JP2018156528A - 測定システム、測定プログラム及び制御方法 - Google Patents

測定システム、測定プログラム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】エラー発生時に適切な処理を行う。【解決手段】測定システムSは、三次元測定機能を有する測定装置2と、測定装置2の動作を制御するための命令を生成する制御装置1と、を備える。測定装置2は、測定装置2が参照可能な命令格納領域に格納されている命令に基づく動作を実行し、実行した動作の結果を命令格納領域に書き込むNCコントローラ21を有し、制御装置1は、命令格納領域に命令を書込み、命令と、測定装置2における当該動作の結果とに基づく情報を命令格納領域に書き込むNCドライバ12を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、測定システム、測定プログラム及び制御方法に関する。
従来、三次元測定機を制御するための命令に基づいて、測定装置に三次元測定動作を実行させる測定システムが知られている。例えば、特許文献1には、NC工作機械に三次元測定用のプローブを装着させておき、端末装置が、三次元測定機を制御するための命令を、NC工作機械を動作させるための命令に変換し、変換後の命令に対応する動作を、NCコントローラを介してNC工作機械に実行させることにより、NC工作機械に三次元測定動作を実行させることが記載されている。
特開2014−2654号公報
ところで、三次元測定動作の実行中にはエラーが発生することがある。NC工作機械において、三次元測定動作のエラーの発生の有無は、NC工作機械側でチェックされており、エラーが発生した場合に端末装置に通知されていた。しかしながら、NC工作機械のような汎用機を用いて三次元測定を行う場合には、端末装置側でエラーをチェックする必要がある。この際、端末装置と、NCコントローラとは非同期で動作しているので、端末装置側においてエラーを検出し、エラーの復旧動作をNC工作機械に実行させる必要がある場合にも、NC工作機械が動作を継続してしまうという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、エラー発生時に適切な処理を行うことができる測定システム、測定プログラム及び制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る測定システムは、三次元測定機能を有する測定装置と、前記測定装置の動作を制御するための命令を生成する制御装置と、を備える測定システムであって、前記測定装置は、前記測定装置が参照可能な命令格納領域に格納されている命令に基づく動作を実行し、実行した動作の結果を前記命令格納領域に書き込む動作実行部を有し、前記制御装置は、前記命令格納領域に前記命令を書込み、前記命令と前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込む動作制御部を有することを特徴とする。
前記動作制御部は、前記動作の結果に含まれる三次元測定の測定値が、前記命令に基づいて予測される範囲に入っていない場合に、エラーが発生したことを示すエラー情報を前記命令格納領域に書き込んでもよい。
前記命令格納領域には、複数の前記命令を格納する領域が設けられており、前記動作制御部は、前記命令格納領域に複数の前記命令を書き込んでもよい。
前記動作実行部は、前記測定装置が実行中の動作の内容を前記制御装置に通知してもよい。
前記動作実行部は、前記測定装置が実行中の動作の内容を特定するための情報を前記命令格納領域に書き込むことにより、前記動作の内容を前記制御装置に通知してもよい。
前記動作制御部は、通知された前記動作の内容に基づいて、前記測定装置に次に実行させる動作を決定し、当該動作に対応する命令を前記命令格納領域に書き込んでもよい。
前記動作制御部は、前記測定装置に次に実行させる動作を決定すると、実行中の動作よりも後に実行される動作の命令を前記命令格納領域から消去するとともに、前記次に実行させる動作に対応する命令を前記命令格納領域に書き込んでもよい。
本発明の第2の態様に係る測定プログラムは、三次元測定機能を有する測定装置を制御するための命令を生成し、当該命令に基づいて当該測定装置を制御するコンピュータを、前記測定装置に動作を実行させるための命令を、前記測定装置が参照可能な記憶部が有する命令格納領域に書き込み、前記命令と、前記測定装置が前記命令格納領域に書き込んだ前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込む動作制御部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第3の態様に係る測定方法は、三次元測定機能を有する測定装置を制御するための命令を生成する制御装置が、当該測定装置を制御する制御方法であって、前記測定装置に動作を実行させるための命令を、前記測定装置が参照可能な記憶部が有する命令格納領域に書き込むステップと、前記命令と、前記測定装置が前記命令格納領域に書き込んだ前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込むステップと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、エラー発生時に適切な処理を行うことができるという効果を奏する。
本実施形態に係る測定システムの構成を示す図である。 本実施形態に係る測定システムの動作の概要を説明するための図である。 NCドライバが複数の命令格納領域をリングバッファとして用いる例を示す図である。 本実施形態に係る命令格納領域に書き込まれる変数の種類と、各変数が格納される領域に割り当てられているアドレスとの関係の一例を示す図である。 図4に示す変数を用いた場合の測定システムの動作例を示す図である。
[測定システムSの構成]
図1は、本実施形態に係る測定システムSの構成を示す図である。
測定システムSは、制御装置1と、測定装置2とを備える。制御装置1は、三次元測定機を制御するための命令(以下、三次元測定用命令ともいう。)に基づく命令(以下、工作機械用命令)を生成することができる装置であり、測定装置2は、NC工作機械である。測定システムSは、制御装置1が生成する工作機械用命令に基づいて、測定装置2に三次元測定動作を実行させるシステムである。工作機械用命令は、例えば、測定装置2を動作させるためのコモン変数により構成されている。
制御装置1は、CPU等の制御部と、ハードディスクやメモリ等の記憶部とを備えるコンピュータである。制御装置1は、データ処理部11と、動作制御部としてのNCドライバ12とを備えており、RS−232CやTCP/IP等の通信方式により、測定装置2と通信を行う。なお、制御装置1は、各メーカが用意している通信用のAPIやクラスモジュールを利用して、測定装置2と通信を行うようにしてもよい。制御装置1は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、データ処理部11及びNCドライバ12として動作する。
データ処理部11は、ユーザから、測定装置2に実行させる測定の内容を受け付ける。データ処理部11は、例えば、測定装置2に実行させる動作内容に関する設定を受け付ける画面を制御装置1のディスプレイに表示させ、ユーザにより入力された設定情報を取得する。データ処理部11は、取得した設定情報に基づいて三次元測定用命令を生成し、生成した三次元測定用命令をNCドライバ12に通知する。また、データ処理部11は、NCドライバ12を介して測定装置2から取得した測定結果を制御装置1のディスプレイに表示する。
NCドライバ12は、三次元測定用命令を、測定装置2を制御するための工作機械用命令に変換し、測定装置2に送信する。また、NCドライバ12は、測定装置2が測定した結果を取得して、取得した測定結果をデータ処理部11に通知する。制御装置1がNCドライバ12を備えることにより、制御装置1のユーザは、三次元測定機の制御に用いる制御装置1を用いて測定装置2を制御し、測定装置2を用いた三次元測定を行うことができる。
NCドライバ12は、三次元測定用命令に基づいて、測定装置2が備える各種動作を実行させるための工作機械用命令を生成し、生成した工作機械用命令を、測定装置2が参照可能な記憶部内の命令格納領域に格納する。NCドライバ12は、例えば、工作機械用命令を命令格納領域に格納するためのコマンドを測定装置2に送信し、測定装置2を介して命令格納領域に含まれる各領域に対応する変数番号が割り当てられている変数の値を変化させることにより、工作機械用命令を命令格納領域に格納する。NCドライバ12は、測定装置2が、一つの命令に対応する動作を完了する前に、次の命令を命令格納領域に格納する。これにより、測定システムSは、測定装置2が一つの命令に対応する動作を完了してから、次の命令に対応する動作を実行するまでの時間を短縮し、測定装置2における測定動作を高速化することができる。
NCドライバ12は、測定装置2による測定の結果を取得して、取得した測定結果を制御装置用データに変換し、変換した制御装置用データをデータ処理部11に入力する。NCドライバ12は、例えば、一つの命令に対応する測定が完了したことを示す通知を測定装置2から受けたことに応じて、測定装置2が実行した命令が格納されていた領域の一部に格納された測定結果を取得する。
測定装置2は、動作実行部としてのNCコントローラ21と、NC工作機械22とを備える。
NCコントローラ21は、CPU等の制御部、ハードディスクやメモリ等の記憶部、NC工作機械22を動作させるための駆動制御回路、各種レジスタ、及びループカウンタを備え、NC工作機械22の動作を制御するコンピュータである。
NCコントローラ21の記憶部には、CPUにより実行されるNCプログラムが格納されている。NCコントローラ21のCPUは、NCプログラムを実行することにより、NC工作機械22の駆動制御を行う。NCコントローラ21は、例えば、API(Application Programming Interface)を介して、NCドライバ12と通信し、各種のコマンドをNCドライバ12から受信することにより、NCドライバ12から工作機械用命令を取得したり、NCドライバ12に測定結果を通知したりする。
なお、NCコントローラ21がフロントエンド用の一般的な計算機と同様の構成を有している場合、NCプログラムが、制御装置1において実行されるプログラム及びNCドライバ12の少なくとも一部のプログラムを有していてもよい。
NC工作機械22は、三次元測定を行うためのプローブが装着されており、NCコントローラ21の制御に応じて、自身に載置されているワークの三次元測定を行う。NCコントローラ21は、例えば、三次元測定の測定結果として、プローブの三次元座標を、NCドライバ12が参照可能な記憶部に記憶させる。これにより、制御装置1は、当該記憶部に記憶されている測定結果を取得することができる。
[測定システムSの動作概要]
図2は、本実施形態に係る測定システムSの動作の概要を説明するための図である。
まず、データ処理部11は、NC工作機械22に実行させる測定の内容をユーザから受け付ける(S1)。データ処理部11は、受け付けた測定内容に基づいて三次元測定用命令を生成する(S2)。
続いて、NCドライバ12は、三次元測定用命令を解析し、当該命令を、測定装置2のNC工作機械22が実行可能な工作機械用命令に変換する(S3)。例えば、NCドライバ12は、三次元測定用命令に対応する動作を、NC工作機械22が実行可能な1以上の動作(例えば、位置決め、測定、A/C軸回転、B軸回転等)に分解し、1以上の動作のそれぞれに対応する工作機械用命令を生成する。
続いて、NCドライバ12は、測定装置2が参照可能な記憶部(例えば、NCコントローラ21に設けられている記憶部)が有する複数の命令格納領域のいずれかに、S3で生成した工作機械用命令を書き込む(S4)。ここで、NCコントローラ21に設けられている記憶部は、NCコントローラ21が命令に基づく動作の実行に要する時間と、NCドライバ12が命令を書き込むために要する時間とに基づいて定められた数の命令格納領域を有している。例えば、NCドライバ12が、命令格納領域に命令を書き込むために要する時間が最大で200msであり、NCコントローラ21に基づく動作の実行に要する時間が平均10msである場合、記憶部には、20個以上の命令格納領域が設けられていることが好ましい。このようにすることで、制御装置1は、命令の書き込み遅延が発生した場合であっても、遅延なく動作が実行される可能性を高めることができる。
具体的には、NCドライバ12は、命令格納領域に複数の工作機械用命令を書き込む。例えば、NCドライバ12は、測定装置2に第1動作を実行させるための工作機械用命令である第1命令を、命令格納領域内の第1領域に書き込み、測定装置2が第1動作を完了する前に、測定装置2に、第1動作の次に実行される第2動作を実行させるための工作機械用命令である第2命令を、命令格納領域内の第2領域に書き込む。
NCコントローラ21は、NCプログラムを実行し、命令格納領域に書き込まれた工作機械用命令に基づく動作をNC工作機械22に実行させることにより、NC工作機械22の動作を制御する(S5)。NCコントローラ21は、測定装置2が実行中の動作の内容を特定するための情報を命令格納領域に書き込むことにより、測定装置2が実行中の動作の内容を制御装置1に通知する。このようにすることで、NCドライバ12は、測定装置2が実行中の動作を把握することができる。
NCコントローラ21は、実行中の動作が完了すると、当該動作が完了したことを示す動作完了情報を、NCコントローラ21の記憶部に設けられている命令格納領域に書き込む。これにより、動作が完了したことがNCドライバ12に通知される。また、NCコントローラ21は、NC工作機械22の動作が測定動作である場合、測定結果を示す測定結果情報を、NCコントローラ21の記憶部に設けられている命令格納領域に書き込む。
例えば、NCコントローラ21は、以下の手順で複数の動作を連続してNC工作機械22に実行させる。まず、NCコントローラ21は、命令格納領域を参照して第1命令に基づく第1動作をNC工作機械22に実行させる。NCコントローラ21は、NC工作機械22が第1命令に基づく第1動作を完了すると、第1動作に対応する測定結果情報と、第1動作が完了したことを示す動作完了情報とを、第1命令が格納されている命令格納領域に書き込み、その後、第2命令に基づく第2動作をNC工作機械22に実行させる。NCコントローラ21は、NC工作機械22が第2命令に基づく第2動作を完了すると、第2動作に対応する測定結果情報と、第2動作が完了したことを示す動作完了情報とを、第2命令が格納されている命令格納領域に書き込む。このように、NCコントローラ21が、命令を実行した後に命令格納領域に測定結果情報を書き込むことで、限られたメモリ領域を有効に活用することができる。
NCドライバ12は、NC工作機械22の動作が測定動作である場合において、命令格納領域に動作完了情報が書き込まれると、命令格納領域に書き込まれた測定結果情報を取得する(S6)。NCドライバ12は、実行された動作に対応する工作機械用命令と、実行された動作の結果とに基づく情報を命令格納領域に書き込む。具体的には、NCドライバ12は、測定動作の結果に含まれる三次元測定の測定値が、当該測定動作に対応する工作機械用命令に基づいて予測される予測値の範囲に入っていないか否かを判定することにより、エラーが発生したか否かを判定する(S7)。NCドライバ12は、エラーが発生したと判定した場合に、測定装置2においてエラーが発生したことを示すエラー情報を命令格納領域に書き込み、エラーが発生したことを測定装置2に通知する(S8)。また、NCドライバ12は、エラーが発生したと判定した場合に、命令格納領域に書き込まれている動作の内容に基づいて、測定装置2に次に実行させる動作(復旧動作)を決定し、当該動作に対応する命令(復旧動作命令)を命令格納領域に書き込む。これにより、測定装置2は、新たに書き込まれた命令に基づいて復旧動作を実行することができる。
また、NCドライバ12は、S7において、エラーが発生していないと判定した場合、測定装置2から取得した測定結果情報を制御装置用の測定結果データに変換する(S9)。
続いて、データ処理部11は、NCドライバ12が変換した制御装置用の測定結果データを取得して、記憶媒体に記憶させたりディスプレイに表示させたりする(S10)。データ処理部11が測定結果データを取得するタイミングは任意であり、全ての三次元測定用命令に基づく測定が終了してから測定結果データを取得してもよく、全ての測定が終了する前に、測定結果データを取得し、取得したデータに基づいて、測定結果を順次表示させてもよい。
上記のS4において、NCドライバ12は、NCコントローラ21に実行させる複数の工作機械用命令のうち、命令格納領域に書き込まれていない工作機械用命令が存在する場合には、測定結果情報を取得した後に、当該測定結果情報が格納されている命令格納領域に新たに工作機械用命令を書き込むことができる。このようにすることで、測定システムSは、命令格納領域を、測定結果情報及び工作機械用命令を書き込む領域として共有することができるので、命令格納領域を有効利用することができる。
また、NCドライバ12は、測定装置2のNC工作機械22が第1動作を完了すると、測定装置2のNC工作機械22に、第2動作の後に実行される第3動作を実行させるための第3命令を、第1動作に対応する第1命令が格納されていた命令格納領域である第1領域に書き込むことにより、複数の命令格納領域をリングバッファとして利用することもできる。
図3は、NCドライバ12が、複数の命令格納領域をリングバッファとして用いる例を示す図である。図3に示す例では、命令格納領域として、第1領域、第2領域、第3領域、・・・、第(n−1)領域、第n領域が設けられているものとする。ただし、nは5以上の整数であるものとする。
まず、NCドライバ12は、第1領域に、第1動作を実行させるための第1命令を書き込む。同様に、NCドライバ12は、第2領域に第2動作を実行させるための第2命令、第3領域に第3動作を実行させるための第3命令、・・・、第n領域に第n動作を実行させるための第n命令を順番に書き込む。NCドライバ12は、第1領域に書き込まれた第1命令に対応する動作が行われた後、第1領域に、(n+1)番目の動作を実行させるための第(n+1)命令を書き込むことにより、第1領域を再利用する。このように、測定システムSは、一の命令格納領域を、複数の命令を格納する領域として繰り返し使用できるようにすることにより、複数の命令で使用される変数の数が、測定装置2で使用可能な変数の最大数を超える場合であっても、当該複数の命令を連続して測定装置2に実行させることができる。
[命令格納領域に格納される変数]
続いて、命令格納領域に格納される工作機械用命令について説明する。
本実施形態において、NCドライバ12は、工作機械用命令として、NC工作機械22が実行可能な動作に対応する動作フラグの値や、当該動作の制御に用いる制御値(例えば、プローブの移動先の座標値や、プローブの移動速度)等の変数の値を含む命令を生成する。命令格納領域には、工作機械用命令に対応する変数の値を格納する領域が定められており、NCドライバ12は、生成した複数の値を、複数の変数のそれぞれに対応する領域に書き込む。以下の説明において、変数に対応する領域を特定するための情報をアドレスと称する。アドレスは、例えば、変数に割り当てられている変数番号に対応している。
図4は、本実施形態に係る命令格納領域に書き込まれる変数の種類と、各変数が格納される領域に割り当てられているアドレスとの関係の一例を示す図である。
図4(a)に示されるように、命令格納領域には、複数の工作機械用命令を一度に格納するための領域が複数設けられている。図4(a)においては、複数の領域のうち第1領域及び第2領域が示されている。第1領域は、アドレス#900から#917に対応しており、第2領域は、アドレス#950から#967に対応している。
複数の領域のそれぞれには、測定装置2を制御するための情報、及び測定装置2の状態を示す情報が格納される。例えば、アドレス#903及び#953には、NC工作機械22に実行させる動作の種別やNC工作機械22の状態を示す動作フラグ変数の値を格納する動作フラグ領域が設けられている。
図4(b)は、動作フラグ変数の値と動作内容との関係を示すテーブルである。例えば、動作フラグの値「1」は、測定装置2におけるプローブの位置決め処理に対応している。また、動作フラグの値「2」は、測定装置2におけるワークの測定処理に対応している。また、動作フラグの値「5」は、測定装置2が動作終了状態であることを示す値である。また、動作フラグの値「8」は、測定装置2におけるエラーを制御装置1が検出したことを示す値である。
また、図4(a)に示すように、変数には、プローブの移動先の座標値に対応する変数(例えば、アドレス#900〜#902の領域に格納される変数)や、測定装置2に次に行わせる命令が格納されている命令格納領域のアドレスを示す次命令指定変数(例えば、アドレス#914の領域に格納される変数)や、測定装置2が実行中の動作内容を示す情報を格納する動作通知変数(例えば、アドレス#999の領域に格納される変数)等が設けられている。
動作通知フラグ領域には、例えば、動作内容を示す情報として、測定装置2が実行中の命令が格納されている命令格納領域に対応する動作フラグのアドレスが格納される。例えば、測定装置2が、第1領域に対応する工作機械用命令に基づく動作を実行しているときには、動作通知フラグ領域には、第1領域に対応する動作フラグの値が格納されているアドレスを示す「903」が格納される。また、測定装置2が、第2領域に対応する工作機械用命令に基づく動作を実行しているときには、動作通知フラグ領域には、第2領域に対応する動作フラグの値が格納されているアドレスを示す「953」が格納される。このようにすることで、NCドライバ12は、動作通知フラグ領域に格納されている値に基づいて、測定装置2が実行中の動作に対応する命令が格納されている領域を特定し、当該命令に基づいて実行中の動作の内容を特定することができる。
本実施形態において、NCドライバ12は、工作機械用命令に対応する情報を命令格納領域に書き込む場合に、当該命令格納領域における次命令指定変数を格納する領域に、当該工作機械用命令の次に測定装置2に実行させる工作機械用命令が格納される命令格納領域のアドレスを書き込む。NCドライバ12は、例えば、次に実行させる命令を記憶している命令格納領域に対応する複数のアドレスのうち、最小のアドレスを書き込む。NCコントローラ21は、一の工作機械用命令に基づく動作が完了すると、次命令指定変数に対応するアドレスを参照し、動作が完了した命令の次の命令を特定する。このようにすることで、NCドライバ12は、次に実行させる命令が、複数の命令格納領域のうち、どの命令格納領域に格納されているかを、NCコントローラ21に通知することができる。
なお、命令格納領域に格納される動作フラグ変数や、次命令指定変数、各種動作に対応する制御値を格納する変数のアドレスは、NC工作機械22のメーカが用意するNCプログラムの仕様によって異なる。したがって、NCドライバ12は、それぞれのメーカに対応するアドレスを示す情報を記憶し、各メーカのNCプログラムの仕様に基づいて、命令格納領域に記憶されているアドレスを特定したり、当該アドレスの変数を生成したりして、当該変数に工作機械用命令を書き込む。これにより、NCドライバ12は、各メーカのNC工作機械22に対応して、工作機械用命令を書き込むことができる。
[測定システムSの詳細な動作]
続いて、測定システムSの詳細な動作について説明する。図5は、図4に示す変数を用いた場合の測定システムSの動作例を示す図である。
上述したように、データ処理部11が、三次元測定用命令をNCドライバ12に通知すると(S2)、NCドライバ12は、当該三次元測定用命令を解析し、一以上の工作機械用命令に変換する(S3)。NCドライバ12は、NCコントローラ21に設けられている記憶部が有する複数の命令格納領域のいずれかの領域に、S2で生成された工作機械用命令に対応する動作フラグの値や、動作の制御に用いる制御値を書き込む(S4)。
ここで、測定装置2の制御を開始する時点では、複数の命令格納領域のすべてに、命令を書き込める状態であることを示す情報として、例えば、命令格納領域の状態が初期状態であることを示す情報が格納されている。NCドライバ12は、初期状態であることを示す情報が格納されている命令格納領域に、工作機械用命令を書き込む。
例えば、NCドライバ12は、S2で生成された工作機械用命令のうち、測定装置2に最初に実行させる命令を第1領域に書き込むものとする。NCドライバ12は、動作フラグ変数に対応するアドレス#903の領域に、動作フラグの値として「2」を記憶させるとともに、移動先のX座標の値、Y座標の値、Z座標の値を、それぞれ、アドレス#900、#901、#902の領域に記憶させる。
また、NCドライバ12は、複数の工作機械用命令を、複数の命令格納領域のそれぞれに格納する。具体的には、命令格納領域がn個設けられている場合、NCドライバ12は、第2領域に第2動作を実行させるための第2命令、第3領域に第3動作を実行させるための第3命令、・・・、第n領域に第n動作を実行させるための第n命令を順番に書き込む。第n動作以降の動作に対応する命令は、第1領域に格納された命令に対応する動作が実行された後に書き込まれる。
NCコントローラ21は、NCプログラムを実行することにより、第1領域に格納されている動作フラグ変数の値をループして監視する監視処理を行う(S51)。NCコントローラ21は、動作フラグ変数の値が1〜4、又は7、8のいずれかである場合、図4(b)に示す情報に基づいて、NC工作機械22に実行させる動作を特定する。NCコントローラ21は、動作フラグ変数の値が1の場合には、プローブの位置決め動作を実行させ(S52a)、動作フラグ変数の値が2の場合には、ワークの測定動作を実行させ(S52b)、動作フラグ変数の値が3の場合には、A/C軸回転動作を実行させ(S52c)、動作フラグ変数の値が4の場合には、B軸回転動作を実行させ(S52d)、動作フラグ変数の値が7の場合には、プログラムを終了し(S52e)、動作フラグ変数の値が8の場合には、後述する復旧動作を実行させる(S52f)。
NCコントローラ21は、NC工作機械22に実行させる動作を特定すると、複数の命令格納領域に共通の動作通知フラグ領域(アドレス#999の領域)に、実行内容を示す情報として、動作フラグ変数の値が格納されているアドレスを示す値を書き込む。
NC工作機械22は、ワークを測定する場合には、NC工作機械22が予め備えているブロックスキップ機能を利用して測定する。ブロックスキップ機能は、プローブを第1位置から第2位置まで移動させる途中で、プローブが物体等に接触すると、プローブのその後の移動を中止し、次の処理に移す機能である。NC工作機械22は、プローブに物体等に接触すると、スキップ信号を出力する。NCコントローラ21は、スキップ信号を検出したことに応じて、プローブの現在位置を格納している状態データ記憶領域(アドレス#5061〜#5063の領域)を参照し、当該状態データ記憶領域に記憶されている当該位置を示すX座標の値、Y座標の値、Z座標の値を、測定結果を格納するアドレス#904〜#906の領域に記憶させる(S53)。
NC工作機械22において、動作フラグ変数の値に基づく、S52a、S52b、S52c、S52dのいずれかの動作が完了すると、NCコントローラ21は、第1領域内の動作フラグ変数に対応するアドレス#903の領域に、動作が完了したことを示す動作完了情報として、「5」を書き込む(S54)。
NCドライバ12は、測定結果を格納する領域に測定結果を示す値が格納されたことに応じて、当該値を測定結果情報として取得する(S6)。
NCドライバ12は、測定動作に対応する工作機械用命令に基づいて三次元測定の測定値を予測する。例えば、NCドライバ12は、測定動作が示すプローブの移動範囲に基づいて、三次元測定の測定値を予測する。そして、NCドライバ12は、測定動作の結果に含まれる三次元測定の測定値が、予測値の範囲に入っていないか否かを判定することにより、エラーが発生したか否かを判定する(S7)。
NCドライバ12は、測定値が予測値の範囲に入っておらず、エラーが発生したと判定した場合に、測定装置2においてエラーが発生したことを示すエラー情報を命令格納領域に書き込む(S8)。具体的には、NCドライバ12は、命令格納領域の動作通知フラグ領域に書き込まれている情報(動作フラグ変数の値が格納されているアドレス)に基づいて、現在実行されている工作機械用命令が格納されている領域を特定する。そして、NCドライバ12は、特定した領域に対応する動作フラグ領域に、エラーが発生したことを示す情報である「8」を書き込む。
また、NCドライバ12は、次命令指定変数を格納する領域を参照し、特定した命令の後に実行される動作の命令が格納されている命令格納領域を特定する。そして、NCドライバ12は、特定した命令格納領域に格納されている命令を消去するとともに、次に実行させる動作に対応する命令として、復旧動作に対応する命令を当該命令格納領域に格納する。ここで、復旧動作は、例えば、三次元測定における最初の動作、又はエラーが発生した動作を開始する時点におけるプローブ位置への移動処理である。NCドライバ12は、例えば、プローブの位置決めを測定装置2に実行させるために、動作フラグ領域に「1」を書き込む。これにより、測定装置2において、復旧動作が行われ、適切な状態に戻すことができるので、測定システムSは、三次元測定を早期に再開することができる。
NCコントローラ21は、動作の実行中に、当該動作に対応する命令が格納されている領域の動作フラグ領域を監視し、当該領域に「8」が書き込まれたことに応じて、NC工作機械22が実行中の動作を停止させる。そして、NCコントローラ21は、当該動作の次に実行される動作の命令が格納されている命令格納領域を参照し、復旧動作を実行する(S52f)。
なお、NCドライバ12は、測定装置2にエラーが発生したか否かを判定し、エラーが発生したと判定した場合に、動作フラグ変数の値をエラーが発生したことを示す値「8」に書き換えるとともに、復旧動作に対応する命令を当該命令格納領域に格納したが、これに限らない。例えば、NCドライバ12は、NCコントローラ21が、動作フラグ変数の値を「7」に書き換えたことに応じて、復旧動作に対応する命令を、次に実行される予定の命令が格納されている命令格納領域に格納し、NCコントローラ21に復旧動作を実行させるようにしてもよい。このようにすることで、制御装置1は、NCコントローラ21側でエラーを検出した場合にも、NCコントローラ21に復旧動作を実行させることができる。
NCコントローラ21は、一の工作機械用命令に基づく動作が完了すると、当該命令が格納されている命令格納領域内の次命令指定変数が格納される領域に書き込まれているアドレスが示す命令格納領域を参照し、次の命令を特定する。例えば、NCコントローラ21は、第1領域におけるアドレス#914の領域に格納されているアドレスに基づいて、次に実行する工作機械用命令が第2領域に格納されていることを特定する。そして、NCコントローラ21は、S41の処理を再実行する。NCコントローラ21は、NC工作機械22に実行させる動作を特定すると、複数の命令格納領域に共通の動作通知フラグ領域に書き込まれている情報を、第2領域において動作フラグの値が格納されているアドレスを示す値に書き換える。NCコントローラ21は、S41の処理を再実行する場合、第2領域のアドレス#953の領域に格納されている動作フラグ変数を監視し、以降の処理を実行する。
NCドライバ12は、S7においてエラーが発生していないと判定すると、S6において取得した測定結果情報を制御装置用の測定結果データに変換する(S9)。
なお、NCドライバ12は、命令格納領域に書き込まれておらず、制御装置1の記憶部に一時的に記憶されている命令を、動作完了情報が格納されている命令格納領域に書き込む。NCドライバ12は、例えば、制御装置1の記憶部に一時的に記憶されている一以上の工作機械用命令のうち、最初に実行される命令である第(n+1)命令を、動作フラグ変数に動作完了情報である「5」が書き込まれた第1領域に書き込む。
また、NCドライバ12は、測定結果情報を取得した場合において、当該測定結果情報が格納されている命令格納領域への書き込み対象となる工作機械用命令が存在しないとき、当該命令格納領域に工作機械用命令を書き込める状態であることを示す情報を当該命令格納領域に書き込む。例えば、NCドライバ12は、命令格納領域の状態が初期状態であることを示す情報を、当該命令格納領域に書き込む。このようにすることで、新たにワークの測定等を行う場合に、命令格納領域の状態を初期状態にすることなく、速やかに測定作業を進めることができる。
また、NCドライバ12は、測定装置2による測定結果に基づいて命令が分岐する場合、分岐後の複数の命令のそれぞれを複数の命令格納領域のそれぞれに予め書き込み、当該測定結果を取得した後に、分岐先の命令に対応するアドレスを、分岐する直前の命令が格納されている命令格納領域に書き込むようにしてもよい。このようにすることで、制御装置1は、測定装置2に分岐後の命令を速やかに実行させることができる。
また、NCドライバ12は、測定装置2による測定結果に基づいて命令が分岐する場合、当該測定結果を取得した後に、分岐先の命令を、分岐する直前の命令が格納されている命令格納領域に格納されているアドレスに対応する命令格納領域に書き込むようにしてもよい。このようにすることで、制御装置1は、複数の分岐に対応する全ての命令を命令格納領域に書き込む必要がないので、命令格納領域の容量に制約がある場合であっても、分岐命令を使用することができる。
[本実施形態における効果]
以上説明したように、本実施形態に係る測定システムSにおいて、制御装置1のNCドライバ12は、命令格納領域に命令を書込み、当該命令と、測定装置が当該命令に基づいて実行した動作の結果とに基づく情報を命令格納領域に書き込む。このようにすることで、測定システムSは、NCドライバ12側で、命令と、動作の結果とに基づいてエラーが発生したと判定した場合に、エラーが発生したことを示す情報を命令格納領域に書き込むことにより測定装置2に通知し、測定装置2に復旧動作等の適切な動作を実行させることができる。よって、測定システムSは、エラー発生時に適切な処理を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 制御装置
11 データ処理部
12 NCドライバ
2 測定装置
21 NCコントローラ
22 NC工作機械
S 測定システム

Claims (9)

  1. 三次元測定機能を有する測定装置と、前記測定装置の動作を制御するための命令を生成する制御装置と、を備える測定システムであって、
    前記測定装置は、
    前記測定装置が参照可能な命令格納領域に格納されている命令に基づく動作を実行し、実行した動作の結果を前記命令格納領域に書き込む動作実行部を有し、
    前記制御装置は、
    前記命令格納領域に前記命令を書込み、前記命令と前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込む動作制御部を有する、
    ことを特徴とする測定システム。
  2. 前記動作制御部は、前記動作の結果に含まれる三次元測定の測定値が、前記命令に基づいて予測される範囲に入っていない場合に、エラーが発生したことを示すエラー情報を前記命令格納領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の測定システム。
  3. 前記命令格納領域には、複数の前記命令を格納する領域が設けられており、
    前記動作制御部は、前記命令格納領域に複数の前記命令を書き込む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の測定システム。
  4. 前記動作実行部は、前記測定装置が実行中の動作の内容を前記制御装置に通知する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の測定システム。
  5. 前記動作実行部は、前記測定装置が実行中の動作の内容を特定するための情報を前記命令格納領域に書き込むことにより、前記動作の内容を前記制御装置に通知する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の測定システム。
  6. 前記動作制御部は、通知された前記動作の内容に基づいて、前記測定装置に次に実行させる動作を決定し、当該動作に対応する命令を前記命令格納領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の測定システム。
  7. 前記動作制御部は、前記測定装置に次に実行させる動作を決定すると、実行中の動作よりも後に実行される動作の命令を前記命令格納領域から消去するとともに、前記次に実行させる動作に対応する命令を前記命令格納領域に書き込む、
    ことを特徴とする請求項6に記載の測定システム。
  8. 三次元測定機能を有する測定装置を制御するための命令を生成し、当該命令に基づいて当該測定装置を制御するコンピュータを、
    前記測定装置に動作を実行させるための命令を、前記測定装置が参照可能な記憶部が有する命令格納領域に書き込み、前記命令と、前記測定装置が前記命令格納領域に書き込んだ前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込む動作制御部、
    として機能させることを特徴とする測定プログラム。
  9. 三次元測定機能を有する測定装置を制御するための命令を生成する制御装置が、当該測定装置を制御する制御方法であって、
    前記測定装置に動作を実行させるための命令を、前記測定装置が参照可能な記憶部が有する命令格納領域に書き込むステップと、
    前記命令と、前記測定装置が前記命令格納領域に書き込んだ前記動作の結果とに基づく情報を前記命令格納領域に書き込むステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
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