JP2018156871A - 導光板および照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板の出射面から出射する光の輝度斑を軽減することができる導光板および照明装置を提供する。
【解決手段】導光板10は、光が入射する入射面101と、入射面101と交差しており、光が出射する出射面120と、出射面120の反対側の面である対向面110とを有する。また、少なくとも対向面110には、規則的に配列された複数のクラスタ111が形成される。そして、複数のクラスタ111は、光を拡散させる複数の拡散ドット113から構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、導光板および導光板を用いた照明装置に関する。
従来、光拡散剤を有する光拡散層をドット状に積層した導光シート(導光板の一例)が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この導光シートでは、光拡散性を向上させている。
特開2010−177130号公報
しかしながら、導光板の出射面の光拡散層の不規則な並びでは、導光板の出射面から光が出射した場合に、出射面から出射した光に輝度斑が生じる。
そこで、本発明は、導光板の出射面から出射する光の輝度斑を軽減することができる導光板および照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る導光板は、光が入射する入射面と、前記入射面と交差しており、光が出射する出射面と、前記出射面の反対側の面である対向面とを有する導光板であって、少なくとも前記対向面には、規則的に配列された複数のクラスタが形成され、前記複数のクラスタは、光を拡散させる複数の拡散ドットから構成されている。
また、上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明装置は、導光板と、前記導光板の前記入射面に光を照射する光源とを備える。
本発明によれば、導光板の出射面から出射する光の輝度斑を軽減することができる。
図1は、実施の形態1に係る照明装置を示す斜視図である。 図2の(a)は、実施の形態1に係る導光板等を示す正面図およびクラスタを拡大した部分拡大図である。図2の(b)は、図2の(a)のIIB−IIB線における実施の形態1に係る導光板を示す断面図である。 図3の(a)は、図2の(a)のIII−III線における実施の形態1に係る導光板の拡散ドットを示す断面図である。図3の(b)は、実施の形態1に係る導光板の拡散ドットの一例を示す断面図である。図3の(c)は、アンダーカット部を有する拡散ドットを示す断面図である。 図4は、実施の形態1に係る導光板の拡散ドットの配置の手順を示す説明図である。 図5は、輝度斑、配光制御、ドット感についての評価結果を示した表である。 図6は、クラスタの拡散ドットの個数と、輝度分布との関係を示す図である。 図7は、クラスタの拡散ドットの個数と、輝度斑と、ドット感との関係を示す図である。 図8の(a)は、実施の形態2に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図8の(b)は、図8の(a)のVIIIB−VIIIB線における実施の形態2に係る導光板を示す断面図である。 図9は、クラスタの拡散ドットの個数と、クラスタへのレイトレーシング図と、輝度分布とを示す図である。 図10は、クラスタの拡散ドットの密度と、輝度斑と、ドット感との関係を示す図である。 図11の(a)は、実施の形態3に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図11の(b)は、図11の(a)のXIB−XIB線における実施の形態3に係る導光板を示す断面図である。 図12の(a)は、実施の形態4に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図12の(b)は、図12の(a)のXIIB−XIIB線における実施の形態4に係る導光板を示す断面図である。 図13の(a)は、変形例に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図13の(b)は、図13の(a)のXIIIB−XIIIB線における変形例に係る導光板を示す断面図である。 図14の(a)は、変形例に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図14の(b)は、図14の(a)のXIVB−XIVB線における変形例に係る導光板を示す断面図である。 図15の(a)は、変形例に係る導光板等を示す正面図と、クラスタを拡大した部分拡大図である。図15の(b)は、図15の(a)のXVB−XVB線における変形例に係る導光板を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「略**」との記載は、「略同一」を例に挙げて説明すると、全く同一はもとより、実質的に同一と認められるものを含む意図である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下、本発明の実施の形態1に係る導光板および照明装置について説明する。
(実施の形態1)
[構成]
図1は、本実施の形態に係る照明装置1を示す斜視図である。図2の(a)は、本実施の形態に係る導光板10を示す正面図およびクラスタ111を拡大した部分拡大図である。図2の(b)は、図2の(a)のIIB−IIB線における本実施の形態に係る導光板10等を示す断面図である。図2の(a)では、拡大したクラスタ111の形状を仮想の二点鎖線で示す。
光源73の光軸方向をX軸プラス方向と規定し、出射面120に対する対向面110側をZ軸プラス方向と規定し、X軸プラス方向とZ軸プラス方向と直交する方向をY軸プラス方向と規定し、X、Y、Zの各方向を表示する。そして、図1に示す各方向は、全て図2に示す各方向に対応させて表示する。図2以降の図においても、同様である。
照明装置1は、エッジライト方式の導光板10を用いており、天井および壁などの造営材に埋め込んで配設されている。図1に示すように、照明装置1は、本体部3と、導光板10とを備えている。
本体部3は、筐体5と、発光装置7と、電源部とを有している。
筐体5は、発光装置7、発光装置7を点灯させるための駆動回路などを有する電源部、放熱部等を収容する直方体状の箱である。筐体5は、導光板10の一部を収容した状態で、発光装置7の光を入射させるように導光板10を支持している。筐体5は、例えば、ボルト等で造営材に固定されている。
発光装置7は、基板71と、複数の光源73とを有する。
基板71は、複数の光源73を実装している。基板71は、光源73が発した熱を放熱するように放熱部(ヒートシンク)に熱的に接続されている。放熱部は、筐体5にも熱的に接続されていてもよく、筐体5もヒートシンクとしても役割を果たしてもよい。基板71は、電源部に電気的に接続され、電源部からの電力が供給される。
本実施の形態では、基板71は長尺状をなし、光源73が一列で等間隔に並ぶように基板71に実装されている。なお、光源73は、二列以上が基板71に並んでいてもよい。
なお、放熱部は、金属部材(金属支柱部)であり、光源73で発生した熱を効率良く筐体5に放熱させるために、アルミニウム(Al)、銅(Cu)又は鉄(Fe)等の熱伝導率の高い金属材料を主成分として構成していてもよい。また、放熱部は、金属製に限らず、熱伝導率の高い樹脂材料を用いて構成してもよい。
光源73は、導光板10の入射面101に光を照射する。つまり、光源73は、光の出射方向(光軸)がX軸プラス方向に向くように、略等間隔に配置されている。具体的には、光源73は、光軸が導光板10の入射面101に略直交するように入射面101と対向するように配置されている。つまり、光源73の出射方向(X軸プラス方向)には、導光板10が配置されている。
また、光源73と導光板10との間には、光源73と導光板10とが接触しないように隙間が空けられている。これは、光源73の熱が導光板10に伝導して、導光板10に損傷を与えることを防ぐためである。
光源73は、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子である。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成型されたキャビティの中にLEDチップ(発光素子)が実装され、キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。光源73は、電源部に設けられている図示しない制御部により制御されて点灯および消灯を行う。また、光源73は、電源部に設けられている制御部により制御されて調光調色が行われる。例えば、青色LEDチップと黄色蛍光体含有樹脂との組み合わせにより白色光を放出する表面実装型LED素子が、光源73として採用される。
なお、光源73は、このような構成に限定されるものではなく、光源73の基板71上にLEDチップが直接的に実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールが用いられてもよい。また、光源73が有する発光素子は、LEDに限定されるものではなく、例えば、半導体レーザ等の半導体発光素子、または、有機EL(Electro Luminescence)や無機EL等のEL素子等その他の固体発光素子であってもよい。
電源部は、外部からの電力によって駆動する駆動回路、発光装置7を発光させるための電力を供給するリード線等を有する。電源部は、リード線を介して発光装置7に電力を供給する。
導光板10は、矩形な板状をなし、光源73からの光を導光する光学部材である。導光板10は、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂又はガラス等の透光性の部材であるが、透光性があればその他どのような材料で形成されてもよい。なお、導光板10の形状は、矩形状に限らず、円盤状でもよく、多角形状など、他の形状でもよい。
導光板10は、X軸マイナス方向側の端縁が筐体5内で固定され、X軸方向およびY軸方向で規定される平面と略平行となるように支持されている。
図1および図2に示すように、導光板10は、入射面101と、出射面120と、対向面110とを有する。
入射面101は、各光源73からの光が入射する面であり、略均一な平面である。入射面101は、光源73が出射する光が入射するように、光源73の光軸と略垂直に配置されている。入射面101は、出射面120及び対向面110と交差する。なお、入射面101は、導光板10の側面の一部である。
出射面120は、導光板10における、入射面101と略直交するZ軸マイナス方向側の面であり、略均一な平面をなしている。
対向面110は、出射面120と対向する反対側の面である。対向面110は、導光板10における、入射面101と略直交するZ軸プラス方向側の面であり、略均一の平面をなしている。対向面110は、例えばクラスタ111から光が出射することで天井等の造営材を照らしてもよい。
本実施の形態では、出射面120および対向面110は、内部を導光する光が出射する面である。対向面110には、規則的に配列された複数のクラスタ111が形成されている。
複数のクラスタ111は、対向面110に、マトリクス状(格子状)に配列されている。クラスタ111は、光を拡散させる複数の拡散ドット113から構成されている。拡散ドット113は、対向面110から出射面120に向かって凹むプリズムである。プリズムは、例えば円錐状の凹部である。なお、複数のクラスタ111は、出射面120にも形成されていてもよい。この場合、対向面110からも光が出射する。
隣り合う2つの光源73の光軸の間には、少なくともクラスタ111が配置される。言い換えれば、隣り合う2つのクラスタ111の間には、1以上の光源73の光軸が配置されている。なお、隣り合う2つの光源73の光軸の間に配置されるクラスタは、クラスタ111の一部でもよい。
図3の(a)は、図2の(a)のIII−III線における本実施の形態に係る導光板10の拡散ドット113を示す断面図である。図3の(b)は、本実施の形態に係る導光板10の拡散ドット113の一例を示す断面図である。図3の(c)は、アンダーカット部113bを有する拡散ドット113aを示す断面図である。
図3の(a)に示すように、導光板10の対向面110と略直交する平面で切断したときにおける拡散ドット113を断面視した場合において、拡散ドット113の内周面113aと対向面110とが交差する鋭角の角度θは、任意に変更してもよい。この角度θを調節することで、所望の配光制御を行う。
図3の(a)及び図3の(b)に示すように、拡散ドット113は、平滑な凹曲面を有する。つまり、拡散ドット113の内周面113aが凹曲面である。拡散ドット113の内周面113aの算術平均粗は、2μm以下である。図3の(b)は、拡散ドット113の内周面113aの一例である。本実施の形態の拡散ドット113は、図3(c)に示すような拡散ドット114aにアンダーカット部114bを有していない。このため、拡散ドット113の内周面113aでは、ダイヤモンドバイト又は金型を用いて製造する際に、型抜けを担保することができる。このため、型抜きを行う際に導光板10を破損させ難い。
クラスタ111を構成する複数の拡散ドット113は、クラスタ111内で規則的に配列されている。クラスタ111の形状を円形とした場合に、その直径をeとする。この場合、クラスタ111の直径は、約300μm以下である。
本実施の形態において、クラスタ111内では、隣接する拡散ドット113の間隔aがそれぞれ略等しく配列されている。拡散ドット113において、拡散ドット113の径dおよび拡散ドット113の間隔aは、クラスタ111内の拡散ドット113の数が変化しても一定である。
図2に示すように、隣り合う2のクラスタ111の間隔は、拡散ドット113の間隔aよりも大きい。例えば、X軸方向に隣り合う2つのクラスタ111において、一方(X軸マイナス方向側)のクラスタ111における最外周のX軸プラス方向側の拡散ドット113と、他方(X軸プラス方向側)のクラスタ111における最外周のX軸マイナス方向側の拡散ドット113との距離は、拡散ドット113の間隔aよりも大きい。
クラスタ111を占めている拡散ドット113の総面積に、クラスタ111の面積を除算して算出されるクラスタ111の被覆率は、20%以下である。ここで被覆率とは、クラスタ111内の拡散ドット113の総面積をクラスタ111の面積で除算して算出される。例えば、クラスタ111が六角形の場合、被服率=(π(d/2))/((3√3a)/2)となる。
クラスタ111は、導光板10の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。つまり、クラスタの直径eは、次第に大きくなっている。本実施の形態では、導光板10の対向面110のX軸マイナス方向側の端縁からX軸プラス方向側の端縁に向かうにつれて、クラスタ111が次第に大きくなっている。具体的には、クラスタ111内の拡散ドット113の数は、光源73側からX軸プラス方向に遠ざかる(X軸マイナス方向側の端縁からX軸プラス方向側の端縁に向かう)につれて、7個、19個、37個と次第に変化している。つまり、拡散ドット113の数は、クラスタ111の大きさに応じて変化する。なお、この拡散ドット113の数は、一例でありこれには限定されない。
クラスタ111は、円形状又は多角形状である。本実施の形態では、クラスタ111の形状は、円形状又は六角形状を基準にしている。なお、クラスタ111は、人が見た場合に円形状又は多角形状と感じる形状であり、拡散ドットが必ずしもクラスタ111内に収まらなければならないわけではない。
なお、クラスタ111は、隣り合う2つの光源73が発した光が導光板10内部でミキシングするミキシングエリアから形成されていることが好ましい。この場合、照明装置1が点灯した場合、クラスタ111によってミキシングエリアで拡散された光によって出射面が明るく見えるため、輝度斑による違和感を与え難い。
このような、照明装置1において、光源73が照射した光は、導光板10の入射面101から入射し、導光板10内を導光する。導光板10を導光する光は、その一部がクラスタ111の拡散ドット113で反射して対向面110に向かい、対向面110から出射して周囲を照明する。また、クラスタ111の拡散ドット113に入射した光の一部は、拡散ドット113で反射されずに、拡散ドット113から出射する。この光は、例えば、天井や壁などの造営材を照明する。
光源73に近いクラスタ111では、拡散ドット113の数が少なくなり対向面110から出射する光量が抑制される。また、光源73から離れたクラスタ111では、拡散ドット113の数が多くなり対向面110から出射する光量が増加する。これにより、対向面110から光が出射する際に、輝度斑が軽減された光が出射される。つまり、光源73が所定の間隔を空けて基板71に配置されていても、クラスタ111を導光板10に規則的に形成することで、光源73の光軸と隣り合う2つの光源73の間との明暗を抑制することができる。
[拡散ドットの配列]
次に、クラスタ111内に拡散ドット113を配列する順序について説明する。
図4は、本実施の形態に係る導光板10の拡散ドット113の配置の手順を示す説明図である。
例えば図4の(a)に示すように、クラスタ111に7つの拡散ドット113が配列されている場合において、点線で示す8つ目の拡散ドット113を、7つの拡散ドット113の外周に配列した場合、どの位置に配置しても配置に規則性が無い。この場合では、出射面120から出射する光に輝度斑が生じる恐れがある。そこで、例えば、図4の(b)に示すように、導光板10の対向面110のY軸マイナス方向側の端縁からY軸プラス方向側の端縁に向かうにつれて、クラスタ111が次第に大きくなる場合において、点線で示す次に配置する拡散ドット113のように、クラスタ111内の拡散ドット113をアルキメデスの螺旋に沿って配置する。このように規則的に拡散ドット113を配置することで、クラスタ111の形状に規則性を持たせることができる。こうすれば、出射面から出射する光の輝度斑を抑制することができる。
例えば、クラスタ111において、螺旋に沿って隣接する拡散ドット113の間隔L1と、螺旋の内周側に隣接する拡散ドット113の間隔L2とが略同一となるように拡散ドット113を配置する。
また、螺旋状は、円形状に限定されず、図4の(c)のような四角形状の螺旋であってもよく、他の多角形状の螺旋であってもよい。
拡散ドット113の製造方法としては、アクリル、ポリカーボネート、ガラスなどの透光性の部材を用いて、シルク印刷にて拡散ドット113を形成してもよく、レーザ加工で拡散ドット113を形成してもよく、ダイヤモンドバイトを用いて形成してもよく、金型を用いた射出成型により形成してもよく、他の公知の方法を用いて実現してもよく、その製造方法は特に限定されない。
[評価結果および解析結果]
次に、導光板10の対向面110にシルク印刷によって乳白色の光拡散膜のドットパターンを形成した場合(評価Aの場合)と、導光板10の対向面110に通常のプリズムを形成した場合(評価Bの場合)と、本実施の形態の導光板10のように、複数のプリズムから構成されたクラスタ111を規則的に配列場合とについて、輝度斑の軽減効果、配光制御性、拡散ドット113の見た目(ドット感)についての評価結果について説明する。
図5は、輝度斑、配光制御、ドット感についての評価結果を示した表である。
図5に示すように、評価Aの場合では、入射した光を光拡散膜で拡散させることで輝度斑を軽減することができるものの、評価Bの場合および本実施の形態の場合ほど配光制御を行うことができていない。評価Bの場合では、プリズムの角度θを変更することで配光制御を行うことができているが、プリズムの配列によっては、輝度斑が生じてしまう。
本実施の形態の場合では、クラスタ111の配列を規則的に対向面110に形成しているため、輝度斑の軽減および配光制御性を実現することができるとともに、拡散ドット113の見た目(ドット感)についても違和感を与え難い。
次に、ドットの個数と輝度分布との関係について、シミュレーション解析の結果を説明する。この解析では、100mm×160mmの大きさの導光板10と、3つの光源73とを用いて光源73の光を導光板10の入射面101から入射させた。
図6は、クラスタ111の拡散ドット113の個数と、輝度分布との関係を示す図である。
図6では、拡散ドット113が1つの場合、拡散ドット113が3つの場合、拡散ドット113が5つの場合、拡散ドット113が7つの場合、拡散ドット113が9つの場合について、導光板10の各輝度分布の解析結果を示す。図6において、(a)が導光板10の出射面120の輝度分布を示し、(b)が、導光板10のY軸方向における20mm地点でのX軸方向断面の輝度を示すグラフであり、(c)が導光板10のX軸方向における0mm地点でのY軸方向断面の輝度を示すグラフである。
各(a)の輝度分布、各(b)および各(c)の輝度を示すグラフを見て判るように、拡散ドット113の数が増加するにつれて、輝度斑が軽減していることがわかった。各(b)の輝度を示すグラフでは、拡散ドット113の数が増加するにつれて輝度を示すグラフの起伏が軽減していることがわかった。
図7は、クラスタ111の拡散ドット113の個数と輝度斑と、ドット感との関係を示す図である。図7は、図6の結果に基づいている。
図7に示すように、クラスタ111内の拡散ドット113の数が少ないほど輝度斑の軽減効果が小さく、拡散ドット113の見た目に違和感(ドット感)を与え難くなる。また、クラスタ111内の拡散ドット113の数が多いほど輝度斑の軽減効果が大きく、拡散ドット113の見た目に違和感(ドット感)を与え易くなることがわかる。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける導光板10および導光板10を用いた照明装置1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る導光板10は、光が入射する入射面101と、入射面101と交差しており、光が出射する出射面120と、出射面120の反対側の面である対向面110とを有する。また、少なくとも対向面110には、規則的に配列された複数のクラスタ111が形成される。そして、複数のクラスタ111は、光を拡散させる複数の拡散ドット113から構成されている。
このように、少なくとも対向面110には、規則的に配列された複数のクラスタ111が形成されているため、導光板10から出射する光の輝度斑を軽減することができる。
したがって、導光板10の出射面120から出射する光の輝度斑を軽減することができる。また、出射面120にも複数のクラスタ111が形成されている場合においても、導光板10の対向面110から出射する光の輝度斑を軽減することができる。
特に、発光装置7を消灯時に使用者が導光板10を視認した場合でも、クラスタ111が規則的に配列されているため、クラスタ111の並びによる違和感を与え難い。このため、発光装置7を点灯時でも出射面120および対向面110の輝度斑を軽減されるため、輝度斑による違和感を与え難い。
また、本実施の形態に係る照明装置1は、導光板10と、導光板10の入射面101に光を照射する光源73とを備える。
導光板10を備えた照明装置1においても、同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係る導光板10において、拡散ドット113は、プリズムである。
この構成によれば、プリズムの角度θを変えることで、容易に配光制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る導光板10において、複数のクラスタ111は、当該導光板10の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。そして、拡散ドット113の数は、クラスタ111の大きさに応じて変化する。
このように、導光板10の入射面101側から反対側に向かうにつれて、クラスタ111の大きさが次第に大きくなるため、出射面120および対向面110から出射する光をより均一にすることができる。
また、本実施の形態に係る導光板10において、拡散ドット113は、平滑な凹曲面を有する。
この構成によれば、図3の(c)のようなアンダーカット部分114bの発生が抑制されるため、導光板10の製造時において、型抜けを担保することができる。このため、型抜きを行う際に導光板10を破損させ難くなり、製品の歩留まりの低下を抑制することができる。
特に、導光板10では、拡散ドット113の内周面113aは平滑な凹曲面であるため、拡散ドット113で反射する光を制御し易くなる。
また、本実施の形態に係る導光板210において、クラスタ111を占めている拡散ドット113の総面積に、クラスタ111の面積を除算して算出されるクラスタ111の被覆率は、20%以下である。
この構成によれば、出射面120から出射する光をより均一にすることができる。
また、本実施の形態に係る導光板10において、複数の拡散ドット113は、複数のクラスタ111内で規則的に配列されている。
この構成によれば、クラスタ111に入射した光が均一に反射され易くなるため、出射面120から出射する光をより均一にすることができる。
また、本実施の形態に係る導光板10において、クラスタ111内の拡散ドット113は、アルキメデスの螺旋に沿って配置されている。
このように、クラスタ111を大きくする際に、拡散ドット113を規則的に追加することができるため、点灯時における輝度斑をより軽減することができるとともに、消灯時における見た目の違和感を与え難い。
また、本実施の形態に係る導光板10において、クラスタ111は、円形状又は多角形状である。
このように、クラスタ111の形状が円形状又は多角形状であれば、見た目の違和感を与え難い。
また、本実施の形態に係る照明装置1において、光源73は、複数設けられる。そして、隣り合う2つの光源73の光軸の間には、クラスタ111が配置される。
このように、隣り合う2つの光源73の光軸との間に少なくともクラスタ111が配置されているため、点灯時における輝度斑をより抑制することができる。特に、光源73が電球色の場合に好適である。
(実施の形態2)
以下、本実施の形態に係る導光板210および導光板210を用いた照明装置について、図8を用いて説明する。
図8の(a)は、実施の形態2に係る導光板210等を示す正面図と、クラスタ211を拡大した部分拡大図である。図8の(b)は、図8の(a)のVIIIB−VIIIB線における実施の形態2に係る導光板210を示す断面図である。
本実施の形態では、クラスタ211の大きさを略同一にしたまま、クラスタ211内の拡散ドット113の密度を変化させている点で実施の形態1と相違する。
この導光板210および導光板210を用いた照明装置における他の構成は、実施の形態1の導光板10および導光板10を用いた照明装置1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図8の(a)および図8の(b)に示すように、複数のクラスタ211内における拡散ドット113の密度は、導光板210の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。クラスタの直径eは、略同一である。本実施の形態では、導光板210の対向面110のX軸マイナス方向側の端縁からX軸プラス方向側の端縁に向かうにつれて、クラスタ211内の拡散ドット113の密度が次第に大きくなっている。具体的には、クラスタ211内の拡散ドット113の数は、光源73側からX軸プラス方向に遠ざかる(X軸マイナス方向側の端縁からX軸プラス方向側の端縁に向かう)につれて、7個、19個、37個と次第に変化している。
隣接する拡散ドット113の間隔をaと規定し、拡散ドット113の径をdと規定した場合に、拡散ドット113の間隔aは、0.5dから4dまでの範囲である。この範囲であれば拡散ドット113の間隔aは、拡散ドット113の径dによって、任意に変更することができる。例えば、一例として、a=(1/2)dの場合、a=dの場合、a=(3/2)dの場合、a=2dの場合、a=4dの場合がある。
[解析結果]
次に、ドットの個数と輝度分布との関係についてのシミュレーション解析の結果について説明する。この解析でも実施の形態1に係る図6と同様の条件であり、同一の条件についてはその説明を省略する。
図9は、クラスタ211の拡散ドット113の個数と、クラスタ211へのレイトレーシング図と、輝度分布とを示す図である。
図9に示すように、レイトレーシング図を見れば、クラスタ211の拡散ドット113の密度が小さくなるにつれて、クラスタ211への入射光が規則的に反射することができている。拡散ドット113の密度が最も大きい(拡散ドット113の間隔a)=(拡散ドット113の径d)の場合では、クラスタ211での光の反射が様々な方向に向いている。このため、a=dの場合では、配光制御性が低くなることがわかった。一方、単体の拡散ドット113の場合が最も配光制御を行い易くなることがわかった。
輝度分布については、拡散ドット113の密度が小さくなるにつれて、例えば(b)の高低差が大きいため、輝度斑が大きくなり、輝度斑軽減の効果が小さいことがわかった。一方で、拡散ドット113の密度が大きくなるにつれて、例えば(b)の高低差が小さいため、輝度斑軽減の効果が大きいことがわかった。
このため、輝度斑を軽減しつつ、配光制御を行うためには、クラスタ211内の拡散ドット113の密度が高過ぎず、かつ、輝度斑が抑制された、a=(3/2)dが好ましい。
図10は、クラスタ211の拡散ドット113の密度と、輝度斑と、ドット感との関係を示す図である。図10では、a=(1/2)dの場合、a=dの場合、a=(3/2)dの場合、a=2dの場合、a=4dの場合を例にあげている。図10は、図9の結果に基づいている。
図10に示すように、クラスタ211内の拡散ドット113の密度が大きいほど輝度斑の軽減効果が小さく、拡散ドット113の見た目に違和感(ドット感)を与え難くなる。また、クラスタ211内の拡散ドット113の密度が小さいほど輝度斑の軽減効果が大きく、拡散ドット113の見た目に違和感(ドット感)を与え易くなる。
なお、ここでいう拡散ドット113の間隔aと拡散ドット113dとは、導光板210におけるクラスタ211全体として実質的又は平均的な数値であり、必ずしも拡散ドット113の間隔aと拡散ドット113dとが一定である必要はなく、また一部のクラスタ211が上記条件を満たしていなくとも、効果への影響は軽微であるため、すべてのクラスタ211が上記条件を満足する必要はない。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける導光板210および導光板210を用いた照明装置の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る導光板210において、複数のクラスタ211内における拡散ドット113の密度は、当該導光板210の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。
このように、導光板210の入射面101側から反対側に向かうにつれて、クラスタ211内における拡散ドット113の密度が次第に大きくなるため、出射面120および対向面110から出射する光をより均一にすることができる。
また、本実施の形態に係る導光板210において、隣接する拡散ドット113の間隔をaと規定し、拡散ドット113の径をdと規定した場合に、拡散ドット113の間隔aは、0.5dから4dまでの範囲である。
このように、拡散ドット113の間隔aが0.5dから4dまでの範囲であれば、出射面120および対向面110から出射する光を略均一にする一定の効果がある。
本実施の形態における他の作用効果についても、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態3)
以下、本実施の形態に係る導光板310および導光板310を用いた照明装置について、図11を用いて説明する。
図11の(a)は、本実施の形態に係る導光板310等を示す正面図と、クラスタ311を拡大した部分拡大図である。図11の(b)は、図11の(a)のXIB−XIB線における本実施の形態に係る導光板310を示す断面図である。
本実施の形態では、各々のクラスタ311の大きさを略同一にしたまま、クラスタ311の密度を変化させている点で実施の形態1と相違する。
この導光板310および導光板310を用いた照明装置における他の構成は、実施の形態1の導光板10および導光板10を用いた照明装置1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図11の(a)および図11の(b)に示すように、少なくとも対向面110に形成されているクラスタ311の密度は、導光板310の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。各々のクラスタ311の直径eは、略同一である。また、各々のクラスタ311内の拡散ドット113の密度も略同一であり、1つのクラスタ311内に拡散ドット113が7つ形成されている。
本実施の形態では、導光板310の対向面110のX軸マイナス方向側の端縁からX軸プラス方向側の端縁に向かうにつれて、クラスタ311の密度が次第に大きくなっている。
[作用効果]
次に、本実施の形態おける導光板310および導光板310を用いた照明装置の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る導光板10において、少なくとも対向面110に形成されているクラスタ311の密度は、導光板310の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。
このように、クラスタ311の密度を導光板310の入射面101側から反対側に向かうにつれて次第に大きくすれば、出射面120および対向面110から出射する光をより均一にすることができる。
本実施の形態における他の作用効果についても、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態4)
以下、本実施の形態に係る導光板410および導光板410を用いた照明装置について、図12を用いて説明する。
図12の(a)は、本実施の形態に係る導光板410等を示す正面図と、クラスタ411を拡大した部分拡大図である。図12の(b)は、図12の(a)のXIIB−XIIB線における本実施の形態に係る導光板410を示す断面図である。
本実施の形態では、各々のクラスタ411の大きさを略同一にしたまま、クラスタ411の配置を変化させている点で実施の形態1と相違する。
この導光板410および導光板410を用いた照明装置における他の構成は、実施の形態1の導光板10および導光板10を用いた照明装置1と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図12に示すように、複数のクラスタ411は、千鳥格子状に配置されている。各々のクラスタ411の直径eは、略同一である。また、各々のクラスタ411内の拡散ドット113の密度も略同一であり、1つのクラスタ411内に拡散ドット113が7つ形成されている。
本実施の形態における他の作用効果についても、実施の形態1と同様の作用効果を奏する。
(その他変形例等)
以上、本発明について、実施の形態1〜4に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態1〜4に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、図13の(a)は、変形例に係る導光板510等を示す正面図と、クラスタ511を拡大した部分拡大図である。図13の(b)は、図13の(a)のXIIIB−XIIIB線における変形例に係る導光板510を示す断面図である。図13に示すように、複数のクラスタ511を千鳥格子状に配置してもよい。また、図14の(a)は、変形例に係る導光板610を示す正面図と、クラスタ611を拡大した部分拡大図である。図14の(b)は、図14の(a)のXIVB−XIVB線における変形例に係る導光板610等を示す断面図である。図14に示すように、クラスタ611は、多角形状の一例として、X軸方向に長尺な帯状をなしていてもよい。図14では、クラスタ611の幅eが入射面101から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる。これらの場合においても、導光板610の出射面120から出射する光の輝度斑を軽減することができる。図15の(a)は、変形例に係る導光板710等を示す正面図と、クラスタ711を拡大した部分拡大図である。図15の(b)は、図15の(a)のXVB−XVB線における変形例に係る導光板710を示す断面図である。図15では、クラスタ711内の拡散ドット113の配置が図2等の場合に比べて30°回転した状態で配置されている点で相違している。つまり、クラスタ711内の拡散ドット113の配置は、上記実施の形態および変形例等に限定されず、如何様に配置してもよい。
また、上記実施の形態における、複数のクラスタ内の拡散ドットの数は、全てのクラスタ内で同一であってもよい。つまり、クラスタの直径eは各々が略同一であり、クラスタ内の拡散ドットの密度も同一であり、かつ、クラスタ内の拡散ドットの数も各々が同一である。特に、クラスタ内の拡散ドットの個数を7つにした場合に、クラスタ内の拡散ドットの個数が他の場合に比べて輝度斑が抑制され易くなる。この場合、光源は所定の間隔を空けて配置されていても、光源の配置による輝度斑を抑制することができる。
また、上記実施の形態において、クラスタ内に拡散ドットが規則的に並んでいるが、その並びの規則性は必須の構成要件ではない。つまり、クラスタ内に拡散ドットがランダムに並んでいてもよい。
また、上記実施の形態において、出射面にクラスタが形成されているが、対向面にクラスタが形成されていてもよく、出射面および対向面の両方にクラスタが形成されていてもよい。
その他、実施の形態1〜4に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態1〜4における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明装置
10、210、310、320、410、510、610、710 導光板
73 光源
101 入射面
110 対向面
111、211、311、411、511、611、711 クラスタ
113 拡散ドット
120 出射面

Claims (13)

  1. 光が入射する入射面と、前記入射面と交差しており、光が出射する出射面と、前記出射面の反対側の面である対向面とを有する導光板であって、
    少なくとも前記対向面には、規則的に配列された複数のクラスタが形成され、
    前記複数のクラスタは、光を拡散させる複数の拡散ドットから構成されている
    導光板。
  2. 前記拡散ドットは、プリズムである
    請求項1に記載の導光板。
  3. 前記複数のクラスタは、当該導光板の前記入射面側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなり、
    前記拡散ドットの数は、前記クラスタの大きさに応じて変化する
    請求項1又は2に記載の導光板。
  4. 前記複数のクラスタ内における前記拡散ドットの密度は、当該導光板の前記入射面側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる
    請求項1又は2に記載の導光板。
  5. 少なくとも前記対向面に形成されている前記クラスタの密度は、当該導光板の前記入射面側から反対側に向かうにつれて次第に大きくなる
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の導光板。
  6. 隣接する前記拡散ドットの間隔をaと規定し、前記拡散ドットの径をdと規定した場合に、前記拡散ドットの間隔aは、0.5dから4dまでの範囲である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の導光板。
  7. 前記拡散ドットは、平滑な凹曲面を有する
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の導光板。
  8. 前記クラスタを占めている前記拡散ドットの総面積に、前記クラスタの面積を除算して算出される前記クラスタの被覆率は、20%以下である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の導光板。
  9. 前記複数の拡散ドットは、前記複数のクラスタ内で規則的に配列されている
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の導光板。
  10. 前記クラスタ内の前記拡散ドットは、アルキメデスの螺旋に沿って配置されている
    請求項9に記載の導光板。
  11. 前記クラスタは、円形状又は多角形状である
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の導光板。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の導光板と、
    前記導光板の前記入射面に光を照射する光源とを備える
    照明装置。
  13. 前記光源は、複数設けられ、
    隣り合う2つの前記光源の光軸の間には、前記クラスタが配置される
    請求項12に記載の照明装置。
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