情報から当該異常区間の時刻情報を補償し、帯域割当部23に通知する。
次に、異常状態と判定された場合の帯域割当部23の動作について説明する。
異常検出部221において異常状態と判定され、異常区間検出部222において異常区間が特定された場合、帯域割当部23では、異常区間における当該無線リソース情報を用いずに帯域割当を行う。本実施形態では、予め定められた固定値α(αは任意の値)を各終端装置へ割り当てる送信量とする。帯域割当部23は、異常検出部221が無線リソース情報を異常と判定した場合は、異常が継続しているか否かに関わらず、複数周期の間、帯域割当方法を変更してもよい。また、帯域割当部23は、異常状態が発生した場合、当該状態を端局装置2から上位装置1へ通知してもよい。
以上のように構成された第2の実施形態における端局装置2によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第2の実施形態における端局装置2は、無線リソース情報の受信数に基づいて正常であるか異常であるかを判定する。これにより、容易に、異常を検出することができる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、無線リソース情報の欠落を検出するためのタイマーを異常検出部が保有し、異常検出部が当該タイマーを用いて異常検出を行う点が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なる。以下、相違点についてのみ説明する。
図11〜図13を用いて、第3の実施形態における端局装置2の異常検出動作の処理について説明する。図11〜図13は、第3の実施形態における異常区間の特定方法を説明するための図である。
図11では、タイマーの動作条件として、端局装置2で“start”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を開始とし、“end”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を終了とした場合の動作を示す。
送信周期♯1において、無線リソース情報A(1,start)を受信した場合、異常検出部221は、t1区間のタイマーを開始させる。その後、送信周期♯1において、無線リソース情報B(2,end)が入力された場合、異常検出部221はタイマーを終了させる。
上記の動作の場合、異常検出部221は、送信周期♯1内に同一の帯域割当周期内に対する無線リソース情報のまとまりが正しく受信できたため“正常”状態と判定する。
図12では、タイマー動作条件として、端局装置2で“start”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を開始とし、開始がなされた時刻から規定の期間が経過した時刻を終了とする。さらに、規定の期間が経過かつ“end”以外を受信した時刻を開始とした場合の動作を示す。規定の期間としては、例えば1TTIを設定することができる。
端局装置2の異常検出部221は、送信周期♯1で無線リソース情報A(1,start)を受信して以降、無線リソース情報の受信がなく1TTIが経過した場合、タイマーを終了させる。上記の動作の場合は、送信周期♯1に受信する予定であった無線リソース情報B(2,end)が、1TTIを経過した後の送信周期♯2で受信されてしまった。この場合、異常検出部221は、タイマー満了までに同一の帯域割当周期内に対する無線リソース情報のまとまりを正しく受信できず、無線リソース情報B(2,end)が欠落してしまったため“異常”と判定する。また、異常区間検出部222は、欠落した無線リソース情報B(2,end)を含む送信周期♯1を異常区間と判定する。さらに、異常検出部221は、タイマー終了後に無線リソース情報C(3,start)を受信した場合、t2区間のタイマーを開始させる。
図13では、タイマー動作条件として、端局装置2で“start”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を開始とし、新たに“start”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を終了とした場合の動作を示す。
送信周期♯1に無線リソース情報A(1,start)を受信した場合、異常検出部221は、t1区間のタイマーを開始させる。その後、送信周期♯1で受信する予定であった無線リソース情報B(2,middle)及びC(3,end)が欠落し、送信周期♯2で受信する予定であった無線リソース情報D(4,start)を送信周期♯1で受信した場合、異常検出部221は、無線リソース情報D(4,start)を受信したタイミングでタイマーを終了させると同時にt2区間のタイマーを開始させる。
上記の動作では、送信周期♯1に受信する予定であった、無線リソース情報B(2,middle)及びC(3,end)が受信できない状態で次のタイマー開始(t1のタイマー終了まで)がされてしまった。つまり、次のタイマー開始までに同一の帯域割当周期内に対する無線リソース情報のまとまりを正しく受信できなかった。そのため、異常検出部221は、“異常”状態と判定する。この場合、異常区間検出部222は、欠落した無線リソース情報B(2,middle)及びC(3,end)を含む送信周期♯1を異常区間と判定する。
なお、上記の図11〜図13に示したタイマー動作条件は、組み合わせて動作させてもよい。また、第1の実施形態に記載の方法と組み合わせてタイマーを動作させてもよい。
次に、第3の実施形態において、異常状態と判定された場合の帯域割当部23の動作について説明する。
異常検出部221において異常状態と判定され、異常区間検出部222において異常区間が特定された場合、帯域割当部23では、異常区間における当該無線リソース情報を用いずに帯域割当を行う。本実施形態では、予め定められた固定値α(αは任意の値)を各終端装置へ割り当てる送信量とする。帯域割当部23は、異常検出部221が無線リソース情報を異常と判定した場合は、異常が継続しているか否かに関わらず、複数周期の間、帯域割当方法を変更してもよい。また、帯域割当部23は、異常状態が発生した場合、当該状態を端局装置2から上位装置1へ通知してもよい。
以上のように構成された第3の実施形態における端局装置2によれば、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第3の実施形態における端局装置2は、タイマーを用いて、正常であるか異常であるかを判定する。これにより、他の送信周期内に“end”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した場合であっても、異常を検出することができる。
(変形例)
本実施形態では、異常検出部221が、タイマーの動作条件として、端局装置2で“start”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を開始とし、“end”の情報が付与されている無線リソース情報を受信した時刻を終了とした場合の例を示した。これに対し、異常検出部221は、以下のように異常検出を行ってもよい。
異常検出部221は、上位装置1から送信周期♯N毎に通知される無線リソース情報の数が通知されている場合において、タイマーの動作条件として、無線リソース情報A(1)を受信した時刻を開始とし、通知された数の最後の無線リソース情報を受信した時刻(例えば、上位装置1から3つの無線リソース情報を送信することが通知されている場合には3つ目の無線リソース情報を受信した時刻)を終了とする。そして、異常検出部221は、ある送信周期において最初の無線リソース情報を受信した時刻にタイマーを開始し、開始がなされた時刻から規定の期間が経過した時刻に、通知された数分の無線リソース情報のまとまりを正しく受信できなかった場合、又は、タイマーを開始してから1TTIが経過しても通知された数分の無線リソース情報のまとまりを正しく受信できなかった場合に異常状態と判定する。
(第4の実施形態)
第4の実施形態では、異常検出部において異常状態と判定され、異常区間検出部において異常区間が特定された場合、当該異常区間であっても、当該異常判定された無線リソース情報に含まれない下位装置に関する情報を計算可能区間とし、帯域割当計算を行う点が異なる点が第1の実施形態〜第3の実施形態と異なる。以下、相違点についてのみ説明する。
図14は、第4の実施形態における端局装置2の処理を説明するための図である。
図14に示すように、異常検出部221において無線リソース情報♯N(Nは1以上の整数)が異常判定された場合、異常区間検出部222において当該無線リソース情報と関連する♯N+1〜♯N+2を含む♯N〜♯N+2の区間が異常区間と特定される。ここで、無線リソース情報#N〜#N+2には1つもしくは複数の下位装置4に関する情報が搭載されている。下位装置4に関する情報とは、例えば、下位装置4を識別するための識別情報(例えば、ID)を表す。また、各無線リソース情報に含まれる下位装置4単位の識別IDを♯n、♯n+1(nは任意の値)とする。無線リソース情報♯N+1では、異常判定された無線リソース情報♯Nに含まれない下位装置4単位の識別ID♯n+1が含まれる。そのため、帯域割当部23は、当該下位装置4の識別ID♯n+1に関しては、計算可能区間と特定し、帯域割当計算を行う。
図15は、第1の実施形態に第4の実施形態における処理を追加した場合の端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。図15において、図5と同様の処理においては図5と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS103の処理において、無線リソース情報の送信番号の順番が連続していない場合(ステップS103−NO)、異常検出部221は異常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報を異常区間検出部222に出力する。異常区間検出部222は、取得した無線リソース情報に付与された“start”、“middle”及び“end”の情報や、異常状態と検出されなかった無線リソース情報における時刻情報を参照し、欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるのかを特定する。
その後、異常区間検出部222は、無線リソース情報のうち“下位装置のID番号”を参照し、計算可能な下位装置4のID番号範囲を特定する(ステップS301)。ここで、計算可能な下位装置4のID番号範囲とは、図14に示したように、異常判定された無線リソース情報♯Nに含まれない下位装置4のID番号の範囲である。異常区間検出部222は、特定した下位装置4のID番号範囲に含まれるID番号を含まない区間を異常区間として無効とする。すなわち、異常区間検出部222は、特定した下位装置4のID番号範囲に含まれるID番号を含む区間を有効とする。有効とは、帯域割当の計算に無線リソース情報を用いることを表す。例えば、区間を有効とするとは、無線リソース情報を、ID番号を含む区間における帯域割当の計算に用いることを表す。さらに、異常区間検出部222は、異常区間における帯域補償を行うため、欠落した無線リソース情報の前後の情報から当該異常区間の時刻情報を補償し、帯域割当部23に通知する(ステップS302)。
図16は、第2の実施形態に第4の実施形態における処理を追加した場合の端局装置2の処理の流れを示すフローチャートである。図16において、図10と同様の処理においては図10と同様の符号を付して説明を省略する。
ステップS203の処理において、予め通知された無線リソース情報の総数と、実際に受信した無線リソース情報の数とが一致しない場合(ステップS203−NO)、異常検出部221は異常状態と判定する。この場合、異常検出部221は、受信した無線リソース情報を異常区間検出部222に出力する。異常区間検出部222は、取得した無線リソース情報のうち“下位装置のID番号”を参照し、計算可能な下位装置4のID番号範囲を特定する(ステップS301)。ここで、計算可能な下位装置4のID番号範囲とは、図14に示したように、異常判定された無線リソース情報♯Nに含まれない下位装置4のID番号の範囲である。異常区間検出部222は、特定した下位装置4のID番号範囲に含まれるID番号を含まない区間を異常区間として無効とする。さらに、異常区間検出部222は、異常区間における帯域補償を行うため、欠落した無線リソース情報の前後の情報から当該異常区間の時刻情報を補償し、帯域割当部23に通知する(ステップS402)。
以上のように構成された第4の実施形態における端局装置2によれば、第1の実施形態〜第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、第4の実施形態における端局装置2は、異常検出部221によって異常と判定された無線リソース情報を含む区間全体を異常区間とするのではなく、異常と判定された無線リソース情報と関連のある区間のみを異常区間とする。これにより、異常と判定された無線リソース情報と関連のない無線リソース情報が無効とされてしまうことを軽減することができる。
(第5の実施形態)
第5の実施形態では、帯域割当部が、各終端装置に割り当てる帯域量を、終端装置数で全帯域を当分配した値とする点が第1の実施形態〜第4の実施形態と異なる。以下、相違点についてのみ説明する。
異常検出部221において異常状態が検出され、帯域割当部23において当該情報を受け取った際の動作として、終端装置3へ割当可能な全帯域数を端局装置2に接続される終端装置数nで当分配し、各終端装置3に送信許可を通知する方法を用いることができる。
帯域割当部23は、異常検出部221が無線リソース情報を異常と判定した場合は、異常が継続しているか否かに関わらず、複数周期の間、帯域割当方法を変更してもよい。
(第6の実施形態)
第6の実施形態では、帯域割当部が、各終端装置に割り当てる帯域割当量を、過去の帯域割当量から統計から計算される値とする点が第1の実施形態〜第5の実施形態と異なる。以下、相違点についてのみ説明する。
帯域割当部23は、終端装置3−1〜3−Pへ割り当てた帯域割当量に関する統計情報に基づいて、各終端装置3に対する送信許可量を計算する。例えば、帯域割当部23は、終端装置3−1に対して、過去O回(Oは1以上の整数)における帯域割当量の平均値βを算出し、割り当てる方法を用いることができる。上記の過去に各終端装置3へ割り当てた帯域割当量を帯域割当部における機能を用いて保存しておくことができる。
上記例では、統計情報として平均値を用いる例を示したが、最大値であってもよいし、中央値であってもよい。ただし、各終端装置3の当該値の合計がPON帯域を上回る場合には、これに基づく比率で割り当てることとする。帯域割当部23は、異常検出部221が無線リソース情報を異常と判定した場合は、異常が継続しているか否かに関わらず、複数周期の間、帯域割当方法を変更してもよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…上位装置、 2…端局装置、 3…終端装置、 4…下位装置、 5…ユーザ装置、 6…光ファイバ、 7…光スプリッタ、 10…通信システム、 21…上位通信部、 22…連携機能部、 221…異常検出部、 222…異常区間検出部、 223…データ変換処理部、 23…帯域割当部、 24…下位通信部

Claims (8)

  1. 端局装置と複数の終端装置を介して上位装置と下位装置が接続される通信システムにおける端局装置において、
    前記上位装置との間で上り及び下りデータを送受信する上位通信部と、
    各終端装置との間で上り及び下りデータを送受信する下位通信部と、
    前記上位装置から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する連携機能部と、
    特定結果から各終端装置への帯域割当情報を一定の周期で決定し、決定した情報を前記下位通信部を介して前記各終端装置に通知する帯域割当部と、
    を備え、
    前記連携機能部は、
    前記無線リソース情報の欠落を検出する異常検出部と、
    前記無線リソース情報の欠落が検出された場合に、欠落した無線リソース情報を含む帯域割当周期を特定する異常区間検出部と、
    を備え、
    前記帯域割当部は、当該特定された帯域割当周期においては、少なくとも欠落した無線リソース情報を用いずに前記各終端装置に対する帯域割当計算を行う端局装置。
  2. 前記異常検出部は、
    前記上位装置にて予め無線リソース情報の各々に付与される番号の値を参照して当該番号が非連続となった場合、又は、前記上位装置から前記端局装置へと予め通知される前記無線リソース情報の総数に受信した無線リソース情報の数が達しない場合に、前記無線リソース情報が欠落したと判定する、請求項1に記載の端局装置。
  3. 前記異常検出部は、タイマーを備え、
    前記異常検出部は、前記上位装置が前記無線リソース情報を複数に分割して送信する場合において、分割された各々に対して予め付与される、当該分割の順序を表わす種別、又は、番号に従って前記タイマーを動作させ、モニタし、前記タイマーの動作開始から規定の期間内に無線リソース情報のまとまりが検出できなかった場合、又は、タイマーが終了した際に無線リソース情報のまとまりが検出できなかった場合に前記無線リソース情報が欠落したと判定する、請求項1に記載の端局装置。
  4. 前記異常区間検出部は、分割された各々に対して予め付与される、当該分割の順序を表す種別をモニタすることで無線リソース情報のまとまりを検出し、又は、分割された各々に対して予め付与される番号をモニタすることで無線リソース情報のまとまりを検出し、前記まとまりに含まれる無線リソース情報のうち、欠落していない他の分割情報から欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるかを特定する、請求項1から3のいずれか一項に記載の端局装置。
  5. 前記異常区間検出部は、
    前記上位装置にて複数に分割されずに送信された前記無線リソース情報が欠落した場合、又は、分割された無線リソース情報全てが欠落した場合、欠落していない無線リソース情報が示す時刻情報に基づいて線形補間により、欠落した無線リソース情報の時刻情報を推定し、当該推定結果から欠落した無線リソース情報がどの帯域割当周期に対する無線リソース情報であるかを特定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の端局装置。
  6. 前記異常区間検出部は、
    前記下位装置を識別する識別番号の順番通りに通知された無線リソース情報をモニタし、欠落した無線リソース情報が属する帯域割当周期内で、当該欠落した無線リソース情報に含まれる下位装置以外の下位装置に係る情報を含む区間については無線リソース情報を用いてもよいことを示す有効と判定する、請求項1から5のいずれか一項に記載の端局装置。
  7. 前記帯域割当部は、前記異常検出部における判定結果が異常であった場合に、各終端装置に割り当てる帯域割当量を、予め設定した値、もしくは前記終端装置数で全帯域を等分配した値、もしくは過去の帯域割当量からの統計値とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の端局装置。
  8. 端局装置と複数の終端装置を介して上位装置と下位装置が接続される通信システムにおける端局装置が行う帯域割当方法であって、
    前記上位装置との間で上り及び下りデータを送受信する上位通信ステップと、
    各終端装置との間で上り及び下りデータを送受信する下位通信ステップと、
    前記上位装置から周期的に通知される無線リソース情報に基づいて、各下位装置からの上り送信データ量及び送信時刻を少なくとも特定する連携機能ステップと、
    特定結果から各終端装置への帯域割当情報を一定の周期で決定し、決定した情報を前記各終端装置に通知する帯域割当ステップと、
    を有し、
    前記連携機能ステップにおいて、
    前記無線リソース情報の欠落を検出する異常検出ステップと、
    前記無線リソース情報の欠落が検出された場合に、欠落した無線リソース情報を含む帯域割当周期を特定する異常区間検出ステップと、
    を有し、
    前記帯域割当ステップにおいて、当該特定された帯域割当周期においては、少なくとも欠落した無線リソース情報を用いずに前記各終端装置に対する帯域割当計算を行う帯域割当方法。
JP2017053708A 2017-03-17 2017-03-17 端局装置及び帯域割当方法 Active JP6646605B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017053708A JP6646605B2 (ja) 2017-03-17 2017-03-17 端局装置及び帯域割当方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017053708A JP6646605B2 (ja) 2017-03-17 2017-03-17 端局装置及び帯域割当方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018157440A true JP2018157440A (ja) 2018-10-04
JP6646605B2 JP6646605B2 (ja) 2020-02-14

Family

ID=63718241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017053708A Active JP6646605B2 (ja) 2017-03-17 2017-03-17 端局装置及び帯域割当方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6646605B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023242904A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 日本電信電話株式会社 異常区間推定方法、異常区間推定システム及び異常区間推定装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087283A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 動的帯域割当回路、動的帯域割当方法、動的帯域割当プログラムおよび記録媒体
WO2014077168A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 日本電信電話株式会社 光加入者通信システム、光加入者通信方法、上位装置及び光加入者線終端装置
US20150208347A1 (en) * 2012-09-27 2015-07-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical wireless access system
WO2016158767A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法
JP2017022456A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法
JP2017046327A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 日本電信電話株式会社 端局装置、帯域割当方法及びプログラム
JP2017050775A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 Kddi株式会社 Ponシステムおよび通信方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003087283A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 動的帯域割当回路、動的帯域割当方法、動的帯域割当プログラムおよび記録媒体
US20150208347A1 (en) * 2012-09-27 2015-07-23 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical wireless access system
WO2014077168A1 (ja) * 2012-11-14 2014-05-22 日本電信電話株式会社 光加入者通信システム、光加入者通信方法、上位装置及び光加入者線終端装置
WO2016158767A1 (ja) * 2015-03-30 2016-10-06 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法
JP2017022456A (ja) * 2015-07-07 2017-01-26 日本電信電話株式会社 端局装置及び帯域割当方法
JP2017046327A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 日本電信電話株式会社 端局装置、帯域割当方法及びプログラム
JP2017050775A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 Kddi株式会社 Ponシステムおよび通信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023242904A1 (ja) * 2022-06-13 2023-12-21 日本電信電話株式会社 異常区間推定方法、異常区間推定システム及び異常区間推定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6646605B2 (ja) 2020-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9866347B2 (en) Band control system, band control apparatus and communication apparatus
EP3223465B1 (en) Optical-wireless access system
JP5084919B2 (ja) 親局装置およびグラント割り当て方法
US20220131610A1 (en) Network control device, communication resource allocation method, and communication system
JP6475650B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP5419994B2 (ja) 通信装置、加入者側通信装置、ポイントトゥマルチポイント通信システムおよび帯域制御方法
KR20090119856A (ko) 수동 광 가입자 망 시스템에 이용되는 동적 대역폭 할당 장치 및 그 구현 방법
JP6646605B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6450272B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP3709376B2 (ja) データ伝送装置
JP6592023B2 (ja) 端局装置及び異常検出方法
JP5746099B2 (ja) 動的帯域割当方法
JP6401677B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6461765B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6787858B2 (ja) 端局装置及び通信方法
JP6636896B2 (ja) 帯域割当装置
JP6599063B2 (ja) 光通信システム
JP6473324B2 (ja) 光無線通信システム、光無線通信システムにおけるトラフィック制御方法、及び通信装置
JP6992596B2 (ja) 局側装置、加入者側装置、光アクセスネットワーク及び帯域割当方法
JP6958172B2 (ja) 局側装置、光アクセスネットワーク、及び、帯域割当方法
JP6401678B2 (ja) 端局装置及び帯域割当方法
JP6324915B2 (ja) 帯域割当方法および通信装置
JP2012257091A (ja) 移動体通信システム、基地局装置及びベースバンド処理割当方法
CN116896697A (zh) 区分信息流类型的上行带宽的分配方法及pon系统
JP2024043201A (ja) 光無線通信システム、通信装置、および通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6646605

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150