JP2009110110A - 監視制御システム、監視制御方法、および監視制御プログラム - Google Patents

監視制御システム、監視制御方法、および監視制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンピュータシステム内に生じた誤動作を有効に検知し処理する。
【解決手段】コンピュータ1内のハードウェア装置104に接続され複数のコア処理手段101,102を有するマルチコアCPU100と、マルチコアCPU100に対してハードウェア装置104の動作制御を指示するBIOS部103とを備え、コア処理手段102が、ハードウェア装置104の起動動作時に当該ハードウェア装置の動作テストを行う初期動作診断機能を有し、コア処理手段101が、前記動作テストごとにハードウェア装置104における動作エラーをチェックし動作エラーが検知された場合に当該動作エラーに対するエラー処理を行う機能を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステム内に設けられたハードウェアに生じ得る誤動作を監視する共に、検知された誤動作を処理する監視制御システム、監視制御方法、および監視制御プログラムに関する。
パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)では、一般にPC内に設けられたメモリの動作(書き込み/読み出し)のテストや、チップセットの初期化処理や、コンピュータシステム構成とシステム構成ユーティリティにより説明された構成とが一致しているか否かのチェックなど、基本動作を検査するための自己診断テスト(以下「POST」:Power On Self Testという)が、PCの起動時に行われる。
このとき、PC内に設置された各ハードウェア装置では、電源投入時に、例えばIC(集積回路)が正しく初期化されないといった動作エラーが、他のタイミングに比べて生じやすい。又、このような動作エラーは、気温湿度などの使用環境条件などに起因する場合がある。
上述の電源投入時に生じるエラーは、POSTによって検知される場合が多い。しかしながら、POSTが実行されている間に、POST処理の対象であるハードウェア装置の動作を監視する必要がある。
ここで、POST時の上記ハードウェア装置を監視するウォッチドッグ(タイマー)処理を行うためには、例えばBMC(ベースボード管理コントローラ)や、専用のチップ(例:ADM6821)のようなウォッチドッグ処理用の装置をCPUとは別に設置する必要であった。
ここで、上述のウォッチドッグ処理を行う関連技術の構成を図3に示す。
この関連技術は、一般的にPOSTの実行対象であるマザーボード機能装置304(又はCPU)と、このマザーボード機能装置304に、ウォッチドッグ監視処理を行うウォッチドッグ監視装置301を併設し、ウォッチドッグ監視装置301が、マザーボード機能デバイス304の初期動作を監視し、誤動作(動作エラー)が検出された場合には、予め設定されたエラー処理を行う機能を有する構成となっている。
この関連技術では、マザーボード機能デバイス304に対してPOST処理を行うCPUとは別に設置されたウォッチドッグ監視装置(BMC、専用のチップに対応)が、マザーボード機能デバイス304の動作を監視し動作エラーの検出およびエラー処理を行う。
これに対して、ウォッチドッグ用ICを用いることなく監視対象であるCPUの処理を監視するための手法が開示されている(特許文献1)。
特開2004−5619号公報
しかしながら、上記関連技術、およびBMCはウォッチドッグタイマー以外にも多くの機能があるためコストがかかるという不都合があり、又、上記専用のチップは比較的安価ではあるがタイマータイムアウト発生(エラー発生)時におけるエラー処理が、システムリセットなどの単純な処理に限定されており、発生した動作エラーに対応した柔軟なエラー処理を行うことができないという不都合があった。
又、上記関連技術であるマイクロコンピュータのリセット装置では、ウォッチドッグ処理用ICを用いることなく、ハードウェアの動作を監視することができるものの、CPUにおける割り込み処理が必要となる。この割り込み処理は電源投入時、又はPOST初期段階では動作することができず、このため、POST処理全てを監視および制御することができないという不都合がある。
[発明の目的]
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、コンピュータシステム内に生じ得る誤動作を、効果的に検知し処理する監視制御システム、監視制御方法、および監視制御プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る監視制御システムは、コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続されると共に複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに対して前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、前記マルチコアCPUの一のコア処理手段が、前記ハードウェア装置の起動動作時に当該ハードウェア装置の動作テストを行う初期動作診断機能を有し、前記マルチコアCPUの他のコア処理手段が、前記動作テストごとに前記ハードウェア装置における動作エラーをチェックする機能と、前記動作エラーが検知された場合に当該動作エラーに対するエラー処理を行う機能とを備えた構成をとっている。
又、本発明にかかる監視制御方法は、コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続され複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、前記ハードウェア装置に生じた動作エラーを処理する監視制御方法であって、一のコア処理手段は、前記BIOS部からの指示に基づいて前記ハードウェア装置の動作を監視する監視処理工程と、他のコア処理手段が、前記ハードウェア装置の初期動作診断処理を行うと共に当該初期動作診断に対応してタイマーカウントを行う初期動作診断開始工程と、他のコア処理手段が、前記タイマーカウントのクリア処理を行うタイマークリア工程と、一のコア処理手段が、前記クリア処理されたタイマーカウントの値に基づいて動作エラーの有無を判定する誤動作判定工程と、動作エラーの発生が検知された場合に、一のコア処理手段が、前記動作エラーに応じたエラー処理を行う誤動作処理工程とを備えたことを特徴とする。
更に、本発明にかかる監視制御プログラムは、コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続され複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、前記ハードウェア装置に生じた動作エラーを処理するための監視制御プログラムであって、前記ハードウェア装置の初期動作診断処理を行うと共に当該初期動作診断に対応してタイマーカウントを行う初期動作診断開始機能、前記タイマーカウントのクリア処理を行うタイマークリア機能、を前記マルチコアCPUの一のコア処理手段に実行させると共に、前記ハードウェア装置の動作を監視する監視処理機能、前記クリア処理されたタイマーカウントの値に基づいて動作エラーの有無を判定する誤動作判定機能、動作エラーの発生が検知された場合に、前記動作エラーに応じたエラー処理を行う誤動作処理機能、を前記マルチコアCPUの他のコア処理手段に実行させることを特徴としている。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、コンピュータシステム内に設置されたマルチコアCPUの有する異なるコア手段それぞれに、ハードウェア装置における動作テストを行う初期動作診断機能と、前記動作テストごとに前記ハードウェア装置における動作エラーを検知すると共に検知された動作エラーに対するエラー処理を行う機能を備えたことにより、ハードウェア装置を監視する特別なハードウェア構成を用いることなく、ハードウェア装置の動作エラーを効率的に監視することができ、且つ動作エラーに対する有効なエラー処理を行うことができる。
[実施形態]
ここでは、まず、本発明の実施形態の基本的構成について説明する。
本実施形態は、図1に示すように、コンピュータシステム1内に予め備えられたマザーボードに接続され機能するマザーボード機能装置(ハードウェア装置)104と、このマザーボード機能装置104の動作を制御するコア手段(コア処理手段)101、102と、このコア手段101、102が装備されたマルチコアCPU100と、コア手段101、102にプログラムを介して動作指示を行うBIOS(Basic Input Output System)部103と、から構成される。
尚、本実施形態では、マルチコアCPU100が、2つのコア手段(CPUコア)を有する例を示すが、3つ以上のコア手段を有するマルチコアCPUであってもよい。
以下、これを詳説する。
コア手段101が、BIOS部103からプログラムを読み出すと共に、当該プログラムに応じてPOST処理が行われるマザーボード機能装置104を監視する処理を行うウォッチドッグ監視機能を有する。
また、コア手段101は、コア手段102で行われるタイマークリア処理の結果をチェックすることにより、マザーボード機能装置104におけるPOST処理ごとにエラー発生の有無を判定するタイマー値検知機能を備えている。
ここで、コア手段101は、コア手段102のタイマカウンタ計数値がオーバーフロー値に達していることを検知した場合に、POST処理中のマザーボード機能装置104にエラーが発生したと判定する。
尚、上記オーバーフロー値は、タイマカウンタが減数カウントを行う場合は’0’、又、インクリメントカウントを行う場合は、予め設定された一定の値以上の数値とする。
また、上記タイマー値検知機能について、動作エラーが生じやすい初期化処理やチップセットなどのICにおけるPOST処理では、ひとつのPOST処理内でチェック回数(ポイント)を増やすことにより、適切なエラー処理を行う設定としてもよい。
更に、コア手段101は、マザーボード機能装置104からPOST処理中に出力される信号を監視すると共に、その周期が乱れたことを検知した場合に、マザーボード機能装置104が誤動作したものと判定する信号監視判定機能を備えていてもよい。
更に、コア手段101は、マザーボード機能装置104におけるエラー動作を検知した場合に、検知されたエラー動作およびそのエラー動作内容をBIOS部103に通知するエラー内容通知機能と、通知されたエラー動作に対応してBIOS部103から送り込まれるエラー処理情報を取得し当該エラー処理情報に基づいてマザーボード機能装置104に対するエラー処理を行うエラー処理実行機能を備えている。
これにより、BIOS部103は、各POSTにおけるエラーに応じたエラー処理を指示することができる。このため、コア手段101は、エラーログの取得、リセット、特定の入出力デバイスの実行といった各POST処理エラーに対応して、最適なエラー処理を実行することができる。
ここで、コア手段101により実行されるエラー処理は、具体的には、エラーログの取得、マザーボード機能装置104のリセット、特定の入出力デバイスの実行などである。
又、コア手段101は、マザーボード機能装置104におけるエラー動作を検知した場合に、エラーが生じたことを示す故障信号を、マザーボード機能装置104に含まれる出力装置に通知するエラー情報通知機能を備えていてもよい。
これにより、コア手段101は、ユーザに対してPOST処理の実行中に、エラーの発生及びエラー情報(内容)を実時間で出力することができる。
尚、このコア手段101は、後述するBIOS部103に記憶されたプログラムを実行することにより、各プログラムに対応してその要素を実行する機能、即ち、上記タイマー値検知機能、信号監視判定機能、エラー処理実行機能、エラー表示出力機能を備えた構成となっている。
コア手段102は、BIOS部103から送り込まれた実行指示情報(プログラム)に基づいて、マザーボード機能装置104のPOST処理を実行するPOST処理実行機能を有する。
又、コア手段102は、上記各POST動作に予め設定された時間をカウントするタイマカウント手段を備え、各POST処理に予め設定された一定のタイミングでタイマカウンタ手段のクリア処理を行うカウンタクリア機能を備えている。
これにより、各POST処理が完了するごとにタイマカウンタの計数値がクリアされる。
尚、上記タイマカウンタは、ソフトウェア(プログラム)として実現され、又、一定時間間隔でクリアされる設定であってもよい。
更に、コア手段102は、予め設定された全てのPOST処理が終了したか否かを検出する診断処理終了判定機能を有し、POST処理の終了を検出した場合、コア手段101に対してPOST処理の終了を通知する診断処理終了通知機能を備えている。
更に、コア手段101は、コア手段102からのPOST処理終了通知を受信した場合に上記信号監視判定機能処理を終了する監視判定停止機能を有する。
尚、このコア手段102は、後述するBIOS部103に記憶されたプログラムを実行することにより、各プログラムに対応してその要素を実行する機能、即ち、上記POST処理実行機能、カウンタクリア機能、診断処理終了通知機能、監視判定停止機能を備えた構成となっている。
BIOS部103は、上記コア手段101および102に対して上記機能(情報処理)の実行を指示する各プログラム、即ち、タイマー値検知機能、信号監視判定機能、エラー処理実行機能、エラー表示出力機能、POST処理実行機能、カウンタクリア機能、診断処理終了通知機能、監視判定停止機能を記憶するプログラム記憶手段を有する。
又、BIOS部103は、コンピュータシステム1の電源が投入された際に、CPU100の動作を初期化する演算初期化機能を有する。
尚、この演算初期化機能は、上記プログラム記憶手段がアクセスされ、予め記憶された演算初期化機能(プログラム)が実行される構成であってもよい。
マザーボード機能装置104は、コンピュータシステム1に予め設けられたマザーボードに接続されたハードウェア装置であって、通信バスにより接続されたメモリ、IC、チップセットなどから成る。
又、マザーボード機能装置104は、上記POST処理が実行されることにより、具体的には、メモリの初期化(記憶内容のクリア)、外部ハードウェア割り込みベクタの初期化、外部ハードウェアの初期化、ソフトウェア割り込みベクタの初期化などが行われた後に、マザーボード機能装置104の構成要素それぞれがテストされる。
[実施形態の動作説明]
次に、上記実施形態の動作について説明する。
先ず、コア手段101は、BIOS部103からの指示に基づいてマザーボード機能装置(ハードウェア装置)104の動作を監視する(監視処理工程)、次いで、コア手段102が、マザーボード機能装置104の初期動作診断処理を行うと共に当該初期動作診断に対応してタイマーカウントを行う(初期動作診断開始工程)。また、コア手段102が、初期動作診断処理完了ごとに前記タイマーカウントのクリア処理を行う(タイマークリア工程)。次いで、コア手段101が、前記クリア処理されたタイマーカウントの値に基づいて動作エラーの有無を判定する(誤動作判定工程)。最後に、動作エラーの発生が検知された場合に、一のコア処理手段101が、前記動作エラーに応じたエラー処理を行う(誤動作処理工程)。
ここで、上記監視処理工程、誤動作判定工程、誤動作処理工程、初期動作診断開始工程、およびタイマークリア工程については、その実行内容をプログラム化し、前記監視処理工程、誤動作判定工程、および誤動作処理工程をコア手段101に実行させると共に、前記初期動作診断開始工程、およびタイマークリア工程をコア手段102に実行させる構成としてもよい。又、前記監視処理工程、誤動作判定工程、および誤動作処理工程をコア手段102に実行させ、前記初期動作診断開始工程、およびタイマークリア工程をコア手段101に実行させる構成としてもよい。
次に、上記実施形態の監視制御システムの動作の詳細を、図2のフローチャートに基づいて説明する。
先ず、コンピュータシステム1が起動されると共にBIOS部103からプログラムがCPU100に読み出され、CPU100が初期化される(ステップS101)。
次いで、コア手段101が、BIOS部103からプログラムを読み出すと共に、当該プログラムに応じて前記POST処理が行われるマザーボード機能装置(ハードウェア装置)104を監視する処理(ウォッチドッグ監視処理)を行う(ステップS102)。
また、BIOS部103からPOST処理の実行を指示するPOST処理用プログラムがコア手段102に送り込まれる、つまり、コア手段102が、BIOS部103からPOST処理用のプログラムを読み出すと共に、当該プログラムの内容に基づきマザーボード上のチップセット等を介しマザーボード機能装置104に対してPOST処理を行うと共に、当該各POST処理に対応してタイマーカウントを行う(ステップS103:初期動作診断開始工程)。
次いで、コア手段102は、各POST処理完了ごとにタイマーカウント手段のクリア処理を行う(ステップS104:タイマークリア工程)。次いで、コア手段101は、コア手段102におけるタイマークリア処理の結果(であるタイマーカウント手段の値)をチェックし(ステップS105)、マザーボード機能装置104に動作エラーが発生したか否かの判定を行う(ステップS106)。
ここで、マザーボード機能装置104に動作エラーが発生していないと判定された場合、コア手段102は、POSTのプログラムが全て終了したか否かを判定し(ステップS108)、終了していない場合(否定判定の場合)は、次の段階のPOST処理を開始する(ステップS103)。
また、POST処理のプログラムが全て終了した時点(肯定判定となった時点)でPOST処理を終了する(ステップS109)と共に、コア手段101におけるウォッチドッグ監視処理を終了する(ステップS110)。
一方、コア手段101が、POST処理中のハードウェアにおけるエラーの発生を検知した場合(ステップS106)、検知された動作エラーに対応したエラー処理用プログラムを読み込んでエラー処理を行う(ステップS107)。
以上のように、本発明では、ウォッチドッグ制御用の特別なハードウェア構成(ウォッチドッグ監視デバイス)を用いることなく、多くのパーソナルコンピュータおよびワークステーションに搭載される一般的なハードウェア構成(BIOS装置および複数コアを有するマルチコアCPU)で、柔軟にエラー処理を行うウォッチドッグタイムアウト処理を実現できる。
つまり、マルチコアCPU内の通常のPOST処理に使用しない側のコア手段を効果的に使用することにより、BMCやAD68xxといったウォッチドッグ監視デバイスや特別なハードウェア装置を利用することなく、チップセット(IC)などのマザーボード機能装置に対するウォッチドッグ制御を行うことができる。
また、POST処理の実行指示情報を有するBIOS部103が、104に対して行われる各POST処理におけるエラー処理方法を指示できるため、検知された動作エラーに対してログ取得、リセット処理、特定の入出力処理(LEDを点灯させるなど)を実行するといった柔軟なエラー処理を実行することができる。
又、これまでのコンピュータシステムのハードウェア構成に、POST処理時でも対応可能なウォッチドッグタイマー機能を付加することができ、更には、マルチコアCPUが搭載されたパーソナルコンピュータ全体に適用可能である。
本発明は、パーソナルコンピュータで広範囲に利用されるマルチコアCPUに適用することができ、更に、POST処理後にロードされるOS(Operating System)起動後の上位アプリケーションと連携したシステムに適用することが可能である。
本発明による監視制御システムの一実施例の全体を示す概略構成図である。 本発明による監視制御システムの一実施例の動作処理ステップを示したフローチャートである。 本発明による監視制御システムの従来例全体を示す概略構成図である。
符号の説明
1 コンピュータシステム
100 マルチコアCPU
101、102 コア手段
103 BIOS部
104、304 マザーボード機能装置
301 ウォッチドッグ監視デバイス

Claims (7)

  1. コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続されると共に複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに対して前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、
    前記マルチコアCPUの一のコア処理手段が、前記ハードウェア装置の起動動作時に当該ハードウェア装置の動作テストを行う初期動作診断機能を有し、前記マルチコアCPUの他のコア処理手段が、前記動作テストごとに前記ハードウェア装置における動作エラーを検知する機能と、前記動作エラーが検知された場合に当該動作エラーに対するエラー処理を行う機能とを備えたことを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記請求項1に記載の監視制御システムにおいて、
    前記BIOS部は、前記初期動作診断機能の実行内容を示す診断指示情報と、前記検知された動作エラーに対応するエラー処理内容を示すエラー処理指示情報とを記憶する指示情報記憶手段を有することを特徴とした監視制御システム。
  3. 前記請求項2に記載の監視制御システムにおいて、
    前記一のコア処理手段は、前記動作テストそれぞれに対応して経過時間をカウントするカウントタイマ手段を備えると共に前記動作テストごとにカウントタイマ手段を初期化するタイマ初期化機能を有し、
    前記他のコア手段は、前記カウントタイマの値が初期化されずに予め設定された値に達した場合に前記ハードウェア装置に動作エラーが生じたと判定する動作エラー判定機能を有することを特徴とする監視制御システム。
  4. 前記請求項3に記載の監視制御システムにおいて、
    前記他のコア処理手段は、前記動作エラーが検知された場合に前記BIOS部からの指示に基づき前記ハードウェア装置に当該動作エラーが生じたことを通知する、前記動作エラーの内容を記憶する、又は前記動作エラーの生じたハードウェア装置をリセットするかの何れかの処理を行うことを特徴とする監視制御システム。
  5. 前記請求項1乃至4の何れか一つに記載の監視制御システムにおいて、
    前記一のコア処理手段が、前記各動作テスト内で前記カウントタイマ手段を初期化するポイントを複数設定する初期化ポイント設定機能を有し、
    前記他のコア処理手段が、前記設定されたポイント毎に前記ハードウェア装置における動作エラーの有無をチェックする動作エラー複数チェック機能を備えたことを特徴とする監視制御システム。
  6. コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続され複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、前記ハードウェア装置に生じた動作エラーを処理する監視制御方法であって、
    一のコア処理手段は、前記BIOS部からの指示に基づいて前記ハードウェア装置の動作を監視する監視処理工程と、他のコア処理手段が、前記ハードウェア装置の初期動作診断処理を行うと共に当該初期動作診断に対応してタイマーカウントを行う初期動作診断開始工程と、他のコア処理手段が、前記タイマーカウントのクリア処理を行うタイマークリア工程と、一のコア処理手段が、前記クリア処理されたタイマーカウントの値に基づいて動作エラーの有無を判定する誤動作判定工程と、動作エラーの発生が検知された場合に、一のコア処理手段が、前記動作エラーに応じたエラー処理を行う誤動作処理工程とを備えたことを特徴とする監視制御方法。
  7. コンピュータ内に予め設けられたハードウェア装置に接続され複数のコア処理手段を有するマルチコアCPUと、当該マルチコアCPUに前記ハードウェア装置の動作制御を指示するBIOS部とを備えた監視制御システムであって、前記ハードウェア装置に生じた動作エラーを処理するための監視制御プログラムであって、
    前記ハードウェア装置の初期動作診断処理を行うと共に当該初期動作診断に対応してタイマーカウントを行う初期動作診断開始機能、前記タイマーカウントのクリア処理を行うタイマークリア機能、を前記マルチコアCPUの一のコア処理手段に実行させると共に、
    前記ハードウェア装置の動作を監視する監視処理機能、前記クリア処理されたタイマーカウントの値に基づいて動作エラーの有無を判定する誤動作判定機能、動作エラーの発生が検知された場合に、前記動作エラーに応じたエラー処理を行う誤動作処理機能、を前記マルチコアCPUの他のコア処理手段に実行させることを特徴とする監視制御プログラム。
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