JP2017199180A - 画像処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像処理装置における集積回路内のプロセッサー以外の処理回路に関して、不具合発生時の状態を読み出すことができ、ひいては不具合の解析を効率的に行えるようにする。【解決手段】 ASIC1は、複数の内部回路ブロックと、割込回路17と、割込レジスター18とを備える。複数の内部回路ブロックは、CPU11と、処理回路12とを含み、CPU11は、プログラムに従って動作し、処理回路12は、画像データに対する所定の画像処理を実行する。割込レジスター18は、割込レベルをセットされる。割込回路17は、割込条件が成立したときに、割込レジスター18にセットされている割込レベルに対応する処理を指定する割込信号を複数の内部回路ブロックに供給し、複数の内部回路ブロックに、割込レベルに応じた処理をそれぞれ実行させる。【選択図】 図1
Description
本発明は、画像処理装置に関するものである。
あるマイクロプログラム制御装置は、マイクロプロセッサーにおいて、メモリーの未使用領域のアドレスがプログラムのジャンプ先のアドレスに指定されると、HALT端子に割込信号を供給してマイクロプロセッサーの命令実行を停止している(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、上述の装置では、不具合発生時にマイクロプロセッサーの命令実行を停止するので、停止後にマイクロプロセッサーの内部状態をデバッガーなどで読み出すことが可能であるが、集積回路内にマイクロプロセッサー以外の処理回路が存在する場合、処理回路が停止せずに動作を継続し続けるため、不具合発生時の処理回路の内部状態をデバッガーなどで読み出すことは困難である。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、集積回路内のプロセッサー以外の処理回路に関して、不具合発生時の状態を読み出すことができ、ひいては不具合の解析を効率的に行える画像処理装置を得ることを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、複数の内部回路ブロックと、割込レジスターと、割込回路とを備える集積回路を備える。前記複数の内部回路ブロックは、プロセッサーと、処理回路とを含み、前記プロセッサーは、プログラムに従って動作し、前記処理回路は、画像データに対する所定の画像処理を実行する。前記割込レジスターは、割込レベルをセットされる。前記割込回路は、割込条件が成立したときに、前記割込レジスターにセットされている前記割込レベルに対応する処理を指定する割込信号を前記複数の内部回路ブロックに供給し、前記複数の内部回路ブロックに、前記割込レベルに応じた処理をそれぞれ実行させる。
本発明によれば、集積回路内のプロセッサー以外の処理回路に関して、不具合発生時の状態を読み出すことができ、ひいては不具合の解析を効率的に行える画像処理装置が得られる。
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す画像処理装置は、例えば、複合機などといった画像形成装置に内蔵され、画像形成装置において生成される画像データに対して所定の画像処理を実行する。
図1に示す画像処理装置は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)1およびDRAM(Dynamic Random Access Memory)2を備える。
ASIC1は、画像処理などを行う集積回路である。
DRAM2は、画像データなどを格納するメモリーである。
ASIC1は、複数の内部回路ブロックとして、プロセッサーとしてのCPU(Central Processing Unit)11、処理回路12、ウォッチドッグタイマー13、自動リフレッシュ回路14、DMA(Direct Memory Access)制御回路15、およびPLL(Phase Locked Loop)回路16を備える。
CPU11は、プログラムに従って動作し、処理回路12は、画像データに対する所定の画像処理を実行する。
ウォッチドッグタイマー13は、所定時間、ウォッチドッグ操作が行われなかった場合に、電源遮断、システムリセットなどの例外処理を実行させるためのタイマーである。
自動リフレッシュ回路14は、DRAM2の自動リフレッシュを実行するための回路である。
DMA制御回路15は、DRAM2へのデータ書き込みを行うメモリーコントローラー回路である。
PLL回路16は、PLLでクロック信号を生成し、CPU11、処理回路12などの内部回路ブロックへ供給するクロック供給回路である。
さらに、ASIC1は、割込回路17と、割込レジスター18と、デバッグ回路19とを備える。
割込レジスター18は、割込レベルをセットされる。割込回路17は、割込条件が成立したときに、割込レジスター18にセットされている割込レベルに対応する処理を指定する割込信号を上述の複数の内部回路ブロックに供給し、複数の内部回路ブロックに、割込レベルに応じた処理をそれぞれ実行させる。
これにより、CPU11が停止され、併せて、他の内部回路ブロックに対してそれぞれ、デバッグに必要な情報を得るための処理が指定される。
なお、CPU11への割込信号でCPU11をアイドル状態に移行させたり、CPU11のプログラムカウンターを無終端なループ処理へジャンプさせたりする。これにより、CPU11がロックせずに、デバッグ回路19によってCPU11の処理をストップした位置から再開できる。
割込回路17は、割込レジスター18にセットされている割込レベルが所定の値である場合、割込条件が成立したときに、PLL回路16から処理回路12へのクロック供給をただちには停止させずに、割込信号をPLL回路16に供給した後で、処理回路12による画像処理における所定の処理単位が完了したときにPLL回路16から処理回路12へのクロック供給を停止させて処理回路12を停止させる。
例えば、この所定の処理単位は、1ライン分の画像データに対する画像処理である。
また、処理回路12による画像処理結果がDMA制御回路15によってDRAM2に書き込まれる場合、所定の値が割込レベルとして割込レジスター18にセットされ、割込回路17は、割込条件が成立したときに、割込信号をDMA制御回路15に供給することで、DMA制御回路15をただちには停止させず、画像処理における1ライン分の画像処理結果の、DRAM2への書き込みが完了したときに停止させる。
さらに、この場合、DRAM2内のデータの消失を防ぐために、割込回路17は、割込信号を自動リフレッシュ回路14に供給することで、自動リフレッシュ回路14に、DRAM2の自動リフレッシュを実行させる。これにより、1ライン分の画像処理結果がDRAM2において保持され、デバッグに利用できる。
例えば、CPU11は、デバッグ用のプログラムに従って、予め指定された割込条件を検出すると、割込レジスター18に、予め指定された割込レベルをセットし、その後、割込回路17に割込を実行させる。
なお、割込レベルに従ってCPU11の動作が停止される場合、例外処理が実行されないように、割込回路17は、ウォッチドックタイマー13には、その動作を停止させる割込信号を供給する。
また、デバッグ回路19は、外部のシリアルデバッガー3と通信してASIC1の内部状態(つまり、ASIC1内の全レジスター(処理回路12内のレジスターを含む)のすべてまたは一部の値)を読み出す。これにより、シリアルデバッガー3により、不具合の解析を行うことができる。なお、シリアルデバッガー3は、DRAM2に記憶された画像処理結果を読み出し、不具合の解析に使用することができる。
次に、上記画像処理装置のデバッグ時の動作について説明する。
デバッグ時には、割込条件(各種レジスターの値の条件、プログラムのブレークポイントなど)および割込レベルを指定された上でプログラムがCPU11により実行される。そして、CPU11は、その割込条件の成立を検出すると、その割込レベルを割込レジスター18にセットし、割込回路17に割込動作を実行させる。
割込回路17は、CPU11を停止させるとともに、セットされた割込レベルに応じた割込信号を内部回路ブロックに供給する。
例えば、ある割込レベルの場合、割込回路17は、すべての内部回路ブロックをただちに停止させる割込信号を出力する。
また、別の割込レベルの場合、PLL回路16は、割込回路17からの割込信号を受け付けた後、処理回路12が割込発生時に実行中の1ラインの画像処理を完了したことを検出すると、処理回路12へのクロック供給を停止させて処理回路12を停止させる。また、この場合、ウォッチドッグタイマー13は、割込回路17からの割込信号を受け付けると動作を停止する。
これにより、不具合が発生したラインについての画像処理の完了時の処理回路12内のレジスターの値(つまり、画像処理の完了時の処理回路12の内部状態を示す値)を、停止後にデバッグのために読み出すことができる。
さらに、この場合、自動リフレッシュ回路14は、割込回路17からの割込信号を受け付けると、DRAM2の自動リフレッシュを開始させる。また、この場合、DMA制御回路15は、割込発生時に実行中の1ラインの画像処理結果をDRAM2に書き込んだ後、停止する。
これにより、不具合が発生したラインについての画像処理の完了時の処理回路12内のレジスターの値に加えて、そのラインの画像処理結果を、停止後にデバッグのために読み出すことができる。
その後、シリアルデバッガー3がASIC1に接続されると、デバッグ回路19は、シリアルデバッガー3からの指令により指定されたASIC1内のレジスターの値をシリアルデバッガー3へ読み出す。シリアルデバッガー3は、読み出したレジスターの値に基づいて不具合の解析を行う。
以上のように、上記実施の形態によれば、ASIC1は、複数の内部回路ブロックと、割込回路17と、割込レジスター18とを備える。複数の内部回路ブロックは、CPU11と、処理回路12とを含み、CPU11は、プログラムに従って動作し、処理回路12は、画像データに対する所定の画像処理を実行する。割込レジスター18は、割込レベルをセットされる。割込回路17は、割込条件が成立したときに、割込レジスター18にセットされている割込レベルに対応する処理を指定する割込信号を複数の内部回路ブロックに供給し、複数の内部回路ブロックに、割込レベルに応じた処理をそれぞれ実行させる。
これにより、割込条件に合わせて割込発生時に処理回路12による画像処理結果が保全されるように内部回路ブロックを制御するための割込レベルをセットすることで、ASIC1内のCPU11以外の処理回路12に関して、不具合発生時の状態を読み出すことができ、ひいては不具合の解析を効率的に行える。
なお、上述の実施の形態に対する様々な変更および修正については、当業者には明らかである。そのような変更および修正は、その主題の趣旨および範囲から離れることなく、かつ、意図された利点を弱めることなく行われてもよい。つまり、そのような変更および修正が請求の範囲に含まれることを意図している。
本発明は、例えば、複合機などの画像形成装置に適用可能である。
1 ASIC(集積回路の一例)
2 DRAM(メモリーの一例)
11 CPU(プロセッサーの一例,内部回路ブロックの一例)
12 処理回路(内部回路ブロックの一例)
13 ウォッチドッグタイマー(内部回路ブロックの一例)
14 自動リフレッシュ回路(内部回路ブロックの一例)
15 DMA制御回路(メモリーコントローラー回路の一例,内部回路ブロックの一例)
16 PLL回路(クロック供給回路の一例,内部回路ブロックの一例)
17 割込回路
18 割込レジスター
19 デバッグ回路
2 DRAM(メモリーの一例)
11 CPU(プロセッサーの一例,内部回路ブロックの一例)
12 処理回路(内部回路ブロックの一例)
13 ウォッチドッグタイマー(内部回路ブロックの一例)
14 自動リフレッシュ回路(内部回路ブロックの一例)
15 DMA制御回路(メモリーコントローラー回路の一例,内部回路ブロックの一例)
16 PLL回路(クロック供給回路の一例,内部回路ブロックの一例)
17 割込回路
18 割込レジスター
19 デバッグ回路
Claims (6)
- 複数の内部回路ブロックと、割込レジスターと、割込回路とを備える集積回路を備え、
前記複数の内部回路ブロックは、プロセッサーと、処理回路とを含み、
前記プロセッサーは、プログラムに従って動作し、
前記処理回路は、画像データに対する所定の画像処理を実行し、
前記割込レジスターは、割込レベルをセットされ、
前記割込回路は、割込条件が成立したときに、前記割込レジスターにセットされている前記割込レベルに対応する処理を指定する割込信号を前記複数の内部回路ブロックに供給し、前記複数の内部回路ブロックに、前記割込レベルに応じた処理をそれぞれ実行させること、
を特徴とする画像処理装置。 - 前記複数の内部回路ブロックは、クロック供給回路をさらに含み、
前記割込回路は、前記割込レベルが所定の値である場合、前記割込条件が成立したときに、前記クロック供給回路から前記処理回路へのクロック供給をただちには停止させずに、前記割込信号を前記クロック供給回路に供給した後で、前記画像処理における所定の処理単位が完了したときに前記クロック供給回路から前記処理回路へのクロック供給を停止させて前記処理回路を停止させること、
を特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記所定の処理単位は、1ライン分の画像データに対する前記画像処理であることを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
- メモリーをさらに備え、
前記複数の内部回路ブロックは、前記メモリーへのデータ書き込みを行うメモリーコントローラー回路をさらに含み、
前記割込回路は、前記割込レベルが前記所定の値である場合、前記割込条件が成立したときに、前記割込信号を前記メモリーコントローラー回路に供給することで、前記メモリーコントローラー回路をただちには停止させず、前記画像処理における1ライン分の画像データに対する画像処理結果の、前記メモリーへの書き込みが完了したときに停止させることを特徴とする請求項3記載の画像処理装置。 - 前記メモリーは、ダイナミックRAMであり、
前記集積回路は、前記メモリーの自動リフレッシュを実行する自動リフレッシュ回路をさらに備え、
前記割込回路は、前記割込レベルが前記所定の値である場合、前記割込条件が成立したときに、前記割込信号を前記自動リフレッシュ回路に供給することで、前記自動リフレッシュ回路に、前記メモリーの自動リフレッシュを実行させること、
を特徴とする請求項4記載の画像処理装置。 - 前記集積回路は、外部のデバッガーと通信して前記集積回路の内部状態を読み出すデバッグ回路をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項5のうちのいずれか1項記載の画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016088982A JP2017199180A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016088982A JP2017199180A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像処理装置 |
Publications (1)
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JP2017199180A true JP2017199180A (ja) | 2017-11-02 |
Family
ID=60239451
Family Applications (1)
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JP2016088982A Pending JP2017199180A (ja) | 2016-04-27 | 2016-04-27 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017199180A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11095778B2 (en) | 2019-05-31 | 2021-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Storing and outputting log for failure analysis in image forming apparatus equipped with SATA system, control method therefor, and storage medium |
-
2016
- 2016-04-27 JP JP2016088982A patent/JP2017199180A/ja active Pending
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US11095778B2 (en) | 2019-05-31 | 2021-08-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Storing and outputting log for failure analysis in image forming apparatus equipped with SATA system, control method therefor, and storage medium |
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